r&dフォーラム corevo 最新技術 「ntt r&dフォー …54 ntt技術ジャーナル...

4
NTT技術ジャーナル 2018.4 54 NTTは₂₀₁₈年 ₂ 月₁₉~₂₃日の ₅ 日 間にわたり,NTT武蔵野研究開発セ ン タ に て,NTT R&Dフ ォ ー ラ ム ₂₀₁₈「デジタル技術が彩る未来へ」 を開催しました(₁₉日,₂₁日はプレ ス向け,およびNTTグループ社員向 け内覧会).ここでは本フォーラム の開催模様を紹介します. フォーラム概要 NTTグループは,お客さまに選 ばれ続ける「バリューパートナー」 として総力を挙げて取り組んでいる 中,「NTTR&Dフォーラム201₈」で は,その取り組みに資する最新の研 究成果について講演 ・ 展示を行いま した.今年は,“デジタル技術が彩 る未来へ” をコンセプトに,AI(人 工知能),IoT(InternetofThings), メディア&UI(UserInterface),ネッ トワーク,セキュリティに関する技 術に加え,研究所の成果が実用化さ れたビジネス事例を併せて展示する ことで,最新の研究成果を分かりや すく紹介しました.本フォーラムに は,NTTグループの国内外のお客 さまをはじめ,ビジネスパートナー の皆様,IR関係者,官公庁や大学 関係者の方々など多数の皆様にご来 場いただきました. 講演 ・ ワークショップ 2 月20日の基調講演では,鵜浦博 夫NTT代表取締役社長が,「価値創 造の好循環をめざして」と題して, 革新技術の開発と多様なデータの利 活用によって政府,産業,社会のデ ジタル化を進める取り組み「Society 5.0」の実現に向けて,パートナー の皆様とともにさまざまな分野のデ ジタルトランスフォーメーションの 支援を通じて,新たな価値を創造す る「B2B2Xモデル」の取り組みに ついて講演を行いました. NTTグループでは,「Society5.0」 の実現に向けて,エンタテインメン ト,スポーツ,自動車,運輸,製造, 環境といったさまざまなプレイヤー とのコラボレーションに取り組んで います.「Society5.0」をめざす「デー タを活用したサイバー空間と現実空 間の融合」の実現に向けた具体的な 取り組みとして,地域ブロック単位 で,産学官の共同体がデータを集積 し,データを利活用する,日本型エ コシステムの実現を提言していま す.ファーストステップとして,札 幌市と「さっぽろまちづくりパート ナー協定」を締結し,インバウンド 観光の分野で 3 社が観光客の購買情 報を持ち寄り,個社の情報だけでは できなかった分析を行うことで新し いマーケティング戦略を立案し新た な収益機会を得るという,これまで にない価値創造が実現可能であるこ とを示しました.この成功により20 数社まで規模が拡大し,集積した データを利活用して電子決済や除雪 車の運行情報の共有といった新たな 展開が期待されています.さらに, この取り組みを,札幌市から北海道 全体,日本全国へと広げていくこと で,日本型エコシステムの全国展開 に取り組んでいます.このように, さまざまな分野でのデジタルトラン スフォーメーションをパートナーの 皆様とともにサポートすることによ り,「Society5.0」の実現と新たな 価値創造の後押しを進めていく決意 を表明しました(写真 ₁ ). 続いて,篠原弘道NTT代表取締 役副社長研究企画部門長により, 「豊かな未来を彩るR&Dをめざし て」と題して,生産性向上,個人の 活躍といった「産業競争力強化」や R&Dフォーラム corevo 最新技術 「NTT R&Dフォーラム2018」 開催報告 西 にしやま ようじろう 二郎 /石 いしい ひろと /植 うえくさ ゆうじ /野 のずえ はるひさ /坂 井田 のりお / ひさだ まさき NTT研究企画部門 †1 /NTT情報ネットワーク総合研究所 †2 / NTT先端技術総合研究所 †3 /NTTサービスイノベーション総合研究所 †4 †1 †1 †2 †2 †3 †₄

