平成 年度助産師学科卒業生における看護実践についての調査...
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平成 24年度助産師学科卒業生における看護実践についての調査結果
卒業生からのアンケート回収率:95%
プリセプターからのアンケート回収率:95%
1.助産技術の実践について (別紙1・別紙2‐№1~6参照)
各助産技術について、経験の有無を確認した上で「とても不安」「少し不安」「まあまあ自信ある」「自信あ
る」に区分して回答を得た。全体的に「判断・診断」を要する助産技術項目に対して、「少し不安~とても不
安」の回答が多かった。また助産技術の中で「経験なし」が多かった項目は、異常に関すること及びその対
処に関する項目であり、「少し不安~とても不安」の回答が群を抜いて高い結果となっている。
助産師学科在籍中は一人で判断・診断することはなく、臨床で自立していく段階で不安を感じることがあ
ると考えられる。今後は助産師学科として、卒業時に技術の到達度を見極め、さらに実習での経験を深める
ことにより「できる」ことを実感した段階で臨床に送り出したい。異常状況とその対処については、在学中
に経験できないことが多いため、臨床での卒後教育に期待したい。
次に周産期における時期毎の助産技術に関する調査結果を述べる。
妊娠期の助産技術:妊娠期の助産技術に関して、全般的に「不安」を感じている者が多く、外来等での健
診や保健指導・母親学級等の集団指導に従事できていないためと考えられる。アンケート結果から、妊婦の
腹囲・子宮底測定やレオポルド触診法・ドップラー法、分娩監視装置の装着は「まあまあ自信ある」以上の
回答が多かった。これは在学中に妊娠期のケア演習や実習で多く経験させて頂いた技術項目であり、また卒
後は産科病棟で妊産婦と関われることにより、実施する機会を得やすいことが影響していると考える。
分娩期の助産技術:「分娩期の異常への対処とケア」「妊産婦の救命処置」に対する不安は、在学中に殆ど
経験できないことが影響している。また卒後 1年目であっても経験は少ない。卒業後も支援を多く必要とし
ているため、臨床での教育支援をお願いしたい項目である。
助産師学科として重点的に取り組んでいる技術教育の一つに、分娩介助技術がある。本校を卒業して 1月
(卒後 10か月)時点で卒業生 38名の平均分娩直接介助数は、14.3件(最多:73件・1名、最少:0件・9
名)であった。分娩介助技術に対するアンケート調査結果で、特に分娩進行状態を診断するための「内診」
「入院時期の判断」「各期の経過診断」について、「少し不安~不安」と感じている者が多かった。実習での
経験を効果的にするために、学内での分娩介助演習時に「内診」技術を練習する時間を意図的に組み込むこ
とや、卒業時に OSCE等で技術の到達度を確認し、「できる」という自信を高めて卒後の実践に繋げられるよ
うにしたい。「入院時期の判断」「各期の経過診断」について、学内で考え方を学習して実習に臨むことから、
実習中に意図的に問いかけて判断・診断の機会をもつ等、学習支援の工夫をしていきたい。
産褥期の助産技術:産褥期の助産技術に関して、殆どの項目を経験できている。しかし経験はあるが、産
褥期の助産技術項目に対する思いは「少し不安~不安」の回答が多かった。助産技術で「少し不安~不安」
の高い項目は「逸脱状況の判断とケア」の項目が殆どであり、正常な事例への対応・支援は「自信」を持ち
ながら実践しているようである。その中で「褥婦のセルフケア能力を高めるケア」や「個別指導(対象に沿
った家族計画指導・褥婦に必要な生活指導)」について、やや「不安」の占める割合が高いため、家族計画指
導以外は経験しているが自信がないことがわかる。「褥婦のセルフケア能力を高めるケア」や「褥婦に必要な
生活指導」は看護基礎教育での既習内容であり、また助産学実習中に学習可能な項目である。在学中の学習
支援のあり方も含め助産師学科の課題として取り組んでいきたい。
新生児への助産技術:新生児への助産技術について、「経験あり」および「まあまあ自信ある」以上の回
答が多かった。調査した全項目中、新生児の清潔ケア 3項目は殆どの者が経験しており、また自信を持って
実践していることがわかった。経験なし及び「少し不安~不安」の高い項目には、異常時の判断と対応、「成
熟度の判定」「生後 1か月の身体発育・発達過程の診断」であった。
「成熟度の判定」は実習中に経験できる技術であり、助産師 1年目であっても求められるため、在学中か
ら強化する必要がある。また「生後 1か月の身体発育・発達過程の診断」について、32名が経験していない
現状から、外来部門での活動であり 1年目から携わることができないことが影響していると考える。26年度
は助産学実習で 1か月健診時の支援を強化することを計画しており、その評価をしていきたい。
2.プリセプターによる「期待する卒業生像の到達状況」の評価について (別紙3‐№1 図1)
