【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

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2012.2.24 動画×アイパッド:企業のための アイパッド活用セミナー モバイル インパクト モバイル×ビデオ の最新トレンドと 活用事例

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2012.2.24 動画×アイパッド:企業のための アイパッド活用セミナー

モバイル インパクト

モバイル×ビデオの最新トレンドと活用事例

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1984 Apple's Macintosh Commercialhttp://www.youtube.com/watch?v=OYecfV3ubP8&feature=player_embedded

後に「ブレードランナー」を生み出すことになる映画監督のリドリー・スコットが手掛けたアップルのこのCMは、1984年のスーパーボウルで放映されたものである。当時メインフレームでコンピュータ業界を支配していた巨人IBMに挑むアップルが、PC時代の到来を高らかに告げた歴史に残るCMとして有名だ。このCMが放映された1984年は、インターネットもモバイルもこの世にまだ存在していなかった。 そして、アップルがメインフレームの終焉を宣言してから28年経った2012年のスーパーボウル。そこで起きていた異変とは何だったのか。

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Phone Innovators: Official 2012 Best Buy

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=cavHNSZTyAg

2012年のスーパーボウル、アップルはもとより、PC関連企業が1社も広告を出稿しなかったことが話題を呼んだ。代わりに増えたのが、モバイル関連のコマーシャル。大手家電量販店のベストバイのCMは、モバイルの発明と進化に大きな功績を残した発明家へのレクイエムというべき内容になっているが、これはスティーブ・ジョブズの死がきっかけだと言われている。 それは、28年前にアップルが大型コンピュータの終焉を告げたように、ベストバイが、スティーブ・ジョブズの代わりにPCの終焉を告げているかのようであった。

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The Mobile Era(モバイル新世紀)

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今、米国ではソーシャルメディアと並んでモバイルへの関心が非常に高くなってきている。米国のニュースを見ていると、モバイル関連の情報を目にしない日がないほどである。 それは、今まさにモバイル新世紀の真っ只中にいることを私たちに教えてくれている。そして、モバイルは、ソーシャルメディア同様、私たちの生活・仕事に大きな影響を及ぼすインパクトを秘めている。 一方で、モバイルというキーワードに新しさを感じないと主張する人もいるだろう。確かに、12年前にもモバイルブームがあった。では、今のモバイル新世紀と12年前のモバイルブームとでは何が違うのだろうか。

http://www.flickr.com/photos/humboldthead/4872343678/in/photostream/写真提供

Page 5: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

12年前のモバイルブームと何が違うのか?

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12年前は日本が市場をリードしていた。ドコモのiモードがモバイルブームの火付け役となり、コンテンツ課金モデルは海外からも注目を浴びていた。現在はアップル、グーグル、韓国企業が市場をリードし、日本はガラパゴス化状態が続き孤立することになる。 12年前はコンテンツがプア(待ち受け画像、着メロなど)だった。現在はリッチコンテンツ(ビデオ、ミュージック、ゲームなど)が主流。 12年前とは比べ物にならないほどネットワークが高速化している。WiFiの登場、そしてLTE時代へ。 端末が比べ物にならないほど格段に進化している。スマートフォンとタブレットの登場が新たな市場を生み出した。

http://www.flickr.com/photos/adselwood/3158195615/in/photostream/写真提供

Page 6: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

バレンタインデーとYouTube7回目の誕生日を翌日に迎えた2月14、シスコ社からモバイルに関する衝撃のレポートが発表された。 “Cisco Visual Networking Index: Global Mobile Data Traffic Forecast Update, 2011–2016” 長いタイトルが付けられたそのレポートは、世界が今まさにモバイルの新世紀に突入していることを証明する衝撃のデーで埋め尽くされていた。 ※ レポートは以下からダウンロード可能。http://www.cisco.com/en/US/solutions/collateral/ns341/ns525/ns537/ns705/ns827/white_paper_c11-520862.html

