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科目コード

51000

単位数

2単位

開講時期

2014年度 前期

科目名

社会福祉

科目英語名

Social Welfare

担当教員

潮谷 光人

学修内容/到達目標

ここでは、社会福祉をめぐる思想、歴史、構造、財政、人材等について、基礎的な知識を身につけるとともに、社会福祉がこれまでどのような機能と役割を担ってきたのか、課題はなにか、差別や人権侵害、貧困問題に市民や社会福祉実践者たちがどう立ち向かってきたのか、などを理解する。また、積極的な学生の自己学習や様々な意見交換を通して、自分なりの社会福祉への関心、問題意識を醸成していくことを大事にしていきたい。

授業計画

1)社会福祉とは何か

2)社会福祉を取り巻く状況

3)社会福祉の歴史的展開 Ⅰ

4)社会福祉の歴史的展開 Ⅱ

5)社会福祉の歴史的展開 Ⅲ

6)社会福祉基礎構造改革

7) 社会福祉の法と制度 Ⅰ

8) 社会福祉の法と制度 Ⅱ

9) 社会福祉の実施体制と人

10) 社会保障の仕組み Ⅰ

11) 社会保障の仕組み Ⅱ

12) 公的扶助制度

13) こども家庭福祉

14) 障害者福祉

15) 高齢者福祉 試験

準備学習

新聞や二ユースなどを通して、今日の社会福祉を取り巻く情勢について理解しておくこと。基礎的な社会保障の知識などは理解しておくように努めること。

教科書

教科書 社会福祉の基本体系 第4版 井村圭壮 相澤譲治

参考書

成績評価

方法・基準

授業態度(20%) レポート(10%) 筆記試験(60%) 積極性(10%)

備考

実習指導とも連動し、細かく知識について確認をするため予習復習をしっかりと行うこと

科目コード

51020

単位数

2単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

障害者福祉

科目英語名

Social Welfare for People with Disabilities

担当教員

李 仙恵

学修内容/到達目標

1.障害者福祉の理念を学び、WHOの国際生活機能分類を正しく理解する。

2.障害者差別問題や障害者虐待問題について学び、障害者を取り巻く社会状況を理解する。

3.障害者の自立生活、障害者の性と恋愛、障害者雇用、障害者関連制度等について学び、議論をする。

授業計画

1)障害者福祉の理解

2)国際生活機能分類(ICF)

3)障害者福祉の理念

4)障害者の実態:身体・知的・精神障害者

5)障害者差別Ⅰ-障害者関連施設建設反対運動

6)障害者差別Ⅱ-障害者虐待

7)障害者の自立生活

8)障害者の性と恋愛

9)障害者雇用

10)発達障害者支援法

11)障害者総合支援法

12)障害の受容

13)特別支援教育

14)障害者家族支援

15)筆記試験

準備学習

新聞等に目を通し、障害者問題(障害者虐待、障害者の差別、障害者自立支援法)等について理解を深めておく。

教科書

必要に応じて新聞記事やプリント等を配布する。

参考書

成績評価

方法・基準

授業態度30% レポート30% 筆記試験40%

備考

科目コード

51031

単位数

2単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

児童家庭福祉

科目英語名

Child and Family Welfare

担当教員

中西 真

学修内容/到達目標

児童家庭福祉で重視される「子どもの最善の利益」、「個人と環境の相互作用」などの理念を念頭に置いて、少年非行、母子保健、子育て支援などのテーマから子どもや家庭を取り巻く社会状況に対する福祉実践とそれを支える法制度、行財政の重要性を認識し、実践が培われてきた歴史、制度・政策、法律等の知識と実践に即した課題について説明できる。

とくに、子ども虐待、子どもの権利、子どもの貧困については深く学ぶ。

授業計画

1)イントロダクション 「児童家庭福祉の基礎理念」

2)子どもを取り巻く社会状況と背景

3)子どもの貧困という状況と支援

4)子どもの権利条約と児童家庭福祉の歴史

5)児童家庭福祉の法制度体系と行財政

6)児童虐待の動向と支援 ① ―背景と基礎知識

7)児童虐待の動向と支援 ② ―早期発見と応用の知識

8)非行と問題行動への対応

9)非行防止に関する福祉、矯正教育

10)児童の健全育成、障害がある子どもと家庭への支援

11)母子保健、ひとり親家庭の支援

12)児童家庭福祉の担い手と施設 ① ―児童家庭福祉の実施機関、社会的養護

13)児童家庭福祉の担い手と施設 ② ―保育所と幼稚園、認定こども園の対比

14)子育て支援

15)筆記試験とまとめ

準備学習

新聞等に目を通し、児童家庭福祉に関する出来事について理解を深めておくこと

教科書

浦田雅夫編(2013)『知識を生かし実力をつける 子ども家庭福祉』保育出版社

(ISBN 978-4-905493-09-9)

参考書

授業中に適宜、紹介する。実践や学習の「導入(準備)」として

望月昭 他編(2009)『「対人援助学」キーワード集』晃洋書房 に目を通しておくと理解が深まる

成績評価

方法・基準

筆記試験(40%)、授業態度(30%)、授業内小レポート(30%)

備考

日常の授業態度も重視するので留意すること

科目コード

51042

単位数

2単位

開講時期

2014年度 前期

科目名

教職入門

科目英語名

Introduction to the Teaching Profession

担当教員

片岡 三和

学修内容/到達目標

○教職とはどんな仕事か、その特殊性と社会的使命を理解し、教職を目指す心構えを知る

○現代社会が抱えている教育的諸問題について学びそのために対応すべき事柄を理解する

○職業人としての教員について理解し、各自の進路選択について考えを深める

授業計画

 1)あなたの考える保育者と社会が求める保育者

 2)保育者の職務内容

 3)保育者の歴史

 4)保育者の役割

 5)0・1・2歳児の保育における保育者の役割

 6)3・4・5歳児の保育における保育者の役割

 7)保育をする意味(保育者の実際の姿から)

 8)保育をする意味(実際の子どもの姿から)

 9)教材にかける保育者の願い

10)子どもと共にある保育者とは

11)現代社会の教育的課題と保育者

12)保育者としての成長(教育者として・1人の人間として)

13)保育をする意味(実際の子どもの姿から)

14)あなたの描く理想の保育者

15)まとめと試験

準備学習

教材研究

教科書

「保育者論」 岸井勇雄・無籐隆・柴崎正行・・・・・同文書院   

参考書

成績評価

方法・基準

筆記試験60%   小レポート等30%   授業態度10%                          

備考

科目コード

51042

単位数

2単位

開講時期

2014年度 前期

科目名

教職入門

科目英語名

Introduction to the Teaching Profession

担当教員

椙田 萬理子

学修内容/到達目標

1、教職とはどんな仕事か、その特殊性と社会的使命を理解し、教職を目指す心構えを知る。

2、現代社会が抱えている教育的諸問題について学び、そのために対応すべき事柄を理解する。

3、職業人としての教員について理解し、各自の進路選択について考えを深める。

授業計画

1)はじめに・・・ 自らの学校時代をふり返る

2)教職の意義や教員の役割について現場の体験を聞く

3)現場の授業実践例を聞き、自らの努力点をとらえる

4)小学校教員の特性とあり方

5)子どもの発達段階を知り、子ども理解を深める

6)家庭と学校のつながりを知り、子ども理解を深める

7)教材研究のあり方や評価の方法

8)教師が直面している授業づくりの諸問題を知り、必要な力をとらえる

9)教師が直面している人間関係の諸問題を知り、必要な力をとらえる

10)教師とカウンセラー

11)教員の服務規程と身分保障

12)時代を拓いた教師の子ども観を知り、教職の意義を再考する

13)時代を拓いた教師の授業実践例を知り、教師の役割を再考する

14)教職とその適性

15)おわりに・・・自らの課題をまとめる

準備学習

教科書

「学力が身に付く授業の『技』2」守屋 淳 編著(ぎょうせい)

参考書

・「読むと元気がわいてくる 子ども学入門『子どもを捉えて育てる』力量を高める」

藤井千春著 (明治図書)

・小学校学習指導要領

成績評価

方法・基準

期末試験と出席状況、毎回の授業の「ふり返り」を総合的に評価する。

備考

科目コード

51051

単位数

2単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

保育原理

科目英語名

Principles of Nursery

担当教員

中村 恵

学修内容/到達目標

1.保育の意義について理解する

2.幼稚園教育要領 保育所保育指針の基本について理解する

3.保育の内容と方法の基本について理解する

4.保育の思想と歴史的変遷について理解する

5.保育の現状と課題について考察する

授業計画

1)保育の意義と理念

 2)生涯学習社会の中の子ども期の課題

 3)保育思潮の変遷と子ども観①(ビデオ視聴)

