20150617 canpanセミナー資料 公開版

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NPO法人マドレボニータ事例紹介

「助成金の活用~実践から」

2015.6.17MadreBonita

日本財団 CANPAN・ NPOフォーラムこれからの助成金活用のあり方~活用の考え方を知る、 NPOの実践事例から学ぶ~

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1.団体紹介2.Googleインパクトチャレンジとは?3.マドレボニータがやったこと

目次

2

1.団体紹介

3

活動理念(行動の元となる不変の価値感)

「美しい母」文化の追求「美しい母」とは親となったことをきっかけに

自分自身の生き方に向きあい、

人としての真の美しさを

追求しようとする人のこと

「美しい母」文化とは母となった女性が、健康な心と体を取り戻し、

家庭で、社会で、自分の持つ力を発揮し、

そのエネルギーが個人の枠を超え、

コミュニティや多世代に開かれ、循環していくこと

1.団体紹介

4

活動理念

産後ケアの不足日本における妊娠中の母体へのケアは非常に手厚く、新生児死亡率は世界最少であ

る。しかし、旧来の文化的・教育的な問題から、出産が母体に与えるダメージの知

識や産後ケアの必要性が驚くほど認知されておらず、「出産後」のケアはほとんど

ない。

社会的背景

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1.団体紹介

産後ケアの不足が引き起こす問題

●産後の心身の不調 ●母子の孤立

解決しようとしている問題

6

1.団体紹介

産後ケアの不足が引き起こす問題

●産後の心身の不調●母子の孤立

産後鬱 乳児虐待 早期離婚

解決しようとしている問題

7

1.団体紹介

統計データ

産後鬱 乳児虐待 早期離婚

10万人/年( 10人に 1人)

虐待の犠牲者の

44%が 0歳児

母親による

産後 2年以内の離婚 39,000件子どものいる家庭の離婚の 3割

解決しようとしている問題

出典:厚生労働省 人口動態統計、子ども虐待による死亡事例等の検証結果について 8

1.団体紹介

ミッション(社会にどんな貢献を果たしていくかの約束事)

産後が起点となる社会問題を解決する

ビジョン(実現したい社会)

母となった女性が、産後の養生とリハビリに取り組み、

本来持っている力を発揮できる日本社会を実現する

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1.団体紹介 ミッション /ビジョン

10

事業内容1.団体紹介

11

事業内容・実績1.団体紹介

2.Googleインパクトチャレンジとは?

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「世界をよくするスピードをあげよう」テクノロジーで、もっといい世界がつくれる。Google は、心からそう信じています。

この目標をより早く達成しようと、 Google クライシスレスポンスや、非営利団体向け Google サービスの提供などを通じて Google は非営利団体を応援しています。

Google インパクトチャレンジは、様々なテクノロジーの活用を通じ、社会問題の解決にチャレンジする非営利団体を支援するプログラムです。

Google では本プログラムを、インド、ブラジル、英国、米国、オーストラリアで開催、 2014 年11 月に日本での開催を発表しました。

その後、 2015 年 3 月 16 日にファイナリストの 10 組を発表、 10 日間の一般投票を実施。

2015 年 3 月 26 日に、審査員が一般投票の結果とあわせて 10 組のアイディアを審査し、選出 した 4 組それぞれに 5000 万円の助成金を、ファイナリスト 6 組に 2500 万円の助成金を贈呈

いたしました。

Google インパクトチャレンジ、この 10 のアイディアの実現を加速し、もっといい世界を実現する支援となることを願っています。

2.Googleインパクトチャレンジとは

助成機関のミッション・戦略

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•審査基準1. インパクト2. テクノロジー /革新性3. スケーラビリティ4. 実現可能性

•審査方法Google社員チームにより応募書類(申請フォーム)を評価ファイナリストを選抜⇩ファイナリストの応募書類を審査員が審査⇩一般投票実施⇩ファイナリストによるプレゼン実施

審査担当者の視点

2.Googleインパクトチャレンジとは

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3.マドレボニータがやったこと

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3.マドレボニータがやったこと

•目的産後ケアの「認知」と「普及」を加速させる

•目標アプリでの産後ケアの認知者が 2020年に 100万人、産後ケア教室の受講者数が5万人となることを目標とする。

助成金活用の目的と目標を明確化

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団体の成長戦略の中で助成金を考える

中期経営計画の策定

3.マドレボニータがやったこと

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助成事業の内容

3.マドレボニータがやったこと

・産後ケアの認知促進産前産後の女性をサポートするための基礎知識を●一人一人の出産日に合わせて●適切なタイミングで●妊産婦とその周囲の人に●配信する仕組みをつくる

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助成事業の内容

3.マドレボニータがやったこと

・産後ケアの普及産後女性を取り巻く人たちが●出産祝いに●産後ケアを●プレゼントする仕組みをつくる

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外部資金源の付加価値

•信頼の付加価値:積極的な発信や実績表記

•ネットワークの付加価値

: Google社員によるボランティア

 申請協力者との継続的な関係構築

•事業づくりの付加価値

:イベントやチーム作り

 医療従事者向けサイト掲載の依頼

•事業後の付加価値

:成果報告の前にプロセスを共有

3.マドレボニータがやったこと

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広報・情報発信計画を策定する(体制、内容、スケジュール、情報公開の範囲)

3.マドレボニータがやったこと

助成金を情報として活用する

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マスコミに取材してもらいやすいきっかけ作り

•プレスリリース▶メディア▶市民

•自作の発信▶市民=ムーブメント ◀メディア

3.マドレボニータがやったこと

助成金を情報として活用する

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プレスリリースは書く過程で言葉をブラッシュアップするのに役立つ。

3.マドレボニータがやったこと

助成金を情報として活用する

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ムーブメント (=祭り)

仕掛けhttp://googleandmadrebonita.strikingly.com/#_6

⇩勝手連チャレンジ応援団https://www.facebook.com/madrebonitachallenge

3.マドレボニータがやったこと

助成金を情報として活用する

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3.マドレボニータがやったこと

情報の開示と飽きない投票キャンペーン特設サイトをつくる

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助成金を情報として活用する

3.マドレボニータがやったこと

情報の開示と飽きない投票キャンペーン動画をつくる

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助成金を情報として活用する

3.マドレボニータがやったこと

情報の開示と飽きない投票キャンペーンチラシをつくる(1時間で)

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助成金を情報として活用する

3.マドレボニータがやったこと

オープンでタイムリーな事業進捗報告と恊働

投票期間申請に関わったメンバー紹介

授賞の前日ブログの文章を下書きしておくhttp://madrebonita.blogspot.jp/search/label/Googleimpactchallenge

授賞の当日  SNS速報授賞バージョン/落選バージョン両方用意しておく

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助成金を情報として活用する

3.マドレボニータがやったこと

オープンでタイムリーな事業進捗報告と恊働マドレ TV配信:毎週金曜日

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助成金を情報として活用する

https://www.youtube.com/user/madrebonita

3.マドレボニータがやったこと

オープンでタイムリーな事業進捗報告と恊働会員さんが自発的に祝賀イベントを企画

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助成金を情報として活用する

3.マドレボニータがやったこと

オープンでタイムリーな事業進捗報告と恊働他社をまきこんでのイベント

Google※社内のボランティアを呼びかける体験イベント

Code for Japan、リクルート※C4J支部のメンバーとアプリ体験イベント

ネットとリアル31

助成金を情報として活用する

ご清聴ありがとうございました

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