tbs-332 m,ms,f,ff 安全のために必ずお守りください...tbs-332 m,ms,f,ff...

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TBS-332 M,MS,F,FF ここに示した注意事項は安全のためのものです。施工前に必ず読み、施工時に必ずお守りください。 誤った据付けにより生じる危害・損害の程度を「 警告」「 注意」に区分しています。 図記号の例 1.据付けや移動は、販売店または据付業者が行って ください。 お客様ご自身で据付けをされ、不備があると感電や火災 の原因になります。 2.火災予防条例、電気設備に関する技術基準、電気 工事や水道工事はそれぞれ指定の工事店に依頼す るなど法令の基準を守ってください。 3.屋内設置禁止 ―― M,MSタイプ 必ず屋外に設置してください。また、トタン板などで囲 わないでください。 火災や予想しない事故の原因になります。 工事説明書 工事説明書必読・保存の注意 設置工事をされる前に、この工事説明書を必ずお読みのうえ正しく据え付けてください。 なお、この工事説明書は、取扱説明書と共に必ず保存してください。 安全のために必ずお守りください 作業を誤った場合に設置工事作業者が、又は設置工事の不具合によって使用者が、 死亡または重傷を負う可能性が想定される場合。 作業を誤った場合に設置工事作業者が、又は設置工事の不具合によって使用者が、 傷害を負う可能性が想定される場合及び物的損害のみの発生が想定される場合。 記号は「禁止」を表しています。 記号は「強制」を表しています。 記号は「注意」を表しています。 警告 注意 警告 P.1

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Page 1: TBS-332 M,MS,F,FF 安全のために必ずお守りください...TBS-332 M,MS,F,FF ここに示した注意事項は安全のためのものです。施工前に必ず読み、施工時に必ずお守りください。

TBS-332 M,MS,F,FF

ここに示した注意事項は安全のためのものです。施工前に必ず読み、施工時に必ずお守りください。 誤った据付けにより生じる危害・損害の程度を「 警告」「 注意」に区分しています。

図記号の例

1.据付けや移動は、販売店または据付業者が行ってください。 お客様ご自身で据付けをされ、不備があると感電や火災の原因になります。

2.火災予防条例、電気設備に関する技術基準、電気工事や水道工事はそれぞれ指定の工事店に依頼するなど法令の基準を守ってください。

3.屋内設置禁止 ―― M,MSタイプ

必ず屋外に設置してください。また、トタン板などで囲わないでください。 火災や予想しない事故の原因になります。

工事説明書

工事説明書必読・保存の注意 設置工事をされる前に、この工事説明書を必ずお読みのうえ正しく据え付けてください。 なお、この工事説明書は、取扱説明書と共に必ず保存してください。

安全のために必ずお守りください

作業を誤った場合に設置工事作業者が、又は設置工事の不具合によって使用者が、

死亡または重傷を負う可能性が想定される場合。 作業を誤った場合に設置工事作業者が、又は設置工事の不具合によって使用者が、

傷害を負う可能性が想定される場合及び物的損害のみの発生が想定される場合。

記号は「禁止」を表しています。

記号は「強制」を表しています。

記号は「注意」を表しています。

警告

注意

警告

P.1

Page 2: TBS-332 M,MS,F,FF 安全のために必ずお守りください...TBS-332 M,MS,F,FF ここに示した注意事項は安全のためのものです。施工前に必ず読み、施工時に必ずお守りください。

4.屋内排気禁止 ―― Fタイプ

屋内に排気すると排ガスが室内に充満して危険です。 必ず屋外に排気してください。

5.床下排気禁止 ―― Fタイプ 床下に排気すると排ガスが室内に漏れて危険です。 必ず屋外に排気してください。

6.屋内給排気禁止及び床下給排気禁止 ―― FFタイプ

屋内または床下に排気すると排ガスが室内に充満して危険です。 必ず屋外に排気してください。

7.排気筒・給排気筒は確実に接続 ―― F,FFタイプ

排気筒・給排気筒を確実に接続し、しっかりと固定してください。風、振動、衝撃などで外れたりすると運転中に排ガスが室内に漏れて危険です。 (給排気筒関連部品等は当社専用部品を必ずご使用ください。排気漏れ、燃焼不良等の原因となり、危険です。)

8.給排気筒トップは閉そくしない場所に設置 ―― FFタイプ

積雪が多いときに給排気筒トップの周りが雪でふさがれない場所に設置してください。また、板などによる「雪囲い」は給排気の妨げになるのでおやめください。運転中に排ガスが室内に漏れて危険です。

1.次の場所には据付けない。 火災や予想しない事故の原因になります。 ●水平でない場所、不安定な場所 ●不安定な物をのせた棚などの下 ●可燃性ガスの発生する場所またはたまる場所 ●雨水のかかる場所 ―― F,FFタイプ ●燃焼に必要な空気を取り入れる空気取入口のない場所または換気の行えない場所 ●付近に燃えやすいものがある場所 ●階段、避難口などの付近で避難の支障となる場所 ●排水のしにくい場所 ●浴槽と同一室内 ●標高が1,500mを越える高地 ●風が強く当たる場所 ●修理が困難な場所 ●日本国内以外の場所 ●別荘等長期不在が想定される場所 (※)凍結予防策等において、特別な措置が必要となる場合があります。また、機種に

よっては使用できない場合もありますので、お客様相談センターまたは、最寄の支社、営業所へお問い合わせください。

確実に接続

(該当機種F) (該当機種FF)

閉そく危険

注意

P.2

(該当機種 F) (該当機種 FF)

Page 3: TBS-332 M,MS,F,FF 安全のために必ずお守りください...TBS-332 M,MS,F,FF ここに示した注意事項は安全のためのものです。施工前に必ず読み、施工時に必ずお守りください。

