中期経営計画策定のお知らせjapan.kfc.co.jp/kessan/pdf/ir104.pdf2009年3月5日...

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2009 年 3 月 5 日 中期経営計画策定のお知らせ 新 3 ヵ年計画「ABR2011 - Achieving Breakthrough Results 2011」 この度当社では、2009 年度からはじまる 3 ヵ年を対象にした新・中期経営計画「ABR2011」 - Achieving Breakthrough Results- を作成致しました。 当社は、「おいしいをずっと あたらしいをもっと」というスローガンを掲げていますが、 激しく変化する現在の外部環境の中、更なる成長を遂げていくためには、従来パターン延 長型の発想を転換し、貪欲に「あたらしいをもっと」を追求し、社内外の様々な分野で変 革を実行していくことが必須であると考えています。 「足元固めをしっかりと行うこと」と、「将来の成長に向けた“前向きな攻めの施策”を 実行すること」の2つをバランス良く実践していくことを基本的な考え方として、諸施策 をスピード感を持って実行することで、企業価値の増大を図っていきます。 詳細は、添付資料をご参照下さい。 以 上

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2009 年 3 月 5 日

中期経営計画策定のお知らせ

新 3ヵ年計画「ABR2011 - Achieving Breakthrough Results 2011」

この度当社では、2009 年度からはじまる 3ヵ年を対象にした新・中期経営計画「ABR2011」

- Achieving Breakthrough Results- を作成致しました。

当社は、「おいしいをずっと あたらしいをもっと」というスローガンを掲げていますが、

激しく変化する現在の外部環境の中、更なる成長を遂げていくためには、従来パターン延

長型の発想を転換し、貪欲に「あたらしいをもっと」を追求し、社内外の様々な分野で変

革を実行していくことが必須であると考えています。

「足元固めをしっかりと行うこと」と、「将来の成長に向けた“前向きな攻めの施策”を

実行すること」の2つをバランス良く実践していくことを基本的な考え方として、諸施策

をスピード感を持って実行することで、企業価値の増大を図っていきます。

詳細は、添付資料をご参照下さい。

以 上

新・中期経営計画

『ABR 2011』- Achieving Breakthrough Results 2011 -

2009年3月

日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社

Page - 2

わが社では、“ABR”をテーマとして、2008年より役職員の意識改革プログラムを進めています。

“ABR”とは、 “Achieving Breakthrough Results”の略語であり、この言葉には、「従来の発想に囚われない

新たな発想や行動を通じて、次元の異なったより高い結果を産み出そう」という決意が込められています。

わが社は、「おいしいをずっと あたらしいをもっと」というスローガンを掲げていますが、激しく変化する現在の

外部環境の中、わが社が更なる成長を遂げていくためには、従来パターン延長型の発想を転換し、貪欲に

「あたらしいをもっと」を追求し、社内外の様々な分野で変革を実行していくことが必須であると考えています。

この考え方の下、更なる成長を実現させるという誓いを込めて、2009年から始まる3ヵ年の中期経営計画の

タイトルを

『ABR 2011』 -Achieving Breakthrough Results 2011-

としました。

代表取締役執行役員社長渡辺 正夫

Page - 3

基本的な考え方

中期経営計画『ABR 2011』では、下記2つの基本方針をバランス良く実践していくという考え方の下、諸施策

をスピード感を持って実行し、企業価値の増大を図ることを意図しています。

1.足元固めをしっかりと行う過去、店舗数や売上げの拡大に優先度をおいて事業経営を行ってきた結果、出店政策や店舗コスト構造等、

KFC事業・PH事業ともに、収益性に歪みが生じていることを認識し、再度足元固めをしっかりと行う。

2.将来の成長に向けた「前向きな攻めの施策」を実行する過去のしがらみや不必要なこだわりから自身を解き放ち、現状延長型の発想から脱した上で、将来の成長に

むけた「前向きな攻めの施策」をスピード感を持って実行していく。

Page - 4

• 目指す姿と基本経営方針

• 新・中期経営計画 vol.1 『ABR 2011』 事業別施策

• 新・中期経営計画 vol.1 『ABR 2011』 業績目標

目次

目指す姿と基本経営方針

Page - 6

2013年に向けた成長ビジョン

純利益 20億円純利益 20億円

FY2013に

の達成を目指す

システム全体としての売上の拡大と積極的にスピード感を持って諸施策を実行することで、利益成長を達成する

システム全体としての売上の拡大と積極的にスピード感を持って諸施策を実行することで、利益成長を達成する

Page - 7

新・中期経営計画の構成

新・中期経営計画は、毎年レビューを行い、必要に応じて見直しを行う。

事業成長

時間(FY)2009 2010 2011 2012 2013

新・中期経営計画 vol.1 『ABR 2011』

純利益 20億円

新・中期経営計画 vol.2

新・中期経営計画 vol. 3

Page - 8

KFCJ単体 定量目標

新・中期経営計画 vol. 1 『ABR2011』2009 – 2011

2009(16ヶ月)