 4)保育思潮の変遷と子ども観②(ビデオ視聴)

 5)グループ討議及び保育視聴に関する発表

 6)幼稚園教育要領・保育所保育指針とは

 7)教育課程及び保育課程

 8)保育内容の構成

 9)発達特性と教育課程の意義

10)教育課程・保育内容の質と評価

11)乳幼児期の育ちと保育の展開

12)子どもを取巻く環境と保育

13)現代社会と保育者の役割

14)今後の保育の課題

15)確認テスト及びふり返り

準備学習

自分がなぜ保育者を目指そうとしているのか、今までの経験をよく思い起こしておくこと。

新聞に目を通し、世の中の動きや保育・子どもに関する現状を把握しておくこと。

教科書

「保育実践を支える保育原理」 福村出版 生田貞子 石川昭義 水田聖一 編著

参考書

成績評価

方法・基準

授業態度20% レポート20% 筆記試験40% コミュニケーション力20%

備考

科目コード

51061

単位数

2単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

社会的養護

科目英語名

Social Care

担当教員

山口 直範

学修内容/到達目標

1.社会的養護の意義について理解し、児童福祉と関連性を理解する。

2.児童の権利擁護や自立支援について理解する。

3.社会的養護の制度を理解したうえで現状と今後の課題について理解する.。

授業計画

1)社会的養護とは:理念と概念について

2)社会的養護の歴史

3)児童福祉と社会的養護の関連性

4)児童の権利擁護

5)社会的養護の制度と法律

6)社会資源と社会的養護の仕組み

7)家庭的養護と施設養護の特徴

8)発達障害を理解する

9)専門職者としての働き

10)社会的養護の実際(近年の事例を通じて)

11)自己実現と自立に向けた支援

12)施設の現状と運営管理

13)施設内虐待の防止と倫理の確立

14)家庭的擁護と里親の抱える課題

15)振り返り学習

準備学習

ニュースや新聞などを通じて伝わってくる、児童虐待、犯罪被害、社会制度など、児童に関する諸問題について日ごろから意識を持つこと。 

教科書

教科書

教科書(予定):坂本正路ほか 児童の福祉を支える社会的養護 萌文書林 

参考書

成績評価

方法・基準

確認試験70% 小テスト10% 講義への参加姿勢20% 

備考

科目コード

51070

単位数

2単位

開講時期

2014年度 前期

科目名

教育原理

科目英語名

Principles of Education

担当教員

中村 恵

学修内容/到達目標

1.教育の主体となる教育者としての子ども観・教育観を深めることができる

2.これまでの保育政策・教育改革の動向を理解する

3.これからの教育の課題を把握する

授業計画

 1)はじめに 教育原理で何を学ぶのか

 2)教育とは何か

 3)生涯学習社会における「生きる力」の育成

 4)子どもの発達の理解と指導

 5)子どもの現状と変化

 6)子どもの学ぶ意欲を育むために

 7)学校・家庭・地域社会が連携した狂句力の向上

 8)共生社会における教育

 9)学校教育の成立・発展・改革

10)幼稚園教育要領と保育所保育指針と教育活動

11)カリキュラムの開発・指導法・教育評価及び教育機器の活用

12)欧米の学校教育(ビデオ視聴)

13)アジアの学校教育(ビデオ視聴)

14)新しい時代の学校教育

15)まとめ(教師としての実践的能力を育成するために)

準備学習

新聞、ニュースにおける教育・子ども・社会問題について関心をもち、それらをノートにまとめる作業を必ず行うこと

教科書

「子どもと教師のための教育原理」 保育出版社 編著 石田美晴

参考書

成績評価

方法・基準

授業態度10% レポート20% 筆記試験40% ノート10% コミュニケーション力20%

備考

グループ討議を中心として授業を行いますので、積極的に討議に参加し、事前準備を怠らないことを望みます。

科目コード

52002

単位数

2単位

開講時期

2014年度 前期

科目名

学習・発達論

科目英語名

Theory of Learning and Development

担当教員

田中 善大

学修内容/到達目標

生涯発達の観点から発達のプロセスや初期経験の重要性について理解し、保育や教職との関連を考察する

教育および保育実践にかかわる心理学の知識を習得する

発達や学習に関する心理学の基礎を習得し、子どもへの理解を深める

子どもの心身の障害とその支援に関する基礎知識を習得する子どもが人との相互的かかわりを通して学習し、発達していくことを具体的に理解する

授業計画

1) 生涯発達と発達援助 胎児期及び新生児期の発達

2) 乳幼児期の発達と発達課題について

3) 学童期から青年期の発達

4) 成人期老年期の発達

5) 発達の理論 子どもの発達と子ども観

6) 子どもの発達理解 子どもの発達と環境

7) 感情の発達と自我の発達

8) 身体的機能と運動機能の発達

9) 知覚と認知の発達

10) 言葉の発達と社会性の発達

11) 学習を支える動機づけ

12) 集団の中での学習

13) 社会的相互作用

14) 子どもの障害の理解1(障害の特徴理解と支援)

