140623_udc2014_sekimoto

18
アーバンデータチャレンジ 2014 開催に向けて (一社)社会基盤情報流通推進協議会 x 東京大学空間情報科学研究センター

Upload: csisi

Post on 29-Jun-2015

151 views

Category:

Education


0 download

DESCRIPTION

140623アーバンデータチャレンジ2014・キックオフシンポジウム

TRANSCRIPT

Page 1: 140623_UDC2014_sekimoto

アーバンデータチャレンジ2014

開催に向けて

(一社)社会基盤情報流通推進協議会 x 東京大学空間情報科学研究センター

Page 2: 140623_UDC2014_sekimoto

何が特徴か?

•  サステナブルな形で多くの自治体が広くデータを流通・公開したり、さらにビジネスレベルで多くの民間企業等が参画すること。

•  地域の課題解決とデータのリンケージの強化。様々な有用なアイデア・アプリケーションの横展開等、実践の場の提供。  

•  首都圏約350自治体のうち、2割の70自治体が1回以上、何らかのイベントに参加することを目標に

2

Page 3: 140623_UDC2014_sekimoto

1.  現状の課題について

   貴自治体で抱える様々な地域課題とそれに対して保有しているデータのバランスについて教えて頂けますか?(自治体内の全般的な状況でも担当業務範囲内での回答でも結構です。)  

15  

14  

29  

26  

3

課題は多くあるが、多くの場合はデータがあり、問題は感じていない。

データはたくさんあるが、ツールがない、あまり活用しきれていないと感じることがある。

現状にとくに課題を感じていない。

課題はたくさんあるが、データがなくて困ることがかなりある。

Page 4: 140623_UDC2014_sekimoto

2.  「オープンデータ」「オープンガバメント」というキーワードを聞いたことがありますか?  

42  

14  

27  

2   1  

4

聞いたことがない。

大変興味があり、検討したいと思っている。

少し聞いたことがあるが、あまり関心がない。

聞いたことがあり、興味がある。

すでにある程度実施している。

Page 5: 140623_UDC2014_sekimoto

3.  2013年度一杯、アーバンデータチャレンジ東京2013の情報提供メイルを送らせて頂いてよいでしょうか?

①承諾します。

②承諾しません。

※①を回答頂いた場合は、情報提供あるいは質問等のメイルを送ることがあります。また、①と回答した場合でも途中でメイル送付を止めることもできます。

60  

28  

①承諾する

②承諾しない

5

Page 6: 140623_UDC2014_sekimoto

UDCT2013 年間イベントの流れ

6  

H25.4-­‐6月 H25.7-­‐9月 H25.10-­‐12月 H26.1-­‐3月

イベント

自治体コンタクト  他団体との連携

実行委員会

その他広報等

順次データを  システム登録

(4/4) (5/9) (6/25) (7/23) (8/21) (10~11月)

【キックオフ】  CSIS-­‐iシンポ  

(6/10)  

【ツール・ベスト     プラクティス】  

(8/1)  

【提供開始・    エディットソン】  

(10/3)  

・趣旨説明  ・自治体からお悩み提供  ・世の中にあるデータ説明

・先進事例、ツール紹介  ・解くべき課題の設定 ・データ収集状況、意見交換  

・指定課題公表(9月上旬)  ・応募の流れ説明  ・集めたデータの説明 ・エディットソン  

【エントリー  締切】  (12/20)  

【作品  締切】  (1/31)  

【表彰式】  (3/1)  

参加意向調査  (4月中旬~5/1)

地域担当  による対話  

・潜在層の掘り起し  ・とくに6/10に話題提供して頂ける自治体募集

(12月下旬) (2月末)

HP掲載    

(4月上旬)

FB準備    

(5月上旬)

ニュースリリース    

(10月上旬)

ニュースリリース    

(3月上旬)

・参加ステイタス決定

・約100作品のエントリーを頂きました!!  

【各種イベント】  ・G空間エキスポ(11/14-­‐16)等々  LODチャレンジ2013との共同イベント開催  

・受賞者が決まりました!  

