20150603 全学講義講演資料
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SNS の使い方実態調査• 電通総研「若者まるわかり調査 2015 」– http://www.dentsu.co.jp
/news/release/2015/0420-004029.html• ふだんの生活で使うキャラ数– 高校生で 5.7, 大学生で 5.0, 20 代社会人で 4.0
• Twitter の複数アカウント所有率– 高校生で 62.7%, 大学生で 50.4%
• 正直整理したいと思うグループ・つながり– 全体で平均 2 個程度
「 SNS 」から連想する言葉は ?
• いくつでも構いません。思いつくままいろいろ挙げてください。
• Twitter でツイートしても構わない人は、ハッシュタグ #opusns0603 でツイートしてください。
• 会場にもマイクを持って伺おう…かな ?
少しだけおじさんトーク• SNS に類するものは昔からありました– パソコン通信 (1980 〜 1990), ポケベル (1990 年
代半ば ), 掲示板 , チャット , …– (社会問題としての)歴史は繰り返す
• ただし– 今の SNS は、インターネットに直結している分、
影響力が(プラスにもマイナスにも)大きい– ユーザ自身への跳ね返り方も大きい– 使い方をみなさん自身で考えていってほしい
今日の題材• 明学生が考えた SNS のための「 5 つの合
言葉」– http://www.meijigakuin.ac.jp/campuslife/campusli
fe/sns/
• みなさんと同世代の方々が考えた SNS の使い方として、非常に良くできていると思います
Google 以後のインターネット• Google =世界最大の検索サイト
– Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。(https://www.google.com/intl/ja_JP/about/company/ より )
• インターネットに公開してしまった時点で、世界中の誰からでも検索され、アクセスされる可能性がある– しかも、一度公開されてしまった情報は、事実上、二度
と消せません• インターネットを使えば、だれでも簡単に「探
偵」になれてしまいます
バカッター• 主にツイッターの利用者等が自ら Twitter ・
Facebook ・動画サイトへの投稿を通して、反社会的行動を世に曝け出す行為を示す。( 中略 ) またその大半は、第三者が客観的に検証可能な写真・動画という形で公開される。– 2015 年 6 月 3 日の Wikipedia(http://
ja.wikipedia.org/wiki/ バカッター ) より引用
でも…• 昔から、こういう人は一定数いたはず– 自己承認欲求
• なぜ、今、問題 ?– SNS 経由でインターネットで可視化されてし
まったから– 一度インターネットで広まってしまった情報
は二度と消せない– その人の人生を、また影響を受けた人・団体の
今後を大きく左右する
ちなみに• バカッター現象は日本だけではありませ
ん– Kiwi ISIS fighter mistakenly broadcasts location via
Twitter (http://www.haaretz.com/news/middle-east/1.634861)
SNS の特徴• 情報が極めて速く伝播し、拡散する– いい情報も悪い情報も– 3.11 では、多くの有益な情報も拡散しました
が、デマも大量に拡散しました• 原因–繋がっている人(知人)から流れてくる情報
なので、無条件に信じがち– 情報の価値判断を反射的にしがち
歩きスマホ、ながらスマホ• 日本人は特に多いらしい–メール、 SNS の利用が多いためらしい–海外で「スマホゾンビ」と呼ばれているらし
い• 法律的な動き– 自動車運転中のながらスマホ→罰金 etc.– 自転車運転中のながらスマホ→ 2015.06.01 の改正道路交通法施行で罰則強化