a資料31「しまなび」プログラムへの各しまの要望 …164...

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164 A資料31「しまなび」プログラムへの各しまの要望事項 2019年度(令和元年度)以前の分も記載しています。活用してください。 (1) 宇久・・・・2020年度(令和2年度) 要望事項 要 望 事 項 環境美化活動を絡めたイベントの企画(海岸漂着ゴミ対策) 目的・理由 等 島の抱える課題として「海岸漂着ゴミ」が挙げられる。そこで、その「ゴミ」を一つの資源ととら えたイベント(環境美化活動を絡めたイベント)を企画し提案してほしい。(実施にあたって解決 すべき課題や問題点の洗い出し、また、その解決策等も提起してほしい。) (イベント例) ○○釣り大会&海岸清掃、合同キャンプ&海岸清掃 など 要望者の所属する機 関・団体等の名称 (一社)宇久町観光協会、宇久行政センター産業建設課 要 望 事 項 子どもたちの交流イベントの企画 目的・理由 等 佐世保市の本土の人たちの中には宇久島のことを知らない人も多い。そこで、島の子どもたち と本土の子どもたちの交流が図られるようなイベントを企画し提案してほしい。 要望者の所属する機 関・団体等の名称 宇久行政センター産業建設課 要 望 事 項 耕作放棄地を活用したイベントの企画・開催 目的・理由 等 田畑の放棄地を活用したイベントを企画し開催してほしい。 要望者の所属する機 関・団体等の名称 (一社)宇久町観光協会 要 望 事 項 町あるきイベントの企画・開催 目的・理由 等 島内の各地区(平地区を除く)での町あるき(またはフットパス)イベントを企画してほしい。ま た、来島時に選定した地区を歩いたうえでモデルコースを作成し、実際に町あるきイベントを開 催してほしい。(イベント内容次第で島の体験プログラムとして取り入れることを検討します。) 要望者の所属する機 関・団体等の名称 (一社)宇久町観光協会 要 望 事 項 島全体を使ったゲームの企画 目的・理由 等 島への来島者は、「釣り」や「海水浴」など明確な目的を持った方が多い印象がある。そこで、新 たな層に向けて幅広く宇久島のアプローチができるような企画を立て提案してほしい。 要望者の所属する機 関・団体等の名称 宇久地域おこし協力隊

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A資料31「しまなび」プログラムへの各しまの要望事項

2019年度(令和元年度)以前の分も記載しています。活用してください。

(1) 宇久・・・・2020年度(令和2年度) 要望事項

要 望 事 項 環境美化活動を絡めたイベントの企画(海岸漂着ゴミ対策)

目的・理由 等

島の抱える課題として「海岸漂着ゴミ」が挙げられる。そこで、その「ゴミ」を一つの資源ととら

えたイベント(環境美化活動を絡めたイベント)を企画し提案してほしい。(実施にあたって解決

すべき課題や問題点の洗い出し、また、その解決策等も提起してほしい。)

(イベント例) ○○釣り大会&海岸清掃、合同キャンプ&海岸清掃 など

要望者の所属する機関・団体等の名称 (一社)宇久町観光協会、宇久行政センター産業建設課

要 望 事 項 子どもたちの交流イベントの企画

目的・理由 等 佐世保市の本土の人たちの中には宇久島のことを知らない人も多い。そこで、島の子どもたち

と本土の子どもたちの交流が図られるようなイベントを企画し提案してほしい。

要望者の所属する機関・団体等の名称 宇久行政センター産業建設課

要 望 事 項 耕作放棄地を活用したイベントの企画・開催

目的・理由 等 田畑の放棄地を活用したイベントを企画し開催してほしい。

要望者の所属する機関・団体等の名称 (一社)宇久町観光協会

要 望 事 項 町あるきイベントの企画・開催

目的・理由 等

島内の各地区(平地区を除く)での町あるき(またはフットパス)イベントを企画してほしい。ま

た、来島時に選定した地区を歩いたうえでモデルコースを作成し、実際に町あるきイベントを開

催してほしい。(イベント内容次第で島の体験プログラムとして取り入れることを検討します。)

要望者の所属する機関・団体等の名称 (一社)宇久町観光協会

要 望 事 項 島全体を使ったゲームの企画

目的・理由 等 島への来島者は、「釣り」や「海水浴」など明確な目的を持った方が多い印象がある。そこで、新

たな層に向けて幅広く宇久島のアプローチができるような企画を立て提案してほしい。

要望者の所属する機関・団体等の名称 宇久地域おこし協力隊

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要 望 事 項 大学生向け観光ツアーの企画

目的・理由 等

宇久島は景勝地以外にも様々な魅力に溢れています。島内で自分たちが体感し、「良かった」

と感じた体験を集めた観光ツアーを企画し提案してほしい。(必要であれば、事前勉強用の資

料を提供します。)

要望者の所属する機関・団体等の名称 (一社)宇久町観光協会

要 望 事 項 宇久ダムを活用した観光ツアーの企画

目的・理由 等

長崎県は、治水ダムの所有基数が35基と日本一であり「宇久ダム」もその一つです。

現在、県内の各ダムを訪れた方に対して「ダムカード」を発行するといった事業も実施されてい

る。そこで、「宇久ダム」を一つの観光資源として活用した、新しい観光ツアーを企画し提案して

ほしい。

要望者の所属する機関・団体等の名称 宇久行政センター産業建設課

要 望 事 項 自転車を活用したモデルプランの企画

目的・理由 等

観光協会で提供している電動アシスト付きレンタサイクル「うくちゃり」を活用した体験プログラム

(コース選定等も含む)を企画し提案してほしい。

※事故防止の観点から、自転車に乗れない方や利用規約を守れない方の企画参加はお控えく

ださい。

要望者の所属する機関・団体等の名称 (一社)宇久町観光協会

要 望 事 項 島の食材を使った新しいレシピの開発

目的・理由 等 「島ならではの食材」または「島の外では珍しい食材」を使い、新しいレシピを開発してほしい。

(食材の確保や材料費等もしっかり考察してほしい。)

要望者の所属する機関・団体等の名称 宇久地域おこし協力隊

要 望 事 項 島の海水を使った塩づくり(特産品開発)

目的・理由 等

長崎県下でも特に透明度が高い宇久島の海水で塩づくりを行い、特産品としての商品化を目

指した提案をしてほしい。(塩づくりの効率的な方法や、製造過程、パッケージ、1回あたりの最

大ロット(商品の数)等もしっかり考察してほしい。)

要望者の所属する機関・団体等の名称 (一社)宇久町観光協会

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要 望 事 項 「宇久島海マップ・フィッシングマップ」の製作

目的・理由 等

宇久島の海に関する情報(まだ藻場が残っている漁場や、魚の釣れるポイントや時間帯、釣れ

る魚の種類やその時期、その他島の海に関する様々な情報)を盛り込んだ「宇久島海マップ・フ

ィッシングマップ」を製作してほしい。

要望者の所属する機関・団体等の名称 宇久行政センター産業建設課

要 望 事 項 ご当地マンホールのデザインの考案

目的・理由 等 宇久島らしいご当地マンホールのデザインを考えてほしい。(現存のマンホールの規格にあわせ

た提案をしてもらい、材料費や製作費等もしっかり考察してほしい。)

要望者の所属する機関・団体等の名称 宇久行政センター産業建設課

● 2019年度(令和元年度)要望事項

上段:要望事項、中段:目的・理由、下段:要望者の所属する機関・団体等の名称

SNS を活用した情報発信

毎年しまなびで行われていることですが、SNSにて「宇久島」の情報発信を行い、一人でも多くのお客様を

宇久島へ誘客して頂きたいです。

しかし、実際にそれらの投稿を見て来島する観光客は非常に少ないのが現状で、効果がはっきり見えない

という問題点があります。

そこで、今回よりハッシュタグ(#)を活用し、どのようなワードが効果的であるか、また効果的でない

かを明瞭化したデータの作成を行ってください。

その為に事前調査や効果について学校内にて検証し、来島してから実践して頂きたいです。

宇久町観光協会 檜垣 督

イマドキの SNSマーケティングを利用した宇久島の認知度アップ活動

しまなびで「ブログ」「Facebook」「Twitter」「HP」の制作に取り組んでいる。しかし、期間が短いため、は

っきりとした効果測定ができないまま終了している。

今回も SNSによる「宇久島」の認知度アップを企画してほしいが、条件をとして「Instagram」「Twitter」の

みとしてほしい。そして、効果測定として「リツイート」「いいね」の数を集計すること。

事前にどのような拡散方法があり、どのような実践するか具体的活動の企画書を作成してください。

宇久町観光協会 境 長武、水嶋 太陽

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宇久にしかないもの発見企画

島といえば海、自然、田舎……などのありふれたイメージではなく、『宇久にしかない変わったもの』を見つ

けていただきたいです。

宇久島の外からいらっしゃった皆さんが「これは何だろう?」「何をしているんだろう?」と疑問に思った事

象をSNSで発信してください。

ハッシュタグは『#宇久にしかないもの発見企画』がマストで、それ以外は自由。

Instagram と Twitter でのいいね!とリツイート数、を集計し、どの投稿に一番反応をもらったか、何故そ

の投稿に反応が多かったのかを分析し資料にまとめ発表してください。

宇久地域おこし協力隊 安永 優希

若者向け観光ツアーの造成(プランニング)

現在宇久島は徐々にですが20~30代の若者層の来島が増えてきています。SNS の他に既訪者による口コ

ミ・紹介が要因の様ですが、若者層が魅力的だ、満足できる、といった観光ツアーの造成をお願いします。

宇久島にはジェットスキーやテーマパーク的な「費用を出して整備する」余裕はありませんが、農山漁村体

験民泊、野外活動体験プログラム、屋内体験プログラムなどを駆使し、「田舎暮らし」を満喫できるような、田

舎暮らしに興味がある若者向けの観光ツアーをプランニングし、提案してください。

ツアーを行う為にイベントを企画することもアリです。

宇久町観光協会 檜垣 督

「しまの子ども」との交流

昨年宇久小学校児童へ島の生活に関する意見交換を行い、その一つに「大人数で遊びたい」とありました。

少人数のクラスではできない経験をさせてほしいと思います。例えば、綱引きや野球など。また大学で所属し

ているサークル活動を紹介し、実際に見せて、一緒にしてほしい。

児童が未経験なことにチャレンジするきっかけであり、もしかすると将来の日本代表を発掘するかも!?