LODチャレンジ2013  総務省・経産省コンテスト等

Page 7: 140623_UDC2014_sekimoto

アーバンデータチャレンジ実行委員  (2013年度)

実行  委員長

関本義秀(東京大学生産技術研究所 准教授)

自治体、省庁、公的団体

三好洋久(千葉県流山市総合政策部行政改革推進課)、関口昌幸(神奈川県横浜市政策局政策課)、宮里孝則(経済産業省商務情報政策局情報政策課)、  藤原啓志(国土交通省国土政策局国土情報課)、西沢明(国土交通省国土政策局総合計画課)、  飯田哲(OpenStreetMap  FoundaKon  Japan)、東修作 (Open  Knowledge  FoundaKon  Japan)、  川島佳子・八子知礼(新世代M2Mコンソーシアム)、高橋忠 (一財 日本建設情報総合センター)、  郡司哲也・坂下哲也(一財 日本情報経済社会推進協会)

大学、  有識者

浅野耕一(秋田県立大学システム科学技術学部 准教授)、  神武直彦(慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科 准教授)、  瀬戸寿一(東京大学空間情報科学研究センター 特任助教)、  長谷川瑶子(東京大学工学部社会基盤学科四年生)、長井宏平(東京大学生産技術研究所 准教授)仙石裕明(東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程)、  河口信夫 (名古屋大学大学院工学研究科 教授)、岡田愛、小林亘

民間  企業

大伴真吾、嘉山陽一(朝日航洋 ㈱)、伊藤誠敏、濱里学(㈱ インターネットイニシアティブ)高橋陽一(㈱ インディゴ)、青島竜也(NTT空間情報㈱)、山口章平・藤津克彦(㈱建設技術研究所)川島宏一(㈱公共イノベーション)、政木英一・石井邦宙・山本尉太・和田陽一(国際航業㈱)、  関治之(合同会社 Georepublic  Japan)、増田祐介(㈱長大)、伊藤顕子・片柳貴文(日本工営㈱)

オブ  ザーバ

東京都建設局

7

Page 8: 140623_UDC2014_sekimoto

2013/6/10 キックオフシンポジウム結果 •  まずは「地域のお悩み聞かせて下さい」  •  参加者:約170名(以下は自治体講演者、参加者)  

–  【東京】東京都建設局、豊島区、八王子市、町田市、日野市 –  【栃木】栃木県 –  【茨城】茨城県、水戸市、桜川市 –  【千葉】流山市 –  【神奈川】横浜市、藤沢市 –  【埼玉】越谷市、伊奈町

 

8

Page 9: 140623_UDC2014_sekimoto

No. 具体的な課題の例 該当自治体例 必要となりそうなデータ例

人口問題: 少子高齢化や人口過密といった人口問題を身近に考えられる仕組みの実現

1 少子高齢化に対して、公共建物、社会資本の配置などの計画を行政と住民が共に考えていける仕組みを作りたい 東京都八王子市 ・公共施設 ・人口分布 ・都市計画資料

2 近隣市町村への若い人の流出を食い止めたい 茨城県桜川市 ・人口と世帯数の推移

3 人口構成の地域的バランスの差を縮小化するために人口の流動を促したい 東京都町田市 ・人口分布

4 街の変化の様子を正しく把握したい 東京都豊島区 ・人口動態

5 人口の構造の変化や減少などを我がこととして考えにくく、自分の将来の暮らしぶりを想像する際に想起できないため、人口問題に対して個人レベルでのアクションを取ることが困難である状況を解消したい ―

・コーホート別人口動態・各地の行政の財政状況

まちづくり: 地域活性化に向けたデータの活用

6 街と地域企業のコラボレーションによる地域活性を実現したい 東京都豊島区 ・地域の企業情報

7 地域活性に繋がる空き地の活用をしたい 東京都八王子市 ・空き地位置

8 産業基盤の空洞化に対応したい 東京都日野市 ・地域企業情報

9 団地の老朽化に対応したい 東京都町田市 ・公共住宅位置・公共住宅居住者

10 買い物難民を解消したい 東京都町田市、東京都八王子市

・商業施設位置・人口分布

11 中心市街地の衰退、空洞化に対応したい 茨城県水戸市、東京都八王子市

・地域の店舗情報・人口分布

12 商店街を活性化したい 茨城県水戸市 ・地域の店舗情報

13 情報弱者や高齢者の孤独死を防ぎたい 東京都八王子市 ・高齢者情報

14 休日にも出かけない人の行動を踏まえて現在のライフスタイルに合わせた地域活性化をしたい ― ・人の移動データ(GPS携帯)・地域の店舗情報 ・建物の状況(建築年、老朽度 等)