2010(12ヶ月)

2011(12ヶ月)

営 業 利 益 32 億円 24 億円 30 億円

税 引 後 純 利 益 13 億円 12 億円 15 億円

2013年で純利益20億円達成を視野に、『ABR2011』で営業利益30億円、純利益15億円を達成する

Page - 9

KFCJ 定性目標

PDCAPDCA

PlanPlan

DoDoActionActionChallenge & TestChallenge & Test ++

CheckCheckSpeed Speed

Challenge & Test やPDCA活動をスピード感をもって展開する

新・中期経営計画 vol. 1 『ABR2011』2009 – 2011

Page - 10

企業理念・ミッションステートメント

企業理念企業理念

『おいしさ、しあわせ創造企業』『おいしさ、しあわせ創造企業』

ミッション・ステートメントミッション・ステートメント

• 食の『安全・安心』を通じ、人々の健康づくりに寄与し社会に貢献する

• おいしさを創造し、お客様にたのしく、豊かで、しあわせな生活を提供する

• このビジネスで働く人々をしあわせにする

• 食の『安全・安心』を通じ、人々の健康づくりに寄与し社会に貢献する

• おいしさを創造し、お客様にたのしく、豊かで、しあわせな生活を提供する

• このビジネスで働く人々をしあわせにする

Page - 11

基本経営方針

KFCKFC事業の事業の

活性化活性化

PHPH事業の事業の

黒字化黒字化

新規事業の新規事業の

本格展開本格展開

NEW BIZ

ブランド価値の向上ブランド価値の向上

人材育成と組織能力の強化人材育成と組織能力の強化

資産の健全化資産の健全化

新・中期経営計画 vol.1『ABR 2011』事業別施策

新・中期経営計画 vol.1『 ABR2011 』2009 – 2011

KFCKFC事業の事業の

活性化活性化

PHPH事業の事業の

黒字化黒字化

新規事業の新規事業の

本格展開本格展開

NEW BIZ

ブランド価値の向上ブランド価値の向上

人材育成と組織能力の強化人材育成と組織能力の強化

資産の健全化資産の健全化

Page - 14

基本方針

KFC事業の継続的で健全な成長を実現する

PRAの増加

店舗利益率の改善

出店機会の増加

直営/FC比率の見直し

1

2

3

4

Page - 15

基本方針に則った施策

PRAの増加

店舗利益率の改善

出店機会の増加

直営・FC比率の見直し

1 2 3 4

A) 商品開発力の更なる強化

B) 朝食マーケットへの積極対応

C) 持帰り専門店のエキナカ出店拡大

D) ホームデリバリーの拡大

E) カフェ需要・スナック需要の開拓

F) 魅力的で斬新なデザイン店舗の展開

G) 新しい厨房設備の導入による新コンセプト商品ラインの拡張

H) 店舗立地・タイプ別のメニュー・オペレーション等フォーマット多様化

I) 直営店運営政策の変更

J) 店舗運営力の強化

K) FC政策の見直しによる出店促進

L) リフランチャイズの進行

M) 原料チキン調達の多様化の研究

N) 新フォーマット店舗の開発・研究

O) 店舗コストの引下げ

P) 新ライセンシー制度の検討

施 策

Page - 16

KFC事業の活性化施策 ①

A) 商品開発力の更なる強化 1 2 3 4

お客様に支持される“より魅力的な商品”を開発する力を、更に強化する

商品企画部門(KFCマーケティング)の人員増強部門間連携の強化(R&D施設の恵比寿移転)

お客様ニーズに基づく新・商品開発手法の導入開発スピードの向上

Page - 17

KFC事業の活性化施策 ②

B) 朝食マーケットへの積極対応 1 2 3 4

店舗設備を有効活用し、今までカバーできていなかった朝食マーケットの展開を拡大する

KFCらしさを備えた差別化されたメニューの展開

朝食ブランドの確立成功事例の全国拡大コーヒーメニューの品質改善とリブランディング

500400200実施店舗数 (期末時点)