宇久町観光協会 境 長武

体験メニュー発案

皆さんが宇久島に来て発見したものや楽しそうだと感じたものを、観光客向けの体験メニューの台本として

作成してください。

・体験名 ・ターゲット

・体験の場所、手順 ・時間配分

など、「台本を読めば誰でも体験メニューのインストラクターができるようになる」というところまで詳細に

設定し、可能であれば実際に数度体験メニュー検証を行ったうえで発表してください。

宇久地域おこし協力隊 安永 優希

宇久島版ポートフォリオを作成する。

島外の様々な分野の方々(各種産業関係者、移住希望者、一般旅行者など)に向けて、直接的に島をアピー

ルすることができる、「宇久島版ポートフォリオ」を作成していただきたい。

宇久行政センター産業建設課

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天然塩の商品開発

以前宇久島では天然塩が商品として販売されていました。しかし、作り手が不在になり、現在は販売されて

おりません。宇久近海は長崎県下で最も透明度が高く、海水浴場ではアトピーが治ったという観光客がいるほ

ど不純物が少ない海水です。 その海水を利用し、天然塩の再開発を行い、商品化をお願いします。

商品化において、大きな施設を構えるのではなく、個人レベルで製作する方法を調査し、品質の検査、パッ

ケージング(デザイン含)、料理レシピ、販路、営業等の一連した開発をお願いします。(研修期間内で出来る

までで大丈夫です)

優れた商品開発を行って頂いた場合、継続販売を計画しております。

宇久町観光協会 檜垣 督、水嶋 太陽

耕作放棄地を利用したソーシャルビジネス

宇久島は人口減少、少子高齢化、環境保全など多くの課題がある。解決策の一つとして、「ソーシャルビジネ

ス」を企画してほしい。

今回は、耕作放棄地(畑、田んぼ)を利用したビジネス(現金収入が発生する)まで調べ、企画し、宇久島

に来て運営可能か取り組んでほしい!

この経験は就活のエントリーシートに書いたら、企業の目を引くはずです!!

宇久町観光協会 境 長武

宇久島かるた作成とかるた会企画

50音順に沿って宇久島にまつわるかるたを作成してください。画像はイラストでも写真でも構いません。

文章は宇久島の名物や景色、ふしぎなところなど、かるたで遊ぶだけで宇久島の知識が増えるようなものが望

ましいです。

また作成したかるたを使用して宇久の子どもたちとかるた会を行なってください(大仰なものでなくても大

丈夫です!)。

かるた会を終えたあと子どもたちにアンケートを取り、どのような点がよかったか、どのような気付きがあ

ったかをかるた会企画書と合わせて報告してください。

宇久地域おこし協力隊 安永 優希

交流人口拡大の手段を考える。

現在、宇久島内に「宇久島ぎばるっ隊」というボランティアグループがあり、九州内の過疎地域をつなぐボ

ランティアグループ「九州つなぎ隊」と連携し、各地域の行事への参加を行うなどし交流を深めている。

島民の一部でこういった活動を行っているところではあるが、更なる交流人口の拡大を図るにあたり、どの

ような取り組みが必要であるか、その手段について考えていただきたい。

できれば、当該ボランティアグループへの参加者を増やす手段や、観光客誘致以外の手段を考え、提案して

いただきたい。

ボランティアグループ「宇久島ぎばるっ隊」

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宇久島が目指すべき未来像を描く。

温故知新の精神で、宇久島が目指す未来像を探っていただきたい。

たとえば、戦後の日本民俗学の第一人者である宮本常一氏の著書「五島列島(私の日本地図5)」や市町村合

併前に宇久町が編纂した「宇久町郷土史」などを参考に、また、宇久島の文化・歴史・風習等に詳しい島民へ

の聴取、島内の施設(郷土資料館や浜方ふれあい館)の訪問などにより、宇久島の気質に合った目指すべき姿

を探り、提案していただきたい。

宇久行政センター産業建設課

フィッシャリーナを活用したイベントを企画する。

本島には、38艇係留できるフィッシャリーナがある。そこで、ヨットやクルーザー等による来島者に向け

たイベントを企画、提案していただきたい。

イベントの内容については、島の歴史や文化の紹介、特産品などのアピールの場が含まれていること、また、

各種体験メニューやバーベキューなどによる島民との交流の場が含まれていることなど「島民参加型」である

ことを条件として企画していただきたい。

宇久行政センター産業建設課

宇久島をまるごと使ったイベントを企画する。

宇久島をまるごと使ったイベントを企画、提案していただきたい。

イベントの内容については、島をほぼ一周できるものであること、季節を問わず実施が可能であることを条

件として企画していただきたい。

(例)島内の神社(またはお寺)を巡りながらのクイズラリー(ウォークor宇久チャリ)、島内の景勝地を巡り

ながらのスタンプラリー(ウォークor宇久チャリ)、宇久チャリのある風景フォトコンテスト(宇久チャ

リ)、島一周間違い探しゲーム(ウォークor宇久チャリ)など。

宇久行政センター産業建設課

● 2018年度(平成30年度)要望事項

上段:要望事項、中段:目的・理由、下段:要望者の所属する機関・団体等の名称

宇久島まるごとガイドブックの作成

現在使用されている観光パンフレットに加え、宇久島の自然や食事、宿泊、歴史や文化、見どころ、モデルコー

ス等を一括したガイドブックを作成。各班ごとにこちらが指定したテーマで調査をお願いします。各班のテーマ

を頂いてひとまとめにし、ガイドブックとして作成します。

宇久町観光協会 檜垣 督

学生対抗インスタ映え! コンテスト

テーマ「行ってきたよ!宇久島。」

全班対抗のインスタバトル。投稿数と♡の数で競います。インスタアカウント「宇久町観光協会」をフォローし、

#宇久島で投稿をお願いします。優勝班には宇久島民泊ご招待。発表は宇久町観光協会 WEBサイトにて。

宇久町観光協会 檜垣 督

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宇久高校との魚醤レシピ共同開発

宇久高校にて開発された宇久島の魚を使用した醤油「魚醤」を使って最適な料理を共同開発してください。数点

料理を作成し、美味しい、販売価値があると認められる料理をレシピ化して頂き、宇久島の特産品として今後展

開するか検討します。

宇久町観光協会 檜垣 督

学生向け体験プログラムの開発

現在農家漁家民宿(民泊)にて楽しまれている様々な「体験プログラム」ですが、若者や学生が楽しめる体験プ

ログラムを開発してください。

条件として低コスト、すぐにでも開始できるもの。(例えば、大浜海水浴場でジェットスキーなどはコスト大、

長時間協議になる為 NGです。)

宇久町観光協会 檜垣 督

宇久島のPR動画を作成してほしい

ドローンやスマホアプリ等を利用し動画を作成し、ターミナル等で動画を再生することで、宇久島のPRをお

こなう。

英語、中国語、韓国語などで表記した看板作製

宇久島にある看板は日本語表記しかなく現役の学生さんである皆さんに普段の授業の成果を活かして看板の

作成をしていただければと思います。また、宇久島に作成したものが残り皆さんが来島した証にもなるから。

地域ガイド養成プログラムの基礎・マニュアルの作成

宇久島ガイドをするときに統一性を持たせるためにマニュアルを作成する。

島内の児童生徒に対して運動指導や塾等での勉強の仕方、考え方を伝える。

家庭教師や塾の講師、スポーツインストラクターの役割をしてほしい。

運動や勉強で優れた指導を受けられた方が多くいると思いますので、そこで得た知識を児童生徒に伝え、児童

生徒の選択肢を広げる手伝いをしてほしい。

毎年開催できるような祭りやイベントを企画してほしい。例えば、学際的なものやスポーツ・音楽イベントなど。

さらに、次の年の学生さん達も1つのグループは必ずそのイベントを実施して何年か継続してもらいたい。県立大

学の学園祭みたいなものを期待。

地域の活性化の手段として、祭りやイベントをおこなっているが、長続きしなかったり上手に運営できなかっ

たりという問題があり、学園祭などを手掛けているノウハウと若い力を発揮していただければと思います。

ホテル、旅館、民博先の食事の評価をしてほしい。

一番おいしかった食材・料理や一番食べたかった料理等を教えてほしい。さらに、初めて食べたものの評価をして

ほしい。できれば、ミシュランガイドみたいな、食べ物・飲食店のガイドブックの作成。また、島の食材の新たな調理

法などがあれば教えてほしい。

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郷土料理や普段食べているものに対する評価は、そこに住んでいる人には難しいと思うので率直な意見を聞い

