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Quickマニュアル

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Quickマニュアル

※ Windows は、米国 Microsoft Corporation の、米国およびその他の国における登録商標または商標です。 ※ その他、本書に登場する製品名、アイコンは、該当する各社の各国における著作権、商標または登録商標です。 なお、本文中に商品名を表記する際に、™、®マークは省略させていただきました。

このたびは、OTRS(Operation Time Research Software)をお買い上げいただき、 誠にありがとうございます。

はじめに

本書は、OTRS10の基本操作について説明しております。 なお、Model 501をベースに説明していきます。 OTRS10のモデル・ラインナップと機能は、次のとおりです。

機能 モデル

動作分析 比較分析 要素組替

作業編成 多軸分析 (ビュー) 分析 出力 保存 分析 出力 保存 標準作業

組合せ票 山積み表

501 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 401 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 301 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 101 ○ ○ ○ ○

モデル ラインナップ・機能

Quickマニュアル もくじ

Copyright © 2017 Broadleaf Co.,Ltd. All rights reserved. 3

1.動画を撮影する ・・・・・・・・・・・・・・・・ 2.OTRSを起動する ・・・・・・・・・・・・・・・ 3.OTRSエクスプローラー ・・・・・・・・・・・・ 3.1 分析データの新規作成 ・・・・・・・・・・・・・・ (1)新規作成の方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)新規作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ①動作分析 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ②比較分析 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)動画から新規作成する ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ①選択ファイルを開く ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ②[ファイル]メニューから開く ・・・・・・・・・・・・・・ 3.2 保存データの修正・活用 ・・・・・・・・・・・・・ (1)サムネイル画像をダブルクリックする ・・・・・・・・・・ (2)選択ファイルを開く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)[ファイル]メニューから開く ・・・・・・・・・・・・・・ 3.3 動画、分析データを探す ・・・・・・・・・・・・・ (1)動画選択・ナビゲーション ・・・・・・・・・・・・・・・ (2)保存したデータ・ナビゲーション ・・・・・・・・・・・・ (3)表示の切替(サムネイル表示/リスト表示) ・・・・・・・ (4)分析データの検索 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3.4 分析データのエクスポート/インポート ・・・・・・ (1)分析データをエクスポートする ・・・・・・・・・・・・・ ①[インポート・エクスポート]メニューからエクスポート ・・ ②[その他操作]メニューからエクスポート ・・・・・・・・・ ③[ファイル]メニューからエクスポート ・・・・・・・・・・ (2)分析データをインポートする ・・・・・・・・・・・・・・ 4.動作分析 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4.1 動画ファイルで動作を分析する ・・・・・・・・・・ 4.2 分析データの新規作成 ・・・・・・・・・・・・・・ (1)ビューの設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ①名前の変更 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ②ビューの追加 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ③ビューの切替 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)サイクルの確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

6 7 8 8 8 9 9 10 11 11 12 13 13 13 14 15 16 17 18 19 21 21 21 24 24 25

28 28 29 29 29 30 30 31

Quickマニュアル もくじ

4

(3)要素の分解 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ①開始位置の設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ②要素の登録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ③要素名の入力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ④次の要素の登録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ⑤無効動作の指定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ⑥種別の入力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ⑦コメントの入力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ⑧ナレーションの追加 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ⑨テロップの追加 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ⑩グリッドの説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)グリッドデータの引継ぎ/コピー ・・・・・・・・・・・・ ①前サイクルの名前を引継ぐ/前サイクルの時間を引継ぐ ・・ ②クリップボードに保存/クリップボードから貼り付け ・・・ (5)サイクルの切替 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (6)ビューの切替 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (7)ビュータイムライン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (8)稼動グラフ/要素グラフ ・・・・・・・・・・・・・・・・ (9)分析データの保存 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4.3 分析データの再生 ・・・・・・・・・・・・・・・・ (1)動画再生の種類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)分析データの再生 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4.4 要素のインポート/エクスポート ・・・・・・・・・ (1)表示サイクルに要素をインポート ・・・・・・・・・・・・ (2)表示サイクルの要素をエクスポート ・・・・・・・・・・・ 4.5 作業手順書・PPTマニュアル(動画マニュアル)の出力 (1)作業手順書の出力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2) PPTマニュアル (動画マニュアル)の出力 ・・・・・・・・・ 4.6 動画・静止画の出力 ・・・・・・・・・・・・・・・ (1)動画の出力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)静止画の出力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4.7 分析データを集計し、要素一覧表の出力 ・・・・・・ (1)分析データの集計表示 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)要素一覧表の出力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

31 31 34 36 37 38 40 41 42 44 46 47 47 48 49 49 50 51 52 53 53 54 55 55 56 57 57 61 63 63 64 65 65 66

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Quickマニュアル もくじ

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5.比較分析 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5.1 分析データ、動画の登録 ・・・・・・・・・・・・・ 5.2 分析データの保存 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 5.2 分析データの比較再生 ・・・・・・・・・・・・・・ 5.3 分析データの比較印刷 ・・・・・・・・・・・・・・ 6.要素組替 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6.1 複数の分析データから作業をシミュレーションする (1)分析データの登録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)要素作業の組替 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6.2 シミュレーション動画の再生・出力 ・・・・・・・・ (1)シミュレーション動画の再生 ・・・・・・・・・・・・・・ (2)シミュレーション動画の出力 ・・・・・・・・・・・・・・ 6.3 レポートの出力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6.4 分析データの出力 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 7.標準作業組合せ票 ・・・・・・・・・・・・・・・ 7.1 シミュレーション内容で標準作業組合せ票の出力 ・・ (1)分析データの登録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)設備、手作業・送り・手待ち・歩行の入力 ・・・・・・・・ (3)非定常作業内容の入力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)標準作業組合せ票の出力 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 7.2 要素表の出力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8.山積み表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8.1 作業分配や変更をした山積み表の出力 ・・・・・・・ (1)分析データの登録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)タクトタイムの設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)要素の追加・削除 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)平準化(要素の移動) ・・・・・・・・・・・・・・・・・ (5)山積み表の出力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (6)要素票の出力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8.2 シミュレーション動画の再生・出力 ・・・・・・・・ (1)シミュレーション動画の再生 ・・・・・・・・・・・・・・ (2)シミュレーション動画の出力 ・・・・・・・・・・・・・・

69 69 70 71 72

73 73 73 74 76 76 76 78 79

80 80 80 81 82 84 85

86 86 86 88 89 91 93 94 95 95 95

OTRS10で動作分析を行うには、まず分析の対象となる動作や作業をビデオカメラなどで撮影し、動画ファイルを作成する必要があります。 ビデオカメラなどの設定を、下表のOTRS10で扱える動画ファイルの形式に合わせて撮影してください。 もしビデオカメラなどの機能で下表の設定ができないときは、撮影した動画ファイルを動画変換ソフトなどで下表の形式に変換してください。

動画を撮影する

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1.

