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STDV-002 サブウーファー用チャンネルデバイダー 取扱い説明書 フォステクス製 この度は、stereo× ONTOMO Shop 商品をお買い上げくださり、誠にありがとうございます。 ご使用の前に、このガイドを必ずご一読くださいますようお願いいたします。 ・ この取扱説明書は、stereo編 ONTOMO MOOK「これで決まる! 本物の低音力」掲載の記事をもとに編集されています。 ・ この商品は、 stereo編 ONTOMO MOOK「これで決まる! 本物の低音力」の特別付録 『フォステクス製 サブウーファー用チャンネルデバイダー』を使用した特注の商品です。 付録という特性上、修理はできませんのでご了承ください。 ・ 改造・交換にあたっては自己責任で行ってください。改造・交換による故障や損害については対応いたしかねます。 販売元: 株式会社音楽之友社/製造元: フォステクスカンパニー お問い合わせ先: 株式会社音楽之友社 オンラインショップ「ONTOMO Shop」係 〒162-8716 東京都新宿区神楽坂6-30 電話:03-3235-2090(平日) https://ontomo-shop.com/ コズサシケケケケケシゲケケ ボ流シマ 竴礛䅈穟祲䅈こ 秇磾籞 竴碻籞ぁ稸筹篖窬䈎穧窹磹䅣籞 ノハギケケザケ ⒍⒲⒜⒴扈瞳茣)》㍍菟ァ▷揃っ▷ ◁ ュ〞茨 ′蜴頤㍍菟ァ▷揃っ▷豫㌻廐¦笈篝芦餐ょ㍊▷=彿‥英』螂遘♯甕》㍇ 帝鯖〒嗾 蹤瞳!窺嗾 搆⒊⒏⒋└⑴⒐⒊⒏ 庁「苻霜潔囲嘯瞳勧⒏®⒌⒉ ォ¦滬ょ¦㌧氈〞祢 媾ⅲⅱⅷⅲⅰⅲ ⅶ⒣⒪⒫ ④⑯⑯⑫⑮┡┖┖⑪⑩⑯⑪⑨⑪└⑮④⑪⑫┕╊⑪⑨┖ ⑪⑩⑯⑪⑨⑪└⑮④⑪⑫┧⑪⑩③╈⑦⑰⑩⑪⑯⑪⑨⑪┕╊⑪┕⑥⑫ 硼礎条像紐 ⑶ ヮ翩㌃〞茨ッ▷噓秘幣 ㌔¦穿牙秘幣 笈〞茨薺默衰耨 迄ょ㌃▷ 迦下£晒箙 ┨⑨╈Ⅱ⑪⑩ ┷╈Ⅰ ℡芦▷㌫㍊ァ¦萢▷噓迦下=詛粮☎ 睢閻 挿萪訖計 揃ェ㌶ゖヮ㌶甬 ㌶箭▷ッ▷曁牙〞茨 媾ⅳ⒊⒉⒉⒉ ⒋o祢翩㌍¦茨冉 冐綜貰綜冉 撰 濠栄π 悗⑿⑽ⅶ⒁箸㈴醱捩 扈硼♯頤願英 ュ〞茨=⒋影硼蕃)粮譁芍冉 ◁ 賢紐 ⑶㉒⒊⒏⒉㌢⒄⒋⒐⒉㌢⒀⒋⒎⒌⒨⒨┏ 娚訓堰…蔾☎ ◁ 虫籀 ⑶ⅰ⒀⒂ ⒊⒋⒨⒨姻 ⅴⅵ㌔▷噓稱〉劵 棲籥タ迄▷㌃ー⒃ⅲ ⑿⑽ⅶ⒁ 箸 ⅳ⒊⒉⒉⒉ⅶ㉒└ⅶ 濠栄π 耀た⒊曁牙〞茨 ⑿⑽ⅶ⒁ 潑 ⅳ⒊⒉⒉⒉ⅶ㉒└⒀ 濠栄π 耀た⒋曁牙〞茨=àν鄒ю ⑿⑽ⅶ⒁ 醱 ⅳ⒊⒉⒉⒉ⅶ㉒└ⅳ 濠栄π 耀た⒋曁牙〞茨 甄跚⒊o鬮靭〞㌧菟滬㌃ゥ▷㌫▷ 媾㍍菟ァ▷揃っ▷ ◁ ュ〞茨 ⅳ⒊⒉⒉⒉ⅶ㉒ 媾㍍菟ァ▷揃っ▷ ◁ ュ〞茨 ⅳ⒊⒉⒉⒉ⅶ㉒ A抵 ⒊⒊┓⒉⒉⒉バ ℡⒊影⒈垪娠☎ ⑿⑽ⅶ⒁ 剝 ⅳ⒊⒉⒉⒉ⅶ㉒└㉑ⅵ 濠栄ñ∃棺 佐藤勇治氏(ワイエスクラフト)が設計した板厚 12mm の サブウーファー・キット。プラスドライバーとボンドがあれば 組み立て可能。初めてのサブウーファー購入をお考えの方は もちろん、さまざまなつかいこなしを試したい方にもお勧め!