て、観光やPR活動に役立てたいと思いました。また、評価したものをまとめて、冊子などにすれば美味しい

ものがどこに行けば食べられるかわかりやすくするため。

ツワブキの佃煮の商品化

宇久では野山にツワブキが自生し、春先から夏ごろまで採取し、各家庭で色々なツワブキの料理が味わえます。

その中でもツワブキの佃煮は冬場まで食されることから常備食として各家庭の冷蔵庫に保存されています。そ

の佃煮を宇久の特産の一品とするため、栄養成分や長期保存の方法を調査研究していただき商品化につなげる

ことができないか、取り組んでいただきたい。

クズを活用した特産品開発

クズは全国各地に生育し、繁茂力が高く、樹木等に巻き付いて害を及ぼすことから厄介な害草で駆除するのも

困難な雑草です。宇久でもあらゆる野山に生い茂りいろんなものが呑み込まれていくような勢いで生育してい

ます。その生命力の強いクズを活用した特産品ができないか研究していただきたい。

宇久のおすすめウォーキングコースのコンテストをしてほしい。

宇久地域でも、健康維持のためにウォーキングをされている方が各地区にそれぞれいます。皆さんそれぞれに

ウォーキングコースにお気に入りの絶景があると思います。そこで、宇久島ならではのおすすめウォーキング

コースを募集して、そのコースを学生さんが実際に歩いてコンテストを行い、人気のコースをマップにして宇

久島の魅力発信に繋げてほしい。また、地域の人にも改めて宇久島の魅力を実感してほしい。

島外からの観光客から見た必要な情報の整理

現在あるパンフレットや島内の看板について、島内に住んでいる人はほとんど意識することはありません。島

の人には常識となっていて、絶対に必要な情報が見落とされていたり、島の外の人から見たら必要のない情報

があって、観光客を混乱させることもあると思うので、情報の整理を行ってもらいたい。

宇久行政センター産業建設課

島への行き方、廻り方のPR

「しまなび」プログラムが始まってから、大学生の観光客が増えたように感じます。これは「しまなび」で宇

久に来てくれた学生によるPR効果が大きいと思います。しかし、初めて島を訪れるにあたって、学生さんに

は費用や旅程など、大きなハードルがあると思います。そのハードルを低くするために、実際に授業で島を訪

れた学生さんに、宇久島の歩き方ガイドを作成してもらい、学内で配布もしくは掲示してもらうことで、島を

訪れる学生さんがさらに増えてくれることを期待します。

理想としては大学から島への行き方を電車や港、船の写真やダイヤ、料金等を合わせて時系列に沿ってガイ

ドにしてくれたらと思います。今のところ、そこまで親切なガイドはありませんので。

宇久行政センター産業建設課

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● 2017年度(平成29年度)要望事項

森でレクレーションできる島にしてほしい

宇久町における森林にはごみの不法投棄や間伐不足による森林環境の悪化、それに伴うイノシシなどの害獣の

増加など様々な問題を抱えています。

それを野外活動ができる程度に環境が整えることで、人が山林に入り活動できるようになり、諸問題が解決さ

れるものと思われます。また森林が整うことで、現在島に存在しない林業が成立し、小学生の野外活動の一環と

して森林の野外活動を盛り込むことで本土との交流が促進され、島の活性化につながるものと思われます。

以上のことを踏まえて、それまでの環境整備についての提案を考えて下さい。

城ヶ岳を活用したノルディックウォーキングのコース設定と活用

健康づくりの一環で、近年人気が高まっているノルディックウォーキングを活用したコース設定として、城ヶ

岳を中心に開発をお願いします。

城ヶ岳は離島のしま山百選に選ばれた山で、標高約260mであり、健康管理の上からも適度な登山道を有し

ています。 整備された登山道をはじめ、車道または参道(神浦方面・木場方面)など、様々な登山道が山頂に

向けて設けられています。

こうした登山道を活用したコース設定を開発し、健康管理面からの活用と、島外からのニーズ客の誘致を図り

観光振興を図ってもらいたい。

宇久島天然水「うまかみん(仮称)」の成分調査と商品化へ

宇久島は太古の昔より人が住み着き、悠久の歴史を持つ島です。

特に宇久島は、河川をはじめ小川や井戸や湧水など、島内各所で水が流れる程、水資源に恵まれています。

特に地元では、井戸や湧水を活用した生活用水も存在しており、水道水に無い利用方法もあると聞いていま

す。

この宇久島が保有する地下資源の水の成分を調査研究し、島の天然水「うまかみん(仮称)」を開発して、島

内外へ向けた商品開発につなげてもらいたい。

*「みん」は宇久島での方言で「水」の事を意味します。

海藻「とさかのり」の成分調査と健康食品への商品開発

島の近海は急激な磯焼け状況に置かれ、近年では海藻資源の枯渇が問題視されています。しかしながら、唯一

「とさかのり」の資源は残されており、一部水揚げも行われています。

この「とさかのり」を地元では、刺身のツマや酢の物、湯通しなど郷土料理として食材にしています。この「と

さかのり」は健康食品として重宝されていることから、この成分調査と島ならではの商品開発をお願いいたしま

す。

海岸に打ち上げられた海藻類の活用

島の海岸には、利用されない海藻類が波打ち際に打ち寄せられて、特に台風時や大シケの後には大量の海藻類

が打ち上げられます。

こうした海藻類は利用方法もなく、そのまま放置され腐敗して悪臭を漂わせ不衛生な環境を形成します。

この利用価値のない海藻類の活用として、畑等の腐葉土としての原料に活用出来ないか調査研究を望みます。

(島では海藻を畑の肥料として活用して来た歴史があります。)

海岸に打ち上げられた流木類の活用

島の海岸には、大小様々な流木が打ち上げられ、美しい海岸の景観が損なっています。

この流木を只の漂着ゴミとしての扱いでは無く、ガーデニングやインテリアの装飾用品の材料として再利用

を考えます。

地元こそ、只のゴミとしての認識がありますが、都会に於いては流木その物が装飾用品として販売されている

ので、ゴミビジネスの開発と環境改善に向けた取り組みを考えていただきたい。

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社会福祉関係職員の人的確保に係る有効的な情報等の発信について

現在、宇久地域には社会福祉協議会宇久支所、特別養護老人ホーム啓寿園及び小規模多機能ホームこうのうら

等が存在するが、いずれも看護師、介護職員及び調理職員等の確保に苦慮しており、このままだと宇久地域福祉

関係団体の存続が危ぶまれる状況である。

上記の求人等については、地元でのチラシ配布及びハローワークへの登録などを行っているが、なかなか成果

が上がっていない状況である。

そこで、これを解消すべく、全国への有効的な情報等の発信を学生目線で探究していただきたい。

(条件的に、福祉関係の賃金等を含めた待遇が良くないことも耳にしていますが、

それらを含め、成果に向けて何か良いアイディアがあればご教示下さい。)

● 2016年度(平成28年度)要望事項

1次産業の 6次産業化に向けた宇久島の産品の可能性の発掘

現在宇久で生産されている海産物や農産物を使った、あたらしい特産品開発メニューの考案や、その火種となるようなさ

わりの活動をしていただくことで、島外者・若者の目線での商品開発に役立てたい。

宇久島の知名度が上がるような情報発信

ただ単に Facebook や Twitter などで発信するではなく、発信媒体や発信の仕方、記事の内容、レイアウト等でより多くの

人に見てもらい、効果的に情報発信できる方法等を学生目線で探ってほしい。

形に残る、リーフレットやパンフレットのようなものの作成

昨年度観光ルートの選定等を行っていただいたが、カタチに残るものがなく勿体ないと感じたため。県立大学の学生が

宇久島に来たという証を残してほしい。

(2) 壱岐・・・・2020年度(令和2年度) 要望事項

要 望 事 項 まちづくり協議会に参加してもらい、前半はその地域のことを知ってもらう時間とし、後半は成果

物の考案をしてもらいたい。

目的・理由 等 壱岐市では地域の課題を解決するため、まちづくり協議会の設立に向け活動しているが、島外の

大学生の目線で地域の掘り起こしや、その土地の自慢の品となるものを開発してもらえればお互

いにメリット(しまなびの効果も数値化できる)があると考えます。

いままで広く「壱岐の島」のプロデュースをしてもらっていたが、島の中の限定された地域に対する

取り組みをしてもらえば短期間でも充実した取り組みができるのはないかと思います。

要望者の所属する機

関・団体等の名称

壱岐市

八幡まちづくり協議会

要 望 事 項 壱岐市芦辺町瀬戸地域の「まち歩きマップ」を作成提案

目的・理由 等 瀬戸地域は、細長く続くまちなみ(細い道の両側に家が建っています。以前はまちの要所々に

はいろんな商店があったのですが現在は数件です。民家も、細長い土間が家の玄関から裏口

まで続いている家が多かったのですが、建て替えや、リフォームなどで昔からの独特の家も数件

になりました。)があり、外海は壱岐水道に面し、風光明媚な所です。福岡からの船のターミナ

ルもあり、壱岐の東の玄関としての役割を果たしてきましたが、観光面では、特別に人を呼び込

むような取り組みをしてきませんでした。今年、まちづくり協議会を発足させ、話し合いのなかで

瀬戸地域の観光・食事処・買い物・立ち寄りスポットなど「まち歩きマップ」を作成することによ

り、地元の良いところを再発見できるのではないか、またマップがあれば、多くの人に瀬戸を宣

伝・訪問してもらえるような取り組みができるのではないかとの意見がありました。協議会のメン

バーは年齢的にも若くはありませんので、学生さんの若くて豊かな感性でぜひ、楽しくなるよう

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な「まち歩きマップ」を作成・提案していただきたい。

要望者の所属する機

関・団体等の名称

壱岐市

瀬戸地域まちづくり協議会

要 望 事 項 「壱岐版 SDGsメーター」でまちづくり

目的・理由 等 壱岐市は、平成 30 年度に「SDGs未来都市」に政府から選定され、SDGsに関する事業を進め

ており、将来にわたって「誰一人取り残さない」まちづくりを目指し、様々な事業を展開していま

す。

平成 31 年 4 月からは、壱岐市内に 18 ある小学校区を1つの単位とした、「まちづくり協議

会」という組織の設立を推進し、地域主導による地域の特性を活かしたまちづくりを推進してい

ます。

その中で、壱岐にある様々な資源やイベント、地域活動に SDGsを取り入れて、住民の方が

SDGsを身近に感じ、なおかつ SDGsをまちづくりのツールとして活用できればと思っています。

そこで今回、SDGsの17のゴールを大学生の視点で読み解き、「壱岐版 SDGsメーター」(仮称)