期待する卒業生像にどのくらい近づいているか 8項目について、プリセプターまたは病棟管理者に評価し
てもらった。産科以外の部署および分娩介助に携わっていない卒業生(12名・30.7%)についても、評価可
能な項目について回答を求めた。その結果、全ての項目において 4点満点中 2点以上の評価であり、少しづ
つ期待する卒業生像に近づいてきていると評価を受けた。
8 項目中 3 点以上の高い評価だったのは「多様な価値観や個別性の尊重」であり、本校の卒業生は対象の
多様な価値観・個別性を尊重することができると評価を受けた。評価者は評価理由を「丁寧に対象と向き合
うことができている。」「ケアの個別性を大事にしている姿がみられる。」と回答されている。また「連携・協
働を意識した行動」「課題発見能力・解決に向けた行動」については、3 点に近い評価であり、「科学的根拠
に基づいた母子のケア」も比較的高い評価を受けた。「より安全な分娩介助ができる知識・技術」については、
「一例一例振り返り、改善点を見出そうとしている」「積極的に知識・技術を身につける努力をしている」「安
全確保はできている」と 3~4点評価が多い評価を受けている。このことから、助産師として成長していくた
めに必要な基本的姿勢は培われていると評価できる。
一方、評価が低めだった「主体性を尊重した分娩期ケア」「助産ケアに対する柔軟な考え・発想」「よりよ
い助産ケアの追及」については、助産ケアや分娩介助に従事していないことが評価平均点を下げる要因にな
ったと考えられる。分娩介助に携わっている卒業生の評価の中で、1~2点評価が多かった項目があった。対
象の主体性を考えたケアが不十分と評価され、その理由に“技術・知識を身につけることで精一杯”“ルチー
ンワークが表に出ている”“目に見えるデータに頼りすぎている”等、回答されている。また「助産ケアに対
する柔軟な考え・発想」についても、評価理由を「言われたことはできるが、まだ余裕がない」「マニュアル
が中心で柔軟な発想まで至らない」や、“経験不足”“1 年目ではまだ難しい”等、回答されている。基本的
な助産師としての姿勢は持ちつつも、それを生かした分娩介助・助産ケアにまで至っていないことがわかる。
日本看護協会の「助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)」によると、レベル新人(助産師 1年目)の
到達目標は「指示・手順・ガイドに従い、安全確実に助産ケアができる」とされ、基本的実践能力獲得期と
して入職後から 3年間を目安としている。このことからも、本校の卒業生は助産師 1年目としては、妥当な
成長が見られると評価できる。知識・技術を身につけ、経験を重ねていくことで成長・発展していけると考
える。これからの成長に期待したい。
今回の結果より、本校助産師学科のカリキュラムは助産実践の基盤となる姿勢を培うことができることが
明確になった。これからもより一層、助産師としての基本的姿勢を育み、多様な価値観や個別性を尊重する
姿勢を持って対象に支援ができる助産師の養成を目指したい。しかし本学科の課題として、分娩介助を実践
している卒業生評価で 1~2点評価が多かった「主体性を尊重した分娩期ケア」「助産ケアに対する柔軟な考
え・発想」に対して、助産師として段階を踏んで成長していくことを踏まえながら、今後、在学中の取り組
みを検討していく必要性がある。
3.離職に関する調査について (別紙3‐№1・2 図2~5)
離職を考えた者は 46%おり、離職を考える時期は 5月頃から増え始め、6月が最も多く、11月には減少
し始めている。実際に離職している卒業生は 3名(うち 1名は再就職している)であった。離職したくなる
理由には、「知識・技術の不安」が最も多く、次いで「先輩・上司との人間関係」が多かった。離職せずに継
続できている理由について、「家族・友人の支え」が最も多く、次いで「同僚からのアドバイス」があがって
いる。
アンケートに回答した卒業生 38 名中 7 名(18.4%)は産科以外の配属となっている。「1 年間、看護師と
して働くことが決まっていたが、助産師学科で学んだことをどんどん忘れているようで不安になる。」「1 年
はお産がとれないと聞き、ショックだった。」「同期が産科に配属されて焦りを感じる。」等の意見があった。
離職したくなる理由に「産科以外の配属」は強く反映していない。しかし「産科以外の配属」は、知識・技
術の不安を助長する要因になると考える。
4.まとめ
本校助産師学科を卒業して 1年目の段階では、期待する卒業生像に到達するにはまだ数年の経験を必要と
することがわかった。また助産技術の経験・思いについても、発展途中の状況であると推測する。卒業後 1
年目のみの調査では、助産師としての成長を段階的に評価するには不十分である。今後、卒業生の縦断的調
査により、明らかにしていく必要がある。
今回の調査結果を基に、今後も卒業生の就職先での評価を把握し、教育をよりよく改善していくために、
より就職先との情報交換ができる体制を整えていきたい。助産師学科ではさらなる調査を継続しつつ、今回