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Page 1: STDV-002 Ä u É ( ø J ' ó J 5 E = ö J í µ Ú ó ê ¶ Á £ æ r …file002.shop-pro.jp/PA01347/181/manual/STDV-002.pdfSTDV-002 サブウーファー用チャンネルデバイダー

STDV-002

サブウーファー用チャンネルデバイダー取扱い説明書

フォステクス製

この度は、stereo× ONTOMO Shop 商品をお買い上げくださり、誠にありがとうございます。ご使用の前に、このガイドを必ずご一読くださいますようお願いいたします。

・ この取扱説明書は、stereo編 ONTOMO MOOK「これで決まる! 本物の低音力」掲載の記事をもとに編集されています。

・ この商品は、 stereo編 ONTOMO MOOK「これで決まる! 本物の低音力」の特別付録

『フォステクス製 サブウーファー用チャンネルデバイダー』を使用した特注の商品です。

付録という特性上、修理はできませんのでご了承ください。

・ 改造・交換にあたっては自己責任で行ってください。改造・交換による故障や損害については対応いたしかねます。

販売元: 株式会社音楽之友社/製造元:フォステクスカンパニーお問い合わせ先: 株式会社音楽之友社 オンラインショップ「ONTOMO Shop」係

〒162-8716 東京都新宿区神楽坂6-30 電話:03-3235-2090(平日)https://ontomo-shop.com/

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CY

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SW.pdf 1 2019/01/30 22:52:22

佐藤勇治氏(ワイエスクラフト)が設計した板厚12mmのサブウーファー・キット。プラスドライバーとボンドがあれば組み立て可能。初めてのサブウーファー購入をお考えの方はもちろん、さまざまなつかいこなしを試したい方にもお勧め!

Page 2: STDV-002 Ä u É ( ø J ' ó J 5 E = ö J í µ Ú ó ê ¶ Á £ æ r …file002.shop-pro.jp/PA01347/181/manual/STDV-002.pdfSTDV-002 サブウーファー用チャンネルデバイダー

2●

安全上のご注意●万一、煙が出ている、へんな臭いや音がするなどの異常が発生した場合は、すぐに機器本体の電源を切り、ACアダプターをコンセントから抜いてください。そのまま使用すると、火災・感電の原因となります。●本機の分解・改造は絶対にしないでください。また、お客様による修理は危険ですのでおやめください。●本機の上に花瓶、コップなど液体の入った容器を置かないでください。液体がこぼれて中に入った場合、故障や感電の原因になります。

