new features in dp 7-j.pdf

21
Digital Performer 7.01 の新機能 1 Digital Performer 7.01 の新機能 オーバービュー このガイドでは、マニュアルには記載されていない Digital Performer 7.01 の新機能を紹介します。 動作環境について ........................ 1 Universal Binary ........................... 1 Mac OS X v10.6 Snow Leopard 対応 ........... 1 Pro Tools ¦ HD システム動作環境............. 1 旧バージョンの Digital Performer ユーザー ..... 1 Digital Performer 7.01 の新機能 .............. 1 Digital Performer 7.0 の新機能 ............... 2 動作環境について 最低動作環境 Digital Performer 7.01 を起動するには、1 GB 以上の RAM を搭載した G4 1GHz 以上の Power Macintosh、 Mac OS X 10.4.7 以降、1024 x 768 レゾリューション モニタが必要です。 コンピュータについて Digital Performer では、2 GB 以上の RAM を搭載した マルチコア / マルチプロセッサG5 以降、または Intel Mac コンピュータの使用を推奨します。モニターは、 1280 x 1024 レゾリューション、またはより大きなモ ニターの使用を推奨します。速い CPU、十分な RAM 容量を搭載することにより、より快適な Digital Performer の作業環境を得ることができます。 Universal Binary このバージョンの Digital Performer は、Intel ベース の Mac システム、及び PowerPC ベースの G4/G5 Mac コンピュータに対応しています。 Mac OS X v10.6 Snow Leopard 対応 Digital Performer 7.01 は、Mac OS X バージョン 10.6 Snow Leopard に完全対応しています。 Pro Tools ¦ HD システム動作環境 Digital Performer は、DAE バージョン 7.2、または以 降と以下の Digidesign Pro Tools システムに対応して います。: Pro Tools ¦ HD (1、2、3) Pro Tools ¦ HD Accel 新しいバージョンの Pro Tools/DAE への対応状況は、 www.motu.com を参照ください。 旧バージョンの Digital Performer ユーザー Digital Performer バージョン 5、またはそれ以前の バージョンユーザーは、ユーザーインターフェイス のデザインが Digital Performer 6 で大幅に変更されて います。詳しい説明は、DP のオンラインヘルプを参 照ください。 Digital Performer 7.01 の新機能 カウントオフ : メーター初期設定 ............ 1 クイックスクライブ:コードシンボル設定 .... 2 クイックスクライブ:その他の改良点 ........ 2 ショートカットウインドウのキーボードショートカット1 その他の変更............................ 2 カウントオフ : メーター初期設定 新しいカウントオフオプションを追加しました。: 「メーター初期設定」このオプションを選択すると、 カウントオフクリックは、コンダクターのクリック モードを参照します。 図 2:「メーター初期設定」オプション。 ショートカットウインドウのキーボードショート カット ショートカットウインドウ(スタジオメニュー)に キーボードショートカット(オプション -X)を追加 しました。このキーボードショートカットは、コマ ンドウインドウ(セットアップメニュー)でいつで も変更することができます。

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Page 1: New Features in DP 7-J.pdf

