[po meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

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プロダクトを描き ストーリーを語ろう プロダクトの課題を発見する試み POMeetup #4 2013/9/11

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2013/9/11 POMeetupで使用したスライドです

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Page 1: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

プロダクトを描き

ストーリーを語ろう

プロダクトの課題を発見する試み

POMeetup #4

2013/9/11

Page 2: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

プロダクトオーナーって難しくないですか

アジャイルな開発ってビジネスで活きてますか

プロダクトオーナーの責任って重くないですか

既存のルールや習慣と折り合いついてますか

プロダクトオーナーが、より優れた開発と高いビジネ

ス価値を達成するための実践知を交換できる場所

を作っていきたい

3 POMeetupの開催主旨

Page 3: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

はじめに

Page 4: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

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(前回のPOMeetupを振り返って)

ビジョンを描く、 そして次の一手を考えたい

うまいやり方はないのか

Page 5: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

曖昧で、言葉として語れていないのではないか

プロダクトの課題をつかみ損ねているのでは

ゴールイメージと目先の選択とでズレていないか

新しい事実を知る仕組みが欠けていないか

6

もしかして、

もう少し手間に問題があるのかもしれません

こんなことに思い当りませんか?

Page 6: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

テーマにするプロダクトを選ぶ

キャンバスを描いてみる

ストーリーを語ってみる

課題を見つける

まとめ

本日のコンテンツ

Page 7: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

扱ってみたいプロダクトがあれば提供

してください

フィクションに変更してください

なければ、空想で作ってください

8 プロダクトを選びます

Page 8: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

キャンバスを描いてみる

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Page 9: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

11 Lean Canvas

スタートアップのビジネスモデルをビジュアル化し、仮説検証

フレームワークとして利用するツール

顧客、解決、価値にフォーカス

とてもシンプルな1枚の絵

高速、簡潔、携帯性

今日は、スタートアップとしてではなく、

製品の開発戦略のテンプレートとして利用してみます

Page 10: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

書ける人は、どんどん書いてください

初めての人は、これから説明します

※書けないところは空欄でいいです

雑談や相談しながら書いてOKです

ただし、制限時間内に。

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どんなプロダクトにしたいか

1枚のキャンバスに描く

Page 11: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

13 1,2. 顧客と課題

1. 顧客は誰ですか

ユーザーと顧客(購入者)を区別してみる

積極的に使って意見をくれるユーザ層(アー

リー・アダプター)も考えてみましょう

2. 顧客の抱える課題は何ですか

ソリューションを前提にしないように

×「レストラン予約をスマホ端末でやりたい」 ○「映画の待ち時間にレストランを予約したい」

既存の代替品/代用品もあげておきます

Page 12: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

14 3. 独自の価値提案(UVP)

3.プロダクトが、独自で注目に値する理由

即効性のある言葉、明快に

顧客の成功ストーリーに注目

Page 13: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

15 4,5. ソリューション、圧倒的な優位性

4.それは何ですか

課題を解決する、UVPを達成するモノ

大切なのは機能仕様ではありません

5.プロダクト(または会社)の優位性は何ですか

他社が簡単には真似できないような要素

ユーザー/購入者にとって、優位性のないもの

を列挙しないよう注意

Page 14: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

16 6,7. 主要活動、チャネル

6.どうやって顧客に接触しますか

顧客にどこで会えますか

顧客はどのようにプロダクトを見つけますか

アーリー・アダプターをどうやって探しますか

7.成功に達するために何をしますか

顧客をどうやって増やすか

狙い通りに進んでいるかをどう評価するか

Page 15: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

17 8,9. 収益の流れ、コスト構造

8.いくらですか

売り切り/リース/広告収入…

(誰から)何に対して対価を得ますか

9.いくらかかりますか

プロダクトが世に送り出されるまでの

コスト

継続的に販売するために必要なコスト

Page 16: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

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描いてみて気づいたことはありますか

Page 17: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

photo by Giorgio Montersino http://www.flickr.com/photos/novecentino/

(休憩)

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Page 18: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

ストーリーを語ってみる

20

Page 19: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

キャンバスからストーリーを作ってください。

客観的事実と根拠を列挙するよりも、具体的で複雑な体験として連想

させる

聞き手にとって、’見える’・’感じる’ストーリーにする

時間、場所、人物、行動、結果を盛り込む

ユーザー視点から

誰が、いつ、どのように使うのか

それによってどんな効果を得るのか

開発視点から

どのようなものを、どうやって実現するのか

そのために何が必要なのか

企業視点から

なぜそれを開発するのか

それを提供することで、どのような利益を得るのか

21 プロダクトの物語をつくる

Page 20: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

聞き手のルール

疑問、質問

黙って手を挙げる(割り込まない)

あてられたら話す。いつ質問に答えるかは発表者が決める

後で「?」を感じた点を伝える

「話の流れとして、そこは本当につながるの?」

「その推測って本当にそうだろうか?」

「何か言葉尻に曖昧さを感じた」

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さぁ、プレゼンしましょう

Page 21: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

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新しい発見(気づき)はありましたか

Page 22: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

プロダクトの課題/リスクを 見つける

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Page 23: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

問題がある個所 抜けているところ(空欄)

仮説として書かれた個所 なかでも、影響の大きい重要なものは

思い込みはないか

他に指摘されたところ

バランスの悪いところ 顧客課題と解決は一致しているか

UVPは実現されているか

チャネルは顧客に正しくたどり着けるか

収益/コストは成立しているか

25 課題/リスクは見つかりましたか

(赤で囲む)

青で下線

赤(マズいところ) や

青(工夫がいる) でコメントを追記

Page 24: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

参考:リーンスタートアップで示されるリスク 26

解決に 値するか

課題に 適切か

反応は 期待どおりか

進んで いるか

価格は 妥当か コストは

見合っているか

特定 できるか

接触 できるか

拡散 できるか

製品のリスク

市場のリスク

顧客のリスク

Page 25: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

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どうやって解決しますか

Page 26: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

(最後に) 私の考えを聞いてください

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Page 27: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

29 提案:課題をバックログにして計画する

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課題の一覧

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(達成したいこと)

プロダクトバックログ

伝えられたことだけが計画にのる チームはそれを順守しようとする 過ちはできるだけ見逃される

←コレが議論の俎上に上がることがない プロダクトは危ないつり橋?

Page 28: [PO Meetup 4th] プロダクトを描きストーリーを語ろう

30 提案:課題をバックログにして計画する

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課題バックログ

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(達成したいこと)

(最重要課題)

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プロダクトバックログ

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