地域日本語学習支援システムの構築 -豊田 ... ·...
TRANSCRIPT
1
関西 OPI 研究会 10 周年記念合宿研究発表
地域日本語学習支援システムの構築 -豊田市の取組-
平成 21 年 3 月 22 日 土井佳彦(名古屋大学)
1.豊田市の外国籍住民 (1)統計(H20 年 12 月 1 日)
①外国人登録者数 16,832 人 *総人口 423,379 人の 3.98%を占める ②国籍別
国籍 ブラジル 中国 韓国朝鮮 フィリピン ペルー ベトナム インドネシア タイ その他
人数(人) 7,848 3,127 1,563 1,158 802 553 344 310 1,127 割合(%) 46.6 18.6 8.3 6.9 4.8 3.3 2.0 1.8 6.7
③在留資格別
在留資格 永住者 定住者 配偶者等 特 別 永住者
特定活動 研修 家族滞在 企業内 転 勤
その他
人数(人) 5,195 3,819 1,767 1,312 1,107 895 666 468 1,603 割合(%) 30.9 22.7 10.5 7.8 6.6 5.3 4.0 2.8 8.6
④年代別 歳 0-9 10-19 20-29 30-39 40-49 50-59 60-69 70-79 80 以上
人数(人) 1,708 1,290 5,408 3,830 2,461 1,369 545 155 66 割合(%) 10.1 7.7 32.1 22.8 14.6 8.1 3.2 0.9 0.4
⑤地区別
地区 猿投 挙母 高岡 高橋 上郷 藤岡 松平 下山 他 4地区 人数(人) 5,857 4,999 2,597 1,671 1,113 225 78 76 216 割合(%) 34.8 29.7 15.4 9.9 6.6 1.3 0.5 0.5 1.3
豊田市「建築物地震防災地区別マップ」
2
2.豊田市及び近隣市町の日本語学習環境 (1)日本語学習機会 ボランティア教室数(主に大人対象)…6 団体 7 教室 市主催(豊田市国際交流協会委託)…1
研修機関数…1 大学内留学生別科数…0 民間日本語学校数…0 *その他、企業内教室,教会,自助グループ等あり (2)近隣市町の外国人登録者数と国籍(H19 年 12 月 31 日) 外国人登録者数
(人口比率) 国籍別外国人登録者数
(人数) 岡崎市 11,962 人
(3.19%) ブラジル
6,154 韓国・朝鮮
1,800 中国 1,594
フィリピン
1,223 ベトナム
226 その他
965
安城市 6,580 人 (3.70%)
ブラジル 3,332
フィリピン
989 中国 868
韓国・朝鮮 381
ベトナム 215
その他 795
刈谷市 5,047 人 (3.50%)
ブラジル 2,006
中国 1,035
フィリピン
906 韓国・朝鮮
352 ベトナム
144 その他
604
知立市 4,453 人 (6.41%)
ブラジル 3,143
フィリピン
351 中国 326
ペルー 172
韓国・朝鮮 171
その他 290
瀬戸市 3,697 人 (2.78%)
韓国・朝鮮 1,288
ブラジル 684
中国 519
フィリピン
489 ペルー
485 その他
259
新城市 1,059 人 (2.04%)
ブラジル 599
中国 243
フィリピン 72
ペルー 43
韓国・朝鮮 37
その他 65
三好町 1,984 人 (3.63%)
ブラジル 1,124
中国 276
韓国・朝鮮 143
フィリピン
141 ベトナム
72 その他
228
(3)近隣市町の日本語学校/ボランティア教室数
(H20 年 6 月) 日本語学校 ボランティア教室
岡崎市 1 3 安城市 0 2 刈谷市 0 1 知立市 0 1 瀬戸市 0 1 新城市 1 0 三好町 0 1
(4)出典 ・豊田市 HP「統計・データ」 http://www.city.toyota.aichi.jp/ ・愛知県 HP「地域振興部国際課」 http://www.pref.aichi.jp/ ・(財)愛知県国際交流協会 HP「愛知県内日本語教室リスト」 http://www2.aia.pref.aichi.jp/topj/indexj.html ・(財)日本語教育振興協会 HP「日本語教育機関」 http://www.nisshinkyo.org/index.html