Digital Performer 7.01の新機能

1

1ÈÕ

Digital Performer 7.01 の新機能

オーバービュー

このガイドでは、マニュアルには記載されていない

Digital Performer 7.01 の新機能を紹介します。

動作環境について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1

Universal Binary. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1

Mac OS X v10.6 Snow Leopard 対応 . . . . . . . . . . . 1

Pro Tools ¦ HD システム動作環境. . . . . . . . . . . . . 1

旧バージョンの Digital Performer ユーザー . . . . . 1

Digital Performer 7.01の新機能 . . . . . . . . . . . . . . 1

Digital Performer 7.0の新機能 . . . . . . . . . . . . . . . 2

動作環境について

最低動作環境

Digital Performer 7.01 を起動するには、1 GB 以上の

RAMを搭載した G4 1GHz 以上の Power Macintosh、

Mac OS X 10.4.7 以降、1024 x 768 レゾリューション

モニタが必要です。

コンピュータについて

Digital Performer では、2 GB 以上の RAMを搭載した

マルチコア / マルチプロセッサG5 以降、または Intel

Macコンピュータの使用を推奨します。モニターは、

1280 x 1024 レゾリューション、またはより大きなモ

ニターの使用を推奨します。速い CPU、十分な RAM

容量を搭載することにより、より快適なDigital

Performer の作業環境を得ることができます。

Universal Binary

このバージョンのDigital Performer は、Intelベース

のMacシステム、及び PowerPC ベースのG4/G5 Mac

コンピュータに対応しています。

Mac OS X v10.6 Snow Leopard 対応

Digital Performer 7.01 は、Mac OS X バージョン 10.6

Snow Leopard に完全対応しています。

Pro Tools ¦ HD システム動作環境

Digital Performer は、DAE バージョン 7.2、または以

降と以下の Digidesign Pro Tools システムに対応して

います。:

■ Pro Tools ¦ HD (1、2、3)

■ Pro Tools ¦ HD Accel

新しいバージョンの Pro Tools/DAE への対応状況は、

www.motu.com を参照ください。

旧バージョンの Digital Performerユーザー

Digital Performer バージョン 5、またはそれ以前の

バージョンユーザーは、ユーザーインターフェイス

のデザインがDigital Performer 6 で大幅に変更されて

います。詳しい説明は、DPのオンラインヘルプを参

照ください。

Digital Performer 7.01 の新機能

カウントオフ : メーター初期設定 . . . . . . . . . . . . 1

クイックスクライブ:コードシンボル設定 . . . . 2

クイックスクライブ:その他の改良点. . . . . . . . 2

ショートカットウインドウのキーボードショートカット1

その他の変更. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2

カウントオフ : メーター初期設定

新しいカウントオフオプションを追加しました。:

「メーター初期設定」このオプションを選択すると、

カウントオフクリックは、コンダクターのクリック

モードを参照します。

図 2:「メーター初期設定」オプション。

ショートカットウインドウのキーボードショートカット

ショートカットウインドウ(スタジオメニュー)に

キーボードショートカット(オプション -X)を追加

しました。このキーボードショートカットは、コマ

ンドウインドウ(セットアップメニュー)でいつで

も変更することができます。

Page 2: New Features in DP 7-J.pdf

Digital Performer 7.01の新機能

2

クイックスクライブ:コードシンボル設定

環境設定コマンドのコードシンボル項に「スコアへ

適用」ボタンを追加しました。「スコアへ適用」ボタ

ンをクリックすると、設定の変更をクイックスクラ

イブスコアへ適用します。

図 3:「スコアへ適用」ボタン。

クイックスクライブ:その他の改良点

クイックスクライブのその他の改良点:

■ スコアオプション設定変更時の歌詞の配置方法を

改良、及び歌詞テキストのナッジを改良しました。

■ 歌詞機能を日本語入力に対応しました。

■ ポップエディットされたテキストボックスやコー

ドシンボルの挙動を改良しました。

その他の変更

その他の変更点:

