文京区立音羽中学校 アクティブ10 理科(中学1年)...
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〇:学習活動 ●:番組 ◎:クリップ動画 □:教材 ■:ワークシート ◇:支援・板書
学習活動 教師の支援次 時 配分 評価
Ⅰ 知っていること( Step K:What we know)○光の学習について知っていることをクラスで出し合う。○自分の考えに追記や補足をする。
■ KWL法シートを活用◇生徒の考えがうまく出てこない場合、小学校での実験や授業についてクラスで振り返る場面を設定する。
◇ 活動を通して、生徒が既習事項や素朴概念を共有できるようにしていくことで、考えを整理できるようにする。
◇うまく気づけない場合、比べてみるとどう違うか投げかけたり、映像を繰り返したり、映像を一時停止したりする。
◇生徒が自分で不思議を見つけ他者と共有することが目的である。正誤をつけずに、生徒の意図を汲み取り言い換えるなど工夫する。
○ 光の直進性や物が見えるしくみを理解する。例)・教室が暗いときレーザー光が見えるかどうか考える。(ほこりが少ない場合)・線香の煙などを用いて光には直進性があること、光が目に入り初めて物が見えることを確認する。
● 探究のとびら( 0'00 ~ 3'50 ) を視聴
○気づいたこと、不思議に思ったことについて個人で考え、書き出す。
○班やクラスで気づいたこと、不思議に思ったことを共有する。
◇探究のかぎを視聴しながら、跳ね返る光にどんな関係が有りそうか投げかける。
■ワークシートやノートへの記入◇入射角と反射角の関係性に生徒が気づけるように入射角の角度を変えたときの反射角の変化に注目するように助言する。
■ KWL法ワークシートを活用
●探究のかぎ( 3'50 ~ 4'47 ) を視聴
□ 実験1 鏡で反射する光の進む道筋を調べる。【鏡、光源装置】※1○ 光の進む道筋を記録し関係性を考察する。○ 反射の法則についてまとめる。Ⅲ 学んだこと( Step L: What we learned)
① ・星の向きだけ逆になっている ・元の形がひっくり返っている、など② ・なぜ文字の向きが変わるのか ・文字の数が増えていく、など③ ・なぜ見えたり見えなかったりするのか ・なぜ水面が鏡のようになるのか ・境目がどうなっているのか知りたい、など
◇ 例のような事象を通して生徒の興味を引き出す。
□レーザー光の危険性を伝え注意喚起を行う。
Ⅱ 知りたいこと( Step W: What we want to know)●探究のかぎ( 3'50 ~ 5'47 ) を視聴○探究のかぎを見てどんな光の性質がかくされているか問題を見いだして課題を設定する。
○班内で発表し、考えをホワイトボードにまとめ発表する。
○クラスで出た考えを聞いた上で、知りたいことをまとめる。
■ KWL法シートを活用◇探究のとびらの現象が、光の性質(光の反射・屈折)によって引き起こされることを伝え、ヒントとして探究のかぎを見せる。
◇映像を繰り返したり、一時停止したりする。◇下記のように項目毎に分けて考えられるようにする。・鏡の面での光の進み方の変化・鏡の中の像・水面での光の進み方の変化
○教師がクラス全体で知りたいことの共有と整理を行う。◇今後の学習への動機づけとして活用する。
●探究のとびら( ① 反射した光0'00 ~ 1'40 ) を視聴○① 「反射した光」でなぜそうなるのか考える。
◇時間に余裕がある場合にあつかう。◇光の進む道筋を考える際に実際の3次元でとらえようとすることは難しい。装置側面から見た場合の光の道筋を考えられるように助言する。
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文京区立音羽中学校主任教諭 北田 健
予想される生徒の考え
・鏡で跳ね返るときの角度を調べたい。・水面で光が跳ね返ったり、曲がったりするときの光の進み方を調べたい。
・なぜ鏡や水面にものが映って見えるときの光の進み方を調べたい。
予想される生徒の考え
課題「映像を見て、気づいたことや不思議に思ったことを発表しよう」
課題「鏡に光を当てたときの光がどんな道筋を通っていくのか調べよう」
アクティブ10 理科(中学1年)「 光 」活用案
事象について、問題を見いだし見通しをもって観察・実験などを行い、光の反射や屈折の規則性や関係性を見いだして表現している。(思考・判断・表現)
〇:学習活動 ●:番組 ◎:クリップ動画 □:教材 ■:ワークシート ◇:支援・板書
学習活動 教師の支援次 時 配分 評価
事象について、問題を見いだし見通しをもって観察・実験などを行い、光の反射や屈折の規則性や関係性を見いだして表現している。(思考・判断・表現)
○反射の法則の復習。□装置での演示実験を見る。※2○鏡に映る像と光の進む道筋の関係について学ぶ。Ⅲ学んだこと( Step L: What we learned)
◇前時の実験の振り返りと演示を通して鏡に映る像と光の進む道筋について説明する。
