パルシステム 商品ブック 2019...選ぶ1 非遺伝子組換え 海を超えて...

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パルシステム 商品ブック 2019 パルシステムは第1回「ジャパンSDGsアワード」を受賞しました

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Page 1: パルシステム 商品ブック 2019...選ぶ1 非遺伝子組換え 海を超えて “思い”がつながり、 NON‐GMO を実現 拡大しつつある 遺伝子組換え作物の

パルシステム商品ブック 2019

パルシステムは第1回「ジャパンSDGsアワード」を受賞しました

私たちの

「選ぶ」で

未来は変わる

Page 2: パルシステム 商品ブック 2019...選ぶ1 非遺伝子組換え 海を超えて “思い”がつながり、 NON‐GMO を実現 拡大しつつある 遺伝子組換え作物の

自分や家族のための買い物が、どこかで誰かを笑顔にしている。

そんなふうに考えたら、わくわくしてきませんか。

たとえば、私たちがお米を食べることで、

田んぼや生産者がいきいきと輝き、

石けんを使うことで、川や海、そこにすむ生きものが守られる。

作り手や産地に思いを寄せて、

“私の幸せ”が“私以外の幸せ”と重なるように、「選ぶ」「買う」。

それが、倫理的(エシカル)消費です。

こうした考え方を形にしたパルシステムの「『ほんもの実感!』くらしづくり

アクション」は、第1回「ジャパンSDGsアワード」(※)でSDGs推進副本部

長(内閣官房長官)賞を受賞しました。商品を“選ぶ”ことで持続可能な社

会をめざす、組合員一人ひとりのふだんのくらしが評価されました。

未来は、私たち一人ひとりの行動の先につながっています。

※ジャパンSDGsアワード国際連合は2015年に持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)を採択しました。2030年までに「誰も置き去りにすることなく、すべての人にとって尊厳ある生活を現実のものとするため」の目標で「貧困をなくそう」「つくる責任つかう責任」など17の目標を掲げています。「ジャパンSDGsアワード」はSDGsの達成に向けて、優れた取り組みを行う企業・団体等を表彰する制度です。

私たちの「選ぶ」が社会を変える力に―

03 選ぶ1 非遺伝子組換え04 選ぶ2 パルシステム オリジナル商品06 選ぶ3 国産・産直品 選ぶ4

組合員開発協力07 「ほんもの実感!」 くらしづくりアクション08 産直米10 産直青果12 Topic:時短 お料理セットほか

13 産直肉16 魚介18 牛乳・乳製品20 産直たまご21 パン22 惣菜24 冷凍品27 Topic:子育て yumyumシリーズ28 調味料30 加工品31 菓子32 飲料33 パルシステムの 生活用品への6つの想い/ 日用雑貨

C O N T E N T S

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Page 3: パルシステム 商品ブック 2019...選ぶ1 非遺伝子組換え 海を超えて “思い”がつながり、 NON‐GMO を実現 拡大しつつある 遺伝子組換え作物の

選ぶ1非遺伝子組換え

海を超えて“思い”がつながり、NON‐GMOを実現

拡大しつつある遺伝子組換え作物の栽培に「NO」 圧搾一番しぼり菜種油

日本で流通する菜種のほぼ9割が遺伝子組換え一人ひとりの利用が、“NON-GMO”を守ります 食料の6割以上を海外に依存する日本。遺伝子組換え作物(GMO※)の生産に力を入れ

ている国からの輸入も多く、私たちは、世界でもっとも遺伝子組換え食品を口にしているといっ

ても過言ではありません。遺伝子組換えは、長期にわたる人体や環境、生態系への影響を懸

念する声もあります。組合員からの不安の声も大きく、パルシステムは「NO!」の姿勢を表明し

てきました。

 ロングセラー『圧搾一番しぼり菜種油』は、それを象徴する商品のひとつ。国内でほとんど

生産されていない菜種は海外産に頼らざるを得ず、しかも輸入の9割近くは遺伝子組換えと

いう状況です。しかしパルシステムでは、一貫して非遺伝子組換え原料での製造を貫いてきま

した。

 それが可能だったのは、オーストラリアで唯一遺伝子組換え作物の商業栽培が禁じられて

いる南オーストラリア州の中の「カンガルー島」の生産者と、メーカーの協力を得て直接つなが

ることができたから。取引の開始は2006年。“産直”になじみがなかった現地の生産者と地道

に交流を重ね、今や同島の菜種はほぼすべてパルシステムのためだけに作られています。

 世界中に遺伝子組換え作物の栽培が広がるなか、私たち一人ひとりの利用で非遺伝子組

換え作物の生産を守ることができるのです。

2018年10月より

カタログのマークを改変しより安心な「食選び」に

オーストラリア・カンガルー島

「島」という環境だからこそ、遺 伝 子 組 換えの 花粉や種が飛来して交雑する心配が少ない。

原材料のなかに遺伝子組換え作物の対象となる原料が使われていない商品は、マーク表示がありません。

※この表示の適用範囲は、水産、畜産、惣菜食品、冷凍食品、パン、牛乳、加工食品、調味料、飲料、菓子です。

※遺伝子組換え対象作物:大豆、とうもろこし、じゃがいも、菜種、綿実、アルファルファ、てん菜、パパイヤ

パルシステムのカタログでは、遺伝子組換えについて以下のマークで表示しています。

原料のすべてにおいて遺伝子組換え原料を使用していない

原料のなかで水を除く、構成比5%以上のものは非遺伝子組換え原料を使用。ただし、5%未満の原料に不分別の原料が使われている

原料のなかで水を除く、構成比5%以上のものは遺伝子組換え対象外の原料を使用。ただし、5%未満の原料に不分別の原料が使われている

原料のなかで水を除く、構成比5%以上のものに、不分別の原料が使われている

※Genetically Modified Organisms(遺伝子組換え作物)の略

生産者、メーカー担当者とともにカンガルー島にて

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選ぶ2

いのちや環境に配慮した、“役立つ商品”でくらしに貢献

低価格化を追求するPBとは一線を画す パルシステムが、事業を進めていくうえで常に立ち返るべき原

点として掲げるのが「商品づくりの基本」。この基本のもと、国

産・産直原料を積極的に使用する、組合員の参加を重視すると

いった「商品づくり7つの約束」(※1)に則って開発されているの

が、パルシステムオリジナル商品です。

 量販店のPB(プライベートブランド)は、低価格での販売を追

求したり、品質にはこだわるものの高価格で日常使いしにくいも

のが多いのに対し、パルシステムが優先するのは、「いのちや環

境への配慮」や「くらしに役立つ」という視点。パルシステムオリ

ジナル商品は、もっとも“パルシステムらしい”商品といえます。

作り手と力を合わせ、厳しい自主基準をクリア パルシステムオリジナル商品は、高いハードルをクリアしなけれ

ば、世に出ることができません。たとえば、現在国が使用を認め

ている食品添加物は1,535物質ですが、パルシステムで認めてい

るのはその約4分の3(※2)。実際に使用しているのは400ほどで

す。食品中の微生物についても法的基準を順守するのはもちろ

ん、国や自治体が基準を設けていない食品にも、独自基準を設定

しています。また、主原料には遺伝子組換え原料を使用しません。

 開発には苦労や困難を伴いますが、使い手の組合員や作り

手のメーカーときめ細かくコミュニケーションをとり、課題を共有。

くらしに真に貢献できる、商品づくりを追求しています。

※1 裏表紙に掲載 ※2 2016年12月現在

パルシステムオリジナル商品

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Page 5: パルシステム 商品ブック 2019...選ぶ1 非遺伝子組換え 海を超えて “思い”がつながり、 NON‐GMO を実現 拡大しつつある 遺伝子組換え作物の

● 豆腐生地には、栽培履歴が明らかな産直大豆を使用。豆のうまみを引き出し、消泡剤不使用で仕上げました。

● 揚げ油は、非遺伝子組換えの菜種を使った圧搾一番搾り油。ふっくらと揚がり、くせがないので油抜きの必要もありません。

産直大豆のうまみ、油のよさで実現したおいしさ。

調理例調理例

食べやすいよう串に刺した黒こんにゃく3本、白こんにゃく2本入りを2袋セットしました。食べきりやすい量に小分けされていて便利です。ぷりっとした食感で、添付の甘辛い田楽みそとの相性もぴったり。冷え込む日には4~5分ボイルして、あつあつをどうぞ。