■ イベントリスト:コードシンボルを表示

■ オートマティックコンバージョン:インターリーブ

ドフォーマットの変換。サンプルレートを変換せず

にその他の項目を変換。

■ ファイルの保存:前回使用した場所を自動呼び出

し。

Digital Performer 7.0の新機能

ミキシングボードの EQ とダイナミクス . . . . . . 3

ミキシングボードウインドウの V-Rack エディットボタン5

「V-Rackを表示」ミニメニューコマンド . . . . . . . 5

チャンネルストリップ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6

二列表示の情報バー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7

範囲オートメーションモード . . . . . . . . . . . . . . . 7

新しいエフェクトプラグイン . . . . . . . . . . . . . . . 8

Audio Unit インストルメントサイドチェインインプット15

Wave64 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15

リアルタイムフェード . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15

サンプルレート変換の改良. . . . . . . . . . . . . . . . 15

QuickScribe:歌詞 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16

クイックスクライブ:コードシンボル. . . . . . . 19

クイックスクライブ:その他の改良点. . . . . . . 20

「サウンドバイトをマージ」コマンドの改良 . .21

トラックオーバービューのフレーズ設定の改良21

マーカーカウンター . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21

カウンターウインドウのリサイズ . . . . . . . . . . 21

カウンター値のコピー&ペースト . . . . . . . . . . 21

カウンターのラウンド入力. . . . . . . . . . . . . . . . 21

Page 3: New Features in DP 7-J.pdf

Digital Performer 7.01の新機能

3

ミキシングボードの EQ とダイナミクス

ミキシングボードに、EQ、及びダイナミクスセク

ションを追加しました。これらのセクションでは、

各トラックに適用された EQ/ダイナミクスプラグイ

ンの設定やビジュアルフィードバックを行ないます。

as

図 4: ミキシングボードのEQ とダイナミクスセクション。

各セクションは、プラグインの設定を行なうコント

ロールと、プラグイン設定を視覚で確認できるグラ

フの2 つのセクションに分かれます。

プラグイン設定を行なうコントロールには、通常の

プラグインウインドウにある設定事項に加え、ミキ

シングボードで必要なEQ/ ダイナミクスの管理ボタ

ンを装備します。

as

図 5: EQ/ダイナミクスコントロール。

エフェクトオン / オフボタン:このセクションが空の

場合、エフェクトオン / オフボタンは、ディフォル

ト EQ/ダイナミクス(インサート選択 / ディフォル

トメニューで設定)のオン / オフを行ないます。ト

ラックへプラグインが既に適用されている場合には、

そのプラグインのバイパスのオン / オフを切り替え

ます。

プラグインを開くボタン:エフェクトウインドウを開

きます。

インサート選択 / ディフォルトメニュー:上部リス

トではインサートを選択し、下部リストでは、EQ/

ダイナミクスのディフォルトタイプを選択します。

対応プラグイン

EQ/ ダイナミクスセクションは、以下の Digital

Performer 付属EQ/ ダイナミクスプラグインに対応し

ます。:

■ MasterWorks EQ

■ ParaEQ (2-、4-、8- バンド )

