国内高所得者層のリピータ獲得への提案 ·...
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国内高所得者層のリピータ獲得への提案
主任研究員 小池 映之
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観光が他分野と「連携」することが必要
富士山を見に来るだけの観光から脱却↓
「富士山以外の資源を活用」
観光業だけに頼らないことも大切↓
「観光を軸に他産業と連携」
「新しい河口湖」の発見!
「観光消費額」向上!
河口湖で「働き方改革」を実現しよう!
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「働き方改革」が今、求められている!
社会生活基本調査H23
通勤時間が長い県は、睡眠時間が短い!
67仕事や職業生活にストレスを感じる事柄がある?
平成28年 労働安全衛生調査(実態調査)より
区 分 労働者計強いストレスと
なっていると感じる事柄がある
平成28年 100.0 59.5 (100.0)
(年齢階級)
20歳未満 100.0 46.9 (100.0)
20~29歳 100.0 59.8 (100.0)
30~39歳 100.0 64.1 (100.0)
40~49歳 100.0 59.2 (100.0)
50~59歳 100.0 61.3 (100.0)
60歳以上 100.0 43.2 (100.0)
60~64歳 100.0 39.3 (100.0)
65歳以上 100.0 48.9 (100.0)
(性別)
男 100.0 59.9 (100.0)
女 100.0 58.9 (100.0)
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ストレス過多は改善されている?
平成28年 労働安全衛生調査(実態調査)より
「ある」との回答は、平成24年度以降、ずっと50~60%➡ストレス過多の状況はつづいている。
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初めの仕事を退職した理由
日本人は「賃金への不満」は少ないが、「人間関係への不満」が高くなっている。
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仕事をするうえで大切だと思うもの
日本人はアジア諸国と比較して「良好な職場の人間関係」を重視する傾向が強い。
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富士山周辺は強大なパワースポット!
富士山は、神々のパワーが集まる場所として日本のほぼ中心(胸の
部分)に位置し、世界屈指のパワーを持つ霊山として世界的に知ら
れている、
強力な龍脈(大地のエネルギー)の発生源といわれている。
龍脈とは、大地に流れる「エネルギーの通り道」のことで、大地のエネ
ルギーは山を伝うと考えられている。
地下水の流れも龍脈と考えられており、富士山の地下水は、周辺の
西湖や駿河湾からも湧出している。
※富士山の強力なエネルギーは富士山だけではなく、河口湖周辺に
も吹き出している。
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パワースポットに期待される効果は?
気持ちをやわらげる癒し効果前向きに明るく陽気に対人関係に楽しみや寛大さなどの豊かさをもたらす家庭円満など、愛情運をもたらす自分の五感と気の浄化
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提案 テレワークオフィス・Mt.Fuji
都会で働く高所得者をターゲットに、景観が良好なテレワークオフィスを長期レンタル
➡長期滞在を促し、その間の観光消費UPにも期待!
テレワークオフィス・Mt.Fuji
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提案 テレワークオフィス・Mt.Fuji
訴求ポイント
1.河口湖ブランド
2.オフィスからの景観(都会のストレスからの開放)
3.パワースポット効果(富士山エネルギー)
行政としての取り組み
1.河口湖町内の遊休施設
を改修して利用!
2.民間での運営を支援
3.県外(都市部)へのPR
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提案② お土産No.1決定戦
• 地元で製造された商品を購入してもらう意義は大きい!
※地域経済の為には富士河口湖町の企業にお金が落ちることが必要。小売の利益だけではダメ!
富士河口湖町で生産しているお土産のNo.1を町民の手により決定!(他市町村と共催も可能)
○町民が自信を持って薦める商品→「安心感・話題性」の獲得。
○地域資源の発掘・再発見!
○町民が地域を学ぶ機会の提供。ホスピタリティーの向上にも。
○優勝者には、「まちの観光パンフレットへの掲載」「町長が他の地域へ持参するお土産に選定」「東京などで町が出展するイベントにおいて、ブースでのPOP掲示や試食提供」などのインセンティブを付与。
○商品の改良や、新商品の開発のきっかけに。
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提案② お土産No.1決定戦
河口湖プリン(ラ・ヴェルデュール木村屋)
富士山羊羹(金多留満)
うづらやクッキー(うづらや)
富士の粉雪チーズケーキ(河口湖チーズケーキガーデン)
フジヤマクッキー(FUJIYAMA COOKIE)
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提案③ 冬花火のプレミアム化
○花火優先席の販売※神明の花火大会の有料観覧席は毎年完売!
さらに優先席には防寒対策!○優先駐車場もセットで提供!○ジビエ料理など、今話題の料理も提供!
★冬花火同時開催イベント• ジビエ料理自慢グランプリ
• 新酒祭り など
冬花火クチコミの
マイナス評価
• 駐車場が大変
• 場所取りが大変
• とにかく寒い
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冬花火を充実させる理由
冬花火を充実させて、ここを増やしたい
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報告内容のまとめ
1.山梨県の抱える観光課題• 富士山以外の資源を考える必要がある• 集客能力に見合った消費がなされていない(単価を上げる必要がある)
2.八ヶ岳南麓の取り組み• 八ヶ岳で暮らすライフスタイルが地域資源
3.観光立町に向けて• 海外富裕層獲得
4.国内高所得者層のリピータ獲得への提案• テレワークオフィス• お土産No.1決定戦• 冬花火のプレミアム化
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公益財団法人
山梨総合研究所
ご清聴ありがとうございました