2.可燃物との距離を離す ●機器から周囲の可燃物までの離隔距離は下図のようにしてください。 ●給排気筒は必ず当社専用部品を使用し施工してください。

■屋外用 M,MS ―― 防火性能認証品

■屋内用 F ■屋内用 FF

●金属製以外の不燃材の床上に据付けるかまたは、防火上有効な処置を講じた金属製の台上に据付けること。―― F,FFタイプ

●家屋貫通部の注意 ―― F,FFタイプ 1.排気筒が可燃性の壁などを貫通する部分は必ずめがね石を使用してください。

地区により異なることがありますので火災予防条例に従ってください。

2.小屋裏、天井裏などにある部分は金属以外の不燃材料で防火上有効な被覆を行ってください。 3.可燃性の壁、天井、小屋裏、天井裏などを貫通する部分及びその付近では排気筒の接続はしないでください。

※1.給排気筒は下り勾配のこと。 機器前方の点検スペースを確保してください。

めがね石

貫通する壁よりも厚いものを使用する。

10cm以上

P.3

45°

めがね石

支え又は吊り金具

可燃物

固定金具

空気取入口 500cm2以上

給排気筒トップ

※2

15cm以上

以上

以上 以上

以上

以上

60cm

※1

※1※1

15cm 15cm

30cm

60cm

気給排気

気給

以上

以上以上

以上以上

以上

以上

以上以上

以上

15cm

60cm

15cm 15cm

30cm60cm

45cm20cm

60cm

上方可燃物 上方可燃物

物燃可の方側

物燃可の方側

45cm

物燃可の方前

物燃可

方前器機

物燃可 屋外から見た図

(有効開口面積)

排気※1

不燃物

物燃可

物燃可

物燃可

方前器機

※1.排気筒の半径以上とする。 ※2.排気筒は、固定金具で1.5m

~2m間隔に固定すること。 ※3.排気筒は下り勾配のこと。 機器前方の点検スペースを確保してください。

機器前方の点検スペースと左側面の配管スペースを確保してください。

25cm以上

2cm以上

15cm以上

30cm以上 15cm以上

UIB-NS9

〈正面図〉

排気

60cm以上

(別売品)

(上面)排気(右側面)

不燃材の

5cm以上場合は

●別売品の排気カバー〈UIB-NS9〉 で排気方向を変えた場合

は60cm以上にしてください。

上方の可燃物と本体の離隔距離

物燃可

可燃物

物燃可

必要です。    て30cm以上管スペースとしすが、点検・配15cm以上で燃物の場合は 5cm以上、可不燃材の場合は

物燃可

(前面)

(後面)

(上面)

(左側面)

〈側面図〉

可燃物

可燃物

60cm以上

Page 4: TBS-332 M,MS,F,FF 安全のために必ずお守りください...TBS-332 M,MS,F,FF ここに示した注意事項は安全のためのものです。施工前に必ず読み、施工時に必ずお守りください。

●排気筒の固定 1.排気筒は風や振動などで倒れないよう支え金具や支え線などで固定してください。 2.排気筒は、1.5~2mおきに固定金具で固定し、自重を支える部分は支えまたは吊り金具で堅固に支持してください。

3.油タンクとの距離を離す ●油タンクは機器より2m以上離して据付けるか、防火上有効な遮へいを設けてください。 ●据置式の油タンクは、不燃材の床上に据付けること。 ●油タンクの周囲は幅1mの空地を確保するか、防火上有効なへい(防火壁)を設けること。(開口部のない耐火構造もしくは、不燃材の壁に面している場合は、空地を必要としない。) ●油タンクの周囲1m以内に建物の開口部がないこと。

■屋外に設置する油タンク(200L以上1,000L未満)の設置例

※詳細は、4.油配管の項をお読みください。

4.ゴム製送油管の屋外使用禁止 ●ゴム製送油管は屋外で使用しないでください。 ひび割れを生じて油漏れの原因になります。

5.往復配管禁止 ●即湯用の往復配管はしないでください。 短い期間でスス詰りを起こすおそれがあります。

6.業務用での使用禁止 ●この機器は一般家庭用です。業務用(厨房、旅館、集合寮、美容室、理髪店や浴槽容量が340Lを超える大型浴槽への取り付け等)での使用はできません。 短い期間で水漏れなどが発生するおそれがあります。

7.温泉水・井戸水の使用禁止 ●機器本体内の配管内部に異物が付着したり配管が腐食し漏水するなど、耐久性を損なうことがあります。また、当社保証規定の対象外となります。

8.アース工事をすること ●アース工事を確実に行ってください。 故障や漏電のときに感電するおそれがあります。

9.太陽熱温水器との接続禁止

屋外用 M,MSの場合

アンカーボルトで固定

(コンクリート基礎)

屋外配管は金属管のこと

(全周)

ループ等遊びを設ける

:機器からの距離及び 可燃物の壁からの距 離が確保できないと き必要

防火壁

油タンク

0.5m以上

1m以上

2m以上

2m以内

20cm以上

防油提

不燃材    

(ループは横にすること)

P.4

Page 5: TBS-332 M,MS,F,FF 安全のために必ずお守りください...TBS-332 M,MS,F,FF ここに示した注意事項は安全のためのものです。施工前に必ず読み、施工時に必ずお守りください。

10.排気筒、給排気筒の点検 ―― F,FFタイプ

据付けが終わったら、もう一度点検してください。 次のような取り付けは、危険であったり、不完全燃焼をおこすおそれがあるので、必ず修正してください。

1.極端な下り勾配、下向き曲がり禁止

(F,FF)2.トップと建物(隣家を含む)の開口部 (窓など)は1m以上離れていること。

(F)

3.排気筒を床上または床下にはわせない (F,FF)

4.一本の排気筒を他の機器と共有しない (F,FF)

5. 3m2曲がりまたは5m1曲がり 以下のこと。 (F)

6.可燃物近接禁止 (F,FF)

7.接続部のゆるみ禁止 (FF)

8.下り勾配のこと (F,FF)

9.3m3曲がり以下のこと (FF)

10.給排気筒トップと建物(隣家を含む)の開口部(窓など)は離れていること。

(FF)

11.給排気筒トップ付近の危険物近接禁止 (F,FF)

12.専用給排気筒セット を用いること。(FF)

