安崎さんが乗ってくる予 -...

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Page 1: 安崎さんが乗ってくる予 - 甲南大学carnation.is.konan-u.ac.jp/tanakakennp/np20190408.pdf · 私は「LINEbotを 利用した書籍管理システム まいました。張しない私も手が震えてしまることに、普段あまり緊方や学生の方々の視線が集せていただきました。先生の開発」という題で発表さ

 

今年で7回目となる、鹿

児島大学大学院理工学研究

科情報生体システム工学専

攻の渡邊研究グループとの

「ロボット・コンピュータ

ビジョン研究会」が、今年

も鹿児島大学で開催されま

した。

 

この研究会は、私田中が

2000年代初め頃から何

度か鹿児島大学を訪問し、

研究交流を続けてきたのを

発展させて、研究会として

開催しているものです。今

回は、田中教授、大西氏、

安崎さんの3名が参加しま

した。

 

安崎さんが乗ってくる予

定の、スカイマークが機材

の都合で1時間以上遅れる

予定が早朝に入り、鹿児島

到着がぎりぎりになるた

め、見切りスタートもやむ

を得ないかと危惧しました

が、何とか一緒に入ること

ができました。そのため、

到着が遅くなり、鹿児島大

学の皆さんには、心配をお

かけしました。

 

渡邊先生の挨拶から始ま

り、田中の講演へと続きま

す。途中に休憩を入れなが

ら、第2部のロボットビジ

ョン・バイオメトリクス、

第3部のデモンストレーシ

ョン、第4部のコンピュー

タビジョン・パターン認識

と続きます。最後は場所を

変えて、第5部のフリーデ

ィスカッションは大いに議

論に花が咲きました。

 

鹿児島大学の学生の研究

発表については、それぞれ、

おそらく自分で考えたと思

われるテーマが多く、完成

度も高いものもあれば、こ

れから本格的な研究をする

ために、いろいろと調べて

みたような研究もありまし

たが、それぞれの学生が、

自分のものとしてしっかり

考えて進めている様子がわ

かりました。田中の発表は、

自分の研究ではなく、新聞

や雑誌に掲載された、人工

知能に関する記事を調べ

て、昨今よく耳にするAI

が何を意味しているのか、

それを調べたものです。

 

大西氏の研究は、昨年に

引き続き、SIASの自動

化に関するもので、今回は、

関節検知を使わずに、深度

データから直接姿勢を判定

するものについて紹介しま

した。

 

安崎さんの発表は、昨年

夏に、当研究室の書籍管理

をするために作った、LI

NEボットの内容紹介でし

た。

 

人前で話をすれば、自分

の考えていることが整理で

き、研究が進みます。その

ため、私は、機会があれば、

積極的に話をすることにし

ています。

 

来年春は、甲南で開催す

ることが内定しています。

ぜひ、成功させたいもので

す。(田中雅博)

   

大西氏感想

 

平成31年3月27日は鹿児

島大学工学部で開催され

た、第7回甲南大学・鹿児

島大学ロボット・コンピュ

ータビジョン研究会に参加

してきました。昨年度に引

き続き、2回目の参加とな

ります。今回は田中先生、

安崎氏と3名での参加でし

た。

 

この1年間、研究に取り

組んできたことを発表させ

ていただきました。本年度

は深度データから身体を検

知し、その動きを追跡する

システムを開発、SIAS

の自動的なスコアリング

(評価判定)に応用するこ

とを目標としました。その

ことについて発表させてい

ただき、多くの貴重な意見

をいただきました。今後は

OpenPoseの活用も

検討する必要があるかもし

れません。これら意見を含

め、いよいよ論文をまとめ

始めなければならない時期

になりました(なっていま

す)。非常に良い刺激をも

らいました。

 

今回の研究会の話題はや

はり「人工知能(AI)」

でした。今後のAIとの活

用,付き合い方など議論が

なされました。すでに様々

な分野で活用されており、

リハビリでの応用も時間の

問題でしょうか。我々が行

っている研究にも応用すべ

き内容が多く含まれてお

り、時代の流れに取り残さ

れないようにしなければな

りません。

 

