tokyo ymcatokyo.ymca.or.jp/kikanshi/pdf/2011_6.pdfcreated date 8/23/2011 3:10:10 pm

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194917便毎月10日発行 40We build strong kids,strong families, strong communities. YMCAは、たくましい子どもたち、家族の強い絆、支えあう地域社会を築きます。 ( 1 ) 姿CARING HONESTY RESPONSIBILITY RESPECT 18 6861190東京YMCAの使命 東京YMCAは、イエス・キリストによって 示された愛と奉仕の精神にもとづいて、青少 年の精神、知性、身体の全人的成長を願い、 地域社会に奉仕し、公正で平和な世界をつく るための運動を展開する。 発行所 公益財団法人東京YMCA 発行人 廣田光司 135-0016 2-2-20 03-3615-5562 URL http://tokyo.ymca.or.jp 月号 三角 90 14 http: / / www. jpn- civil.net 11 姿姿50 京YMCAでは、石巻市へ ランタンを送る活動をした。 写真は万石浦中学校。 (2面参照) 山崎美貴子さん 東日本大震災 今後の支援を考える 本会評議員。明治治学院大学教授・副 学長、神奈川県立保健福祉大学学長を 歴任。1986年から、東京ボランティア ・市民活動センター所長として、精力 的にボランティア活動等を推進。国の 福祉政策づくりにも参加。『社会福祉 援助活動の展開』(岩崎学術出版)、 『ボランティア活動のひろめ方』(第 一法規)など著書多数。

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  • 1949年9月17日第三種郵便物認可 毎月10日発行 定価1部40円

    Webuild

    strongkids,strong

    families,strong

    communities.YMCAは、た

    くましい子どもたち、家

    族の強い

    絆、支

    えあう

    地域社会を

    築きます。

    ( 1 )

    まもなく夏

    季プログラム

    が始まる。こ

    の時期になる

    とボランティ

    アリーダーた

    ちは、子ども

    たちの喜ぶ姿

    を思い浮かべ

    ながら準備に余念がない。

    ▼人が成長していく過程で

    身につけなければならない

    価値はたくさんあるが、Y

    MCAはその中でも

    「CARING

    (思いやり)」

    「HONESTY

    (誠実さ)」

    「RESPONSIBILITY

    (責

    任感)」「R

    ESPECT

    (尊敬

    心)」の四つに注目し、様々

    な活動を通して子どもたち

    に伝えている▼YMCAで

    は「子供」とは表記せず

    「子ども」と書く。「供」と

    いう字は従者・お供をする

    などの意味があり、「子供」

    は大人の従者としての存在

    が強く表されている。私た

    ち大人は子どもの存在を普

    段どのように見ているだろ

    うか?▼YMCAのキャン

    プはボランティアリーダー

    と呼ばれる大学生を中心と

    した18歳以上の若者で運営

    されている。彼らは子ども

    を自分の従者と見ることは

    ない。子ども以上、もしか

    すると大人未満のリーダー

    たちが、子どものキャラク

    ターを純粋に尊重している

    からではないだろうか。子

    どもの成長、出来ないこと

    が出来る様になった時の喜

    びなどを共に分かち合うこ

    とを楽しみにしながら今日

    もYMCAに通ってくる。

    きっとリーダーにとって子

    どもは、一緒に成長してい

    く仲間のような存在なのか

    もしれない。▼子どもたち

    と共に成長し続ける、そん

    な活動を創り続けたい。

    (山手センター

    堀雄二)

    2011年6月10日 第686号(通巻1190号)

    東京YMCAの使命東京YMCAは、イエス・キリストによって示された愛と奉仕の精神にもとづいて、青少年の精神、知性、身体の全人的成長を願い、地域社会に奉仕し、公正で平和な世界をつくるための運動を展開する。

    発行所 公益財団法人東京YMCA 発行人 廣田光司135-0016 東京都江東区東陽2-2-20 電話 03-3615-5562 URL http://tokyo.ymca.or.jp6月号

    赤 三角

    『部屋のよごれた空気

    の中にじっと座らせてお

    くようなことはしない

    で、まいにち野原の真ん

    中に連れていってやるこ

    とにしよう。そこで走り

    回って遊ばせることにし

    よう。1日に100回転

    んでもいい。それは結構

    なことだ。それだけ早く

    起き上がることを学ぶこ

    とになる。快適な自由は

    多くの傷を償うものとな

    る。私の生徒はしょっち

    ゅう怪我をするだろう。

    それでもいつも快活でい

    るだろう』(ジャン・ジ

    ャック・ルソー「エミー

    ル」より)

    今年も夏がやってきま

    す。YMCAは90年前か

    らずっと子どもたちの成

    長を願って組織・教育キ

    ャンプを実施してきまし

    た。長い歴史の中で多く

    の若者の成長に関わり、

    社会のリーダーを輩出し

    てきました。

    ルソーによれば「こど

    もは内なる自然に導かれ

    て伸びる」のです。キャ

    ンプは子どもたちに「快

    活」を提供し、その営み

    の中で青年であるリーダ

    ーをも成長させる魔法の

    道具です。

    子どもたちの成長のた

    めには「森」の持つ神秘

    性(スピリチュアリティ

    ー)も大きな要素です。

    私たちは子どもたちの傍

    らに寄り添うことしかで

    きませんが、上から大い

    なる力が子どもたちを導

    いてくれることを信じて

    今年も森に川に野原に出

    かけていきます。

    (総主事

    廣田光司)