曲がり3箇所以下延長3m以下

曲がり

P.5

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●梱包内の機器は静かに取り出してください。 ●下記の部品が付属されていますので確認してください。

品 名 個数 M MS F FF 1 給湯リモコン 1 ○ ○ ※ ※ 2 給湯リモコン取付用木ねじ 2 ○ ○ ○ ○ 3 給湯リモコン取付用ねじ 2 ○ ○ ○ ○ 4 出湯口保温材 1 ○ ○ ○ ○ 5 給水口保温材 1 ○ ○ ○ ○ 6 とって取付ねじ 1 ○ ○ 7 埋込みプラグ(とって取付け用) 1 ○ ○ 8 給排気筒セット(別梱包) 1 ○

排気筒トップ 1 ○ Φ8送油銅管 1 ○ アルミテープ 1 ○ 送油パイプ 1 ○

9 Fトップ セット

(別梱包)

ホースバルブ 2 ○ 送油パイプ 1 ○

10 送油ゴムホース用部材 ホースバルブ 2 ○

11 Φ8送油銅管(送油管長さ2.5m) 1 ○ ○ ○ 12 取扱説明書 1 ○ ○ ○ ○ 13 工事説明書 1 ○ ○ ○ ○ 14 Y型端子 2 ○ ○ ○ ○ ※F・FFタイプのみリモコンは本体に取り付いています。

1.開こん

P.6

ボール スリーブ

ボール スリーブ

袋ナッ ト

袋ナッ ト

 Φ8 送油銅管(長さ 2.5m )

 Φ8 送油銅管(長さ 2.5m )

送油パ イプ

送油パ イプ

ホース バンド

ホース バンド

アルミ テープ排気筒 トップ

9.Fトップセッ ト

11.Φ8送油銅管

 1.給湯リモコン

リモコンコー ドは別売

 2.リモコン取付用木ねじ

(φ4.1×32) (M4×35)

 3.リモコン取付用ねじ  4.出湯口保温材   5.給水口保温材

6.とって取付ね じ

(φ5.1×40)

7.埋込みプラグ(とって取付 け用)

8.給排気筒セッ ト(別梱包)

12.取扱説明書 13. 工事説明書 14. Y型端子

給湯温度設定

浴室優先

燃焼

運転入/切

R360

10.送油ゴムホース用部材

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300

送油管取出し口

600

(ヨロイ戸)

給気口

58

54

845

排気筒接続口(φ106)

63

60 70

(水抜き栓)

過圧逃し弁

100

150 45

 出湯口

 R(PT)3/4R(PT)3/4

給水口

給水口水抜き栓

125

給湯排水栓

168

54

リモコンコ-ド

取出し口

電源コ-ド

(ヨロイ戸)

給気口

外形寸法図 単位:mm

M タイプ―塗装鋼板外装 MS タイプ―ステンレス鋼板外装

F タイプ―塗装鋼板外装

2.各部の名称と主要寸法図

TBS-332 M,MS

TBS-332 F

P.7

給湯温度設定浴室優先

燃焼

運転入/切

R36 0

ガラリ

ガラリ

167

150ポンプ排水栓

93

風呂排水栓

46

給湯排水栓 送油接続口G1/4切欠き部(6ヵ所)

ア-ス線取出し口

リモコンコ-ド

コ-ドカバ-

(水抜き栓)

過圧逃し弁

ふろ水抜き栓

取出し口

電源コ-ド

68

274

204 30 326 426 504

48 給水口水抜栓

 R(PT)1/2

 R(PT)1/2

 風呂戻

 R(PT)3/4 

 風呂往795

50

 給水口

 R(PT)3/4

 出湯口

60

210

142

給水口フィルタ

70 660

(排ガス)

吹出口

とって

23

(背面ガラリ)

 給気口

Page 8: TBS-332 M,MS,F,FF 安全のために必ずお守りください...TBS-332 M,MS,F,FF ここに示した注意事項は安全のためのものです。施工前に必ず読み、施工時に必ずお守りください。

600

送油管取出し口

54

58

300

845

給気口(φ80)排気口(φ80)

ヨロイ戸

60 40 7060

過圧逃し弁

(水抜き栓)

150

101

84

100

給水口水抜き栓

R(PT)3/4

R(PT)3/4

給水口

 出湯口

電源コ-ド

168

125

リモコンコ-ド

取出し口

54

90

排水栓

ヨロイ戸

FF タイプ―塗装鋼板外装

TBS-332 FF

P.8

給湯温度設定浴室優先

燃焼

運転入/切

R36 0

給湯リモコン

144

83.5112

24

 4.5×7.5長穴 壁に取付ける寸法

穴Φ4.5

給湯温度設定浴室優先

燃焼

運転入/切

R360

1個用スイッチボックス(カバーなし)JIS-C-8340に適合します。

ガラリ

ガラリ

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■別売品一覧表 部品名 品番 数量 形状 備考

強制排気用 排気筒セット TBH-106F 1セット

排気カバー UIB-NS9 1 排気ガスの吹出し方向

をななめ上前方に変える場合に使用

アース棒 UIB-11 1

FB-CKKM1 4

M・MSタイプ用

アンカー用固定金具

FB-CKKF1 4

F・FFタイプ用

据付部材

壁固定金具 FB-CKK2 1 「付属」

ビス2本 埋め込みプラグ2本

給水出湯 配管部材 減安弁セット FH-43Y 1セット

給水圧力が0.5MPaを超える場合に使用(0.25MPaの減圧弁、0.3MPaの安全弁)