●ACアダプターの上に重いものを載せないでください。断線や芯線の露出など、ACアダプターが傷んだ場合には、絶対に使用しないでください。火災・感電の原因になります。●付属のACアダプターは本機専用ですので、他の機器に使用しないでください。●本機のDC IN端子へのプラグの抜き差しは、必ず電源スイッチを切り、ACアダプターをコンセントから抜いた状態で行なってください。●本機をお手入れする際には、安全のためACアダプターを外してください。感電の原因となることがあります。お手入れにはベンジンやシンナーなどの揮発性有機溶剤が含まれているものを使用せず、乾いた柔らかい布で乾拭きしてください。●付属のACアダプターは日本国内用につくられています。日本国外では使用できません。●本機を長期間使用しない場合には、安全のため必ずACアダプターをコンセントから抜いてください。●濡れた手でACアダプターの抜き差しを絶対にしないでください。感電の原因となります。●本機は電源スイッチを切った状態でも主電源が完全に遮断されませんので、本機をコンセントの近くに設置し、ACアダプターへ容易に手が届くようにしてください。

ご使用上のご注意●本機の入力端子(スピーカー端子)ではプラス/マイナスをショートしないよう配線を確実に行なってください。●本機はライン入力での信号入力を行なうことはできません。●本機の信号経路は2ch入出力ですので3D方式(LRミックス)での信号出力はできません。●入力端子(スピーカー端子)には1.25sq以下のケーブルで配線を行なってください。線径の太いケーブルを無理に端子に入れると破損の恐れがあります。

●最大入力レベルは25Vrmsです(8Ω負荷で80W、4Ω負荷で160Wのアンプ出力まで)。最大入力以上の電圧が入力された場合、故障の原因となりますのでご注意ください。●本機の電源をオンまたはオフするときは、その前に必ず接続されているアンプ(サブウーファー用アンプ)の電源がオフであることをご確認ください。サブウーファー用アンプの電源がオンの状態で本機の電源をオンまたオフするとポップノイズが原因で接続されているスピーカーを破損させる恐れがあります。●入力端子(スピーカー端子)に直流電流が入力されると故障しますので絶対に入力しないでください。●ご使用されるメインスピーカー(またはアンプ)と本機を並列に接続してください。詳細はp.5の配線図をご覧ください。

付録に不良の疑いがある場合●付録のBASS Channel Dividerは、付録という性格上、修理はできません。ご使用には充分お気をつけください。●初期不良や付属品の欠品のみ、交換等の対応をいたします。初期不良が疑われる場合は下記編集部へご連絡ください。 ただし、対応は本誌の発売より1年後(2020年2月末日)までとさせていただきます。

 お問い合わせ先: 株式会社 音楽之友社 編集企画開発課 TEL:03-6630-4901

付録(内容物)・サブウーファー用チャンネルデバイダー “BASS Channel Divider” 本体×1台・専用ACアダプター×1台(写真右)

付録:サブウーファー用チャンネルデバイダーBASS Channel Dividerご使用の前に必ずお読みくださいここには、あなたや他の人 へ々与える危害や財産などへの損害、また機器の故障・破損などを未然に防止するためのことが記載されています。記載の注意事項をお守りいただけなかった場合、当社では一切の責任を負いかねます。必ずお守りください。

●3

フォステクス カンパニー営業課 国内営業三井 宏さん

ワイエスクラフト佐藤勇治さん

音楽之友社の試聴室にて、付録サブウーファー用チャンネルデバイダーの企画・開発に関わられた三井宏さん(右)と佐藤勇治さん(中央)にお話しをうかがった(左側は筆者の生形三郎氏)

本誌の付録「サブウーファー用チャ

ンネルデバイダー〝BA

SS Channel Divider

〞」(以降バスチャンデバ)、

これを使うと低音再生の可能性が大幅

に広がるらしい。この付録の開発元に

その詳細をおうかがいした。

サブウーファー専用の

チャンネルデバイダー

まずは開発のいきさつから教え

ていただけますか?