    子どもの成長と自然

    すべての人を一つにしてください

    震災直後に現地へ行きま

    した。とにかく悲惨で、複

    雑で、困難を極めていまし

    た。私は、阪神大震災の時

    も新潟の時にも現地に参り

    ましたが、今回は様相が違

    いました。一つ二つの団体

    では支援しきれないと思っ

    たので、3月14日、現地に

    入っていた団体を集めて、

    「東日本大震災支援全国ネ

    ットワーク」を立ち上げま

    した。現在では560団体

    が加盟しています。このネ

    ットワークは、団体を横に

    つなげるだけではなく、9

    つのプロジェクトチームを

    作って機能分化していま

    す。「情報チーム」「資金

    チーム」「広報チーム」の

    ほか、政府のボランティア

    連携室と協議する「制度チ

    ーム」や、ボランティアの

    ためのガイドラインを作成

    する「ガイドライン・チー

    ム」などがあります。

    (http://www.jpn-

    civil.net

    「制度チーム」の協議の

    ため、政府と、現地自治体

    との方と一緒に、仮設住宅

    のことなどを話し合ったと

    きのことでした。現地自治

    体の方は、缶詰やレトルト

    食品などをビニール袋に詰

    めて持ってきて、「これを

    3ヶ月間毎日食べるという

    ことがどういうことか分か

    りますか」と話しました。

    こういう生の情報に触れ、

    顔の見える関係を作ること

    が非常に大事です。現地の

    ニーズをよく把握した上

    で、お互いに役割分担を

    し、支援とマッチングさせ

    ていくことが肝要です。

    しかし、現地の方は非常

    に耐えておられて、簡単に

    ご自分の気持ちや要望を口

    に出して語りません。「何

    かお手伝いしますか」と尋

    ねても、「あちらに一人暮

    らしの方がいる」などとお

    っしゃり、ご自分のことは

    言わない。ご自宅の床下や

    側溝に泥がたまっていて、

    ピアノも倒れたままで、2

    階だけで暮らしていても、

    何も要求しません。こちら

    から具体的にどんな手伝い

    ができるか、そうしないと

    どう困るかを示さないと、

    なかなかご自分から「こう

    してください」とはおっし

    ゃいません。ニーズを顕在

    化することは、とても難し

    いことです。

    子どもですら耐えていま

    す。「何か必要な物ある

    ?」と1回聞いたくらいで

    は何も言いません。「何で

    も言っていいよ」と何度か

    言うと、「本当に言っても

    いいの?」って5回くらい

    言ってから、私の耳元に手

    をあてて「オモチャが欲し

    い」と小さな声で教えてく

    れました。買ったばかりの

    大事なオモチャが流されて

    しまった。親にも言ってな

    いけど、悲しいと。

    私は、3月11日の地震の

    時、川崎のボランティアグ

    ループと一緒に作業をして

    いました。このグループ

    は、介護の必要があるのに

    その申請をしないでいる高

    齢者を見つけて、地域につ

    ないでいくという活動をし

    ています。多くの高齢者が

    介護サービスの申請をしな

    い、申請しにくい、あるい

    は申請することを良しとし

    ないでいます。ですから、

    そのニーズを発見する、そ

    して地域につないでいく、

    地域を耕す活動が必要で

    す。人

    は時に、自分の状況を

    客観視して、第三者に気持

    ちを伝えることが困難にな

    ります。一緒に考えてくれ

    る人の存在に気づき、自分

    の気持ちを声に出してみよ

    うと思うきっかけが必要で

    す。声に出すことで分かち

    合いの輪が広がり、市民活

    動の入り口となります。

    被災地でも同じです。ニ

    ーズを掘り起こし、支援と

    マッチングさせていかねば

    なりません。難しいことで

    すが、一方的でないコーデ

    ィネーターが必要です。

    そのためにはまず、被災

    者に寄り添う、気持ちを分

    かち合うことから始めなけ

    ればなりません。とにかく

    大勢の方が亡くなって、命

    も生活も破壊されてしまい

    ました。これに寄り添う必

    要があります。泥かきや家

    の掃除は、その手段、きっ

    かけです。泥かきは重労働

    ですけれども、その向こう

    にある人の心、怒り、無念

    さなどを分かち合うことが

    大事です。ボランティア

    は、家を片付けるため、

    「このテーブルは捨てます

    か、どうしますか?」と聞

    きます。けれども家の方

    は、その傾いたテーブルに

    ついて語り出します。「こ

    こにおじいさんが座ってい

    たんですよ。これを見ると

    ね、おじいさんの姿が目に

    浮かぶ。おじいさんの姿が

    染み込んでいる気がする」

    と。「じゃあ洗ってみます

    か」と言ってボランティア

    はそのほとんど壊れた泥だ

    らけのテーブルを洗いま

    す。木目が見えるくらいき

    れいになってくると「じゃ

    あ、やっぱり捨てないでお

    きます」となります。生活

    の一品一品ですから、逡巡

    する時間がいります。

    〝思いで探し隊〟という

    活動があって、写真などを

    洗って持ち主に渡していま

    す。おばあさんが、コンク

    リートに写真を並べて泣い

    ていました。「やっと写真

    だけが戻ってきたのよ」と

    言って、泣きながらその写

    真を撮った時のことを語り

    出しました。ボランティア

    活動は、一人の市民が同じ

    生活者として、その辛さに

    寄り添って、一緒に生きよ

    うとすることです。その困

    難を分かち合うことです。

    避難所で、炊き出しを一

    緒に作って、一緒に食べて

    いる内に話しが始まること

    もあります。温かなトン汁

    を食べていると、「ああ、

    久しぶりに食べた。おいし

    い」と話し始めます。「実

    はね、私、ずっと食欲がな

    くて、おにぎりは見ただけ

    でうんざりするから、何も

    食べてなかった」と。「毎

    日おにぎりばかりじゃね

    え。食べたくもなくなりま

    すよね」と言うと、「実は

    夜も眠れていない」と話し

    出します。「体は横になっ

    ていても、眠れないんで

    す」。「眠れないって辛い

    ですよね。誘眠薬は要りま

    すか?」ときくと、「夜に

    なると枕元に父ちゃんが出

    てくるから眠れない」と。

    漁師をしていたご主人と息

    子さんは、漁に出たまま帰

    ってこなかった。息子さん

    は遺体も見つかっていな

    い。ご主人のお葬式も出せ