■ Dynamics

■ MasterWorks Compressor

■ MasterWorks Gate

■ MasterWorks Leveler

■ MasterWorks Limiter

プラグインの選択

空のEQ/ ダイナミクスセクションでプラグインを選

択するには、インサート選択 / ディフォルトメ

ニューの下部リストから必要なプラグインを選択し

ます。下部リストでチェックマークが付いたプラグ

インはディフォルトプラグインを表し、エフェクト

オン / オフボタンをクリック、またはグラフをダブ

ルクリックして、ディフォルトプラグインをセク

ションに適用することもできます。

as

図 6: インサート選択 /ディフォルトメニュー。

また、既にトラックに適用された EQ/ダイナミクス

プラグインをEQ/ ダイナミクスセクションに関連づ

けることもできます。インサート選択セクションの

リストから必要なプラグインを選択します。

旧バージョンの Digital Performerで作成したプロジェ

クトを開く場合、EQ/ダダイナミクスセクションで

は、最初の対応 EQ/ダイナミクスプラグインを自動

EQグラフ

EQcontrolsEQ コントロール

ダイナミクスグラフ

ダイナミクスコントロール

エフェクトオン /オフボタン

EQ controlsプラグインを開くボタン

インサート選択 /ディフォルトメニュー

インサート選択セクション

ディフォルトセクション

エフェクトオン /オフボタン

Page 4: New Features in DP 7-J.pdf

Digital Performer 7.01の新機能

4

的に表示します。トラックに複数のEQ/ ダイナミク

スプラグインが設定されている場合には、インサー

ト選択セクションのリストから必要なプラグインを

選択します。

EQコントロール

EQ コントロールでは、バンド選択メニューで選択さ

れたEQ バンドの設定を表示します。

as

図 7: EQコントロール。

EQ セクションは、MasterWorks EQやパラメトリッ

ク EQと同じように機能します。詳しい説明は、

Digital Performer 付属マニュアルの「MasterWorks

EQ」、「パラメトリックEQ」項をお読みください。

ダイナミクスコントロール

ダイナミクスコントロールセクションの表示は、選

択されたプラグインの種類により変わります。

ダイナミクス

as

図 8: ダイナミクスプラグインのダイナミクスコントロール表示。

詳しい説明は、Digital Performer 付属マニュアルの

「ダイナミクス」項をお読みください。

MasterWorks Compressor as

図 9: MasterWorks Compressor プラグインのダイナミクスコントロール表示。

詳しい説明は、Digital Performer 付属マニュアルの

「MasterWorks EQ」項をお読みください。

MasterWorks Gate

as

図 10: MasterWorks Gate プラグインのダイナミクスコントロール表示。

詳しい説明は、Digital Performer 付属マニュアルの

「MasterWorks Gate」項をお読みください。

MasterWorks Leveler as

図 11: MasterWorks Levelerプラグインのダイナミクスコントロール表示。

詳しい説明は、Digital Performer 付属マニュアルの

「MasterWorks Leveler」項をお読みください。

MasterWorks Limiter as

図 12: MasterWorks Limiter プラグインのダイナミクスコントロール表示。

詳しい説明は、Digital Performer 付属マニュアルの

「MasterWorks Limiter」項をお読みください。

グラフ

EQ/ ダイナミクスグラフでは、プラグインの設定を

視覚で確認しやすいグラフで表示します。下図は、

グラフ表示の例です。:

as

図 13: EQ/ ダイナミクスグラフ。

バンドオン/ オフ

EQ controlsバンドタイプ /スロープ

バンド選択メニュー

ゲイン

EQ controlsフリーケンシー

Q

アウトプットゲイン

ダイナミクスモードメニュー

インプットゲイン

EQ controlsスレッショルド

レシオ

(コンプレッサ /エキスパンダーモードのみ)

レシオ

バンド選択メニュー

インプットゲイン

EQ controlsスレッショルド

メイクアップゲイン

チャンネル選択メニュー(ステレオのみ)

インプットゲイン

EQ controlsスレッショルド

レンジ

メーターモード

コンプレス /リミット

ゲインリダクション

EQ controlsメイクアップゲイン

レスポンス

オプトカプラーモード

ライトインプットゲイン(ステレオのみ)

インプットゲイン

EQ controlsスレッショルド

シーリング

ダイナミクスグラフ( ダイナミクスプラグイン )

EQ controlsEQ グラフ(MasterWorks EQ)

Page 5: New Features in DP 7-J.pdf

Digital Performer 7.01の新機能

5

グラフ表示は、設定の表示確認用です。グラフに表

示されたコントロールを直接変更することはできま

せん。設定値へ変更を加えるには、グラフ上のコン

トロールセクションを使用、またはグラフをダブル

クリックしてエフェクトウインドウを開きます。

プリレンダリング

ミキシングボードで EQ/ダイナミクスセクションを

表示した場合、その他のプラグインは全てリアルタ

イムプロセスとなります。(プリレンダリングを行な

うことはできません。)

EQ/ ダイナミクスセクションの表示を解除

EQ/ ダイナミクスセクション表示は、ミキシング

ボードミニメニューでオン / オフを切り替えること

ができます。必要に応じてEQ コントロール、EQグ

ラフ、ダイナミクスコントロール、ダイナミクスグ

ラフ表示のオン / オフを行ないます。

ミキシングボードウインドウのV-Rack エディットボタン

ミキシングボードウインドウ左下隅の V-Rack (V) ボ

タンでは、最後に表示したシーケンス表示と、最後

に表示した V-Rack 表示を切り替えます。また、オプ

ション -クリックで、ミニメニューの「V-Rackを表

示」コマンドのオン / オフを切り替えます。(次項参

照)

as

図 14: V-Rack ボタン。

「V-Rack を表示」ミニメニューコマンド

ミキシングボードウインドウミニメニューの「V-

Rackを表示」コマンドでは、ミキシングボードウイ

ンドウに表示するV-Rack の表示方法を切り替えま

す。

「V-Rack を表示」コマンド選択時には、シーケンス

のトラック横に V-Rack を並べて表示(図 15参照)

