2017 07-12 要求を見える化しよう!(関西匠塾にて)

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Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 要求を見える化しよう 自治体向けシンプルモデルでの説明と Methodの抽象化・具象化を自然と 行える仕組みの解説 BusinessPlace 萩本 順三

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要求を見える化しよう

自治体向けシンプルモデルでの説明と匠Methodの抽象化・具象化を自然と行える仕組みの解説

匠BusinessPlace萩本 順三

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匠Method たった6種類の図を使用するだけ

業務

作用

行動力UP

動機力UP

価値

要求

活動

現状

要求分析ツリー

理想

価値デザインモデル

ゴール記述モデル

新業務フロー

現業務フロー

価値分析モデル

change

価値の要素

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なぜ短時間で業務を見える化できるか?

楽しく価値を描き…

価値を元にやるべきこと(要求)を決め…

改善すべき業務を狙い撃ちする…

そのための計画を立てる…

価値

要求

業務

活動

価値分析モデル図価値デザインモデル図

要求分析ツリー

ビジネスコンテキストフロー図(業務フロー)

ゴール記述モデル図

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価値分析モデル例どんな風に価値を描くの?

市長 職員 市民

業務最適化が図れ、皆が生き生き働いてくれて嬉しい

業務改善により、市民と触れ合う余裕ができて楽しい

職員が明るく接してくれるので嬉しい

業務改善により、残業が少なくなって嬉しい

業務効率の向上 市民サービス強化職員満足度の向上

無駄な業務がなくなり、業務コストが削減できて嬉しい

みんなの嬉しいを作りだす

ステークホルダー

価値記述

プロジェクト目的

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価値分析モデル

Q.なぜ、価値の記述をストーリー的に表現するのか?

A.それは人が価値をイメージしやすいのがストーリーだからです。

(価値記述の例)

改札口で財布から2枚のカードや切符を出さずに新幹線改札口で財布をかざすだけで乗り換えできるので便利で嬉しい

「シチュエーション+手段+嬉しい言葉」

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価値分析モデル

Q.なぜ、価値記述の中に手段を入れるの?

A.ビジネス等企画をしようとする中、ノーアイ

デアというのはあり得ません。価値記述に手段を入れさせる理由は、企画内容の検証という意味あいがあります。

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価値分析モデル

Q.価値記述に具体的な手段を書くのは難しいです。どうすればよいですか?

A.具体的な手段が見つからなくても抽象的な手段が見つかりませんか?まずは、価値を与えるための手段(アイデア)を一生懸命考えましょう。

業務プロセスの見える化による改善

業務改善

抽象的 具体的

○○業務のプロセスの見える化による改善

○○システムによる▼▼作業の効率化

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価値分析モデル

Q. 価値記述に具体的な手段を入れるのは手段志向にいきなり走ってしまうことになるのでは?

A.匠Methodでは、価値記述は手段を書きますが、それを一旦抽象化して要求モデルにマップします。そのために手段志向に走ることはありません。

(次ページ参照)

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価値分析モデル 要求分析ツリー

業務改善により、コスト削減できて嬉しい価値記述

プロジェクト目的

業務改善

業務効率の向上

業務効率の向上

まだ抽象的すぎることに気が付く

業務要求戦略要求

なぜの視点で一旦抽象化

したことになる

部長

こんな価値記述があったとする

対応付け

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価値分析モデル

Q. 最初に出た手段(アイデア)なんて、あま

り本質的ではないんじゃないの?