    ない。海はもう見たくな

    い、海だけは見られない

    と、その筆舌に尽くしがた

    い思いをポツリポツリと話

    してくれます。いかにも漁

    師のおかみさんらしい、が

    っちりしたその女性の横顔

    には、本当に疲れただろう

    なという辛さが見て取れま

    した。一緒に食事をした

    り、足湯をしたりして関係

    を作っていくと、行動で示

    される、分かってくること

    があります。自分から「こ

    うして欲しい」とはおっし

    ゃいませんから、時間をか

    けて、信頼関係を作り、そ

    の苦しさを分かち合ってい

    かなければなりません。

    これから生活再興期に入

    っていけば、より生活支援

    にかかわることになりま

    す。仮設住宅への引っ越し

    手伝い、病院への付き添

    い、家の不具合の修理、階

    段に手すりをつけるなど。

    専門職が必要なこともたく

    さんあります。団体を横に

    つないで、それぞれのステ

    ージでできることを探して

    いかなければなりません。

    一番大事なのは、地元の

    生活を取り戻すことです。

    地元が主体性をもって、地

    域が立ち上がれるようにし

    ていく。産業も興していか

    ねばなりません。地域の持

    っている「地域力」を何と

    か活用して、コミュニティ

    ーが力づくようにしなけれ

    ばなりません。

    仮設住宅の中に生活支援

    センターを作る方向にある

    かと思います。仮設住宅50

    戸につき1ヶ所の集会所を

    作る方向で検討されている

    のではないかと思います。

    そこに相談所を作り支援し

    ていければと思います。

    YMCAは全国組織です

    から、全国に散らばってい

    った避難民を支えることも

    できると思います。何より

    孤立させないことが大事で

    す。家財一切失った方々で

    すから、これから夏物が必

    要になります。地域になじ

    むように、就労支援、学習

    支援、遊びの提供なども必

    要です。

    最近、現地の旅館を活用

    したボランティアパックを

    始める旅行会社や、ボラン

    ティア休暇制度を設ける企

    業なども出てきました。さ

    まざまな知恵を出し合っ

    て、皆で長期的に支援して

    いかなければならないと思

    います。

    (聞き手

    広報室)

    ニーズを発見し

    支援とつなぐ

    心・怒り・無念

    さを分かち合う

    地元が主体性を

    持ち立ち上がる

    東京YMCAでは、石巻市へランタンを送る活動をした。写真は万石浦中学校。

    (2面参照)

    震災から3ヶ月以上経ちましたが、復興への道のりは遠く、悲しみ

    は癒えるどころか、より現実化し、複雑化したかに見えます。今後の

    支援活動のあり方について、本会評議員の山崎美貴子さんにお話を伺

    いました。

    全国規模でネッ

    トワークを組織

    山崎美貴子さん

    東日本大震災 今後の支援を考える

    寄り添うこと、つなぐこと

    本会評議員。明治治学院大学教授・副学長、神奈川県立保健福祉大学学長を歴任。1986年から、東京ボランティア・市民活動センター所長として、精力的にボランティア活動等を推進。国の福祉政策づくりにも参加。『社会福祉援助活動の展開』(岩崎学術出版)、『ボランティア活動のひろめ方』(第一法規)など著書多数。

  • 東 京 Y M C A (第三種郵便物認可) ( 2 )2011年6月10日 第686号

    に縮小され、2003年に

    はオフィスレスになってし

    まいました。しかし、レイ

    マンである両クラブメンバ

    ーたちは、町田YMCAの

    灯(プログラム活動)は消

    してはならないと従来のプ

    ログラムを継続するばかり

    でなく、新たに「わくわく

    科学実験教室」や「歌声ひ

    ろば」のプログラムを新設

    してきました。今や、「ベ

    テランティア」「わくわく

    実験」「歌声ひろば」は町

    田YMCAの3大プログラ

    ムとして、地域に根差した

    活動となっています。昨年

    には、このような地域活動

    が認められて、東京都社会

    福祉大会で東京都知事感謝

    状が授与されました。

    去る5月24日(火)18時

    半~20時半、町田市民フォ

    ーラム調理室にて、町田Y

    MCA20周年記念会を行い

    ました。内々で手作り料理

    を楽しみながら、ささやか

    に行いました。それでも、島

    田茂・日本YMCA同盟総

    主事をはじめ、近隣のワイ

    ズメンもお祝いにかけつけ

    て下さり、また、廣田光司

    東京YMCA総主事もメッ

    セージを寄せて下さいまし

    た。参加者は18名でした。

    町田YMCAは1990

    年に小田急線町田駅近く

    に、英会話スクールとして

    開設され、翌年、東京まち

    だワイズメンズクラブが発

    足し支援を開始しました。

    1995年には玉川学園前

    駅近くに移転し、1996

    年には東京コスモスワイズ

    メンズクラブも発足し、両

    ワイズメンバーを中心に

    「ベテランティア・フォー

    ラム(中高年ボランティア

    講習会)」、「生きがい論

    文募集」、「高齢者おしゃ

    べり会」、「不登校親の

    会」、「国際キャンプ」な

    ど地域活動を中心としたプ

    ログラムを展開していきま

    した。活動の活発化の反

    面、東京YMCAの財政的

    方針で、町田YMCAは1

    998年にはスタッフレス

    地域活動の灯火

    絶やさず

    東京コスモスワイズメンズクラブ

    伊藤幾夫

    東京YMCAでは3月11

    日以来、被災された方々の

    痛みを思い、会員と職員が

    同じ願いのもと、復興支援

    活動を展開してきた。被災

    した方々にLEDランタン

    を贈る「被災地に愛の灯火

    を!ランタンプロジェク

    ト」では、ランタンに使用

    する乾電池が手に入りにく

    い状況の中、在京ワイズメ

    ンズクラブや会員の皆さま

    に単一乾電池のご寄付をお

    願いしたところ、呼びかけ

    の輪が広がり、様々な方面

    から会員部に電池が続々と

    届いた。世田谷ワイズメン

    ズクラブのご尽力により、

    遠くはイスラエルの電池メ

    ーカ

    ーTad

    Batteries

    からもご協力があり、また

    パートナーシップ関係にあ

    るフロストバレーYMCA

    の皆さんからも支援金が届

    き、海を越えてYMCAに

    連なる人々の思いと力が結

    集された。これまでに総計

    1300個を越えるランタ

    ンが希望の灯りとして届け

    られた。

    (戸坂昇子)

