smaにおける mbd技術者のスキル基準と育成について - ipa今後の活動...
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2013年11月21日 14:30 – 14:50
スキルマネージメント協会(SMA)副幹事長
モデルベース設計検証技術部会 主査
dSPACE Japan株式会社 代表取締役社長 有馬 仁志 氏
SMAにおける
MBD技術者のスキル基準と育成について
ET2013
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モデルベース設計検証技術部会の目的
� モデルベース設計検証技術部会活動の目的
モデルベース設計検証技術者に必要なスキルを定義し、
スキルを測定可能な手法を開発する
� 活動成果の目標
1. モデルベース開発で必要な設計と検証のスキルを定義
� コードベース開発技術者と異なる要求スキルと、特定の手法に依存しない
応用ドメイン毎に共通的なスキルに着目する。
2. モデルベース開発スキル獲得に必要なガイドの作成
� 標準ドキュメントや基本ツール、教材などとスキルとの関係
3. モデルベース開発スキルのアセスメント手法
� 評価手法の確立
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活動スケジュール(2010年度~2012年度)
2010201020102010年度年度年度年度 2011201120112011年度年度年度年度 2012201220122012年度年度年度年度
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
スキルのアセスメント
に関する手法の洗い出し
設計検証方法の分類と
ガイドの開発
ガイドの運用とガイドの運用と
実施テスト
アセスメントのアセスメントの
実証実験
アセスメントの
評価文言の開発
全体の流れ
モデルベース開発スキル獲得モデルベース開発スキル獲得モデルベース開発スキル獲得モデルベース開発スキル獲得
に必要なガイドの作成に必要なガイドの作成に必要なガイドの作成に必要なガイドの作成
モデルベース設計検証技術モデルベース設計検証技術モデルベース設計検証技術モデルベース設計検証技術
のアセスメントのアセスメントのアセスメントのアセスメント
スキル基準に対する
共通要件
ドメイン固有要件 スキル基準案の策定
スキル基準のスキル基準の
実証評価
▼ET2010 ▼ESEC ▼ET2011 ▼ESEC ▼ET2012
運用と改良
運用と改良
スキル基準案 スキル基準
ガイドライン案 ガイドライン
アセスメントに関する調査結果アセスメント案 アセスメント結果
は各工程の成果物
モデルベース設計検証技術モデルベース設計検証技術モデルベース設計検証技術モデルベース設計検証技術
に必要なスキルを提示に必要なスキルを提示に必要なスキルを提示に必要なスキルを提示
スキル基準に対するスキル基準に対する
共通要件
モデルベース技術者スキル基準の策定
スキル核得のためのガイドラインの策定と
スキルアセスメントの確立
IPAスキル体系化調査
ドメイン固有要件
スキル体系化ドキュメント
IPA調査へのフィードバック
各社固有の既存カリキュラムの
収集と整理
カリキュラム調査結果
不足部分など調査結果の
分析とアプローチ方法の検討
方針策定
不足部分を埋めるアクション
方針策定
運用と改良
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活動実績 2010年度~2011年度
�部会メンバー関連分野におけるモデルベース開発の状況調
査
�IPAスキル体系化調査のレビュー
�スキル基準の定義方法の議論(ドメイン非依存・依存)
�モデリング工程の定義・理解
�モデリング工程ごとのスキルの定義・議論
�部会メンバー各社の現行のMBD関連教育の調査
�部会への期待値の確認
�スキル定義から教育へ導く方法論の議論
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活動実績
�2012年度
�制御系・情報系各分科会によるスキル定義とスキルマップの方向
付け
�定義すべきスキルに対する視点の転換
× すべてを網羅した汎用的なスキル項目体系
○ MBD技術者育成のための教育を意識したスキル定義
�制御系・情報系の様々なキャリアに対して必要なスキルを定義
�必要なスキルに対して、既存の教育コースを紐付け
�スキルマップの初版としてリリース
�3年間の活動を中間報告書(全6章)としてまとめ、発行
� 第1章の活動概要についてはHP上でSMA会員に公開
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活動実績
�制御系MBDエンジニアのキャリア定義例
種類 キャリア 概要
プラント
プラントモデル
設計エンジニア
制御対象となる、プラントモデルを設計する。
SimulinkⓇモデルのスキルレベル1は、実質的にはプラントモデルしか設計できない。
機能設計、実装設計のモデルを作成するベース部分のエンジニア。
上位になると、SimulinkⓇだけではなく、DymolaⓇ,MapelSimⓇなどのプラントモデリング
ツールも必要となる。
制御システム
設計エンジニア
制御モデルの機能モデルを設計するエンジニア。
MILSを用いて機能モデルを設計する。
RCPで実行できるモデルを設計する。
実装モデル
設計エンジニア
機能モデルを元に,組み込み用のCコードが自動生成できるようにモデルを変
更するエンジニア
HILSシステム
設計エンジニア
HILS装置の入出力信号,モデル構成など設計する。
ECUとHILSの接続部分。
ソフトウェアの項目を理解し、どの様な機能が必要か判断し、仕様を決め
る。
HILSモデル
設計エンジニア
HILS装置用のプラントモデル以外の設計するエンジニア
CAN信号を用いた通信や、自動テストの設計を行う。
開発環境
MBD開発環境
エンジニア
SimulinkⓇ APIを活用し、SimulinkⓇを使った設計工程の開発環境を改善する。
単純作業の自動化や自動コード生成の品質確保の為に、ガイドラインの制定や、
ツールの設計、開発プロセスへの規定・運用補助を担当する。
制御系
HILS系
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活動実績
�制御系MBDエンジニアのスキルフレームワークの例
第1階層
第2階層
職種
第3階層
タ
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準
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標
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、
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化
モ
