004環境リスクコミュニケーション部会
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公共コミュニケーション学会研究交流集会 PRASアートフォーラムでの研究会紹介 環境リスクコミュニケーション部会TRANSCRIPT
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公共コミュニケーション学会
環境リスク・コミュニケーション部会の紹介と参加者募集
法政大学 地域研究センター特任教授 白井信雄
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研究部会の背景
産業公害 都市生活型公害
地球環境問題
特定の工場加害者 不特定の多数、あらゆる主体
周辺の住民被害者 自分・他地域 将来世代・海外
問題が見えやすい 問題が見えにくい
対 策 規制と指導 普及啓発、情報的手法、市場の仕組み等の組み合せ
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研究部会の狙い
•地方自治体における環境政策の普及啓発は、これでいいのか!
アクセス数の少ないWEBサイト、イベント 熱心層以外への広がりの不足 どこでも同じコンテンツ 教科書みたいな工夫のない伝え方 普及啓発の狙いに応じた戦略の欠如 環境配慮から環境リスク配慮へ
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研究部会の内容
事例収集・評価研究レビュー
モデル戦略と実施プランの作成
試行と評価まとめと普及
予算獲得シンポジウムや書籍
等での情報発信
モデル地域募集!
3年間程度
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参加者募集!
•年度内に研究会キックオフ ・参加者からの話題提供 ・事例収集、既存研究レビューの進捗報告 ・意見交換、ブレインストーミング
•研究会はゆるやかなネットワークとして開催
•興味のある方は、白井までご連絡を。 [email protected]
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参考事例
平成14年に「キチンと分けてますか?」をキャッチフレーズに登場したワケルくん。その後,結婚し,家族とともに日々ごみ減量に励んでいます。
100 万人のごみ減量大作戦キャンペーンキャラクター ワケルくん(仙台市)
リサビット (豊中市)
リサビットは平成24年に公募で決定したごみ減量PRキャラクターです。ごみを食べるのが大好きなリサビット!でも最近は食べるごみの量が多くて太っちゃった・・・。みんなもごみを減らしてリサビットのダイエットを手伝おう!
子どもから大人まで、ごみの減量化・資源化に関心を持ってもらうよう、平成18 年 8月に制定されたキャラクター。パンピーレッド、カンメタルオレンジ、ボトルブルー、ペーパーピンク、アブラブラウン、ペットイエロー、プラホワイトの 7 人。
分別戦隊シゲンジャー銀河(相模原市)
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参考事例
子育てをする若い母親をターゲットに設定
民間手法を参考に!
エコを全面に出さず暮らし情報を提案
「ちょうどいい」で参加者と交流
全国からのアクセス
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柏の葉のエコライフを進めるしくみ
参考事例
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9
時間スケール短期 長期
関
与
度
情報提供
深い
浅い
普及啓発
環境学習
人づくり・人育て・
地域づくり
行動等の選択支援
行動等の実践普及
認知改善と合理的思考の獲得
関与の向上と主体間の関係形成
最終的に目指すべきは、環境コミュニティ力(地域環境力)の形成
本研究会の対象範囲
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さらに、環境コミュニケーションから環境リスク・コミュニケーションへ•廃棄物への3R行動やエコライフ等の普及啓発に係る環境コ
ミュニケーションに留まらず、環境リスク・コミュケーションにも踏み出したい。
• 他者配慮ではなく、環境リスクという自らの安全・安心における問題に踏み込んだ場合、過剰反応になりやすい。冷静な関心と知識を高めることが必要。
• 環境リスクの問題認知に留まらずに、環境リスク対応行動の普及啓発に。行動をしながら、問題を学ぶような仕掛けもできれば。
•気候変動による熱中症、PM2 .5等。コミュニケーションのテーマ毎に、事例を調査しながら、試行対象を絞り込んでいく。