Upload: others

Post on 22-Jul-2020

0 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: R&Dフォーラム corevo 最新技術 「NTT R&Dフォー …54 NTT技術ジャーナル 2018.4 NTTは₂₀₁₈年₂月₁₉~₂₃日の₅日 間にわたり,NTT武蔵野研究開発セ

NTT技術ジャーナル 2018.454

NTTは₂₀₁₈年 ₂ 月₁₉~₂₃日の ₅ 日間にわたり,NTT武蔵野研究開発セン タ に て,NTT R&Dフ ォ ー ラ ム₂₀₁₈「デジタル技術が彩る未来へ」を開催しました(₁₉日,₂₁日はプレス向け,およびNTTグループ社員向け内覧会).ここでは本フォーラムの開催模様を紹介します.

フォーラム概要

NTTグループは,お客さまに選ばれ続ける「バリューパートナー」として総力を挙げて取り組んでいる中,「NTT�R&Dフォーラム201₈」では,その取り組みに資する最新の研究成果について講演 ・ 展示を行いました.今年は,“デジタル技術が彩る未来へ” をコンセプトに,AI(人工知能),IoT(Internet�of�Things),メディア&UI(User�Interface),ネットワーク,セキュリティに関する技術に加え,研究所の成果が実用化されたビジネス事例を併せて展示することで,最新の研究成果を分かりやすく紹介しました.本フォーラムには,NTTグループの国内外のお客さまをはじめ,ビジネスパートナーの皆様,IR関係者,官公庁や大学

関係者の方々など多数の皆様にご来場いただきました.

講演 ・ワークショップ

2 月20日の基調講演では,鵜浦博夫NTT代表取締役社長が,「価値創造の好循環をめざして」と題して,革新技術の開発と多様なデータの利活用によって政府,産業,社会のデジタル化を進める取り組み「Society�5.0」の実現に向けて,パートナーの皆様とともにさまざまな分野のデジタルトランスフォーメーションの支援を通じて,新たな価値を創造する「B2B2Xモデル」の取り組みについて講演を行いました.NTTグループでは,「Society�5.0」の実現に向けて,エンタテインメント,スポーツ,自動車,運輸,製造,環境といったさまざまなプレイヤーとのコラボレーションに取り組んでいます.「Society�5.0」をめざす「データを活用したサイバー空間と現実空間の融合」の実現に向けた具体的な取り組みとして,地域ブロック単位で,産学官の共同体がデータを集積し,データを利活用する,日本型エコシステムの実現を提言していま

す.ファーストステップとして,札幌市と「さっぽろまちづくりパートナー協定」を締結し,インバウンド観光の分野で 3 社が観光客の購買情報を持ち寄り,個社の情報だけではできなかった分析を行うことで新しいマーケティング戦略を立案し新たな収益機会を得るという,これまでにない価値創造が実現可能であることを示しました.この成功により20数社まで規模が拡大し,集積したデータを利活用して電子決済や除雪車の運行情報の共有といった新たな展開が期待されています.さらに,この取り組みを,札幌市から北海道全体,日本全国へと広げていくことで,日本型エコシステムの全国展開に取り組んでいます.このように,さまざまな分野でのデジタルトランスフォーメーションをパートナーの皆様とともにサポートすることにより,「Society�5.0」の実現と新たな価値創造の後押しを進めていく決意を表明しました(写真 ₁).続いて,篠原弘道NTT代表取締役副社長�研究企画部門長により,「豊かな未来を彩るR&Dをめざして」と題して,生産性向上,個人の活躍といった「産業競争力強化」や

フォーラム概要

講演 ・ワークショップ

R&Dフォーラム

corevoⓇ

最新技術

「NTT R&Dフォーラム2018」開催報告

西にしやま

山 陽ようじろう

二郎 /石い し い

井 寛ひ ろ と

人 /植うえくさ

草 祐ゆ う じ

司 /野の ず え

末 晴はるひさ

久 /坂さ か い だ

井田 規の り お

夫 /

久ひ さ だ

田 正ま さ き

樹NTT研究企画部門†1 /NTT情報ネットワーク総合研究所†2 /NTT先端技術総合研究所†3 /NTTサービスイノベーション総合研究所†4

† 1 † 1 † 2 † 2 † 3

† ₄

Page 2: R&Dフォーラム corevo 最新技術 「NTT R&Dフォー …54 NTT技術ジャーナル 2018.4 NTTは₂₀₁₈年₂月₁₉~₂₃日の₅日 間にわたり,NTT武蔵野研究開発セ