    ランタンを届けて

    菰渕光彦

    この6月、松本で行われ

    た第14回ワイズメンズクラ

    ブ東日本区大会では、東日

    本大震災被災者支援をテー

    マに加え、ランタンプロジ

    ェクトに協力するために単

    一乾電池を大会に持ち寄っ

    た。6月8日(水)石巻市

    の万石浦中学校と万石浦小

    学校にランタンと乾電池を

    届けた。2トントラックと

    乗用車に6名が分乗して、

    ランタン650個と乾電池

    (5200個)をトラック

    に満載し石巻に向かった。

    万石浦中学校に到着する

    と、部活を終えた青いジャ

    ージ姿の生徒たちが運び込

    みの作業の輪に自然と加わ

    ってくれた。続いて隣接す

    る小学校に到着すると、先

    生たちが待ち構えていて、

    ランタン6台の入った大き

    さの割りに軽い段ボール箱

    と小さいながらズッシリと

    重い乾電池の箱をトラック

    から廊下へ手渡す私たちの

    バケツ・リレーの列に加わ

    っていただき、そのおかげ

    で手際よく教室に運び込む

    事が出来た。ランタンの到

    着を待っておられたみなさ

    んの表情は明るく元気よ

    く、被災地に希望の光が灯

    された。市内の海岸線の道

    路脇にはビル壁が並ぶかの

    ようにがれきの山が続いて

    おり、テレビの画面では知

    ることの出来なかった光景

    を目の当たりにして、今後

    も被災地に対しての応援を

    続ける必要性を胸に刻み帰

    途についた。

    5月28日(土)、東陽町

    センターにて、第9回会員

    大会が開催され、125人

    の会員・職員が参加した。

    第一部は、運営委員・高嶋

    美知子氏の司会で進められ

    た。まずは廣田光司総主事

    から、2010年度東京Y

    MCAの活動報告や統計・

    現況などについて、事業報

    告書にもとづいて報告がさ

    れた。その後、7箇所のコ

    ミュニティーチーム(西、

    南、町田、山手、杉並、江

    東、東陽町)およびミッシ

    ョン推進チームの各担当者

    から、それぞれの活動につ

    いてスライドを用いて報告

    された。運営委員長・笈川

    光郎氏からは、会員部の活

    動報告と11年度の計画につ

    いて説明があった。

    続いて会員部運営委員候

    補者として、新任6名を含

    む21名の運営委員が推挙さ

    れた(左表)。

    また今年の「ユースボラ

    ンティア・

    オブ・

    ザ・

    イヤ

    ー」には、各センターで活

    躍中の5名のボランティア

    リーダーが選ばれ、廣田総

    主事から表彰状が授与され

    た。「ボランティア・オブ

    ・ザ・イヤー」には、尾作

    聖子さんが表彰された。

    (下表参照)。

    勤続25年職員表彰では、

    下記6名の職員が表彰され

    た。その後、今年のユース

    ボランティアリーダーとし

    て、廣田総主事より11名に

    委嘱状が手渡された。

    第二部では、今年4月1

    日付で「公益財団法人」へ

    認定されたことについて、

    副総主事の本田真也氏から

    報告があった。認定にいた

    る経緯、「公益」となった

    ことに伴う組織図の変更、

    および寄付金優遇税制につ

    いて、資料をもとに詳しく

    説明された。特に、寄付金

    優遇税制により、東京YM

    CAへの寄付金は、会費を

    含め、税制上の優遇措置が

    受けられるようになるた

    め、具体的な控除申請方法

    についても説明があった。

    続いて、東日本大震災に

    おける東京YMCAの支援

    活動について、会員部の村

    上祐介氏から報告がされ

    た。本紙4月号5月号でも

    紹介したが、東京YMCA

    では、街頭募金やチャリテ

    ィーイベントを行ったり、

    ワイズメンズクラブと協働

    して救援物資を送るなど、

    多種の活動をしている。石

    巻ワークキャンプは、これ

    まで5回実施したが、参加

    したボランティアから、感

    想が述べられた(上記)。

    第三部は、軽食を囲みな

    がら行われた。今年度で退

    任された小松重雄氏が司会

    を務め、佐藤茂美氏(運営

    委員)の食前感謝で始めら

    れた。勝田正佳氏(評議

    員)により、東日本大震災

    を思い、全員で「献杯」し

    た。会場には、石巻ワーク

    キャンプの写真展示コーナ

    ーが設けられ、ボランティ

    アが報告書を配って現地の

    様子を伝えた。また被災地

    を応援するため、現地の物

    品販売ブースが作られ、石

    巻の手作り味噌やとろろ昆

    布などのほか、各種の寄贈

    品が販売された。恒例のサ

    イレントオークションに

    第9回会員大会開催

    11年度会員部運営委員

    委員長

    笈川

    光郎

    石井

    秀夫

    伊藤

    幾夫

    越智

    京子

    小原

    武夫

    柿沼

    敬喜

    金丸

    満雄

    上谷

    喜謙

    菰渕

    光彦

    佐藤

    茂美

    佐野

    鈴木

    雅博

    高嶋美知子

    高橋

    東條めぐみ

    布上征一郎

    長谷川あや子

    張替

    滋夫

    前田

    直孝

    蒔田

    敏雄

    村杉

    克己

    (以上21名)

    石巻ワークキャンプに参加したボランティアの町田崇史さん(写真左)と廣瀬匠さん(同右)が、被災地の様子を報告した。町田さんは、「泥には産業廃棄物も含まれていて、コールタールのように重たかった。終わりの見えない作業に無力感を感じたこともあった」と語った。また廣瀬さんは「被災地の方々は緊張感と忙しさから悲しんでいる間もない様子だったが、ちょっとした気持ちのゆるみから、底知れず不安定になるようにも感じた。心のケアが必要だと思った」と述べた。

    お預かりしました募金総額は、5月末日時点で11,117,498円になりました。心から感謝申し上げます。引き続き9月末まで募金を受け付けております。ご協力をお願いします。

    *ゆうちょ銀行(郵便振替) 00120-7-714728公益財団法人東京ワイエムシイエイ 東京YMCA会員事務局

    *みずほ銀行 神田支店(普)1677931*三井住友銀行 神田支店(普)7656469

    公益財団法人 東京ワイエムシイエイ*現金書留、東京YMCA各部窓口でも承ります

    「東日本大震災」とお書き添えください。領収書(受け取り)の発行は、特別なお申し出がない

    限りは振込み控えをもって替えさせていただきます。

    東日本大震災 復興・救援募金

    万石浦小学校の先生方とYMCA関係者。

    特に子どもは、停電で暗くなると不安になる。

    ランタンは、ろうそくより安全で、懐中電灯よりも明るいので、非常に喜ばれた。

    万石浦中学校の皆さん

    (前列右端が菰淵さん)