FB-82PO 1 φ8×2.5m

送油銅管

FB-83PO 1

φ8×10m

FB-60S-3 1 コード長さ3m

油配管部材

残油お知らせ センサ

FB-60S-10 1

コード長さ10m

FB-V-OP2 1

RC-12A-5 1 5m RC-12A-8 1 8m RC-12A-10 1 10m RC-12A-12 1 12m RC-12A-15 1 15m

オイルサーバー リモコンコード

RC-12A-20 1

20m

操作部シール板 UIB-NS7 1

F,FFのみ

リモコン部材

増設給湯リモコン R361 1

別途リモコンコードが必要です。

P.9

袋ナット

ボールスリーブ

給湯温度設定浴室優先

燃焼

運転入/切

R3 61

リモコン側 本体側

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■据付け場所の選定 ●機器の据付け場所は、水道工事、電気工事などの付帯工事のできる場所にしてください。 また、火災予防上の所定の距離、隣家への防音上の配慮が必要です。 ●換気扇、レンジフードなどからの風が機器の給排気に影響を与える場所への設置はしないでください。 (不完全燃焼などの原因になります。) ●建物の端はその設置場所により給排気に影響が出ますので、ご注意ください。

●排気が家の中に入らないようにできるだけ窓から離れた場所に設置してください。

●床面が不燃材の安定した場所 ●床面には、必ず不燃材を使用した機器台を水平に設けてください。 ●機器のベースは絶対にセメントなどで埋めこまないでください。 機器台の大きさは図に従ってください。

●設置後の保守、管理の行える場所 ●必ず機器の点検修理ができるように設置してください。斜線内は点検スペースですから物を置いたり囲ったりしないでください。

3.据付け

35cm以上 機器台

77cm以上

M,MS F,FF

30cm以上 15cm以上

前方

60cm以上

2cm以上

15cm以上15cm以上

60cm以上

前方

15cm以上

P.10

15cm以上

15cm以上

15cm以上

60cm以上

(右方の窓)

開口部がないこと。この範囲に建物

(左方の窓)

(上方の窓)

cm以上60

60cm以上

cm以上15 cm以上15

(Mタイプは 2cm以上)

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■据付け方法 ●水平調節方法 ●機器は水平に据え付けてはじめて機能を発揮します。 水準器などを使用し水平に据え付けてください。

●やむをえず水平でない場所へ据え付けるときは、水準器などを使用し機器底部の調節ボルト(M8)にて水平に据え付けてください。―― M,MS

●壁への固定方法(M,MS) ●機器右側面のとっては、機器の倒れ防止金具を兼ねています。とってを固定しているねじ2本をはずし、とっての端面を壁面につき当てながら再度とってを機器に取り付けます。 ●壁面には付属のとって取付ねじで固定してください。壁がコンクリート、タイル、モルタルの場合は、付属の埋込みプラグを打ち込んでからとって取付ねじで止めてください。(下穴φ6mm) ●倒れ防止として対応可能な距離は壁面より2~13.5cmです。 ※13.5cm以上の時は、別売のFB-CKK2を使用してください。13.5~39cmまで対応できます。

●壁への固定方法(F,FF) ●別売の「FB-CKK2」を使用して固定してください。壁がコンクリート、タイル、モルタルの場合は、付属の埋込みプラグを打ち込んでからとって取付ねじで止めてください。(下穴φ6mm)

●倒れ防止として対応可能な距離は取付け位置によって違いますので下図を参照してください。

調節ボルト

とって取付ねじ

とって

壁との距離2~13.5cmまで可能

P.11

壁との距離15~38cmまで可能

壁との距離15~29cmまで可能

正面

正面

FB-CKK2� (別売)

FB-CKK2� (別売)

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■油タンクの据付け 油タンクの据え付けについては、各地区の火災予防条例にしたがってください。 ●油タンクの据え付けは、図の寸法で安定したコンクリートの場所に据え付けてください。 ●油タンクは、機器とほぼ同一平面上においてください。大容量の油タンクを使用する場合には、最大落差2m以内、最小落差20cm以上にしてください。 ●油タンクには必ず水抜きバルブを取り付けてください。 ●油タンクの設置場所は、落雷・落雪・雨水の影響がなく、高温及び直射日光にさらされない場所を選んでください。 ●設置条件により、機器より油タンクが低い場合(機器の2階設置など)は別売品のオイルサーバ(FB-V-OP2)を給湯機の横に取り付けてください。オイルサーバの取り付けについては、各地区の火災予防条例を確認願います。

■屋外に設置する200L以上1,000L未満の油タンクの場合 ●油タンクと機器との間に防火壁がない場合は、2m以上離してください。 ●振動などで転倒しないように、必ず油タンクの脚部をアンカーボルトで固定してください。 ●油タンクの周囲は幅1mの空地を確保するか、防火上有効なへい(防火壁)を設けること。 ●油タンクの周囲1m以内に建物の開口部が無いこと。

■オイルサーバーの取付方法

4.油配管

アンカーボルトで固定

(コンクリート基礎)

屋外配管は金属管のこと (全周)

ループ等遊びを設ける

:機器からの距離及び 可燃物の壁からの距 離が確保できないと き必要

防火壁

油タンク

0.5m以上

1m以上

2m以上

2m以内

20cm以上

防油提

不燃材

アンカーボルトで固定

油タンク

不燃材

ループ等遊びを設ける

:機器からの距離及び 可燃物の壁からの距 離が確保できないと き必要

(コンクリート基礎)

0.5m以上

1m以上

2m以内

20cm以上

屋外配管は金属管のこと

防火壁

(全周)防油提

屋外設置(M,MS)の場合 屋外設置(F,FF)の場合

(ループは横にすること) (ループは横にすること)

P.12

オイルサーバー

「給湯機」

オイルタンク 20cm以上、 2m以下

8m以下

架台付オイルタンクは使用できません。

Page 13: TBS-332 M,MS,F,FF 安全のために必ずお守りください...TBS-332 M,MS,F,FF ここに示した注意事項は安全のためのものです。施工前に必ず読み、施工時に必ずお守りください。

■送油配管について ●ゴム製送油管は屋外で使用しないでください。ヒビ割れを生じ油漏れの原因になります。 ●付属の送油銅管で足りない場合は、下表を参考にして、機器と接続してください。 ●埋設設置にしないでください。メンテナンスができません。