を作ってもらい、そこに壱岐の強み・弱み等をあてはめて、壱岐の状態の「見える化」ができれば

と思います。将来的には各まちづくり協議会においてもメーターを活用し、地域の分析、課題解

決、魅力発信に繋げていきたいと思います。

※参考:北海道下川町「しもかわ SDGsインディケーター」

要望者の所属する機

関・団体等の名称

壱岐市(SDGs未来課)

各小学校区のまちづくり協議会

● 2019年度(令和元年度)要望事項

上段:要望事項、中段:目的・理由、下段:要望者の所属する機関・団体等の名称

採用試験応募者数を増やすために

ここ数年、採用試験応募者数が減少し、必要とする人材の確保に苦慮している。

応募者数の増加に向けてイベントやHP等を活用した広報活動を行っているが、応募が伸び悩んでいる。

そのため、募集や周知方法について学生の意見を参考にしたい。また、試験内容等についても提案いただき

たい。

総務課 田山

大学生向け 歩行ラリー研究

現在は主に企業向けに紹介・勧誘を実施している。体験から得る気づきや発見が、学生生活・クラブ活動・

学生から社会人になっていく中でのマインドチェンジのきっかけになる。

そのため、学生に実際に体験してもらい学生目線でのアイディアや意見等を今後の展開の参考にしたい。

地域振興推進課 坂口・豊永

● 2018年度(平成30年度)要望事項

上段:要望事項、中段:目的・理由、下段:要望者の所属する機関・団体等の名称

移住・定住について

壱岐市においても、人口減少が問題化されている中で、今後、移住・定住の促進に向け、検討している。市外の

方が、移住・定住を考えるうえで、壱岐市が行う施策の提案や若者が必要として情報、移住定住の PRなどにつ

いて、提案をいただきたい。

政策企画課

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175

壱岐の水産について調査をふまえた上での島外者・若年層が求める水産物の調査・提案

壱岐は離島という環境から水産物が豊かなイメージを持たれる事が多いが、そのイメージで留まり具体的な

品物が伝わっていない場合がある。

そこで、現地調査の上で壱岐の水産状況を具体的に知ってもらい、その上で主に島外者・若年層が何を求めて

いるかを知りたい。また、料理素材・加工素材としての側面から何が求められているかを知りたい(例えば、壱

岐に○○があると知ってたら行きたい、壱岐の○○のは△△にして食べたらおいしそう、等)

壱岐市役所 水産課

有人国境離島法における滞在型観光の促進について

平成 29年 4月施行の有人国境離島法において、特定有人国境離島地域の活性化を図るうえで観光振興は欠か

すことの出来ない重要な施策として、滞在型観光促進事業が創設されいます。このことから、本市においても独

自性のある滞在時間を延ばす仕組みづくりや着地型観光サービスの開発や磨き上げに取り組でいますが、島外

からの目線による新しい斬新な意見やアイデアの提案がほしい。

企画振興部観光商工課

路線バスを活用した充実した観光コースの開発について

本市は、離島であることから、二次交通が弱い状況にあり、安価で借りることができる電動アシスト自転車の

利用促進などに取り組んでいるが、高齢者や体力がない方、また雨天時は利用しにくい。定期観光バスはあるも

のの、従来の観光地を巡るものであり、現在ある路線バス活用による新たな魅力的な観光コースの開発を提案し

てほしい。

企画振興部観光商工課

冬場や雨天時における観光コースの開発について

離島である本市は、夏の時期は海を目当てにする観光客でにぎわいますが、冬場の観光が弱いと言われていま

す。また、雨天時に行くところがないという意見もあります。

そこで、冬場や雨天時における観光コース、アイデアを提案していただきたい。

企画振興部 政策企画課

一次産業の担い手確保について

壱岐市の主要な産業である、農業・漁業において、担い手不足が深刻化している。

若者の一次産業離れがある中で、どのようにすれば、若者が一次産業に興味を持ち、担い手となるか検討して

いただきたい。

担い手不足解消と一次産業の活性化について提案いただきたい。

政策企画課

あらたな魅力発信について

壱岐市では、ふるさと納税の PRにユーチューバーを活用したり、コスプレーヤーを招聘し島の魅力を活かし

た撮影、魅力の拡散を行ってきました。

島の情報発信に力を入れているところで、Facebook、インスタグラムなどで拡散するだけではなく、新たな需

要を開拓するため、目的(ターゲットを絞った)をもった情報発信をする必要があると考えております。

そこで、学生・若者が考える、ターゲットを絞った魅力発信について、提案をいただきたい。

政策企画課

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● 2017年度(平成29年度)要望事項

若者の増加について

少子高齢化や若者の都会への流出などによって、本市の人口は年々減少しています。

この人口減少を抑制するためにも本市の将来を担う小・中学生、高校生に対してアンケート調査などを行って

いただき、人口減少対策を考えてもらいたい。

観光・旅行事業について

観光業は本市の主産業の1つであるため、今後さらに盛り上げていく必要があります。

平成29年4月より施行される国境離島新法の中でも4本柱の一つとして取り組まれています。

その中で、少しでも長く壱岐に滞在してもらえるプランを考えてもらいたい。

水産業について

現在本市では、漁業従事者不足・担い手不足の解消に向けて取り組んでいます。そこで漁業の魅力や水揚げし

た魚介類の加工・販売などの漁業従事者の収入の増加につながる新しい取り組みを提案してもらいたい。

壱岐島の魅力発信について

本市は実りある豊かな島であり、立地なども恵まれていると考えています。

しかし、県内の方をはじめ、「壱岐」の魅力に関してまだまだ周知不足だと感じています。

そのため、壱岐のさらなる魅力発信のための方法や手段を提案してもらいたい。

空き家の活用について

人口減少に伴い、本市では空き家が多数存在しています。

使われない空き家は老朽化の一途をたどるだけであり、有効的な活用ができるよう取り組んでいます。

そのため、壱岐の空き家を活用した新たな取り組みを提案してもらいたい。

大学生に好まれる「しま」づくりについて

島外に住む大学生や若者が「しま」に遊びに来たい、住みたいと思うイベントや観光資源の提案を頂きたい。

壱岐の冬の魅力について

離島である本市は、夏の時期は海を目当てにする観光客でにぎわいますが、冬場の観光が弱いと言われていま

す。

そこで、新たな冬の魅力を生み出すために、観光客をターゲットとした冬の壱岐の愉しみ方や手立てを提案し

てもらいたい。

農業体験メニューについて

後継者不足や従事者不足に悩む本市では、新規就農者の確保対策の一環として、農業体験をさらに促進してい

きたいと考えています。

都市住民が希望する農業体験(作物・作業等)について調査し、体験メニューを提案してもらいたい。

● 2016年度(平成28年度)要望事項

移住・定住施策の提案をしてほしい。

人口減少が問題化されている中で、今後、移住相談会を開催し、壱岐市をPRする必要がある。市外の方が、移住定

住を考えるうえで、壱岐市が行う施策を提案してほしい。

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177

観光客満足度アップのための施策について

観光客へのアンケートで、壱岐の良かったところ、改善した方が良い所等を調査し、今後の観光振興の参考とする。

また、学生目線での観光客増への提案を頂きたい。(PR・施策・情報発信など)

島外の方がほしい情報とは

島外の人が、ほしい情報について調査し情報発信・観光誘致の参考とする。また、発信方法やPRの仕方なども提案

をいただきたい。

農産物・水産物の特産化について

6次産業化が言われる中で、特産品の開発について提案がほしい。

新規商品の提案の他、今ある品物の改良、パッケージ変更、名称変更等の提案でも良い。

新産業の発掘と企業誘致について

就業する場所が少ない本市において、起業誘致及び新産業の発掘が欠かせない。そのため、どのような企業が良

いか等について、提案をいただきたい。

交流人口の拡大、観光振興に関する島民の意見や考え方の抽出について

地域の活性化のためには、観光振興は必要です。全国的に拡大しているインバウンドに対して、若干のアレルギーが

市民にあるのではと感じています。お隣の対馬には年間20万人近いKOREANが訪問していますが、壱岐にはアクセ

スの関係等で、足元にもおよんでいません。島民が求めている交流人口の拡大、観光振興策、インバウンドの調査をし

て頂いて、島の方々が幸せになれるヒントが見つかれば幸いです。

島民の“幸せ度”調査

自給自足ができる島と言われていますが、離島ですので不自由な所も多い。幸せの王国“ブータン”のように島民の

“幸せ度”とは何か?を調査していただきたい。

空き家・空き店舗対策について

市内の空き家・空き店舗も増加しており、今後、その空き家・空き店舗の活用方法について、提案をしてほしい。

(3) 五島・・・・2020年度(令和2年度) 要望事項

要 望 事 項

五島列島ジオパーク構想におけるジオストーリーの掘り起こし

※ジオストーリー…五島列島の成り立ちや地質・地形の特徴と島に住む人々の暮らしやこれまで育んできた歴

史・文化とを関連付けして、見どころとなる場所を景観だけではなく深く楽しむためのもの

目的・理由 等

五島市には島ならではの多様な歴史、文化、風習があり、その背景には大地の存在が大きく関

わっている。現状のジオパーク活動では、地質や地形に注目が集まっているため、ジオパークの

表面的な魅力しか活用できていないので、ジオストーリーの掘り起こしにより、身近で分かりやす

い取り組みとしていきたい。

要望者の所属する

機関・団体等の名称 五島市総務企画部政策企画課

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要 望 事 項 五島エコアイランド~海洋再生可能エネルギーの島づくり~

