地域循環共生圏づくりプラットフォーム事業 ·...
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地域循環共生圏づくりプラットフォーム事業
2020年6月環境省 大臣官房 環境計画課
~人口減少社会にどう対処するか~
お問合せ先:
2. 事業内容
3. 事業スキーム
1. 事業目的
■実施期間
■事業形態
4.
環境で地方を元気にする地域循環共生圏づくりプラットフォーム事業費
事業イメージ
「第五次環境基本計画」(平成30年4月閣議決定)では、地域の活力を最大限に発揮する「地域循環共生圏」の考え方を新たに提唱した。これを受け、地域循環共生圏づくりプラットフォームを構築し、①~④の業務を行う。
①地域循環共生圏の創造に向けて取り組む地域・自治体の人材の発掘、地域の核となるステークホルダーの組織化や、事業計画策定に向けた構想の具体化などの環境整備を推進する。
②地域・自治体が、地域の総合的な取組となる事業計画を策定するにあたって、必要な支援を行う専門家のチームを形成し派遣する。
③先行事例を詳細に分析・評価し、その結果を他の地域・自治体に対してフィードバックすることにより、取組の充実を促す。
④都市部のライフスタイルシフト等に向けた戦略的な広報活動(シンポジウムの開催、国内外への発信)等を実施することにより、取組の横展開を図る。
① 地域循環共生圏創造に向けた環境整備② 地域循環共生圏創造支援チーム形成③ 総合的分析による方策検討・指針の作成等④ 戦略的な広報活動
地域循環共生圏の創造を強力に推進するため、地域循環共生圏づくりプラットフォームを構築します。
【令和2年度予算 500百万円(500百万円)】
環境省大臣官房環境計画課 電話:03-5521-8328
地域循環共生圏
民間団体地域循環共生圏づくりプラットフォーム
地域・
自治体
事業スキーム
環境省
NPO/NGO 等経営の専門団体 …
請負 支援
派遣指示登録■共同実施先・請負先
共同実施/請負事業地方公共団体/民間事業者・団体
令和元年度~令和5年度(予定)
1
2
ビジョンの検討関係者巻き込み段階
事業可能性検討段階
事業化段階
環境省各部局個別事業等による支援
• 地域の取組が体系化できていない
• 地域の目指す姿が明らかになっていない
• 企業・金融機関・各種団体の巻き込みができていない
• ビジネス的な見通しを明らかにしたいがない
• 事業化の担い手を見つけたい・立ち上げの資金を獲得したい
課題例 課題例 課題例
事例分析・進化横展開
課題例
・課題の分析・事業効果の評価・総合分析
課題例
・普及啓発・国内外への発信
地域コンソーシアム・構想
環境面・経済面で持続可能な事業計画
②地域循環共生圏創造支援チーム形成
①地域循環共生圏創造に向けた環境整備(ステークホルダーの組織化、構想の具体化)
④戦略的な広報活動③総合的分析による方策検討・指針の作成等
広域的あるいは各地域ごとの地域循環共生圏評価/フィードバック/サポート
地域× 循環・共生×ビジネスによる持続可能な地域づくり!!
地域の人材・資源の発掘段階
・能力のある人材が有効活用できていない
・地域資源に価値を見いだせていない
課題例
①地域循環共生圏創造に向けた環境整備(人材の発掘)R2の選定団体(27団体)
支援チーム派遣7団体
地域ESG金融の推進
関係省庁の事業による支援
グッドライフ・アワードつなげよう・支えよう森里川海
地域循環共生圏の形成段階に応じたきめ細やかな支援体制(イメージ)
地域循環共生圏づくりプラットフォーム構築の目的
民間企業、金融機関、市民団体、行政機関等の多様な主体の積極的な参画と連携により、ローカルSDGsである地域循環共生圏の創造を支援・推進すること
本プラットフォーム構築の目的
企業登録制度の目的とメリット
(1)企業登録制度構築の目的地域循環共生圏(ローカルSDGs)の創造に資する知見や技術・ソリューションを有する企業に登録してもらい、地域と企業の協業(=事業)により、地域の課題解決とESG経営の実現を推進し、全国各地でのローカルSDGsの創造を加速させる。
(2)企業にとっての登録メリット①ローカルSDGsの実現に貢献できる。ESG経営に取り組む企業間のつながりができる。②地域をビジネスパートナーとし、地域と一緒にローカルSDGsの構想を描き、結果としてその地域に裨益する環境ビジネスを創出できる。③ESG経営に求められる、再生可能エネルギー調達、働き方改革、リスク分散などで連携する協業先が見つかる。④SDGsやESG金融、関係省庁の取組を学ぶ機会がある。