(※)配管が長いと空気が抜けにくく空気溜まりが出来やすくなり、燃焼不良の原因となります。 設置基準を守った上で、出来るだけ距離を短くしてください。

●配管の途中に空気溜まりが出来ないようにしてください。 ●油配管は地震等があっても、機器・油タンクに力が加わらないように配管の途中で遊びを設けてください。

■送油管の取付け方 ●M,MSは、機器左側面のオイルフィルタに付属の送油銅管を接続してください。 ●F,FFは、機器左側面のゴムブッシュより付属の送油銅管を通し、機器のオイルフィルタに接続してください。

■空気抜きの方法 ①油タンクの送油バルブを開き、オイルフィルタの空気抜きねじをゆるめて送油経路内の空気を抜きます。 ②オイルフィルタカップ内を灯油で満たして、空気抜きねじを元通り締め付けてください。

[注意] ●灯油があふれたらきれいに拭きとってください。 ●空気抜きねじ部のOリングをなくしたりきずつけたりすると油漏れとなり、使用できなくなりますので、注意して取り扱ってください。また、空気抜きねじをはずさないでください。

機器と油タンクとの距離 配管例

~5m

別売品のボールスリーブ接続継手(#OT-044)と送油銅管(FB-82PO)を手配し、付属の送油銅管と下記のように接続してください。

~10m 別売品の送油銅管(FB-83PO)を手配して、機器と油タンクを接続してください。

上記以上の場合

機器近傍まで15A金属管で配管してから、機器と接続してください。

オイルフィルタ

空気抜きねじ

P.13

ボールスリーブ、袋ナットを送油銅管に組み込んでから、オイルフィルタに接続してください。 ※袋ナットの締め付けトルクは 690~980N・cm(70~100kgf・cm)で締め付けてください。

接続方法

●油タンクとの接続はスリーブ方式の接続が可能です。

バー

袋ナット

送油銅管

ボールスリーブ

オイルフィルタオイルフィルタ ゴムブッシュ

送油管用貫通部

M,MS F,FF

Page 14: TBS-332 M,MS,F,FF 安全のために必ずお守りください...TBS-332 M,MS,F,FF ここに示した注意事項は安全のためのものです。施工前に必ず読み、施工時に必ずお守りください。

■給湯・給水配管工事について ●配管工事は水道局の指定工事店に依頼し、所轄の水道局の規定に従ってください。 ●機器本体と接続する際は、給水・出湯口をスパナで固定し、機器本体に無理な力がかからないようにして締め付けてください。 ●給湯・給水配管は20A(3/4B)で施工してください。 ●給湯・給水配管の接続部は必ず、ユニオンかフレキシブルパイプを使用してください。 ●家庭用ポンプ(井戸ポンプ)を使用した場合には、井戸水の水質によっては機器の寿命を縮める場合があり、その場合保証外となります。 ●給水圧力が約0.5MPaを超える場合には、別売品の水道用減安弁セット (品番:FH-43Y)を取り付けてください。 ●太陽熱温水器との接続はできません。 ●貯湯式用給湯加圧ポンプ、FH-810-50(60)は使用できません。 ■給水配管 ●給水配管には給水元栓を取り付けてください。 ●給水配管の接続部には、機器の給水口の近くに、逆止弁を設けるか、逆止弁付止水栓を必ず取り付けてください。また、逆止弁から給水口までの配管には、塩ビ管は絶対に使用しないでください。水道圧で破損する危険があります。 ●配管を機器に接続する前に、必ず水を流して、配管内のゴミなどを必ず排出してください。機能部品が配管内のゴミで機能しないことがあります。

■給湯配管 ●給湯配管はなるべく銅管を使用してください。ただし、所轄の水道局で配管材料が指定されている場合は、規定に従ってください。 ●塩ビ管や鉛管は使用しないでください。水道圧で破損する危険があります。 ●鋼管は赤水発生の原因となりますので使用しないでください。 ●運転中に過圧逃し弁から水が出ることがあります。 ※屋内設置の場合は、過圧逃し弁に市販のビニールホース(内径15mm)等を接続し、排水溝等に処理してください。―― F,FFの場合 ※屋外設置の場合で排水処理が必要なときは、過圧逃し弁に市販のビニールホース(内径10mm)等を接続してください。―― M,MSの場合 ●給湯配管の途中に空気溜りが生じないように施工してください。やむをえない場合は、配管の最上部に空気抜き弁を取り付けてください。 ●2階給湯の場合は十分な給水圧が必要です。2階で2ヶ所給湯を行う場合、給湯機への給水圧0.3MPa以上が必要です。1階・2階の同時給湯の場合は、1階と2階の給湯配管のそれぞれにバルブを設けて出湯量の調節をしてください。 ●配管は水抜きが容易にできるようにしてください。

5.水道配管

P.14

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■基本配管例

■配管の凍結予防 ●給水元栓・給水配管・給湯配管・逆止弁などは凍結予防の為、保温材(25mm以上)を巻いて十分保温してください。 ●過圧逃し弁の排水ホースは必ず下り勾配に接続してください。 ●冷え込みの厳しい地域では、水道凍結予防帯(ヒーターバンドetc.)を巻いて十分な保温を行ってください。 ●凍結予防方法については、取扱説明書により、お客様に十分にご説明ください。

屋外設置M,MSの場合

屋内設置F,FFの場合

P.15

給湯給湯

サーモ付混合水栓

保温材

給水配管

給水給水

シャワーヘッド給湯配管

又はユニオン接続

フレキシブルパイプ

内径10mm)(市販のビニ-ルホ-ス

排水ホ-ス

逆止弁

給水元栓

10cm以上

給水給水

又は逆止弁付給水元栓}

過圧逃し弁

水抜き栓

過圧逃し弁

内径15mm)