し、各 V-Rack をミキシングボードウインドウのト

ラックセレクタにトラックフォルダとして表示しま

す。(図 16 参照)

図 15: シーケンストラックと V-Rack トラックを表示。

Page 6: New Features in DP 7-J.pdf

Digital Performer 7.01の新機能

6

V-Rack の各トラック表示を解除するには、トラック

セレクタで必要なV-Rack トラックの選択を解除しま

す。また、V-Rack全体の表示を解除するには、V-

Rackフォルダの選択を解除、または V-Rackフォル

ダ横の三角形アイコンをクリックします。

V-Rack トラックとシーケンストラックの間には、縦

線を表示します。また、ミキシングボード上部にラ

ベルを表示します。

as

図 16:ミキシングボードウインドウのトラックセレクタで V-Rack を表示。

チャンネルストリップ

スタジオメニューに「チャンネルストリップ」コマ

ンドを追加しました。チャンネルストリップウイン

ドウでは、現在のトラックのミキシングボードチャ

ンネルストリップコントロールの情報を表示します。

as

図 17: チャンネルストリップウインドウ。

チャンネルストリップウインドウミニメニューでは、

チャンネルストリップウインドウの表示方法を指定

することができます。(1 ~ 4コラム):

a

2~ 4コラム表示の場合、フェーダーはウインドウ

の左に固定されます。フェーダー表示の固定を解除

するには、ミニメニューの「フェーダーを左」コマ

ンドを選択解除します。

チャンネルストリップウインドウでは、ミキシング

ボードと同様、ミニメニューでウインドウに表示す

るセクションを指定することができます。:

as

図 19: チャンネルストリップウインドウに表示するセクションを指定。

図 18: 1 ~ 4 コラム表示。

Page 7: New Features in DP 7-J.pdf

Digital Performer 7.01の新機能

7

チャンネルストリップウインドウをロック

通常、チャンネルストリップウインドウの表示は、

選択されたトラックに合わせて更新します。常に同

じトラックのチャンネルストリップ情報を表示する

には、必要なトラックを選択した後、トラック名横

の矢印アイコンをクリックしてチャンネルストリッ

プウインドウをロックします。ロックされたトラッ

クの矢印アイコンはロックアイコンに表示を変えま

す。ロックアイコンを再度クリックして、ロックを

解除することができます。

図 20: チャンネルストリップのロック。

この機能は、チャンネルストリップウインドウ内だ

けで機能します。情報バーに表示したチャンネルス

トリップでは、常に選択されたトラックの情報を表

示します。

情報バーにチャンネルストリップを表示

その他の情報ウインドウと同様、チャンネルスト

リップを情報バーに表示することができます。チャ

ンネルストリップを情報バーへ表示するには、「環境

設定」>「情報バー」でチャンネルストリップを追加

します。

図 21: 情報バーのチャンネルストリップ表示。

情報バーに表示されたチャンネルストリップは、複

数のインサート、またはセンドを表示できないこと

を除き、チャンネルストリップウインドウと同じよ

うに取り扱うことができます。情報バーに表示され

たチャンネルストリップで表示するインサート / セ

ンドを変更するには、セクション内の上下矢印ボタ

ンをクリックします。

図 22: インサート /センドの切り替えボタン。

小メニュー

チャンネルストリップウインドウミニメニューの

「情報バーで小メニューを使用」コマンドを選択する

と、情報バーに表示するチャンネルストリップで小

メニューを使用します。(初期設定ではオフ)

図 23: 小メニューを使用したチャンネルストリップ。

チャンネルストリップの設定

情報バーに表示するチャンネルストリップの設定

(チャンネルストリップミニメニュー >「情報バーの

設定」)では、以下の理由により全ての項目を表示で

きません。:

1 EQ/ ダイナミクスセクションは情報バーに表示で

きません。

2 以下のコントロールはトラック情報で取り扱いま

す。:

■ ソロ / ミュート / レコード / インプット

■ オートメーションの再生 / 録音選択

■ インプット / アウトプット

■ トラック名

☛ 詳しい説明は、Digital Performer 付属マニュアル

の「トラック情報」項をお読みください。

二列表示の情報バー

「環境設定」>「情報バー」で「3 つ以上のセクショ

ン表示時、情報バーを二列にする」チェックボック

スを選択すると、情報バーに 3つ以上のセクション

を表示する場合に情報バーを二列にします。

範囲オートメーションモード

オートメーションモードに「範囲ラッチ」、「範囲

タッチ」、「範囲トリムラッチ」、「範囲トリムタッチ」

モードを追加しました。

「ラッチ」、「タッチ」、「トリムラッチ」、「トリムタッ

チ」と良く似た機能ですが、範囲モードでは、指定

タイムレンジ内のオートメーションデータだけへ変

更を加えます。

Page 8: New Features in DP 7-J.pdf

Digital Performer 7.01の新機能

8

タイムレンジの設定

範囲オートメーションモードの対象タイムレンジは、

以下の項目を参照します。(上位優先):

1 トラック内のオブジェクト、またはタイムレンジセレクション

2 その他のトラックのタイムレンジセレクション

3 メモリーサイクルの範囲

範囲ラッチと範囲タッチ

「範囲ラッチ」と「範囲タッチ」モードでは、指定タ

イムレンジ内のオートメーションデータ値を一定値

に変更します。

範囲トリムラッチと範囲トリムタッチ

「範囲トリムラッチ」と「範囲トリムタッチ」モード

では、指定タイムレンジ内のオートメーションデー

タカーブの形を保持したままオートメーションデー

タ値を変更します。

範囲オートメーションモードの使用

全ての範囲オートメーションモードは、複数のト

ラックのミキシング作業に便利な機能です。

その他の利点:

■ 範囲オートメーションモードでは、オートメー

ションデータ録音時に使用したコントローラーと同

じコントローラーを使用してオートメーションデー

タを調整することができます。例えばプラグインの

フィルターをプラグインウインドウのノブを使って

スイープした場合、同じノブを使用してオートメー

ションデータ値を調節します。

■ 範囲オートメーションモードでは、エディティン

グウインドウの表示をオートメーションデータへ変

更せずに値の変更を行なうことができます。

新しいエフェクトプラグイン

新しいエフェクトプラグインを追加しました。

チャンネルコンフィギュレーション

このガイドブックでは、チャンネルコンフィギュ

レーションに以下の表記を使用します。:

Analog Chorus

Analog Chorus は、80年代に一世を風靡した Boss

CE ™シリーズをエミュレートしたエフェクトです。

レート:: LFO のレートを0.2 Hz ~ 3.7 Hz で設定し

ます。

デプス:LFO のデプスを設定します。

ミックス(モノのみ):ウェットシグナルのレベルを

コントロールします。

モード(ステレオのみ):ステレオアウトプットの

モードを選択します。

Mode I では、ドライシグナル -ウェットシグナルを

左チャンネルから出力し、ドライシグナル + ウェッ

トシグナルを右チャンネルから出力します。Mode II

では、ドライシグナルを左チャンネルから出力し、

ウェットシグナルを右チャンネルから出力します。

モノトゥモノ M-M

モノトゥステレオ M-S

モノトゥ nチャンネル M-n

ステレオトゥステレオ S-S

ステレオトゥ nチャンネル S-n

nチャンネルトゥ nチャンネル

n-n

M-M M-S M-n S-S S-n n-n

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Page 9: New Features in DP 7-J.pdf