FY2009 FY2011FY2010

Page - 18

KFC事業の活性化施策 ③

C) 持帰り専門店のエキナカ出店拡大 1 2 3 4

持帰り専用商品を販売する省スペース型専門店のエキナカ出店を拡大する

通行量の多いエキナカ立地の確保認知度を高めるマーケティング活動の強化母店(キッチン)とエキナカ店のオペレーションの効率化エキナカ以外の立地展開の検討

624718実施店舗数 (期末時点)

FY2009 FY2011FY2010

Page - 19

KFC事業の活性化施策 ④

D) ホームデリバリーの拡大 1 2 3 4

お客様の利便性を高め、新たな購入機会を提供するホームデリバリーを拡大する

オペレーション・ノウハウの改善・蓄積商圏の確立認知度を高めるローカルマーケティング活動の強化

149129109実施店舗数 (期末時点)

FY2009 FY2011FY2010

Page - 20

KFC事業の活性化施策 ⑤

E) カフェ需要・スナック需要の開拓 1 2 3 4

ビバレッジメニュー・顧客へのコミュニケーション・提供する場の見せ方を変えることにより、カフェ・スナック需要を開拓する

新商品“Krushers”の導入検討Tasty Caféの商品開発とリブランディング

飲料及びスナックのメニューラインナップ拡充お客様のニーズに対応したバラエティに富んだ内外装デザイン店舗の展開カフェタイムオペレーションのリブランディング

F) 魅力的で斬新なデザイン店舗の展開 1 2 3 4

バラエティーに富み魅力にあふれた空間・デザインの店舗を展開する

多様なターゲット/立地に応じたデザインの店舗展開モデル店舗の出店

• 看板効果• 斬新なデザイン• 次世代商品の販売実験• BOH実験(厨房設計・オペレーション)

Page - 21

KFC事業の活性化施策 ⑥

G) 新しい厨房設備の導入による新コンセプト商品ラインの拡張 1 2 3 4

新しい厨房設備を開発・導入することにより、新しいラインナップのメニューを展開する

新しい厨房設備スチームコンベクション・オーブン

バンズトースターホットプレス

H) 店舗立地・タイプ別のメニュー・オペレーション等フォーマット多様化 1 2 3 4

お客様のニーズに対応し、「郊外T/O型」と「繁華街E/I型」等、店舗の立地や性格に応じて、フォーマットの

多様化を検討・推進する

メニュー店舗デザイン厨房設備店舗レイアウトインテリア・デザイン

新ラインナップメニューノンフライ商品

新サンド商品トーステッド商品

Page - 22

KFC事業の活性化施策 ⑦

I) 直営店運営政策の変更 1 2 3 4

直営店のプロファイルを個店ごとに精査し、打ち替え・閉店を大胆に実行し、利益構造を改善する

J) 店舗運営力の強化 1 2 3 4

カスタマー・マニア精神を再徹底し、Back to the basicsの方針に則って店舗運営力を強化する

基本の再徹底多様な働き方の選択肢を提供することによる、スキルある社員の離職率の低減

• エリア限定• シフト限定• 店舗限定

Page - 23

KFC事業の活性化施策 ⑧

K) FC政策の見直しによる出店促進 1 2 3 4

事業拡大意欲・投資余力のあるFCに対する事業機会の提供力を高め、出店促進、改装促進、チェーン全

体のオペレーションレベルの向上を図る

KFCJ社員の出向による人的サポートを進める(FCも含めたグループ全体のオペレーション能力の向上を意図し、エース社員を投入。また、出向を社員の

キャリアアップの重要なステップとして認識し、経営幹部人材育成の一環として捉える。)