15) 子どもの障害の理解2(障害のある子どものいる集団作り)とまとめ

準備学習

次回の授業の該当箇所について、教科書等を使って予習しておく。

講義内容については必ず復習し、分からない部分は教科書及び参考書等で調べること。

それでも分からない場合は次回以降に教員に質問すること。

各講義で指示された課題に取り組むこと。

教科書

「発達心理学で読み解く保育エピソード」 岩尾良徳・岡部康成編著 北樹出版

参考書

「発達心理学の最先端‐認知と社会化の発達科学」

  中澤潤編著 あいり出版

「できる!をのばす行動と学習の支援‐応用行動分析によるポジティブ思考の特別支援教育」

  山本淳一・池田聡子著 日本標準

「パフォーマンス・マネジメント‐問題解決のための行動分析学」

  島宗理著 米田出版

「発達支援のためのチャレンジブック!」

  田中善大・神戸市発達障害ネットワーク推進室著 神戸市保健福祉局発達障害ネットワーク推進室    http://www.city.kobe.lg.jp/in

成績評価

方法・基準

授業内での試験60% 受講態度20% 提出物20%

備考

科目コード

52011

単位数

1単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

保育心理学演習

科目英語名

Exercise on Psychology of Nursery

担当教員

石田 裕子

学修内容/到達目標

保育現場に求められる発達の捉え方を知り、それに応じた具体的な援助を身につける。

授業計画

1 個人差や発達過程に応じた保育

2 身体感覚を伴う多様な経験と環境との相互作用

3 環境としての保育者と子どもの発達

4 子ども相互の関わりと関係づくり

5 自己主張と自己統制  確認テスト

6 子ども集団と保育の環境

7 子どもの生活と学び

8 子どもの遊びと学び

9 生涯にわたる生きる力の基礎を培う

10 基本的生活習慣の獲得と発達援助 確認テスト

11 自己の主体性の形成と発達援助

12  発達の連続性と就学への支援

13 発達援助における協働

14 確認テストとまとめ

15 現代社会における子どもの発達と保育の課題

準備学習

該当箇所の教科書を読んでから受講すること

教科書

保育の心理学II 清水益治 無藤隆 編著 北大路書房

参考書

成績評価

方法・基準

授業参加姿勢25% ワークシート25% 確認テスト50%

備考

科目コード

52011

単位数

1単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

保育心理学演習

科目英語名

Exercise on Psychology of Nursery

担当教員

田中 善大

学修内容/到達目標

子どもの心身発達と保育実践について理解を深める

生活と遊びを通して学ぶ子どもの経験や学習の過程を理解する

保育における発達援助について学ぶ

発達援助の基礎としての行動分析学について理解を深める

授業計画

1) 保育心理学とは

2) 子どもの成長と行動の学習

3) 行動分析学に基づく保育者の関わり

4) 発達過程に応じた保育

5) 子どもの体験と環境との相互作用

6) 子ども相互のかかわり

7) 自己主張と自己統制

8) 保育における集団

9) 遊びを通した子どもの学び

10) 生きる力の基礎を培う

11) 基本的生活習慣の獲得

12) 子ども理解のためのアセスメント

13) 発達の気になる子どもへの援助Ⅰ

14) 発達の気になる子どもへの援助Ⅱ

15) 試験

準備学習

次回の授業の該当箇所について、教科書等を使って予習しておく。

講義内容については必ず復習し、分からない部分は教科書及び参考書等で調べること。

それでも分からない場合は次回以降に教員に質問すること。

各講義で指示された課題に取り組むこと。

教科書

「保育の心理学Ⅱ(新保育ライブラリ 子どもを知る)」

  清水益治・無藤隆編著 北大路書房

参考書

「はじめての応用行動分析 日本語版 第2版」

  P.A.アルバート・A.C.トルートマン著 佐久間徹・谷晋二・大野裕史訳 二弊社

「保育士のための気になる行動から読み解く子ども支援ガイド」

  平澤紀子・ 山根正夫・北九州市保育士会著 藤原義博監修 学苑社

「手にとるように発達心理学がわかる本」

  小野寺敦子著 かんき出版

成績評価

方法・基準

試験30%  授業への参加姿勢70%

備考

科目コード

52100

単位数

2単位

開講時期

2014年度 前期

科目名

小児保健A

科目英語名

Child Health A

担当教員

早川 淳

学修内容/到達目標

子どもの健全な心身の成長と発達への理解を深め、身体発達や生理・運動・精神機能の発達について理解し,さらに、成長発達のプロセスや健康問題など、子どもを取り巻く環境がどのように子どもに影響を及ぼすかについて学ぶ。

保育者の役割を考察しながら子どもの保健について勉強していく。

1.子どもの健康と保健の意義について。

2.胎児期からの子どもの身体発育と生理・運動・精神機能の発達および発達課題について

3.子どもの保健面に関する保育者としての役割について

授業計画

 1)子どもの健康と保健の意義と目的

 2)子どもの保健衛生統計

 3)子どもの成長・発達の原則と成長評価

 4)子どもの身体的発達

 5)身体の仕組みと成り立ちⅠ

 6)身体の仕組みと成り立ちⅡ

 7)身体の仕組みと成り立ちⅢ

 8)疾病についてⅠ

 9)疾病についてⅠ

10)疾病についてⅡ

11)疾病についてⅢ

12)健康な社会生活についてⅠ

13)健康な社会生活についてⅡ

14)健康な社会生活についてⅢ

15)まとめと筆記試験

準備学習

子どもの生活・体験していること・発達の過程を理解する努力をして下さい。講義後には必ず復習をして,確実に知識を自分のものにして下さい。また,参考書その他を利用して,自分でも調べる努力をして下さい。

教科書

プリントを配ります

参考書

小児看護学概論 小児臨床看護総論 系統看護学講座 専門22,医学書院

2010/2011年「国民衛生の動向」厚生統計協会

成績評価

方法・基準

試験70%,小テストと授業態度 30%

備考

授業開始10分間に前回の復習テストを行います。

科目コード

52110

単位数

2単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

小児保健B

科目英語名

Child Health B

担当教員

早川 淳

学修内容/到達目標

小児期によくある疾患を学び、保育における環境及び衛生管理・安全管理について理解していく。さらに、子どもの疾病とその予防法と対処法について学ぶ、理解していく。

精神保健とその課題について考え、保育者としての役割や機能を理解していく。

1. 小児期に特有な疾病や症状の病態生理について理解する。

2. 子どもの疾病の予防法と対処法について理解する。

3. 子どもが健康で安全な生活を送るための援助や事故防止対策について理解する。

授業計画

 1) 小児期特有の健康問題

 2) 子どもの事故と処置

 3) 予防接種

 4) 子どもの疾病(感染症)

 5) 子どもの疾病(アレルギー)

 6) 子どもの疾病(呼吸器)

 7) 子どもの疾病(循環器)

 8) 子どもの疾病(消化器)

 9) 子どもの疾病(血液,悪性腫瘍)

10) 子どもの疾病(先天異常)

11) 子どもの疾病(神経)

12) 発達障害の概念と病態

13) 子どもの虐待と心身症

14) 子どもの服薬

15) まとめと筆記試験

準備学習

参考書その他を利用して,講義前に小児期特有の疾病について自分でも調べて出席して下さい。講義後には必ず復習をして,確実に知識を自分のものにして下さい。

教科書

プリントを配ります

参考書

「小児臨床看護各論」系統看護学講座 専門23,奈良間美保,医学書院

成績評価

方法・基準

試験70%,小テストと授業態度 30%

備考

授業開始10分間に前回の復習テストを行います。

科目コード

52121

単位数

1単位

開講時期

2014年度 前期

科目名

小児保健演習

科目英語名

Child Health Practice

担当教員

三宅 靖子、石田 寿子

学修内容/到達目標

1.子どもの発達・発育、健康状態についての観察や評価の方法を理解する。

2.子どもの日常における養護や環境づくりについて理解する。

3.子どもがよくかかる疾患の基礎的な対応について理解する。

4.子どもの緊急時の救急処置や応急処置が理解でき実践できる。

5.小児期における健康管理、安全管理の方法を理解する。

授業計画

1) 子どもの発育を知る(身体計測と発育評価)/石田寿子

2) 子どもの発達を知る(運動機能・運動機能発達の評価)/石田寿子

3) 子どもの健康状態/石田寿子

4) 子どもの生活習慣/石田寿子

5) 日常生活における養護と保育環境づくり(抱き方と授乳)/石田寿子

6) 日常生活における養護と保育環境づくり(おむつの当て方)/三宅靖子

7) 日常生活における養護と保育環境づくり(沐浴)/三宅靖子

8) 子どもの事故とその予防(応急処置1)/三宅靖子

9) 子どもの事故とその予防(応急処置2)/三宅靖子

10) 子どもに多い病状や病気とその対処および予防1/石田寿子

11) 子どもに多い病状や病気とその対処および予防1/石田寿子

12) 障害を持つ子どもと家族へのかかわりかた/石田寿子

13) 地域との連携・協働/石田寿子

14) まとめと筆記試験/石田寿子

15) まとめ/三宅靖子

準備学習

教科書を必ず持参して授業に望むこと。予習復習をしておくこと。

教科書

大西文子編集 「子どもの保健演習」 中山書店

参考書

小林美由紀著「小児保健演習ノート」改訂第2版 診断と治療社

成績評価

方法・基準

授業態度10% 演習レポート10% 筆記試験80%

備考

科目コード

52131

単位数

2単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

こどもの食と栄養

科目英語名

Nutrition Science for Child

担当教員

須谷 和子

学修内容/到達目標

こどもが健康に成長するためには日々の食生活の果たす役割が重要である。豊かな人間性を育て、

生きる力を育み、健康な体と習慣を作るための”食と栄養”について正しい知識を習得する。

また、新しい時代の保育に求められている「食育」について理解を深めることを目標とする。

授業計画

 1) 小児の発育と食生活

 2) 栄養素とその機能

 3) 食品の基礎知識

 4) 食事バランスガイド・食生活自己診断

 5) 身体発育と栄養

 6) 乳児期の特徴と乳汁栄養

 7) 離乳期の栄養

 8) 幼児期の栄養と食生活

 9) 食育について① 食育の基本

10) 食育について② 食育の実践

11) 障害をもつ小児の食生活

12) 小児の健康をめぐる諸問題

13) 小児の疾病と食事

14) 保育所給食

15) まとめ

準備学習

ニュース・新聞等のこどもと食に関する情報を常にキャッチするよう努め、社会の動きに敏感であること。

教科書

小川雄二編著 「子どもの食と栄養演習」  健帛社  ISBN978-4-7679-3282-8

参考書

上田玲子編著  「新版 子どもの食生活」  ななみ書房 ISBN978-4-903355-29-0C3047

(基礎・応用として参考のこと)

成績評価

方法・基準

授業態度 (30%)  課題提出 (30%)  筆記試験 (40%)  により総合評価する。

備考

科目コード

52201

単位数

2単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

家庭支援論

科目英語名

Family Support

担当教員

中田 奈月

学修内容/到達目標

1.家庭の意義とその機能について理解する。

2.子育て家庭を取り巻く社会的状況について理解する。

3.子育て家庭のニーズに応じた多様な支援の展開と関連機関との連携について理解する

授業計画

1) オリエンテーション

2) 家庭支援の意味

3) 家庭の機能

4) 家庭の人間関係

5) 地域社会との関係

6) 男女共同参画社会とワークライフバランス

7) 小括

8) 今日の家庭生活

9) 子育て家庭の福祉を図るための社会資源

10) 子育て支援サービス

11) 地域の子育て家庭の実態I

12) 地域の子育て家庭の実態II

13) 子育て支援における関係機関との連携I

14) 子育て支援における関係機関との連携II

15) 子育て支援サービスの課題

準備学習

授業内で指示した論文を読みレジュメを作成、授業で報告する準備をしたうえで、授業担当者に授業報告前に提出する。事前に、指示した論文やテキストを読み、レジュメを作成できる状態にしておくこと。