渡邊研究室では画像を中

心とした研究が多くなされ

ており,我々の研究と類似

していると思います。特に

興味をもったのが内部(心

理)状態の推定です。その

人が何を感じ、何をしよう

としているのか、身体の内

部状態を言語、聴覚、表情、

仕草など、様々な生体情報

を駆使し、対象者のおかれ

ている状態を推定し、そし

て人の手足となるようなシ

ステムが開発されていま

す。いずれ社会問題となる

労働力不足としての打開

策、特に医療・福祉の分野

で活用できるアイデアだと

思いました。いずれの研究

も実用的なものであり,わ

かりやすく,有意義な時間

を過ごせました。毎年3月

になれば,新年度を迎える

準備に追われてしまいます

が、この日は、普段の仕事

を忘れており、「楽」な内

部状態が続いていました!

 

この研究会が2018年

度最後の発表の機会となり

ました。この時期、鹿児島

は桜が咲き、過ごしやすい

と思ったのですが、桜も2

~3分咲きで肌寒い感じで

した。それでも研究会は熱

く、時期外れの寒さも忘れ

ました(大西智也)。

   

安崎さん感想

 

3月27日鹿児島大学に

て第7回甲南大学・鹿児島

大学合同ロボット・コンピ

ュータビジョン研究会が開

催されました。他大学での

発表は初めてだったのでと

ても緊張しましたが、田中

先生をはじめ大西さん、鹿

児島大学の皆様の発表は非

常に勉強になりました。

 

行きの飛行機が遅れ開始

時間に間に合わないかもし

れないというアクシデント

があったり少しひやっとす

る場面もありましたが、鹿

児島で過ごした時間はどれ

も新鮮なものばかりで良い

時間を過ごすことができま

した。

 

プログラムの一番はじめ

は田中先生の発表だったの

ですが、その際印象に残っ

たお話がありました。「第

3次ブームが終わる頃には

今よりウェアラブルなデバ

イスが当たり前になってい

るため、世界が今とは全然

違うものになっているだろ

う(今でいうとスマホの普

及によりみんなスマホを触

っているのが当たり前の状

況)。つまり次にどういう

状況になっているかを予測

して、そこで何が必要にな

ってくるかを考えることが

重要である。」という内容

でした。多様化してより複

雑になっていく情報社会を

生きていく上で非常に大切

なことだと感じました。そ

れと同時にこれからの勉強

に対する姿勢を改めて考え

なければいけないと思いま

した。

 

私は「LINEbotを

利用した書籍管理システム

の開発」という題で発表さ

せていただきました。先生

方や学生の方々の視線が集

まることに、普段あまり緊

張しない私も手が震えてし

まいました。

 

鹿児島大学の皆様の発表

はドローンを使った新しい

環境認識手法の研究など、

普段あまり触れることのな

いテーマに触れることがで

きたため非常に楽しい時間

を過ごすことができまし

た。また、どの質疑応答で

も先生方の「この研究を良

くするにはどうすれば良い

のだろう」という熱意が伝

わり非常に感動いたしまし

た。

 

今回、3回生の春休みと

いう時期にこのような貴重

な経験をさせていただけた

ことを大変嬉しく思いま

す。春休みがおわり4回生

になりました。次のテーマ

に向けて気持ちを新たに頑

張っていきたいと思いま

す。(安崎未来)

Page 2: 安崎さんが乗ってくる予 - 甲南大学carnation.is.konan-u.ac.jp/tanakakennp/np20190408.pdf · 私は「LINEbotを 利用した書籍管理システム まいました。張しない私も手が震えてしまることに、普段あまり緊方や学生の方々の視線が集せていただきました。先生の開発」という題で発表さ

 

4月15日(月) 

田中教

授、さわやか大学(一般市

民向け)で講義(題目:身

近になってきた人工知能)

 

5月22日(水) 

大西智

也氏、岩﨑智宏君、SCI

19(システム制御情報学会

講演会)で論文発表

   

喜びの声

 

このような賞をいただい

ていいのか、突然のことで

驚いております。これも指

導教授の田中先生をはじめ

とする甲南大学の関係者の

みなさまご支援、現職の宝

塚医療大学の教職員の理解

があったおかげでいただい

た賞です。心から感謝いた

します。また,学会関係の

皆さまには、このような賞

を与えていただきましたこ

と、本当にありがとうござ

います。

 