1 2 3 4L) リフランチャイズの進行

Page - 24

KFC事業の活性化施策 ⑨

M) 原料チキン調達の多様化の研究 1 2 3 4

鶏インフルエンザをはじめとした調達リスクを分散し、コスト削減を追求する

N) 新フォーマット店舗の開発・研究 1 2 3 4

KFCが持つノウハウや強みを活用できる新フォーマット店舗を開発・研究する

惣菜ファースト・カジュアル

Page - 25

KFC事業の活性化施策 ⑩

O) 店舗コストの引下げ 1 2 3 4

出店コスト・店舗オペレーションコストの積極的な引下げを図る

P) 新ライセンシー制度の検討 1 2 3 4

ライセンシー制度を再検討し、キャリアプランの一環としての活用を進める

新・中期経営計画 vol.1『 ABR2011 』2009 – 2011

KFCKFC事業の事業の

活性化活性化

PHPH事業の事業の

黒字化黒字化

新規事業の新規事業の

本格展開本格展開

NEW BIZ

ブランド価値の向上ブランド価値の向上

人材育成と組織能力の強化人材育成と組織能力の強化

資産の健全化資産の健全化

Page - 27

基本方針

直営/FC比率の見直し

事業規模の拡大

店舗利益率の改善

1

2

3

FY2011末までにPH事業黒字化への道筋をつける

PRAの増加4

Page - 28

基本方針に則った施策

A) 新規出店の促進

B) 社員独立制度やリフランチャイズによる直営店譲渡

C) 直営店の採算性・将来性の再確認

D) 商品開発力の強化

E) 店舗運営力の強化

F) 店舗コスト構造の改善

施 策直営/FC比率の見直し

事業規模の拡大

1 2

店舗利益率の改善

3

PRAの増加

4

Page - 29

PH事業の黒字化施策 ①

A) 新規出店の促進 1 2 3 4

未進出エリアへの出店やKFCとのデュアル出店を促進し、事業規模の拡大による収益構造の改善を図る

151520新規出店数

FY2009 FY2011FY2010

Page - 30

PH事業の黒字化施策 ②

B) 社員独立制度やリフランチャイズによる直営店譲渡

社員独立制度の導入やリフランチャイズの促進により直営店譲渡を進める

1、社員独立制度の導入事業運営能力の高い独立社員への直営店譲渡を進める・ キャリアプランの一環としてAC・RGMの独立を支援・ 複数店運営・ 厳格な審査(テスト運用期間の設定)・ 教育・サポートの充実

2、リフランチャイズの促進事業運営能力の高いFCへの直営店譲渡とKFCJのスタッフの出向による人的サポートを進める・ 事業拡大意欲・投資余力のあるFCに対する、直営店舗の譲渡・ KFCJ社員の出向による人的サポート

(FCも含めたグループ全体のオペレーション能力の向上を意図し、エース社員を投入。また、出向を社員のキャリアアップの重要なステップとして認識し、経営幹部人材育成の一環として捉える。)

3、新規FCの募集・採用(個人オーナーを含む)

1 2 3 4

Page - 31

PH事業の黒字化施策 ③

C) 直営店の採算性・将来性の再確認

店舗運営力の強化や店舗コスト構造の改善の為の諸施策を実行した上で、直営店の採算性・将来性の再確認を行う

1 2 3 4

D) 商品開発力の強化

お客様に支持される“より魅力的な商品”を開発する力を、更に強化する

1 2 3 4

Page - 32

PH事業の黒字化施策 ④

E) 店舗運営力の強化

カスタマー・マニア精神を再徹底し、Back to the basicsの方針に則って店舗運営力を強化する

基本の再徹底多様な働き方の選択肢を提供することによる、スキルある社員の離職率の低減・ エリア限定・ シフト限定・ 店舗限定予算管理機能を強化し、個店毎の採算性・将来性の分析やモニタリングを徹底して行う適正なレーバー管理の実現フードコスト・コントロールの向上AMPコスト・コントロールの向上

