匠の夏まつり2016 session2（匠bp 萩本・ゲスト：ソニー永田様）

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ビジネス価値創造をエンジアリングする　　　　匠 Method の今、そして未来

萩本順三匠 BusinessPlace 代表取締役社長

ゲスト　 SONY 　永田敦様



匠 Method価値創造ループとは



これからのビジネス開発活動のポイント

価値創造

価値

業務

活動

要求 Project作業

Ｐ

Ｄ

Ｃ

Ａ

第２のループ（実施ループ）・価値が高く、実現性が容易なプランの形成

第１のループ（価値創造ループ）・価値を描き・価値共感と価値検証を行う

価値がなく無理無駄の多いプロジェクトを排除

ＩＴ活用　含む



匠メソッド知識体系活用（ビジネス企画・製品企画）　

作用

変化

行動

要求化

価値証明

価値

要求

活動

現状

戦略要求業務要求ＩＴ要求要求分析ツリー

価値分析モデル　

理想

価値デザインモデル　

活動計画・ KPI

新業務プロセス

現業務プロセス

プロト開発等

ゴール記述書

業務

価値から行動計画まで一気通貫「分けて、つなげて、並行で回す」



ビジネスアジャイルの姿

価値創造

価値

業務

活動

要求

Project 作業

Ｐ

Ｄ

Ｃ

Ａ

第２のループ（実施ループ）

第１のループ

（価値創造ループ）

• 価値創造ループと IT 開発・検証が同時並行的に進む

　　量から質へ

　モノからサービスへ

　

　　作るから創るへ

ビジネスの意識の変化

　

　　

　作るから組合せるへ

クラウド技術

高速開発



匠 Method を活用することの５つの価値



１．価値からデザインできる（その１）

　ビジネス上重要となるステークホルダの価値を記述し、プロジェクト目的にマッピングする（他人視点での価値創造）

視野が広がるみたい

WinWin が設計できる

ね

価値分析モデル



１．価値からデザインできる（その２）　プロジェクト活動を行う組織やプロダクトそのものの強みや価値感をデザインする。（自分たち視点）

想いの共有ができて楽

しいね

クリエィティブな発想になるよ

価値デザインモデル



２．業務慣習から脱却できる

価値創造

価値

業務

活動

要求

Project作業

Ｐ

Ｄ

Ｃ

Ａ

Before After

Project作業

Ｐ

Ｄ

Ｃ

Ａ

これまで通りの計画であまり価値を感じられないなあ

テーマを価値からデザインするので、これまでの業務の問題を別の視点で

捉えられるわ

常に価値を問う習慣づけ



3. ビジネスを組織で道に迷わずアジャイルする

価値創造

価値

業務

活動

要求 Project

作業

Ｐ

Ｄ

Ｃ

Ａ

Project作業

Ｐ

Ｄ

Ｃ

Ａ

Project作業

Ｐ

Ｄ

Ｃ

Ａ

クラウド技術

高速開発

ビジネスは、どんな手段がヒットするか分かり辛い。そこで、ビジネスを小さく創り大きく育てる方法として、骨組みの部分を匠 Method で描き、肉の部分をアジャイルに繰り返すこれによって手段（ PDCA ）の試行錯誤があっても道に迷わない。

イテレーション開発

ビジネスリスク検証が IT 含めて行えるね

価値からデザインしたものを行動計画と実行

まで一機に進める



４．プロジェクトの現在と将来をデザインする

ビジョン

コンセプトコンセプト

コンセプトの進化

プロジェクト１プロジェクト２プロジェクト３

要求（戦略・業務・ IT ）



ステークホルダの価値

常に評価軸

価値の変化

活動（ゴール記述）活動（ゴール記述）活動（ゴール記述）

プロダクト・ライフサイクル

将来ビジョンへの道のりが見える化でき行動計画に繋げられる



５．常に自分と繋げる

家族製品　サービス自社お客様企業地域

私　

モノづくり　組織お客様社会

友達個人日本世界

現状価値

未来価値ビジョン

コンセプト

要求

手段

プロジェクト視点

プロダクト視点プログラム視点

日々改善

新意識改革未来ビジネス未来・魅力

現状ビジネス

現状価値感

未来のあるべき価値感

④未来社会からお客様、組織、モノづくり私をデザインする（ビジョナリーとしての責任）

⑤私の視点でものづくり、組織、お客様、社会をデザインする（起きて半畳、寝て一畳の考え）

①未来をデザインする

②未来価値から　現状価値をデザインする

③現状から未来への　架け橋をデザインする

匠 Method におけるミクロ・マクロ同一活用の原則

会社も組織も個人もビジョンは繋がるんだね



匠 Method のこれから

シンプルな本格派を極めるために



より分かりやすく匠 Method の難しさ

言葉のデザイン　＝＞　価値表現、ビジョン、コンセプト、戦略要求、業務要求

概念の頭の中での階層化

これらをより分かりやすく定義できるようにします。　

ビジョン

コンセプトコンセプト

コンセプトの進化




ステークホルダの価値

常に評価軸

価値の変化

活動（ゴール記述）活動（ゴール記述）活動（ゴール記述）



より本格的に

Sony 永田さん（匠道場）

　匠 Method の特徴的な価値から行動まで一気通貫で繋げるメソッド　に TomGilb の価値評価手法を導入したい。



より本格的にアジャイルのグランドファザーと呼ばれる TomGilb の価値を評価する手法を参考にして、匠 Method でも価値の評価を行う方法を研究します。現在は、ゴール記述書（活動レベル）の KPI で活動を評価しています。

匠 Methodバリューメトリクス研究会

ソニーの永田さんからの提案により研究会の立ち上げを行いました。



匠メソッドの新たなる展開他の手法との融合による化学反応

Value Planning

匠メソッド



Value Planning超上流

プランニングにおける価値の表現

プランニング言語／価値の見積もり手法

定量化：より明確に価値を表現

匠メソッド超上流

モデルによる体系的な価値表現

3 つの代表的モデル

モデル化：多角的意思決定

ゴール　→　顧客へ提供する価値の最大化

超上流工程での価値表現

価値と戦略の優先付けと選択

アジャイル：フィードバックループで変更改善


匠には誰もがなれるわけではない匠を目指そうとするものだけに、その権利は与えられる

ご清聴ありがとうございました

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