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平成平成平成平成 22229999 年年年年度学校経営計画度学校経営計画度学校経営計画度学校経営計画 平成27 年度~平成29 年度 校番 111 学校名 三原特別支援学校 校長氏名 大野 英明 全・定・通 本校 1 ミッション(地域社会における自校の使命) 自立,社会参加そして社会貢献に主体的に挑戦できる人間の育成を目指す。 2 ビジョン(使命の追求を通じて実現しようとする自校の将来像) 日本一の特別支援学校への挑戦 ~未来に向かって挑戦・進化し続ける三原特別支援学校~ ① 学校教育の中立性・公開性を堅持し,教職員全員がチームとして機能する自律的・創造的な学校体制の確立を図り,安心かつ安全で信頼される開かれた学校。 ② 自己肯定感を高め,主体的・協働的に取り組む児童生徒の育成を目指し,地域に貢献できる学校。 ③ 地域の特別支援教育センターとしての役割を担い,保幼小中高等学校等に向けて情報発信を行うとともに,特別支援教育ネットワークを構築する学校。 3 育てたい児童生徒像 (1) ルールを守り,挨拶等礼儀正しい児童生徒 (礼儀) (2) 感謝の心をもち,それを伝えることのできる児童生徒 (感謝) (3) 自分を大切にし,自らを高めようとする児童生徒 (挑戦) 4 環境分析 (1)SWOT分析 内部環境

外部環境 強み(S)強み(S)強み(S)強み(S) ○教科部会等を通して,教職員間の指導方法が共有されている。 ○宿泊学習や作業学習,技能検定の実習を行うことができ る施設(名称は,泉聚宿)がある。 ○韓国ミラル学校との姉妹校提携をし,研修旅行等で交流 している。 ○独自の取組として,三原検定や校内技能検定を実施して いる。

弱み(W)弱み(W)弱み(W)弱み(W) ○児童生徒は体力が不足しがちで勤労観の育成やマナー・ルールに対する意識に課題がある。 ○社会参加の機会が少ないため,校外で自分の力を発揮できにくい。 〇学校行事等で,児童生徒が生き生きと活動する機会を設けることで,児童生徒は自己肯定感を高めつつある。 ○校舎・施設設備の老朽箇所が多い。 機会(O)機会(O)機会(O)機会(O) ○近隣の大学や小学校等と連携を行 っている。 ○センター的機能に対して地域(三原 市,竹原市,世羅町,東広島市等) の市町教育委員会から要請があ る。 ○広島県特別支援学校技能検定,三 原検定及び校内技能検定等を活用 して,一人一人に応じた明確な目 標設定ができている。 ○地域の教育委員会や企業等と連携し,特別支援教育サミ ットをはじめ学校行事の内容改善に取り組んでいる。 ○韓国のミラル学校との交流や研修旅行を通して,国際理解教育を推進することができる。 ○広島県特別支援学校技能検定,三原検定及び校内技能検定に向けた取組を通して,児童生徒に明確な目標と自己肯定感をもたせ,職業観・勤労観を育成している。 ○美術やスポーツ等の分野において全国レベルのコンク ールや大会に出品,参加している。

○毎日の全校一斉のパワーアップタイムを活用して,全校で体力の向上や肥満の減少に取り組んでいる。 ○伝統芸能等に係る外部人材を活用して,独自の取組を推進している。 ○学校行事等で,児童生徒が生き生きと活動する機会を多く設けることを推進している。 脅威(T)脅威(T)脅威(T)脅威(T) ○三原市内から離れ,交通の便が悪 い。 ○徒歩圏内に公共施設など体験的学 習をするための施設等が少ない。 〇スタートアップ合宿や校内実習及び宿泊学習で,泉聚宿 を活用しながら,基本的な生活習慣の確立や社会生活 で必要な力を育てている。 〇近隣の小学校や三原駅周辺での清掃 活動をさらに発展させ,社会へ貢献す る意識を培う必要がある。 (2)現状分析 学校評価アンケート結果 肯定的評価の多い項目 否定的評価の多い項目 保護者 「お子さんは学校生活に満足していると思う」 肯定的評価94%,4段階平均値3.5 「児童生徒の目標および支援を明確にした授業を行っている」 肯定的評価97%,4段階平均値3.4 「児童生徒にとって安心安全な学校である」 肯定的評価98%,4段階平均値3.5