三井 当社では、10年ほど前にGX1

00という小型の2ウェイ・スピーカ

ーを発売したのですが、発売後にお客

さんから、もっと重低音も欲しいとい

う要望をいただいていたのです。ただ、

都市部や集合住宅にお住まいの方は、

大きいスピーカーは置けないという状

況がほとんどです。そこで、CWシリ

ーズやPM

SUBシリーズを開発し、

現在、全4機種のサブウーファーをラ

インアップするようになりました。

佐藤 2014年にはステレオ誌に付

録した2ウェイ・ユニットを使ったス

ピーカーをより手軽に使いこなせるも

のをということで、ムックの付録とし

て2ウェイ用チャンネルデバイダーを

ご提案させていただきました。実はそ

の後、サブウーファー用のチャンデバ

が欲しいという要望もチラホラといた

だいていたのですね。それで実現した

のが今回のバスチャンデバです。低音

用に特化したチャンネルデバイダーと

し、200㎐以下の低域信号を抽出・

コントロールする機器です。一般的な

アンプ内蔵サブウーファーのコントロ

ール部が別筐体となったものと考えて

いただければイメージしやすいかもし

れません。

使用方法・接続方法

スピーカーへの信号が入力信号

これは、どうやって使用するも

のなのですか?

三井 入力信号は現在お使いのアンプ

のスピーカー出力から取ります。

アンプのスピーカー端子から二

股で接続し、一方はメインスピーカー

本誌の付録である〝B

ASS Channel D

ivider

〞(以下バスチャンデバ)、

サブウーファー用チャンネルデバイダーと謳っていますが、

実は現在、同じような機能を持つ市販品は存在しないと思われる代物です。

そこで企画・開発の関係者であるお2人をお招きし、

この機器はどのようなもので、どのように使うものかなどを聞いてみました。

開発関係者に聞く

サブウーファー用チャンネルデバイダー

〝BASS Channel D

ivider

〞 とは?

■三井

宏(フォステクス

カンパニー)/佐藤勇治(ワイエスクラフト)

●きき手・まとめ

生形三郎

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●5 4●

サブウーファー用チャンネルデバイダー“BASS Channel Divider”とは?

ーカー側をそのままに、追加でB端子

に接続すればいいので簡単です。スピ

ーカー端子が1系統のアンプの場合は、

Yラグとバナナプラグを併用したり、

2本のスピーカーケーブルを撚ったり

して端子に接続してください。そして、

バスチャンデバのRCAピン出力端子

からピンケーブルを使ってサブウーフ

ァー用のアンプ(ここではフォステク

スAP15d)に接続、そのアンプと

サブウーファーにするスピーカーをつ

なぎます。今回はフォステクスのウー

ファーユニットFW108HSを搭載

した密閉型スピーカーを用意しました。

位相/クロスオーバー/

レベルの調整法

なるほど。調整方法はいかがで

すか。

佐藤 オススメはボーカルと低音楽器

の入ったソースを使う調整方法です。

 まず、バスチャンデバのカットオフ

周波数を高め(ツマミを12時あたり)