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モバイルインパクト

http://www.flickr.com/photos/joi/723917454/写真提供

Page 7: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

全世界のモバイルデータトラフィック量は、2016年までに18倍、1カ月あたり10.8エクサバイト、1年間で130エクサバイトに達する。 ※130エクサバイトは、DVDで330億枚、MP3ファイルで4300兆件、テキストメッセージで81京3000兆件に相当する。 CiscoのバイスプレジデントSuraj Shetty氏のコメント 「2016年までに、モバイルユーザーの60%、世界中の30億人が、1人あたり1カ月に1Gバイトを超えるモバイルデータトラフィックを生み出す“ギガバイトクラブ”に仲間入りするだろう。これに比較して、2011年にこの条件を満たしたのは、モバイルユーザーのわずか50%程度に過ぎなかった」

モバイルデータトラフィックは現在の18倍に

7http://www.flickr.com/photos/swanksalot/2704017177/lightbox/写真提供

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Figure1.2016年までのモバイルデータトラフィック予測

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2011 - 2016年平均成長率78%単位:Exabytes/月

情報ソース:Cisco Systems, Inc

Page 9: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

モバイル端末の台数は全世界で100億台に

モバイル端末の台数は毎年増え続けており、2012年中に世界のモバイル端末の総数が世界の人口を超える。 さらに2016年には、1人あたり1.4台のモバイル・デバイスを所有することになる。この時点で世界の総人口が73億人、機械間デバイス(M2M)を含めたモバイル端末の総台数は100億台に達する。 2016年には、2台以上のモバイル端末を所有する割合が総人口の25%を占める(2011年は8%に過ぎなかった)までになる。

9http://www.flickr.com/photos/smswigart/6677582929/lightbox/写真提供

Page 10: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

Figure-2.2016年までにモバイル端末を複数所有する割合

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情報ソース:Cisco Systems, Inc

■ 2台以上所有 ■ 1台だけ所有

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スマートフォンとタブレットでトラフィック全体の58.3%

2016年には、スマートフォンとタブレットがモバイルトラフィック全体の58.3%を占めるまでに成長する。 フィーチャーフォンは、2011年に4.3MBだったトラフィックが2016年には108MBに成長するものの、全体に占める割合は5.7%に下がる。 スマートフォンは2011年に150MBだったトラフィックが2016年には2.6GB

に成長し、全体に占める割合は48.3%にまで成長する。 タブレットは2011年に517MBだったトラフィックが2016年には4.2GBとなり、全体に占める割合は10.0%に成長する。

11http://www.flickr.com/photos/rfa/4679059898/lightbox/写真提供

Page 12: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

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Figure-3.モバイル端末の月間トラフィック成長率

■ オンラインポータブルデバイス(2.2%) ■ M2M(4.7%) ■ ホームゲートウェイ(4.8%) ■ フィーチャーフォン(5.7%) ■ タブレット(10.0%) ■ ラップトップ&ノートブック(24.2%) ■ スマートフォン(48.3%)

2011 - 2016年平均成長率78%単位:Exabytes/月

情報ソース:Cisco Systems, Inc

Page 13: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

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フィーチャーフォン

イーリーダー

スマートフォン

ポータブルゲーム機

タブレット

ラッツトップ&ノートブックPC

M2M端末

2010年

1.9

0.5

55

244

405

1,460

35

2011年

4.3

0.73

150

317

517

2,131

71

2016年

108

2.8

2,576

1,056

4,223

6,942

266

単位:MB/月

情報ソース:Cisco Systems, Inc スマートフォンとタブレットのトラフィック成長率が目覚ましい。特にタブレットは、2016年にはラップトップ&ノートブックPCに次ぐトラフィック量を記録することになる。