A.出ないよりいいですね。まずは仮置きしま

しょう。

(次ページ参照)

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価値分析モデル 要求分析ツリー

業務改善により、コスト削減できて嬉しい

業務効率の向上

関係者

価値記述

プロジェクト目的

業務効率の向上

業務改善

業務要求戦略要求

なぜの視点で一旦抽象化

実は仮置きしている手段

部長

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価値分析モデル

Q. 最初に出た手段(アイデア)なんて、あまり本質的ではないんじゃないの?

A. 価値分析モデルで良い手段が見つからなくても、要求モデルの論理思考を展開すると、本質的な手段も見えてくるものです。その手段の方が価値記述としても有効だと感じたら価値記述も発見された手段で書き換えます。

(次ページ参照)

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要求分析ツリー 要求分析ツリー

業務効率の向上

業務改善

業務要求戦略要求

実は仮置きしている手段

ここからが要求モデルでシステム(論理)思考で考える。

わが社の業務効率化を上げる施策とは何と何だろうか?(要素分解)

業務効率の向上

業務要求戦略要求

部門間重複業務の一元化

効率化による残業削減

業務の無理無駄の排除

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匠Methodにより抽象化と具象化の行き来を行なう習慣が付く

業務改善により、市民と触れ合う余裕ができて楽しい

価値のイメージ化のためのHowの手探り

手段「業務改善」

ステップ1

本質から見た際の具体手段の再検討と手段要素の分解

目的「業務効率の向上」

部門間重複業務の一元化

効率化による残業削減

業務の無理無駄の排除

ステップ3

そもそも何が目的か?という本質面での抽象化

業務改善

目的「業務効率の向上」

ステップ2価値記述(ストーリー化)

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価値デザインモデルプロジェクトに対する

皆さんの夢、大きな野望または志

ビジョンに近づくために重要とする3つの構想(大目標)。

プロジェクトを一言でいうと何?

(キャッチフレーズ)

プロジェクトの全体が示す意味を解説

ビジョンに向かって

進む道のりをストーリー化

プロジェクトのロゴイメージ

自分達の価値を作り出す

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価値デザインモデル例どんな風に価値を描くの?

自分達の価値を作り出す

市民と共に楽しい未来をつくる

市民と一体となった街づくり

業務改善による職員の幸せづくり働き方改革によってやり

がいのある職場づくり

市民と共に生き生きと暮らせる街づくり

ビジョン

コンセプト1

コンセプト2コンセプト3

市民の喜びを大切にしながら職員として楽しくやりがいのある仕事を行えるように、今を改善する活動

言葉

意味 1.業務を価値から改めて描く2.楽しく日々の業務を改善し、余裕を持つ3.市民と共同プロジェクトを推進4.市民と共に街をより良くする環境を確立

ストーリー

デザイン

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課題分析モデル(一部)どんな風に価値を描くの?

市民と共に楽しい未来をつくる

市民と一体となった街づくり

業務改善による職員の幸せづくり

働き方改革によってやりがいのある職場づくり

業務効率の向上

市民サービス強化

職員満足度の向上

戦略(やるべきことの戦略)

やるべきことは

価値デザインモデルのビジョン

価値デザインモデルのコンセプト 価値分析モデルのプロジェクト目的

2つの価値の図

から引用する

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要求分析ツリー

市民と共に楽しい未来をつくる

市民と一体となった街づくり

業務改善による職員の幸せづくり

働き方改革によってやりがいのある職場づくり

業務効率の向上

市民サービス強化

職員満足度の向上

戦略要求

価値デザインモデルのビジョン

価値デザインモデルのコンセプト価値分析モデルのプロジェクト目的

部門間重複業務の一元化

効率化による残業削減

市民と一体活動の検討

業務の無理無駄の排除

福利厚生の充実

業務要求 活動

業務の見える化改善活動の発足

効率化の狙いとゴールを策定

一体活動テーマの洗い出し

福利厚生改善タスクフォースの設立

業務削減効果目標より福利厚生費を検討

IT要求

もっともシンプルなモデルとしては戦略要求3階層、業務要求1~2階層、IT要求(省略)、活動となる初心者は業務要求1階層でも良い。

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価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来

価値分析モデルの価値記述具体的な価値実現ストーリー

漠然としたやりたい事

価値記述

仮手段

価値分析モデルの目的目的とのマッピング

ビジョン

コンセプト

目的

1.具象化 2.抽象化

手段

コンセプト

要求分析ツリーの業務要求抽象業務要求の発見

ビジョン

目的

3.抽象化

新たな手段

4.具象化

抽象化

具象化

プッシュ通知を送る会員にメールを送る

会員とのコミュニケーションの活性化

会員と連絡を適切に取る

※次ページから5ページを使ってこの図をアニメーション的に説明します。

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価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来