【注意】 1. ビデオカメラ、動画変換ソフトによっては、上表に記載の動画形式で出力しても、OTRSで使用で

きない場合があります。 2.分析用の動画撮影のコツとして、分析対象の動作の前後5秒程度を含めて撮影したほうが分析しや すくなります。

3.動画ファイルがインターレースモードの場合、再生時に映像にジャギー(ギザギザ)が表れるこ とがあります。OTRSでジャギーを除去することはできませんので、ご注意ください。

4.以下の機能利用時には再生動作が不安定になる場合があります(動画ファイルのビットレートに よります)。 ・倍速以上で逆再生操作を行った場合 ・比較再生で倍速以上の順・逆再生を行った場合 なお、動画ファイルのビットレートと動画には、一般的に次のような関係があります。 5. 動作分析・比較分析でのムダ取り後再生や、要素組替、山積み再生では、要素が切り替わるとき

に瞬間的に再生が止まることがあります。

データ形式 映像コーデック 音声コーデック

MPEG-1 MPEG-1 MP1,MP2

MPEG-2 MPEG-1,MPEG-2 MP1,MP2

AVCHD MPEG-4 AVC/H.264 MPEG-2 AAC

MP4 MPEG-4 Visual,MPEG-4 AVC/H.264,MJPEG AAC,LPCM,A-Law,μ-Law

MOV MPEG-4 Visual,MPEG-4 AVC/H.264,MJPEG AAC,LPCM,A-Law,μ-Law

AVI MJPEG LPCM,A-Law,μ-Law WMV VC-1 WMA

ビットレート 高い 低い 画質 細かい 粗い ファイルサイズ 大きい 小さい

動画の対応についての最新情報は、OTRS保守サポートサイトの「よくあるご質問」にも掲載しております。サポートサイトのご確認もお願いいたします。 OTRS保守サポートサイト https://support.otrs.jp/login

※WMVはOTRS10により出力された動画のみ使用可能です。

OTRSを起動する

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2. OTRS10の起動方法を説明します。

USBポートにプロテクトキーを装着し、 1. [OTRS]アイコンをダブルクリックします。

[OTRS10エクスプローラー]画面が表示されます。

OTRSエクスプローラー

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3. OTRS10が起動したときに表示されるのが、OTRSエクスプローラーです。 分析データの新規作成や保存データの修正・活用が行えます。

3.1 分析データの新規作成

[その他のファイルを新規作成]メニュー 比較分析:2つの動画の比較分析を行います。 要素組替:要素の組替を行います。 標準作業組合せ票:標準作業組合せ票の作成を行います。 山積み表:山積み表の作成を行います。

OTRSの主なメニューとOTRSエクスプローラの主な機能は、 次のとおりです。

(1)新規作成の方法

表示されるメニューは、お客様の契約されるModelによって違います。 上図は、Model 401/501を契約のお客様の画面になります。

新規作成:録画した動画の動作分析を行います。

OTRSエクスプローラー

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3.

新規に動作分析を行う方法は、次のとおりです。

1 .[新規作成]をクリックします。 [開く]ウィンドウが表示されます。

2.動作分析をする動画を選択し、 [開く]をクリックします。 選択した動画が[動作分析]画面に表 示されます。

1.選択

2.クリック

(2)新規作成

①動作分析

OTRSエクスプローラー

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3.

新規に比較分析を行う方法は、次のとおりです。

1. [その他のファイルを新規作成]メニューの「比較分析」をクリックします。

[比較分析]ウィンドウが表示されま す。

②比較分析

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(3)動画から新規作成する

OTRSエクスプローラー

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3.

ライブラリーに表示されている動画を選択して、新規作成する方法は、次のとおりです。

1. ライブラリーの動画ファイルのチェックボックスをクリックします。

[選択ファイルを動作分析で開く]・ [▼]が表示されます。 2.[選択ファイルを動作分析で開 く]をクリックします。 選択した動画が[動作分析]画面に表 示されます。

①選択ファイルを開く

OTRSエクスプローラー

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3.

動画名称の右にある[ファイルメニュー]から分析を行う方法は、次のとおりです。

1. 動画名称の右にある[ ]の「開く」をクリックします。

選択した動画が[動作分析]画面に表 示されます。

②[ファイル]メニューから開く

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OTRSエクスプローラー

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3.

OTRSの保存領域に保存したデータを確認したり、OTRSの各メニューを起動することができます。

3.2 保存データの修正・活用

(1)サムネイル画像をダブルクリックする

1. [保存したデータ]画面のライブラリに表示されているサムネイル画像をダブルクリックします。

保存したメニューで分析データが表 示されます。

ライブラリに表示されているサムネイル画像は、保存したメニューごとに画面上のバーの色が違います

水色:動作分析 緑:比較分析 青:要素組替 紫:標準作業組合せ票 赤:山積み表

[保存したデータ]画面

表示されるサムネイルは、お客様の契約されるModelによって違います。 上図の5種類の分析データが表示されるのは、Model 401/501を契約のお客様になります。

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OTRSエクスプローラー

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3.

ライブラリーに表示されている分析データを選択して、データを修正する方法は、次のとおりです。

1. ライブラリーの分析データのチェックボックスをクリックします。

[選択ファイルを比較分析で開く]が 表示されます。

(2)選択ファイルを開く [保存したデータ]画面

2.[選択ファイルを比較分析で開 く]をクリックします。 選択した分析データが[比較分析]画 面に表示されます。

OTRSエクスプローラー

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3.

分析データ名の右にある[ファイルメニュー]から分析を行う方法は、次のとおりです。

1. 分析データ名の右にある[ ]の「再生モードで開く」をクリックします。

選択した分析が[動作分析]画面に表 示されます。

(3)[ファイル]メニューから開く

表示されるファイルメニューは保存したメニューによって異なります。 (右図は、比較分析の分析データです)

[保存したデータ]画面

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OTRSエクスプローラー

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3.

[動画を選択]画面で、該当する動画を探す方法は次のとおりです。

ナビゲーションウインドウ PC内のデータが保存されているフォルダにアクセスできます。

3.3 動画、分析データを探す

(1)[動画を選択]画面・ナビゲーション

1. ナビゲーションウインドウで、該当するディレクトリのフォルダを選択し、クリックします。

フォルダに保存されている動画が、 ライブラリに表示されます。

[動画を選択]画面

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OTRSエクスプローラー

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3. (2)[保存したデータ]画面・ナビゲーション

ナビゲーションウインドウ OTRS10のデータが保存されているフォルダにアクセスできます。 (OTRS内に保存領域があります) 自由にフォルダを作成し、データを保存できます。

[保存したデータ]画面で、該当する分析データを探す方法は次のとおりです。

1. ナビゲーションウインドウで、該当するフォルダを選択し、クリックします。

フォルダに保存されている分析デー タが、ライブラリに表示されます。

[保存したデータ]画面

OTRSエクスプローラー

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3.

OTRSエクスプローラーのライブラリの表示方法を選択することができます。 サムネイル表示で下の方に配置され、スクロールしないと表示されないものがある 場合、リスト表示に切り替えることで、ひと目でデータを確認することができます。

サムネイル表示

(3)表示の切替(サムネイル表示/リスト表示)

リスト表示

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OTRSエクスプローラー

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3.

[保存したデータ]画面は次のとおりです。

検索 各種情報ウインドウで入力した情報で、動画を登録したタグでも検索することが可能です。

(4)分析データの検索

検索項目 データNo./データの種類/タイトル/サブタイトル/備考/作成日/タグ/作成者/動画ファイル名/ライン/品番/品名

OTRSエクスプローラー

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3. 文字検索

1.該当する文言を入力し、Enter キーを押します。 該当する分析ファイルが、ライブラ リーに表示されます。

1. 虫眼鏡の右の[▼]をクリックします。

検索項目が表示されます。 2.データ項目の[▼]をクリックし、 該当する項目を選択し、[ ]を クリックします。 3.該当する文言を入力し、Enter キーを押します。 該当する分析ファイルが、ライブラ リーに表示されます。

絞り込み検索

検索

検索

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1.[ ]メニューの[エクスポート] をクリックします。 [OTRS10エクスポート ウィザード の開始] が表示されます。

OTRSエクスプローラー

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3.