Figure-4.端末毎の月間トラフィック量成長予測

Page 14: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

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スマートフォン

ポータブルゲーム機

タブレット

ラッツトップ&ノートブックPC

M2M端末

ユーザ数: 年平均成長率 2011 - 2016

24%

56%

50%

17%

42%

情報ソース:Cisco Systems, Inc

119%

76%

129%

48%

86%

トラフィック: 年平均成長率 2011 - 2016

Figure-5.端末別ユーザ成長率とデータトラフィック成長率

ユーザ数の年平均成長率はポータブルゲーム機とタブレットが高く、トラフィックの年平均成長率はタブレットとスマートフォンが高い。

Page 15: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

ビデオがモバイルデータトラフィックの70.8%を占める

ビデオのトラフィックは、2011年にすでにモバイルデータトラフィック全体の50%を占めるまでに成長している。 これが今後2016年までに平均90%の成長率で増え続け2016年にはモバイルデータトラフィック全体の70.5%を占めるまでに成長する。 ビデオは、今後も間違いなくモバイルコンテンツの中心的な役割を担い続けることになる。

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ビデオはモバイルコンテンツの王様。

http://www.flickr.com/photos/honan/3660859561/写真提供

Page 16: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

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2011 - 2016年平均成長率78%単位:Exabytes/月

■ モバイルVoIP(0.3%) ■ モバイルゲーム(1.1%) ■ モバイルファイルシェア(3.3%) ■ モバイルM2M(4.7%) ■ モバイルウェブ(20.0%) ■ モバイルビデオ(70.5%)

Figure-6.端末別ユーザ成長率とデータトラフィック成長率

情報ソース:Cisco Systems, Inc

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アメリカではもの凄いスピードでビデオが消費されている。アメリカ人の3人に1人(約1億人)が毎日ビデオを視聴しており、2010 年の約7,400万人と比べても大幅に増えている。 2011年12月時点で、435億本のビデオが配信されており、毎年44%増加している。 毎月平均239本のビデオが消費されている。 4.8兆回ディスプレイ広告がアメリカのウェブサイトで表示されている。

17

アメリカ人の3人に1人(約1億人)が毎日ビデオを視聴

http://www.flickr.com/photos/home_of_chaos/5775436047/写真提供

情報ソース:comScore

Page 18: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

181百万人のアメリカ人が1ヶ月に400億本ビデオを視聴

2012年1月の最新データによれば、1億8千1百万人のアメリカ人が1月中に400億本のビデオを視聴している。 さらに、アメリカのインターネットユーザの84%がオンラインビデオを視聴している。 オンラインビデオの平均視聴時間は、コンテンツが約6分、 広告が24秒となっている。

18http://www.flickr.com/photos/home_of_chaos/5775436047/

情報ソース:comScore

写真提供

Page 19: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

米国のオンラインビデオ視聴者の40%がモバイルを利用

2011年時点で、4,500万人(米国の人口の14.4%)がモバイルでオンラインビデオを視聴している。 2011年時点で、オンラインビデオ視聴者数の28.5%がモバイルでオンラインビデオを視聴している。 2015年時点には、7,800万人(米国の人口の24.0%)がモバイルでオンラインビデオを視聴することになる。 2015年時点には、オンラインビデオ視聴者数の40.0%がモバイルでオンラインビデオを視聴することになる。

19http://www.flickr.com/photos/62337512@N00/3601525070/写真提供

Page 20: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

活況を呈した2011年のホリデーシーズン

2011年のホリデーシーズン期間中のオンラインショッピングによる売上金額は320億ドルで、対前年比15%増を記録した。 モバイルコマースは2011年4月時点の約2倍に成長している。特にサイバーマンデー(11月28日)の売上高は12億5100万ドルとなり、対前年比22%増を記録した。 例年は落ち込むサイバーマンデーが終わった週も、10億ドルを超えた日が直近の1週間(12月3日~9日)に3日もあった。12月5日が11億7800万ドル、翌6日が11億700万ドル、8日が10億2400万ドルと高い水準を維持した。

20http://www.flickr.com/photos/nebraskahelen/4295169583/写真提供

Page 21: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

2011年ホリデーシーズン:モバイルコマースの躍進

スマートフォンユーザの女性32%、男性25%が、ホリデーシーズン期間の半分以上をスマートフォンで商品を購入した。 タブレットユーザの女性35%、男性21%が、ホリデーシーズン期間の半分以上をスマートフォンで商品を購入した。 端末別の利用率(商品購入率)は、ラップトップが94%、タブレットが75