この研究をはじめてちょ

うど2年が経ちます。研究

成果が少しずつ形になって

きてきた矢先の受賞であ

り、今後の励みになります。

 

課題はまだあります。少

しでも多くを解決していき

ます。これをきっかけに更

に研究が進むと思います。

まずは博士後期課程を無事

に修了したいと思います。

 

2019年度始めに思わ

ぬ賞をいただき、良いスタ

ートができました。(大西

智也)

 

2018年12月に大阪工

業大学梅田キャンパスで開

催された、計測自動制御学

会システムインテグレーシ

ョン部門講演会(SI20

18)において講演した、

「上下肢運動時における関

節角度の深度センサによる

計測」が優秀講演賞を受賞

しました。

 

論文は大西氏と田中教授

の連名です。評価には論文

内容も含まれていますの

で、共同受賞です。ただ、

講演したのは大西氏ですの

で、大西氏の講演が受賞に

大きく貢献したことは確か

です。

 

当研究室からは、201

4年に、当時の修士課程1

年の野々口誠人君が同じく

SIにおいて優秀講演賞を

受賞しており、2度目とな

りました。

 

大西氏は、彼自身、大学

の准教授ですが、2年前に

甲南大学大学院博士後期課

程の学生になって、当研究

室に属してから、多くの学

会発表等をこなしてきてお

り、特に、昨年度は、JS

Tの招待で私と一緒に中国

・青島に行き、作成中のシ

ステムのデモンストレーシ

ョンを行ったり、シンガポ

ールの学会で英語で口頭発

表するなど、私の誘いを断

ることなくすべて積極的に

行ってきており、これが功

を奏したと評価していま

す。今後は、今回の受賞を

励みとして、さらなる精進

を重ねていかれることを期

待します(田中雅博)。

 

かんぽ生命の健康づくり

応援情報誌「ラジオ体操®

第12号に、当研究室の開発

した、ラジオ体操採点シス

テムが紹介されました。ht

tps://www.jp-life.japanp

ost.jp/aboutus/csr/radio

/pdf/radio_mag

12.pdf

 

「テクロジーの力で、あ

なたのラジオ体操が進化す

る!」というタイトルで、

昨年秋のオープンキャンパ

スの際に受けた取材をもと

に、情報が掲載されました。

 

ラジオ体操採点システム

は、野々口君が最初にコー

ディングしたのが始まり

で、その時点では、CGや

MIDIを使っており、採

点は、体の動きをもとに手

作業で入力した模範データ

使っていました。

 

その後、かんぽ生命から

楽曲の使用許可をとる中

で、アドバイスをもとに、

かんぽ生命のCDから音楽

を取ることや、模範体操は

体操の指導員の方のお手本

動画とそれを用いた採点す

るなどの大幅な変更を施し

ています。

 

ラジオ体操のイベントで

の使用には基本的にご提供

しますし、ラジオ体操以外

の体操にも、比較的容易に

対応できますので、希望が

あれば、ぜひ当研究室にご

連絡いただきたく思います

(田中雅博)。

 

今月号は、平成最後の号

です。次回は、令和記念号

を連休明け頃出したいと思

っています。

 

私が平成元年を迎えたの

は、オーストリア・ウィー

ンです。前回の改元は、昭

和天皇崩御のためでしたの

で、重苦しく、お祝いムー

ドは皆無だったと思いま

す。その頃、日本の状況を

詳しく知るには、一部30

0円もする、ヨーロッパで

印刷される日本の新聞に頼

るしかありませんでした。

日本との国際電話も、1秒

10円という感覚だったの

で、めったに電話できず、

今とは通信事情が全く異な

っていました。

 

平成30年間で、社会はず

いぶん便利になりました

が、それは日本の主たる貢

献ではありません。日本が

世界に占める経済の大きさ

は、平成の間に半分になり

ました。その大きな要因は

政治にあったと私は思って

います。外では他国の顔色

ばかり見て、国内では、選

挙を気にしすぎて弱腰にな

り、気が付いたら貧乏国に

なっていたという状況では

ないでしょうか。

 

凋落は、政治家だけにと

どまりません。研究にして

も、英語の劣等感がどれだ

け左右しているのかわかり

ませんが、国際会議などで

の劣勢は目を覆うばかりで

す。英語が聞き取れない、

主張ができない人が極めて

多いといつも思います。

 

下手でいいから主張せよ

ということを心掛けたいで

すし、皆さんにもお願いし

たいと思います。最近、新

幹線での車掌の肉声アナウ

ンスの中で、英語の案内が

導入されました。ほとんど

の車掌さんの英語はT

he do

ors on the left

(right

side will open.