NTT技術ジャーナル 2018.4 55

EVENT

REPORTS

安全 ・ 防災,地方創生,持続可能な地球環境といった「社会的課題克服」に向けたNTT�R&Dの取り組みを紹介しました.情報通信技術が発展する中で,今後の技術は,消費者の真意を理解し,意識せずに,自然にサービスや情報提示が可能になり,技術がより自然に日常の中に入り込んでいくと考えています.企業にとっては,顧客行動の変化を把握し,得られたデータを中心とし,より深く顧客とつながり続ける製品を提供していくでしょう.NTTは,社会的課題の解決に向けて,「AI」「IoT」「メディア&UI」「ネットワーク」「セキュリティ」をR&Dのキーテクノロジとして位置付け,それぞれの最新技術について紹介しました(写真 ₂).�2 月22日のワークショップでは,

中村寛NTTドコモ 取締役常務執行役員(CTO)R&Dイノベーション本部長が「協創が生み出すスマートイノベーション~5Gに向けたドコモの取り組み~」と題し,NTTドコモのR&Dの取り組みについて,高速 ・ 大容量,低遅延,多数の端末との接続を可能とする5GとNTTグループのAI関連技術を活用した取り組みcorevo®を中心にパートナー企業との協創事例を紹介しました.2 月23日には 2 つのワークショッ

プを開催しました.まず,川村龍太

郎NTT未来ねっと研究所長から「IoTの現在,そして未来」と題して,パートナーの皆様と具体的な事例を解くIoTによる価値化の事例の紹介がありました.次に武居弘樹NTT物性科学基礎研究所�上席特別研究員から「光を用いた新しい計算機:量子ニューラルネットワーク」と題して,ネットワーク化されたいろいろな光発信群(レーザ)を用いて現代社会のさまざまな分野に現れる最適化問題を高速に解く計算システムについて講演が行われました.これらの講演の詳細は,本号に掲載された特集記事をご参照ください.ワークショップに続いて,「AI�時代の未来」と題して,将棋�棋士 羽生善治氏による特別講演が行われました.将棋がAI技術の影響を受けやすい分野であることを踏まえて,AI技術が人間にどのような影響を与えているのかということについて講演をしていただきました.まず,ゲームでのAI技術の歴史を紐解きながら,近年の飛躍的な性能向上の結果,大量の読みが可能なAI技術の優れた点や大局観を基に方針を決め次の手を指す人間の思考の優れた点を挙げられました.将棋界では,若手を中心にAIを活用して差し手を研究することが当たり前になってきた中で,古い差し手が復活したり,恐怖心がないAI

ならではの大胆な手が発見されたりという事象が起こっています.一方,AI技術が当たり前になってくる中で,AI技術が提示する差し手に対して,差し手の棋士の美意識オリジナリティ,アイデンティティの重要性が増してくるというお考えを述べられました(写真 ₃).以上の講演により,NTT�R&Dの取り組みを紹介し,聴講されたお客さまからは好評をいただきました.

研究成果展示 ・展示テーマセッション

NTT�R&Dフォーラム201₈では,「デジタル技術が彩る未来へ」のコンセプトのもと, 5 つの展示テーマ「 メ デ ィ ア&UI」「corevo®」「IoT」「ネットワーク&セキュリティ」「基礎研究」を掲げ,123件(昨年に比べ約2₄%増)の最新の研究開発成果を 展 示 し ま し た.NTT東 日 本,NTT西日本,NTTコミュニケーションズ,NTTドコモ,NTTデータ,NTT�i3などグループ会社からの展示もあり,基礎研究分野から商用化に至った研究所の技術まで幅広い発表となりました.各研究開発の成果を効果的に見ていただくために, 5 つのメイン会場を中心に,研究成果の特徴により,屋外,個室なども利用し,趣向を凝らしたデモンストレーションや展示