3
3.とよた日本語学習支援システム概要 (1)経緯 H19.4 トヨタ自動車からの寄付金をもとに「豊田市国際化推進基金」を設置(積立金額 1 億円) 豊田市国際有識者会議にて日本語学習に関する取組の重要性が述べられる H19.10~ 名古屋大学に委託し、予備調査を実施 (財)豊田市国際交流協会により、企業内日本語教室を試行実施(2 社) H20.4~ 「とよた日本語学習支援システム」による支援開始
*H20,21 年度は試行期間、H22 年度以降本格運用・普及開始
(2)目的 ①日常生活を送るうえで最低限の日本語コミュニケーション能力の習得支援の仕組みを構築し、
地域コミュニティの維持及び向上をはかること ②上記の成果及びプロセスを外部に発信することで、他の自治体及び国レベルでの取組につなげ
ること ③外国人住民と日本人住民との接触機会を増やし、相互理解の促進及び双方のコミュニケーショ
ン能力の向上を支援すること (3)対象 ・豊田市内在住および在勤の外国人(16 歳以上)
・「とよた日本語能力判定」0・1 レベル-無料、2 レベル以上-有料 (4)支援内容 ①新規日本語教室の開設・運営支援及び既存の日本語教室の運営支援(地域/企業内) 講師派遣、人材育成、コース及びカリキュラムデザイン、教材開発、日本語能力判定等 ②e ラーニング開発 会話教材、文字教材 ③「とよた日本語能力判定」開発 判定基準・判定方法・判定ツールの開発、判定者(テスター)の育成等 (5)関係者と役割分担 ・主体:豊田市(委託)-名古屋大学(受託) ・協力:(財)豊田市国際交流協会、豊田商工会議所、ハローワーク豊田、ほか (6)活動実績 ①新規教室開設・運営支援 企業内…2 教室 4 クラス 地域教室…1 教室 2 クラス 緊急支援講座…1 教室 8 クラス ②e ラーニング開発 会話教材…1 場面(市役所) 文字教材…平仮名・片仮名(五十音図、書き順) ③とよた日本語能力判定 実施回数…8 教室 10 回 受験者数…198 名(延べ数)
4
(7)成果 ①参加者 ワーキンググループ…29 名(コースデザイン,日本語能力判定,eラーニング,人材育成,HP,日本語
パートナーズ,事務局) 日本語パートナー…29 名 学習者…241 名(異なり) *その他、協力者及びシステムの説明を受けた人多数
②日本語能力の向上(とよた日本語能力判定結果より) *n=17 レベル 0→0…1 名 レベル 0→1…1 名 レベル 1→1…1 名 レベル 1→2…4 名 レベル 2→2…8 名 レベル 3→3…1 名 レベル 4→4…1 名 ③参加者の声(コース終了アンケートより) 【学習者】
・前は日本語を使うのがはずかしかったけど、この授業を受けてから日本語が全体的に上手
になったと思う。みんながすごく優しくて、とても楽しかった。 ・日本人と交流して、日本の文化とか日本人がどのように生活しているのかを知ることがで
きてよかった。 ・普段は仕事以外の話をする機会があまりないけど、授業ではテーマがいろいろあって、た
くさんの単語を覚えることができてとてもよかった。 ・いろいろな考えや表現がありますから、いろいろな人が教えてくれてよかったです。 ・最初からとても積極的に(参加)できました。生徒-先生という関係ではなくて、友達の
ような関係でしたから、気軽にコミュニケーションがとれました。 【日本語パートナー】
<外国人市民に目を向ける> ・同じ豊田市に住んでいながら、普段、顔を合わせて話す機会のない外国人の方々と楽しく
お話ができてとてもよかった。彼らを身近に感じました。 ・外国人の方々の状況も分かり、地域社会に住む者として共に勉強させて頂けたことがよか
ったです。 ・何年も日本にいても、読み書きどころか簡単な会話さえもままならない外国籍の方々がこ
んなに多いことに驚きました。 ・(職場や日常での)簡単な日本語での会話が増えたこともあり、仕事の指示もやりやすくな
った。笑顔も増えて人間関係がよくなっているように感じる。 <地域社会に目を向ける> ・市民の一人として、何がしかの役割を果たすことができたかなと思います。 ・市だけでなく、県・国がもっとサポート策を立てた方がいいと思いました。 ・これからも外国人の方々も住みやすい町にするためにもすばらしい日本語学習の機会の提