冷え込む日にはあつあつを。甘辛い田楽みそ付きで便利。

調理例

産直大豆とにがりを使用し、消泡剤を使わずに製造。大豆の風味が生きています。 w豆 85kcalc0.005g/100g q6日

501産直大豆のもめん豆腐

kaka 300g 129円 (税込139円)

u翌週

大 豆/国 産 《共 生 食品》 b神奈川

産直大豆とにがりを使用し、消泡剤不使用で製造。使いきりサイズで少人数家族に便利。 w豆 85kcalc0.005g/100g q6日

消費期限はお届け日を含め4日です。

502産直大豆のもめん豆腐小分け

kaka 150g×2 139円 (税込150円)

u翌週

大 豆/国 産 《共 生 食品》 b神奈川

盛りつけ例

国産極小粒大豆で作った納豆。極小粒なのでごはんによく合います。お得な6個パック。 w麦・え・豆 66kcalc0.5g/1カップ s10日

508国産極小粒納豆(たれ・からし付)

kaka

30g×6 208円 (税込225円)

u翌々週

《カジノヤ》 b神奈川

国産大豆、にがりで作り、大豆の風味が生きたもめん豆腐。便利な使いきりサイズ。消泡剤不使用。 w豆 89kcal/1パック s13日

500国産大豆木綿とうふ小分けパック

kaka

100g×3 158円 (税込171円)

u翌週

66

《太子食品工業》 b宮城

北海道産大豆を使用し、低温でじっくり熟成させました。においを抑えたややかための食感。 w麦・豆 85kcalc0.5g/1カップ s11日

509北海道産低温熟成納豆(たれ・からし付)

kaka

40g×4 158円 (税込171円)

u翌週

66

《金砂郷食品》 b茨城

北海道産大豆使用。においを抑えたややかための食感。添付品をなくし、その分割安に。 w豆 79.2kcal/1カップ s11日

510たれ・からしなし北海道産低温熟成納豆

kaka

40g×4 148円 (税込160円)

u翌週

66

《金砂郷食品》 b茨城

北海道の産直大豆を使用。にがりで作った大豆の風味が生きた絹豆腐です。消泡剤不使用。 w豆 98kcal/1パック s17日

503なめらか絹とうふ小分けパック

kaka 150g×3 148円 (税込160円)

u翌週

66 丸大豆/北海道 《太子食品工業》 b栃木

産直大豆とにがりを使用し、消泡剤を使わずに製造。大豆の風味が生きています。 w豆 66kcalc0.07g/100g q7日

504産直大豆の絹豆腐

kaka 300g 139円 (税込150円)

u翌週

55 大 豆/国 産 《共 生 食品》 b神奈川

産直大豆とにがりを使用し、消泡剤不使用で製造。使いきりサイズで少人数家族に便利。 w豆 66kcalc0.07g/100g q7日

消費期限はお届け日を含め5日です。

505産直大豆の絹豆腐小分け

kaka 150g×2 149円 (税込161円)

u翌週

55 大 豆/国 産 《共 生 食品》 b神奈川

大豆は国産の中粒大豆を100%使用した、やわらかく食べやすいひきわり納豆です。 w麦・豆 64.2kcalc0.5g/1カップ s10日

111686ひきわり納豆(たれ・からし付)

kaka 30g×3 148円 (税込160円)

u翌週

大豆/国産 《カジノヤ》 b神奈川

大豆は国産の中粒大豆を100%使用した、やわらかく食べやすいひきわり納豆です。 w豆 58kcal/1パック s10日

111694yumyumたれ・からしなしひきわり納豆

kaka

30g×3 138円 (税込149円)

u2月4回

大豆/国産 《カジノヤ》 b神奈川

産直大豆で作ったもめん豆腐を水切りしました。豆腐ステーキやハンバーグなどに。消泡剤不使用。 w豆 121kcal/100g s20日

506産直大豆の水切りもめん豆腐

kaka 240g 218円 (税込235円)

u翌週

大 豆/国 産 《共 生 食品》 b神奈川

JAささかみ(新潟県阿賀野市産)とJAながぬま(北海道産)の産直大豆で作りました。 w豆 204kcal/1個 s40日

507うめてば豆腐(ブロー豆腐)

kaka 300g×3 299円 (税込323円)

u翌週

《ささかみ》 b新潟

国産大豆使用。豆乳をにがりで凝固させて盛りつけパックしました。消泡剤は不使用。 w豆 68kcalc0.1g/100g q6日

111708よせとうふ(国産)

kaka 300g 118円 (税込127円)

u翌週

《島田食品》 b埼玉

産直産地の小粒大豆(北海道産)を使用したやわらかく食べやすい納豆。 w麦・豆 66.2kcalc0.5g/1カップ s10日

511産直大豆の小粒納豆(たれ・からし付)

kaka

30g×4 168円 (税込181円)

u翌週

55

大豆/北海道 《カジノヤ》 b神奈川

国産の大豆を使用しました。経木で包んでお届けします。使いやすい2個パック。 w豆 200kcal/100g s10日

111716せいきょう納豆(中粒)

kaka 80g×2 198円 (税込214円)

u翌々週

大豆/国産 《カジノヤ》 b東京

産直産地の大豆とにがりのみで作った豆腐を菜種油でからりと揚げました。消泡剤不使用。 w豆 167kcalc0.08g/100g q6日

512産直大豆の厚あげ

kaka 2個220g 178円 (税込192円)

u翌週

大 豆/国 産 《共 生 食品》 b神奈川

産直大豆とにがりを使用し、消泡剤不使用で作った絹豆腐の食感を生かした生あげです。 w豆 133kcalc0.1g/100g q6日

513産直大豆の絹生あげ

kaka 100g×2 185円 (税込200円)

u翌々週

大 豆/国 産 《共 生 食品》 b神奈川

産直大豆の油あげをカットしバラ凍結しました。みそ汁の具や煮物などに。チャックシール袋入り。 w豆 270kcalc0.08g/100g s180日

514カットうすあげ(産直大豆)

jaja 150g 268円 (税込289円)

u翌々週

大 豆/国 産 《共 生 食品》 b神奈川

調理例

国産大豆とにがりを使用したいなり揚げです。消泡剤は不使用です。化学調味料は使わずに味付け。 w麦・豆 s90日

515味付いなり揚げ

kaka 10枚 258円 (税込279円)

u翌々週

《丸和食品》 b千葉

調理例

国産大豆を使用し、凝固剤ににがりを使用した生地を菜種油(圧搾一番搾り)で揚げました。 w豆・(え) q7日

516具だくさんがんも

kaka 2枚140g 198円 (税込214円)

u2月4回

《丸和食品》 b東京

国産大豆を使用したもめん豆腐に、焼き目を入れた焼き豆腐です。煮しめや、すき焼きに。 w豆 80kcalc0.01g/100g q6日

111724焼豆腐

kaka 300g 160円 (税込173円)

大 豆/国 産 《共 生 食品》 b神奈川

国産こんにゃく生芋(95%)と国産こんにゃく精粉(5%)を使いました。すき焼きなどに。 12kcal/100g s60日

519生いもしらたき(小分け)

kk

150g×2 180円 (税込194円)

u翌々週

こんにゃくいも/国産 《井上食品》 b東京

群馬県で有機栽培(転換期間中も含む)したこんにゃく芋の荒粉と精粉を使用して作りました。 4kcal/100g s60日

111732コア・フードこんにゃく

kk

100g×2 151円 (税込163円)

u2月4回

こんにゃく荒粉/群馬、こんにゃく精粉/群馬 《農業生産法人グリンリーフ》 b群馬

w豆 s60日

517みそおでん(田楽みそ付)

kxkx 10本375g 218円 (税込235円)

u2月4回

ボイル 《鶴田食品千葉》 b千葉

〈こんにゃくの炒り煮〉

下ゆで不要、水洗いするだけで調理できる使いきりやすいサイズのこんにゃくです。 5kcal/100g s120日

518下ゆで不要こんにゃく

kk

150g×3 178円 (税込192円)

u翌々週

《アイエー・フーズ》 b群馬、福島

w豆 270kcalc0.1g/100g q7日

520産直大豆の油あげ

kaka 2枚60g 128円 (税込138円)

u翌週

大豆/国産 《共生食品》 b山梨

今回、1個当たり35円とお得!

レシピは だいどこログ で検索!