明確となった課題に取り組み、今後の看護・助産実践の向上に繋がる教育に役立てていきたい。
アンケート調査にご協力いただきました、病棟管理者並びにプリセプターの皆様、第 47回卒業生 39名の
皆様に感謝申し上げます。
神奈川県立衛生看護専門学校 助産師学科
自己点検自己評価係 松永正子・古賀由佳子
(文責:古賀由佳子)
2 2
19 25
30 30
34 28
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22 25 25
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29 32 32 32
31 32 32
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13 8
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10 7
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5 32 32
17 16
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4 4
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5 4
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13 9
12 9 9
5 2
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3 6
8 6
5 2 2 2 2 2 2
6 3
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4 30
34 34 34 34 34 34
33 25
11 5
3 8
6 5
7 9 9 9 9 9 9 9
10 8 8
9 8 8
9 8
9 10
9 7 7
20 6
21 26
9 19
13 17
24 27
22 19
18 3
29 2 2
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10 10
12 30
経験なし 経験あり
助産技術の経験の有無 n=35 別紙1
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1
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0% 20% 40% 60% 80% 100%
妊娠経過の正常・異常の判断
【n=35、mean=1.74】
乳房の変化
【n=35、mean=1.91】
フィジカルアセスメント
【n=35、mean=2.14】
子宮底測定
【n=35、mean=2.31】
腹囲測定
【n=35、mean=2.49】
妊娠の時期の診断
【n=35、mean=1.43】
①妊婦の健康診査
自信ある
まあまあ
自信ある
少し不安
とても不安
無回答
0
0
3
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6
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0
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3
0% 20% 40% 60% 80% 100%
胎児の成長と健康度の評価
【n=35、mean=1.60】
超音波検査
【n=35、mean=1.46】
分娩監視装置
【n=35、mean=2.40】
ザイツ法
【n=35、mean=1.17】
ドップラー法
【n=35、mean=2.83】
レオポルド触診法
【n=35、mean=2.37】
②胎児の健康診査
自信ある
まあまあ
自信ある
少し不安
とても不安
無回答
1
1
1
1
0
1
0
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3
5
8
5
6
0% 20% 40% 60% 80% 100%
検査値の正常・異常の判断
【n=35、mean=2.17】
母乳育児に関するケア・教育・相談
【n=35、mean=1.71】
母乳育児に対するニーズの把握
【n=35、mean=2.11】
バースプランの把握
【n=35、mean=1.97】
愛着形成障害等の情報収集と対処
【n=35、mean=1.09】
親準備教育の運営・実施
【n=35、mean=1.37】
個別相談・保健指導の実施
【n=35、mean=1.31】
③妊娠中の健康教育・保健指導
自信ある
まあまあ
自信ある
少し不安
とても不安
無回答
卒業生の助産技術に関するアンケート 集計結果 別紙2 №1
1.妊娠期の診断とケア