%、スマートフォンが58%となっており、タブレットの健闘ぶりが目立つ。 iPhoneユーザの71%、Androidユーザの64%が自分のスマートフォンで商品を購入している。 

21http://www.flickr.com/photos/pagedooley/3089531148/写真提供

情報ソース:internet RETAILER

Page 22: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

2011年ホリデーシーズン:タブレットコマースの台頭

ホリデー期間中、タブレット所有者の38%が自分のタブレットを通して商品を購入している。 タブレットでの購入が多かった分野は、電化製品、洋服、おもちゃ、ラグジュアリーで、タブレット所有者の半分以上が 洋服を探すためにタブレットを使用したという。 タブレット所有者の50%以上が、他のオンラインショッピング、モバイル、店舗内でショッピングするよりもハッピー、ワクワク感を感じている。ハッピーと感じているのは男性が51%で女性が57%。

22http://www.flickr.com/photos/alan-light/4900612011/写真提供

情報ソース:internet RETAILER

Page 23: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

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Figure-7.タブレットコマースは楽しい

2012年のスマートフォン所有者のシッピング率は19

%、タブレット所収者のショッピング率は49%という予測が出ている。スクリーンサイズの大きなタブレットの方がショッピング向きなことを示している。情報ソース:zmags

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スマートフォンとタブレットを所有しているアメリカ人の45%が、テレビを見ながらスマートフォンとタブレットで試合を視聴している。また、10代は53%、55歳以上は38%と年代別で大きな差が出ている。 視聴者の13%が、試合中にモバイル端末を利用することを好んでいる。 視聴者の26%が、コマーシャル中断中にモバイル端末を利用することを好んでいる

2012年スーパーボウル:モバイルビデオ広告の躍進

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情報ソース:nielsen、velti

http://www.flickr.com/photos/stephen_d_luke/6833636111/写真提供

Page 25: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

スーパーボウルのコマーシャルの検索に使われる端末の割合は、試合開始前はスマートフォンが25%で、デスクトップPCが75%で、試合中はスマートフォンが41%でデスクトップPCが59%となっている。 ミレニアム世代の62%が、試合中のテキストメッセージにスマートフォンを使用している。 ミレニアム世代の57%が、試合中にスマートフォンを使ってフェイスブックにアクセスしている。 ミレニアム世代の22%が、試合中にスマートフォンを使ってツイッターにアクセスしている。

2012年スーパーボウル:試合中の主役はスマートフォン

25http://www.flickr.com/photos/ladydragonflyherworld/6827568485/lightbox/写真提供

Page 26: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

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Figure-9.ミレニアム世代が試合中に利用する端末の種類

テキストメッセージ

フェイスブック

ツイッター

インスタントメッセンジャー

グーグル+

スマート フォン

62%

57%

22%

8%

6%

情報ソース:Mr Youth 2012年2月13日

33%

12%

7%

4%

11%

3%

2%

2%

12%

4%

2%

2%

タブレット デスクトップ PC

ラップトップ PC

ミレニアム世代(18ー25歳)は、スーパーボウルの試合中、スマートフォンを使ってソーシャルメディアにアクセスしている。

Page 27: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

2012年ヴァレンタインデー:モバイルコマースの躍進

2012年のバレンタインデー週間の小売事業者のオンラインショッピングによ

る売上の14.5%が、モバイル端末からによるもの。 ※ その前の週は10.1%。 商品別では、ジュエリーとアパレルが46.5%、ヘルス&ビューテーが15.1%

となっており、特にヘルス&ビューテーは2011年の4%から大幅な成長を見せている。 端末別のトラフィックは、iPhoneが5.5%、iPadが4.9%、Androidが4.4%といずれも前年度を大幅に上回っている。

27http://www.flickr.com/photos/moonlightbulb/5382842686/写真提供

情報ソース:IBM

Page 28: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

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Figure-10.バレンタインデー週間のモバイル端末トラフィック