OTRS10がインストールされているPCで作成した分析データや環境設定に登録している設定内容を、OTRS10をインストールした別のPCに移行する方法を説明します。

(1)分析データをエクスポートする

[環境設定]画面を表示する方法は、次のとおりです。

データのエクスポート データのインポート

①[ ]メニューからエクスポート

3.4 分析データのエクスポート/インポート

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OTRSエクスプローラー

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3.

2.[次へ]をクリックします。 [OTRS10エクスポート エクスポー トデータの指定]が表示されます。 3.エクスポート対象のデータを指 定し、[次へ]をクリックします。 [OTRS10エクスポート エクスポー ト設定]が表示されます。 4.エクスポートの設定を行います。

【設定内容】 ・動画ファイルをエクスポートファイルに含める ・ナレーションファイルをエクスポートファイルに含める ・リンクファイルをエクスポートファイルに含める ・出力ファイルの場所と名称を設定する

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a)動画、ナレーション、リンクを含める 1 .含めるもののチェックボックス をクリックします。 b)出力ファイルの場所と名称を設定する 1 .出力ファイルの[フォルダ]アイ コンをクリックします。 [開く]ウィンドウが表示されます。 2 .出力する場所の選択、ファイル 名称を入力し、[保存]をクリッ クします。 エクスポート設定に入力されます。

OTRSエクスプローラー

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3.

5.[次へ]をクリックします。 [OTRS10エクスポート エクスポー ト開始]が表示されます。 6.[開始]をクリックします。 エクスポートが開始します。 エクスポートが終了すると、次のよ うに表示されます。 7.[完了]をクリックします。 [エクスポート]ウインドウが閉じ、 ファイルのエクスポートが終了し ます。 「otrs」ファイルが出力されます。

「エクスポートファイルに含める」を選択すると、出力する「otrsファイル」に動画・ナレーション・リンクのファイルが埋め込まれてエクスポートされます。 【設定例】

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この後の操作方法は、「[ ]メニューの[エクスポート]をクリックする」と同じです。

2 . [ ]メニューの[ ]アイコン をクリックします。 [OTRS10エクスポート ウィザード の開始]が表示されます。

OTRSエクスプローラー

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3.

ライブラリーの[ ]アイコンでエクスポートする方法は次のとおりです。

1 .保存したデータのチェックボッ クスをクリックします。

②[ ]アイコンからエクスポート

③[ ]メニューからエクスポート [ ]メニューの[エクスポート]でエクスポートする方法は次のとおりです。

1 .[ ]をクリックします。 [ファイル]メニューが表示されます。 2 .[エクスポート]をクリックします。 [OTRS10エクスポート ウィザード の開始]が表示されます。 この後の操作方法は、「[ ]メニューの[エクスポート]をクリックする」と同じです。

OTRSエクスプローラー

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3.

1.[ ]メニューの[インポート]を クリックします。 [OTRSインポート ウィザードの開 始]が表示されます。 2.[次へ]をクリックします。 [OTRSインポート インポートデー タの指定]が表示されます。 3.[ ]アイコンをクリックします。 [開く]ウインドウが表示されます。

他のPCでエクスポートしたデータをインポートして利用することができます。

(2)分析データをインポートする

OTRSエクスプローラー

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3. 4.ファイルを選択し、[開く]をク リックします。 入力ファイル欄にエクスポートファ イルが入力されます。 5.[次へ]をクリックします。 [OTRSインポート インポートフォ ルダーの指定]が表示されます。 6.インポートする場所を指定し、 [次へ]をクリックします。 [OTRSインポート インポートオプ ションの指定]が表示されます。 7.インポートオプションを設定し、 [次へ]をクリックします。 ・インポート時に動画を出力する ・インポート時にナレーションを出力する ・インポート時にリンクを出力する [OTRSインポート インポートの開 始]が表示されます。

「インポート時に出力する」を選択すると、動画・ナレーション・リンクのファイルが復元され、実ファイルとして取り扱うことができます。

OTRSエクスプローラー

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3.

8.[開始]をクリックします。 分析データがインポートされます。 インポートが終了すると、次のよう に表示されます。 9.[完了]をクリックします。 [インポート]ウインドウが閉じ、 ファイルのインポートが終了します。 OTRSエクスプローラの[保存した データ]に、インポートしたデータ が表示されます。

動作分析

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4. 動画の動作分析の方法を説明します。

4.1 動画ファイルで動作を分析する

動作分析時のキー操作・マウス操作

撮影した動画を要素に分割し、登録する方法を説明します。

「要素」とは、一連の動作を構成する1つの意味をなす単位です。 分析する動画によって、複数の要素が組み合わさっている場合もあります。動画を要素に分割することを「動作分析」といいます。 また、作業をくり返している様子を撮影している場合、1回目の作業の終了までを1サイクルとして、20サイクルまでくり返して動作分析することもできます。 動作分析を行った後、要素に対して説明を入力したり、関連するファイルをリンクさせたり、音声解説を加えることも可能です。

画面用のアイコンだけでなく、キーボードやマウスの操作で動画の再生、分析を行うことができます。

キー操作 OTRS10の動作 [Ctrl] +[→] 再生&一時停止 [Ctrl] +[←] 逆再生&一時停止 [Ctrl] +[Space] 要素 開始・終了 マウス・左ボタン 要素 開始・終了 マウス・右ボタン 無効動作 開始・終了 マウス・ホイール(奥に回す) 再生 マウス・ホイール(手前に回す) 逆再生

(1)ビューの設定

動作分析

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4.

Model 501では、サーブリック分析や連合作業分析など、単一の動画に対して、複数対象(多軸)で動作分析ができるようになりました。

複数の軸を分析するためには「ビュー」を登録する必要があります。

Model 501

4.2分析データの新規作成

1. [ ] をクリックします。 [ビューの名前を編集]ウインドウが 表示されます。 2.ビューの名前を変更し、[OK]を クリックします。 [動作分析]画面のビューの名称が変 更されます。

①名前の変更

[分析]画面

動作分析

30

4. Model 501

②ビューの追加

1. [ ] をクリックします。 [動作分析]画面にビューが追加され ます。

③ビューの切替

1. [▼] をクリックし、分析するビューを選択します。

ビューが切り替わります。

ビューはModel501の機能です。 Model 101・301・401をご利用のお客様は表示されません。

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(2)サイクルの確認

動作分析

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4.

これから分析する動画が1サイクル目であると確認し、設定を「サイクル1」にします。

別のサイクルの場合、サイクル1に戻します。

①開始位置の設定

(3)要素の分解

1. 動作分析の開始位置を設定します。 開始位置の設定方法は次のとおりです。 ・動画の再生での設定 ・タイムラインでの設定

:後のサイクルに切り替わります。 :前のサイクルに切り替わります。

[▼]をクリックすると、 該当するサイクルを直接 選択できます。

[分析]画面

動作分析

32

4.

1. [ ]をクリックし、動画を再生

します。

2. 該当する位置で、[ ]をクリックします。

動画の開始位置が設定されます。

位置の微調整は、コマ送り、逆再生で行うことができます。 コマ送りする場合は[>]を、逆再生する場合は[<]をクリックします。 また、マウスホイールを奥に回すとコマ送り、手前に回すと逆再生されます。

[ ]をクリックし、拡大したい部分を選択すると、動画が拡大して再生されます。

コマ 送り

ズーム 逆再生 再生

最初から再生 静止画操作 メニュー

動画 オプション メニュー

コマ 戻し

音量

動画の再生での設定 [分析]画面

拡大したい部分をマウスで囲みます。 囲んだ部分の動画が拡大されます。

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1. タイムラインの[青ライン]を該当する位置に移動(ドラッグ)します。

ドラッグ

動作分析

33

4.