教科書

『社会のなかの子どもと保育者』創成社

参考書

成績評価

方法・基準

クラスワーク(30%) グループワーク(40%) レポート(30%)

備考

科目コード

52220

単位数

1単位

開講時期

2014年度 前期

科目名

幼児理解

科目英語名

Infant Understanding

担当教員

和田 公子

学修内容/到達目標

保育者の専門性として幼児を理解することは重要であることを認識した上で、幼児期の発達や特性に応じて保育や幼児の行動を分析・検討する。そこでの事例や実際の幼児の姿からさまざまな方法を用いて幼児を理解することを修得し、幼児の行動や内にある思いを理解しようとする。

授業計画

 1)保育の始まりは幼児理解から

 2)見える子どもと、感じる子ども

 3)事例の中にある子ども理解①

 4)幼児理解と発達の理解

 5)事例の中にある子ども理解②

 6)保育実践の中のカウンセリングマインド

 7)子どもを知ることの意味

 8)事例の中にある子ども理解③

 9)記録を通して理解する

10)エピソード事例から子どもの内面や行動の意味を理解する

11)理解者としての保育者の役割

12)映像から見る保育者の役割についてグループ討議をする

12)子どもの関係性と保育者の役割

13)特別な支援を要する幼児の理解と支援のあり方

14)親と子と保育者の関係

15)まとめと試験

準備学習

あらゆる所であらゆる機会に子どもを観察すること。1ポイント調べ

教科書

幼稚園教育指導資料第3集「幼児理解と評価」 (文部科学省)  ぎょうせい

参考書

授業内容に応じた事例等を適宜配布する。

成績評価

方法・基準

筆記試験60パーセント レポート等課題 20%  授業への積極的参加  20%

備考

科目コード

53002

単位数

2単位

開講時期

2014年度 前期

科目名

カリキュラム論

科目英語名

Curriculum Theory

担当教員

中村 恵

学修内容/到達目標

1.保育内容の充実と質の向上に資する保育の計画と評価について理解する。

2.教育課程及び保育課程の編成と指導計画の作成について具体的に理解する。

3.計画、実践、省察・評価、改善の過程についてその全体構造を動態的にとらえ、理解する。

授業計画

 1) 保育の計画と評価の基本(カリキュラムの基礎理論)

 2) 保育の計画と評価の基本(幼稚園・保育所・施設等における保育の計画と評価の意義)

 3) 保育の計画と評価の基本(保育の質の向上について)

 4) グループウディスカッション(保育の計画と評価についての理解を深める)

 5) 幼稚園・保育所における保育の計画(保育所保育指針と幼稚園教育要領)

 6) 幼稚園・保育所における保育の計画(教育課程・保育課程と指導計画)

 7) 幼稚園・保育所における保育の計画(教育課程・保育課程の編成)

 8) 幼稚園・保育所における保育の計画(指導計画(長期的・短期的)の作成と作成上の留意事項)

 9) 保育計画の作成と展開(教育課程・保育課程の編成と展開)

10) 保育計画の作成と展開(指導計画の実際の作成と展開)

11) グループウディスカッション(指導計画の作成を行う)

12) 幼稚園・保育所における保育の評価(保育の省察及び記録)

13) 幼稚園・保育所における保育の評価(保育者及び幼稚園・保育所の自己評価と保育計画の再編成)

14) 幼稚園・保育所における保育の評価(幼稚園幼児指導要録と児童保育要録)

15) 総括

準備学習

幼稚園教育要領及び保育所保育指針については、指示された箇所は必ず熟読すること。

学外実習や学外見学での知見をまとめた上でグループディスカッションに活かすこと。

教科書

保育実践を支える保育内容総論  編著 生田貞子 水田聖一 福村出版

参考書

成績評価

方法・基準

授業態度20% レポート20% 筆記試験40% コミュニケーション力20%

備考

グループ討議を中心として授業を行いますから、積極的に討議に参加することを望みます

科目コード

53002

単位数

2単位

開講時期

2014年度 前期

科目名

カリキュラム論

科目英語名

Curriculum Theory

担当教員

中村 恵

学修内容/到達目標

教育内容の充実と質の向上に資する教育の計画と評価について理解する。

・教育課程の編成と指導計画の作成について具体的に理解する。

・計画、実践、省察・評価、改善の過程についてその全体構造を動態的にとらえ、理解する。

授業計画

1)教育計画と評価の基本(カリキュラムの基礎理論)

2)教育計画と評価の基本(学校・幼稚園等における教育計画と評価の意義)

3)教育計画と評価の基本(教育の質の向上について)

4)グループディスカッション(教育計画と評価についての理解を深める)

5)小学校・幼稚園等における教育計画(学習指導要領・幼稚園教育要領等)

6)小学校・幼稚園等における教育計画(学習指導要領・幼稚園教育要領等と指導計画)

7)小学校・幼稚園等における教育計画(学習指導要領・幼稚園教育要領等の編成)

8)小学校・幼稚園等における教育計画(教育指導計画(長期的・短期的)の作成と作成上の留意事項)

9)指導計画の作成と展開(教育課程の編成と展開)

10)指導計画の作成と展開(指導計画の実際の作成と展開)

11)グループディスカッション(指導計画の作成を行う)

12)小学校・幼稚園等における教育評価(教育省察及び記録)

13)小学校・幼稚園等における教育評価(教師及び小学校・幼稚園等の自己評価と指導計画の再編成)

14)小学校・幼稚園等における教育評価(児童指導要録と幼稚園幼児指導要録等)

15)総轄

定期試験

準備学習

日ごろから教育に関する新聞記事に目を通し,文部科学省からの新しい教育課程の発表等について意識して理解するようにし,カリキュラムについての基礎知識を身につけて授業に望む事。

教科書

『教育課程の理論』磯部裕子著、萌文書林

小学校学習指導要領解説 幼稚園教育要領 保育所保育指針 必要に応じて資料を配布する

参考書

成績評価

方法・基準

授業態度20% レポート20% 筆記試験40% コミュニケーション力20%

備考

科目コード

53010

単位数

2単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

国語科教育法

科目英語名

Teaching Methodology for Japanese Language and Literature

担当教員

川端 建治

学修内容/到達目標

・小学校国語科教育に関する基礎的知識、及び各領域の授業実践に必要な授業力(児童理解・教材研究

・授業構想・授業展開における指導法・評価法等)を習得する。

・上記の習得した力を活かし、具体的な教材を取り上げて学習指導案の作成・検討等に取り組む。

授業計画

1)授業の内容・計画、進め方、評価の仕方、受講に関する諸注意等についてのオリエンテーション。国語科教育法を学ぶことの意義について学ぶ。

2)新学習指導要領に基づき小学校国語科の目的・内容を学び、「今、求められている国語力とは何か。どう育てていくのか。」について考える。

3)「読むこと」の学習指導の方法(教材研究・授業構想・指導等)を学ぶ。

4)物語的文章の指導(1)〔低学年・中学年〕教材研究・授業構想・指導等の方法。

5)物語的文章の指導(2)〔高学年〕教材研究・授業構想・指導等の方法。

6)説明的文章の指導(1)〔低学年・中学年〕教材研究・授業構想・指導等の方法。

7)説明的文章の指導(2)〔高学年〕教材研究・授業構想・指導等の方法。

8)「話すこと・聞くこと」の学習指導(1):発達過程に合わせて、「読み」を確かめ合い、深め合う「話し合い」のあり方、及び「話し合う力」育成のための指導の方法を学ぶ。

9)「話すこと・聞くこと」の学習指導(2):「話し合い」場面の授業記録を基に、学習者の活動、及び教師の場づくりや出方について検討・考察し合い、よりよい指導のあり方を考える。