Page 29: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

ESPN:モバイルは1番目のスクリーンになった

ウォルト・ディズニー・カンパニー傘下の米国大手スポーツ専門チャンネルESPN(日本語ではイーエスピーエヌと発音する)のモバイル事業部門の責任者マイケル・ベイルが、2012年1月25日-28日に開催されたMedeiaPosts

Mobile Insider Summitカンファレンスで、「モバイルが1番目のスクリーンである」と発言し話題になった。

“Mobile 'First Screen‘”

29http://www.flickr.com/photos/adactio/5692463994/写真提供

情報ソース:nielsen

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ESPN:コンテンツはモバイルへの対応を1番目に考える

● 2011年のモバイルの利用時間は前年度より45%増えている。 ● モバイルからの視聴者は2千万人を超えている。 ● 15万人が常時モバイルに接続されている。

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モバイルビデオはなぜ有用なのか

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PCでは実現が難しい、モバイルならではの展開が可能。

モバイルビデオは、既存のメディアとの融合が可能である。紙、看板などの広告にQRコードを印刷し、QRコードをスキャンことでビデオにアクセスさせることができる。 モバイルビデオはディストリビューションの方法が多様である。ウェブサイト、アプリ、QRコードなど、様々な方法でビデオの展開ができる。 モバイルビデオは店舗内での展開が可能である。買い物に必要な商品の特徴、価格等の情報に店舗内からアクセスさせることができる。 ▷ イン・ストア・モバイル・コマース

http://www.flickr.com/photos/stevendepolo/5267468805/写真提供

Page 32: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

スマートフォン所有者の29%がショッピング中に店舗内で自分のスマートフォンを利用している。 目的別では、スマートフォン所有者の38%がショッピング中に価格を比較するために自分のスマートフォンを利用している。また、スマートフォン所有者の38%がショッピング中に製品の情報を調べるために自分のスマートフォンを利用している。さらに、スマートフォン所有者の34%がショッピング中に製品レビューを読むために自分のスマートフォンを利用している。 スマートフォン所有者の22%が、直接商品を購入したり、価格や製品情報を得る目的でバーコードをスキャンするために自分のスマートフォンを利用している。

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情報ソース:Nielsen

イン・ストア・モバイル・コマース

http://www.flickr.com/photos/uggboy/4080874764/写真提供

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シアーズ(Sears)

モバイル用のウェブサイトとアプリの両方を提供しており、消費者は自分の好きな方法で買い物が楽しめる。 QRコードを積極的に活用しており、消費者はQRコードから必要な情報を簡単に見つけることができる。 450店舗にiPadとiPod Touchを導入しており、消費者は店舗内の情報、商品の在庫、商品の詳細情報などをタイムリーに取得することができる。これらの情報の中には、数多くの商品レビューや、商品を説明しているプロダクトビデオなどの有用なコンテンツが数多く含まれており、消費者は店舗にいながらWiFiを経由してウェブの情報にアクセスできる。

33http://www.flickr.com/photos/rstinnett/4879705961/写真提供

Page 34: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

シアーズ(Sears)にとってのモバイル

「消費者というのは、ウェブと店舗の両方で最高のサービスを望んでおり、顧客を満足させるためには、常にウェブと店舗の両方に新しい戦略を打ち出す必要がある。どちらか1つだけでは、十分な結果が得られない。モバイルはウェブと店舗の両方にお客を連れて来る接着剤としての役割を果たしてくれる」 「店舗へのiPadとiPod Tuchの導入は、店舗と顧客、顧客同士のコミュニケーションの活性化と、カスタマサービスの向上に効果がある」

34http://www.flickr.com/photos/lancerrevolution/3201511141/写真提供

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メイシーズ(Macy’s)

モバイル用のウェブサイトを提供しており、消費者がスマートフォンとタブレットからPC用のURLにアクセスすると、自動的にモバイル専用サイトが立ち上がるようになっている。 消費者は、メイシーズから配布されたQRコードを印刷したバックステージ・パス(通行証)を使って、QRコードから最新のファッション情報にアクセスできる。この中には、有名デザイナーのビデオが含まれている。 2011年春のキャンペーンでは ボビー・ブランのメイクアップチュートリアルビデオが視聴できるQRコードが最も数多くダウンロードされた。 