供をよろしくお願いします。 ・このようなサポートの機関が少ないと思います。もっとお互いが助け合うのが普通、当た
り前の社会になってほしいです。 <日本語コミュニケーション能力に目を向ける> ・私たちは当たり前に使っている日本語ですが、教える立場を体験して、別の見え方として
考えることができるので、もっといろんな人に参加してほしいと思いました。 ・人により日本語力の違いと、話す・聞くと書くとでは難しさが違うのに驚きました。 ・(自分の話し方が)ゆっくり、わかりやすく話すようになったと感じる。相手が何を言おう
としているのか、今まで以上に待つようにもなった。
5
(8)今後の課題 ①継続的な予算の確保 ・専従スタッフの増員
・システムの定期的な評価・改善 ・地域住民のコンセンサス
②専門人材の確保・育成 ・システム・コーディネータ
・プログラム・コーディネータ ・とよた日本語能力判定テスター
③日本語コミュニケーション能力のプライオリティ(優先権)付け ・就職、昇給・昇進、各種役員等への登用
・在留資格延長手続きの簡略化 ・永住権獲得における日本語能力の必須化
④地域住民の相互理解促進 ・各種権利付与、義務の遂行
・ステレオタイプからの脱却 ・メディア・リテラシーの向上
⑤広域連携 ・多文化共生社会に関する指針・条例等の策定 ・近隣市町/外国人集住都市における「共通参照枠」の作成・運用
・リソース(人材、資金、情報、ノウハウ、物資等)の共有
詳しくは・・・
とよた日本語学習支援システム HP
http://www.toyota-j.com
豊田市 報道発表資料
2008 年 4 月 23 日 外国人住民の日本語学習支援の仕組構築に取組みます~名古屋大学への委託と
産学官民の連携による取組 ~
豊田市は、平成19年度に名古屋大学に委託して実施した予備調査の結果を踏まえ、 平成20年度よ
り外国人住民が地域社会で円滑な日常生活を営むために最低限必要な日本語能力を習得できる仕組と
して、「とよた日本語学習支援システム」の構築に取組みます。
これは、名古屋大学及び市内の関係者との連携により、企業内の教室、地域での教室、さらにはインタ
ーネット学習を市内に広めていこうという、全国に先駆けた取組です。
1 経 緯
平成19年 4月 トヨタ自動車(株)より寄付を受け、豊田市国際化推進基金(1 億円)を設置。
〃 9月 豊田市国際有識者会議の報告書にて日本語学習に関する取組の重要性が述べられ
る。
〃 10月 名古屋大学と予備調査委託を締結
〃 10月~平成20年 3月 豊田市多文化共生推進協議会に日本語学習支援専門部会を設置
し、関係機関、企業、地域、ブラジル人学校、NPO 等の幅広い連携と
協力のもとアンケートとインタビューによる予備調査を実施。
平成19年11月~12月 豊田市国際交流協会への委託により、企業内で日本語学習を支援するボラ
ンティアの養成講座を開催。
平成20年 1月~3月 豊田市国際交流協会への委託により、「企業における外国人労働者のための
日本語教室」を試行実施。(大豊工業(株)、(株)東海理化)
2 とよた日本語学習支援システム(平成20~21年度:構築、平成22年度より本格運用)
豊田市で生活する外国人に広く普及することで、交流や相互理解を深めることができるよう、関係する
団体や機関等との共働ですすめる日本語学習に関する取組の総称。日本語学習支援を進める際に参照
できるガイドラインを中心として、教材作成、必要な人材の育成や設置・派遣、日本語能力の判定方法、
自宅学習のための環境整備など様々な支援内容を含む。(平成20年度予算:24,000千円)
※今年度より、とよたグローバルスクエア内に「とよた日本語学習支援システム」のシステムコーディネ
ーターを配置し、地域コミュニティ関係者、企業関係者へ日本語教室開設の打診、要望のヒアリング等を
通じて教室開設に向けた検討・調整を行っていく。
• 日本語学習支援の仕組構築について
• 企業における外国人労働者のための日本語教室
このページについてのお問合せは総合企画部国際課へ
豊田市役所 〒471-8501 豊田市西町 3 丁目 60 番地 電話:0565-31-1212 FAX:0565-33-2221
Copyright(C) 2007 Toyota City All Rights Reserved.