10)「書くこと」の学習指導の方法(教材研究・授業構想・指導等)を学ぶ。

* 読む活動との関連指導、作文指導、書写指導等、書く活動全体のあり方

「書くこと」の指導(1)「読み」に生きる書く活動の指導方法。

* 自力読みの方法・ワークシートの工夫・ノート指導等

11)「書くこと」の指導(2)説明的な文章を書く活動の指導。

* 紹介文・報告文・観察記録文・説明文・意見文等の書かせ方         

12)「書くこと」の指導(3)文芸的な文章を書く活動の指導

* 想像の作文・詩・物語・俳句・短歌・随筆等の書かせ方

13)模擬授業を通して教材研究と学習指導案作成のための要点を学ぶ。

*「読むこと」の教材を取り上げて講義し、各自に指導案作成の課題を出す。

14)学習指導案の検討を通して、作成に当たっての留意事項を学ぶ。

* モデル指導案との比較検討を個々で取り組み、さらにグループ交流や全体討議を取り入れ、よりよい指導案作成のためのポイントを考える。   

15)授業全体をふり返り、国語科教育に取り組む指導のあり方についてまとめる。

準備学習

教育に関する情報を意識して取り入れるようにすること。

教科書

授業に使用する教材については、指導者の方でプリント資料を用意し、配布する。

参考書

国語科授業の新常識「読むこと」低・中・高学年編(各別冊)(明治図書出版)

   小学校学習指導要領

   * その他、授業内容と関連する参考文献は、授業時に適宜紹介し、説明を加える。

成績評価

方法・基準

受講者の主体的で積極的な授業参加を求める。全15回の授業の3分の1(5回)以上の欠席の場合は、理由の如何に関わらず、単位認定不可とする。評価の方法は、定期試験(60%)に加えて、授業中に出された課題レポート(40%)によって行う。

備考

科目コード

53020

単位数

2単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

算数科教育法

科目英語名

Teaching Methodology of Arithmetic

担当教員

重松 敬一

学修内容/到達目標

授業の到達目標及びテーマ

・本授業の到達目標は、下記の2点である。

(ア)小学校算数科の指導内容及び指導方法の基本的な事項を理解する。

(イ)小学校算数科の学習指導案の作成について理解する。

授業計画

1)はじめに-何のために算数を教えるのか

2)算数的活動とはどういうことか

3)算数科の目標を理解する

4)算数科の内容構成とその概観

5)低学年の内容(数と計算)とその指導

6)低学年の内容(量と測定、図形、数量関係)とその指導

7)「算数的活動」について

8)中学年の内容(量と測定、図形、数量関係)とその指導

9)高学年の内容(数と計算)とその指導

10)高学年の内容(量と測定、図形、数量関係)とその指導

11)算数科の学習指導案をどのように作成するか

12)算数科の授業をどのように設計するか

13)学習指導案作成演習とマイクロティーチング(その1)、模擬授業1 低学年・中学年

14)学習指導案作成演習とマイクロティーチング(その2)、模擬授業2 高学年

15)補足とまとめ

準備学習

教科書

小学校学習指導要領解説 算数編

参考書

小学校学習指導要領

資料はスライド提示し、プリントで補充する。

成績評価

方法・基準

受講態度と研究姿勢     20%

「授業コメント」とレポート  20%

学期末試験        60%

備考

科目コード

53030

単位数

2単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

生活科教育法

科目英語名

Teaching Methodology for Life Environment Studies

担当教員

小幡 肇

学修内容/到達目標

・子どもが観察・表現した物と一人の子どもを授業者とする「子どもによる授業」、そこから「気にな

る」ことについての類推・対話を学生自身が体験する。そして、新たな授業創りの発想ができるよう

にする。

授業計画

第1回:受講ガイダンス及び入門レクチャー「おたずね」

第2回:「元気調べ」(活動)、「こどもによる授業」をなぜ今①、生活科の趣旨と目標

第3回:紙芝居の取材先プレゼン、「こどもによる授業」をなぜ今②、生活科の趣旨と目標

第4回:模擬授業に向けての紙芝居発表順計画作成「こどもによる授業」を創るには①

「おたずね」を育てる、「生活科の内容構成の視点」

第5回:模擬授業に向けての紙芝居発表順計画報告、「こどもによる授業」を創るには②

「類推の言葉を育てる」、「生活科の内容の解説」

第6回:模擬授業「子どもによる授業」体験、「気になるはっぱをふやそう」という授業①

一年生の学習、「生活科の指導計画の作成」

第7回:模擬授業「子どもによる授業」体験、「気になるはっぱをふやそう」という授業②

二年生の学習、「生活科の単元計画の作成」

第8回:模擬授業「子どもによる授業」体験

「気になるはっぱをふやそう」という授業と子どもの育ち①

六年生になった子ども、「生活科の授業改善のポイント」

第9回:模擬授業「子どもによる授業」体験

「気になるはっぱをふやそう」という授業と子どもの育ち②

「阪神大震災・大研究」の学習、「生活科の『言語活動の充実』」

第10回:模擬授業「子どもによる授業」体験

小学校生活教科書上「みんななかよし」スタートカリキュラムについて

第11回:模擬授業「子どもによる授業」体験、小学校生活教科書上による単元展開

第12回:模擬授業「子どもによる授業」体験、小学校生活教科書下による単元展開

第13回:模擬授業「子どもによる授業」体験、活動中の子どもの見取り

第14回:模擬授業「子どもによる授業」体験、表現したものにおける子どもの見取り

第15回:模擬授業「子どもによる授業」体験、各研究者の目

準備学習

教科書

『やれば出来る 子どもによる授業』小幡肇著  明治図書

参考書

小学校学習指導要領

小学校学習指導要領解説 『生活編』  文部科学省   日本文教出版

成績評価

方法・基準

観察・表現物作成と発表(10%)、発表後の類推・対話(10%)、

テキスト読解ノートと意見交換(30%)、レポート(50%)

備考

科目コード

53035

単位数

2単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

音楽科教育法

科目英語名

Teaching Methodology for Music

担当教員

安田 寛

学修内容/到達目標

到達目標

1.小学校音楽科の理念、目標、内容を理解し、それをふまえて表現領域及び鑑賞領域の授業プランを構想することができる。

2.歌唱共通教材の弾き歌いができる。

テーマ

1.教科・領域に関する基礎的知識と教育実践への具体化

授業計画

1)オリエンテーション(15回の授業の概要の説明)。

2)音楽科の目的、目標、内容

3)学習指導要領の解説

4)指導計画と題材構成-模擬授業の実施

5)評価の方法

6)発声指導の実際

7)歌唱共通教材の指導法

8)歌唱教材の選択と開発-模擬授業の実施

9)楽器の種類と奏法

10)リズムや旋律の創作

11)即興的表現の指導の実際

12)サウンドスケープの概念と実践

13)器楽教材の選択と開発-模擬授業の実施

14)鑑賞と評価

15)鑑賞教材の選択と開発

準備学習

教科書

「最新 初等科音楽教育法[改訂版]」 (初等科音楽教育研究会 編、音楽之友社、2011)

参考書

参考書・参考資料等

小学校学習指導要領

適宜プリントを配布する。適宜インターネット上の参考となるサイトを紹介する。

成績評価

方法・基準

1)到達目標1.について:授業プランのレポートを課し、そこに理念、目標、内容を踏まえた実践的な方法が構想されているかを見る。(60%)

2)到達目標2.について:実技試験による。(40%)

備考

科目コード

53040

単位数

2単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

図工科教育法

科目英語名

Teaching Methodology for Art and Crafts

担当教員

宇田 秀士

学修内容/到達目標

小学校図画工作科における子どもの姿を想定し、教材試作をふまえた学習指導案の作成をすることができる(授業力-学習設計)。

授業計画

1)オリエンテーション: 授業の進め方、実技課題の進め方。次回以降準備物の指示

2)題材の提示の仕方を学ぶ

3)題材のまとめ方を学ぶ

4)鑑賞について

5)描画における成長・発達

6)題材づくりと指導案作成1(はさみ、カッターなどを持参)

7)題材づくりと指導案作成2

8)教員養成実地指導講師による特別授業「図画工作の授業実践と児童の作品について」

9)題材づくりと指導案作成3

10)次週のミニ模擬授業に向けて

11)ミニ模擬授業1(代表者)

12)ミニ模擬授業2(代表者)

13)ミニ模擬授業3(予備日)

14)まとめ1: 鑑賞活動

15)まとめ2: 15回の授業の振り返り

定期試験 筆記試験(配付、回収、授業アンケートを含めて90分)