価値分析モデルの価値記述具体的な価値実現ストーリー

漠然としたやりたい事

価値記述

仮手段

1.具象化

抽象化

具象化

アニメーションその1

市長 職員 市民

業務最適化が図れ、皆が生き生き働いてくれて嬉しい

業務改善により、市民と触れ合う余裕ができて楽しい

職員が明るく接してくれるので嬉しい

業務改善により、残業が少なくなって嬉しい

無駄な業務がなくなり、業務コストが削減できて嬉しい

ステークホルダー

価値記述

プロジェクト目的

1.具体化

漠然としたやりたいことを、価値分析モデルの価値記述によりステークホルダーに価値を与えるストーリーとして具体化します。

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価値分析モデルの目的作成仮手段の抽象化

漠然としたやりたい事

価値記述

仮手段

1.具象化 2.抽象化

抽象化

具象化

価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来

市長 職員 市民

業務最適化が図れ、皆が生き生き働いてくれて嬉しい

業務改善により、市民と触れ合う余裕ができて楽しい

職員が明るく接してくれるので嬉しい

業務改善により、残業が少なくなって嬉しい

業務効率の向上 市民サービス強化職員満足度の向上

無駄な業務がなくなり、業務コストが削減できて嬉しい

ステークホルダー

価値記述

プロジェクト目的

目的

2.抽象化

価値分析モデルのプロジェクト目的を書いて、その目的と価値記述をつなげます。この段階で、価値記述の手段を抽象化した目的を作ることになります。

アニメーションその2

価値分析モデル

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漠然としたやりたい事

価値記述

仮手段

価値分析モデルの目的目的とのマッピング

ビジョン

コンセプト

目的

1.具象化 2.抽象化

抽象化

具象化

価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来

アニメーションその3

3.さらなる抽象化

価値デザインモデルのビジョンからつらなるコンセプト(大目標)の下に目的が来るようにします。

これは結果的に、価値デザインモデルというシーズから突き上げる価値観の概念と、価値分析モデルというニーズで自分達の価値を評価したりニーズをデザインするという概念の融合と微調整を測ることになります。

市民と共に楽しい未来をつくる

市民と一体となった街づくり

業務改善による職員の幸せづくり

働き方改革によってやりがいのある職場づくり

市民と共に生き生きと暮らせる街づくり

ビジョン

コンセプト1

コンセプト2

コンセプト3

市民の喜びを大切にしながら職員として楽しくやりがいのある仕事を行えるように、今を改善する活動

言葉

意味 1.業務を価値から改めて描く2.楽しく日々の業務を改善し、余裕を持つ3.市民と共同プロジェクトを推進4.市民と共に街をより良くする環境を確立

ストーリー

デザイン

価値デザインモデル

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価値分析モデルの価値記述具体的な価値実現ストーリー

漠然としたやりたい事

価値記述

仮手段

1.具象化 2.抽象化

手段

コンセプト

要求分析ツリーの業務要求抽象業務要求の発見

ビジョン

目的

3.抽象化のレイアバランス

抽象化

具象化

要求分析ツリー(部分)

トル

配置する

4.抽象化と具象化

要求分析ツリーを使って論理思考により抽象化・具象化レイアの位置関係を分かりやすくするために補正します。ここでは、仮手段を正式な要求としています。その後、プロジェクト目的との間にもう一つ中間の要求を置くことにしたという例です。