「計測外」の時間は要素として集計されません。

動画を逆再生中は、動作分析を開始できません。

2.動画再生画面を左クリックします。 黄色の計測外の文字が水色で「計測 中」になり、上部が水色になり、動 画が計測再生されます。

左クリック

分析中の要素を先頭に戻すときは、[ ] (先頭へ移動)アイコンをクリックします。 動画が再生中のときにクリックすると、要素の先頭にもどり、そのまま再生されます。 停止中にクリックすると、要素の先頭にもどり、停止します。

タイムラインでの設定 [分析]画面

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動作分析

34

4.

1. 終了位置で動画を少し通過させます。

②要素の登録

2.マウスのスクロールホイールを 手前に回します。 モードが「逆再生」になり、動画が 逆再生されます。

[分析]画面

マウスホイール 手前に回す

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動作分析

Copyright © 2017 Broadleaf Co.,Ltd. All rights reserved. 35

4.

3.終了位置で動画再生画面を左ク リックします。

動作分析の終了位置について 分析中に動画が最終位置になった場合、自動的に動画の最終位置が要素の終端になります。

左クリック

次に分析する要素行が追加されます。

1要素として記録されます。 枠が黄色にもどり、黄色で「計測 外」と表示されます。

[分析]画面

1. [ ](編集)メニューの「ワードピックアップ」をクリックします。

[ワードピックアップ]ウインドウが 表示されます。

③要素名の入力

動作分析

36

4.

要素名称を編集メニューの「ワードピックアップ」から選択して、入力することができます。

「文字入力モード」にすると、ワードピックアップに単語を登録することができます。

ワードピックアップ

1. [要素名]欄をダブルクリックします。

要素名が選択され、入力できるよう になります。

2.要素名を入力し、Enterキーを 押します。 要素名が入力されます。

[分析]画面

Copyright © 2017 Broadleaf Co.,Ltd. All rights reserved.

動作分析

37

4.

1. 次の要素の動作分析の開始位置まで移動し、動画再生画面を左クリックします。

動作分析が開始されます。

④次の要素の登録

開始位置までの移動は、該当する位置まで動画を再生するか、タイムラインで移動させます。

1つの要素の分析が完了している状態で、開始位置で再度左クリックすると動作分析が始まります。

2.終了位置で動画再生画面を左ク リックします。 1要素として記録されます。

[分析]画面

左クリック

左クリック

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動作分析

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4.

動作分析中に無効な動作がある場合、動画再生画面を右クリックすると「無効動作」として登録できます。

1. [再生]ボタンをクリックします。

動画が再生されます。

⑤無効動作の指定 [分析]画面

3.左クリックします。 動画が再生され、無効動作として登 録が開始します。

2 .該当する無効動作の開始位置で、動画再生画面を右クリックします。 「無効動作」モードになります。

右クリック

動作分析

39

4.

5.左クリックします。 動画が停止します。

[分析]画面

4.終了位置で再度右クリックします。 無効動作の時間として計測されます。 動画は再生されています。

左クリック

右クリック

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⑥種別の入力

動作分析

40

4.

要素の種別を[▼]から選択できます。

種別区分はOTRS設定(環境設定)で登録できます。

空白の種別を選択することもできます。

1.[種別1]欄をダブルクリックし ます。 [▼]が表示されます。

[分析]画面

2.[▼]をクリックします。 登録されている種別項目が表示され ます。 3 .該当する種別をクリックします。 [種別1]欄に選択した種別項目が入 力されます。

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動作分析

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4.

要素ごとに、重要事項や注意点などをコメントに入力することができます。

3.コメントを入力します。 4.フォント・サイズ・スタイル・色を選択します。

[コメント]欄にPPT出力時と印刷・PDF出力時の右側の改行位置をそれぞれ罫線で表示しています。 オレンジ罫線 PPTマニュアル コメント印刷範囲 グレー罫線 印刷・PDF コメント印刷範囲

⑦コメントの入力

[コメント]欄には、ペイント・Excelなどの画像を貼り付けることもできます。

[分析]画面

1.重要度(大・中・小)を選択し ます。

2.[コメント]欄をクリックします。 文字ツールバーが表示されます。

5 .コメント2・コメント3を入力します。

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動作分析

Copyright © 2017 Broadleaf Co.,Ltd. All rights reserved. 42

4.

要素に対して、ナレーション(音声ファイル)を登録することができます。

⑧ナレーションの追加

入力したテキストからナレーションを登録することができます。

テキスト入力でナレ-ションの登録

1.[ ]をクリックします。 新規登録モードになります。

日本語でテキスト入力する場合は「Microsoft Server Speech Text to Speech Voice」の「ja-JP, Haruka」を、英語でテキスト入力する場合は「en-US, Helen」を選択してから文字の入力をしてください。

要素エディタに[ナレーション]アイコンが表示されます。

[分析]画面

2.ナレーションのテキストを入力 します。

3.[音声出力]をクリックします。 ナレーションが出力されます。

3.ナレーションをマイクで入力し ます。 4. [ ]をクリックします。 ナレーションが登録されます。

2. [ ]をクリックします。

動作分析

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4. マイクでナレーションの追加

クリック

クリック

PCのマイク端子またはUSB端子に、マイクを差し込みます。 1.[ ]をクリックします。 新規登録モードになります。

クリック

[分析]画面

動作分析

44

4.

分析している動画にポイントや注意事項などのテロップを追加することができます。

⑨テロップの追加

1. [ ]メニューの「テロップ編集」をクリックします。

[分析]画面

入力モードになり、「ツールバー」 が表示されます。

2 .入力する背景を選択します。 背景:長方形・楕円

3.動画再生画面の該当する位置を 四角で囲みます。 囲んだ位置にテロップの背景が表示 されます。

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6. [ ]メニューの「テロップ編 集」をクリックし、テロップ編 集のチェックを外します。 テロップが確定します。

動作分析

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4.

テロップの背景サイズはマウスで変更することができます。

[ ]メニューの「テロップ表示」のチェックを外すと、モードが変わり、テロップは表示されません。

[分析]画面

4.テロップの背景をクリックしま す。 5.テロップの文字を入力し、フォ ント・サイズ・色・装飾を選択 します。 テロップのイメージが表示されます。

動作分析

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4.