    東日本大震災 支援活動

    ランタンプロジェクトVolunteer of the yearボランティア オブ ザ イヤー

    尾作 聖子

    神田の東京YMCAホテルおよび英語専門学校就職指

    導室の嘱託職員として勤務の後、ボランティアと

    して賛助会の事務作業等を担った。NGOプラザシ

    ョップにも携わる。現在に至るまで毎週2日間、

    会員部と賛助会で献身的な働きを続けている。

    Youth Volunteer of the yearユース ボランティア オブ ザ イヤー

    尾崎菜々子(西東京コミュニティーセンター)障がい児活動Smileやシーズンキャンプで活躍。

    多数のボランティアも呼び集めてくれた。

    澤木 嶺太(南コミュニティーセンター)幼児対象の野外活動を中心に活躍。東日本大震災

    のチャリティーイベントなども企画。

    篠嵜 健一(山手コミュニティーセンター)山手センターの中心的リーダーとして活動するほ

    か、野尻小学生キャンプでも活躍。

    飯田 慶子(江東コミュニティーセンター)定例野外活動、小学生グループ活動、サッカーク

    ラス、バザーなど様々な分野で活躍。

    神部 直哉(東陽町コミュニティーセンター)幼児の野外活動「どんぐり」ほか、水泳、体操、

    バスケットクラスにも積極的にかかわる。

    委員長の笈川光郎氏

    東京サンライズワイズメンズクラブ

    勤続25年職員

    秋田 正人(とちぎYMCA出向中)

    口原恵美子(社会体育・保育専門学校)

    小泉真由美(グランチャ東雲)

    菅谷 淳 (財務部)

    諏訪 治邦(YMサービス㈱高尾の森わくわくビレッジ)

    波多 啓造(芝浦アイランド児童・高齢者交流プラザ)

    も、震災復興酒「希望の

    光」などが並んだ。退任さ

    れる5名の運営委員へは笈

    川委員長より記念品が贈呈

    された。途中、ボランティ

    アリーダーによるレクリエ

    ーションタイムもあり、会

    員同士の交流を楽しんだ。

    最後はYMCAの歌を合唱

    し、今後の会員部活動の発

    展を誓い合った。

    当日表彰されたユースたち

  • 東 京 Y M C A (第三種郵便物認可)( 3 )

    ■■ 日程のご案内 ■■

    第686号2011年6月10日

    江東区で避難生活を送っ

    ている被災地児童を勇気づ

    けようと、6月12日(日)

    朝7時半から、木場公園に

    て熱気球の体験搭乗会が行

    われた。被災地児童18人を

    含む800人の子どもたち

    が搭乗した。2つのカラフ

    ルな気球が、地上約30mの

    高さで係留飛行し、熱気球

    をとばす大きなバナーの音

    と、参加者の歓声が木場公

    園に響きわたった。

    この企画の発端は、江東

    医療福祉専門学校

    〝適性診断〟します

    YMCA幼稚園の保護者で

    気球を趣味としていた西澤

    明さんが、「気球を使って

    被災地を支援したい」と、

    東京江東ワイズメンズクラ

    ブ(以下、江東ワイズ)会

    長の相川達男さんに相談し

    たことから始まった。江東

    ワイズはその幅広いネット

    ワークを活用して、場所や

    人の手配など具体的な作業

    を進めた。東京都は当初、

    「前例がない」と躊躇した

    が、多方面からのアプロー

    チによって、主催を引き受

    けてくれるに至った。気球

    に必要な燃料その他の経費

    もワイズメンバーが拠出し

    た。共催は、江東ワイズの

    他に「バルーングループ風

    まかせ」「バルーングルー

    プくもすけ」「財団法人太

    田慈光会」が引き受け、

    「東京YMCA江東コミュ

    ニティーセンター」と「学

    校法人東京YMCA学院江

    東YMCA幼稚園」は、協

    力団体として、受付その他

    の窓口業務などを担った。

    相川達男さんは、「たく

    さんの子どもたちの笑顔が

    見られたことが何より嬉し

    い。保護者も予想以上に喜

    んでくれた。気球には夢が

    ある。開催にこぎつけるの

    は大変だったけれども、

    『何か支援したい』という

    皆の思いがつながって実現

    できた」と語った。搭乗し

    た一般の人たちに復興支援

    募金をお願いしたところ、

    26万2、968円が寄せら

    れた。またこの様子は、N

    HKテレビニュースでも報

    道された。

    国際ホテル専門学校

    本物の環境を実感

    社会体育・保育専門学校

    ピアノ体験も好評

    気球に乗ったよ

    江東ワイズなど7団体で開催

    被災地児童

    18人も参加

    気球は「スーッと空にすいこまれていくような

    感じで飛ぶ」と体験した子どもたちは大喜び

    オリーブ保育園

    5月21日に「第4回プレ

    イデイ」が辰巳の森緑道公

    園にて開催された。この行

    事はオリーブ保育園が親

    子.保護者との交流を深め

    る目的で行っているもの

    で、今年は園児・保護者約

    300人が参加した。

    プログラムは準備運動に

    始まり、子ども・職員・保

    護者のかけっこ、クラス対

    抗代表保護者による綱引

    き、各クラスに分かれての

    触れ合い遊びやゲームが行

    われた。

    職員.保護者によるかけ

    っこでは、途中から小麦粉

    の中にお菓子が入ったトレ

    イが出てきて「手をつかわ

    ずにとってください」と、

    障害物競走に変身。「聞い

    てない」という声とともに

    笑いが巻き起こり、参加者

    は顔を真っ白にしながらも

    素敵な笑顔が見られた。

    綱引きは毎年保護者が白

    熱。今年は4歳児ゆり組の

    保護者が優勝。決勝戦で惜

    しくも負けた父を応援して

    いた子どもは悔し泣き。父

    は複雑な顔をしながらも嬉

    しそうだった。

    忙しい中、自由参加とは

    いえ年を追う毎に参加者も

    増え、終了後もお弁当を持

    ってきて、子たちはもちろ

    ん保護者同士の交流を楽し

    んでいる。この交流を今後

    も大切にしていきたい。

    (保育士

    原島民子)

