設置および 運転マニュアル設置および運転マニュアル太陽電池モジュール...
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日本国内のみ有効
Q.PRO-G4.1 · Q.PLUS-G4.1 · Q.PLUS S-G4.1 · Q.PLUS XS-G4.1
設置および 運転マニュアル
2 設置および運転マニュアル 太陽電池モジュール GENERATION 4 (G4.1) – HANWHA Q CELLS – JP2
文書の改訂 01この設置マニュアルは、2015年1月1日に日本向けに作成されたもので、Q.PRO-G4.1、Q.PLUS-G4.1、Q.PLUS S-G4.1、Q.PLUS XS-G4.1 太陽電池モジュールを対象としており、それ以前のすべてのバージョンの文書に代わるものです。
目 次
1 はじめに 3
2 計画 5
2.1 技術仕様 5
2.2 要求事項 6
2.3 取付け方法 7
2.4 電気関連のレイアウト 9
3 設置 10
3.1 安全と輸送 10
3.2 設置の準備 12
3.3 太陽電池モジュールの設置 13
4 電気接続 14
4.1 安全性 14
4.2 電気関連設置の安全上の注意 15
4.3 太陽電池モジュールの接続 16
4.4 設置後 17
5 接地作業 18
6 故障と不具合 18
7 廃棄 18
8 メンテナンスと洗浄 19
3設置および運転マニュアル 太陽電池モジュール GENERATION 4 (G4.1) – HANWHA Q CELLS – JP 3
ハンファQセルズの太陽電池モジュールは、無限の太陽エネルギーを環境にやさしい方法で電気に直接変換することができます。ハンファQセルズ太陽電池モジュールの運転能力を最大限に引き出すため、取り扱う際には以下の指示事項にしっかり目を通し、すべての指示に従ってください。この指示を守らないと、ケガや製品の損傷を招くおそれがあります。
この設置および運転マニュアル(以下、「マニュアル」という)は、結晶系太陽電池モジュールを安全に設置・運転していただくための説明書です。
Ä 設置工事を行う前に、このマニュアルをよく読んでください。
Ä 太陽電池モジュールを稼動する間、このマニュアルを大切に保管してください。
Äこのマニュアルは、オペレーターがいつでも参照できる状態にしておかなければなりません。
Äこのマニュアルは、太陽電池モジュールの所有者またはオペレーターに渡してください。
Ä メーカーが提供するすべての付属品も併せて提供してください。
Ä 該当する他の文書についてもすべて遵守する必要があります。
Äこのマニュアルにご不明な点がございましたら、システムサプライヤーまでお問い合わせください。
使用の目的このマニュアルは、日本向けに作成されたものです。このマニュアルには、ハンファQセルズ製高品質結晶系太陽電池モジュールの安全な取扱いと使用方法、設置、取付け、結線作業、メンテナンス、廃棄に関する情報が記載されています。
記号とラベルこのマニュアルでは、わかりやすいよう、以下の記号とラベルを使用しています。
記号 説明
Ä 1つまたは複数のステップのある手順
• 項目のリスト
手順を実行するとき、手順の結果をチェックする必要があることを示しています。
禁止
危険や損傷に対する注意。以下のカテゴリーがあります。• 危険:致命的な負傷の危険性。• 注意:重大な負傷や資産の損傷の 危険性。
• 注:製品の損傷の危険性。
安全規制太陽電池モジュールの設置担当者およびオペレーターは、該当するすべての法的な要求事項および規制に準拠して作業を行ってください。
Ä 法規制や規則に特別に指定されている場合を除き、太陽電池モジュールの設置、運転、メンテナンスの際は常に、以下の規制と規格に従う必要があります。• 本マニュアル。• その他の規制(圧力機器、運転の安全性、危険物、環境保護に対する各国固有の規制など)。
• システム固有の規制および要求事項。• ソーラーシステムの計画、設置、運転および屋根上作業について規定する国際的および各国固有の該当法規、規制、条例。
• 直流での作業を規定する有効な国際、国内、地域の規制。特に電気機器およびシステムの設置に該当する規制、ならびにソーラーシステムの並列運転を規定する各電力会社発行の規制。
• 国際的、各国固有および地域の事故防止規制。
有資格者および熟練技術者設置(送電網との接続を含む)、メンテナンス、廃棄を熟練の有資格者が行うことについて、オペレーターと設置担当者双方が責任を負わなくてはなりません。電気工事は、公的な資格を持つ専門職の担当者が、各国の基準や規格(ドイツの場合はDIN規格、VDE規格など)、地域の送電運用会社および /または電力会社の規制に従って実行する必要があります。