(市販のビニ-ルホ-ス

排水ホ-ス

又はユニオン接続

フレキシブルパイプ

給水

給湯配管

シャワーヘッド

混合水栓

保温材

サーモ付

又は逆止弁付止水栓}逆止弁

給水元栓

給湯

給水

給水配管

※図はFタイプを示す

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■電気配線上の注意 ●適切な位置に電源コンセントがない場合、あるいは容量が少ない場合には、電気配線を電力会社の指定工事店に依頼し、容量が10A以上の専用配線を必ず設けてください。 ●電源は必ず適正配線された単相100Vのコンセントを使用してください。 ●電源コードの有効長さは、2mです。機器から2m以内に専用のコンセントを設け、途中で接続したり、延長コードの使用・他の電気器具とのタコ足配線をしないでください。 ●電源プラグやコードを傷つけたり、破損したり、加工しないでください。また重いものをのせたり、加熱したり、引っぱったりすると電源コードが破損し、火災、感電の原因となります。 ●余分な電源コード、アース線は、機内に入れないでください。火災の原因となります。 ●運転時の電圧が90V以下、及び110Vを超える場合は故障の原因となります。 この場合は電力会社の指定工事店に依頼し、対策してください。 ●本機は、50Hz・60Hz共用です。周波数切替えの必要はありません。 ■屋外設置機器の注意 ―― M,MSの場合 ●コンセントは、防雨型コンセントを使用し、地上30cm以上の位置に取り付けてください。 ■ 接地(アース)の方法 ※アース棒は別売品(UIB-11)をご使用ください。

■高地対応 ●標高が1,500mを超える高地では使用できません。 ●標高が801~1,500mの高地で使用する場合は空気が希薄なため、機器の設定変更が必要となります。下記要領で設定変更を行ってください。

1.電源プラグをコンセントから抜いてください。 2.前扉の2本のねじをはずします。 3.基板カバーのねじをはずしてください。 4.制御基板の「切替スイッチ1」を右図のように切り替えてください。

5.以上で設定完了です。基板カバー、前扉を元通りに取り付けてください。

6.電源プラグを差し込んで試運転を行ってください。

6.電気配線

P.16

切替スイッチ

ON

 ONにする。・スイッチ1を

高地(標高801~1500m)

・スイッチ1が OFF。

リセットスイッチ

標準

切替スイッチ

(工場出荷時)(標高0~800m)OFF

1ON

43

2ONOFF

1

OFF

本体制御基板

1

接地(アース)の方法 機具への接地(アース)の方法

●アース棒は、他の機器との 併用はしないでください。

●アース棒のアース線端子をアース接続ねじで 固定してください。

(M)(MS) (F)(FF)

10cm以上

アース線は少々余裕をもたす

地  中

地  面

アース棒

アース線

コードカバーをはずしたところ

コードカバー

リモコン接続端子

はずす

ねじ

アース

アース接続ねじ

アースねじ

アース棒

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●リモコンコードは別売品(RC-12A-※)の中から選んでご使用ください。 (※はコードの長さを表します。下記参照) ●リモコンコードの総長さは、20m以内にしてください。 ●リモコンコードは、100V配線と一緒に引きまわさないでください。ノイズによる誤作動のおそれがあります。 ●リモコンコードは他の電気製品の電源コードと離して配線してください。洗濯機・冷蔵庫・衣類乾燥機などの電源コードと近接・併走配線すると、機器が作動しないことがあります。また、テレビ・ラジオ・ステレオなどの電源コードと接近して配線すると、テレビなどの画像、音声にノイズ(雑音など)が入ることがあります。 ●リモコンコードが余る場合は、機器の外にて処理してください。(機器の中へは絶対に押し込まないでください。) ●リモコンコードを機器本体と接続するときは、機器の電源プラグが抜いてある(分電盤の専用スイッチが「切」になっている)ことを確認してから行ってください。

■給湯リモコン取付け前のご注意 ●取付け場所 台所に取付けるのが標準ですが、次の場所は避けて取り付けてください。

●給湯リモコンは浴室内には絶対に取り付けないでください。防水構造ではありません。 ●ガステーブル・こんろなどの燃焼機器の上には取り付けないでください。 ●直射日光や、水しぶき、蒸気、水滴のかかる場所には、取り付けないでください。 ■給湯リモコンを機器本体からはずして台所などに取り付けて 使用する場合 ―― F,FF

●別売品の操作部シール板、別売品のリモコンコードが必要です。

当社別売品 ●操作部シール板 ―――――――― UIB-NS7 ●リモコンコード(長さ 5m) ―― RC-12A-5

(長さ 8m) ―― RC-12A-8 (長さ10m) ―― RC-12A-10 (長さ12m) ―― RC-12A-12 (長さ15m) ―― RC-12A-15 (長さ20m) ―― RC-12A-20

7.リモコンの取付け

給湯リモコン

P.17

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1.前扉から給湯リモコンの取りはずし ①前扉の取付ねじ(2本)をはずしてください。 ②機器本体制御基板ケースのリモコン端子台からY型端子をはずしてください。 ③前扉裏面のリモコン取付ねじ(2本)をはずし、給湯リモコンをはずしてください。 はずした給湯リモコンのリモコン取付ねじは操作部シール板を取り付けるときは使用しないでください。

2.リモコンを取りはずした後の処置 ①別売品の操作部シール板を取付ねじ(2本)で前扉に取り付けてください。

■壁面に取付ける場合 ①リモコンからリモコンカバーをはずします。(リモコンケース下部の切り欠き部にマイナスドライバー等を差し込んで、手前に軽く回します。リモコンの下部がはずれますので、手前に軽く引いてはずします。) ②リモコンの裏面にあるノックアウト穴をニッパー、ナイフなどであけます。 ③リモコン中継線をはずします。 ④リモコンコード(別売)のファストン端子を切断し、同梱のY型端子を圧着します。 ⑤リモコンコードを端子ねじに接続します。 ⑥リモコンコードをリードガイド内に、はわせ、リード止めに止めます。 ⑦リモコンケースを付属の木ねじ2本(Φ4.1×32)で壁に固定します。 ⑧リモコンカバーを元通り、リモコンケースにはめ込みます。

P.18

リモコンカバー

リモコンベース

リモコンケース

切欠き

 (φ4.1×32) ねじ(2本)