に、また今回の場合はバスチャンデバ

のボリュームをMAXに設定し、サブ

ウーファー用アンプ

今回はAP

15dですが

のボリュームもあ

る程度上げて位相の設定を行ないます。

バスチャンデバの180°と0°を切り換えて、

低域からボーカルくらいまでの帯域が

被って増強されていれば位相が合って

いる状態で、そちらに設定します。

今回は180°のほうが良好ですね。

佐藤 サブウーファーを少し大げさに

鳴らした状態で確認するのがコツです。

 次にクロスオーバーを調整します。

まずサブウーファーを切ったときのボ

ーカルの音を聴いておきます。次にこ

こでもサブウーファーの音量をある程

度上げます。今はサブウーファーの音

が被っていてボーカルの明瞭度が悪い

ですが、この状態でカットオフ周波数

を下げていくと、だんだんボーカルの

明瞭度が上がっていくのがわかると思

います。明瞭度があり低域の量感がち

ょうど良いバランスを探っていきます。

このようにカットオフ周波数とサブウ

ーファーの音量を絞ったり上げたりを

繰り返して追い込みます。

声が変化しすぎないギリギリの

ところに設定するのですね。ベースの

量感も良い感じになっています。この

調整、一般的なアンプ内蔵サブウーフ

ァーでは、リスニングポイントから移

動して調整しないといけないのですけ

ど、リスニングポイントでも調整でき

るバスチャンデバは圧倒的に楽ですね。

BASS Channel Divider

(サブウーファーとして使う)スピーカー

(サブウーファーとして使う)スピーカー

OUTPUTINPUT INPUT

スピーカーケーブル スピーカーケーブル

スピーカーケーブルスピーカーケーブル

L chR ch

RchLch

LR

LR

CD入力スピーカー出力

(メイン)スピーカー

(メイン)スピーカー

CDプレーヤー等 プリ・メインアンプ

パワーアンプ

INPUTSP OUT SP OUT

ピンケーブル

ピンケーブル

(メイン)スピーカーの入力端子

プリ・メインアンプ等のスピーカー端子

BASS Channel Divider

接続方法メインのスピーカーにつながるシステムに追加する形で(今まで使っていたメインシステムの基本的接続は変更せずに)サブウーファーシステムを構築できます。BASS Channel Dividerのスピーカー端子(INPUT端子)は、メインのスピーカーと繋いでいるプリ・メインアンプ等のスピーカー端子とスピーカーケーブルで接続します。BASS Channel DividerのRCAピン端子(OUTPUT端子)は、サブウーファーを駆動するアンプの入力端子とピンケーブルで接続します

入力信号の取り方その②メインのスピーカーの入力端子とBASS Channel Dividerのスピーカー端子をスピーカーケーブルでつないでもいいです

参考:カ ットオフ周波数と CROSSOVERツマミ位置(時刻)との目安

30㎐ 7:00(左回し切り)/40㎐ 9:00/60㎐ 10:20/80㎐ 11:10/100㎐ 12:10/140㎐ 13:20/160㎐ 14:10/180㎐ 15:00/200㎐ 17:00(右回し切り)

へ、もう一方をこのバスチャンデバに

つなぐのですね。

佐藤 はい。本機は接続対応しやすい

スピーカー入力のみとしました。

なるほど、プリアウト端子を持

たないアンプでも使えるということで

すね。

三井 そうです。そしてこのバスチャ

ンデバのRCAピン出力端子からサブ

ウーファー用スピーカーを駆動するア

ンプにつないでいただき、そのアンプ

にサブウーファー用スピーカーを接続

するという形になります。

では、実際に接続していただけ

ませんか。2018年ムックスピーカ

ーとプリ・メインアンプ(デノンPM

390)を用意しました。

佐藤 メインスピーカーの2018年

ムックスピーカーとプリ・メインアン

プはそのままつなぎます。次にこのバ

スチャンデバを使ったBASSシステ

ムを構築するには、アンプのスピーカ

ー端子からさらにもうひと組のスピー

カーケーブルを使ってバスチャンデバ

に接続します。このPMA

390の

ようにスピーカー端子がA/Bの2系

統を装備しているものは、メインスピ

[BASS Channel Divider仕様]●方式:アナログ方式 ●入力端子:スピーカー端子(赤黒Push式) ●出力端子:RCAピン ●カットオフ周波数:30~200㎐連続可変 ●フィルター特性: 12㏈/oct, Q=0.7 ●位相切換え:0°/180° ●最大入力レベル:25Vrms ●最大出力レベル:3Vrms ●歪率:0.01%(30㎐ 1Vrms) ●残留ノイズレベル: 95㏈V以下(DIN AUDIO) ●電源:DC12V 1.5A ●付属品:専用ACアダプター ●外形寸法:109W×28H×60D㎜(突起部分含まず) ●質量:約380g(アダプター含む)

BASS Channel Divider回路図

これが BASS Channel Divider だ!!

fc=200㎐fc=30㎐周波数特性

クロスオーバーつまみカットする高域側周波数を調整します。右に回すと遮断する周波数が高くなります。30~200㎐の間で連続可変で設定できます

フェーズスイッチ位相を反転することができます

ボリュームつまみライン出力(RCAピン端子)のレベルを調整します。右に回すと大きくなります

電源スイッチ

入力端子左チャンネル(スピーカー端子)信号を受け取る端子です。メインのアンプの左チャンネルのスピーカー出力端子、または左スピーカーの入力端子とスピーカーケーブルで繋ぎます