1 はじめに
4 設置および運転マニュアル 太陽電池モジュール GENERATION 4 (G4.1) – HANWHA Q CELLS – JP
有効性このマニュアルは、ハンファQセルズ製結晶系太陽電池モジュールに対してのみ有効となります。弊社はこれらの指示を守らなかったことにより発生した、いかなる損害賠償責任も負わないものとします。
Ä システムの結線作業と寸法決めを遵守してください。
Ä システムの設置担当者は、準備および設置の際に、必要なすべての安全規制に準拠することについて責任を負います。
このマニュアルに記載された指示は、ハンファQセルズが法的責任を免れる根拠となるものではありません。ハンファQセルズは契約書に記載されている事項または同意された保証内容についてのみ法的責任を負うものとし、モジュールの基本性能や安全性を超えた範囲での使用については一切責任を負いません。
Äソーラーシステムの他の部品に関する指示事項についても必ず遵守してください。また、必要に応じてプロジェクト全体について統計を作成し、その評価を行ってください。
その他の該当文書このマニュアルのほか、以下の技術情報も重要になります。
文書の種類
製品データシート
梱包および輸送インフォメーション
1 はじめに
5設置および運転マニュアル 太陽電池モジュール GENERATION 4 (G4.1) – HANWHA Q CELLS – JP
製品群 Q.PRO-G4.1 Q.PLUS-G4.1 Q.PLUS S-G4.1 Q.PLUS XS-G4.1
型式 多結晶 Q.ANTUM Q.ANTUM Q.ANTUM
面積 1.67 1.67 1.35 0.92
フレーム高さ [mm] 32 32 32 32
重量 [kg] 18.8 18.8 15 10
最大システム電圧 VSYS [V] 1,000 1,000 1,000 1,000
最大逆電流 [A] 20 20 20 20
許容温度範囲 –40 ºC~ +85 ºC(–40 ºF~ +185 ºF)
ジャンクションボックスの保護クラス IP67(バイパスダイオード付き)
コネクターの保護クラス IP68 IP68 IP68 IP68
耐火等級 C C C C
積雪荷重 [Pa]1 5,400 5,400 5,400 5,400
風荷重 [Pa]1 4,000 4,000 4,000 4,000
認証 VDE品質テスト;CE適合;IEC 61215(Ed.2)9ページ以降を参照;IEC 61730(Ed.1)、適用クラスA
1 IEC 61215準拠の試験による
2.1 技術仕様2 計画
図1: Q.PRO-G4.1、Q.PLUS-G4.1の外形寸法(mm)と コンポーネント
詳細 A 16 mm
ジャンクションボックス
製品ラベル
1670 mm
取付穴 × 4 (詳細 A)
コネクタ付き接続ケーブル
フレーム
1000 mm
32 mm
排水穴 × 8
接地用穴 × 6 : Ø 4.5 mm
1000 mm
980 mm150 mm
8.5 mm24.5 mm
951 mm
取付穴 × 4 (詳細 A)
詳細 A 16 mm
8.5 mm
ジャンクションボックス
製品ラベル
1348 mm
コネクタ付き接続ケーブル
フレーム
排水穴 × 8
接地用穴 × 6 : Ø 4.5 mm
32 mm
1000 mm
1000 mm
24.5 mm
848 mm100 mm
951 mm
図2: Q.PLUS S-G4.1の外形寸法(mm)とコンポーネント
詳細 A16 mm
8.5 mm24.5 mm
ジャンクションボックス
製品ラベル
1000 mm
848 mm
1348 mm
取付穴 × 4 (詳細 A) 排水穴 × 8
コネクタ付き接続ケーブル
フレーム接地用穴 × 6 : Ø 4.5 mm
100 mm
32 mm
680 mm
631 mm
図3: Q.PLUS XS-G4.1の外形寸法(mm)とコンポーネント
6 設置および運転マニュアル 太陽電池モジュール GENERATION 4 (G4.1) – HANWHA Q CELLS – JP
設置場所設置場所に関して、以下のガイドラインに注意してください。• 太陽電池モジュールは、IEC 61215(温和な気候条件下での安全稼動)による認証を受けています。
• 太陽電池モジュールは防爆構造ではありません。
Ä 太陽電池モジュールを引火性の高いガスや気体(例:ガスタンク、ガソリンスタンド)の近くに設置しないでください。
Ä 太陽電池モジュールを密閉空間に設置しないでください。