目的・理由 等

昨年末に国内初の洋上風力発電の促進区域に指定され、今後全国に先駆けて洋上風力発電

が推進される地域となる。また、国内初の商用スケールの潮流発電実証事業が進められるなど

今後も海洋再生可能エネルギーの先進地域として注目されている。

要望者の所属する

機関・団体等の名称 五島市地域振興部再生可能エネルギー推進室

● 2019年度(令和元年度)要望事項

上段:要望事項、中段:目的・理由、下段:要望者の所属する機関・団体等の名称

まちづくり協議会の PR動画作成(1地区を選定)

五島市の各地区には、各地区の住民が地域コミュニティを維持するために地域運営組織である「まちづくり

協議会」が地域の実情に合わせた様々な事業を実施しています。しかし、現状としてこのことを外部へ発信す

ることが十分であるとは言えません。そこで、学生の皆さんには地域住民へのインタビューや、実際に地域を

回ってのリサーチを通して「地域(まちづくり協議会)の PR動画」を作成していただきたいと思います。完成

した動画はホームページに掲載するほか、まちづくり協議会の活動を PR するため必要な場で活用したいと考

えています。

五島市地域振興部地域協働課

地区の教科書作成(1地区を選定)

五島市の各地区には、地区毎に独自のルールや行事がありますが、UIターンや新たに地区住民となる方にと

っては、その地区についての情報を得る方法が乏しい状況です。

そこで、まちづくり協議会の PR動画でのリサーチや地区役員の方からの情報を基に、「住民数や世帯数、最寄

りの小中学校などの概要、主な年間行事(祭りや運動会、文化祭、防災訓練等)、地区の自慢」等を掲載した「地

区の教科書」となる紹介パンフレットを作成していただきたいです。

完成品は新しい生活をスタートさせる住民に一読いただくことで、「地域のルールを理解しトラブルを未然

に防ぐ」「地域の魅力を知ってもらう」ために活用したいと考えています。その他の効果的な活用方法について

もご提案いただきたいです。また、完成版を基に、各地区で同様のものを作成し、ホームページへ掲載するほ

か、移住フェア等でも活用し、移住者や島民に五島全体だけでなく、各地区の魅力を知ってもらうためのツー

ルにしたいと考えています。新たに地区住民になる方にとって必要な情報、パンフレットの効率的な活用方法

についても考えていただき、掲載内容やレイアウト等、学生ならではの観点でユニークなパンフットができる

ことを期待します。

五島市地域振興部地域協働課

地元食材を活用したレシピ開発

現在、五島市においては体験型観光を推進し、教育旅行を中心に民泊が活用されており、奈留町においても 19

軒の家庭が民泊登録されている。現在実施されている体験メニューは約 20 種類あるが、磯釣りやシーカヤッ

クなど多くが天候に左右されるものであるため、荒天時にも対応できる体験メニューとして地元食材を活用し

た料理づくりのためのレシピを大学生と共同開発したい。開発する料理は、奈留島で常時確保できる魚や野菜

を材料として、郷土料理に若い人の嗜好を加えたものを想定している。なお、開発されたレシピは民泊家庭で

共有することとする。(民泊家庭からの提案をもとに作成)

五島市奈留支所

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● 2018年度(平成30年度)要望事項

上段:要望事項、中段:目的・理由、下段:要望者の所属する機関・団体等の名称

奈留島インバウンド対策調査

平成 30年 7月頃の世界遺産登録を控えている「江上集落(江上天主堂)」がある奈留地区においては、今後、

外国人観光客も増えることが見込まれる。そのため、五島市において各種インバウンド対策を実施しているとこ

ろではあるが、実際に観光で訪れる人の声を聞きながら改善のための施策を実施したい。そのため、学生に外国

人観光客の立場として、奈留島を訪れていただき、島内各関係施設(飲食・交通・宿泊等)において「外国人観

光客の希望に沿っているか」「何が不十分なのか(アナウンス表示・衛生面・マナー等)」等の具体的な意見を伺

いたい。また、外国人観光客が増加した他の離島(福岡県宗像市大島等)と比較しながら、どういった施策が有

効か提案していただきたい。

五島市 奈留支所 山下大輔

花粉調査及び被粉地体験セラピーツアー企画

「奈留は花粉が少ない。」という声がよく聞かれる。

実際に花粉の飛散量等を計測して数値化し、他地域との比較により花粉の被粉地であることを証明し、実際に

被粉地としてPRできるようであれば、花粉症患者を対象とした広報戦略や被粉地体験セラピーツアー等を企

画していただき、観光客又は移住希望者等の受け入れによる交流人口・関係人口の増加につなげたい。

五島市 奈留支所 山下大輔

移住者のホンネ調査

住みたい田舎ランキングにもランクインした五島市により多くの移住者を呼び込むために先に移住している

方のぶっちゃけ話をリサーチしてほしい。

(移住者談)

「最近、移住者仲間と集まった時に移住して驚いた話で大いに盛り上がり、こういった生の声を島外にも届け

たいと感じた。(例えば汚い話だが、汲取り式のトイレを人生で使ったことがなく(そういうトイレがあることも知

らなかったらしい)、汲取りをしないまま数か月経ち、気づいたら溢れそうになって、その恐怖で夜も眠れなく

なった家族。また同じ様な状態になり、どこに言えばいいかわからずに交番にかけこんだ人など)」

このように、移住していいなと思ったところ、また驚いたエピソード、また、来るならこれを持っておいで!

とか、移住して変えたコト・モノ(普通車→軽トラ、携帯会社、ファッションスタイル)などをまとめ、苦労し

ながらも島ライフを楽しんでいることがわかる調査結果を期待したい。その結果をもとに、市がどのようにバッ

クアップすべきか、どのように他市との差別化を図るべきかを提案してもらいたい。

また、子どもがいる移住者家庭には、きっとよく言われているだろう「島は子育てするにはいい環境」という

言葉をどう感じているかを調査してほしい。どういった点が子育てする上でいいのか、逆に不安なのかを明らか

にして、「子育て移住」を考えている年齢層にもアピールできる材料があれば役立つと考える。

調査結果は、移住・交流推進機構のサイトに「移住までにやりたい55のこと」というまとめ

(https://www.iju-join.jp/feature/file/018/02.html#step01)があるが、これをヒントにして「五島市に

移住で体験した50のこと&必要な10のこと」のような、驚き・愕然・感動・ショックとかでジャンル分けして

まとめてみるとよさそう。五島市のサイトで閲覧できるほか、パンフレットや移住フェアで活用できれば楽し

い。

さらにいうと、奈留の移住者こそ離島暮らしのコアな部分が語れると思うので、ぜひ奈留で行なってほし

い。

学生ならではの視点で移住のおもしろさを発見してみてください。

五島市 奈留支所 山下大輔

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● 2017年度(平成29年度)要望事項

五島市中央町公設小売市場の活性化について

福江商店街アーケードにある、中央町公設小売市場は、「小売業又は飲食店を営む者」の利用に限定されてお

り、現在食品(精肉、鮮魚、魚介加工品等)を取扱う5店舗が入居して営業を行っています。

しかし、22区画のうち9区画のみの入居状態となっており、新規入居による事業収入の確保と市場の活性

化が喫緊の課題となっています。また、市場施設は平成6年の建設から22年以上が経過し、老朽化による修

繕箇所が増加していますが、大規模な改修等は費用対効果の観点から難しい状況にあります。

さらに、中心商店街から離れた場所にスーパーやドラッグストアなどが進出し、休日の日中でも商店街には

人通りが多くありません。

そこで、若者の視点による新規入居者確保に向けたアイデア、市民が求める業種のニーズ、新たな施設活用

方法の発掘等、市場の活性化に向けた新たな発想やサービス案等を得たいと考えています。

● 2016年度(平成28年度)要望事項

高齢者の生活支援に関するニーズ調査及びサービスの提案 (対象地区として玉之浦地区)

島市では、平成28年度より高齢者が、重度な要介護状態となっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人

生の最後まで続けることができるよう、医療、介護、予防、住まい、生活支援の5つのサービスを一体的に提供され

る仕組み・体制である地域包括ケアシステムの構築に向け取り組んでいきます。

「地域包括ケアシステムに構築」にあたっては、各市及び各地域で年齢構成、地域資源等の環境が異なるた

め、その地域にあったシステム構築を目指すこととなります。

今回、高齢化率が高い「玉之浦地区」を限定し、高齢者が必要としているサービス等のニーズ調査を行ってい

ただき、現状を把握したいと考えていますので、当事業を活用して、「しま」の高齢者の生活支援のニーズ・新たな

サービス等の発掘に関する調査をできればと思います。

複数のゼミが共同で、五島市の地域別・ジャンル別観光素材集(自然、歴史、文化、食など)を作成し、

若者が周遊したくなるおススメコース(1日、2日、3日など)を作成する。

五島市は広く、様々な資源があるため、単独のゼミで活動するよりも、複数ゼミ(3~4)で同じテーマで地域別に

深く取り組んだ方が、五島市にとってはありがたい。

(4) 上五島・・・・2020年度(令和2年度)