市民と共に楽しい未来をつくる

市民と一体となった街づくり

業務改善による職員の幸せづくり

働き方改革によってやりがいのある職場づくり

業務効率の向上

市民サービス強化

職員満足度の向上

戦略要求

価値デザインモデルのビジョン

価値デザインモデルのコンセプト価値分析モデルのプロジェクト目的

部門間重複業務の一元化

業務要求

部門間重複業務の一元化

3.抽象化のレイアバランス

アニメーションその4

価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来

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価値分析モデルの価値記述具体的な価値実現ストーリー

漠然としたやりたい事

価値記述

仮手段

1.具象化 2.抽象化

要求

コンセプト

要求分析ツリーの業務要求抽象業務要求の発見

ビジョン

目的

抽象化

具象化

要求分析ツリー(部分)

5.具象化

新たな中間の要求から別の手段があるかと考えることができます。結果として、新しい手段的な要求が発見できるでしょう。このような新しい概念の発見こそが抽象化・具象化という思考テクニックの有用性であります。

市民と共に楽しい未来をつくる

市民と一体となった街づくり

業務改善による職員の幸せづくり

働き方改革によってやりがいのある職場づくり

業務効率の向上

市民サービス強化

職員満足度の向上

戦略要求

価値デザインモデルのビジョン

価値デザインモデルのコンセプト価値分析モデルのプロジェクト目的

部門間重複業務の一元化

業務要求

部門間重複業務の一元化

アニメーションその5

価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来

要求

具象化

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価値分析モデルの価値記述具体的な価値実現ストーリー

漠然としたやりたい事

価値記述

仮手段

1.具象化 2.抽象化

要求

コンセプト

要求分析ツリーの業務要求抽象業務要求の発見

ビジョン

目的

抽象化

具象化

アニメーションその6

価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来

要求

プッシュ通知を送る会員にメールを送る

会員とのコミュニケーションの活性化

会員と連絡を適切に取る

6.具体例具体例を示します

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価値分析モデル

Q. 価値デザインモデルのコンセプトと価値分析モデルの目的の違いが分かりません。

A.コンセプトはビジョンを到達するための3つの構想のため、目的と比べて未来の目標のような性質があります。ただし、コンセプトのひとつは現在の目標を置くこともある。

(次ページ参照)

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プロジェクトライフサイクル

プロジェクト・ライフサイクル

ビジョン

コンセプト

コンセプト

コンセプトの進化

プロジェクト1 プロジェクト2 プロジェクト3

要求(戦略・業務・IT)

要求(戦略・業務・IT)

要求(戦略・業務・IT)

ステークホルダの価値

常に評価軸

価値の変化

活動(ゴール記述)活動(ゴール記述) 活動(ゴール記述)

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匠Methodのビジョン(将来実現したい夢)

自分の嬉しいは皆の嬉しいにしよう

家族

サービス

市役所 企業 企業 地域

私 組織 お客様 社会

私たち 市民 日本 世界

現状価値

未来価値ビジョン

コンセプト

課題

手段

日々改善

新意識改革 未来の地域

現状ビジネス

現状価値感

未来のあるべき価値感

プロジェクト視点

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要求分析ツリーの中級者以上

Q. よりシンプルに、かつ、正しい活動を見出すにはどうすれば良いですか?

A. デザイン思考とシステム思考の行き来を行えるようにしましよう。匠Methodでは、頭の中で価値モデルと要求モデルを行き来できるようなイメージを持つことです。

「論理思考で考えたものを感性で叩け!」

(次ページ参照)

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頭の中で価値モデルと要求モデルを行き来できるようなイメージを持とう

ビジョン

コンセプト

プロジェクト目的

目的の手段目的の手段

価値デザインモデル(シーズ思考によるコンセプトの見える化)

価値分析モデル(ニーズ思考による価値検証と増幅)

戦略要求

業務要求IT要求

解決策(行動可能なアクション)

デザイン思考 システム思考

[特徴]直感的で経験と感性により価値を描く [特徴]論理的・システマチックに物事を整理深堀りする

[心の状態」(ときめき・震える・感動) [心の状態」(安定・合意・理解)

2つの思考法を行き来させる

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匠には誰もがなれるわけではない匠を目指そうとするものだけに、その権利は与えられる

hagimoto@takumi-businessplace.co.jpwww.takumi-businessplace.co.jp