Ä 太陽電池モジュールを水没する場所(例:氾濫原)に設置しないでください。
Ä 一般的な屋根向け(例:防水処理が施されていない太陽電池モジュール)の代替として本製品を使用しないでください。
Ä 空調システムに隣接した状態で太陽電池モジュールを設置しないでください。
太陽電池モジュールは、以下の構成に従った設計になっています。• –40 ºC~ +85 ºC(–40 ºF~ +185 ºF)の動作温度。• 最大4,000 Paの風荷重および最大5,400 Paの積雪荷重(IEC 61215準拠の試験による、第2.3章の「取付け方法」を参照)。
• 太陽電池モジュールの取付け用フレームを使用した設置。
影を作らないように注意太陽光が最適に照射されると、最大のエネルギー出力が得られます。
Äこのため、太陽電池モジュールが太陽の方向に向くように据え付けてください。
Ä 太陽電池モジュールを全体に(建物、煙突、樹木などの)影がかからない場所に設置してください。
Ä(高架電線、汚れ、雪などで)部分的でも太陽電池モジュールが遮られることがないようにしてください。
取付け用フレームについて太陽電池モジュールは、法規制および以下の要求事項を満たした取付け用フレームに設置・運転する必要があります。• 構造上の必要な要求事項に準拠すること。• 各地域の風 /積雪荷重に準拠すること。• 地面、屋根、壁面に正しく固定すること。• 太陽電池モジュールにかかる力を組立架台に逃がすこと。• 太陽電池モジュール背面で十分に通気できるようにすること。• 長期間安定性が確保できるようにすること。• 異なる金属間で電飾が起こらないように注意すること。• 温度変動によって膨張や収縮が生じる際、ストレスがかからないようにすること。
Ä 機械的ストレス(例:振動、ねじれ、膨張)が太陽電池モジュールにかからないようにしてください。
Äクランプと取付け用フレームはそれぞれ適合するものを使用します。
クランプシステムについて以下の要求仕様を満たす一般的なクランプを使用してください。• クランプ幅:40 mm以上• クランプ高さ:フレーム高さ32 mmに対応• クランプ奥行:7~ 12 mm• クランプはフロントガラスと接触しないようにすること。• クランプがフレームを変形させないこと。• 設置場所の要求仕様を満たすクランプであること。• 太陽電池モジュールを取付け用フレームにしっかりと固定でき、長期間安定するクランプであること。
太陽電池モジュールの向きについて• 横方向または縦方向に取り付けることができます。
Ä 雨水や融雪水が自然に流れ落ちるようにし、水が溜まらないようにしてください。
Äフレームの排水口を開いたままにし、設置時に水が流れるようにしてください。
2.2 要求事項2 計画
7設置および運転マニュアル 太陽電池モジュール GENERATION 4 (G4.1) – HANWHA Q CELLS – JP
図4: 結晶系ハンファQセルズ太陽電池モジュールの取付け方法。すべての寸法はmm単位です。 以下のページに記載されている許容静荷重とクランプ位置についても確認してください。 図の方法は、縦方向と横方向のどちらにも使用できます。
太陽電池モジュール クランプ位置 架台 取付け桟
2.3 取付け方法2 計画
設置タイプ モジュール 点取付け 線取付け
クランプ取付けQ.PRO-G4.1Q.PLUS-G4.1
Q.PLUS S-G4.1Q.PLUS XS-G4.1
取付け箇所での設置Q.PRO-G4.1Q.PLUS-G4.1
Q.PLUS S-G4.1Q.PLUS XS-G4.1
横桟を使用した設置Q.PRO-G4.1Q.PLUS-G4.1
CL3
250 - 450
150 - 350
CL3
CL1
250 - 450
150 - 350
CL1
345
250
FB2
EN
取付穴 x 4
取付穴 x 4
FB2
EN345
取付穴 x 4
250
取付穴 x 4
FB1
FB1
IP1 IP2
IP1 IP2
8 設置および運転マニュアル 太陽電池モジュール GENERATION 4 (G4.1) – HANWHA Q CELLS – JP
2 計画 2.3 取付け方法
仕様
モジュールの種類 取付け方法 クランプ範囲1 [mm] 許容静荷重 [Pa]
Q.PRO-G4.1Q.PLUS-G4.1
CL1 プッシュ 250 - 450 5400
プル 250 - 450 3900
CL3 プッシュ 250 - 450 5400
プル 250 - 450 3900
FB1 プッシュ 345 5400
プル 345 4000
FB2 プッシュ 345 5400
プル 345 4000
IP1 プッシュ - 5400
