インフルエンザの流行が始まりました - yokohama...2018/12/06 ·...
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インフルエンザの流行が始まりました ~手洗いと咳エチケットを心がけましょう~
横浜市では、感染症法に基づき感染症発生動向調査を実施しています。2018/2019 シーズンの
平成 30年第 48 週(11 月 26 日~12 月 2 日)の全市集計において、流行開始の目安となる基準(1
定点医療機関※1当り1週間の患者報告数 1.00 人)を超え、「1.10」となりましたのでお知らせし
ます。
横浜市では流行期に入りました。市民の皆さま一人ひとりが早めに予防策を取りましょう。
※1 定期的にインフルエンザ患者発生状況を報告していただいている医療機関(市内 153 か所) <経過>
本市のインフルエンザ発生状況は、シーズン当初から第 48 週までの迅速検査キットの累積結果では A 型 97.8%、B 型 2.2%で、A型が多く検出されています。
年・週 期 間 患者報告数(人)(※2) 備考
平成 30 年第 45 週 11 月5日~11 月 11 日 0.18
第 46 週 11 月 12 日~11 月 18 日 0.51
第 47 週 11 月 19 日~11 月 25 日 0.73
第 48 週 11 月 26 日~12 月2日 1.10 市内流行期
(※2 患者報告数は医療機関からの追加報告により、数値が変動します。)
別添参考資料 : 横浜市インフルエンザ流行情報 1 号
横浜市衛生研究所 HP http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/eiken/
お問合せ先
健康福祉局健康安全課長 木村 博和 電話 045-671-2442
衛生研究所感染症・疫学情報課長 野崎 直彦 電話 045-370-9279
平成 30 年 12 月6日 健康福祉局健康安全課
横 浜 市 記 者 発 表 資 料
インフルエンザ予防策 ● かからないようにしましょう
・帰宅したら流水と石けんで 20 秒以上かけて丁寧な手洗いをしましょう。
洗い残しが多い指の間、手のしわ、爪、手首も洗うようにしましょう。
・加湿器などを使って、室内を適切な湿度(50~60%)に保ちましょう。 ● うつさないようにしましょう
・咳やくしゃみがでるときは、マスクをしましょう。
・かかったかなと思ったら、必ずマスクを着用して早めに医療機関を受診しましょう。
・インフルエンザにかかってしまったら、学校や仕事は休みましょう。
(学校は発症した後 5 日を経過しかつ解熱後 2 日を経過するまで出席停止となります。)
・熱が下がっても人にうつす可能性があります。2日程度は自宅療養をしましょう。
● 重症化のサインを見逃さないようにしましょう
こどもや高齢者、妊婦、持病のある方は症状が重くなりやすいため、呼びかけに答
えない、呼吸が早く息苦しい、胸の痛みが続く、症状が長引き悪化する場合はすぐ
に受診しましょう。
【参考】厚生労働省 HP 「平成 30 年度 今冬のインフルエンザ総合対策について」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/index.html
《トピックス》
横浜市内がインフルエンザの流行期に入りました。
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9月 12月 1月 3月 6月
人
週
2013/14
2014/15
2015/16
2016/17
2017/18
2018/19
2018/2019 シーズン 2018 年 12 月 6 日
【概況】
2018 年第 48 週(11 月 26 日~12 月 2 日)の定点※1あたりの患者報告数は、
横浜市全体で 1.10 と、流行開始の目安となる 1.00 を上回りました。例年、イン
フルエンザは 12 月頃から 3 月頃まで流行します。
学級閉鎖等の発生は、今シーズンは第 36 週(9 月 3 日~9 日)から報告され
ており、現在(12 月 5 日)までに合計 15 件が報告されています(主に小学校)。
今シーズンの第 48 週までの迅速診断キットの結果は、累計で A 型 97.8%、B
型 2.2%と、A型が多く検出されています。全国のウイルス分離・検出状況※2では、
AH1pdm 型、次いで AH3 型が多く検出されており、横浜市でも同様の傾向です
(第 47 週現在、AH1pdm 型 29 件、AH3 型 8 件、B 型 0 件)。
今後、インフルエンザの本格的な流行が予想されるため、正しい手洗い※3等
の予防や早期受診などの対策※4が重要です。 ※1 定点とは、定期的にインフルエンザ患者発生状況を報告していただいている医療機関(市内 153 か
所)のことで、そこから報告された患者数の平均値が定点あたりの患者報告数です。 ※2 インフルエンザウイルス分離・検出速報(国立感染症研究所) ※3 横浜市保健所ホームページ(「正しい手洗い方法」および、掲示用ポスター「石けんで『手』を洗お
う」をトップページに掲載しておりますので、是非ご活用ください) ※4 市民向けインフルエンザ予防チラシ(横浜市)
○市内流行状況:市全体の定点あたりの患者報告数は、第 45 週で 0.18、第 46 週で 0.51、第 47
週で 0.73 と増加し、第 48 週で 1.10 となり、流行開始の目安である 1.00 を上回りました。
横浜市インフルエンザ流行情報 1 号 横浜市健康福祉局健康安全課 / 横浜市衛生研究所
0.0
0.5
1.0
1.5
43 45 47 49
流行開始の目安(1.00)
【お問い合わせ先】 横浜市衛生研究所感染症・疫学情報課 TEL 045(370)9279
横浜市健康福祉局健康安全課 TEL 045(671)2442
※参考リンク
近隣自治体の流行状況
○神奈川県
○川崎市
○東京都
全国の流行状況
○国立感染症研究所
地図で表した直近 3 週間の区別流行状況
(塗り分けの数字は定点あたり報告数)
≪参考≫
昨シーズン(2017/18 年)の流行推移
・流行の開始【定点あたり 1.00超】
第 46 週(11 月 13日~19日)
・流行注意報発令【定点あたり 10.00超】
第 51 週(12 月 18日~24日)
・流行警報発令【定点あたり 30.00 超】
第 3週(1月 15 日~21 日)
・流行警報解除【定点あたり 10.00 未満】
第 10 週(3月 5日~11日) = 0人~
= 2人~
= 1人~
= 1 .5人~
= 0 .5人~
青葉区
都筑区港北区
鶴見区緑区
神奈川区旭区
保土ケ谷区 西区
中区
泉区
戸塚区
港南区
磯子区
金沢区
栄区
瀬谷区
南区
= 2 .5人以上
インフルエンザ 第46週
0.33
2.44
0.20
0.000.17
0.00
0.38
0.11
0.00
0.13
1.54
0.17
0.00
0.25
0.36
0.00
1.29
0.86
= 0人~
= 2人~
= 1人~
= 1 .5人~
= 0 .5人~
青葉区
都筑区港北区
鶴見区緑区
神奈川区旭区
保土ケ谷区 西区
中区
泉区
戸塚区
港南区
磯子区
金沢区
栄区
瀬谷区
南区
= 2 .5人以上
インフルエンザ 第47週
0.22
2.56
0.00
0.430.00
0.25
0.38
0.30
0.00
0.13
1.69
0.00
0.40
0.29
0.80
0.17
0.86
3.43
= 0人~
= 2人~
= 1人~
= 1 .5人~
= 0 .5人~
青葉区
都筑区港北区
鶴見区緑区
神奈川区旭区
保土ケ谷区 西区
中区
泉区
戸塚区
港南区
磯子区
金沢区
栄区
瀬谷区
南区
= 2 .5人以上
インフルエンザ 第48週
0.75
2.90
1.40
0.290.43
0.63
0.50
0.40
0.00
1.43
2.25
0.00
0.40
0.43
0.64
1.00
0.71
4.43