    気持ちのいい新緑の中で、楽しい交流

    の輪が広がった。

    性」。頻繁に語られる割に

    その姿があいまいな「適

    性」というもの。その姿を

    明らかにし、自己診断が出

    来るようにプログラムを組

    んでいる。他の職種を希望

    している方や、学年の若い

    方であってもふるってご参

    加いただきたい。

    また、作業療法学科では

    「骨(コツ)を見るコツ」

    と題した説明会を予定して

    いる。骨はリハビリにとっ

    てはベースとなる体構造で

    ある。これに馴染むための

    コツを知り、リハビリへの

    興味をさらに高めてゆく。

    医療系の希望者(看護な

    ど)にも大変役にたつ内容

    である。ふるってご参加い

    ただきたい。

    (主任主事

    八尾勝)

    を込めている。

    6月24日の説明会では

    「介護体験ラリー」を行っ

    た。参加者はいきなり介護

    実習室に案内され、グルー

    プに分かれ、「車いす体

    験」「アイマスク体験」

    「高齢者疑似体験」「正し

    い手洗い」を立て続けに学

    んだ。

    在校生が参加者をフォロ

    ーしながら進められ、高校

    等で経験したことのある参

    加者も、改めて深い理解ま

    で進むこととなった。

    その後の在校生との交流

    会では話がやまず、この分

    野への夢や希望が語られ続

    けた。保護者からも熱心に

    質問があり、有意義な会で

    あった。

    次回は「介護福祉士の適

    医療福祉専門学校の学校

    説明会は、教員が主導して

    行っている。自分たちが学

    生に対して示している「あ

    るゴール(一定の姿)」

    を、見学に来た段階から明

    確に示したい。それを通じ

    て意識の高い、あるいは高

    くなった学生として新入生

    になってほしいという願い

    創立32年を迎えた社会体

    育専門課程は、スポーツト

    レーナー・インストラクタ

    ー養成の専門学校としては

    日本で初めての全日制の学

    校である。保育専門課程は

    待機児童の課題から生まれ

    9年目を迎えた。

    本校のキャッチコピーは

    【現場主義】。隣接する総

    合スポーツクラブ・保育園

    やYMCAが運営する幼稚

    園・こども園、児童館・学

    童保育で、実践力を学んで

    いく独自のシステムが最大

    の特徴である。

    現場では「壁」にも直面

    し、時には涙する学生の姿

    を目の当たりにすることも

    ある。しかし、実際の指導

    現場で「壁」をのり越えて

    いくことが、目指す業界で

    指導者として生きていく覚

    悟を決めさせ、また仕事へ

    の喜びまで体感させてい

    る。他校にはない養成シス

    テムである。

    進路選択の参考に、本校

    での模擬授業を受けられる

    体験入学を実施している。

    実際にプロとして活躍する

    トレーナーからの実演に将

    来の自分の夢を重ねる。在

    校生の「学生助手」の役割

    も大きい。

    また、保育科では、必修

    のピアノ実技に入学後苦労

    している在校生も多いた

    め、「はじめての方の為の

    ピアノ体験」を実施してお

    り、好評である。できない

    ことにあえて光をあてた体

    験入学である。「隙間を埋

    める業」。これこそYMC

    Aが社会に果たすべき使命

    であることを再認識する。

    自らの得意とする専門性

    を磨き、喜びを持って社会

    に奉仕できる人材を養成す

    べく、社会体育・保育専門

    学校は青少年教育の最先端

    を担っている。(主任主事

    補佐・口原恵美子)

    東京YMCA国際ホテル

    専門学校は創立76年を迎え

    た。戦後の日本のホスピタ

    リティ産業を、人材供給の

    面から支えてきた自負があ

    る。ホテルで働く魅力、や

    りがいを進路に悩む高校生

    に伝えるには「現場」を体

    験してもらうのが一番であ

    る。多くの高校生たちが、

    YMCAを選択してくれる

    理由のひとつが「本物の環

    境でプロのホテルマンに学

    ぶ」場が備わっている学校

    という認識である。

    ホテルでの仕事は大きく

    分けると2つ。「飲食」に

    携わる仕事。「宿泊」に携

    わる仕事。入学後ではな

    く、高校時代に少しでもそ

    のやりがいや楽しさを味わ

    ってもらう場を提供すべく

    体験入学で「レストランサ

    ービス」と「ハウスキーピ

    ング」の実務体験を実際の

    ホテル・レストランをお借

    りして本校の講師の指導を

    受ける。

    特にフルコースを食べな

    がら、レストランサービス

    の仕方を体験する「レスト

    ラン体験実務」は、ホテル

    オークラのご協力により実

    施される看板プログラムで

    ある。そこでは本校の在校

    生が高校生に手ほどきをす

    る。1年後、2年後の自分

    はこんなに成長できるとい

    うことを目の当たりにでき

    る機会である。そして、教

    える難しさを在校生が感じ

    る機会でもある。6月~8

    月は体験入学が多く開催さ

    れる。1人でも多くのホテ

    リエの卵が本校の扉をノッ

    クしてくれるのを祈るばか

    りである。

    (主任主事

    小畑貴裕)

    ホテルオークラでフルコースを食べながら「レストランサービス」を体験する。プロの講師が指導する。

    1回に4~5人ずつ乗り、

    地上30mで係留飛行した。

    近隣の子どもたちにパネルシアターをする在校生と、見学する高校生。双方にとって良い勉強になる。

    専門学校 体験入学 始まる働く「現場」を、在校生と一緒に医療福祉専門学校

    TEL:042-577-5521メール:[email protected]

    <介護福祉科 体験入学>

    13:00~16:00

    7月 23日(土)

    7月 30日(土)

    8月6日(土)10~13時

    8月 19日(金)

    10月22日(土)

    11月19日(土)

    <作業療法学科 体験入学>

    *13:00~16:00

    7月 24日(日)

    8月 13日(土)

    10月 1日(土)

    11月26日(土)

    1月 28日(土)

    ●夏祭り● 7月10日(日)各種体験コーナーなどあり。

    *上記以外に、入試対策説明会、

    個別見学もあります。

    社会体育・保育専門学校

    TEL:03-3615-5577メール:[email protected]