要望事項の説明は口頭で行われます。(記載なし)

● 2019年度(令和元年度) 要望事項の記載なし(口頭での説明)

● 2018年度(平成30年度)要望事項

上段:要望事項、中段:目的・理由、下段:要望者の所属する機関・団体等の名称

町内のサイクリングマップの作成及びアウトドアを核とした観光モデルの提案

H29 年度のしまなびプログラムで、サイクリングマップを作成した班があり、今後はそのマップを土台に、サ

イクリングコースの磨きなおしや新たなコース設定、ひいてはサイクリングを中心に「アウトドア全般を楽しめ

る島」としての観光モデルの構築に向けて連携を図りたいため。

新上五島町

新上五島町観光物産協会 等

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● 2017年度(平成29年度)要望事項

若い女性をターゲットとした「女子旅」の提案

※シーグラス等を使用した体験、お土産等の提案など

個人、またはグループで旅をする女性が増加傾向にある昨今、新上五島町でも「女子旅」に注目した観光コー

ス、体験メニューを整備し、SNSや口コミ等で発信力のある若い女性を新たなターゲットとして新上五島町

へ呼び込みたいから。

ガイドの案内付「まちあるき」青方地区、有川地区(平成29年度から本格始動)について、質の向上(素材の開拓、ブラッ

シュアップ、ストーリー化)を行ってほしい。

「まちあるき」を観光素材として、または、地域の文化を継承するため(文化を忘れないため)に育てたいか

ら。

もう一泊(延泊)してもらえる滞在型観光の提案

これまで新上五島町を訪れる観光ツアーでは、本土や五島市から新上五島町へ入り、そのまま本土へ帰る日帰

りコース、あるいは本土からの1泊2日コースが主流であったが、上五島へもう1泊してもらえるような観光

ルート、体験メニューを創出し、延泊による島内経済の活性化を図りたいから。

雨の日の観光ルート作成

新上五島町の主な観光資源は自然や教会群などであり、屋外での活動・周遊が必須であるため、雨天時は観光

に支障をきたすことが多い。

そのため、雨天時でも可能な体験や見学を盛り込んだ、満足度の高い観光ルートの創出が必要であるから。

写真スポットマップの作成

新上五島町内に点在する写真スポットを掘り起こし、整理してマップを作成したい。

出来上がったマップは、町民及び観光客の写真愛好家等に町の魅力を撮影してもらうためのツールとし、「ざ

ぁーまに撮って!上五島フォトコンテスト」への応募喚起やSNS等での発信など、町の知名度アップに繋げ

たいから。

● 2016年度(平成28年度)要望事項

「平切干大根」の若者の食嗜好調査及びアイデアレシピ作り

「平切干大根」は五島列島の風土が生んだ伝統食材であり、カルシウムや食物繊維が多く含まれた有能な食材である

にもかかわらず、食べ方や使い方がわからない方も多く、食材として広く浸透していない。レシピ等を提案して、販路拡

大などに努めてはいるが、購入する年代が 50 代以上の主婦層が多い実感がある。まず 20~30 歳代の若者が食べた

い食材なのかということと、若い子たちも気軽に美味しく食べれるようなアイデアレシピを考えていただきたい。

島内に散在する「有形・無形文化材」等の利活用方法について

新上五島には世界文化遺産候補になっている頭ヶ島天主堂をはじめとして、29 の教会堂があり、観光の核になってい

ますが、その外にも有形・無形文化財や伝統芸能等(日本遺産、五島神楽等)が多数存在します。

これらの文化財等が島の活性化や人口減少対策(Iターン・Uターン者の増、及び若者の定住や島内雇用の創出)に利

活用できないか、若者・よそ者の視点で考えていただきたい。

新上五島町をアニメ等の聖地にしてほしい。

アニメや漫画の舞台モデル地を活用するなどし、「聖地」というイメージの定着・発展を図り、若者や外国人等の観光客

誘客を図るため、どんなアニメ等が新上五島町に適しているか考えていただきたい。

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(5) 大島・・・・2020年度(令和2年度)

要望事項の説明は口頭で行われます。(記載なし)

● 2019年度(令和元年度) 要望事項の記載なし(口頭での説明)

● 2018年度(平成30年度)要望事項

上段:要望事項、中段:目的・理由、下段:要望者の所属する機関・団体等の名称

高齢者状況調査(シーボルト校看護学科へ依頼)

保健師を目指す学生に高齢者の健康チェック、生活などの診断を行い、把握する。

(島内保健師と連携・相談し、まちづくり運営協議会で検討している高齢者見守り事業への現状と対策に落とし

込みができるといいと考える)

NPO 法人 大島村まちづくり運営協議会

大島住民生活調査

大島の各世帯に家計簿を記入してもらい、集計することで大島に何が必要か(島外から何をどれくらい島外から

購入しているのか?)情報を収集することで、島内で新たに起業出来るか否かを把握し、しいては雇用に繋げる

事を目的とする。

(島内に点在する空き家の利活用方法に関連させて提案してもらえると助かる)

NPO 法人 大島村まちづくり運営協議会

コーホート変化率方による大島村の人口分析と将来人口予測を実施してほしい。

大島での少子高齢化の進展について、具体的に実態をつかみたい。

現在、5年後、10年後、20年後に予測される人口から見えてくる姿を確認したい。

NPO 法人 大島村まちづくり運営協議会

将来人口予測を踏まえた、5年後、10年後の大島村を見据えた事業、活動の計画を考えてほしい。

将来人口の予測を分析できれば、その時の島の課題、問題を予測でき、対策としての活動計画も立てやすくな

る。(島内一次産業従事者数の推移を事前アンケートなど用い調査してもらえると助かる)

NPO 法人 大島村まちづくり運営協議会

伝統芸能継承のための提案 (前年度以前と同一)

大島には数百年受け継がれて、お盆に奉納される数々の伝統芸能がありますが、人口減少により継承が危ぶまれ

ているために、今後後世に継承していくための提案をお願いしたい。

NPO 法人 大島村まちづくり運営協議会

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● 2017年度(平成29年度)要望事項

まちづくり運営協議会による野外映画祭(9 月)を企画しているが、開催にあたる準備の協力と、地域に根付いたイベントに

するための告知方法の検討やアンケート調査の聞き取りを実施して欲しい。

まず島内で映画鑑賞ができる場所が一切無い為、野外映画祭の要望がある。ただ、実施するからには地域交流

を目的とした上で継続していけるように考えており、どのような方策で実施すれば地域に定着するイベントと

なるか、具体的な実施を通して、大学生の視点から検討・提案してもらいたい。

● 2016年度(平成28年度)要望事項

学生による島の受験生(中学 3年生・高校 3年生)向けの受験対策講座

大島には学習塾などが無く、受験を控えた学生は学校の授業と自宅学習のみで受験に挑むために、受験の先輩であ

る大学生によるアドバイスなど、受験対策の秘策・対策など体験談を聞かせてみたい。

大島の魅力発信

昨今平戸市はふるさと納税日本一や世界遺産登録へ向けた取り組みにより、各メディアに取り上げられている。この機

会に大島の魅力も上手く発信していきたい。

伝統芸能継承のための提案

大島には数百年受け継がれて、お盆に奉納される数々の伝統芸能がありますが、人口減少により継承が危ぶまれてい

るために、今後後世に継承していくための提案をお願いしたい。

イベントスタッフとしての応援

年々スタッフの減少、高齢化に伴いイベント開催時の人員不足により

運営が厳しい状況にあるため、大学生にスタッフとして協力していただき

所感等をレポートしていただきたい。

イベントにおける島外からの参加者ニーズ把握

大島でイベントを開催するに当たり、島外からの参加者が少ない状況にある。そこで、どのような運営をすれば島外か

らの集客が見込めるかを知りたいので、島外者へ向けてニーズ把握に関する調査をお願いしたい。

(6) 対馬・・・・・2020年度(令和2年度)

要望事項の説明は口頭で行われます。(記載なし)

● 2019年度(令和元年度) 要望事項の記載なし(口頭での説明)

● 2018年度(平成30年度)要望事項

集落散策マップを作成する

観光ニーズが変化してきたことで、かつての大型観光バスで史跡名勝をめぐるツアーよりも、レンタカー等

で自由に行きたい場所を選択する個人型旅行や、一カ所に滞在しながら体験や散策を楽しむ滞在型旅行の人気

が高まってきています。対馬でも、厳原や比田勝といった中心市街地ではなく、農漁村地域にある農林漁業体

験民宿(いわゆる民泊)に宿泊しながら、農漁村の風景や生活文化を楽しんだり、地域にある小さな社寺仏閣

や「おもしろい看板」などを写真に収めたりする観光スタイルが徐々に普及しつつあります。

そういった個人旅行客に対して情報を提供できる地図が無い、または情報が古くなっている地区がほとんど

です。徒歩または自転車で回れる範囲にある「おもしろスポット」や「絶景ポイント」、「ゆかりの地」、あるい

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は、飲食店や休憩所、体験プログラムの実施場所などが記載された地図が必要です。地区を散策したり、地元