F) 店舗コスト構造の改善

出店コスト・店舗オペレーションコストの積極的な引下げを図る

Webオーダー比率の引上げによるAMPの削減

他チェーン・他業態との共同配送の検討オーブン等厨房機器の改良商品開発力の強化による食材コストの低減

1 2 3 4

1 2 3 4

新・中期経営計画 vol.1『 ABR2011 』2009 – 2011

KFCKFC事業の事業の

活性化活性化

PHPH事業の事業の

黒字化黒字化

新規事業の新規事業の

本格展開本格展開

NEW BIZ

ブランド価値の向上ブランド価値の向上

人材育成と組織能力の強化人材育成と組織能力の強化

資産の健全化資産の健全化

Page - 34

新規事業の本格展開 -基本方針ー

参入事業は、当社の強みが活かせる分野に限定する。

わが社が持つノウハウや強みを積極的に活用していくことに加えて、

中小規模のM&Aや、ノウハウの譲り受け等、社外資産も積極的に

活用することで、事業リスクのミニマイズを図るとともに、事業採算を

黒字化するまでの期間短縮を図る。

継続的な成長を実現するために新規事業に本格的に参入する

新・中期経営計画 vol.1『 ABR2011 』2009 – 2011

KFCKFC事業の事業の

活性化活性化

PHPH事業の事業の

黒字化黒字化

新規事業の新規事業の

本格展開本格展開

NEW BIZ

ブランド価値の向上ブランド価値の向上

人材育成と組織能力の強化人材育成と組織能力の強化

資産の健全化資産の健全化

Page - 36

資産の健全化 ー基本方針ー

資産の健全化を通じてバランスシートを強固にし、充実した財務基盤を事業活動に積極活用する

新・中期経営計画 vol.1『 ABR2011 』2009 – 2011

KFCKFC事業の事業の

活性化活性化

PHPH事業の事業の

黒字化黒字化

新規事業の新規事業の

本格展開本格展開

NEW BIZ

ブランド価値の向上ブランド価値の向上

人材育成と組織能力の強化人材育成と組織能力の強化

資産の健全化資産の健全化

Page - 38

人材育成と組織能力の強化 -基本方針ー

人・組織が能力を充分に発揮する為のインフラを拡充する

人事制度の新設計と運用強化

組織能力の強化

IT開発投資の前倒し実行

1

2

3

Page - 39

人事制度の新設計と運用強化 ①

A) 採用・異動・キャリアプラン

新設計 運用強化

複線型人事制度の制定• KFCとPH間の異動• FCへの出向・帰任

• 勤務体系別・コース別採用(人材確保)

• 勤務体系・コースの選択(人材流出防止)

異動機会の提供方法の検討• ドラフト• FAなど

全社視点の人材活用という視点からの異動の実施

人事総務ユニットによる中期的・戦略的ローテーションの策定・実行

• 部門間異動のルーティン化• 部門による抱え込み廃止

異動機会の提供• 公募制度・チャレンジポスト

1

従業員のやる気・能力を 大限引き出す人事制度の設計・運用をすすめる

Page - 40

B) 地域限定社員

新設計 運用強化

地域限定RGMの設置

• エリア・働き方の選択肢の拡大地域限定スタッフ契約の活用

人事制度の新設計と運用強化 ②1

C) 女性・高齢者の活用

新設計 運用強化

女性の活用: 複線型人事制度の制定• 勤務時間の選択肢の拡大

高齢者の活用: 継続雇用者制度の運用

• 店舗での活躍の場を設定

Page - 41

D) 評価・報酬体系

新設計 運用強化

業績連動システムの継続検討 人事考課規程の運用の見直し• 貢献度に応じた評価格差

業績連動ボーナスの理解度向上

人事制度の新設計と運用強化 ③1

E) 人員計画

新設計 運用強化

部署/ポストの統廃合• 役割の再定義• 職員のマルチタスク化• 応援体制の強化

事業計画や年齢構成・店舗数に則した人員計画

早期退職者優遇制度の運用• 総人件費圧縮• 若手モチベーション

Page - 42

F) ライセンシー制度

新設計 運用強化

PH事業における新制度の制定

• キャリアプランの一環• 資産買取義務なし• 複数店運営• 厳格な審査(テスト運用期間の設

定)• 研修・サポートの充実化

KFC事業における新制度の検討

KFC事業における既存ライセンシーとの取り

組み強化• FC化/運営委託の検討

人事制度の新設計と運用強化 ④1

G) 出向(リフランチャイズ化)