要素表には、次の項目があります。

⑩グリッドの説明

[ ]:要素を選択できます (最上段のチェックボックスをクリックすると、すべてのボックスが選択されます) Rat(レイティング):[動作時間xレイティング=標準時間] の関係になります 選択計:上のチェックボックスにチェックがある作業のみの合計時間が表示されます 計:全要素の合計時間が表示されます

比較値:標準時間と比較するべき値を入力します 差異:[標準時間-比較値]の計算結果です 組合せ票:標準作業組合せ票の作成時に要素を手作業・送り・手待ち・歩行に振り分けます (P.81を参照してください) 非定常:非定常的(例外的)に行われる作業にチェックします スタート:要素の動画上の開始時間です 登録状態:コメント・リンク・ナレーション(音声)の登録状態が表示されます ペン:コメントを入力したときに色が付きます(重要度 大:赤色・中:黄色・小:緑色) リンク:リンクを設定したときに色が付きます マイク:ナレーション(音声)があるときに色が付きます

[分析]画面

動作分析

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4. (4)グリッドデータの引継ぎ/コピー

ひとつのサイクルで分析した要素名や時間などのデータを、次のサイクルにデータを引き継いだり、コピーをすることができます。

グリッドメニューの「前サイクルの名称を引き継ぐ」と「前サイクルの時間を引き継ぐ」にチェックをすると、チェックしたものが次のサイクルに切り替わる際に、データが引き継がれて表示されます。

①前サイクルの名称を引き継ぐ/前サイクルの時間を引き継ぐ

グリッドメニュー ・前サイクルの名称を引き継ぐ ・前サイクルの時間を引き継ぐ

1.[ ]をクリックします。 グリッドメニューが表示されます。 「前サイクルの名称を引き継ぐ」が チェックされている状態です。

複数のサイクルを連続して分析するときに、便利な機能です。

2. [前サイクルの時間を引き継 ぐ]をクリックします。 「前サイクルの時間を引き継ぐ」が チェックされ、表示中のサイクルの 時間が引継げるようになります。 3.サイクルを切り替えます。 グリッドに前サイクルの名称と時間 が表示されます。

[分析]画面

2.[ ]の「クリップボードから貼 り付け」を選択します。 クリップボードから動作分析データ が貼り付けられます。

動作分析

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4.

グリッドのデータをクリップボードに保存し、別のサイクルのグリッドに貼り付けることができます。

②クリップボードに保存/クリップボードから貼り付け

該当する要素行を選択し、 1.[ ]の「クリップボードに保 存」を選択します。 動作分析データがクリップボードに 保存されます。

[分析]画面

グリッドに新規に貼り付けるときは、名称と時間が貼り付きます。 登録されているグリッドに追加で貼り付けるときは、名称のみが貼り付きます。

動作分析

49

4.

ひとつのビューで分析が終了したら、次のビューに切り替えて動作分析を行います。 切り替えるビューを作成していない場合は、「(1)ビューの設定」を参照して、 ビューを作成してください。

(6)ビューの切替(Model 501)

(5)サイクルの切替

ひとつのサイクルで分析が終了したら、次のサイクルを分析するために、サイクルを切り替えます。

グリッドの各データを引き継いだり、コピーする際は、前項「(4)グリッドデータ の引継ぎ/コピー」を参照してください。

1 .[▼] をクリックし、次に分析 するビューを選択します。 ビューが切り替わります。

ビューはModel501の機能です。 Model 301・401・101をご利用のお客様は表示されません。

[分析]画面

:後のサイクルに切り替わります。

[▼]をクリックすると、 該当するサイクルを直接 選択できます。

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動作分析

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4.

動作分析をした結果、サイクルごとの要素動作の内容を、ビューごとにタイムライン表示します。

「連合作業分析」の場合 「サーブリック分析」の場合

[ ]をクリックすると、CSVファイルが出力できます。

(7)ビュータイムライン

Model 501

[動作・無効] ビュー例:作業員A・B、機械A・B・C

[動作・無効] ビュー例:右手・左手

[種別] ビュー例:作業員A・B、機械A・B・C

[種別] ビュー例:右手・左手

Model 101・301・401をご利用のお客様は、種別または動作・無効動作のタイムラインとして、ご使用いただけます。

[分析]画面

動作分析

51

4.

要素の動作、無効動作ごとに棒グラフで表示されます。

動作は緑色、無効動作は赤色で棒グラフに表示されます。

要素グラフ

稼動グラフ 分析した動画を種別区分ごとに円グラフで表示します。

動作時間の場合 要素時間の場合

要素時間・動作時間だけでなく、種別グループで表示を切り替えられます。

[ ]をクリックすると、種別・稼動状態のCSVファイルが出力できます。

(8)稼動グラフ/要素グラフ [分析]画面

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1. [保存]をクリックします。 [名前をつけて保存]ウィンドウが表 示されます。

動作分析

52

4.

動作分析をした分析データを保存し、終了します。

(9)分析データの保存

保存した分析データは、OTRSエクスプローラの「保存したデータ」で確認することができます。

更新した分析データを上書き保存するときは[保存]を、別名で保存するときは[保存]メニューの[名前を付けて保存]をクリックします。

[分析]画面

2.タイトルを確認し、保存する場 所を選択し、[OK]をクリック します。 分析データが保存されます。

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Model 101は、動作分析の操作はできますが、分析した内容をデータとして保存することはできません。

動作分析

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4.

動画の再生の種類と方法は、次のとおりです。

4.3 分析データの再生 (1)動画の再生の種類

全て再生 動画ファイルの始めから終わりまで再生します。 ムダ取り前再生 分析した状況を再現しながら再生します。 ムダ取り後再生 無効動作、計測外を省いて再生します。 レイティング再生 設定したレイティング値と選択した再生スピード から算出されたスピードで動画を再生するモード です。

再生の種類

全て再生 全ての要素を再生します。 リピート再生 選択されている要素のみ再生されます。 ステップ再生 各要素の終点で再生が停止します。

再生の方法

[再生]画面

動作分析

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4.

■分析したデータを[再生]画面で確認することができます。

(2)分析データの再生

Model 301・401・501

Model 101

Model 101は、他の端末で作成した分析データを再生することができます。 動作分析の操作はできますが、分析した内容をデータとして保存することはできません。

[再生]画面

4.4 要素のインポート/エクスポート

1.[ ]をクリックし、「表示サイ クルに要素をインポート」を選 択します。 [要素インポート]ウインドウが表示 されます。 入力条件 取り込み開始動画位置 インポート開始行番号 要素名列番号/要素時間列番号 比較値列番号 歩行時間列番号/歩行比較値列番号

動作分析

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4.

要素を入力したEXCELファイルをインポートして使用することができます。

(1)表示サイクルに要素をインポート

EXCELインポートはMicrosoft Excelがインストールされていないと動作しません。

[分析]画面

3.ファイル名を選択し、[開く]を クリックします。 要素名・要素時間・比較値などが EXCELファイルからインポートされ ます。

2.条件を入力し、[ファイルを選 択して取り込み開始]をクリッ クします。 [開く]ウインドウが表示されます。

動作分析

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4.

要素表のグリッドのデータをEXCELファイルに出力することができます。

(2)表示サイクルの要素をエクスポート

1.[ ]をクリックし、「表示サイ クルの要素をエクスポート」を 選択します。 [要素エクスポート]ウインドウが表 示されます。 出力設定 出力形式 出力項目

[分析]画面

EXCELエクスポートはMicrosoft Excelがインストールされていないと動作しません。

3.ファイル名を入力し、[保存]をクリックします。 グリッドデータが出力されます。

2.出力設定を選択し、[ファイル を指定して出力開始]をクリッ クします。 [名前を付けて保存]ウインドウが表 示されます。

動作分析

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4.

1. [ ]メニューの「作業手順書出力」を選択します。

[作業手順書出力]ウィンドウが表示 されます。

要素の任意の分析データのレポートを作成します。 登録されたドキュメントも同時に印刷できるので、作業指示書として利用できます。

EXCEL出力はMicrosoft Excelが、PPTマニュアル出力はMicrosoft PowerPointがインストールされていないと動作しません。

4.5 作業手順書・PPTマニュアル(動画マニュアル)の出力

(1)作業手順書の出力

2.出力データ選択欄のビュー、サ イクル、出力対象を選択します。

[分析]画面

4.[ ]をクリックします。 レポートが出力されます。

動作分析

58

4.