研究成果展示 ・展示テーマセッション

写真 ₁  鵜浦博夫社長講演 写真 ₂  篠原弘道副社長講演 写真 ₃  羽生善治氏講演

Page 3: R&Dフォーラム corevo 最新技術 「NTT R&Dフォー …54 NTT技術ジャーナル 2018.4 NTTは₂₀₁₈年₂月₁₉~₂₃日の₅日 間にわたり,NTT武蔵野研究開発セ

NTT技術ジャーナル 2018.456

を通して,最新の研究成果を来場者の方にご覧いただきました.■メディア&UI臨場感溢れるユーザ体験を実現するメディア処理関連技術や 1 人ひとりに適したサービスを実現するユーザインタフェース関連技術を紹介しました.(1)� 新たな価値を創るメディア技術

今年のイマーシブテレプレゼンス技術 「Kirari!®」 では,演出家とコラボレーションし,Kirari!®による新たな感動の創出をめざしたシアター型展示に加え,競技空間を丸ごと伝送し,競技空間を四方から観戦でき新たな観戦スタイルを実現したKirari!� for�Arena,スマートフォンと組み合わせて手軽に3D映像を視聴できるKirari!�for�Mobileまで,利用シーンに合わせたラインアップを要素技術と併せて紹介しました.また,人の視覚特性を利用し,写真や絵が動いているかのような錯覚を与える変幻灯,裸眼では鮮明な2D映像に見えつつ,メガネを使うと3D映像に見えるステレオ映像生成技術Hidden�Stereoなど,多彩なメディア技術を紹介しました(写真 4).(2) 202Xを彩るUI技術身近な移動を安心 ・ 便利にサポートする「ダイバシティ ・ ナビゲーション」の実現に向けて,地図を読み解かなくても簡単な言葉だけで分

かりやすいナビゲーションを実現する2.5D地図位置検索技術や視覚障がい者が安心して目的地まで歩行できることをめざす歩行ガイド技術を紹介しました.また,コミュニケーションインタフェースの観点ではロボットなどのエージェントと人の自然な対話を実現するためのコミュニケーション円滑化技術など,幅広いUI技術を紹介しました.■corevo®

さまざまな分野で注目されているAI分野において,新しい価値創造をめざし,加速しているNTTグループ のAI関 連 技 術 ・ サ ー ビ ス「corevo®」 について紹介しました.(1) 人を支えるAIエージェントが人の言葉を正確に聞き取り,自然な対話を実現したcorevo@Home,コールセンタ等でお客さまの質問の意図を理解し,オペレータに最適な情報を伝えるcorevo@ServiceDesk,ユーザの声質を保ちつつ,異なる言語で音声合成を実現したクロスリンガル音声合成技術など,人から発せられる情報を読み解き,意図 ・ 感情を理解し,人らしく表現する 「Agent-AI」 技術を中心に紹介しました(写真 5).(2) 社会を支えるAI時空間をまたがる多様なデータから未来の変動を予測する多次元複合データ分析技術と時空間変数オンライン予測技術や機械学習を用いて,

人数の観測データから人流を推定し,シミュレーションを介して誘導策定を支援する学習型誘導技術など,ヒト ・ モノ ・ コトの情報を読み解 き, 瞬 時 に 予 測 ・ 制 御 す る「Ambient-AI」 技術を中心に紹介しました.(3) corevo®を支える基盤技術Deep�Learningの安定化,高速化を実現した学習高速化技術や膨大な空間情報データを少量の特徴量で表現する符号化技術などcorevo®を支え,サービスの実現をめざす基盤技術を紹介しました.■IoT(1) Sense,�Connect�&�Driveヘルスケア分野をはじめ,さまざまな分野で活用領域を広げている機能素材hitoe®の技術や活用事例の紹介や電波の届きにくい場所にあるセンサ端末からデータを確実に収集するLoRa長距離化技術など,モノから読み取ったコトをデジタル化し,伝送する技術を紹介しました(写真6).(2) Data�&�Software�Logistics製造,自動車,船舶の分野において,多種多様な機器とアプリケーション間の高速なデータ交換を実現するIoTデータ交換技術や大量のデータを低遅延に処理するためのリアルタイムな分散処理を実現するエッジコンピューティング技術を紹介しました.