    <学校説明会> 14~16時

    7月16日(土) 7月30日(土)

    8月 6日(土) 8月20日(土)

    8月27日(土) 9月 3日(土)

    9月10日(土) 9月17日(土)

    9月24日(土)*10月以降も開催

    <体験入学>

    ●体育科● ●保育科●

    10~12時 10~12時

    7月 9日(土) 7月 9日(土)

    7月22日(金) 7月22日(金)

    7月23日(土) 7月23日(土)

    8月9日(火)※ 8月 9日(火)

    8月23日(火) 8月28日(日)

    8月28日(日) ※印は14~16時

    8月31日(水)*9月以降も開催●特別イベント

    8月 9日(火)10-12時

    地域の子どもと“どろだんごつくり”

    国際ホテル専門学校

    TEL:03-3202-7480メール:[email protected]

    <学校説明会> <体験入学>

    14~16時 11~15時半

    7月 9日(土) ●料飲サービス体験

    7月16日(土) 7月22日(金)

    7月23日(土) 8月 4日(木)

    7月30日(土) 8月23日(火)

    8月13日(土) ●宿泊サービス体験

    9月 3日(土) 7月21日(木)

    9月17日(土) 7月29日(金)

    10月1日(土) 8月 3日(水)

    10月15日(土) 8月12日(金)

    10月29日(土) 8月18日(木)

    *11月以降も開催 9月 4日(日)

    ●保護者対象説明会

    8月20日(土)14~16時

    ●特別学校説明会 一人暮らし予定の方

    8月21日(日)14~17時

    ●夜間学校説明会

    11月16日(水)18~20時 他あり

    パラバルーンを体験する学生たち。皆で楽しめる軽スポーツとして、高齢者施設でも人気がでてきている。

  • 東 京 Y M C A (第三種郵便物認可) ( 4 )2011年6月10日 第686号

    ■早天祈祷会■

    日時Ⅰ:7月1日(金)7:00~8:30

    齊藤 實氏

    (YMCA史学会理事長)

    日時Ⅱ:8月1日(月)7:00~8:30

    菅谷 淳氏

    (東京YMCA財務部主任主事)

    会 場:山手センター 101ホール

    お問合せ:会員部

    (Tel03―3615-5568)

    ■中国語の聖書に親しむ会■

    日 時:7月11日(月)19:00~21:00

    会 場:山手センター

    指 導:仲田達男氏(元財団理事長)

    参加費:無 料

    お問合せ:山手センター

    (Tel 03―3202-0321)

    ■午 餐 会■

    日 時:7月21日(木)12:00~13:30

    会 場:東京大学YMCA

    (東京メトロ南北線東大前駅)

    テーマ:「YMCAで育てられた」

    卓話者:廣田 康人氏

    (三菱商事㈱執行役員総務部長)

    参加費:3,000円(食事なし1,500円)

    お申込み:賛助会事務局

    (Tel 03―3615-5568)

    ■第2回チャリティーデイ■

    <東日本大震災復興支援のため>

    東北地方の物産を購入の上、献品くだ

    さい。いただいた品物は、下記日時に

    販売します。米、菓子、地酒など、新

    品で日持ちのするものであれば品目は

    問いません。「もの」を購入すること

    で、被災地産業復興の一助となること

    が目的です。日 時:7月9日(土)10:00~17:00

    抽選会や模擬店も予定

    会 場:山手センター

    お問合せ:山手センター

    (Tel 03―3202-0321)

    ■「浴衣」寄贈のお願い■

    昨年スタートした日本語クラスは、4

    月より正式名「東京YMCAにほんご

    学院」となりました。現在8カ国から

    20名ほどの受講生が学んでいます。こ

    の夏、浴衣の着付け体験を予定してま

    すので、もしお手元に不要な浴衣をお

    持ちでしたら譲ってください。ほか

    に、ホームビジット受け入れなど各種

    ボランティアも募集中です。詳細お問

    い合わせください。

    お問合せ:東京YMCAにほんご学院

    (Tel 03―3615-5548)

    ■東京YMCA夏まつり■

    恒例のオール東京YMCA夏まつり

    を開催します。模擬店、子どもコーナ

    ー、抽選会、ジャズバンド演奏など盛

    りだくさん。どなたでもお楽しみいた

    だけます。ぜひお誘い合わせの上、お

    出かけください。

    日 時:8月27日(土)15:30~19:00

    会 場:東陽町センター

    *お手伝いボランティアも募集中

    お問合わせ:会員部

    (Tel 03―3615-5568)

    ■国際協力一斉街頭募金■

    恒例の国際協力一斉街頭募金を実施

    します。毎年、東京YMCAの会員・

    学生・園児・ワイズメンなどが300人

    以上参加し、渋谷駅前で一斉に街頭募

    金を行っています。今年もご参加をお

    願いします。

    寄せられた募金は、東京YMCAが

    行う国際協力・国際交流プロジェクト

    に用いられます。

    日 時:9月10日(土)10:00~

    場 所:渋谷駅周辺

    お問合せ:国際協力部

    (Tel03―3615-5548)

    2011年5月新人・継続

    入・再入会

    14名

    56名

    会員総数

    835名

    (センター別、敬称略)