▽2~3ページも併せてご覧ください。

▽10ページも併せてご覧ください。

料理に使っても豆の甘みしっかり!牛乳・卵

乳製品

パン

軽食

青果

料理セット

魚介

惣菜

弁当

加工品

調味料

ドリンク

菓子

生活雑貨

書籍・CD

2019年 1月 4回30

30

放射能検査について 惣菜の対象商品すべて放射能は検出されていません。北海道を除く東日本の原料もしくは製品で検査しています。

豆腐・納豆の大豆は100%国産(遺伝子組換えでない)です。

惣菜

産直原料を使った商品づくりを進めています。

いのちや環境に配慮した、“役立つ商品”でくらしに貢献

商品づくりの基本1.自然や生き物の「本来の姿」を尊重しているか2.地域に根ざした食生産やくらしに貢献しているか3.「作り手」との関係に、甘えや惰性、妥協はないか4.食べて「おいしい」、あって「よかった」を届けているか5.商品の裏側をきちんと伝えようとしているか

パルシステムオリジナル商品の数

830商品パッケージのロゴが目印

注文のときはカタログの「pal」マークが目印

牛乳・卵・乳製品 25肉 167魚介 9惣菜 50お料理セット 14菓子・デザート 34

冷凍食品 40飲料 52パン 143加工食品 88調味料 74日用雑貨 134

持続可能な生産と消費の形を確立

※産直米、産直青果を除く

2018年度は63商品開発

※乳幼児用食品10品を含む(2019年3月現在)

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選ぶ3

選ぶ4

“安心できる食”の基盤を守る

「あったらいいな」がカタチに

国産・産直品

組合員開発協力 組合員自ら、商品の開発や改善に参画しています 「家族に安心でおいしいものを食べさせたい」「心豊かにく

らしたい」―そんな希望や夢を、おおぜいの力でカタチに

するのが生協の原点。パルシステムには、組合員参加の商

品開発チームやインターネットのモニターなど、一人ひとりの

くらしのなかから生まれる声を大切に、組合員と作り手、パ

ルシステムが一体となって商品づくりを行うしくみがあります。

国産原料の利用促進で地域経済活性化と雇用創出へ

女性組合員による商品開発への参加

組合員開発協力商品の数

173 このマークが目印

2018年度は9商品開発

国産を中心とした、産直原料の使用を進めています 激しい価格競争の陰で、食づくりの現場では、経営難や

後継者不足が深刻になっています。パルシステムは、輸入

への依存から脱却し、食料自給率向上をめざしながら国内

の食生産の基盤を強くするため、加工食品にも国産原料を

優先して使用。なかでも“顔が見える”“栽培方法がわかる”

産直原料を積極的に採用し、環境や安全性に配慮した持

続可能な食づくりに携わる生産者を応援しています。

産直原料使用商品の数

612 このマークが目印

2018年度は111商品開発

「食べ物」のあるべき姿を示すコア・フードも 食べ物の役割は、「いのちをつなぐ」こと。そうした目線で

「食のあるべき姿」を示し続けようと生まれたのが、パルシス

テムのトップブランド「コア・フード」です。

 有機JAS認証を取得、または有機に準じた栽培方法で

生産された青果や米、100%国産の自給飼料で飼育した牛

肉など、厳しい品質基準はもちろん、資源の循環や環境保

全に取り組む商品のみが位置づけられます。

コア・フード商品の数

86このマークが目印

環境保全型農業への取り組みを推進

パルシステム東京の商品開発チーム(2018年度)「キラ☆きらず8」のみなさん(活動当時)

(2019年2月1日現在)

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「ほんもの」をつくる生産者・メーカーと会おう、話そう、伝えよう!

Action 2

「ほんもの」の価値を知り、一人ひとりが選択しよう!Action 1

「ほんもの」をおいしくムダなく使いこなそう!Action 3

これからも“ほんもの”を!未来のために私たちにできること

パルシステムが独自に開発した、オリジナル商品。

精肉および100 %提携産地の水産品。

主原料で、かつ不可欠な原料に産直品を使用。その原料が100%産直品の加工品。

組合員が参加する商品開発チームなどが、商品開発に協力した商品。

原料のすべてにおいて遺伝子組換え原料を使用していない商品。

「ほんもの実感!」対象商品カタログに掲載されている以下のマークが目印です。

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毎日食べる“ごはん”で田んぼの生きものもからだも元気に

ごはんを中心としたバランスのとれた食生活を提案しています パルシステムは、ごはんを中心とした「日本型

食生活」を提案しています。生活習慣病の原因

になる脂質の割合が低いうえに、だしのうまみを

生かすことで、塩分の摂取を抑えることもできる

からです。ごはんは味や香りがいいだけでなく、

魚を中心とした主菜、季節を実感できる野菜やき

のこ、海藻、イモ類といった副菜との相性も抜群。

日本型食生活を進めることは食料自給率のアッ

プにもつながります。

生きものの“いのち”を育む田んぼ 米が育つ田んぼは、まさに生きものの宝庫。メ

ダカやトンボ、ホタルや渡り鳥など、たくさんの“い

のち”を育んでいます。パルシステムの産直産地

では、化学合成農薬や化学肥料をできるだけ減

らす環境保全型農業に取り組んで、多様な生き

ものが共生する田んぼを守っています。産直米

のパッケージに描かれているのは、各産地にゆか

りの深い生きもの。その姿を将来の世代に引き継

いでいけるように、との願いが込められています。

産直米私が「選ぶ」

コア・フード米のパッケージが変わりました!たくさんのいのちとともに育まれるコア・フード米に情熱をかける生産者の姿を描きました。

「ごはんを食べることで、地域の環境や生きものと共生する社会が実現できるように」と願いを込めたパッケージです。

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参 加 で つ な が る

生きもの調査と環境保全型農業生物多様性の保全、持続可能な環境保全型農業の推進を目的に、各産地で

「田んぼの生きもの調査」を行っています。生産者、組合員、職員等がともに環境の指標となる生きものやその数を調べ、生息する意味を考えることで、生産者の努力や産地の環境の価値への理解を深めています。

20年以上続く「予約登録米」田植え前の時季から米の予約登録を受け付け、10月以降の新米を4週に1回お届けする制度。収穫前に予約することで、環境保全型農業に取り組む生産者を応援することにつながります。組合員にとっても、天候不順などによる不作の年でも優先して届くという安心感があります。

生産者を支え、豊かな生態系を守る

私が「選ぶ」 

産直米

産直産地とともに自然豊かな田んぼを次の世代に米の生産性を上げるために、日本国内では1960年代頃から化学合成農薬や化学肥料を使った栽培方法が普及し、田園風景は大きく様変わりしました。そんな米作りを大きく転換し、パルシステムの米産地で進めているのが環境保全型農業。その産地は九州を除いた16道県、34産地を数えるまでに広がっています。

JAこまち(秋田県)生産者の渡部浩見さんは、産地きっての“生きもの博士”。地域の子どもや大人たちといっしょに

「田んぼの生きもの調査」をしています。

JAささかみ(新潟県)生産者の青木等さんは、コア・フード米の田んぼでアイガモを飼っています。元気に泳ぎ回って雑草を食べてくれます。

ちば緑耕舎(千葉県)ヘリコプターによる農薬の空中散布の中止を呼びかけるなど、大野久男さんたち生産者の努力が実り、田んぼの水路には、メダカやナマズなどが戻ってきました。

JA北いぶき(北海道)生産者の森和則さんは、田んぼのあぜにハーブを植え、自然の力で病虫害対策をするなど、農薬削減に取り組んでいます。

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同じミニトマトでも栽培法に違いがあります パルシステムでは、ミニトマトなどの青果

を、栽培レベルに応じて3つに分類していま

す(右図参照)。①化学合成農薬と化学肥

料を使わないで栽培した(※)「有機農産物」、

またはそれに準ずると判断したものが「コ

ア・フード」。②化学合成農薬と化学肥料を、

都道府県が定めた「慣行栽培基準」の1/2

以下に減らし、パルシステムが定めた「削減

目標農薬」などを原則使わない「エコ・チャレ

ンジ」。③それらの表示がない農産物です。

地道な土づくりと生命力を引き出す栽培 「コア・フード」や「エコ・チャレンジ」栽培の

生産者は、さまざまな手間をかけて、農薬を

減らす努力を続けています。基本となるのは、

完熟たい肥などを使った健康な土づくり。た

とえば土壌くん蒸剤を使わない代わりに、太

陽光で土の温度を上げることで、土に潜む

病原菌や病虫害を低減させています。植物

本来の生命力を引き出すことで、実に養分が

しっかり運ばれ、甘いだけでなく、味わいに深

みのあるミニトマトを育てているのです。

産直青果私が「選ぶ」

※有機JAS認証で使用可能になっている資材を除く。

青果の独自基準

表示なしパルシステムの産直産地で生産された農産物。

コア・フード有機JAS認証を取得した「有機農産物」、またはそれに準ずると判断された農産物。化学合成農薬、化学肥料を使わない

(※)、パルシステムのトップブランドです。※有機JAS認証での使用可能資材を除く。

エコ・チャレンジパルシステムが定める「削減目標農薬」や除草剤、土壌くん蒸剤を原則使わず、化学合成農薬と化学肥料を各都道府県が定めた慣行栽培基準の1/2以下に減らして栽培した農産物。※栽培基準がない都道府県の作物は独自基準を定める場合があります。

エコチャレンジ

表示なし

コア・フード

“甘みが濃い”のは土のおかげミニトマト

10

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参 加 で つ な が る

商品の作り手の想いを伝える

ちば風土の会(千葉県)の生産者の河内浩さん(左)、浩太さん

バランゴンバナナの選別のようす(フィリピン)

