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コウノトリと共に生きていく 2020年世界湿地の日記念シンポジウム【湿地と生物多様性】 豊岡市コウノトリ共生課

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コウノトリと共に生きていく

2020年世界湿地の日記念シンポジウム【湿地と生物多様性】

豊岡市コウノトリ共生課

○面積 697.55 k㎡○人口 80,952 人(2019.12末)

2

コウノトリが生息する豊岡 3

コウノトリ 4

里地里山が生息環境 5

6

オタマジャクシ カエル バッタ

ヘビ ナマズ フナ

7

出展:財団法人日本野生生物研究センター「過去における鳥獣分布情報調査報告書」(1987)

江戸時代の「産物帳」(1730年代)を基にしたコウノトリの分布図

8

1955年保護活動が始まる

1965年 人工飼育の開始 1971年 野生コウノトリ絶滅

1989年 初のヒナ誕生

1989年 ズーストック計画策定1992年 地球環境サミット開催

生物多様性条約種の保存法

1994年 アラビアオリックスの野生復帰が成功し、

世界自然遺産に登録される1995年 生物多様性国家戦略策定

9

1992年 コウノトリ将来構想調査委員会

1999年 コウノトリの郷公園 開園

国内外のうごき

2000年 コウノトリ文化館 開館

2002年 飼育下で100羽を超える

ビオトープ水田 12.9ha

年度 委託料

2003~2007 54,000円/10a(県1/2)

2008~2010 27,000円/10a

2011~2012 27,000円/10a+加算金

2013~ 24,000円/10a+加算金

ビオトープ水田維持管理委託料

10

※加算金:踏み荒らし等の小さな自然再生

水路・川とのつながりを再生する魚道 151カ所 11

冬期湛水の取組み

0

50

100

150

200

250

300

350

400

450

1.1 5.618.519.220.4

64.872.2

83.5137

189.3199.9

251.7254.3

401.1423.02

438.1[値]ha冬期湛水の面積推移

12※2011からは国の環境直接支援対策事業が始まる

13

14

コウノトリ育む農法の作付面積の推移428ha〔ha〕

学校給食でコウノトリ育むお米を使用

15

田んぼの生きもの調査

生きものに配慮した認証でブランド化

円山川の湿地再生面積 67.3ha

16工事後に舞い降りたコウノトリ

2005年9月24日飼育下コウノトリの放鳥

17

2007年5月19日43年ぶりにヒナが誕生

写真提供:兵庫県立コウノトリの郷公園

コウノトリのいる風景 18

196

5

運動拡大

環境経済

人材育成

環境創造型農業

湿地再生

コウノトリ

198

9

200

2

200

5

201

0

202

0

コウノトリ野生復帰

取組みの広がり

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2012年 野田市で飼育開始

2016年 鳴門市で繁殖

放鳥養父市(2013~)朝来市(2013~)野田市(2015~)越前市(2015~)

自然下繁殖京丹後市

(2012~)鳴門市(2016~)雲南市(2017~)養父市(2018)坂井市(2019~)鳥取市(2019~)

21

2013年 金海市(慶尚南道)に飛来

2015年 礼山郡(忠清南道)で放鳥

22コウノトリ育むお米の海外販売

ニューヨーク

ロスアンジェルス

ハワイ

ゴールドコースト

シドニー

メルボルン

パース

シンガポール

ドバイ

香港

ブリスベン

台湾

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ラムサール条約湿地

円山川下流域・周辺水田

田結

戸島 加陽

コウノトリの生息拠点「ハチゴロウの戸島湿地」3.2ha 24

2009年

2014年

戸島湿地で行っている様々なボランティア作業 25

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放棄田が湿地となった「田結湿地」

多くの主体が一体となって再生活動を実施

企業とコラボした生き物学校

大学の実習

地域をガイドする「案ガールズ」

子どもたちによる小さな自然再生27

28

川・湿地・森の一体的なフィールド加陽湿地 約15ha

写真提供:国土交通省豊岡河川国道事務所