※「地域循環共生圏」の創造に必要なことは、環境・経済・社会のプレイヤーのパートナーシップです。・各地域において、民間企業、金融機関、市民団体、大学、研究機関、行政機関等、多様な主体が幅広く参画し、各自の知見、技術を持ち寄り、その地域ならではの「地域循環共生圏」の創造に取り組むこと
・国レベルでも多様な主体が参画し「地域循環共生圏」を加速させる知見や技術の共有、新結合による価値創造に取り組むこと
本プラットフォームの特徴
1. 2つのプラットフォームを有する・オープンで誰でも参画可能な、全国型プラットフォーム・特定地域※を対象にした、地域型プラットフォーム※毎年、一定数の地域・団体を選定
2. 「地域循環共生圏」の創造に資する事業化に向け、伴走支援できる体制を有する3. 環境省だけでなく他省庁とも連携し、SDGsやESG関連の最新の情報提供を行う
環境省
企業
ESG金融
○○ ○○●●●
支援チーム
Society 5.0の活用
事務局(請負先)
地域循環共生圏づくりプラットフォーム
○○ ○○ ●●●
技術
お金
企業・金融
・地銀、信金のネットワーク・クラウドファンディング・ローカルファイナンス
①しる・共感・ワクワクの情報発信②まなぶ・地域からの相談窓口、研修情報の提供・環境ローカルビジネスの型づくりと提供③つながる・実践地域等登録制度・地域間のまなびあい④であう・企業、有識者とのマッチング・他のネットワークとのマッチング・他省庁とのマッチング⑤しかける・新たなルールづくり・ファイナンススキーム・支援スキームづくり(指標・地域通貨・アプリ・メディア等)
プラットフォームの5つの機能
地域・自治体
地域リエゾン地域
プラットフォーム
地銀・信金
・ソリューション・ソーシャルビジネスの創発
地域方向性や課題に応じてマッチング
登録・相談・要請
・伴走支援・マッチング・意見交換会サポート・情報提供・収集
日常的サポート
●
経営の専門家
環境の専門家
観光業の専門家
情報技術の専門家
□ステップアップ事業□ESG地域金融促進事業□地域ESG融資促進利子補給事業
□エコ・ファースト企業□エコアクション21□グローバル・コンパクト
地域間連携
• 企業内のプロジェクト、技術・ソリューション単位での登録・参加を想定。
• 課題解決やビジネスの種を生み出すオープンイノベーションの場としての活用を想定
各種協同組合
地域の課題・ニーズ
・見える化・具体化・ボトルネックの精査
先進事例・支援事業の紹介等
・グリーンファンド・21世紀金融行動原則
持続可能な地域WG連携
資金調達
登録市町村など地域循環共生圏を創造したい地域
地域づくり支援等の他のネットワーク
• 相補的機能を有するネットワークと連携• 適切な機能分担• 情報網の共有、イベントの共催など
地域循環共生圏づくりプラットフォームのイメージ
地域キーマン
□地域活性化センター□ETIC・ローカルベンチャーサミット□INSPIRE□事業構想大学院大学 等
EPO
地方環境事務所
財務局と連携した地域金融機関・民間企業とのネットワーク
GEOC
5
地域循環共生圏ウェブサイトについて
「環境省ローカルSDGs~地域循環共生圏づくりプラットフォーム~」 http://chiikijunkan.env.go.jp■地域循環共生圏の普及を推進するため、令和2年3月31日にウェブサイトをリニューアル
<ウェブサイトの構成>○地域循環共生圏づくりプラットフォームの5つの機能に応じて、様々なコンテンツを掲載しています。
①「しる」・地域循環共生圏づくりのヒントになる先進事例紹介など
②「まなぶ」・構想策定の手引きや環境ローカルビジネスの紹介など
③「つながる」・実践地域等登録制度(※1)や活動団体の紹介など※1地域循環共生圏のコンセプトに基づき、地域循環共生圏を構築・創造している/したい地域・団体を登録し、事務局からのメール配信やウェブ上での地域や団体間の交流、ネットワーク形成の促進、開催する関連イベント・シンポジウムの情報提供、相談などのサポートを行う。
④「であう」・企業登録制度(※2)や協力専門団体・人材紹介サイト、他省庁等の支援施策等の紹介など※2地域課題解決に資する知見やソリューションを有する企業を登録し、地域とのマッチングを図ることで、環境ローカルビジネスの創出を目指す。令和2年6月頃公開予定。
⑤「つながる」・新たな資金獲得等の仕組みを作り出した地域の紹介など