35http://www.flickr.com/photos/hairlessmunkee/414210019/写真提供

Page 36: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

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ショーウィンドーに貼られたQRコードからバックステージパスを取得し様々な情報やビデオにアクセスできる、イン・ストア・キャンペーンを展開し成功を収める。

http://www.youtube.com/watch?v=ZMYIrQ3Wy80&feature=player_embedded

http://www.flickr.com/photos/ursonate/5512892206/

メイシーズのQRコードを活用したイン・ストア・キャンペーン

写真提供

Page 37: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

メイシーズ(Macy’s)にとってのモバイル

「2011年のモバイルによる売上は、前年度よりも70%増えた。モバイルは、広告、マーケティング、販売の3つの目的を達成するために重要であり、2012年は昨年以上にモバイルへの投資を増やす」 「モバイルはすでに重要な戦略の一部になっており、もしもモバイルへの対応が遅れていたら、数多くの顧客を失っていた上に、数多くの消費者とのエンゲージメントも実現しなかっただろう。モバイルは、メイシーズの重要な戦略の根幹をなしている」  「SMSの顧客リストが6ヶ月間で2倍に増えた。近いうちにこのリストを3倍または4倍にすることを目標にしている。消費者は、SMSを通してセールなどの様々な情報を受け取ることができるため、モバイルは消費者とのエンゲージメントに高い効果がある」

37http://www.flickr.com/photos/travelsofamonkey/3055174424/写真提供

Page 38: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

Zegna(ゼニア)のiPadアプリ

iPad専用アプリを提供。ゴージャスな完成度の高い3Dショップアプリで、ビデオを視聴しながら実際に商品を購入することができる。 リアルな店舗で買い物をしているのではないかと錯覚してしまいそうな買い物経験を消費者に提供。 シーズン毎に開催するショーをiPhoneとiPadでライブ配信。消費者は、アプリをダウンロードして、ショーの様子をリアルタイムで視聴するこ とができる。2012年1月14日には、秋冬物コレクションのショーをリアルタイムでライブ配信した。

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Page 39: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

スターバックスコーヒーのQRコードキャンペーン

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http://www.youtube.com/watch?v=oS3dwhvG44E

http://www.flickr.com/photos/rgarcia/914797186/写真提供

Page 40: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

スターバックスコーヒーのバレンタインディーキャンペーン

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http://www.youtube.com/watch?v=8nvqOzjq10w

Page 41: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

地下鉄構内に出現した韓国Homeplus社のバーチャルショップ

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http://www.youtube.com/watch?v=nJVoYsBym88&feature=youtu.be

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Page 42: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

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エステー:「消臭力」テレビコマーシャル

消費者の要望に応えるカタチで、iPhoneとiPadに対応。

http://st-sendenbu.com/cm/tmr01a.html

Page 43: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

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ユナイテッドアローズ:ブランディングビデオ

コンセプトを消費者に伝えために、毎月1本づつブランディングビデオを配信。iPadに最適化された画面で高品質なブランディングビデを視聴することができる。

http://www.united-arrows.jp/feature/2012/02/post-7.html

Page 44: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

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スタイライフ:ブランディングビデオ

Look!sブランドでブランディングビデオを配信。雑誌のQRコードから同じビデオに視聴できるクロスチャンネルマーケティングを展開。

http://www.stylife.co.jp/looks

Page 45: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

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従来カタログで展開していたプロシューマー向けの製品を、プロダクトビデオを活用してわかりやすく解説。iPadに最適されたデザインが特徴。

http://tv.atomlt.com/index/ch/all/1/-date

アトムリビンテック:プロダクトビデオ

Page 46: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

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さいたま県庁:プロモーションビデオ

さいたま県の観光PR用のプロモーションビデオを配信。iPadとiPhoneにそれぞれ最適化したデザインが特徴。 1つのURLでiPhneとiPadに最適化されたデザインを表示することが可能。

http://movie.pref.saitama.lg.jp/

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Page 47: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

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何から始めたらいいのか?