「学校の教育目標や教育方針を知っている」 否定的評価22%,4段階平均値2.9 「お子さんは挨拶をすることや約束を守るようになった(お子さんは挨拶等を表情や動きで表すようになった)」 否定的評価16% 4段階平均値3.0 「お子さんは色々なことに対して挑戦する姿が見られるようになった(お子さんは他者と一緒に色々なことに挑戦した)」 否定的評価14%,4段階平均値3.2

様式1

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小中学校 「三原特別支援学校で行われている教育活動は,地域から信頼されている」 肯定的評価100%,4段階平均値3.6 「三原特別支援学校は,個々の児童生徒に合った授業を展開している」 肯定的評価100%,4段階平均値3.6 「三原特別支援学校は,育てたい児童生徒像(礼儀・感謝・挑戦)を目指した取組を行っている」 肯定的評価100%,4段階平均値3.6 「三原特別支援学校の児童生徒は生き生きとしている」 肯定的評価100%,4段階平均値3.7 「三原特別支援学校は,地域のセンター的役割を担うための努力をしている」 肯定的評価100%,4段階平均値3.8 「三原特別支援学校は,気軽に教育相談できる学校である」 肯定的評価100%,4段階平均値3.8 「ホームページ(以下,HPという。)において,学校生活の紹介について十分な情報発信がされている」 肯定的評価100%,4段階平均値3.6

「三原特別支援学校は,小・中・高等部の系統性のある授業を行っている」 否定的評価3%,4段階平均値3.6 「三原特別支援学校教育支援通信「たこみちゃんだより」の「教材教具紹介」や「コディネーターの部屋」は,教育実践において参考となる」 否定的評価3%,4段階平均値3.7

5 目標の設定 学校経営目標 達成目標 評価指標 実績値 目標値 担当部等 平成28 年度 平成29 年度 平成30 年度 平成31 年度 1 学校教育の中立性・公開性を堅持し,学校運営体制の確立を図り,安心かつ安全で信頼される開かれた学校

特別支援教育に係る内容を充実させ,HPにより広く県民に公開する HPアクセス数 13,297 13,500 14,000 14,500 経営戦略 学校評価アンケート(小中学校対象)におけるHP満足度(4段階評価) 3.6 3.7 3.8 3.8 組織的・効率的に業務を遂行する(業務改善) 木曜「ノー会議デー」が実施できた回数 月2.7回 月2.8回 月2.9回 月3.0回 学校安全・危機管理体制の構築を図る 不祥事ゼロの継続 232 365 365 365 不祥事防止委員会 教職員による「学校安全,危機管理体制に関するアンケート」の肯定的評価の向上 - 60% 70% 80% 保健安全 2 自己肯定感を高め,主体的に取り組む児童生徒の育成を目指し,地域に貢献できる学校

「育てたい児童生徒像を意識した授業づくり」を研究テーマとした授業づくりを実践し,児童生徒に生きる力を培う 教職員,保護者によるアンケート評価満足度 - 70% 75% 80% 教育企画 教職員アンケートによる教育課程編成のための取組の肯定的評価 62.6% 70% 75% 80% 生徒及び保護者によるアンケート評価満足度 - 60% 70% 80% 進路指導 肥満改善する取組が目標達成できた割合 - 60% 70% 80% 保健安全

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生徒指導体制の充実 問題行動の発生件数 10 件 9件 8件 7件 生徒指導 児童生徒が学んだ自らの力を発揮して,三原地域に参画し,貢献する力を培う 清掃ボランティア活動に参加した生徒のアンケート評価(4段階評価) 3.4 3.5 3,6 3.7 生徒指導 学校行事に対する児童生徒のアンケート評価(4段階評価) 3.3 3.4 3,5 3.6 3 地域の特別支援教育センターとしての役割を担い,保幼小中高等学校等に向けて情報発信を行うとともに,特別支援教育ネットワークを構築する学校 教職員の専門性及び相談支援の向上 在籍する児童生徒に係るケース会議の実施回数 - 1年3回 1年4回 1年5回 教育支援