大規模農場で生産されるバナナは、化学合成農薬の多用や空中散布が問題になっています。パルシステムの『エコ・バナナ』は、そうした栽培法と一線を画し、化学合成農薬はいっさい使っていません。産地はフィリピン、タイ、コロンビア。現地生産者の経済的な自立支援を後押しする国際産直は、「誰ひとり取り残さない」という国連の「持続可能な開発目標」(SDGs)にも通じています。

公開確認会パルシステムは組合員自身が産地を確認する「二者認証」にこだわり1999年に開始。生産方法や環境への配慮などを、栽培記録や基準に照らし産地で客観的に評価します。この結果、生産者と組合員の信頼関係が深まり、産地のレベルアップにつながっています。これまでに累計135回開催。

豊作で余った野菜を分かち合いもったいないグリーンセット生産者が手間をかけて育てた野菜も、豊作になると畑で廃棄せざるを得ないこともあります。そこで、2017年に始まったのが『もったいないグリーンセット』。事前登録すると、余剰野菜が出た場合に毎週1〜2品が届くしくみです。

私が「選ぶ」 

産直青果

野菜本来の風味を味わえる新鮮な有機野菜を、8品または5品でお届けする『コア・フード有機野菜セット』。環境に負担をかけない栽培法で育った“旬の便り”です。同じ作物を同じ畑で作り続けると、病虫害が一気に広がる恐れがあるので、有機農業の基本は少量多品種の栽培。セットの利用は、有機農家にとって大きな励みになります。

畑から食卓に届くおいしい旬の便りですコア・フード有機野菜セット

国際産直で、現地の経済的自立も後押しエコ・バナナ

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※写真はイメージです

毎日の料理、献立を考えたり、一から手作りしたりするのはなかなか大変。「お料理セット」をはじめとする商品で、献立づくりのマンネリ解消を手助けします。

あなたの食事づくりを全力でサポート

牛肉のチンジャオロースセット

「簡単!レバニラ炒め」&小松菜と卵のキムチスープ

ハンバーグ& パスタたまごサラダ、小松菜のミルクスープ

めかじきと野菜のスティック甘辛ソテー&卵のピクルス

肉と野菜は国産を使用一部産直原料もセットの肉と野菜、豆腐の原料の大豆はすべて国産。産直原料を使用したセットも充実しています。手軽さが魅力のお料理セットですが、原料にもこだわる、パルシステムらしい商品です。

化学調味料不使用のたれがセットに添付のたれは、すべて化学調味料不使用。素材本来のおいしさを生かしています。調味料を量る手間や、洗い物は増やさず、作りたての料理を食卓に並べられます。

国産や産直などの基準を満たした3日分の食材が届くセットです。レシピを見ながら、主菜+1〜2品を悩まず短時間で作れるから、「毎日の献立を考えるのが大変」という悩みも解決! 大人2人分、3人分をご用意。

買い物も献立も悩まない!3日分の時短ごはんセット

材料は下ごしらえ済み、たれ付き。300種以上のメニューは、最短で調理時間5分から。

手軽だけど、手抜きじゃないお料理セット

「わが家の常備菜セット」は、「無理なく、無駄なく、続けられる!」をコンセプトに、常備菜3品、ミニおか ず2、3品 が 作 れる商品とレシピのセット。インターネット限定の商品です。

1週間分の副菜をパパッと手作りわが家の常備菜セット

自前の工場で製造

※写真は イメージです

「お料理セット」の専用工場「パルシステム板倉食品加工センター」(群馬県)。旬の野菜の有効活用や組合員の要望にこたえるなど、よりパルシステムらしい商品づくりをめざして誕生しました。

Topic:時短

※インターネットと一部カタログ限定の商品

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産直肉私が「選ぶ」

私が「選ぶ」 

産直肉

輸入飼料に頼っている日本の畜産の現状 豚肉の食料自給率は49%(※)。ただ、国産の飼料を

使った豚肉の自給率を見ると、わずか6%にすぎません。

豚肉に限らず、日本の畜産は輸入飼料に頼っているの

が現状。世界的な人口増加や近隣諸国の需要拡大を

背景に、飼料の供給はますますひっ迫し、ひとたび価格

が高騰すれば、国内の畜産現場が大打撃を受けるの

は避けられません。これに対し、パルシステムの産直産

地では、地域の自給飼料を積極的に活用しています。

国産の“飼料米”を活用し食料自給率の向上に 輸入穀物に代わる国産飼料として、期待を集めるよ

うになったのが“飼料米”。パルシステムでは、産直産地

「ポークランドグループ」(秋田県)と連携して、飼料の

一部に飼料米を与えた『日本のこめ豚』を2008年から

お届けしています。飼料米の栽培

は、地元の休耕田や耕作放棄地

の活用というメリットもあったのです。

お米で育った豚は脂に甘みがあり、

あっさりしていると好評。いまやパ

ルシステムの定番商品です。

※農林水産省資料(平成29年度概算)より

おいしく食べて食料自給率アップにも貢献日本のこめ豚

「ポークランドグループ」の代表・豊下勝 彦さん。2018年度「第2回飼料用米活用畜産物ブランド日本一コンテスト」で農林水産大臣賞を受賞しました。

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日本型畜産とアニマルウェルフェア母子の牛がのびのび運動できる『コア・フード牛肉』の放牧場、太陽の光と自然の風が入る『コア・フード地鶏しゃも』の鶏舎―。パルシステムの産地は、アニマルウェルフェアの考え方を大切に、家畜の“いのち”と向き合っています。アニマルウェルフェアがめざすのは、できるだけ家畜のストレスを減らし、動物本来の行動要求が満たされた、健康的な生活ができる状態。家畜の健康を第一に飼育環境の改善に挑戦しています。コア・フード牛

放牧の様子

持続可能な飼育方法を追求

薬剤に頼らない丈夫なからだづくり北海道産直牛肉牛の飼育にあたっては、病気予防などのため飼料に抗生物質を添加することが認められています。しかし、『北海道産直牛』の生産者は、子牛が8〜10カ月齢になったあと、飼料に抗生物質は添加しません。牧草などの粗飼料を若いうちから与えて内臓を丈夫にし、日々のこまかい観察で、体調管理をしています。

「までに」の心で健康に育てますまでっこ鶏

「までに」とは、岩手県の方言で「ていねいに」「大切に」という意味。『までっこ鶏』は、太陽の光と自然の風が入る鶏舎で、「までに」飼育しています。清掃や洗浄を徹底し、飼育の全期間、飼料に抗生物質は不使用。飼育後期に動物性たんぱく質を与えず、くさみのない、あっさりした味に仕上げています。

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肉の専門子会社

「パル・ミート」の挑戦

要望にこたえて「たん白加水分解物」を抜きましたパルシステムの畜産専門会社「パル・ミート」は2017年、「たん白加水分解物」を使わないハム・ソーセージを形にしました。「たん白加水分解物」は化学調味料の代わりとなる、うまみやコクを出すための「食品」。食品添加物ではありませんが、組合員からは使わないでほしいという声が寄せられていました。味のバランスが崩れるなどの課題はありましたが、約10年にわたって調整を重ね、納得のいく味にたどりつきました。

私が「選ぶ」 

産直肉

失敗を乗り越えて作ったハム・ソーセージ 30年以上前の開発当時は、真っ赤なウインナーが全

盛。市販のハム・ソーセージの原料は輸入の冷凍肉で、

保存料、着色料などさまざまな添加物が使用されていま

した。パルシステムは1983年に独自の工場を開設。産

直主体の国産の冷蔵豚肉を使用し(※1)、肉の結着性を

高めるリン酸塩を使わない商品づくりに挑戦。「生肉み

たい」「切るとバラバラになる」といった組合員の声の一

方で、辛抱強い買い支えを受けながら、試行錯誤を続け

ました。そして、できるだけ添加物を使わず、豚肉本来

のおいしさを生かしたハム・ソーセージを実現しました。

豚肉のおいしさを生かす『私が選ぶ』シリーズ 『私が選ぶ』シリーズは、国産の冷蔵豚肉(※2)を原

料に使用。多くの市販品で使われている、亜硝酸塩

などの発色剤、リン酸塩などの結着補強剤、味を補う

化学調味料は使っていません。 一般的なロースハム

発色剤を使わないパルシステムのロースハム

もっとシンプルに!おいしさを求めて進化『私が選ぶ』シリーズ

※1 2017年度「私が選ぶ」シリーズの産直原料使用比率約90%※2 ウインナーの豚脂は冷凍も使用

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植樹1万本を達成した2018年度の産地ツアー「産地へ行こう。」のようす