写真 4  新たな価値を創るメディア技術 写真 5  人を支えるAI 写真 6  Sense,Connect & Drive

Page 4: R&Dフォーラム corevo 最新技術 「NTT R&Dフォー …54 NTT技術ジャーナル 2018.4 NTTは₂₀₁₈年₂月₁₉~₂₃日の₅日 間にわたり,NTT武蔵野研究開発セ

NTT技術ジャーナル 2018.4 57

EVENT

REPORTS

(3) Analytics�&�Prediction人流量やビル設備のエネルギー消費量を解析し,最適な空調制御やビル設備の運行制御を実現する最適機器制御技術など,IoT分野におけるビッグデータ解析と深層強化学習を組み合わせた研究成果をcorevo®のカテゴリにて紹介しました.■ネットワーク&セキュリティ多彩な技術が彩る未来を支えるネットワーク関連技術やセキュリティ関連技術について, ₄ つのカテゴリを紹介しました.(1)� スマートなネットワーク運用の実現

これからのネットワーク構築や管理に求められる,スマート ・ スキルフリーな運用を実現する技術として,AIによる運用者支援や故障予測等の技術を中心に紹介しました(写真 ₇).(2)� ネットワークの高速化を支える技術

5G時代を見据えた高速伝送や大容量光ネットワーク等を支える技術を展示しました.(3) 柔軟 ・ 効率的なネットワーク汎用品の活用やSDx(Software�Defi�ned�anything)制御等といった,新たなアーキテクチャにより柔軟かつ効率的なネットワークを実現する技術や取り組みについて幅広く紹介しました.(₄)� IoT/AI時代におけるセキュリティ

多者間鍵交換をはじめ,秘密分散,匿名化技術など幅広い分野で活用いただけるセキュリティ技術を展示しました.■基礎研究未来を拓く基礎研究や地球環境 ・人にやさしい技術の研究開発により,社会に変革をもたらすことをめざす先端研究をテーマに研究成果を紹介しました.基礎研究を ₄ つのサ

ブテーマ「Communication�Science」「Quantum」「Energy」「Device」に分類し,計15件の研究成果を展示し,多くの方にご覧いただきました.「平らな磁性シートの上に凹凸を感じさせる触覚技術」「自然や生物に対して影響が小さい土に還る電池」「難問を高速に解く量子ニューラルネットワーク:LASOLV」「光通信で培った光回路技術を応用した新しい表示デバイス技術」などが各テーマで注目を集めましたが,これら以外にも予想以上に人気を集めた展示もあり,基礎研究の展示会場は例年になく活況でした(写真 ₈).また,フォーラム開催期間中の 2月22日にフォーラム会場からニコ生会見を行いました.今回は,「ツチニカエルでんち®」を取り上げ,若手研究者から,研究への思いやプライベートの話なども交えながら研究内容を紹介してもらい,楽しくかつ分かりやすい番組となりました.�

フォーラムを終えて

今年は昨年の来場者数を大幅に上回る約 1 万₆000名のお客さまをお迎えしました.年々多くのお客さまにご来場いただける背景には,NTTのR&Dへの期待感の高まりがあるものと考えています.実際に現場やアンケートを通じても,R&Dに対する多数の期待の言葉をいた

だきました.皆様からいただきましたR&Dに対する強いご期待にこたえられるよう,今後も新たな技術の開発や展開に一層努力してまいります.

フォーラムを終えて

写真 ₇   スマートなネットワーク運用の実現 写真 ₈  基礎研究

(左から) 久田 正樹/ 野末 晴久/石井 寛人/ 坂井田 規夫/植草 祐司/ 西山 陽二郎

◆問い合わせ先 NTT R&Dフォーラム事務局 E-mail rdforum-info-ml hco.ntt.co.jp