機器本体制御基板ケース

リモコン端子台

リモコン コード

リモコン裏面

ノックアウト穴ふた

リモコン中継線

リモコンコード

リードガイドリード止め

端子ねじ

前扉裏面

リモコン取付ねじ

給湯リモコン

前扉裏面

取付ねじ

操作部シール板

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■スイッチボックスへ取付ける場合 ①リモコンからリモコンカバーをはずします。(リモコンケース下部の切り欠き部にマイナスドライバー等を差し込んで、手前に軽く回します。リモコンの下部がはずれますので、手前に軽く引いてはずします。) ②リモコンの中継線にリモコンコードを接続します。 ③リモコンコードをスイッチボックスに挿入して、取付け壁面に付属のねじ2本(M4×35)で固定します。

[注意] 締めすぎると、給湯リモコンが変形したり、割れたりしますので注意してください。

④リモコンカバーを元通り、リモコンケースにはめ込みます。

■機器とリモコンコードの結線 ●M,MSの場合 ①コードカバーをはずします。 ②リモコンコードの端子を にしっかりと固定します。 ③リモコンコードの被覆部をコードカバー内側まで確実に挿入してコードカバーを取り付けます。

[注意]コードカバーの取り付けに不備があると雨水が浸入

し故障の原因になります。 ④リモコンコードを側板のナイロンクリップでしっかり固定します。

●F,FFの場合 ①前扉をはずします。 ②リモコンコードの機内への引き込みは、電源コードを通しているゴムブッシュ(右側板はめ込み)から行います。 ③リモコンコードの端子を機器本体制御基板ケースの にしっかりと締め付けて配線します。

リモコン端子台

リモコン接続端子

P.19

アース接続ねじ

コードカバーをはずしたところ

リモコン接続端子

ねじ

はずす

コードカバー

アース

ナイロンクリップ

リモコンコード(被覆部)

アース線

コードカバーリモコン アース

(別売品)

リモコンカバー

 (M4×35)ねじ(2本)

リモコンコード

リモコン

リモコンコード

リードガイドリード止め

リモコン中継線

端子ねじ

単位:mm

壁穴130

1個用スイッチボックス(カバーなし)〔JIS-C-8340〕 を壁穴の中心に取り付ける。

83.5

壁穴96

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[注意]リモコン配線の際、リモコンコードのY型端子の端子同

士が接触しないように、注意して配線します。 ④機器配線の処理はビニ帯等を利用して、高温部に触れないよう、またひっぱり過ぎないように結束します。

[注意]余分なリモコンコードは、機器内に入れないでください。

高温部等に触れ破損し火災の原因になります。 ⑤リモコンコードを側板のナイロンクリップでしっかり固定します。

■リモコンシステムアップについて ●給湯リモコン(標準付属)の他に、別売リモコン(シャワーリモコン、増設給湯リモコン)を選んでシステムを構成することができます。(最大3個取付可能状態は下図) ●各リモコンの配線接続は、機器本体の に接続してください。 ●リモコンコードの総長さは、20m以内にしてください。

■残油お知らせセンサー取付方法

注意:制御基板への接続の際、同梱の中継コネクタを取り付けたのち、給湯機内部の制御基板に差し込んでください。

リモコン接続端子

P.20

制御基板ケース機器本体

端子台リモコン

リモコンコード給湯

リモコンコードバス

屋外設置(M,MS)の場合 屋内設置(F,FF)の場合

バスリモコン

増設給湯リモコン(別売品)

給湯リモコン

増設給湯リモコン(別売品)

バスリモコン

給湯リモコン

給湯リモコン

バスリモコン

増設給湯リモコン

リモコン端子台

増設リモコンを接続�する際は、給湯・バスリモコンと同じ個所に共締めしてください。

灯油開閉バルブ

袋ナット

リング

給湯機

クランプ クランプ

「制御基板」

残油お知らせセンサ-(左図参照)

FB-198TN,FB-98TN オイルタンク(角形),FB-98TS ステンレス製オイルタンク残油お知らせセンサ-取付け詳細図

圧力センサ-内に、雨水が入 �らない様に必ず、コ-ドの�取出し口を、下に向けて �ください

圧力センサ-の向きは矢印を上にしてください

バルブは必ず全開にして �ください

(オイルタンク付属)

ドレンパッキン(オイルタンク付属)

シ-ルテ-プを巻いてくださいオイルタンク本体ドレン抜き接続部

点線内 FB-60S-3,FB-60S-10

センサ-用

ドレンカップは手締めにてねじ込んでください

ドレンカップ オイルストレ-ナ

(給油検知)

制御基板への接続個所

制御基板

給油検知

対震装置

凍結予防サーモ

茶茶赤赤白白

黒黒

CdS

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■排気筒の取付け上の注意 ―― Fの場合 ●不完全燃焼を防ぐために屋内設置用機器は、必ず排気筒を取付け、排ガスを屋外に排気してください。 ●排気筒は内径Φ106(3.5寸)のものを使用してください。 ●排気筒の内径は途中で細くしたり太くしたりしないでください。 ●排気筒の材質は、ステンレス等耐久性の良いものをご使用ください。 ●排気筒の延長限界(右表参照) ●排気筒の横引きは必ず20分の1程度の下り勾配にしてください。 ●排気筒の接続部は付属のアルミテープで必ずシールしてください。 たりない場合は、市販のアルミテープをお使いください。 ●排気筒トップは付属のものを使用し、アルミテープで取付けてください。 ●試運転は必ず実施して、排ガスの漏れ等がないことを確認してください。 ●集合煙突の使用禁止 集合煙突へは、使用できません。 ●排気筒を他の機器の給排気筒の近くに取り付けると、他の機器が排ガスを再度吸い込んで不完全燃焼をおこすおそれがありますので、そのような場所には取り付けないでください。

■排気筒の施工例 ―― Fの場合

■給排気筒の取付け上の注意 ―― FFの場合 ●給排気筒の工事方法とその注意 給排気筒セットに付属されている「給排気筒工事説明書」を参照願います。 ●給排気筒は必ず付属のもの、または、指定のものを使用してください。 ●給排気筒は室内に排気しないでください。また集合煙突には、絶対に取り付けないでください。排ガスを再度吸い込んで不完全燃焼をおこすおそれがあります。 ●給排気筒は若干下向きになるように取り付けてください。 給排気筒が下り勾配でないと雨水が入って不完全燃焼をおこすおそれがあります。

8.排気筒、給排気筒の取付け

排気筒の場合

給排気筒の場合

排気筒の長さ

排気筒の延長限界

(排気筒トップは 曲り数には含みません)

3m 2

5m 1

曲り数

P.21

排気筒の標準取付図

※1.※2.