2.出力設定を選択します。

PDF出力、EXCEL出力のときは、[名前を付けて保存]ウインドウが表示され、保存先とファイル名を入力します。

出力設定 出力形式 帳票名 ヘッダー・フッター ロゴ 表示項目 スタート合わせ コメント表示 画像表示・画像取得位置

[分析]画面

3.[出力]をクリックします。 レポートのイメージが表示されます。

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動作分析

59

4. 現在位置から作業手順書出力

1. [ ]メニューの「現在位置出力から作業手順書出力」を選択します。

[作業手順書出力]ウィンドウが表示 されます。

現在位置の要素の分析データをレポートとして作成します。

2.出力データ選択欄のビュー、サ イクル、出力対象を選択します。

[分析]画面

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動作分析

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4.

3.出力設定を選択します。

4. [出力]をクリックします。 レポートのイメージが表示されます。

出力設定 出力形式 帳票名 ヘッダー・フッター ロゴ 表示項目 スタート合わせ コメント表示 画像表示・画像取得位置

[分析]画面

PDF出力、EXCEL出力のときは、[名前を付けて保存]ウインドウが表示され、保存先とファイル名を入力します。

5.[ ]をクリックします。 レポートが出力されます。

動作分析

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4.

1. [ ]メニューの「作業手順書出力」をクリックします。

[作業手順書出力]ウィンドウが表示 されます。

作業指示書を「動画付きマニュアル」として出力することができます。

PPTマニュアル出力はMicrosoft PowerPointがインストールされていないと動作しません。

(2) PPTマニュアル(動画マニュアル)の出力

2.出力データ選択欄のビュー、サ イクル、出力対象を選択します。

[分析]画面

Microsoft PowerPoint が起動して PPTマニュアルが出力されます。

動作分析

62

4.

3.出力形式を「PPTマニュアル」 を選択します。

出力設定 帳票名 ヘッダー・フッター ロゴ 表示項目 スタート合わせ コメント表示 出力要素時間 出力音 出力方法

5. [出力]をクリックします。 [名前を付けて保存]ウィンドウが表 示されます。

4.その他の出力設定を選択します。

6. 保存先、ファイル名を入力し、 [保存]をクリックします。

[分析]画面

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動作分析

63

4.

分析した要素から動画や静止画を出力することができます。

1.[ ]をクリックします。 [動画・静止画出力]ウインドウが表示されます。

出力設定 出力単位 動画形式 画質 出力要素時間 出力音 要素名合成 出力フォルダ

4.6 動画・静止画の出力

(1)動画の出力

5. [出力]をクリックします。 動画が出力されます。

4.出力設定を設定します。

3.[動画を出力する]を選択します。

2.出力データ選択欄のビュー、サ イクル、出力対象を選択します。

1要素を1ファイルずつ出力する場合と、すべての要素を1ファイルで出力する場合で、同時・別々に動画を出力できます。

[再生]画面

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動作分析

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4.

分析した要素から静止画を出力することができます。

1.[ ]をクリックします。 [動画・静止画出力]ウインドウが表示されます。

画像サイズ 画像取得位置 テロップ合成 出力フォルダ

(2)静止画の出力

6. [出力]をクリックします。 静止画が出力されます。

5.出力内容を設定します。

2.出力データ選択欄のビュー、サ イクル、出力対象を選択します。

3.[静止画を出力する]を選択します。

4.[静止画出力設定]をクリックします。

要素をごとの静止画を一括で生成します。 出力サイズ、要素内の出力場所、テロップ出力を選択できます。

[再生]画面

動作分析

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4.

1サイクルごとに表示するモードとすべてのサイクル(クロス)ごとに表示するモードがあります。

分析データの要素ごと、種別ごとに動作時間や無効動作時間を集計して表示します。

4.7 分析データを集計し、要素一覧表の出力

(1)分析データの集計表示

要素別・サイクル毎 集計表 要素別・クロス 集計表

種別・サイクル毎 集計表 種別・クロス 集計表

それぞれビュー(Model 501のみ)、サイクル(Model 101/301/401)を切り替えて表示することができます。

[集計]画面

動作分析

66

4. (2)要素一覧表の出力

1.[ ]をクリックし、「印刷」 を選択します。 [ロゴ選択]ウィンドウが表示されま す。

分析データを要素一覧表として出力することができます。

[集計]画面

3.[ ]をクリックします。 要素一覧表が印刷されます。

2.ロゴを選択し、[OK]をクリッ クします。 要素一覧表の印刷イメージが表示さ れます。

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EXCEL出力/CSV出力

動作分析

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4.

分析データをExcel、CSV、PDFのファイルに出力することができます。

1.[ ]をクリックし、「EXCEL 出力」を選択します。 [ロゴ選択]ウィンドウが表示されま す。

出力サンプル:EXCEL出力 出力サンプル:CSV出力

[集計]画面

2.ロゴを選択し、[OK]をクリッ クします。 [名前を付けて保存]ウィンドウが表 示されます。

3.保存する場所を選択し、ファイ ル名を入力し、[保存]をクリッ クします。 分析表の内容がEXCELファイルで出 力されます。

動作分析

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4.

1.[ ]をクリックし、「PDF出 力」を選択します。 [ロゴ選択]ウィンドウが表示されま す。

PDF出力 [集計]画面

2.ロゴを選択し、[OK]をクリック します。 [名前を付けて保存]ウィンドウが表 示されます。

3.保存する場所を選択し、ファイ ル名を入力し、[保存]をクリッ クします。 分析表の内容がPDFファイルで出力 されます。

比較分析

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5.

動作分析の結果を比較するために、比較する分析データや動画を登録します。

分析データの取り込み

1.[ ]アイコンをクリックしま す。 [データ選択]ウインドウが表示され ます。

動画再生画面の中央に2種類のアイコンが表示されています。 :分析ファイルを開く :動画ファイルを開く

5.1 分析データ、動画の登録

OTRSでは、要素を分析した2つのデータを同時に再生し、比較することができます。

2.該当する分析ファイルを選択し、 [OK]をクリックします。 [比較分析]画面に分析データが読み 込まれます。

比較分析

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5.

1.[ ]アイコンをクリックしま す。 [開く]ウインドウが表示されます。

動画の取り込み

動画が読み込まれたときは、タイトルと要素一覧が空欄で表示されます。

2.該当する動画を選択し、[開く] をクリックします。 [比較分析]画面に動画が読込まれま す。

比較分析のために読み込んだデータを変更する場合、動画再生画面の右下にマウスポインターを近づけると、アイコンが表示され、これらアイコンから、呼び出すことができます。

5.2 分析データの保存 1. [保存]をクリックします。 [名前をつけて保存]ウィンドウが表 示されます。 2.タイトルを確認し、保存する場 所を選択し、[OK]をクリック します。 [保存完了]ウィンドウが表示され、 分析データが保存されます。

Model 101は、動作分析の操作はできますが、分析した内容をデータとして保存することはできません。

比較分析

71

5. 5.3 分析データの比較再生

分析データや動画を登録すると、比較再生ができます。

全体コントローラーの同時再生・同時逆再生のアイコンで、2画面を同時にコントロールすることができます。

それぞれの動画を個々に操作することもできます。

グローバルコントローラー 1. グローバルコントローラーの

[ ]ボタンをクリックします。 左右の分析データが同時に再生しま す。 再生が終了すると、タイムラグが表 示されます。

[ ]をクリックすると、画面表示の並びが切り替わります。

Model 101は、他の端末で作成した分析データを再生することができます。 比較分析の操作はできますが、分析した内容をデータとして保存することはできません。

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比較分析

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5.