濃厚なうまみは豊かな海で育ったから

魚をとりすぎないようにしつつ、資源を無駄にしない商品も開発 産直産地「野付漁業協同組合」(北海道)では、資

源調査をして漁獲量を決めたり、稚魚や稚貝を海に放

ち時間をかけて育つのを待つ「資源管理型漁業」を実

践。それは、かつて「とるだけの漁業」が行われていた

ことで水揚げ量が減少したことがあるためです。近年

では、野付の海を取り巻く環境の変化で、これまで大き

く育っていたほたて貝が、同じように4年かけても小型

化するという現象も。この大切な資源を活用し、中粒ほ

たてとして商品化しました。大玉同様の甘みや食感で、

価格は手ごろと好評です。

2018年に1万本の植樹達成!組合員との相互理解も深めます また、1988年に木を植えて豊かな海を守ろうと野付

漁協女性部が始めた植樹活動に2001年より協力。パ

ルシステムの組合員や職員も毎年参加し、ついに1万

本を達成しました。さらに2018年5月に

は、国内の水産産地としては初めて「公

開確認会」を実施。ほたての加工現場

を組合員が確認するなど、これまでの

交流活動から一歩進んだ取り組みで、

組合員と生産者の理解をさらに深めて

います。

魚介私が「選ぶ」

コア・フード野の付つけの産直ほたて

北海道野付のいくらしょうゆ漬け

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漁業者と連携して持続可能な漁業をめざす世界中で需要が高まっている水産物。ところが近年、気候変動や海水温の変化、乱獲などで、水産資源が減少しています。一方、高齢化や後継者不足により漁業者の減少も深刻化しているのが現状です。パルシステムでは、漁業者と連携し、安定した漁獲が期待できる近海魚を中心に、品ぞろえを強化。さらに学習会など、組合員と漁業者がそれぞれの課題を共有し合える場を設け「食べ続けることで漁業者を支える」ための取り組みを重ねています。

海とその資源を保全し持続可能な利用を

産直産地「シーボーン昭徳」(佐賀県)より、同グループの巻き網船団「昭徳丸」(左)と漁師たち(右)。

強いぬめりと歯ごたえは美ら海の贈りもの恩お ん な

納もずく

産地とともに資源回復をめざす大隅産うなぎ蒲焼

シャキシャキの食感でぬめりも強い『恩納もずく』。しかし近年、温暖化による海水温上昇の影響などで、その生育を助けるサンゴ礁の荒廃が深刻化しています。「恩納村漁業協同組合」(沖縄県)では、サンゴ礁の再生を通して海を守り育む“里海づくり”を続けてきました。それに賛同したパルシステムは、2009年、恩納村漁協、もずくのメーカー、恩納村とともに「恩納村美ら海産直協議会」を設立。商品の利用代金の一部を活動資金に充てるなど、サンゴの森づくりに取り組んでいます。

2013年、絶滅危惧種に指定されたニホンウナギ。これを受け、パルシステムは「大隅地区養まん漁業協同組合」(鹿児島県)とともに「大隅うなぎ資源回復協議会」を設立。行政や研究者とも連携しながら、資源回復のための調査研究のほか、組合員や社会への情報発信に取り組んでいます。2018年7月には政府へ「ニホンウナギの資源保全と持続可能な利用のための意見書」を提出しました。さらに産地ツアーでの交流などを通して、資源回復への組合員の理解を深めています。

私が「選ぶ」 

魚介

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パルシステムの産直牛乳はすべて低めの温度で殺菌市販の牛乳の9割以上は、120 ℃以上で2〜3秒加熱する「超高温殺菌法」(UHT法)。しかし、パルシステムでは、生乳本来の風味をできるだけ損なわずに仕上げるため、低めの温度(65〜75 ℃)で殺菌する「パスチャライズド製法」を採用しています。

低温長時間殺菌法(LTLT法)

65 ℃30分

⃝ いわて奥中山 高原の 低温殺菌牛乳

高温短時間殺菌法(HTST法)

72〜75℃15秒

⃝ こんせん72牛乳⃝ 酪農家の牛乳⃝ 酪農家の低脂肪

牛乳

超高温殺菌法(UHT法)

120℃以上2〜3秒

パルシステムの

産直牛乳

(パスチャライズド製法)

市販品の

9割以上

生乳のよさが伝わるおいしさ

希少な非遺伝子組換え飼料だけで飼育 『いわて奥中山高原の低温殺菌牛乳』は、サラッとした、ほんの

り甘い飲み口。一般的な牛乳より低い65℃で殺菌しているので、

生乳の風味が生きています。産地は岩手県北部の奥中山高原。

原乳を生産する4軒の酪農家の場所が、工場から半径10㎞以

内と近いため、細菌数の少ない新鮮な生乳が確保できるのです。

現在、輸入飼料の大半は遺伝子組換えですが、産地では世界

的に希少となっている非遺伝子組換えの飼料だけを乳牛に与え、

牧草やデントコーンなどの粗飼料は7割を自給しています。

牛乳・乳製品私が「選ぶ」

いわて奥中山高原の低温殺菌牛乳

奥中山高原の酪農家・久保雅さん

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めざしたのはしぼりたての風味こんせん72牛乳

原料が根釧地区限定になって生まれ変わりましたこんせんプレーンヨーグルト(低脂肪)

生乳100%のおいしさ赤ちゃんにもおすすめこんせんプレーンヨーグルト

パルシステムの牛乳の産直へのこだわりは1970年代にさかのぼります。ヤシ油やでんぷんを加えたものまで「牛乳」として出回っていた当時、「安心して飲める牛乳を」という組合員の声にこたえるため、緑の牧草地が広がる北海道根釧地区の原乳だけを使った商品づくりを始めたのです。72 ℃ 15秒殺菌を実現するまでに要した年月はおよそ8年。しぼりたての生乳に近い風味をめざした、サラッっとした飲み口は、組合員に長く愛されています。

『おいしい低脂肪ヨーグルト(プレーン)』が2019年4月から『こんせんプレーンヨーグルト(低脂肪)』に変わりました。原材料の「生乳、脱脂濃縮乳、生クリーム」はすべて「北海道産」から「根釧地区」限定に。これまで以上にパルシステムらしい商品に生まれ変わりました。

原材料は根釧地区の生乳だけと、いたってシンプル。成分調整に使われることの多い脱脂粉乳は加えていません。生乳と乳酸菌の力だけでゆっくり発酵させたその味わいは、くせがなく、口あたりもなめらか。赤ちゃんの初めてのヨーグルトにもおすすめです。

私が「選ぶ」 

牛乳・乳製品

牛乳産直の原点北海道根

こ ん

釧せ ん

地区から

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パルシステムの『産直たまご』は親鶏の健康と安全性が基本1.太陽の光と自然の風が入る 鶏舎で飼育2.飼料のとうもろこしは 非遺伝子組換え3.冷蔵で鮮度を保持

非遺伝子組換え飼料を確保するために飼料の中心となるとうもろこしは、主にアメリカからの輸入。ただ、アメリカの場合、とうもろこしの90%以上は遺伝子組換えです。そのなかでパルシステムの生産者は、イリノイ州、アイオワ州などの農家と毎年契約し、畑の区分や物流段階の混入対策を徹底したルートで、希少な非遺伝子組換えとうもろこしを確保しています。

産直たまご私が「選ぶ」

健康に育った親鶏からの贈り物産直たまご(赤玉またはピンク玉)

黄身がぷっくり、やさしい甘みです 割ってみると、黄身がぷっくり。くさみが少なく、やさしい甘みの『産直た

まご(赤玉またはピンク玉)』は、健康に育った親鶏からの贈り物です。多く

の一般養鶏場では、窓がないウインドレス鶏舎で温度などを管理し、鶏を

育てていますが、パルシステムの産直産地では、太陽の光と自然の風が入

る鶏舎を採用。飼料の50~60%を占めるとうもろこしは非遺伝子組換え

で、「収穫後農薬(ポストハーベスト)」不使用のものに限定しています。

飼料の遺伝子組換え基準コア・フード平飼いたまご すべて不使用※

産直こめたまご(赤玉またはピンク玉)

とうもろこし・大豆かすは不使用

産直たまご(赤玉またはピンク玉)

とうもろこし・大豆かすは不使用

産直たまご(白玉) とうもろこしは不使用

※食品残渣などの未利用資源は、遺伝子組換えを認めています。

組合員との交流も大切に神奈川県相模原市の小川和男さんは『産直たまご』の生産者のひとり。パルシステム神奈川ゆめコープの組合員と毎年交流会を開いています。つながりを大切にするからこそ、毎日安心して食べられる産直たまごがお届けできます。