準備学習

1

教科書

文部科学省『小学校学習指導要領解説 図画工作編』日本文教出版、2008.8

参考書

<参考書>大橋功、美術教育概論、三晃書房、2009/・福本謹一、図画工作科鑑賞学習のアイデア46、明治図書出版、2003/・D.ジャクソン、松井孝典監、フューチャー・イズ・ワイルド、ダイヤモンド社、2004/・佐々木 宰、図画工作のエッセンス-小学校図画工作科教育の基礎、三晃書房、2002/・辻 政博、子どもの絵の発達過程 全心身的活動から視覚的統合へ、日本文教出版、2003/美術手帖編集部、図工室にいこう、美術出版社、2008

<材料、道具> A4ファイル、画用紙(八つ切り大)、絵の具セット一式

成績評価

方法・基準

1

備考

科目コード

53050

単位数

2単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

体育科教育法

科目英語名

Teaching Methodology for Physical Education

担当教員

村田トオル

学修内容/到達目標

小学校体育科の授業について基礎的知識を得ると共に、幼児期における運動の大切さを視野に入れた模擬授業を通じて実践的に指導法を学ぶことを目的とする。

・小学校体育科授業の特性、目的、目標、内容、指導法を理解し、授業づくりの基盤を確立することができる。

・模擬授業の実践を通じて、教師としての在り方や支援の方法を身につけることができる。

・実施した模擬授業に対する参加者からの意見を聞き、改善していく姿勢を身につけることができる。

授業計画

1)小学校体育科の目標および幼児期における運動の大切さ

2)体力つくり運動の展開と指導法(1)体ほぐしの運動

3)体力つくり運動の展開と指導法(2)体力を高める運動

4)陸上運動の基礎技能の指導法(1)走・跳

5)陸上運動の基礎技能の指導法(2)リレー・ハードル

6)陸上運動の基礎技能の指導法(3)走り幅跳び

7)ボールゲームの指導法(1)ゴール型ゲーム

8)ボールゲームの指導法(2)ネット型ゲーム

9)ボールゲームの指導法(3)ベースボール型ゲーム

10)器械運動の指導法(1)マット

11)器械運動の指導法(2)鉄棒・跳び箱

12)模擬授業① 教材研究と指導案作成

13)模擬授業② 相互評価と振り返り

14)体育科の評価方法および評価の観点

15)生涯スポーツを見据えた体育授業とは

準備学習

・実技に関しては運動できる服装およびシューズで受講すること

教科書

小学校学習指導要領体育編(文部科学省)

参考書

成績評価

方法・基準

・指導案内容40% ・出席,授業への取り組み30% ・レポート30%

備考

科目コード

53055

単位数

1単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

道徳の指導法

科目英語名

Methodology on Moral Education

担当教員

信田 和則

学修内容/到達目標

授業計画

1)オリエンテーション~私の中の道徳、社会の中の道徳、小学校の想い出の中の道徳

2)学校における道徳教育の意義と役割~小学校学習指導要領を中心に

3)道徳教材の分析~小学校で使われている資料をもとに

4)道徳の指導計画~指導案作成までのプロセスを通して

5)指導案作成の演習~ワークショップ形式による指導案の作成

6)模擬授業の演習~指導者の視点からと児童の視点から楽しい道徳の時間を創り出す

7)道徳の指導法の改善と評価について~資料・指導法・展開の工夫と授業改善のための評価とは

8)学校の教育活動全体を通して道徳教育を行うために~ピア・サポート、キャリア教育、ESD

  などとの連携をふまえて

準備学習

教科書

必要に応じて資料を配布する。

参考書

小学校学習指導要領

心のノート

小学校道徳副読本「生きる力」(日本文教出版社)

成績評価

方法・基準

① 最終試験にて、学習内容に関する知識・理解の定着度をみる。(評価割合50%)

② 出席・授業への取り組みを評価する。(評価割合20%)

③ 提出物・課題(適宜設定する)の成果をみる。(評価割合30%)

備考

科目コード

53090

単位数

1単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

保育内容総論

科目英語名

Contents of Nursery Care and Education

担当教員

片岡 三和

学修内容/到達目標

○保育内容を学ぶうちに保育を展開する意味に触れ、その価値を感じ,保育内容が意図する保育の意味と必要性を深く理解する

授業計画

 1)今考える保育園・幼稚園像から

 2)保育内容総論とは

 3)保育内容の変遷

 4)幼稚園教育要領に見る保育内容

 5)保育所保育指針に見る保育内容

 6)環境を通して行う保育とは

 7)保育内容計画

 8)乳幼児の成長と保育内容

 9)主体的な活動と保育内容

10)自ら獲得する力のための保育内容

11)教育要領・保育指針を基に作り出す保育の実際

12)教材選びと保育展開

13)保育案におろして

14)ディスカッション「理想の保育園・幼稚園」

15)まとめと試験

準備学習

教材研究

教科書

「保育内容総論」 岸井勇雄・無籐隆・柴崎正行・・・・・同文書院  

幼稚園教育要領解説・保育所保育指針解説

参考書

成績評価

方法・基準

筆記試験50%   小レポート等20% 授業取り組み態度30%                          

備考

科目コード

53100

単位数

1単位

開講時期

2014年度 前期

科目名

保育(健康)

科目英語名

Nurture (Health)

担当教員

安永 龍子

学修内容/到達目標

1.領域「健康」のねらいと内容を理解する。

2.自分の健康について考え、健康で安全な生活をつくりだす力を養うことができる。

授業計画

1.子どもの健康とは①

2.子どもの健康とは②

3.領域「健康」とは

4.子どもの心の発達と健康

5.子どもの生活と健康①

6.子どもの生活と健康②

7.基本的生活習慣の獲得

8.基本的生活合習慣の指導・援助①

9.基本的生活合習慣の指導・援助②

10.0~2歳の発達を促す運動遊び

11.3~6歳の発達を促す運動遊び

12.子どものけが①

13.子どものけが②

14.安全に対する意識

15.まとめと試験

準備学習

幼稚園教育要領・保育所保育指針における、領域「健康」のねらいと内容を調べておくこと。

教科書

新版保育内容『健康』 一藝社

参考書

成績評価

方法・基準

筆記試験80%  授業態度20%

備考

科目コード

53110

単位数

1単位

開講時期

2014年度 前期

科目名

保育(人間関係)

科目英語名

Nurture(Social Relations)

担当教員

石田 裕子

学修内容/到達目標

社会の変化を踏まえながら、子どもの発達と保育内容領域「人間関係」が示す内容について説明することができる

自らの人間関係を考えることができる

人と関わる力を育てる保育者の役割について学ぶ

授業計画

1) 幼稚園について 領域「人間関係」の特質と他領域との関連

2) 保育所について 領域「人間関係」の特質と他領域との関連

3)子どもを取り巻く人間関係の現状

4)乳幼児期の発達と人間関係

5)子どもと保育者とのかかわり(確認テスト)

6)子ども同士のそだち

7) 遊びの中の人とのかかわり(同年齢)

8) 遊びの中の人とのかかわり(異年齢)

9) 生活を通して育つ人とのかかわり

10) 個と集団の育ち

11) 人とのかかわりを育てる保育者の役割

12) 人とのかかわりが難しい子どもへの支援

13) 小学校との連携

14) 筆記試験とまとめ

15) 領域人間関係における諸問題

準備学習

新聞を読み社会情勢について学んでおく 必ず復習をして臨むこと

教科書

保育内容 人間関係 酒井幸子編著 萌文書林 ・保育所保育指針 ・幼稚園教育要領

参考書

成績評価

方法・基準

 筆記試験:確認テスト含む (50%) ミニッツペーパー (25%) 受講態度(25%)

備考

科目コード

53120

単位数

1単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

保育(環境)

科目英語名

Nurture(Children and Environment)

担当教員

和田 公子

学修内容/到達目標

・保育の基本である「環境を通して行なう保育」を理解した上で、領域「環境」について「養護」と「教育」の視点から子どもの発達を捉える保育内容を理解する。

・子どもを取り巻く環境とのかかわりを具体的、実践的な学びを通して理解を深め、実践力につなげる。

授業計画

1) 授業の目標と今後の計画及び評価について

 2) 保育の基本とは何か

 3) 乳幼児期の保育に大切にしたいことは何か

 4) 幼稚園教育要領から保育内容を捉える

 5) 保育所指針から「養護」と「教育」にかかわる保育内容を捉える

 6) 保育内容として領域「環境」を考える

 7) 身近な自然や生き物とのかかわりと保育の実際

 8) 自然の生き物を観察しスケッチをする

 9) 自然・生き物にかかわる子どもの遊びと援助について考える

10) 身近な物や遊具とのかかわりと保育の実際

11) 生活の中にある文字や数量とのかかわりと保育の実際

12) 計画的な環境の構成と保育の在り方(護国神社における環境を利用して)