だけです

が、十分通じているはずで

す。下手なことを恥じるよ

りも、話さないことを恥じ

るべきで、1年もすれば、

車掌さんも自信がついて、

いろいろなことを英語で言

いたくなるでしょう。また、

英語のアナウンスをしたく

てJRに入りたいという人

も出てくるかもしれませ

ん。

 

外国語を話そうとしない

のが日本人の最も悪い点で

す。新幹線車掌の英語の肉

声アナウンスを恥ずかしい

とけなす発言をネットで見

ましたが、そういうことを

ネットでいうことのほうが

よほど恥ずかしいことで

す。(田中雅博)

 

皆さん、初めまして、今

年四月に田中研究室に配属

されました、研究生の張伯

聞と申します。中国遼寧省

撫順市生まれ、遼寧省大連

市の大学を卒業し、201

7年に日本留学の夢が契機

となって来日し、東京にて

日本語を二年間にわたって

学習してきました。来年に

は大学院進学の志望の為、

現在一生懸命頑張っていま

す。

 

さて、交通安全問題と少

子高齢化問題を解決できる

ように自分が尽力したい願

望で、深層学習を応用する

歩行支援システムを開発し

たいと思っています。この

問題と言うと、私が以前東

京で生活した際に、確かに

大都市の繁華を感じました

が、繁忙なサラリーマン、

煩雑な街、満員電車、毎日

目に入ってきました。その

時、独居老人はどうやって

安全に出かけるかと言う事

が心配でした。その為、田

中研究室で学習したり課題

を深く研究したりする事は

最適な環境だと私は思いま

す。

 

ところで、私は外向的性

格を持って、友達を作るの

が好きで、余技も沢山あり

ます。例えば、バイオリン

やサッカーやスキー、ビリ

ヤードなどです。特に四歳

からバイオリンを弾き始

め、11歳の時、Gr

ade

10 V

iolin Exam

の最高レベルを

獲得しました。一番弾くの

が好きな曲は「Sc

hubert's

Serenade

」及び「梁山泊与

祝英台」です。寂寞や悲傷

を感じる時にはバイオリン

が私の心に静かにさせて本

当に良かったなと思いま

す。

 

最近、田中研究室に加入

したばかりですが、田中先

生にいろいろ指導をいただ

いたのは言うまでもなく、

先輩にもいろいろ助けをい

ただきまして、この場を借

りて謝意を表します。

 

これから、皆さんにお世

話になりますが、ご迷惑を

おかけしないよう、先ず以

てしっかりプログラミング

を努力していきたいと思い

ます。どうぞ宜しくお願い

します。(張伯聞)

 

サクラ全般の花言葉は

「精神の美」「優美な女

性」、西洋では「優れた

教育」という意味も持つ

そうだ。

 

確かに、白を基調にか

すかなピンク色というの

はいかにも優美な女性と

いう意味にぴったりだ

し、咲き出したら一気に

満開に向け秒読み開始、

そして、あっという間に

散るというのが、日本人

の精神によく合っている

ような気がする。優れた

教育というのが桜のどう

いうところをそういって

いるのか、残念ながら知

らないが、入学式に合わ

せて咲くところなど、西

洋よりも日本にぴったり

かもしれない。

 

私自身は桜が咲くと、

これから忙しくなるとい

う出発の合図みたいな気

がする。

 

ところで、花見という

のは、桜の咲いている木

の下で皆が集まって飲み

食いし、騒ぐというのが

昭和の風物詩だったが、

最近はそれも薄れてき

て、本当に花を見るとい

うものに変わりつつあ

る。友達同士やご近所さ

んと一緒に花見をした記

憶が懐かしい。

 

前任校である岡山大学

では、近くに半田山とい

う桜の名所があったの

で、花を肴に、年度始め

の研究室の飲み会をして

いた。よい思い出になっ

ている。(田中雅博)