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パンの専門子会社

「パルブレッド」の選択

パン私が「選ぶ」

牛乳の甘みを生かして 「毎日安心して子どもに食べさせられる、牛乳の甘みの

あるシンプルな食事パンを」と、組合員が開発に協力し

ました。原料には水の代わりに産直の『酪農家の牛乳』

を使用。『花見糖』や『海はいのち(長崎県産海水塩)』

を使い、イーストフードは不使用など、パルシステムらし

いこだわりが詰まっています。牛乳本来の甘みが生きて

いて、子どもにも食べやすい大きさ。甘いものにもおか

ずにも合うので、さまざまなアレンジで楽しめます。

子どもに安心して食べさせられるパンを追求しっとりまぁ~るい牛乳パン

私が「選ぶ」 

産直たまご/パン

パンに使われる植物油脂の原料って?パンを作るときにバターの代わりに使われる植物油脂のショートニング。その原料はアブラヤシの実を搾って作るパーム油で、世界でもっとも消費量の多い植物油です。ところがパーム油の産地のインドネシアやマレーシアでは、農園開発のために熱帯雨林を伐採し、環境や生態系の破壊や、現地労働者の労働条件が劣悪化するなどの問題も。そのようなパーム油の不買運動が、いま世界的に広がっています。

パルシステム山梨の商品開発チーム(2018年度)「みるみるみるく☆パン研隊」のみなさん(活動当時)

商品開発チームとは、多くの組合員の声やくらしの視点をメンバーがまとめて、商品づくりに生かす各生協の組合員のチームです。組合員の生の声を形にしています。

“持続可能なパーム油”に順次切り替えパルシステムの子会社「パルブレッド」は製パンに使用するショートニングを、トランス脂肪酸1%未満のものに限定。2017年からは、「持続可能な方法で生産されたパーム油」を使ったショートニングへの切り替えを強化しています。このパーム油は、コロンビアの「テケンダマ社」が、自然の生態系を守り環境に最大限配慮した農園と農法で生産。つまり、森林や生きもの、労働者に配慮しているパーム油なのです。

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希少な国産大豆も北海道の産地との産直提携で安定確保 納豆は日本で昔から食べられている発酵食品。とこ

ろが、原料である大豆の国内自給率は約7%(平成28

年農林水産省調べ)と、とても希少です。そこで国産大

豆を安定的に確保するため、北海道の大豆産地「JA

おとふけ」「JA苫前町」「JA当麻」と産直提携。生産

者や栽培方法が明らかな産直大豆を使用しました。品

種は納豆に向いた「スズマル」と「ユキシズカ」。小粒で

皮がやわらかく、納豆にしたときにうまみが増します。

化学調味料は不使用たれ・からしの原料も非遺伝子組換え 一般のたれは化学調味料でうまみを補うものが多い

なか、本品は不使用。しょうゆや砂糖、みりんなどで、納

豆本来のうまみを生かすようにしています。

しかも原料はすべて非遺伝子組換えで

す。うまみを補う目的で配合していた「た

ん白加水分解物」やエキスも不使用にし

ました。たれ・からしに至るまで原料にこだ

わった納豆はなかなかありません。

惣菜私が「選ぶ」

おいしさの決め手は北海道産の“豆の質”産直大豆の小粒納豆(たれ・からし付)

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表示義務のない副原料まで非遺伝子組換えにこだわります

「遺伝子組換え」の長期にわたる人体への影響はまだわかっていない部分もあります。そのため、パルシステムでは遺伝子組換えに「NO!」の姿勢を貫きます。遺伝子組換え技術で生産された作物やそれを主原料として使用された食品はもちろん、原材料として表示義務のない副原料(構成比が5%未満のもの)まで確認しています。

産直じゃがいものおいしさがしっかり味わえます産直じゃがいものサラダ

産直産地の昆布をシンプルに炊き上げました産直ごま昆布(えりも産日高昆布)

北海道の産直産地「JAきたみらい」の男爵いもを皮むきしてから、蒸してうまみを閉じ込めました。人参と玉ねぎも国産。ドレッシングに使っている副原料まで、すべて非遺伝子組換え原料を使用しています。

昆布は北海道の産直産地「えりも漁業協同組合」の日高昆布を使用。パルシステムオリジナルの『国産丸大豆しょうゆ』と『花見糖』のみで味付けし、ごまをまぶしました。シンプルで飽きのこない味わいはごはんにぴったりです。

私が「選ぶ」 

惣菜

産直紅しょうが(刻み)

2019年2月よりリニューアル。全原料の非遺伝子組換え化を実現しました。

「たん白加水分解物」を抜き、原材料を非遺伝子組換えに

生ちくわ無リンすり身で作っている本品。組合員の声にこたえて「たん白加水分解物」を抜き、より魚本来の味を生かしました。さらに、菜種油や発酵調味料の「遺伝子組換え不分別」だった原材料も非遺伝子組換えのものに変更しました。

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あんの小豆も皮の小麦粉も栽培方法が明らかな産直原料 『冷凍たいやき』と『産直小豆の今川焼』の製造元は同

じ「(株)ピーコック」(新潟県)。あんの小豆と皮の小麦

粉は、北海道の産直産地で栽培されたものを使用。あん

は、気温や湿度を見極めてほっくりと小豆を炊き、あと味

をすっきりさせるため、てん菜糖や水あめで仕上げました。

焼きの工程では、お店で焼くのと同じように鉄の型を使い、

ひとつずつ焼き加減を見て直火で仕上げています。

ぶどう糖や水あめに至るまで、原料はすべて非遺伝子組換え いずれの商品も主原料はもちろん、構成比5%未満の

副原料(水あめ、ぶどう糖、デキストリン)まで、すべて非遺

伝子組換え原料を使用しています。とりわけ、あんに含ま

れるじゃがいも由来の「水あめ」は、調達にひと苦労。水

あめを取り扱う全国のメーカーに問い合わせ、ようやく1社

探し当てました。また安全へのこだわりに加え、あん自体

のおいしさもパルシステムでしか味わえない、自慢です。

冷凍品私が「選ぶ」

オリジナルの粒あんには信頼の裏付け

冷凍たいやき

産直小豆の今川焼

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パッケージを軽量化し、プラスチックごみ発生を抑制

餃子にしよう!プラスチックトレーを使わないことで、年間約41.5トンのプラスチックを削減。※トレー使用の冷凍餃子の平均的なトレー重量と比較して算出(2017年度)。

パッケージに環境負荷の少ない再生原料を使用

直火炒めチャーハン(産直米)

2017年にパッケージの素材の一部を、ペットボトルを再利用した「再生PET」に変更。1袋当たり0.9g、年間約3トンの再生PETを使用。

産直大豆のもめん豆腐 など2019年2月より、プラスチック容器の3層構造の真ん中層に再生原料30%を使用。年間約6.45トンの再生原料使用を見込んでいる。

プラスチックの総量削減に向けて日本の容器包装プラスチックごみの年間発生量は約400万トン。国民ひとりが排出する容器包装プラスチックごみは約30kg/年で、世界第2位の多さです。パルシステムでは以前から環境負荷の少ない容器包装の商品づくりに取り組んできており、2017年9月には「プラスチック排出総量削減」を策定。使用量を抑制することに加え、環境負荷の少ない材質への切り替えや、リサイクル品の回収率の向上をめざしています。

削減の一例

パン「(株)パルブレッド」で製造す

るパンは、プラスチック製の留め具(約2g)を不使用(一部他社製品では留め具使用)。

具の鶏肉、にら、豚肉は産直そのほかの具や皮の小麦は国産皮がもちもち! にらまんじゅう産直産地のにらと鶏肉、豚肉を、もちもちの皮で包みました。風味を豊かにするため、にらは具材の20%以上配合。そのほか、具に使っている白菜、ねぎ、豚脂、にんにく、しょうがもすべて国産にこだわりました。皮にはパリッと焼ける小麦粉(国産)に、のびのよいでんぷんをミックス。ひと口食べると、皮はもっちり、肉汁とにらの香りがあふれます。

8種の具のうち、4種は産直野菜味付けのしょうゆもPB商品ですごま油が香ばしい! 産直野菜の中華丼の具具材は、産直野菜4種と、国産豚肉、国産野菜2種に、えびの8種類。白菜は生からごま油で炒めて香ばしさを出し、パルシステムオリジナルの『国産丸大豆しょうゆ』を使った、ごはんがすすむしょうゆあんに仕上げています。もちろん化学調味料は不使用。原料はすべて非遺伝子組換えです。電子レンジで温めてごはんにかけるだけなので、忙しい日に重宝します。

私が「選ぶ」 

冷凍品

CO2削減に向けた取り組み

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安心と品質向上のためにパルシステムでは、自前の検査センターで農薬が適正に使われているかを調べる「理化学検査」、食中毒を防ぐ「微生物検査」、「放射能検査」、「アレルゲン検査」を実施。商品の安全性や品質を確認しています。また、製造時においても各メーカーと協力し、工場の点検、品質管理体制の向上支援にも積極的に取り組んでいます。

手軽な冷凍野菜には、旬のおいしさが詰まっています九州のほうれん草(カット・バラ凍結)