13) 保育者の役割と援助

14) まとめと試験

15) 領域「環境」の学びを振り返る

準備学習

・自分の身の回りの環境や自然の変化に興味・関心を持ち、授業に積極的に参加できるようにする。

・授業関連の情報を積極的に取得し、資料作成をする。

・指示された教科書やテキストの内容を良く読み、事前学習をする。

教科書

演習 保育内容 環境  柴崎正行 建白社

参考書

適宜プリント等を配布する。

成績評価

方法・基準

小テスト10パーセント、課題作成20パーセント、試験70パーセント

備考

科目コード

53130

単位数

1単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

保育(言葉)

科目英語名

Nurture(Language)

担当教員

増井 啓子

学修内容/到達目標

・保育内容「言葉」の目標、乳幼児期の言葉の発達過程を正しく理解する。

・子どもたちが自分の思いや考えを自分なりの言葉で表現し、相手の話すことを聞こうとする意欲や態度を育てるための援助や指導の方法を学ぶ。

・言葉を豊かに育てる児童文化財・遊びの知識・保育環境をデザインする実践力を獲得する。

・保育実践に活かせる力をつけるため、児童文化財研究では、グループワーク・制作等を取り入れる。

授業計画

1)オリエンテーション「子どもの言葉とは何か」

2)幼稚園教育要領・保育所保育指針における保育内容「言葉」のねらいと内容

3)言葉以前の言葉・話し言葉の育ち

4)言葉を獲得する道筋と発達について

5)言葉を豊かに育む遊び(わらべうた)

6)言葉を豊かに育む遊び(手遊び)

7)言葉でのかかわりに配慮を必要とする子供への指導・支援

8)言葉の発達を豊かにするための環境

9)言葉を豊かに育む児童文化財・遊び(ストーリーテリング)

10)言葉を豊かに育む児童文化財・遊び(紙芝居)

11)言葉を豊かに育む児童文化財・遊び(絵本)

12)言葉を豊かに育む児童文化財・遊び(パネルシアター)

13)言葉を豊かに育む児童文化財・遊び(人形劇)

14)話し言葉から書き言葉への育ち(小学校教育への接続)

15)保育内容「言葉」のまとめ

準備学習

・日頃から絵本やお話に興味・関心をもっておくこと。

・幼稚園教育要領・保育所保育指針の保育内容「言葉」を必読のこと。

教科書

幼稚園教育要領解説・保育所保育指針解説(フレーベル館)

「保育内容・言葉」 岸井勇雄・柴崎正行 同文書院

参考書

成績評価

方法・基準

・レポート〔作品含む〕(50点)

・授業への積極的参加態度・コミュニケーション力(20点)

グループワーク(30点)

備考

授業の展開は講義・話し合い・発表・グループワーク・制作などを予定しています。

自分自身のコミュニケーション力を高めるためにも主体的・積極的な態度で臨んでほしい。

科目コード

53141

単位数

1単位

開講時期

2014年度 前期

科目名

保育(表現・音楽)

科目英語名

Nurture(Expression・Music)

担当教員

澤田 博

学修内容/到達目標

1 音楽を愛し、音楽を表現しようとする心を育てる。

2 音楽Ⅰ及び音楽Ⅱの学習成果を踏まえ、カデンツを応用してこどものうた12曲をひきうたいできるようになる。

3 リズム表現のためのピアノ曲2曲を演奏できるようになる。

4 こどものうたの指導法について学び、実践する。

5 授業以外に自学自習が必要であることを理解し、自律的学習方法を身につける。

授業計画

1) 授業ガイダンス。学習方法及び課題の取り組み方の説明。カデンツの確認。演奏力のチェック。

2)~14) 保育(表現・音楽)の課題表に従って、曲を仕上げていく。前回受けた注意が毎日の練習で克服されたかどうかのチェックを受ける。止まらずに暗譜演奏できた場合に合格とする。

15) 授業のまとめと期末試験。 フォーマルな服装で受験すること。

この授業は、個人レッスンとグループ学習で構成する。

①グループ学習:発声練習。課題曲の和音と指遣いを確認する。個人練習のために必要な指導を受ける。こどものうたの指導法について学ぶ。

②個人レッスン:練習した成果を聴いてもらい、必修曲を含め課題曲を合格する。

(1) 受講条件:「音楽Ⅰ」及び「音楽Ⅱ」の中間と期末の実技試験4回をすべて受けていること。

(2) 授業は、個人レッスン45分とグループ学習45分で構成する。個人レッスンとグループ学習の両方に出席して1回の出席となる。どちらかに10分以上遅れた場合は欠席とする。

(3) 課題表に示された曲を練習し、暗譜演奏して合格となる。合格しなかった曲は、合格のためのポイントについて指導を受け、次回の合格に向けて練習する。

(4) カデンツを使って和音をあてはめ、曲にふさわしい伴奏形で演奏する。

(5) 試験内容が良くなかった場合は再試験を実施する。

準備学習

1 常に音楽に興味を持ち続けること。

2 日々の練習を計画的に行うこと。

3 「音楽Ⅰ」及び「音楽Ⅱ」の内容を十分身につけていること。

4 「音楽基礎演習Ⅰ」及び「音楽基礎演習Ⅱ」で学修したことを理解できていること。

教科書

甲斐彰「超やさしい楽譜の読み方」 (音楽之友社) 978-4-276-10046-6

小林美実編「こどものうた200」 (チャイルド本社) 978-4-8054-8100-4

他にプリントを用意する。

参考書

新訂 標準音楽辞典 第二版(全2冊) (音楽之友社) 978-4-276-00009-4

新ジュニア音楽辞典 (音楽之友社) 978-4-276-00031-5

ポケット音楽辞典 (音楽之友社) 978-4-276-00018-6

成績評価

方法・基準

1 実技試験80% 授業への取組と課題達成度20%で評価する。

2 10分以上遅れた場合は欠席とする。

3 合格曲数が設定基準に達しない場合は、単位を認定しない。

4 楽譜やノートを忘れた場合は、減点対象とする。

備考

1 楽譜に貼付された学習記録で出席を確認する。

2 12段の五線ノートを用意し、毎時間持ってくること。

3 毎日時間を決めて、こつこつと練習に取り組むこと。

科目コード

53151

単位数

1単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

保育(表現・幼児造形)

科目英語名

Nurture (Expression・Art and Craft)

担当教員

福井 靖子

学修内容/到達目標

・幼児の成長にとって重要な役割を果たす造形活動について、講義と実践によって理解を深める。

・造形表現では、技法や技術にとらわれずに自由な表現活動ができることを念頭に置かねばならない。幼児の生活経験や思いつきなどを大切にする中で、創造的な態度を醸成するためのより具体的な指導法を学ぶ。 

・素材・教材研究を兼ねて、保育現場で実際に行われている造形活動を実践する。

授業計画

 1)幼児の造形活動について

 2)ビッグアートを創る(大きな描画用紙を創る)

 3)ビッグアートを創る(描画用紙に素材を貼って工夫する)

 4)わら筆を作る

 5)ビッグアートの準備をする

 6)ビッグアートを創る(絵の具で描く)

 7)ビッグアートの片づけをする。

 8)廃材で立体作品を創る(廃材を準備する)

 9)廃材で立体作品を創る

10)土粘土の特性について学び、作品を創る

11)小麦粉粘土を創り、小麦粉粘土で遊ぶ

12)ポップアップカードを創る(ポップアップの技法を学ぶ)

13)モダンテクニック(技法を学ぶ)

14)モダンテクニック(技法を組み合わせて作品を創る)

15)教室・用具・素材の整理整頓について

準備学習

・日頃から様々な美術品に触れておくこと。

・草木や季節の移り変わりなど、自然の色や形の美しさをいつも感じること。

・授業中に取り上げる参考文献・プリントをできるだけ読んでおくこと。

教科書

適宜プリント、参考文献、参考作品を提示する。

参考書

成績評価

方法・基準

受講態度(理解度、意欲的かどうか)50%、提出作品50%

備考

科目コード

53161

単位数

1単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

保育(表現・身体表現)

科目英語名

Nurture (Expression・Physical Movement )