センター的機能を果たすネットワークの構築を図る たこみ講座受講者の満足度 - 70% 80% 90% 教育支援 企業懇談会等参加者の満足度 ― 80% 85% 90% 進路指導 6 行動計画 学校経営目標 達成目標 本年度行動計画 中期行動計画 担当部等 1 学校教育の中立性・公開性を堅持し,学校運営体制の確立を図り,安心かつ安全で信頼される開かれた学校 特別支援教育に係る内容を充実させ,HPにより広く県民に公開する ○保幼小中高等学校における特別支援教育に係る地域のニーズを踏まえ,センター的機能の役割,内容(巡回相談内容例や校種別活用状況等)をHPで発信する。 ○HPでの教材教具の蓄積を進め,指導案等を添付して地域の学校で使用できる教材教具を増やす。 ○保幼小中高等学校における特別支援教育に係る地域のニーズを踏まえその解決策をHPに掲載する。 ○HP上で保幼小中高等学校と本校の間で教材教具の共有化を図る。 経営戦略 組織的・効率的に業務を遂行する(業務改善) ○業務改善SST(整理整頓,静かでスピーディー,時間を大切に)を継続するとともに,スクラップ&ビルドを進める。 ○勤務時間内での業務終了により,児童生徒と向き合う時間を確保する。 ○実効性のある教材教具の活用により,教育効果をあげる。 経営戦略 学校安全・危機管理体制の構築を図る ○不祥事ゼロを継続する。 ○不祥事ゼロ継続1,000日を達成する 不祥事防止委員会 ○各学部で事故未然防止に関わる研修を実施する。 ○ヒヤッとタイムを学部学年会で実施し,職員朝会で報告し共有する。 ○様々な想定外の危機を洗い出し,想定外の危機を考慮した危機管理体制を構築する。 保健安全 2 自己肯定感を高め,主体的に取り組む児童生徒の育成を目指し,地域に貢献できる学校 「育てたい児童生徒像を意識した授業づくり」を研究テーマとした授業づくりを実践し,児童生徒に生きる力を培う

○授業づくり委員会と連携しながら,日々の授業実践に取組み,主体的な学びに向けた単元開発を進め,年間指導計画に反映させる。 ○社会を意識した年間指導計画を基に授業実践する。 教育企画 ○学部及び教科部会の議論を活発化させ,教育課程編成に向けた研修の内容(学びの変革を含む)とやり方を工夫する。 ○社会貢献を実現する児童生徒を育成する授業づくりをする。 ○キャリア発達を促す系統的な進路指導体制を構築させる。 ○全ての児童生徒が意欲的に働く力を育成するために,就労に向けて働くための知識,技能及び態度を身に付けさせる。 進路指導 ○校内研修会や保護者からの記録票提出,面談等の肥満改善する取組を行い,その項目についての振り返りと分析をする。 ○将来に向けて,働くための体力づくりや食に対する意識を向上させ,自ら健康管理ができるような意識付けを図る。 保健安全

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生徒指導体制の充実 ○問題行動に対して迅速に組織的な対応を図る。 ○積極的生徒指導について理解を深め,小・中・高一貫した生徒指導体制を構築する。 ○問題行動の対応事例を共有し,問題行動の早期発見・未然防止を図る。 ○生徒指導のあり方について研修会を行い,共通認識をもつ。 生徒指導 児童生徒が学んだ自らの力を発揮して,三原地域に参画し,貢献する力を培う 〇清掃技能を活用し,三原駅前,学校のバス停等の清掃活動など地域貢献の活動を実施する。 ○清掃技能のスキルを上げ,地域貢献できる場を拡大する。 生徒指導 ○学校行事等の実行委員会を主体的に運営し,接客や挨拶等の生徒が身に付けた礼儀を学校行事等で発揮する。 ○地域の伝統文化(やっさ祭り)に参加することにより,地域への貢献を行う。 ○三原市に参加できる伝統文化を拡充する。 生徒指導 3 地域の特別支援教育センターとしての役割を担い,保幼小中高等学校等に向けて情報発信を行うとともに,特別支援教育ネットワークを構築する学校 教職員の専門性及び相談支援の向上 ○校内の児童生徒に係る課題解決に向けた支援や手だてを考える体制を作る。 ○相談先のニーズに応じた効果的な相談支援の在り方について,スキル向上を図る。 ○地域の保幼小中高等学校が自ら特別支援教育が推進できるように支援する。 ○相談支援を向上させるために,各学部に教育相談担当を配置し,相談支援のスキルを共有する。 教育支援 教職員一人一人がセンター的機能を果たすネットワークの構築を図る ○就学区域全体の特別支援教育に係るネットワーク体制を構築する。 ○たこみ講座を実施し,地域のニーズに応じた魅力的な講座を企画及び運営する。 教育支援 ○企業懇談会や進路説明会,進路研修会を実施する。 ○卒業後の生活について地域とのネットワークを構築する。 進路指導