栽培内容が明らかな原料を産直提携産地の工場で加工 製造元は、パルシステムと産直提携を結ぶ「イ

シハラフーズ」(宮崎県)。自社農場と加工工場を

もち、さらに近隣の農家と契約することで、生産

者や畑、栽培内容まで明らかな冷凍野菜を製造

しています。栽培から加工までを産地で行うこと

は、安心なだけでなく、産地に多様な雇用を生み

出すことにもつながっています。

残留農薬は国の基準の1/10以下を目標に農薬など403成分について検査を行っています。

栽培履歴が確認できます原料に使用したほうれん草の収穫時期や使用した農薬などの栽培履歴は、パッケージに記載されている製造ロット番 号を入 力して、ウェブサイトで確認することができます。

単位:ベクレル/kg(セシウム134、137の合計)検出限界値セシウム134、137それぞれ3ベクレル/kg(乳幼児用食品はそれぞれ1ベクレル/kg)。

厳しい“放射能自主基準”食品中の残留放射能については、国の基準より厳しい独自のガイドラインを設定。精度の高いゲルマニウム半導体検出器2台を使って検査しています。

パルシステム独自ガイドライン(自主基準) 国の規格基準水、飲料茶、牛乳、乳幼児用食品 10

水、飲料茶 10乳児用食品、牛乳 50

一般食品 100

飲料、乳製品、米青果類(きのこ類除く)、肉類、卵、魚介類、その他食品、きのこ類(しいたけ除く) 25しいたけ 100

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赤ちゃんが生まれて初めて口にする離乳食は安心なものを手軽に―そんな思いにこたえるためパルシステムはカタログ『yumyum For Baby&Kids』を用意。離乳食に利用しやすい商品をお届けします。

赤ちゃんとのくらしに寄り添う

      シリーズ赤ちゃんとのくらしに寄り添う

原料は、生産者や栽培の内容まで明らかな産直野菜。これを加熱後、ていねいに裏ごししました。野菜本来の味が生きています。

原料は産直野菜だけ産直うらごし野菜

離乳食に特化して手作りを応援毎日の子どもの食事作りはたいへんです。一から作る時間がとれなくても、できるだけ手作りしたい。そんなママ・パパを応援して、電子レンジでできる手軽な商品をそろえました。

シンプルな原料で子どもの味覚を育みます野菜はもちろん、うどんや納豆など、離乳食で使う頻度の高い食材をセレクト。素材本来の味を生かすことを大切に、できる限りシンプルな原料で子どもの豊かな味覚を育みます。

パッケージから子育てサイトへ、レシピの提案もパッケージには、原料のこだわりや調理のポイント、パルシステムの育児情報サイトへの案内を掲載。手軽にいろいろな離乳食を作れるようレシピなども紹介しています。

yumyumシリーズの先がけとして2017年度に開発。「離乳食にたれとからしはいらない」との声にこたえ、添付しない商品に。そのぶん利用しやすい価格でお届けします。

たれ、からしは付いていませんyumyumたれ・からしなしひきわり納豆

「JAおとふけ」の産直小麦(北海道産)を100%使用。塩分ゼロで水だけを加えて、歯ぐきでもかみ切りやすいやわらかさに仕上げました。

産直小麦でやわらかく加工yumyum産直小麦のやわらかうどん

北海道産スケトウダラの無リンすり身に、人参、ほうれん草、じゃがいも、かぼちゃ

(いずれも国産)を加えた4種類のボール。彩りよく魚の味もほんのり。

無リンのすり身と国産野菜を使用yumyumプチおさかなボール

yumyum産直うらごしにんじん

yumyum産直うらごしかぼちゃ

yumyum産直うらごしコーン

yumyum産直うらごしじゃがいも

Topic:子育て

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親鶏の飼料までわかる産直産地の卵 油、卵、酢から作られるマヨネーズは、シンプルな原

料でできるからこそ素材が大事。本品の卵は、産直産

地「トキワ養鶏」(青森県)で、ストレスのない環境で健

康に育った親鶏が産んだ卵です。親鶏の飼料のとうも

ろこしは、非遺伝子組換えで収穫後農薬不使用のもの。

卵は黄身がしっかりとして味が濃く、風味とコクが違いま

す。原料の卵が「どこでどんな親鶏から生まれたのか」

までわかるマヨネーズはなかなかありません。

希少な非遺伝子組換えの『圧搾一番しぼり菜種油』 主原料の油は、パルシステムの『圧搾一番しぼり菜

種油』。産地と国際産直提携を結び、信頼関係を培っ

たうえで栽培された、世界的にも希少な非遺伝子組換

え菜種を使用しています。化学処理を施さず、圧力を

かけて搾った「一番しぼり」のみ

をていねいに湯洗いして仕上げ

た油は、サラッとしてくせのない味

わい。安心でまろやかなマヨネー

ズに仕上げる立役者です。

調味料私が「選ぶ」

卵の生い立ちから油の中身まで明らか素材で選ぶマヨネーズ(卵黄タイプ)

湯で洗ってきれいに

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参 加 で つ な が る

私が「選ぶ」 

調味料

便利な調味料にもゆずれないこだわり

素材を引き立てるだしのうまみと淡い色素材がいきる白だし国産の3種の荒節でとっただしに、北海道産の3種の昆布だしを合わせて、全体の65%以上配合しました。味わいは、豊かなうまみのだしそのもの。淡い色合いが、素材の色を引き立てます。

これ1本で味が決まる30年のロングセラー便利つゆ

「あれこれ味を調節しなくても、これ1本で味が決まる」と、30年以上にわたり組合員から絶大な支持のある本品。だしのうまみを生かした、毎日使っても飽きないおいしさです。

手軽に味が決まる調味料は、日々の生活にとても便利。市販品では化学調味料でうまみを補うものが一般的ですが、パルシステムではいっさい使いません。だしには厳選した国産素材を使用し、削ったかつお節やさば節は湯で煮出す、昆布は水からつけるなど家庭と同じ方法で抽出しています。

だしを手軽にまずはコーヒードリッパーで面倒に思われがちな「だし生活」ですが、手軽にだしをとる方法も。たとえばかつおだしなら、コーヒードリッパーのフィルターにかつお節を入れて熱湯を注ぐだけ。昆布だしなら、麦茶用ポットに昆布と水を入れて冷蔵室に保存。煮干しやしいたけも水出しOKです。

油の誘惑への対抗は「だし+ごはん」

脂肪や糖分の過剰摂取は、健康を損なうことにつながります。しかし甘みと油はエネルギーの素、おいしすぎて体にとって必要なレベルを超えて食べたくなる傾向にあります。そんな誘惑に対抗できるのが、「だし+ごはん」の組み合わせ。「だし」には、炭水化物(ごはん)と結びついたとき、強力な快感物質を脳内に作り出す作用があります。健やかな未来のために、パルシステムは子どものうちからの「だし体験」が大切だと考えます。

使用後は回収して繰り返し使います

回収したびんは洗浄して箱詰めし、それぞれのメーカーに向けて出荷。

限りある資源を大切にするため、パルシステムで

はびんのリユース(再使用)を進め、組合員に呼びかけています。「Rマーク」が目印の調味料やジャムなどのびんは、回収後、洗浄して繰り返し使います。

生協パルシステムの情報メディア「KOKOCARA」(2018年10月1日)「簡単おいしい、だから続けられる! 梅津有希子さんがたどり着いた『だし生活』の始め方」より

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加工品私が「選ぶ」

声にこたえて安心とおいしさを実現使えるカレー・甘口(フレークタイプ)使えるカレー・中辛(フレークタイプ)

化学調味料だけでなくたんぱく加水分解物なども不使用約20種のスパイスと国産小麦を使い、ビーフエキスやフォンドボーでうまみを加えた「使えるカレー」シリーズ。化学調味料を使わないカレールウを、と約20年前に開発されて以来、常に改良を加えながら組合員に愛されてきました。2018年からは組合員の声にこたえて、たんぱく加水分解物と香料、カラメル色素、酸味料を不使用にし、原料がよりシンプルに。フレーク状で溶けやすいので、煮物や炒め物にも「使える」と好評です。

クリームシチュー(フレーク)

25年を超えるロングセラー。2017年からたんぱく加水分解物と香料も不使用にしました。

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子どもの味覚を育むために、すべて化学調味料不使用!化学調味料は「調味料(アミノ酸等)」などと表示され、うまみ成分を化学的に合成して作る食品添加物。うまみが強くすぐにおいしさを感じるため、とくに味覚が育つ幼児期にこの味に慣れてしまうと、素材の繊細な味を感じにくくなるといわれています。豊かな味覚を育み、子どもたちに「ほんもの」の味を伝えるため、パルシステムは化学調味料を使わず、素材本来のおいしさを生かします。