    継続法人会員

    登録数

    158法人

    2011年5月

    会員部

    【新入】

    小町

    正人

    増田

    泰之

    高梨

    穂波

    【再入会】

    人見

    茂幸

    【継続】

    新井

    廣和

    磯部

    幸子

    尾作

    聖子

    川口修一郎

    川口

    通治

    郡山

    千里

    児島

    京子

    小沼

    榊原

    留美

    清水

    敦美

    正田美恵子

    田中

    叔子

    鍋倉

    宮本

    村井

    良正

    森本

    晴生

    矢田あけみ

    江東センター

    【継続】

    宇都木孝一

    大木

    麻子

    中野英一郎

    平野

    貴嗣

    ◆山手センター

    【継続】

    市川

    勝江

    内田真也子

    大谷

    博愛

    押切

    光信

    小山

    憲彦

    弘明

    国崎

    裕美

    チェン

    ミン

    フォア

    小菅

    奎申

    長野

    多恵

    中村

    孝誠

    松本

    竹弘

    ◆西東京センター

    【新入】

    村山

    達哉

    【継続】

    井口

    伊佐

    節子

    丹羽

    輝子

    丹羽

    芳雄

    清子

    三代川春一

    南センター

    【継続】

    井口

    一色

    登久

    入谷

    和彦

    國友すみ子

    穂積喜久子

    杉並センター

    【継続】

    米山

    敏裕

    山中湖センター

    【継続】

    小山

    久恵

    草分

    俊一

    小山

    泰弘

    俊彦

    淑子

    由井

    卓哉

    上信越野外活動センター

    【継続】

    松本

    国際ホテル専門学校

    【継続】

    小畑

    貴裕

    矢野

    照子

    しののめこども園・グ

    ランチャ東雲

    【新入】

    川村

    直美

    坂本佳代子

    菅野佐知子

    関本

    文香

    竹内

    直子

    寺田たまき

    西村

    恵子

    丸山真優子

    東京YMCA

    【5月】

    ㈱木村洋行/山崎製パン㈱

    /パナソニック㈱/学校法

    人桜美林学園/㈱小学館/

    ㈱菓匠榮久堂/㈱ウテナ

    ▼東京世田谷ワイズメンズ

    クラブより50周年を記念し

    野尻学荘のために

    50万円

    ▼故奈良澄江氏ご遺族より

    東京YMCAのために5万円

    祝50周年

    3月11日の大震災と原発問

    題の目処が一向に立たない中

    での創立50周年記念式典・祝

    会でしたが、心配していた不

    測の事態も出来することな

    く、滞りなく無事終了するこ

    とができたことを感謝いたし

    ます。ご来賓の皆様始め、ご

    支援・ご協力いただいた多く

    の関係者の方々に、改めて厚

    く御礼申し上げる次第です。

    50周年は安息と解放のヨベ

    ルの年と説かれていますが、

    創立50年目の祝祭の年に、1

    000年に一度の大震災と未

    曾有の原発事故に遭遇すると

    いう黙示録的状況下で、こ

    れからの活動を展望するの

    は、クラブにとってなかな

    かのチャレンジではありま

    す。畢竟、来るべき50年、

    100年をめざして、今日

    からまた怠らず黙々とリン

    ゴの木を植え続けることこ

    そ肝要かと。世田谷クラブ

    への皆様の暖かい激励とご

    支援を引き続きよろしくお

    願い申し上げる次第です。

    (東京世田谷ワイズメンズ

    クラブ会長

    張替滋夫)

    5月23日、明治安田生命

    「マイプラザ」ホールに

    て、明治安田生命保険相互

    会社と東京YMCAの共催

    による東日本大震災復興支

    援チャリティーライブ「音

    楽は元気の素っ!」が行わ

    れた。出演者は鳥塚しげ

    き、小松久、まきみちるの

    3氏で、団塊の世代には懐

    かしい曲が多く、復興支援

    の雰囲気を醸し出すと同時

    に、来場していた250名

    余りを「昭和」の昔へと導

    いていった。

    例年はチャリティーの益

    金が国際協力募金に寄せら

    れていたが、今回は東日本

    大震災復興支援となった。

    29万2、080円の募金と

    ダンボール8箱の文房具が

    寄せられた。

    会場入口には大震災の被

    災状況と復興支援の活動風

    景がパネルで展示され、ま

    た募金箱も設置された。東

    京YMCAが大震災発生以

    後に取り組んでいる活動の

    一環をこのプログラムを通

    して、多くの人々に紹介す

    ることができた。

    (国際協力部

    南宮成一)

    明治安田生命と共催

    チャリティーライブ

    鳥塚しげきさんと小松久さ

    んのデュエット

    インターナショナル

    50年前に誕生した東京むか

    でワイズメンズクラブは、野

    尻学荘に故郷を持ち、東京Y

    MCAに本籍を持っている。

    東京YMCAの青少年事業・

    野外活動事業に多くの先輩た

    ちが委員・役員として活躍し

    たのも、若き日のYMCA活

    動、特に少年部での生活に由

    来するものと推測できる。野

    尻湖でのむかでファミリーキ

    ャンプは野尻学荘の期間中に

    ボーイズ・リーダーたちと素

    晴らしい交流の時を持てる機

    会である。ムカデならではの

    青春を謳歌できる時だと思わ

    れる。またムカデは、『共に

    生きる』をテーマに「むかで

    ユニークダンスパーティ」

    を主催している。現在は東

    京YMCAの地域サービス

    事業として共催している事

    業であり、27年間に亘る

    「YMCAサービス・CS

    事業」である。

    次なる50年に向けて、

    『じっくり・ゆっくり・そ

    してさわやかに』をモット

    ーに若人のため東京YMC

    Aのためムカデらしく歩を

    進めてゆきたい。

    お祝いの時を与えられた

    ことを感謝いたします。

    (東京むかでワイズメンズ

    クラブ会長

    神保伊和雄)

    東京むかで 東京世田谷

    5月23日記念式典

    ワイズメンズクラブ ワイズメンズクラブ

    「YMCAインターナショナ

    ルチャリティーラン」は、そ

    の参加費で、障がい児プログ

    ラムを支援するという駅伝大

    会です。1987年にスタート

    し、今年で25回目を迎えま

    す。今では全国16ヶ所のYM

    CAで開催しています。

    駅伝大会を楽しむこと、それ

    が支援になります。多くの方

    のご参加ご協力をお待ちして

    います。

    参加団体・ご協力者 募集中!

    チャリティーラン

    第25回

    日時:2011年9月23日(金・祝)

    場所:木場公園(東西線木場駅 徒歩10分

    問合せ:チャリティーラン事務局

    (Tel.03ー3615-5568)

    【お詫びと訂正】

    5月号「資料室の窓から」の題字に

    誤りがありました。お詫びして訂正

    します。

    『斉藤惣一とYMCA』論争

    斉藤惣一とYMCAの時代区分

    〈採用〉6月1日付・芝浦こども園

    青木達哉(児童福祉職)

    財団人事

    今年は木場公園で開催

    します。スカイツリー

    を見ながら走ります!

    6月号01面_修正6月号02面_修正6月号03面修正6月号04面_修正