入力端子右チャンネル(スピーカー端子)信号を受け取る端子です。メインのアンプの右チャンネルのスピーカー出力端子、または右スピーカーの入力端子とスピーカーケーブルで繋ぎます

電源入力端子付属の専用ACアダプターと接続します

出力端子左右ch(RCAピン端子)信号を出力する端子です。サブウーファーを駆動するアンプの入力端子(RCAピン端子)にピンケーブルで繋ぎます

前面

上面

後方からの俯瞰

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6●

右側のブロックの上に載っている2つのスピーカーをサブウーファーにして用いてみた。メインスピーカーと同じ2018年ムックスピーカーと、ウーファーユニット、フォステクスFW108HSを用いて佐藤勇治氏が設計・製作した自作スピーカー(下)だ。次章からはいろいろな組合せを試してみようと思います

2018年ムックスピーカー(マークオーディオ編)とデノンのプリ・メインアンプPMA-390のシステムにBASSシステムを加えてみた。ここではサブウーファー用のアンプにフォステクスAP15d(¥10,700)を使用した。BASS Channel DividerとAP15dは同サイズだ

推奨システムと

使用上の注意点

使いこなしのコツや使用上の注

意点などを教えてください。

佐藤 サブウーファーとして使うスピ

ーカーは、やはりお使いになるメイン

のシステムに合わせて、というところ

があります。能率が高いスピーカーで

あれば、サブウーファー側も高能率で

低音を再生できるスピーカーが必要に

なりますし、逆に小型スピーカーであ

れば、同じ口径のユニットを使ったス

ピーカーの組合せでも、充分なBAS

Sシステムの構築ができると思います。

使われる環境と、普段聴いてらっしゃ

る音量など、そういった部分も含め、

それに追従できるようなBASSシス

テムを準備する必要があると思います。

エンクロージュアの形式や、振

動板の素材も重要になってきますね。

三井 やはり音楽再生を楽しむなら、

サブウーファー用のスピーカーは密閉

型がオススメですね。バスレフ型でも、

バスレフポートを塞いで使っていただ

くことでも対応が可能です。

余っているスピーカーを組み合

わせて実験してみたりと、これらを吟

味するだけでも楽しそうですね。今回

2018年ムックスピーカーを2ペア

揃えて、一方をサブウーファーにして

使ってみましたが、音色が揃って良い

結果が得られました。

三井 使用上の注意点としては、まず

はバスチャンデバの仕様上、電源のオ

ン/オフ時にポップノイズが発生しま

すので、必ずサブウーファー用アンプ

の電源がオフの状態でバスチャンデバ

の電源オン/オフを行なってください。

また、アンプのスピーカー出力から低

域信号をつくる構成にしていますので、

耐入力が決まっています。耐入力的に

は8Ω負荷で80Wまでとなりますので、

安全を考えた場合、メインのスピーカ

ーを鳴らしているアンプの定格出力は、

8Ω負荷で80Wまでのアンプをお使い

いただければ、まず壊れることはない

と思います。それ以上のハイパワーな

アンプを接続しても壊れることはあり

ませんが、瞬間的に耐入力を超えてし

まうときにクリップしてノイズが出て

しまうこともありますので、ノイズが

出た場合には、一度ボリュームを絞っ

て正常に動作しているかを確認してい

ただく必要があります。特に、メイン

側に低能率のスピーカーをお使いの場

合に注意が必要になります。

使用できるアンプの種類に制限

はありますか?

三井 アナログでもデジタルでも、B

TL接続でも問題なく安全にお使いい

ただけます。その他の注意点としては、

基本的なことですが、機器をセットし

たあと、もう一度接続が正しいか、シ

ョートがないかどうかをチ

ェックしていただきたいと

思います。それから、端子

の大きさからも太いスピー

カーケーブルの使用は控え

ていただいたほうが良さそ

うですね。

ありがとうございま

した。さまざまなシステム

を組んで、このバスチャン

デバの可能性を探っていき

たいと思います!

●7

 メインシステムのスピーカーとバスチャ

ンデバは並列に接続されますが、仮にメ

インのスピーカーを8Ωとすると合成インピー

ダンスはいくつになりますか?