0
1
0
1
1
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0
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18
7
10
23
8
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18
4
3
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6
0% 20% 40% 60% 80% 100%
産婦や家族への精神的フォロー
【n=35、mean=1.14】
周産期の代表的疾患のケア
【n=35、mean=1.8】
母体搬送入院時のケア
【n=35、mean=1.11】
妊婦に行われる検査・処置の介助
【n=35、mean=1.20】
④妊娠期の異常への対処とケア
自信ある
まあまあ
自信ある
少し不安
とても不安
無回答
0
0
3
1
1
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4
0% 20% 40% 60% 80% 100%
分娩各期の経過診断
【n=35、mean=1.77】
入院時期の判断
【n=35、mean=1.74】
分娩開始の診断
【n=35、mean=2.14】
破水の診断
【n=35、mean=2.20】
内診
【n=35、mean=1.77】
①分娩進行状態の診断
自信ある
まあまあ
自信ある
少し不安
とても不安
無回答
0
0
0
0
0
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4
0% 20% 40% 60% 80% 100%
家族へのケア
【n=35、mean=1.88】
心理的援助
【n=35、mean=2.0】
基本的ニーズの充足に対する支援
【n=35、mean=2.11】
分娩進行促進への援助
【n=35、mean=2.0】
産痛緩和ケア
【n=35、mean=2.09】
②産婦と家族へのケア
自信ある
まあまあ
自信ある
少し不安
とても不
安
無回答
№2
2.分娩期の診断とケア
10
5
9
2
1
2
3
1
6
7
9
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10
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8
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9
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14
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13
13
7
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4
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4
4
4
4
3
3
0% 20% 40% 60% 80% 100%
付属物の検査と計測
【n=35、mean=2.63】
胎盤剥離徴候の確認・娩出
【n=35、mean=2.26】
臍帯結紮と切断
【n=35、mean=2.49】
体幹娩出
【n=35、mean=1.86】
児頭の娩出
【n=35、mean=1.91】
会陰保護
【n=35、mean=1.91】
肛門圧迫・保護
【n=35、mean=2.26】
呼吸法・努責の誘導
【n=35、mean=2.11】
導尿
【n=35、mean=2.40】
滅菌材料の取扱い
【n=35、mean=2.54】
必要物品の準備と配置
【n=35、mean=2.66】
③正常分娩の直接介助技術
自信ある
まあまあ
自信ある
少し不安
とても不安
無回答
10
8
7
4
4
15
19
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5
5
9
9
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0
0
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1
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3
4
4
5
0% 20% 40% 60% 80% 100%
助産録への記載
【n=35、mean=2.74】
母子健康手帳の記載と説明
【n=35、mean=2.82】
出生証明書の記載と説明
【n=35、mean=2.6】
愛着形成・早期母子接触の援助
【n=35、mean=2.46】
正常分娩の間接介助
【n=35、mean=2.26】
④分娩介助・記録の取扱い
自信ある
まあまあ