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検
査
機
能
検
査
11 1 1 1 1 1 - 1 1 - 1 -
22 1 1 2 2 2 1 - 1 1 1 2 1
32 1 2 2 2 2 2 - 2 2 1 2 2
42 2 2 2 2 2 2 1 2 2 2 2 2
53 3 2 3 3 3 3 2 3 2 3 3 2
64 4 3 3 3 3 3 2 3 3 3 4 3
74 4 4 4 4 4 4 2 4 3 4 4 3
1- - 1 1 1 1 1 - 1 1 1 1 -
2- - 2 2 2 2 2 - 2 1 2 1 -
3- - 3 3 3 3 3 2 3 2 3 1 -
41 1 4 4 4 4 4 3 4 3 4 1 1
52 2 4 4 4 4 4 3 4 3 4 2 2
63 3 4 4 4 4 4 3 4 4 4 2 3
73 3 4 4 4 4 4 3 4 4 4 2 3
実装モデル
設計
エンジニア
制御システム
設計
エンジニア
安全要求分析シナリオ
要求分析 モデル詳細設計・検査
モデル設計技法SimulinkⓇモデル言語・ツール MILS検査
職種
職種の
レベル
スキル
スキルの目標値
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は各工程の成果物
2013201320132013年度年度年度年度 2014201420142014年度年度年度年度 2015201520152015年度年度年度年度
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
▼ET2013 ▼ESEC2014 ▼ET2014 ▼ESEC2015 ▼ET2015
スキルのアセスメントに関する手法の検討アセスメントの実証評価と改良
アセスメントの
評価手法の開発
全体の流れ
モデルベース設計検証技術モデルベース設計検証技術モデルベース設計検証技術モデルベース設計検証技術
のアセスメントのアセスメントのアセスメントのアセスメント
スキル基準の策定
制御系・情報系
メンバー各社によるスキル基準の実証評価
市場への展開活動
スキル基準更新
アセスメントに関する調査結果アセスメント案 アセスメント結果
モデルベース設計検証技術
に必要なスキルを提示
スキル基準の策定と
スキル獲得ガイドラインの収集
スキル基準・スキル獲得ガイドの評価
スキルアセスメント手法の策定
スキル基準の市場展開
スキル核得ガイドラインの運用評価
スキルアセスメントの運用評価
活動
まとめ
各社固有の既存カリキュラムの調査
各社MBD技術者教育事例の収集
スキル獲得
ガイドと事例集
メンバー各社によるスキル獲得ガイドの利用評価
市場への展開活動
モデルベース開発スキル獲得
に必要なガイドの作成
スキル基準
▼ESEC2013
スキル基準
まとめ
獲得ガイド
まとめ
スキル獲得ガイド更新
MBDスキル基準とスキル獲得ガイドライン
活動スケジュール(2013年度~2015年度)
は各工程の成果物
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今後の活動
�スキルマップのブラッシュアップ
�情報系
�制御系
�メンバー各社によるスキルマップ適用の実証活動
�スキル獲得ガイドの策定
�MBDエンジニアのための教育コースの調査
�MBD適用とMBDエンジニア教育事例の収集
ET2013ET2013ET2013ET2013パネルセッションパネルセッションパネルセッションパネルセッション
�MBDスキル基準とスキル獲得ガイドラインのまとめ(書籍)
�MBDエンジニアのスキルアセスメント手法の検討
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ET2013のパネルセッションの概要
�SMAパネルセッション
�テーマ:実践的なモデルベース開発技術者の育成
�概要:MBDを実践している各分野の第一人者の方々により
MBD技術者を育成する上でのポイントを議論する
�モデレータ IPA/SEC 田丸 喜一郎 氏
�パネリスト企業:
� アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 久保 孝行 氏
� 株式会社 本田技術研究所 福迫 誉顕 氏
� 株式会社デンソー 福田 淳一 氏
� セイコーエプソン株式会社 萩原 豊隆 氏
� 東芝ソリューション株式会社 山城 明宏 氏
� 株式会社スマートエナジー研究所 中村 創一郎 氏
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ディスカッションのポイント
�各産業分野におけるMBD人材育成の取り組み事例
融合系分野
(スマートエナジー分野など)
制御系と情報系の融合
情報系分野
(組込み/ビジネス分野)
UML主体
制御系分野
(自動車など)
Simulink/制御主体
基礎技術者の育成・拡大
MBD中核
技術者の育成
�MBD人材育成の共通的な課題と解決策
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活動成果の適用事例のご紹介
□ ETSSETSSETSSETSS----JMAAB JMAAB JMAAB JMAAB をベースにした開発現場の業務に直結をベースにした開発現場の業務に直結をベースにした開発現場の業務に直結をベースにした開発現場の業務に直結
した実践的なトレーニング内容した実践的なトレーニング内容した実践的なトレーニング内容した実践的なトレーニング内容
本トレーニングコースは、自動車業界のMATLAB ユーザコ
ミュニティのJMAAB で定義されたETSS-JMAAB をベース
にスキルマネージメント協会のモデルベース設計検証技スキルマネージメント協会のモデルベース設計検証技スキルマネージメント協会のモデルベース設計検証技スキルマネージメント協会のモデルベース設計検証技
術部会の成果も一部取り入れた術部会の成果も一部取り入れた術部会の成果も一部取り入れた術部会の成果も一部取り入れた自動車業界の開発現場
の実ニーズに即したトレーニング内容となっています。制御
設計エンジニアLevel2相当のスキル習得を目指したトレー
ニングコースを中心にコース構成が設計されています。
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MBDエンジニア教育書のご紹介
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モデルベース開発 解説書のご紹介
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ご清聴ありがとうございました
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ブース番号 : E-26
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