(上部から見た場合の光の進む道筋と像を図示)■KWL法ワークシートを活用
●探究のとびら(②文字を映した鏡1'40 ~ 2'40 ) を視聴
○前時に出た意見を振り返り不思議を確認する。□実験2 2枚の鏡で反射する光の進む道筋を調べる。【鏡(あればハーフミラー) 2枚、光源装置】※3○光の進む道筋を記録する。○② 「文字を映した鏡」でなぜそうなるのか考える。○他の人の発表を見ながらまとめを行う。
◇2'15 付近で停止した映像を見せながら不思議を確認していく。
◇鏡1枚の場合と90°に合わせた2枚の鏡の場合を調べるように助言する。
■ワークシートやノートへの記入◇装置上部から見た場合の光の進む道筋と像の関係を考えられるように助言する。
事象を日常生活や社会と関連づけながら、光の反射・屈折を理解しているとともに、それらの観察・実験などに関する技能を身につけている。(知識・技能)
○透明な物体を通して見たときの見え方の変化を写真などを使って確認する。
○光が透明な物体に入るときにどのように進み方が変わるのか予想する。
○実験3 半円形レンズを通りぬける光の進む道筋がどのような決まりで曲がるかを調べる。
【半円形レンズ、光源装置】○実験の結果から屈折の規則性をまとめる。Ⅲ学んだこと( Step L: What we learned)
◇次時に考える現象などを提示するとよい。例)カップとコインなど◇知りたいことで出た生徒の考えにも触れながら進める。
◇入射角と屈折角の関係性に生徒が気づけるように入射角の角度を例示する。
■KWL法ワークシートを活用
●探究のとびら(③水の中から見た水面2'00~3'50)を視聴
●探究のかぎ( 4'47 ~ 5'47 ) を視聴○③「水の中から見た水面」について考える。○全反射についてまとめる。Ⅲ学んだこと( Step L: What we learned)
◇映像と同じく側面から見たときの図を用意し光の進む道筋について考えられるように助言する。
・全反射が起こる場合と起こらない場合。※物体から出た光の進む道筋について考えること。
■KWL法ワークシートを活用
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課題「なぜ鏡を組み合わせると映る像の向きが変わるのか光の進む道筋を使って説明しよう」
事象について、問題を見いだし見通しをもって観察・実験などを行い、光の反射や屈折の規則性や関係性を見いだして表現している。(思考・判断・表現)
○実験の結果から屈折の規則性を確認する。
○光の屈折によって見え方が変わる現象について光の進む道筋を使って考える。
例) カップとコインなど
◇側面から見たときの図を用意し光の進む道筋について考えられるように助言する。
課題「透明な物体を通しての物の見え方を光の進む道筋を使って説明しよう」
課題「透明な物体を通るときの光の進む道筋を調べよう」
事象に進んで関わり、見通しをもったり振り返ったりするなど科学的に探究しようとしている。(主体的に学習に取り組む態度)
●もっと探究( 8'12 ~ 10'00 )を視聴
○装置に垂直に光が当たったあと、どう進むのか考え、予想を図にまとめ発表する。
□実験4 お椀型の鏡での光の反射を調べる。※4【カッティングミラー、光源装置、教材シート】○教材シートに光の進む道筋を記録する。○なぜ光を集めることが出来るのか考察する。
○時間に余裕がとれる場合に扱う。
□ホームページ上の教材シート◎まとめとしてクリップを見せてもよい。
◇時間がある場合、曲面( 凹面鏡) でも反射の法則が成立することを説明してもよい。
課題「お椀型装置で光を集められる理由を考えよう」
「みんなここに集まってくる-ハイライト/大科学実験」
・凸レンズによってどのような像ができるかを調べ、凸レンズの働きを学ぶ。・凸レンズによってできる像を調べる実験を行い、像の位置や向き、大きさについて結果をまとめる。・凸レンズによってできる像の位置や向き、大きさについて規則性を見いだし、実像や虚像について説明する。
※ 1 光の道すじを探究するための教材案
※ 3 2枚の鏡で反射して出来る像を探究するための教材案
鏡にすると手前のものが反射して映る ハーフミラーにすると向こうのものが透けて手前のものと重なって見える
ハーフミラーの背後に黒い板を置き、ミラーとハーフミラーを切り替える
※ 2 星の形の光がなぜ反転するのかを探究するための教材案
※ 4 お椀型の鏡の光の反射を探究するための教材案
曲がる鏡(大小2枚用意)、レーザーポインター、レーザー光を見やすくするためのガラス棒
1時間目 1
1時間目 2
2時間目 1
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2時間目 2
3時間目 1
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3時間目 2
5時間目 1
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5時間目 2
6時間目 1
6時間目 2