プル - 4000
Q.PLUS S-G4.1Q.PLUS XS-G4.1
CL1 プッシュ 150 - 350 5400
プル 150 - 350 3900
CL3 プッシュ 150 - 350 5400
プル 150 - 350 3900
FB1 プッシュ 250 5400
プル 250 4000
FB2 プッシュ 250 5400
プル 250 4000
IP1 プッシュ - 5400
プル - 40001 クランプ範囲は太陽電池モジュールの外縁とクランプ中央間の距離として定義しています。
取付け方法 CL1
Ä バックシートの裏側と構造物の間は45 mm、太陽電池モジュールフレームの裏側と構造物の間は20 mm以上になるようにしてください。
Ä ジャンクションボックスの接続ケーブルをバックシートと架台間に配置しないでください。
取付け方法 FB1およびFB2
Ä ジャンクションボックスの接続ケーブルをバックシートと架台間に配置しないでください。
• M8の耐食性ネジとワッシャーを使用してください(直径が16 mm以下)。
9設置および運転マニュアル 太陽電池モジュール GENERATION 4 (G4.1) – HANWHA Q CELLS – JP
太陽電池モジュールの選定主要な電気データの詳細については、各製品のデータシートを参照してください。
Ä 接続する太陽電池モジュールは同じタイプ、同じ出力クラスのもののみを使用してください。
安全率通常運転時にもかかわらず、太陽電池モジュールが標準試験条件下で定められた電流や電圧よりも大きな出力を発生させる場合があります。そのため、以下の場合は1.25の安全率を考慮する必要があります。• 開放電圧(Voc)を計算する場合• 短絡電流(ISC)を計算する場合• 太陽電池モジュールの出力側に接続する制御システムの容量を決める場合
Ä 電気系統を設置する場合、それぞれの国の規制が適用されることになります。
直列接続設置する主要な太陽電池モジュールの該当する有効なデータシートで指定されている最大システム電圧を上限として、太陽電池モジュールを直列に接続することができます。
Ä すべての運転条件と関連する技術的規則や基準を考慮した上でシステムを運用してください。これにより、求められる安全性を確保しながら、最大のシステム電圧を得ることができます。
Ä ストリングにおける太陽電池モジュールの最大個数を決める際は、パワーコンディショナの電圧範囲も考慮してください。
並列接続(太陽電池モジュールの故障、グランドへのリーク、絶縁不良によって)逆方向電流が発生した場合、太陽電池モジュールが損傷する可能性があります。
Ä データシートに表示されている最大逆方向電流の負荷容量を必ず守ってください。
発生する逆方向電流を制限するために、以下の安全オプションの使用を推奨します。
1) 並列接続するストリング数を制限するレイアウト:電流を遮断する手段が特別にない場合でも、最大2太陽電池モジュールのストリングをパワーコンディショナまたはMPPT制御装置に並列に接続して運転できます。
2) ストリングヒューズ付きのレイアウト:太陽電池モジュールの各ストリング上の陽極側と陰極側にヒューズを取り付けます。各ストリングヒューズメーカーの仕様書と技術ガイドラインで規定されている最大許容ストリング数を守ってください。
注!異なるバージョンの製品を設置する場合、逆方向電流の許容最低負荷容量が適用されます。
パワーコンディショナトランス付き /トランスレスパワーコンディショナを使用することができます。
2.4 電気関連のレイアウト2 計画
10 設置および運転マニュアル 太陽電池モジュール GENERATION 4 (G4.1) – HANWHA Q CELLS – JP10
警告!火災のおそれがあります! Ä 太陽電池モジュールを室内に設置しないでください。 Ä 太陽電池モジュールを移動する物の上に設置しないでください。
Ä 損傷がないか、梱包を点検します。 Ä 梱包に損傷が見つかった場合には、輸送会社に連絡してください。
Ä 梱包に関する指示があれば、それに従ってください。
Ä すべての担当者に、事故防止規制および安全規制を周知させ、これに従わせるようにします。 Ä 作業中は清潔な手袋を着用してください。
§GB
§I
§D
安全
ガイド
危険!感電によって死亡するおそれがあります! Ä 設置作業中は、太陽電池モジュールを不透明な材質のカバーで覆ってください。
Ä 設置を行うまで、太陽電池モジュールを元の梱包状態のままで保管してください。
Ä 太陽電池モジュールは必ず涼しく乾燥した室内に保管してください。梱包は防水仕様ではありません!