インフラ:  安全性に関する情報の可視化

15 社会インフラの安全性に関する情報が分かりやすい表現で示されたものを見たい 神奈川県藤沢市 ・点検データ ・施設台帳

防犯:  効果的な防犯対策に資する仕組みの実現

16 子供の見守りなどの防犯パトロールの効果の向上を図りたい 茨城県水戸市 ・犯罪発生情報

17 各機関、組織に点在している防犯情報を一元化して見られるようにしたい 埼玉県浦安市 ・犯罪発生情報

18 治安を改善して犯罪を抑止したい 東京都八王子市 ・犯罪発生情報・照明、通報設備位置

19 防犯情報の入力や防犯マッピングイベントを継続的に実施したい ― ・犯罪発生情報

交通:  交通に関する危険の低減と公共交通の活性化の実現

29 高齢化により自動車が利用できない住民が増える状況下で、路線バス等の公共交通を維持、発展できるよう利用を活性化したい 茨城県 ・バス路線・公共交通利用状況

30 交通事故多発箇所を解消したい 神奈川県藤沢市 ・交通事故

31 狭い道路を歩行者や自転車が通行することに関する不安を解消したい 東京都八王子市 ・交通事故

32 路線バスの乗客の需要とバスの供給バランスを取るとともに、天候(雨)や鉄道の人身事故の影響による急激な利用者増への対応を可能としたい ―

・バス路線・公共交通利用状況 9

UDCT2013指定課題リスト(1)

Page 10: 140623_UDC2014_sekimoto

UDCT2013 応募要領 •  提案内容  

–  提供されているデータを一種類以上用いて、アプリケーション・データ・アイデアを提案してください。公開サービスであることや継続性は問いません。また上記データを用いる限り、他で発表した作品でも構いません。提案内容に関する権利は原則、提案者に帰属します。また、事業化に関して保証するものではありません。また、これにより生ずる損害については、実施主体は一切の責任を負いません。  

•  提案資格  –  個人、法人、グループ等、とくに制約はなく、首都圏外からでも構いません。  

•  締切  –  エントリー:12/20(金),  作品提出:1/31(金),  結果発表:3/1(土)  

•  評価方法  –  実行委員の複数による審査(新規性、有用性、実現可能性の3点で評価)  

•  賞金(総額約200万円!)

10

  アプリケーション データ アイデア 金賞 50万円 30万円 10万円 銀賞 30万円 10万円  5万円 銅賞 10万円  5万円  1万円 自治体特別賞 3件程度(該当なしの場合もあり):自治体Webサイトに掲載予定 スポンサー賞 民間データの提供主体ごとに設置予定

Page 11: 140623_UDC2014_sekimoto

チャレンジのためのデータ提供 •  21自治体(順不同:約434データセット)   

                 赤:  CC-­‐BY等のオープンデータ •  茨城県・静岡県・山梨県 •  伊奈町・蓮田市(以上、埼玉県)・横浜市・海老名市・小田

原市・相模原市(以上、神奈川県)・八王子市・豊島区・大島町・国立市(以上、東京都)・甲府市(山梨県)・古河市・水戸市(茨城県)・千葉市・船橋市・流山市・八街市(以上、千葉県)・福井県鯖江市

•  NTT空間情報「GEOSPACE」   (各自治体の道路地図SHP・高解像度航空写真をタイル画像形式で)

•  国土数値情報(広域に渡って特に有用なデータセットをKMLやSHPで)  •  CSIS「人の流れデータセット」(H20東京大都市圏)

➞  CKANで提供!

11

Page 12: 140623_UDC2014_sekimoto

嬉しかったこと

12

Page 13: 140623_UDC2014_sekimoto

最近の課題感

1.  イベント間のナレッジ共有あり方について  

2.  個別分野の専門家と連携による深化  

3.  アプリケーションの横展開・実証について  

4.  ファンディグのあり方について  

5.  潜在層の掘り起し、初期段階盛上げ方について

13

→何かしらのサイトで共有したい!

→先人の知見を活かしその先に進みたい!