私が「選ぶ」 

加工品/菓子

菓子私が「選ぶ」

「顔の見える関係」を生かした、素材にこだわる商品づくり

生地にも、粒あんにも産直原料を使用産直小豆のどらやき

産直小豆のあずきもなかアイス産直小豆のあずきもなかアイス(宇治抹茶)

産直産地「JAおとふけ」の良質な小豆や小麦(北海道産)は、「顔の見える関係」を生かして、パルシステムの商品に幅広く活用されています。『産直小豆のどらやき』では、生地の小麦も粒あんの小豆も「JAおとふけ」産に限定。さらに砂糖は『花見糖』を使い、主原料はもちろん副原料の水あめまですべて非遺伝子組換え原料にこだわりました。

JAおとふけの小豆(北海道産)を使った粒あんに、北海道根釧地区の濃縮乳を使ったアイス。組合員の声にこたえて、2018年より、もなかの皮のカラメル色素を抜きました。見た目は白っぽくなりましたが、おいしさに変わりはありません。

最初は物足りない?いいえ、止まらなくなるおいしさポテトチップス(しお)パルシステムのポテトチップスは化学調味料は使わず、揚げた国産じゃがいもに塩をふっただけ。しかも揚げ油は、じゃがいもの風味を損なわない米油を主体にパーム油を合わせたもの。最初は物足りなく感じても、素材のうまみですぐに手が止まらなくなるはずです。

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土づくりから有機にこだわる産直産地「うまか有機銘茶会」より 一般に、お茶は野菜などとは違い、洗って飲むことは

ありません。だからこそパルシステムは、有機栽培にこだ

わります。「うまか有機銘茶会」は鹿児島県知覧町で20

年以上前から有機栽培に取り組む産地。お茶は有機

栽培がとても難しく、当初は病虫害で全滅したことも。そ

れでも自家製肥料による土づくりや草取りなどに努め畑

を管理し、安全でおいしいお茶づくりにまい進してきまし

た。さわやかな香りと深いコク、まろやかな甘みの有機

栽培茶をお届けします。

飲料私が「選ぶ」

鹿児島知覧 有機栽培の産直ほうじ茶有機栽培の茶葉を使い、遠赤外線で高温短時間焙煎することで、甘みのある香ばしい味わいに仕上げました。苦みや渋みのない、やさしい飲み口です。

有機栽培の産直抹茶入り玄米茶知覧の産直茶葉に、産直抹茶と産直の玄米を加えました。しかもすべて有機栽培原料を使用。パルシステムならではのこだわりが詰まった玄米茶です。

有機の産直緑茶(AB)有機の茶葉をぜいたくに使用したABパック(内側が銀色の紙パック)の緑茶です。煎茶、茎ほうじ茶、粉末茶の3種をブレンドして、低温抽出により甘みとうまみを引き出しました。

うまか有機銘茶会の生産者 (左)塗木裕一郎(ぬるき ゆういちろう)さん、

(右)塗木大介(ぬるき だいすけ)さん(鹿児島県)

味も、香りも、見た目もおいしい有機の産直茶鹿児島知覧 有機栽培の産直緑茶

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私が「選ぶ」 

飲料/日用雑貨

日用雑貨私が「選ぶ」

改良を重ねて使いやすくパルシステムでは、きれいで安全な水を利用できる環境が未来に受け継がれていくよう、石けん生活の普及に努めています。石けんは、天然由来の成分なので自然界で短時間で分解されるからです。そこで初心者にも使いやすい「やっぱり石けん!」シリーズが2002年に登場。その後も洗濯用粉石けんを細かな粒状にすることで「粉舞い」を改善したり、低温でも溶けやすい原料に変更するなど、より使いやすくなるよう改良を重ねています。

人にやさしい地球にもやさしいやっぱり石けん!洗濯用粉石けん

6パルシステムの生活用品は、食品同様、独自の基準をクリアした商品をお届けしています。確かな品質の商品で心地よいくらしを応援するために、「6つの想い」を大切にして選定しています。

パルシステムの生活用品への

つの想い

商品の成分や材質の基準を設けて、安心で安全な商品をお届けします。

1

文化や技の継承・発展、国産のものづくりを応援します。

4

森林を育み、「森」「川」「海」の環境を守り、石けん運動を広めます。

2

「もの」を長く使い続ける良さを伝えます。5

再生原料の利用を推進し、限りある資源を有効に活用します。

3

組合員の声を反映させた商品づくりを大切にします。6

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シングル細穴 ダブル太穴

シングル太穴

原料の牛乳 パックやABパック

パルシステム山梨の商品開発チーム(2015年度)「MGR9〜めぐる森〜」のみなさん(活動当時)

間伐のようす

回収された古紙

使って、戻して、生まれ変わるり・さいくりんぐトイレットペーパー

豊かな森林を次世代につなげるめぐる森のプレート

一般的なトイレットペーパーと比べひと巻きの長さが約2倍。紙芯を使わずできるだけゴミを出さない工夫を凝らした商品です。原料は再生紙100%。その一部には、組合員から回収した牛乳パックや注文用紙などが使われています。有効資源の回収とそれを活用した商品の選択で成立している商品です。

スギやヒノキなどの人工林は、手入れ(間伐)をしないと荒れてしまい、土砂災害の一因にも。そこで豊かな森林を守るため、パルシステムでは間伐材を使った「森の産直」に挑戦。産直提携を結んでいる山梨県の南都留(みなみつる)森林組合の間伐材を使い、山梨の組合員が開発に協力して「めぐる森のプレート」が生まれました。商品名の「めぐる」には「森を守るため“伐って使う”循環を」という組合員の願いが込められています。

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お試しサンプルは、いつでも注文!

一部の化粧品のサンプルは、オンラインショップ「美容・コスメ」から「まずはお試し!サンプル注文」のページで常時注文できます。

参 加 で つ な が る

私が「選ぶ」 

日用雑貨

肌に直接つけるからこそ全成分を精査プラセンタオールインワンゲル

パルシステム茨城商品開発チーム(2016年度)

「きらっとプラセン隊」のみなさん(活動当時)

 化粧品は肌に直接つけるものだからこそ「不要

な成分はできるだけ使わない」という方針でパルシ

ステム独自の基準を設定。さらに「化粧品検討委

員会」で、防腐剤や着色料をはじめ全成分をてい

ねいに精査しています。本品の原料には、産直産

地「ポークランド」(秋田県)の豚の胎盤から抽出し

たプラセンタエキスを使用。「顔の見える産地で健

産直産地由来のプラセンタエキス※

ひとつで4役の高保湿ゲル康に衛生的に育てた豚だから、胎盤まで有効に使

いたい」という思いから開発。組合員がモニターと

して協力しました。40代からの肌のことを考え、プ

ラセンタエキスに加えて美容成分を配合し、パラベン

(防腐剤)や合成香料、合成着色料は不使用。こ

れひとつで化粧水、美容液、乳液、クリームの4役を

カバーする高保湿オールインワンゲルです。

組合員の「あるといいな」を商品化商品開発チーム商品開発チームのメンバーは、各生協ごとに商品づくりに協力し、パルシステムの商品担当や製造メーカーとともに一年間活動します。その結果は1年に1回報告会で発表され、商品はカタログやWEB上で紹介されます。よりよいくらしを組合員みんなで作り上げていく醍醐味はパルシステムならではです。

自宅から気軽に声を届けて「オンラインモニター制度」「ひとことメール」

自宅にいながら手軽に参加できる、インターネット上の「オンラインモニター制度」。登録した組合員が随時アンケートやモニターに参加し、意見を発信します。もっと気軽に日々の想いをつぶやくなら「ひとことメール」を。寄せられた声は一つひとつ受け止めて、今後の事業運営に役立てていきます。

※保湿成分

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パルシステム商品ブック2019

http://www.pal-system.co.jp/

動画も配信中

企画・編集:パルシステム生活協同組合連合会 広報・商品活動課 パルシステム編集室制作・発行:パルシステム生活協同組合連合会 〒169-8527 東京都新宿区大久保2-2-6 ラクアス東新宿 発行:2019年3月

商品の原材料や賞味期間、次回掲載予定、使い方、レシピなど、商品についてのお問い合わせを受け付けています。

 0570-011-099月〜金曜日:10時〜17時

商品情報ダイヤル

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パルシステムの商品づくり

7つの約束1. 作り手と「顔の見える関係」を築き、 信頼から生み出された商品をお届けします。2. 食の基盤となる農を守るためにも国産を優先します。3. 環境に配慮し、持続できる食生産のあり方を追求します。4. 化学調味料不使用で豊かな味覚を育みます。5. 遺伝子組換えに「NO!」と言います。6. 厳選した素材を使い、添加物にはできるだけ頼りません。7. 組合員の声を反映させた商品づくりを大切にします。

私たちの

「選ぶ」で

未来は変わる