危険!感電によって死亡するおそれがあります! Ä 損傷した太陽電池モジュールは設置しないでください。
Ä 損傷がある場合は、速やかに販売店にお知らせください。
3.1 安全と輸送3 設置
11設置および運転マニュアル 太陽電池モジュール GENERATION 4 (G4.1) – HANWHA Q CELLS – JP 11
注!太陽電池モジュールが損傷する可能性があります! Ä 接続ケーブルやジャンクションボックスを装備した状態で太陽電池モジュールを持ち上げたり、動かしたりしないでください。
Ä 太陽電池モジュールは、図のように水平に立てた状態で運んでください。
注!太陽電池モジュールが損傷する可能性があります! Ä 太陽電池モジュールを踏まないでください。 Ä 太陽電池モジュールに機械的ストレスをかけないでください。
Ä 太陽電池モジュールの上に物を落とさないでください。
注!太陽電池モジュールが損傷する可能性があります! Ä 太陽電池モジュールを落とさないでください。
注!太陽電池モジュールが損傷する可能性があります! Ä 太陽電池モジュールの改造は、ハンファQセルズが事前に書面で承認した場合に限られます。
確認書類
注!太陽電池モジュールが損傷する可能性があります! Ä 太陽電池モジュールを積み重ねないでください。
注!太陽電池モジュールが損傷する可能性があります! Ä 太陽電池モジュールを引火性の高いガス /気体の近くに設置しないでください。
Ä 空調システムに隣接した状態で太陽電池モジュールを設置しないでください。
3.1 安全と輸送3 設置
12 設置および運転マニュアル 太陽電池モジュール GENERATION 4 (G4.1) – HANWHA Q CELLS – JP12
危険!感電によって死亡するおそれがあります! Ä 設置エリアを立入禁止にしてください。 Ä 子供や許可されていない人々をソーラーシステムに近づけないようにしてください。
危険!感電によって死亡するおそれがあります! Ä 設置作業中は、太陽電池モジュールや工具に水滴や雨滴がかからないようにしてください。
警告!太陽電池モジュールが倒れてケガをするおそれがあります!
Ä 設置作業中は、太陽電池モジュールを固定してください。 Ä 強風下や雨の中で太陽電池モジュールを設置しないでください
危険!感電によって死亡するおそれがあります! Ä 工具は、濡れておらず、絶縁したもののみを使用してください。
Ä 設置作業は1人で行わないでください。
• 損傷していない太陽電池モジュールおよびコンポーネントのみを設置してください。
Ä 太陽電池モジュールを改造しないでください(余計な穴を空けるなど)。
3.2 設置の準備3 設置
13設置および運転マニュアル 太陽電池モジュール GENERATION 4 (G4.1) – HANWHA Q CELLS – JP 13
オプション2: Ä 4箇所の取付け箇所でモジュールを設置します。7ページの図4を参照してください。
Ä メーカーのマニュアルに従ってクランプを締め付けます。
注!太陽電池モジュールが損傷する可能性があります! Ä 太陽電池モジュールに機械的張力をかけないでください。最大許容ねじれ値は10 mm/mです。
オプション1: Ä 指定のクランプ位置で4個のクランプを使用して、太陽電池モジュールを固定します。7ページの図4を参照してください。
Ä メーカーのマニュアルに従ってクランプを締め付けます。
3.3 太陽電池モジュールの設置3 設置
14 設置および運転マニュアル 太陽電池モジュール GENERATION 4 (G4.1) – HANWHA Q CELLS – JP14
危険! 感電によって死亡するおそれがあります!