ウェブサイトをモバイルに最適化することから始める。特にiPhone、iPadへの対応は急務である。アプリはウェブサイトの最適化が終わってから。 最適化されたモバイルサイトは、消費者に高い顧客満足度をもたらす。 米国の調査会社ForSeeによれば、モバイル対応で高い顧客満足度を買い物客に与えられないイーコマースサイトは、今後生き残ることができない。 オンライン小売事業者のモバイル対応ランキングの第1位はアップル、第2位はアマゾン。 モバイルに高い顧客満足度を感じた消費者はリピート率が高い。

情報ソース:FoeSee

http://www.flickr.com/photos/cogdog/5528772562/写真提供

Page 48: 【セミナー資料】20120224 モバイルインパクト web公開版

Figure-15.顧客満足度とリピート率の関係性

順位

123

4

5

6

アップル store.apple.com

ウェブサイトURL企業名

アマゾン amazon.comデル dell.comネットフリックス netflix.comイーベイ ebay.comベストバイ bestbuy.comステープル staples.comエイボン avon.comビーエヌ bn.comホームデポ homedepot.comビクトリアシークレット victoriasecret.comトイザラス toysrus.comブロックバスター blockbuster.comターゲット target.comウォルマート walmart.comシアーズ sears.com

モバイル 顧客満足度

将来もモバイルで購入したい

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将来は他の方法(ウェブ、店)で購入したい

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ビムーブという会社

2007年7月に創業し、2008年4月に事業を開始したベンチャー企業です。ビムーブVIDEOとビムーブSTREAMという2種類のサービスは、すでに275社の法人さまに導入いただいています。 月額5万円という業界に価格破壊を起こしたサービス利用料金、バージョンアップを毎月続け進化し続けるサービスポリシー、お客さまの成功を第一に考えたハートウォームなサポートがビムーブの全てです。 単にサービスを提供するだけではなく、お客さまに合った活用方法を一緒に考え、お客さまの成功のために一緒に汗をかくことを厭わない、そんな会社です。

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●商号         ●URL         ●住所      ●TEL      ●FAX        ●経営陣       ●設立日       ●決算期        ●資本金        ●社員数       ●発行済株式数   ●主要株主      ●事業概要     

ビムーブ株式会社 http://www.bemoove.jp 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3丁目61番11号 第2駒信ビル2F 03-3470-3187 03-3470-3177 伊藤靖、成尾潤、竹内信明、遠藤弘子(非常勤監査役) 2007年7月(営業開始:2008年4月) 毎年3月末日 6,775万円 7名 383株 当社社員、インテック・アイティ・キャピタル、三生キャピタル SaaS型動画配信サービスの企画・開発・運営   

ビムーブの会社概要

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代表取締役 伊藤 靖 (いとう やすし)

生年月日 昭和35年3月13日

主な経歴 日本大学文理学部哲学科卒業。オーエムシーカード(現セディナ)、ソニー生命保険株、フレックスファーム、NTTデータ、クロス・マーケティング、ループス・コミュニケーションズなどを経た後、2007年7月にビムーブ株式会社を設立。※「プロマネは見た!」「SNSビジネスガイド(共著)」ほか書籍も執筆。

取締役 (管理部門責

成尾 潤 (なるお ひろし)

生年月日 昭和44年6月19日主な経歴 日本大学法学部政治経済学科中退。株式会社クロス・マーケティング退社後、

2008年4月1日から現職

取締役 (技術部門責

竹内 信明 (たけうち のぶあき)

生年月日 昭和47年6月19日

主な経歴 法政大学大学院工学研究科システム制御工学専攻卒業。株式会社NTTデータ退社後、2008年7月1日から現職。

ビムーブの経営陣プロフィール

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http://blogs.itmedia.co.jp/itoman/

http://www.facebook.com/yasushi.ito1

http://twitter.com/bemoove_ito

最後に