の人の話を聞いたりしながら、学生ならではの視点で「観光客に提供したい情報」を見つけ、それらを記載し

た地図を作成してください。

【作成を希望している地域とその特徴】

① 豆酘地区(対馬南部)・・・日本の里 100選に選ばれた農業と漁業の町。民族伝承が多く残る。

② 内山地区(対馬南部)・・・対馬の中では珍しく海のない集落。ヤマネコの野生復帰に向けた地域活動が

盛ん。炭焼きなど伝統的な産業が多く残る。

③ 千尋藻地区(対馬中部)・・・イカ釣りで栄えた集落。銀杏の巨木や由緒ある神社があったり、波の化石

である漣痕があったりなど、歴史と自然が楽しめる。

④ 志多留・田ノ浜地区(対馬北西部)・・・縄文時代から人が住んでいるという歴史ある集落。稲作伝来の

地ともいわれ、伝統的な集落景観が保たれている。

⑤ 佐護地区(対馬北西部)・・・水田が広がる対馬随一の穀倉地帯。ツシマヤマネコの生息密度が高い。

⑥ 比田勝周辺地区(対馬北東部)・・・韓国人観光客が多く訪れる国際港。とりわけ韓国人をはじめとする

外国人観光客に向けた情報発信が急務。

地域の産業や郷土料理をわかりやすく伝える説明パネルを作成する

農林漁業体験民宿(民泊・農泊)に滞在して、農家や漁師の仕事を手伝ったり、郷土料理を習ったりしなが

ら地域の人と交流する観光スタイル、いわゆるグリーンツーリズムが対馬でも普及しつつあります。これは、

小中学生に向けた体験学習などにも応用できるコンテンツです。しかし、地域の農家さんや漁師さんは観光客

や子どもたちに教えながら作業をすることにあまり慣れていないため、「わかりやすく、おもしろく、伝える」

スキルを持っていません。

そのような時に役に立つコンテンツが「視覚情報」です。イラストや写真などを使ったパネルを使うことに

よって、個々の農家さんや漁師さんのスキルを補うことができます。実際にお客さんの立場になって体験しな

がら、作業手順やポイント、そのコンテンツのウリや面白さなどを伝えるパネルを作成してください。

【作成してほしい体験コンテンツ】

① 郷土料理体験・・・いりやき、ろくべえ、豆酘雑煮などの対馬の郷土料理の特徴やレシピ、作り方の手

順やポイントなどをまとめてください。

② 対州そば手打ち体験・・・最も原種に近いとされる対州そばのルーツや特徴、そば打ちの際に使用する

道具類や手順とポイント、代表的な食べ方などをまとめてください。

③ せんだんごづくり・・・サツマイモを使った伝統的発酵保存食で、消滅する可能性がある貴重な食文化

として「味の箱舟」に指定されています。せんだんごのつくり方の手順やポイント、道具類、年間の作

業カレンダー、せんだんごを使った料理の数々などをまとめてください。

④ 旬の食材カレンダー&マップ・・・魚介類や穀類、野菜類、山の幸など、対馬で利用している食材につ

いて、とれる時期ともっともおいしい時期をまとめた旬カレンダーや、とれる場所をまとめた食材マッ

プを作成してください

⑤ 炭ができるまで・・・山に囲まれた対馬では、炭焼きは昔からの産業です。一年を通じて、どのような

作業があるのか、炭ができるまでのプロセス、炭焼き体験の際の作業手順やポイントなどをまとめてく

ださい

⑥ 蜂飼いの一年・・・セイヨウミツバチが入ってきていない対馬では、ニホンミツバチの養蜂が非常に盛

んです。丸太をくりぬいた「蜂洞」と呼ばれる巣箱を用いる伝統的な養蜂形態がまだ残っています。対

馬の養蜂の特徴や、一年の作業プロセス、採蜜の手順やポイントなどをまとめてください

外国人観光客の受入れに向けた体制整備

対馬では、年々韓国人観光客が増加しており、昨年は 35 万人を超える韓国人が対馬を訪れています。こう

した中、習慣や文化の近いから、トラブルや誤解が生じたり、コンテンツを十分に楽しめなかったりといった

問題が生じることもあります。特に、農林漁業体験民宿(民泊・農泊)を活用した体験型の観光においては、

地域の方との交流や、地元文化の伝達が重要であるにもかかわらず、言葉が通じないことによって、そのコン

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テンツの魅力を十分に発揮できていません。

現在では、IT 技術の発達とスマートフォンの普及によって、QR コードを表示しておけば、外国語での説明

を見ることが出来るような体制整備が可能になってきています。そこで、学生の皆さんには、韓国人をはじめ

とする外国人観光客、およびその受け入れを行っている民泊・農泊家庭の両者から聞き取りを行い、どのよう

な情報提供を行えば、お互いに円滑に、かつ充実した滞在にできるかを考え、外国人向けの情報発信ツールを

構築してほしいと思います。

【情報提供が必要な項目】

① 指さし会話シート・・民泊や農泊では、入浴や食事の際に、お客さんに聞きたいことや、伝えたいこと

は、ある程度パターン化されているはずです。どういった場面で、どのような会話が必要とされるのか、

民泊および観光客に聞き取りを行って、会話例文集を作成してください。

② 郷土料理等の解説サイト・・・言葉が通じなくても対馬の郷土料理や新鮮な食材を楽しめるように、食

卓に上がっているものがどういった料理なのか、外国人向けの解説サイトを構築し、QRコードなどをメ

ニュー表に張り付けることを検討しています。そのための情報収集として、外国人がどのような料理を

楽しみにしているのか、どのような情報を欲しているのかの聞き取りを行い、サイト構成案を作成して

ください。

③ 日本文化・日本家庭のルール集・・・これまでに外国人を受け入れたことがある民泊で聞き取りを行い、

文化や風習の違いで困ったこと、説明が必要だけれど言語が通じなくて困ったことなどをまとめ、どこ

に、どのような表示をすべきか、あるいは、どのようなルールブック等を作るべきか、提案してくださ

い。

対馬の偉人紙芝居の作成

対馬には、今の生活文化に結び付くような産業や風習を作るきっかけとなった偉人がたくさんいます。それ

らはマニアックすぎるために、観光パンフレットで紹介されていなかったり、解説するガイドが不足していた

りして、なかなか観光客に伝わる機会がありません。

そこで、誰でも簡単に偉人たちの偉業を紹介でき、観光客にも楽しんでもらえるように、偉人たちの業績を

伝える紙芝居の作成を検討しています。郷土史家や地元の歴史愛好家にヒアリングを行ったり、資料を調べた

りしながら、学生ならではの柔らかい頭で、紙芝居の構成案を考えてください。もちろん、メンバーの中に絵

や漫画が得意な学生がいるならば、紙芝居自体を作成していただくことは大歓迎です。

【紙芝居にしてほしい対馬の偉人】

① 初代対馬藩主 宗義智・・豊臣秀吉の朝鮮出兵で断絶した日朝の国交を、知恵と勇気で回復した偉人。

現在の日韓友好の礎を築いた。

② 江戸時代の農政学者 陶山訥案・・・農業による対馬の自立を訴え、そのために、農作物を食い荒らし、

農民の生産意欲を削いでいたイノシシを根絶するという壮大な計画を成し遂げた。

③ 対馬の食の救世主 原田三郎右衛門・・・薩摩に侵入して藩外持ち出し禁止の種芋を対馬に持ち帰り、

対馬全島にサツマイモを奨励普及させた偉人。サツマイモは山がちで耕地の少ない対馬の食糧事情を大

きく改善させ、コウコイモ(孝行芋)と呼ばれるようになり、現在の対馬の食文化の基礎となった。

● 2017年度(平成29年度)要望事項

対馬の観光事業の推進①〜対馬のスタディーツーリズムを企画しよう!〜

対馬にはたくさんの魅力(食・文化・自然等)があります。対馬では、それらを体験できる民泊(農家民宿)

の利用を推進しています。学生の皆さんには、実際に民泊に泊まっていただき、暮らし体験を通じて学んだこ

とをスタディーツアーとして企画して頂きたい。体験メニューは個々の民泊によって異なるので、宿泊する民

泊経営者と相談して企画していただきます。その企画を宣伝すべく、滞在中にプロモーションビデオも作成し

て頂きたい。例えば、話題沸騰中の“PPAP”等をネタにしていただき、SNS や YouTube でヒットするような工

夫をお願いします。

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対馬の観光事業の推進②〜対馬のいいとこを学生目線で発信しよう!〜

対馬にはたくさんの素敵な観光スポットがあります。対馬に多くの日本人観光客が来てもらえるように、対馬

をどんどん発信していきたいと思っています。学生の皆さんには、対馬の観光地を実際に巡りながら、対馬の

魅力を表現するプロモーションビデオを作成して頂きたい。学生目線で、よりインパクトのある企画を期待し

ていますし、例えば、話題沸騰中の“逃げ恥ダンス”等をネタにしていただき、SNS や YouTube でヒットする

ような工夫をお願いします。

対馬の観光事業の推進③ 〜韓国人観光客にもさらなるおもてなしを!〜

対馬のインフラや経済を支えているのは、年間 20 万人を越す韓国人観光客であるといっても過言ではありま

せん。今後さらに観光客が増える見込みがある中で、対馬滞在の満足度を高め、対馬の産品を購入してもらう

必要があります。そこで、学生の皆さんには、個人観光客を対象にヒアリング調査を行って頂きたい。調査内

容はお任せしますが、例えば、対馬の来島理由トップ 10や人気の対馬のお土産トップ 10等を調べていただき

たい。可能であれば、それらの結果を元に韓国人を受入れるにあたっての注意点・改善点等や新しいお土産品

の企画・提案をご提案頂きたい。

一次産業の担い手確保の支援 〜対馬に若者を呼び込もう!〜

対馬の主要な産業は、一次産業ですが、担い手不足が深刻化しています。若者を確保するためには、働く場所

が必要ですが、その候補が一次産業です。若者の一次産業離れがある中で、そもそも一次産業について知って

いただく必要があります。そこで、学生の皆さんには、実際に一次産業を体験していただき、その体験を映像

に記録し、若者向けの仕事紹介プロモーションビデオを作成して頂きたい。対象とする産業はお任せしますが、

現地コーディネーターが斡旋できるのは、林業・しいたけ、一本釣り漁業、農業(稲刈り、赤牛の世話、炭焼)