直流回路を遮断する際に電気アークが発生することがあり、これが死に至る重大なケガを招くおそれがあります。
Ä 通電中は決して電源プラグを抜かないでください。
Ä 露出した状態のケーブル端を接続しないでください。
Ä 複数の極に同時に触れないでください。
太陽電池モジュールは低照度時にも電流や電圧を発生させます。通電回路の接点が物理的に遮断されるとアーク放電が起こることがあり、これが重大かつ致命的な負傷を招く可能性があります。複数の太陽電池モジュールが直列で接続されている場合には、より深刻な状況になりかねません。
Ä 低照度時でも開放電圧が発生していることに注意してください。
Ä 電気機器や電気系統を設置するための有効な国内規制および安全ガイドラインを必ず守ってください。
Ä パワーコンディショナと結線の作業を行う際には細心の注意を払ってください。
Ä パワーコンディショナと太陽電池モジュールが相互接続されている場合には、太陽電池モジュールが先に遮断されていることを確認してください。
Ä パワーコンディショナの電源を切った後、指定されている休止時間を必ず守ってください。高電圧部品が放電するまで一定の時間が必要となります。
危険!感電によって死亡するおそれがあります! Ä ジャンクションボックスは絶対に開けないでください。
危険!感電によって死亡するおそれがあります! Ä 通電状態の接点に素手で触れないでください。 Ä 複数の極に同時に触れないでください。 Ä 設置するまで適切な保護キャップでコネクタを覆ってください。
危険!感電によって死亡するおそれがあります! Ä 露出したケーブル端は絶縁してください。 Ä ケーブルは必ずプラグで接続してください。
危険!感電によって死亡するおそれがあります! Ä 電気工事では、濡れておらず、絶縁した工具のみを使用してください。
4.1 安全性4 電気接続
15設置および運転マニュアル 太陽電池モジュール GENERATION 4 (G4.1) – HANWHA Q CELLS – JP 15
危険!感電によって死亡するおそれがあります! Ä 極性を間違わないようにしてください。
危険!感電によって死亡するおそれがあります! Ä パワーコンディショナの電源を切ってから次の作業を始めるまで、パワーコンディショナのメーカーが指定している休止時間を必ず守ってください。
危険!感電によって死亡するおそれがあります! Ä 通電中はケーブルを抜かないでください。
1. パワーコンディショナをオフにします。
OFFEN
3. DCブレーカーをオフにします。
Ä Tyco社またはMulticontact社製の(PV4プラグに適した)認証取得済みの適切な工具を使用してプラグを外してください。
2. 接続していない太陽電池モジュールはカバーで覆います。
4.2 電気関連設置の安全上の注意4 電気接続
16 設置および運転マニュアル 太陽電池モジュール GENERATION 4 (G4.1) – HANWHA Q CELLS – JP16
Äソーラーケーブルを使用して、ジャンクションボックスの出力口に接続します。
Ä 同一のパワーコンディショナ互換プラグを使用します。
ソーラー
注!太陽電池モジュールが損傷する可能性があります! Ä ケーブルにストレスがかからないようにしてください。
Ä ケーブルが太陽電池モジュールと架台の間を決して通らないようにしてください(ケーブルにねじれが生じるおそれがあります)。
Ä 同じストリング内で、太陽電池モジュールを異なる向きや傾斜角度で接続しないでください。
Ä それぞれのプラグ間がしっかり接続され、プラグ同士がカチッとはまっていることを確認してください。
カチッ
EN
危険!感電によって死亡するおそれがあります! Ä すべての電気部品が安全、適切で、濡れていない状態であることを確認してください。
Äリターンケーブルを使った標準結線
パワーコンディショナ
EN
4.3 太陽電池モジュールの接続4 電気接続
17設置および運転マニュアル 太陽電池モジュール GENERATION 4 (G4.1) – HANWHA Q CELLS – JP 17
Ä 現在の業界標準に従って、必要な安全・機能試験がすべて実施されていることを確認してください。
注!太陽電池モジュールが損傷する可能性があります! Äプラグの接続部が水経路の表面と同じ高さになっていないことを確認してください。
Ä 設置地域の法令・規制に準拠した既存の避雷システムをソーラーシステムに組み込んでください。
警告!火災のおそれがあります! Ä 集光装置(例:鏡やレンズ)を使わないでください。
Ä 配線が露出したり、垂れ下がったりしておらず、汚れや湿気から保護されていることを確認してください。
4.4 設置後4 電気接続
18 設置および運転マニュアル 太陽電池モジュール GENERATION 4 (G4.1) – HANWHA Q CELLS – JP
保護接地 Ä 設置地域の法令・規制に準拠するために、太陽電池モジュールを接地する必要があります。
5 接地作業
危険! 感電によって死亡するおそれがあります!