新設計 運用強化

複線型人事制度の制定• キャリアプランの明示

出向規程の適用

Page - 43

H) 教育制度

新設計 運用強化

社員の教育制度の充実化• ABR• 専門性のブラッシュアップ

オーストラリア研修

e-learningを活用した語学研修

研修の履修を促進• DC• 役職別研修• YUM! University• 国内外視察プログラム• SC各ユニット専門分野

人事制度の新設計と運用強化 ⑤1

Page - 44

A) ビジョンの共有

トップマネージメントがビジョンを語る機会の増加

コンファレンス/懇親会/研修/合宿などの有効活用

組織能力の強化 ①2

B) チャレンジする文化の定着

積極果敢にチャレンジすることを評価し、取り組み案件数を増加させる

スピード感をもってPDCAサイクルを回し、必要に応じて修正を行い、利益の 大化を図る

C) 『賞賛の文化』の徹底

従業員の功績をきめ細かに賞賛する文化を浸透させ、人材の育成を図る

Page - 45

組織能力の強化 ②2

希望するワークスタイルを実現できる環境を提供し、優秀な人材の確保・定着化や従業員の意欲・生産性向上に結びつけ、企業力を高める

• 勤務体系別・コース別採用• 勤務体系・コースの選択

D) ワーク・ライフ・バランスの実現

FCも含めたグループ全体のオペレーション能力の向上を意図し、エース社員の出向による人的サポート

を行う

出向を社員のキャリアアップの重要なステップ、経営幹部人材育成の一環として捉える

E) 社員の出向によるグループ全体のオペレーション能力の強化

Page - 46

組織能力の強化 ③2

G) PR・ER機能の強化

対外コミュニケーション能力の向上

部門横断的な情報共有の強化

迅速かつ正確な情報に基づく社内コミュニケーションの強化

権限委譲

部門横断的なメンバーで構成するジュニアボードの設置検討

情報伝達・共有システムツールの改善

F) 意思決定のスピードアップ

Page - 47

A) 新PH店舗システム

新PH店舗システムをFY2009中に構築し、PHビジネスの管理・オペレーション効率を向上させる

売上・コスト分析など管理機能の強化各種オーダーの対応手順の柔軟化・効率化

IT開発投資の前倒し実行3

B) 新受発注システム

新受発注システムをFY2010までに再構築し、SCMの効率化を図る

KFCJの事業を支える主要システムの再開発を計画的に進める

C) 管理系システム

会計システムを中心とした管理系システムをFY2011までに再構築し、決算の更なる迅速化を図る

新・中期経営計画 vol.1『 ABR2011 』2009 – 2011

KFCKFC事業の事業の

活性化活性化

PHPH事業の事業の

黒字化黒字化

新規事業の新規事業の

本格展開本格展開

NEW BIZ

ブランド価値の向上ブランド価値の向上

人材育成と組織能力の強化人材育成と組織能力の強化

資産の健全化資産の健全化

Page - 49

ブランド価値の向上 -基本方針ー

お客様、従業員、社会への活動を通じ、ブランド価値を向上させる

ブランド・マネジメント

食の安全・安心

食育

CSR

1

2

3

4

Page - 50

ブランド価値の向上 -基本方針に則った施策ー

ブランド・マネジメント

食の安全・安心

食育

CSR

1

2

3

4

基 本 方 針 施 策

斬新で親近感のあるブランドづくり

レストラン・デザイン/メニューの多様化

食の安全・安心コミュニケーション

TVCF、サイトなど各種メディアを通じたコミュニケーションの継続

サプライヤー管理・検品の徹底

サプライヤー管理(STARシステム)の徹底食材検品の徹底品質クレーム対応の迅速化

店舗での衛生管理の徹底

店舗衛生管理の講習会店舗衛生検査の徹底

食品関連事業者として食育の推進

職場体験学習の活用PH農園の活用自社サイトなどのメディア活用

社会貢献活動の継続世界飢餓救済期間、国連WFP、スペシャルオリンピックス支援

エコロジー活動の強化チームマイナス6%、クールビズの推進廃棄物の分別、減量化、リサイクルの推進MOTTAINAI運動の推進

新・中期経営計画 vol.1『ABR 2011』業績目標

Page - 52

主要業績目標 (2009-2011)

FY2008(実績)

FY2009 (16ヶ月)

FY2010 FY2011

KFC 108,464 151,253 113,615 116,648 PH 25,661 37,667 25,413 25,713 新規 0 360 2,025 4,515 合計 134,125 189,280 141,053 146,876

システムセールス

営業利益 1,123 3,186 2,400 3,000

純利益 511 1,300 1,200 1,500

1,150 1,132 1,117 1,108 366 386 403 418

店舗数新規 0 3 15 30

合計 1,516 1,518 1,535 1,556

(単体/ 単位: 百万円、店)

KFC PH

Page - 54

用語説明

AC

AMP

BOH

CO

DC

FC

KFC

KFCJ

PH

PRA

RGM

SC

Area Coach複数店舗で構成されるエリアの責任者

Advertising Merchandising Promotion各種広告、宣伝、商品政策(計画)、販売促進などの総称

Back of House商品の製造エリア

Company Owned直営の/直営店舗

Developing Championsマネジメント能力養成ツール

Franchiseフランチャイズの/フランチャイズ店舗

Kentucky Fried Chickenケンタッキーフライドチキン

Kentucky Fried Chicken Japan Ltd.日本ケンタッキー・フライド・チキン(株)

Pizza Hutピザハット

Per Restaurant Average1店舗あたりの売上

Restaurant General Manager店長

Support Centerサポートセンター(本社)

用語 説明 用語 説明

Page - 55

取り扱い上の注意