要素ごとの時間差を作業の静止画付きで印刷することができます。

1. [ ]メニューの「比較印刷」をクリックします。

[比較印刷]ウインドウが表示されま す。

PDF出力、EXCEL出力をクリックすると、動作比較の内容がPDFとEXCELファイルで出力されます。

動作分析を行っていない動画や要素がないデータを比較している場合、動作比較の印刷はできません。

5.4 分析データの比較印刷

4.[ ]をクリックします。 動作比較が印刷されます。

2.出力設定を入力します。 出力設定 出力形式 静止画位置 帳票名 ヘッダー/フッター ロゴ

3.[出力]をクリックします。 印刷イメージが表示されます。

分析データから要素を抜き出したり、順番を入れ替えたりして最適な動作に組み合わせることができます。

また、最短動作の組合せを自動でできます。

要素組替

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6.

分析データから要素を抜き出したり、順番を入れ替えたりすることができます。

(1)分析データの登録

6.1 複数の分析データから作業をシミュレーションする

1.選択データ一覧の[ ]をクリッ クします。 [データ選択]ウインドウが表示され ます。

Model 501では、分析されているビューのサイクルごとに、要素動作を選択することができます。 「選択データ一覧」で該当するビューを選択します。

Model 301 Model 401 Model 501

[選択]画面

2.該当する分析データを選択し、 [OK]をクリックします。 選択データ一覧に入力されます。 分析データを選択すると、要素の一 覧が表示されます。

1.移動する要素を選択し、[ ]をクリックします。

要素組替

74

6.

要素の並び順を元から組み替えることができます。

編集元から編集先への移動

[To.]側から[From.]側に、要素を戻す場合は、[ ]をクリックします。

要素はドラッグ&ドロップでも移動できます。

(2)要素作業の組替

移動例

[組替]画面

[To.]側の要素一覧表に、要素が移動します。

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要素組替

75

6.

1. [ ] をクリックします。 [To]側にベストラップの並びで要素が表示されます。

選択した動作分析データの全サイクルから、最も要素の時間が短い組合せをベストラップとして、組替えることができます。

ベストラップ

要素の並び順の変更

1.上に移動する要素を選択し、 [ ]をクリックします。 要素一覧表の1つ上の行に、要素が 移動します。

要素を1つ下の行に移動する場合は、[ ]をクリックします。

選択した動作分析データの全サイクルから、最も要素の時間が長い組合せをワーストラップとして、組み替わります。

[組替]画面

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要素組替

76

6.

[組替]画面で組み替えた順に、要素動作が再生されます。

1. [ ]をクリックします。 組み替えた順に、動画が再生されま す。

6.2 シミュレーション動画の再生・出力

(1)シミュレーション動画の再生

編集した分析データをもとに、作業手順をシミュレートすることができます。

要素を組み替えた最適な一連の作業を分析データとして出力できます。

(2)シミュレーション動画の出力

1.[ ]をクリックします。 [動画・静止画出力]ウインドウが表 示されます。 2.出力データ選択欄の出力対象を 選択します。 3.[動画を出力する]を選択します。

[再生]画面

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要素組替

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6.

5. [出力]をクリックします。 動画が出力されます。

4.出力設定を設定します。 出力設定

出力単位 動画形式 画質 出力要素時間 出力音 要素名合成 出力フォルダ

組み替えたデータは、比較再生で利用したり、集計の出力を行うことができます。

1. [保存]をクリックします。 [名前を付けて保存]ウインドウが表 示されます。 2. [OK]をクリックします。 要素の組替データが保存されます。

保存

[再生]画面

要素組替

78

6. 6.3 レポートの出力

1. [ ]メニューの「作業手順書出力」をクリックします。

[作業手順書出力]ウィンドウが表示 されます。

作業手順を組み替えた分析データの作業手順書を出力することができます。

3.出力設定を選択します。

4. [出力]をクリックします。 レポートのイメージが表示されます。

5.[ ]をクリックします。 レポートが出力されます。

出力形式 帳票名 ヘッダー/フッター ロゴ

2.出力データ選択欄のビュー、サ イクル、出力対象を選択します。

表示項目 スタート合わせ コメント表示 画像表示 画像取得位置

[再生]画面

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要素組替

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6.

作業手順を組み替えた分析データを出力することができます。

6.4 分析データ出力

1. [ ]をクリックします。

[再生]画面

2 .使用する設定セットを選択し、 [ ]をクリックします。 [保存先指定]ウィンドウが表示され ます。

3 .保存先を選択し、名称を入力し、 [OK]をクリックします。 分析データが出力されます。

標準作業組合せ票は、動作分析のデータから作業の改善前と改善後でタクトタイムを目安として描画されます。これにより分析後の動作要素を時系列で確認することができます。また、時間値の集計や単位時間あたりの出来高計算もされますので、分析した時間値から生産効率をシミュレーションして利用することができます。

標準作業組合せ票

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7.

7.1 シミュレーション内容で標準作業組合せ票の出力

1. [ ]をクリックします。 [データ選択]ウインドウが表示され ます。 2.該当するファイルを選択し、 [OK]をクリックします。 登録作業一覧と要素一覧に表示され ます。

動画を分析したデータを読み込むことができます。

(1)分析データの登録

Model 401 Model 501

Model 401では、分析されているサイクルごとに、要素動作を選択することができます。 Model 501では、分析されているビューのサイクルごとに、要素動作を選択することができます。 「選択データ一覧」で該当するビューおよびサイクルを選択します。

[登録]画面

1. [設備名称]を入力します。

標準作業組合せ票

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7.

使用する設備や機械の名称を入力します。

1. 手作業、送り、手待ち、歩行の改善前の時間と改善後の時間を入力します。

合計欄に、時間合計、サイクル時間、 出来高が表示されます。

標準作業組合せ票で設備を同じライン(戻り作業)で出力する場合、設備の項目で同じ設備名を入力してください。

[組合せ票]画面では、標準作業組合せ票に反映させるために、新たに動作要素を追加したり、順番を入替えたり、動作要素の手作業時間や歩行時間の設定などを行います。また、要素に色を設定し、標準作業組合せ票へ反映させることもできます。

(2)設備、手作業・送り・手待ち・歩行の入力

①設備名称の設定

②改善前後の時間の入力

[組合票]画面

標準作業組合せ票

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7.

1. [ ]をクリックします。 新しい非定常作業名称行が追加され ます。 2.非定常作業名称、個/回、秒/回、 秒/個の各欄を入力します。 非定常作業が登録されます。 合計欄の非定常を含めたサイクル時 間に入力されます。

一定間隔で発生する作業などの例外作業を登録します。

入力欄の内容 個/回:例外発生回数を入力します 秒/回:例外1回あたりの作業時間を入力します 秒/個:1サイクルあたりに換算した時間が算出表示されます 合計:秒/個の合計時間

(3)非定常作業内容の入力 [組合票]画面

標準作業組合せ票

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7.

1直当り時間(分単位)と1直当りに生産する数量を計算して、タクトタイムを計算します。

1. [タクトタイム]欄をクリックします。

タクトタイムの入力欄が表示されま す。 2.直当り時間[分]と直当り必要数 [個]を入力します。 タクトタイムが入力されます。

タクトタイムの設定

[ ]をクリックすると、タクトタイムを直接入力することができます。

保存

1. [保存]の「名前を付けて保存」をクリックします。

[名前を付けて保存]ウインドウ が表示されます。 2.ファイルの保存場所を選択し、 ファイル名称を入力し、[OK] をクリックします。 標準作業組合せ票が保存されます。

[組合票]画面

標準作業組合せ票

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7.