自信ある
少し不安
とても不安
無回答
0
0
0
4
2
14
26
13
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0% 20% 40% 60% 80% 100%
死産のケア
【n=35、mean=0.85】
弛緩出血への対処
【n=35、mean=1.51】
⑤分娩期の異常への対処とケア
自信ある
まあまあ
自信ある 少し不安
とても不安
0
1
0
0
0
0
0
0
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24
24
24
24
25
7
7
7
8
7
7
7
7
0% 20% 40% 60% 80% 100%
PCSの準備
【n=35、mean=0.91】
AEDの準備と介助
【n=35、mean=1.03】
気管内挿管の準備と介助
【n=35、mean=0.89】
AEDの必要性の判断
【n=35、mean=0.86】
胸骨圧迫の介助
【n=35、mean=0.94】
人工換気の介助
【n=35、mean=0.94】
用手気道確保の介助
【n=35、mean=0.94】
子宮左転位の介助
【n=35、mean=0.89】
二次救命処置
一次救命処置
⑥妊産婦の救命処置
自信ある
まあまあ
自信ある
少し不安
とても不安
無回答
№3
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0% 20% 40% 60% 80% 100%
母子分離時の両親へのケア
【n=35、mean=1.82】
育児技術獲得のためのケア
【n=35、mean=2.25】
褥婦のセルフケア能力を高めるケア
【n=35、mean=1.94】
③産褥期のケア
自信ある
まあまあ
自信ある 少し不安
とても不安
無回答
1
4
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0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
母乳育児を行えない褥婦の支援
【n=35、mean=1.85】
母子分離時の母乳育児支援
【n=35、mean=2.14】
トラブル発生時の乳房ケア
【n=35、mean=1.91】
トラブル発生予防のケア
【n=35、mean=2.20】
乳汁分泌促進のためのケア
【n=35、mean=2.34】
適切な抱き方・吸着のためのケア
【n=35、mean=2.46】
産褥早期の授乳介助
【n=35、mean=2.29】
②母乳育児支援
自信ある
まあまあ
自信ある
少し不安
とても不安
無回答
№4
3.産褥期の診断とケア
4
4
4
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4
4
4
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0% 20% 40% 60% 80% 100%
乳首・乳汁分泌の観察
【n=35、mean=2.34】
乳房の観察
【n=35、mean=2.34】
必要な諸検査の準備と説明
【n=35、mean=2.31】
悪露・外陰部の観察とケア
【n=35、mean=2.37】
子宮復古不全の診断とケア
【n=35、mean=2.17】
子宮底の触診と復古促進ケア
【n=35、mean=2.49】
身体的回復の予測
【n=35、mean=2.29】
進行性変化
の診断と予
測
身体的回復の診断
①産褥の健康診査
自信ある
まあまあ
自信ある
少し不安
とても不安
無回答
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7
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7
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3
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0% 20% 40% 60% 80% 100%
家族関係再構築への支援
【n=35、mean=2.06】
親役割獲得への支援
【n=35、mean=2.23】
母子愛着形成への支援
【n=35、mean=2.26】
マタニティブルーズ早期発見・支援
【n=35、mean=1.71】
バースレビューの実施
【n=35、mean=2.20】
④心理社会的側面のケア
自信ある
まあまあ
自信ある
少し不安
とても不安
無回答
№5
4.出生直後の新生児の診断とケア
4
5
0
1
2
3
2
14
18
6
3
7
14
12
10
8
17
14
10
11
14
2
1
6
11
10
2
2
5
3
6
6
6
5
5
0% 20% 40% 60% 80% 100%
母親・家族に説明・言葉かけ
【n=35、mean=2.28】
身体計測