→アプリ開発だけでなく、実践家も評価したい!

→クラウドファンディング含め、幅広くしたい!

→白紙からどう盛り上げていくかノウハウを積みたい!

Page 14: 140623_UDC2014_sekimoto

UDC2014の特徴 •  首都圏だけでなく、全国に拡大。  •  地域の課題解決、自治体連携を重視するのは引き続き。  •  既存アプリの横展開や実証を評価するような「ソリュー

ション(or  オペレーション)部門(仮)」も視野。  •  もちろん、UDCを通じ、データの流通量を質・量ともに増や

していくことが命題。  •  CKANに加えIdeaLinkData.org等を使う予定。  •  とくに、やる気のある地域(進捗レベルは様々でよい)を10都道府県ブロック程度集め、重点拠点化。  

•  東京では分野ごと(防災、観光、まちづくり、森林)に専門家を招き、分野別ワークショップを開き、深化を図る。  

•  関連学会とも連携を図る。

Page 15: 140623_UDC2014_sekimoto

H26.4-­‐6月 H26.7-­‐9月 H26.10-­‐12月 H27.1-­‐3月

東京でのイベント

自治体コンタクト  

学会・他団体との連携

オープンデータ  関連団体の取組  (2013年実績)

UDC2014 年間スケジュール(案)

【キックオフ】  CSIS-­‐iシンポ&WS  

(6/23)  

【エントリー  締切】  (12/20)  

【作品締切】  (1/20)  

【表彰式】  (3/1)  

参加意向調査  (4月中旬~5/中旬)

・6/23に話題提供して頂ける  自治体募集

Mashup  Awards  9 (8/30-­‐10/28)

ビッグデータ・オープンデータの活用アイデアコンテスト(6/1-­‐8/31)

LOD  challenge  2013 (10/1-­‐1/10)

経産省・総務省(12/10-­‐1/17)

総務省アプリ  (1/上旬-­‐2/17)

IODD2014   (2/22:日本32都市)

【ワークショップ】  (11/13-­‐15?)  G空間EXPO内  

【データ提供開始&チームビルディング】  

CSIS-­‐iシンポ?(9/30)

【地方拠点ワークショップ】    (第一ラウンド:7月〜10月)

【会場&中継参加?】

シンポ?(9/24-­‐25)  土木情報利用シンポ  

自治体データのストレージ・月1程度でメルマガ発行  

シンポ?(11/7-­‐8)  GIS学会内  

分野別ワークショップ(7月〜11月)  

【地方拠点ワークショップ】    (第二ラウンド:11月〜1月)

Page 16: 140623_UDC2014_sekimoto

10の重点拠点

16

北海道ブロック  (室蘭市:室蘭市企画財政部課・丸田之人氏) 秋田ブロック  

(秋田県立大学  ・浅野耕一氏)

石川ブロック  (金沢市:一般社団法人

コード・フォー・カナザワ代表理事・福島健一郎氏)  

東京ブロック  (日野市:企画部地域戦略室・中平健二朗氏)

島根ブロック  (松江市:島根大学法文部教授・野田哲夫氏)

徳島ブロック  (徳島県:政策創造部統計戦略課・吉川満氏)

福岡ブロック  (福岡市:ビッグデータ&オープンデータ研究会in

九州・梶原信一氏)

•  拠点ブロックは都道府県単位です。複数市町村が含まれる場合も都道府県単位で支援します!  

神奈川ブロック  (横浜市:横浜市政策局 政策課・関口昌幸氏)

静岡ブロック  (静岡県:静岡県情報政

策課・杉本直也氏)

大阪ブロック  (大阪市:LODチャレンジ実行委員会関西支部

長・古崎晃司氏)

Page 17: 140623_UDC2014_sekimoto

実施体制(案)

東京  拠点

X

分野別ワークショップ

シンポジウム

:防災・観光・交通・農林業・子育てetc…

AIGID関連団体・学術団体

東京近郊自治体  (千葉・横浜・流山など)

サポート

地方  拠点

アイデアソン  ミートアップ

AIGID関連団体

自治体担当者  サポート  

連携 10都市程度 大学・GIS/土木学会等

(エンジニア・大学機関・コンサル等)

Page 18: 140623_UDC2014_sekimoto

楽しく、突き進みましょう!

18