担当教員

村田トオル

学修内容/到達目標

1.乳幼児期における運動遊びを通じての身体表現の意義と保育者および保護者との関り方について理解する。

2.発育発達段階に応じた適正なプログラム立案方法を理解する。

3.発育発達段階に応じた適切な言葉がけの方法を理解する。

授業計画

1)領域「表現」のねらいと身体表現の教育的意義。

2)からだ気づき・からだほぐし。

3)パラバルーンを使った身体表現遊び。

4)新聞紙を使った身体表現遊び。

5)親子体操実践指導1回目。

6)1回目の振り返りと2回目のシュミレーション。

7)親子体操実践指導2回目。

8)2回目の振り返りと3回目のシュミレーション。

9)親子体操実践指導3回目。

10)3回目の振り返りと4回目のシュミレーション。

11)親子体操実践指導4回目。

12)4回目の振り返りとまとめ。

13)年齢別リズム体操の紹介(1~2歳児)。

14)年齢別リズム体操の紹介(3~4歳児)。

15)まとめ。

準備学習

①楽しいだけにとどまらず,発達に応じた動きの意味を十分に理解すること。

②実践指導の際は,保護者およびこどもと接するので身だしなみや立ち振る舞いに十分注意すること。

教科書

適宜プリントを配布する。

参考書

成績評価

方法・基準

授業態度(出席状況および課題への取り組みの積極性を含む)80%

レポート20%

備考

科目コード

53166

単位数

1単位

開講時期

2014年度 前期

科目名

保育表現演習Ⅰ

科目英語名

Exercises of Expression Ⅰ

担当教員

片岡 三和

学修内容/到達目標

○保育の中にある「表現」の意味を知り、幼児の姿に基づいた表現活動への理解を深める。

授業計画

 1)オリエンテーション・幼稚園教育要領『表現』に見る意味と理解

 2)入園進級の頃の保育 ①表現を受け止める

 3)入園進級の頃の保育 ②歌に託す表現

 4)入園進級の頃の保育 ③動きであらわす表現

 5)動きの基礎リズム

 6)子どもを活かす保育者の創造性

 7)春の保育 ①春の自然の中で

 8)春の保育 ②言葉にする心、言葉にならない心

 9)春の保育 ③友達と一緒に歌うということ

10)春の保育 ④思いを作品にする活動

11)夏の保育 ①夏の自然の中で

12)夏の保育 ②生活の中で経験したことを話し合う。

13)夏の保育 ③お話の世界を楽しんで表出する心

14)夏の保育 ④絵の具で遊ぶ・・・今しか出来ないこと

15)中間まとめ 自分表現 試験

準備学習

幼児に伝えたい事象を常に考え提供できる準備をしておく。

教科書

 適宜参考資料配布

参考書

成績評価

方法・基準

 演習取り組み態度 20%  実技テスト 50% 課題テスト 30%

備考

科目コード

53167

単位数

1単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

保育表現演習Ⅱ

科目英語名

Exercises of Expression Ⅱ

担当教員

片岡 三和

学修内容/到達目標

○保育の中にある「表現」活動の実際を経験することによって幼児の内にある思いを引きだし、幼児の表現力を培う力を身につける。                            

授業計画

 1)総合的に展開する保育の持つ意味と実際

 2)秋の保育 ①秋の自然の中で。

 3)秋の保育 ②秋の素材で作るものそしてその意味

 4)秋の保育 ③お話の中での経験を話したり、体で表現したりする。

 5)秋の保育 ④経験したことを絵に表す楽しさ

 6)保育の準備と保育のまとめとは

 7)いろいろな造形活動 ①見たもの考えたものをつくったり描いたりする

 8)いろいろな造形活動 ①見たもの考えたものをつくったり描いたりする

 9)冬の保育 ①冬の自然の中で。

10)冬の保育 ②思い切り体を動かす遊び

11)冬の保育 ③友達と声をそろえて歌う。

12)冬の保育 ④友達と心をそろえて話す。

13)それぞれの学年のまとめ ①発表会の意味と保育展開の進め方。

14)それぞれの学年のまとめ ②子どもの思いが生きる発表会を考える。

15)まとめ 自分表現  試験

準備学習

幼児に伝えたい事象を常に考え提供できるよう準備をしておく。

教科書

適宜参考資料配布

参考書

成績評価

方法・基準

 演習取り組み態度 20%  実技テスト 80% 

備考

科目コード

53200

単位数

2単位

開講時期

2014年度 後期

科目名

乳児保育

科目英語名

Day Care for Infants

担当教員

石田 裕子

学修内容/到達目標

乳児期の発達を理解し,乳児保育に必要な基礎的な知識や技能を身につける

授業計画

 1) 乳児保育の歴史的変遷および社会的な背景

 2) さまざまな保育形態における乳児保育

 3) 乳児期前半の保育について

 4) 乳児期後半の保育について

 5) 1歳児の保育について

 6) 2歳児の保育について

 7) 基本的生活習慣の自立と援助について

 8) 健康と安全への配慮について

 9) 乳幼児期の遊びの意義と保育場の配慮について

10) 乳児保育における環境設定について

11) カリキュラムについて

12) クラス運営とチームワークについて

13) 保護者や地域との連携について

14) まとめと筆記試験

15) 乳児保育をめぐる諸問題について

準備学習

乳幼児向けの絵本について図書館などで調べておくこと。教科書は読んでおくこと

教科書

保育所保育指針(解説)

乳児の生活と保育 松本園子編著 ななみ書房

参考書

成績評価

方法・基準

絵本を人前で読むという課題がある。その他の課題の提出や小テストがある。

筆記試験(50%) 課題(20%) 小テスト(15%)受講態度(15%)

備考

科目コード

53211

単位数

2単位

開講時期

2014年度 前期

科目名

障害児保育

科目英語名

Early Childhood Special Education

担当教員

中島 順子

学修内容/到達目標

1,障害児保育を支える理念や歴史的変遷から現状について理解する

2,様々な障害について理解する

3,個々の発達を促すかかわりとはなにかを学ぶ

4,具体的な援助の方法、環境構成、連携等について学び、理解する

授業計画

 1) オリエンテーション(総論)・障害児保育の概念

 2) 発達と障害-発達の考え方、特性、理論、支援 等

 3) 知的障害

 4) 知的障害 (主にダウン症)

 5) 情緒障害 ①広汎性発達障害

 6) 情緒障害 ②広汎性発達障害

 7) 情緒障害 ③ADHD

 8) 情緒障害 ④LD(学習障害)

 9) 運動障害

10) 視覚・聴覚障害・言語障害

11) 障害児保育の実際-具体的なかかわり(インリアル・アプローチ)

12) 障害児保育の実際-具体的なかかわり(インリアル・アプローチ)

13) 子どもの理解と保育の方法-環境構成・観察記録、評価

14) 事例を通して障害児保育のスキルアップ

15) 筆記試験・まとめ

準備学習

・健常児の発達過程を理解しておくこと

・受講しながら障害や発達の遅れ・歪みについて正しい知識をもつこと

教科書

保育における特別支援  日本文化科学社 監修 竹田契一 里見恵子 他

参考書

講義内で適宜紹介します

成績評価

方法・基準

筆記試験(70%)/ 確認課題テスト(15%)

講義・演習時の姿勢・コミュニケーション力(15%)

備考

子どもの個性や特性を考慮し実践できる保育士を目指しましょう。そのためにも自分自身が楽しい生活であること、他者の気持ちを理解することが重要です。

科目コード

53221

単位数

1単位

開講時期

2014年度 前期

科目名

社会的養護内容

科目英語名

Exercise on Social Care

担当教員

山口 直範

学修内容/到達目標

現代の児童養護は家族を失った子どものためだけではなく、家族により傷ついた子どもの養護が求められる場となった。安易に家族の代わりを名乗るのではなく、高い専門性を持つ援助(支援)者として子どもと家族の支援ができるようになることを目標とする。

授業計画

 1)社会的養護における児童の権利擁護

 2)保育者の倫理および責務

 3)児童養護の体系と児童福祉施設の概要

 4)日常生活の支援と諸施設の暮らし

 5)グループワーク(発表に向けて)

 6)発達障害に関する諸問題の検討

 7)グループ課題の発表とディスカッション(被虐待児)

 8)グループ課題の発表とディスカッション(発達障害)

 9)保育者の専門性にかかわる知識と技術 心を育むための援助

10)親子関係の調整

11)ソーシャルワークにかかわる知識・技術とその応用

12)今後の課題と展望 小規模施設と地