【n=35、mean=2.6】
成熟度の判定
【n=35、mean=1.66】
酸素投与の必要性の判断
【n=35、mean=1.49】
新生児蘇生初期処置を行う
【n=35、mean=1.69】
母親の近くでルーチンケア
【n=35、mean=2.23】
チェックポイント
【n=35、mean=2.11】
①出生直後の新生児の診断とケア
自信ある
まあまあ
自信ある
少し不安
とても不安
無回答
0
0
3
5
2
8
4
7
16
10
19
20
17
8
14
4
6
3
1
5
4
5
5
5
4
0% 20% 40% 60% 80% 100%
褥婦に必要な生活指導
【n=35、mean=1.89】
対象に沿った家族計画指導
【n=35、mean=1.66】
育児指導
【n=35、mean=2.00】
沐浴指導
【n=35、mean=2.43】
退院指導
【n=35、mean=2.03】
個別
指導
集団
指導
⑤褥婦への健康教育・保健指導
自信ある
まあまあ
自信ある
少し不安
とても不安
無回答
0
4
12
7
3
3
3
5
12
16
10
11
13
13
14
13
3
13
15
15
15
11
2
0
1
0
0
0
5
4
4
4
6
4
4
0% 20% 40% 60% 80% 100%
緊急時の対処と母親等へのケア
【n=35、mean=1.54】
必要な検査の準備・介助
【n=35、mean=2.28】
新生児への予防薬の与薬
【n=35、mean=2.91】
新生児の処置
【n=35、mean=2.43】
胎外生活適応促進のケア
【n=35、mean=2.14】
日齢に応じた視診・触診・計測診
【n=35、mean=2.31】
胎外生活適応の判断
【n=35、mean=2.31】
①1か月健診までの新生児の診断とケア
自信ある
まあまあ
自信ある
少し不安
とても不安
無回答
№6
5.1か月健診までの新生児の診断とケア
0
0
2
0
2
1
7
7
10
22
20
16
6
6
6
0% 20% 40% 60% 80% 100%
胸骨圧迫の実施
【n=35、mean=1.03】
バッグ‐マスク換気の実施
【n=35、mean=1.14】
適切なマスクサイズを選択
【n=35、mean=1.34】
②人工呼吸等の実践
自信ある
まあまあ
自信ある
少し不安
とても不安
無回答
1
1
16
11
15
1
1
14
14
14
13
13
3
5
4
14
14
0
0
0
6
6
2
5
2
0% 20% 40% 60% 80% 100%
発達過程の診断
【n=35、mean=1.34】
身体発育の診断
【n=35、mean=1.34】
更衣・おむつ交換
【n=35、mean=3.20】
ドライテクニック
【n=35、mean=2.74】
沐浴
【n=35、mean=3.14】
生後
1か月
清潔ケア
②清潔ケア・1か月健診の診断とケア
自信ある
まあまあ
自信ある
少し不安
とても不安
無回答
別紙3 №1
期待する卒業生像の到達状況
図1助産師学科卒業生のプリセプター評価
離職に関する調査結果
図2 図3
0
1
2
3
4
多様な価値観や個別
性の尊重(3.18)
科学的根拠に基づい
た母子のケア(2.83)
助産ケアに対する柔
軟な考え・発想
(2.42)
より安全な分娩介助
ができる知識・技術
(2.80)
主体性を尊重した分
娩期ケア(2.33)
よりよい助産ケアを
追及する姿勢(2.66)
連携・協働を意識し
た行動(2.94)
課題発見能力・解決
に向けた行動(2.97)
助産師学科卒業生のプリセプター評価平均値
46%
54%
離職を考えた経験の有無
ある
ない
4
6
8
6 6
5
6
4 4
1 1
離職を考えた時期
別紙3 №2
図4 離職を考えた理由
※その他の内容(1名:内容は無回答)
・課題がたくさんあり、休日も休めなかった
・配属先(周産期系以外の病棟配属)
・家庭との両立、親の介護など
図5 離職せずに継続できている理由
※その他の内容(1名:内容は無回答)
・できないこともわからないことも多いが、出来ていることもある。一歩一歩だと自分を励ましている。
・再就職するにも1年~2年未満は不利だと思うから
・奨学金を借りているため
・研修などで1年目は皆同じように辛いと共有できた。2年目・3年目になれば少しは落ち着くだろうと
予測できたから
・ママやベビーと触れ合うと、自分も頑張ろうと元気を貰える、貰えてきたから
4
11
3
3
1
3
9
5
0 2 4 6 8 10 12
その他
知識や技術の不安
勤務体制
健康上の理由
他職種との人間関係
同期との人間関係
先輩との人間関係
上司との人間関係
離職を考えた理由 (複数回答あり:実数)
6
5
13
6
5
3
0 2 4 6 8 10 12 14
その他
休暇でリフレッシュできた
家族・友人の支え
同僚からのアドバイスや支え
上司・先輩からのアドバイスや支え
天職だと思うから
離職せずに継続できている理由(複数回答あり:実数)