等です。

対馬の伝統文化・技術の継承 〜温故知新の島づくりで素晴らしい対馬を残していこう!〜

対馬でも高齢化が進み、古くから伝承されてきていた多くの貴重な伝統文化・技術が消滅する可能性がありま

す。既に途絶えてしまったものも数多くあります。それらの貴重な伝統文化・技術をできる限り後世に残して

いきたい。そこで、学生さんたちには、存命する達人たちに取材をして、手作業を映像に記録し、ドキュメン

タリー番組(短編)を作成して頂きたい。対象とする伝統文化・技術はお任せしますが、現地コーディネータ

ーが斡旋できるのは、テボづくり、草履づくり、味噌づくり、盆踊り等の達人たちです。

高齢化した地域の生活支援 〜人と人のつながりで支え合う地域づくりに加勢しよう!〜

対馬でも高齢化が進み、限界集落が増えている中で、生活にこまっている方が多くいます。つながりあい支え

合う、自助・共助・公助の地域づくりが必要になってきています。最近では、地域住民が、コミュニティスペ

ース(老稚園)を運営したり、地元の農作物・水産物を使った配食サービスを運営する動きも出てきています。

老稚園では、若い人のボランティアを募集していたり、活動の輪を広げるための資金調達(クラウドファンド

等)の支援を求めています。また、配食サービスでは、他の地域への事業拡大のためのニーズ調査を必要とし

ています。そこで、学生さんたちには、それらの活動に加勢して頂きたい。それ以外にも、地区のゴミ拾いや

掃除・草むしり・電球交換等簡単だけど高齢者が難しいことについて、短期間でもお手伝いしていただき、高

齢化した地域の現状や課題を知ってもらえたらと思います。

ツシマヤマネコの保全のための活動支援 〜ヤマネコを交通事故から守ろう!〜

対馬には素晴らしい自然があります。その中でも、有名なのがツシマヤマネコですが、絶滅の危機に瀕してい

る野生動物です。危機の要因は様々ですが、交通事故による死亡も重大であり、環境省対馬野生生物保護セン

ターや地元の任意団体“ツシマヤマネコ応援団”が交通事故の予防を PR していますが、やはり事故は発生し

ています。運転中の対馬市民や観光客が道路脇のヤマネコの存在を意識するための仕掛けが必要です。そこで、

学生の皆さんには、実際に交通事故現場を見た上で、交通事故対策のアイデアを考えていただきたい。また、

事故対策で動物用の道(カルバート)を国道下に設置している場所がありますが、その道の清掃活動等も体験

して頂きたいです。

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● 2016年度(平成28年度)要望事項

郷土料理「いりやき」のレシピについて

対馬の代表的な郷土料理であるいりやきであるが、一般的なレシピが存在せず、また地域によっても差があるように感

じる。魚、鶏、両方の作り方をリサーチしていただき、地域別の違いを考察する。また一般的なレシピを作成する。

シーグラス分布図の作成について

海流によってできるシーグラスであるが、場所によって大きさも、色も特色が有るのでは無いかと思われるが、調査がこ

れまで行われていない。分布の特性を調べて分布図を作成する。

EM菌の活用状況(実態)及び効果の検証と、これまでの投資額等費用対効果を検証する。

「環境王国」をキーワードに環境の島として全国にアピールしており、環境政策の一環としてEM菌の普及と活用を図っ

てきたが、EM菌がどのように、どのくらい活用され、どのような成果が上がっているか調査、検証する。

渡海船(定期航路)の周遊観光事業における利用者の実態と今後の展望調査、体験型観光メニュー開発の可能性調

査並びに赤字の縮減(理想は黒字化)を図るため、民間事業者の参入促進などでの経営基盤強化策の可能性を検証す

る。

当事業は H27 年度に新船を建造したばかりで、建造費等を除く管理経費の最近の動向は、おおむね 31,000 千円~

35,000 千円で推移しており、事業収入(運賃)の割合は6%~7%ほどと財源のほとんどを赤字航路補助金と一般会計

からの繰入金により運営している状況である。

当然経営改善を図っていく必要があるが、主要事業である定期航路事業の運賃収入は、人口減、少子化の影響により

毎年減少していく一方であり、増員増収を図るのは相当に困難と思われる。

一方で、定期航路の空き時間を利用した周遊観光事業(貸切・乗合料金)が一般旅客運賃より若干少額ではあるが、

対前年度比222%増と倍増しており H27年度は 9月現在で、前年度決算額を上回っている状況である。

これは、クラブツーリズムなどの体験型観光業者や個人グループの観光客が急激に増えてきているのが要因であり、最

近の観光客の傾向とも一致している。

コースは、90分(6 コース)、120分(4 コース)、150分(2 コース)の 3パターン、12 コースで浅茅湾内の名所を巡るコー

スであるが、周遊観光のみで時間的にも 3パターンと柔軟性に欠け形骸化が感じられる。

浅茅湾を形成する陸地や点在する小島には、素晴らしい景観の自然や施設に恵まれた体験型観光の宝庫であり、計り

知れないポテンシャルを秘めている。

この資源と黄金あなごなどの食とを組み合わせた体験観光メニューを様々な業態との連携により見直し再構築し、付加

価値をつけた収益性の高い観光商品を開発し、提供していくことで交流人口を拡大し観光物産産業や商工業の収益

拡大に寄与する。(そのことにより、定期航路事業の大幅な赤字の縮小にも繋がるものと考える。)

地区別の空き家調査とその活用方法について

増加する空き家だが、有効活用については課題が多い。任意の地域を選び空き家の状況調査、家主の情報収集等を

行い、空き家の利用が進まない理由、また有効活用のための方策を調査する。

対馬島内の食品流通について

食糧自給率が低い対馬において、食品の流通と価格の関係について考える。また、そこから地産地消が生産者、消費

者共に利益になる食材を洗い出し、地産地消の拡大を考える。

対馬の伝統的農作物(めなが、まさら等)に関する研究

対馬で古くから作付けされていた作物ではあるが、作付けの減少と共に種としての保存が危ぶまれている。

これらの伝統的農作物を地域内に入り調査、リストアップする。また、作物の活用方法と保存方法について考察する。

中長期的な人口減少による経済的、社会的、環境的変化の将来予測について、

経済、社会、環境等の分野から任意の一市場を(ガソリン、社会福祉、交通、農業、林業など)選び、人口減少がそれら

の市場にどのような影響を与えるか考察する。

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すでに無くなった(今後無くなりそうな)地域の祭りや、行事、盆踊り、いのこなどの地域行事の掘り起こしとアーカイブ

の作成について。

人口減少と担い手不足により、地域での活動やお祭りなど、無形文化が対馬島内から姿を消しつつあるなかで、その

伝統をいかに守るか、またどう記録していくか検討をする。

辺地におけるコミュニティバス運用のための需要調査と効率的な運営について

ある一定の地域におけるコミュニティバスの必要性の調査と運営(システム、価格、人員配置、ダイヤなど)についての

考察を行う。

対馬伝統保存食「せん」の製造の製造者の分布について

せんの製造者の分布状況と製造方法(製造者による違いなど)を調査し、その継承方法について考察する。

(7) 小値賀・・・・2020年度(令和2年度) 要望事項

要 望 事 項 小値賀町男女交流イベントの提案

目的・理由 等

現在小値賀町では、人口減少が大きな問題となっている。そのため、令和元年度から独身男女

への婚活支援を始めた。しかし、現状小値賀町でのイベントはなく、主に長崎県のイベントを探

して参加している状態である。また、以前独身男女を対象としたイベントを企画したが、人数が

集まらず中止になってしまった。そこで、小値賀町ならではの婚活イベントを提案してほしい。

要望者の所属する

機関・団体等の名称

小値賀町総務課

要 望 事 項 野崎島から小値賀への観光客の流れをつくるための提案

目的・理由 等

野崎島が世界遺産に登録されたが、観光客が爆発的に増加したわけではない。これは、小値

賀から野崎島へ行くのではなく、五島からのチャーター船で来る人が多いからである。そして、そ

のまま五島に帰ってしまう流れができている。小値賀に一度立ち止まってもらうにはどうしたら

良いか、島外の学生だからこそ考えられる案を出してほしい。

要望者の所属する

機関・団体等の名称

小値賀町総務課

要 望 事 項 小値賀町のご当地グルメをつくろう!

目的・理由 等

小値賀町には、「小値賀に来たら絶対これば食べんね」といえるようなご当地グルメ

がない。小値賀町のご当地グルメといえばこれ、と言われるようなメニューを提案して

ほしい。

要望者の所属する

機関・団体等の名称

小値賀町総務課

● 2016(平成28年度)~2019年度(令和元年度) 要望事項の記載なし(口頭での説明)

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参考URL

① www.tcp_ip.or.jp/~tokkatsu/shiryo/down/tedate02.pdf#search

名古屋市特別活動研究会編 「話合いの様々な手立て」

② www.h-yosikawa.com/kouza/kouzapdf/kj/kj.pdf

沖縄大学 吉川研究室 KJ法マニュアル

③ www.kiui.ac.jp/~katayaa/toukei12htm/

内田治「すぐわかるSPSSによるアンケート調査・集計・解析」