排気筒の半径以上とする。排気筒は、固定金具で1.5m~2m間隔に固定すること。

機器前方の点検スペースを確保してください。

(有効開口面積)空気取入口500cm

15cm以上

※2

※1

固定金具

可燃物

15cm

※1

以上前方

機器

以上60cm

※1

以上2

めがね石

支え又は吊り金具

以上15cm

燃物

可燃物

以上60cm

以上30cm

空気取入口 500cm2以上

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●積雪の多い地方では、給排気筒トップが雪でふさがれないように注意してください。 また、風がよどむような場所に取り付けたり、他の機器の排気筒・給排気筒の近くに取り付けると、排ガスを再度吸い込んで不完全燃焼をおこすおそれがありますので、そのような場所には取り付けないでください。 ●人通りの激しいところや、雪や風のふきだまりになるような場所、ツララの真下になるようなところには取り付けないでください。 ●給排気筒が床下・天井を貫通しなければ取り付けられない場所には設置しないでください。 ●本体から給排気筒までの延長管の長さが3m、曲り箇所が3箇所をこえるところには据え付けないでください。 ●壁に穴をあける場合は壁の厚さが16~27cmで壁の内部にある電気配線等に接触するおそれのない場所を選んでください。 ●給排気筒トップの周囲や近くに、危険物や障害物のないところを選んでください。 ■標準付属の給排気筒での施工例 ―― FFの場合 ●施工にあたっては、給排気筒セットに付属の「給排気筒工事説明書」に従って行ってください。 ●機器と壁の位置関係により、給排気筒の取り付けが異なります。図に従って取り付けてください。壁穴の径は Φ120mmです。 ●標準付属以外の給排気筒の延長等については、給排気筒セットに付属の「給排気筒工事説明書」を参照願います。

■給排気筒延長用部品での延長設置例

P.22

300~350

160~270150以上 160~270

300~350

250以上

160~270

300~350

壁穴径φ120 壁穴径φ120

壁穴径φ120

1355

1225

200

150

壁厚

380~510

壁厚250

1501355

1225

510

380

壁厚200

150

1355

1225

380~510

②右壁設置

①左壁設置

③後壁設置

150以上

250以上

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●給油及び送油経路の空気抜きをしてありますか。(送油バルブは開いてますか。)また、油漏れはありませんか。 ●油タンクの送油バルブを開き、機器のオイルフィルタの空気抜きねじをゆるめ送油経路内の空気を抜きます。オイルフィルタ内に灯油を満たして、空気抜きねじを元通りに締め付けてください。 ※空気抜きねじ部の O リングをなくしたりきずつけたりすると油漏れと鳴り、使用できなくなりますので、注意して取り扱ってください。また、空気抜きねじははずさないでください。 ●給湯栓を開いて水が出ますか。(熱交換器の中に水が入っていますか。)また、配管に水漏れはありませんか。※給湯栓を開いても水が出てこない場合、機器の運転スイッチを「入」にしないでください。空だきのおそれがあります。 ●電源プラグはコンセントに差し込まれていますか。(ブレーカはONになっていますか。) ●各リモコンコードの機器への配線に間違いはありませんか。

給湯

■運転開始手順 ①運転スイッチを押して「入」にします。 ②給湯温度設定スイッチを押して好みの温度にします。 ③給湯栓を開くと自動的に点火します。

④給湯栓を閉じると自動的に消火します。 ■初期運転時の異常現象 ●水道工事のときのゴミが機器に流れ込み、機器内にひっかかるとバーナは運転しません。給水口フィルタを掃除してください。 ●送油経路内の空気抜きが不十分ですと給湯温度表示部に「4」が点滅表示することがあります。このときは、送油経路内の空気抜きを行ってからリモコンの運転スイッチ入れ直してください。給湯温度を75℃にし、給湯栓を全開にして最大燃焼で5分間以上運転して送油経路内の空気抜きを十分に行ってください。

■正常運転の目安 ●給湯栓の開閉により着火、消火すること。 ●リモコンの給湯温度調節の操作により給湯温度が変化すること。 ●異常発煙、異常振動音がないこと。(初め白い煙が出ますが、しばらくすると消えます。) ●油漏れ、水漏れがないこと。 ●運転スイッチを押して「切」にします。

9.試運転

試運転は使用者とご一緒に必ず行ってください。

運転準備

運転

空気抜きねじ

使いはじめは配管内の水が出ますので、お湯になるまでしばらく時間がかかります。

運転停止

P.23

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■試運転終了後の処理 ●凍結予防のため、試運転終了後は電源プラグをコンセントから抜かないでください。長期間ご使用にならない場合は、取扱説明書(使用方法 凍結予防の項参照)に従って必ず水抜きを行ってください。

■お客様への説明 ●取扱説明書に従って「使用方法」を説明してください。特に取扱説明書の「特に注意していただきたいこと、安全のため必ずお守りください」をよく説明してください。 ●保証書に必要事項を記入してください。 ●取扱説明書(保証書付)をお客様に渡してください。 ●特に、オイルタンクの水抜き、掃除方法、掃除頻度は必ず説明してください。

●機器を廃棄するときは、必ず灯油を抜いてください。リサイクルの支障になります。 株式会社INAX お客様相談センター

ダイヤルイン 0562-31-0792 平日「9:00~19:00」対応 土日・祝日「10:00~18:00」対応(年末年始・夏期休暇は除く)

P.24

10.廃棄するときの注意

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MEMO

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MEMO

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MEMO

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PFB-0120(04040)