●とよた日本語学習支援システム構築スケジュール
時 期 主な取組 備考
平成19年度
(上半期)
○背景等
・トヨタ自動車よりの寄付を受け豊田市国際化推進基金の設置 ・豊田市有識者会議にて日本語学習に関する取組の重要性が述べら
れる。 ・予備調査に必要な補正予算の計上
・積立金額:1億円 ・補正予算:6,300千円
〃
(下半期)
○予備調査等の実施
・名古屋大学に委託し、予備調査を実施。 ・企業内で日本語学習を支援するボランティアの養成講座を開催。 ・企業内での日本語教室を試行実施。(2社)
・ボランティア養成講座及
び企業内日本語教室は
TIAへの委託。
平成20年度
(上半期)
○学習支援の基本方針策定(ガイドライン その1)
○試作カリキュラム・教材等の策定(ガイドライン その2)
(モデル教室開設の準備)
・システムコーディネーターを配置し、地域コミュニティ関係者、
企業関係者へ日本語教室開設の打診、要望のヒアリング等を通じ
て教室開設に向けた検討・調整。 ・人材育成(プログラムコーディネーター、日本語パートナー)
・モデル教室の開設(運営
支援)を通じて、地域・
企業での日本語教室の
普及を図る。
・20~21年度の2年間
で、10教室での対応を
目標とする。
・平成 20年度委託契約 金額 23,777千円
〃
(下半期)
○モデル教室の実施、学習効果等の調査・分析
○自宅学習用Web教材の試作
・試作カリキュラム、試作教材等を使ったモデル教室の運営 ・モデル教室での学習効果等の調査 ・試作カリキュラム、試作ガイドライン、試作教材の評価
・モデル教室には2年間を
限度としてプログラム
コーディネーター、日本
語パートナーを派遣す
る予定。 ・モデル教室は平成 21 年度まで継続。
平成21年度
(上半期)
○日本語能力レベル判定基準の策定(ガイドライン その3)
○試作カリキュラム・教材等の改良
・試作カリキュラム、試作ガイドライン、試作教材の改良 ・日本語能力レベル判定基準の策定 ・試作Web教材の効果等調査・改良
〃
(下半期)
○レベル判定方法の策定(ガイドライン その4)
○本格運用に向けた準備
・改良したカリキュラム、試作ガイドライン、試作教材を使ったモ
デル教室の評価、改良をし完成させる。 ・日本語能力レベル判定方法の策定
平成22年度
○本格運用の開始・普及
○上位レベルの学習方法等策定(ガイドライン+α)
・上位レベルの取組は学習
意欲向上のため。(主に
自主学習のツールとして。) 平成23年度
以降
○普及、継続
※とよた日本語学習支援ガイドライン
日本語学習の支援者(グループ)及び学習者が参照できる包括的な指針等(「何のために、誰が、どうや
って、どのくらい学習し、どう支援するのか」)を記載した、豊田市の行う日本語学習支援の枠組みを示し
たもの。とよた日本語学習支援システムにおける運営主体及び関係者の役割、学習計画、学習項目、支援・
学習方法の提示及び選択、日本語能力レベル、レベル判定の方法などを網羅する。
「とよた日本語学習支援システム」のコンセプト 2008.5.2
【本事業の基本方針】
○豊田市において、外国人住民が地域社会で日常生活を営むために最低限必要な日本語能力を習得できるよう支援の仕組を構築・普及し、
地域コミュニティの維持及び向上を図ることを目的とする。
○関係機関等の自主的活動も含め、外国人の日本語能力全体を底上げできる包括的かつ持続可能な日本語学習支援の枠組みを構築し、その
実施状況・成果・必要性等を発信することで、他の自治体や国レベルでの取組につなげることを目指す。
○市が関係機関等との共働により取組む「とよた日本語学習支援システム」においては、学習支援者(グループ)及び学習者が参照できる
包括的な指針等を記載したガイドラインを作成し、豊田市の行う日本語学習支援の枠組みを示す。
○具体的な取組の主なものとして、①基礎段階レベルまでの学習者を対象とした教室の開設・支援(人材の育成・派遣、カリキュラム・教材
目
的
概
要
【レベル別学習者数の推移と中心的学習支援者(イメージ)】