要素の編集が完了したら、標準作業組合せ票を作成します。 標準作業組合せ票はEXCELファイルで出力されます。

1. [ ]メニューの「標準作業組合せ票出力」をクリックします。

[標準作業組合せ票 チャート出力]ウ インドウが表示されます。 2.出力設定を選択し、[OK]をク リックします。 [名前を付けて保存]ウインドウが表 示されます。 3.ファイル名を入力し、[保存]を クリックします。 標準作業組合せ票が出力されます。

出力設定 タイトル 非定常項目の作成 要素名称の表示 戻り作業のサポート 手待ち表示 送りの折り返し位置 ロゴ画像 横軸スケール

(4)標準作業組合せ票の出力 [組合票]画面

標準作業組合せ票

85

7.

要素の編集が完了したら、要素票を作成します。 要素票はEXCELファイルで出力されます。

7.2 要素表の出力

1. [ ]メニューの「要素票出力」をクリックします。

[名前を付けて保存]ウインドウが 表示されます。 2.ファイル名を入力し、[保存]を クリックします。 要素票がExcelファイルで出力され ます。

[組合票]画面

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山積み表

86

8.

山積み表はOTRSの分析結果を用いて、最適な作業分配や変更を、表やグラフの上で行うことができます。これを平準化(山崩し)といいます。

登録した分析データから選択した要素を積み上げ、任意の要素をドラッグ&ドロップしてデータを移動させます。これにより、ライン上の作業工程の平準化を行うことができ、手待ち時間を顕在化させ、ムダな工程を低減させることができます。

また、組み替えた山積みデータは動画として再生することができ、改善した作業工 程をシミュレーションすることができます。

8.1 作業分配や変更した山積み表の出力

1. [ ]をクリックします。 [データ選択]ウインドウが表示され ます。 2.該当する分析データを選択し、 [OK]をクリックします。 登録作業一覧に選択した分析データ が表示されます。

動作分析データを作業データとして登録します。

(1)分析データの登録

Model 401 Model 501

[登録]画面

3.該当する分析データを追加しま す。 登録作業一覧に選択した分析データ が表示されます。

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山積み表

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8.

4.該当する分析データのビュー、 サイクルを選択します。

Model 401では、分析されているサイクルごとに、要素動作を選択することができます。 Model 501では、分析されているビューのサイクルごとに、要素動作を選択することができます。 「選択データ一覧」で該当するビューおよびサイクルを選択します。

[登録]画面

5.[山積み表]をクリックします。 [山積み表]画面が表示されます。

山積み表を作成する分析データが表 示されます。

ビュー

サイクル

山積み表

88

8.

タクトタイムを入力すると、作業編成表のグラフに「赤い」ラインが表示されます。

1. [タクトタイム]欄をクリックします。

タクトタイムの入力欄が表示されま す。 2.直当り時間[分]と直当り必要数 [個]を入力します。 タクトタイムが入力され、作業編成 表のグラフに赤いラインが表示され ます。

[ ]をクリックすると、タクトタイムを直接入力することができます。

「編成効率」とは、[各工程(山)の所要時間の合計÷(タクトタイム×山の数)]の計算結果を百分率で表示したものです。

(2)タクトタイムの設定 [山積み表]画面

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山積み表

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8.

要素の追加

要素の削除

要素を追加できます。

登録した要素データを削除することができます。

1. 要素を追加する行を選択し、[ ]ボタンをクリックします。 要素が追加されます。

1. [ ]をクリックします。 選択した要素データが削除されます。

(3)要素の追加・削除 [山積み表]画面

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1.[山積み表]画面で、[ ]をクリッ クします。 表示がグラフモードになります。

山積み表

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8. グラフモード

要素表モード

タクトタイムを確認しながら、動作分析データの平準化をすることができます。

要素の名称を確認しながら、動作分析データを編集することができます。

各機能 (要素の)追加/削除 順序の入替え 要素の移動(他の山へ移動) 各欄 No/元山/元No/要素名/動作/送り時間/ 移動可/種別

1.[山積み表]画面で、[ ]をクリッ クします。 表示が要素表モードになります。

グラフは種別ごとに表示を切り替えることができ、表示によりムダな作業を明確にすることもできます。

種別表示

[山積み表]画面

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(4)平準化(要素の移動)

山積み表

91

8.

各作業(工程)の動作時間が均一になるように要素を移動させることができます。

1.該当する要素を選択し、[ ]をクリックします。 要素が移動します。

合計表示

平準化の際のタクトタイムとの差が算出されます。

左選択計 移動元一覧で選択した要素の動作時間の合計が表示されます 右合計 選択されている作業(移動先)の動作時間の合計が表示されます 差異 [(移動元の動作時間の合計+移動先の動作時間の合計)-(タクトタイム) ]の値が表示されます

要素の移動(2つの作業データ間での要素の移動)

[山積み表]画面

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山積み表

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8.

1.要素を選択し、棒グラフにドラッグ&ドロップします。 要素が移動します。

要素の移動(グラフ内のドラッグ&ドロップ)

1. [保存]をクリックします。 [名前をつけて保存]ウインドウが表 示されます。 2.保存場所を選択、データ名を入 力し、[OK]をクリックします。 山積み表が保存されます。

保存

[山積み表]画面

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山積み表

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8. (5)山積み表の出力

山積み表の編集が完了したら、山積み表を出力します。

1. [ ]メニューの「山積み表出力」をクリックします。

[山積み表出力]ウインドウが表示 されます。 2.出力設定を選択し、[OK]をク リックします。 出力設定 帳票名 山要素 山表示 ロゴ画像 [名前を付けて保存]ウインドウが表示されます。 3.保存先の選択、ファイル名を入 力し、[保存]をクリックします。 山積み表が出力されます。

[山積み表]画面

山積み表

94

8. (6)要素票の出力

山積み表の要素票を出力します。

1. [ ]メニューの「要素票出力」をクリックします。

[名前を付けて保存]ウインドウが表示 されます。 2.保存先の選択、ファイル名を入 力し、[保存]をクリックします。 山積み表要素票が出力されます。

[山積み表]画面

エラーのため、 出力できず

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山積み表

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8.

要素を編集したデータで動画を再生することができます。 要素を入替えたときの動作をシミュレーションすることができます。

(1)シミュレーション動画の再生

8.2 シミュレーション動画の再生・出力

[山積み表]画面で編集した順に、要素動作が再生されます。

1. [ ]をクリックします。 編集した順に、動画が再生されます。

1. [ ]をクリックし、[動画出力]を選択します。

編集したシミュレーション動画を出力することができます。

(2)シミュレーション動画の出力

[再生]画面

山積み表

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8.

[動画出力]ウインドウが表示されま す。 2.出力データ選択欄の分析データ、 出力対象を選択します。 3.出力設定を選択します。 動画出力設定 出力単位 動画形式 画質 出力要素時間 出力音 要素名合成 出力フォルダ 4. [出力]をクリックします。 右のウインドウが表示され、動画が 出力されます。

[再生]画面

例:「出力単位」を「1要素1ファイルで出力する」と 「すべての要素を1ファイルで出力する」を選択したとき

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2017年6月1日 初版発行 発行所

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