Ä 問題が発生した場合、オペレーター自身で修理しようとしないでください(例:ガラスのひび割れ、ケーブルの損傷)。
Ä 設置業者、またはハンファQセルズのテクニカルカスタマーサービス部までお問い合わせください。
6 故障と不具合
Ä ユーザー自身で太陽電池モジュールの接続を外さないでください。
Ä 設置業者、またはハンファQセルズのテクニカルカスタマーサービス部までお問い合わせください。
Ä 太陽電池モジュールは、設置地域の廃棄規制に従って廃棄してください。
7 廃棄
19設置および運転マニュアル 太陽電池モジュール GENERATION 4 (G4.1) – HANWHA Q CELLS – JP 19
ハンファQセルズの太陽電池モジュールは長期間の使用に耐える設計となっています。わずかな汚れは通常雨水で洗い流されますが、太陽電池モジュールの全面または一部分が埃や異物(例:植物、鳥のふん)で遮られた場合は、性能低下を防ぐため、清掃が必要になります。
メンテナンス Ä 以下の点につき、ソーラーシステムを専門の設置業者によって毎年定期的に検査させる必要があります。• システムのすべての部品がすべて確実に締め付けられ、腐食が発生していないこと
• すべての電気部品がしっかり接続され、清潔かつ損傷のない状態で保たれていること
洗浄
警告! 稼働中の太陽電池モジュールの熱でやけどをするおそれがあります!
Ä 太陽電池モジュールが冷えている場合にのみ太陽電池モジュールを洗浄してください。
Ä 電気が通っている箇所は洗浄や研磨を行わないでください。
警告! 安全でない場所で作業するとき、落下するおそれがあります!
Ä 設置場所に単独で立ち入ったり、適切な安全策を講じることなく作業しないでください。
Ä 専門業者に作業を依頼してください。
太陽電池モジュールは以下のようにして洗浄します。
注! 太陽電池モジュールの表面に傷がつく可能性があります!
Ä 力を加えずに(非常に柔らかいほうきを使用するなどして)雪や氷を除去します。
Ä 汚れを引っ掻いて落としてはなりません。
Ä 太陽電池モジュールをぬるま湯ですすぐか、またはアルコール系のガラスクリーナーを使用して汚れ(例:ホコリ、落ち葉)を落とします。研磨剤や界面活性剤は使用しないでください。
Ä 柔らかい繊維の布(キッチンペーパーなど)またはスポンジを湿らせて、頑固な汚れを丁寧に拭き取ります。マイクロフリース素材(ウール)や綿の布は使用しないでください。
1時間以内に発生した頑固な汚れや染みを除去するために、イソプロピルアルコール(IPA)を使用することができます。
Ä IPAメーカーが規定している安全注意事項に従って作業してください。 Ä IPAが太陽電池モジュールとフレームの間や、太陽電池モジュールの角に流れこまないように注意してください。
Ä 架台から埃や異物(落ち葉、鳥の巣など)を取り除いてください。
Ä ぬるま湯、アルコール系のガラスクリーナー、ほうき、柔らかい布などで汚れを洗い落としてください。 Ä 界面活性剤、スクレーパー、高圧水洗浄装置は使用しないでください。
注!太陽電池モジュールが損傷する可能性があります! Ä 凍結のおそれがある場合は、水を使って洗浄しないでください。
0°
8 メンテナンスと洗浄
連絡先
ハンファQセルズジャパン株式会社〒108-0014東京都港区芝4-10-1ハンファビル9F
TEL 03-5441-5919FAX 03-5441-5913
EMAIL [email protected] www.q-cells.jp
記載内容は予告なしに変更されることがあります。© Hanwha Q CELLS GmbH Installation manual G4.1 modules_2015-02_Rev01_JP