※「とよた日本語学習支援システム」において開設・支援する教室においては、レベル0から1までの日常生活を営む上で支障があると考えられる日本語能力の外国人
を対象とし、最低限必要な日本語能力として設定するレベル2までの向上を目指す。
6 熟達段階
5 深化段階
2 要支援段階
0 未学習段階
とよた日本語能力判定レベル
平成20年度 平成21~24年度 平成25年度~(将来)
3
6
0
1 基礎段階
3 自立段階
4 拡大段階
5
4
2
1とよた日本語学習支援
システム対象者
TIA,NPO,地域ボランティア,企業等
大学,専門学校,
日本語学校等
(この教室へは、必要により教室の運営、指導方法等のノウハウを持つプログラムコーディネーター及び日本語パートナーを2年程度の期間で派遣する。)
※レベル2(要支援段階):相手がわかりやすい日本語表現を使えば、通訳や多言語サービスに頼らなくても基本的な行動が日本語で行えるレベル。
システムコーディネーター 名古屋大学 留学生センター
豊田プロジェクトチーム
≪ 豊 田 市 ≫
日本語学習支援の仕組構築について
【 日本での暮らしに役立つ日本語 】
● 企業・労働現場で…
◆ 特 徴①地域に密着し交流の要素を備えた日本語教室。
②外国人の個別ニーズに応じたさまざまなタイプの教材・教室が提供できる。
③学習成果が見えやすく、日常生活や就職等に直結することにより、学習意欲が湧く。
日本語教室を開設したい人
・実態調査
・教室開設支援
(とよた日本語学習支援システムイメージ)
日本語が話せないガイドライン
日本語教室での企業内①
豊田プロジェクトチーム
※ガイドラインの作成
※教材開発
※システムコーディネーター、
プログラムコーディネーター、支援
選
択≪ 学習現場 (新規開設) ≫
労 働 者
相 談
・日本語レベル判定
・日本語教室紹介
参照
※有償スタッフ
トータルマネジメント
・ 将来的には企業の協力を得ることにより、日本語を話せる人に
は、リーダー手当て等で給料アップが期待できる。
・ 間接雇用等の不安定な雇用から、日本を習得することで、
正社員採用・登用が増える。
・ 企業も外国人労働者を地域住民の一員(生活者)と捉え、CSR
という観点からの外国人の日本語学習に積極的になる。
● 企業・労働現場で…
● コミュニティで…
プログラムコーディネーターの派遣
※教室立上げ時等のサポートとして
(仮
開 設
プログラムコーディネーター
日本語パートナー(学習支援ボランティア)
プログラムコーディネーター
日本語教室での地域②
※ 企業の協力により、労働
現場で学習できる場合
一般(主婦、学生、自営業など)
※ 通える場所に日本語教室
労 働 者
ガイドライン参照
参照 ガイドライン
●学校・子どもの教育面で…
・ 日本語での簡単な回覧やお知らせ等を理解することができ、
分からないことを身近な日本人に聞くことができる。
・ 自分が住む地域で、いつ、どこで、何をしているかの情報が
入り、地域活動やイベント等に参加する機会が増える。
・ 日本人住民(自治区長、近所の人)とコミュニケーションが
とれ、日本社会との接点ができることにより、摩擦が軽減
仮称)とよた日本語能力判定※
基礎段階の日本語能
日本語パートナー(学習支援ボランティア)
学 習 者
プログラムコーディネーター
活用)などを教材ウェブ自宅学習(③
がある場合
※ ①②のどちらにも該当しない人、
または自宅学習を希望する人
そ の 他
参照 ガイドライン
ガイドライン参照
・ 日本の教育制度や学校からのお便りが理解でき、子どもの
教育に関心がもてる。子どもを公立学校にきちんと通わす
ことができる。
・ 日本語が上達してきた子どもと日本語でコミュニケーションが
取れるようになる。
※(レベル0〜レベル6)
能力の習得
※豊田市で統一された基準で認定する日本語能力レベルの判定。
将来的には、豊田市内で社会的にも認められ、日本語教室に入る際や就職する際などに
※日本語パートナー
(学習支援ボランティア)なし
学 習 者
学習者(自宅)
将来的には、豊田市内で社会的にも認められ、日本語教室に入る際や就職する際などに
役立つものとなる。また、次のステップが見えることにより、学習意欲に繋がる。