 ほとんど変わりません。

 サブウーファー駆動用アンプはどのよう

なアンプがいいのですか?

 サブウーファー用スピーカーを駆動する

のに充分な出力を持ったアンプをお使い

ください。

 バスチャンデバはステレオ仕様ですが、

サブウーファー用スピーカーを1本だけ

で使う(2・1chで使う)ことはできますか?

 左右の信号をミックスしてモノーラルで

出力する機能は有しておりませんので、

いわゆる2・1chで使うことはできません。

 サブウーファーとするスピーカーにはど

のようなものが使えますか?

 低音域を再生できればどのようなスピー

カーでも一応使うことができますが、メ

インのスピーカーより低音再生能力の高いスピ

ーカーを使われるほうがいいでしょう。

 接続するケーブル(スピーカーケーブル

とRCAピンケーブル)にはどのような

なものがいいですか?

 それぞれの端子に支障なく接続できる太

さのケーブルで良質なものをお使いくだ

さい。とくに本機のスピーカー入力端子はケー

ブルの太さ(断面積)が1・25㎟くらいまで

の対応となっており、それ以上太いケーブルは

QAQAQAQAQA

 サブウーファー用チャンネルデバイダー

〝BASS Channel D

ivider

〞(以降バスチ

ャンデバ)となっていますが、簡単にいうとど

のようなものですか? 以前のチャンネルデバ

イダーとは違って、出力は1つ(L/Rの一組)

のみですが…。

 サブウーファー用に特化したデバイダー

です。スピーカーの入力信号(パワーア

ンプのスピーカー出力信号)を利用してサブウ

ーファー帯域の信号を抽出、コントロールする

機器です。2ch(ステレオ)で可変のローパス

フィルターと音量の調整、位相の切換えを行な

うことが可能です。

 このバスチャンデバを使ってBASSシ

ステムを組むには何が必要ですか?

 サブウーファーを駆動するためのステレ

オアンプが1台(モノーラルアンプなら

2台)、そしてサブウーファーにするスピーカ

ーが2台と接続ケーブルが必要となります。

 バスチャンデバでBASSシステムを組

むときに注意することはなんですか?

 メインシステムの能率に見合ったサブウ

ーファー用スピーカーと駆動用のアンプ

をお選びください。

 メインシステムのアンプのスピーカー出

力とバスチャンデバの入力端子をつなぎ

ますが、メインシステムのアンプがバランス

(BTL接続)アンプでも大丈夫ですか?

 バランス(BTL接続)アンプにも問題

なく接続できます。接続時にはスピーカ

ーケーブルのショートには注意してください。

QAQAQAQA

端子に入らない可能性があります。

 バスチャンデバの最大入力レベルが25

Vrmsとありますが、アンプの出力として

はどのようなレベルでしょうか?

 メインシステムのアンプの定格出力が8

Ω負荷で80W(4Ω負荷なら160W)

までなら問題はありません。メインシステムの

アンプの定格出力がそれ以上で、最大入力以上

の電圧がバスチャンデバに入力された場合、故

障の原因となりますのでご注意ください。

 サブウーファー駆動用アンプにもボリュ

ームがある場合、バスチャンデバのボリ

ュームとの関係はどのようにしたらいいのでし

ょうか?

 ステレオアンプの場合はサブウーファー

駆動用アンプのボリュームで音量を調整

してください。バスチャンデバのボリュームは

基本MAXにします。

サブウーファーの駆動にモノーラルアンプを使う

場合はバスチャンデバのボリュームで音量を調整す

るほうが便利です。モノーラルアンプのボリューム

は基本MAXにしますが、ゲインが高い場合は適

QAQA度に調整して(絞

って)ください。

アクティブスピー

カーをサブウーファ

ーとして使う場合

は、モノーラルアン

プと同様に調整し

てください。

入力信号はメインシステムのアンプのスピーカー出力から取る(スピーカー側でも可)

BASS Channel Divider回答■佐藤勇治(ワイエスクラフト)ご質問の多い内容をまとめました。