Digital Performer 7.01の新機能

9

ステイタス:エフェクトのバイパス状態をライトで

表します。

ペダル:エフェクトのオン / オフ(バイパス)を切り

替えます。エフェクトウインドウのバイパスボタン

と同じ働きをします。

Custom ユ 59

Custom '59は、プリアンプチューブやサーキットを

リアルタイムで選択できるアンプモデリングプラグ

インです。

インプットジャック:インプットチャンネルとイン

ピーダンスを選択します。チャンネル 1はハイZ イ

ンプット、チャンネル2 はロウ Zインプットを装備

します。

Vol I/Vol II:各チャンネルのボリュームをコントロー

ルします。

3バンド EQ:各フリーケンシー帯(BASS/MIDDLE/

TREBLE)のカット、及びブーストをコントロール

します。

マスター:アウトプットレベルをコントロールしま

す。

プリアンプチューブ:インプットステージのチューブ

モデルを選択します。

プリアンプサーキット:ボリュームコントロールサー

キットモデルを選択します。

トーンスタック:トーンコントロールサーキットモデ

ルを選択します。

D Plus

D Plusは、MXR Distortion+ ™ ペダルをエミュレート

したエフェクトです。

アウトプット:アウトプットシグナルのレベルをコ

ントロールします。

ディストーション:ディストーションの量をコント

ロールします。

ソースZ:インプットに接続されたデバイスのイン

ピーダンスでシミュレートを実行します。主にペダ

ルのハイフリーケンシーレスポンスへ影響します。

ソースZ を 0に設定すると、D Plus のインプットに

アクティブピックアップギターを接続した状態をシ

ミュレートします。3~ 5に設定すると、フルバ

リュー時のパッシブピックアップギターをシミュレー

トします。6~ 10 に設定すると、低バリュー時の

パッシブピックアップギターをシミュレートします。

M-M M-S M-n S-S S-n n-n

yes yes no yes no no

M-M M-S M-n S-S S-n n-n

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Page 10: New Features in DP 7-J.pdf

Digital Performer 7.01の新機能

10

ロードZ: アウトプットに接続されたデバイスのイン

ピーダンスでシミュレートを実行します。主にディ

ストーションの特徴へ影響します。

ロード Z を0 に設定すると、一般的なコンボアンプ

のローインピーダンスインプットを、10 に設定する

とペダルアウトプットをアンプのハイインピーダン

スインプット(1 メガオーム)へ接続した状態をシ

ミュレートします。

ステイタス:エフェクトのバイパス状態をライトで

表します。

スイッチ:エフェクトのオン / オフ(バイパス)を切

り替えます。エフェクトウインドウのバイパスボタ

ンと同じ働きをします。

Delta Fuzz

Delta Fuzz は、Electro-Harmonix Big Muff π ™ペダル

をエミュレートしたエフェクトです。80 年代 /90 年

代に多くのバンドに愛用されたペダルです。

ボリューム:アウトプットのゲインをコントロール

します。

トーン:浅めのミッドレンジノッチを適用したハイ

フリーケンシーブーストをコントロールします。

サスティン:ディストーションの量をコントロール

します。

ステイタスライト:エフェクトのバイパス状態をライ

トで表します。

スイッチ:エフェクトのオン / オフ(バイパス)を切

り替えます。エフェクトウインドウのバイパスボタ

ンと同じ働きをします。

Diamond Drive

Diamond Drive は、Voodoo Lab Sparkle Drive ™ペダル

をエミュレートしたエフェクトです。

ゲイン:ディストーションの量をコントロールしま

す。

トーン:ハイフリーケンシーロールオフをコント

ロールします。

クリーン:ディストーションシグナルとクリーンシ

グナル間のクロスフェードをコントロールします。

ボリューム:アウトプットのゲインをコントロール

します。

ステイタスライト:エフェクトのバイパス状態をライ

トで表します。

スイッチ:エフェクトのオン / オフ(バイパス)を切

り替えます。エフェクトウインドウのバイパスボタ

ンと同じ働きをします。

M-M M-S M-n S-S S-n n-n

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M-M M-S M-n S-S S-n n-n

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Digital Performer 7.01の新機能

11

Intelligent Noise Gate

Intelligent Noise Gate は、ACが干渉して発生するノイ

ズを取り除くノイズゲートプラグインです。

☛ ステレオトゥステレオでは、ステレオチャンネ

ルを独立して取り扱います。

スレッショルド:ゲートを開くトリガーレベルをコン

トロールします。

アタック:ゲートが立ち上がる時間をミリセカンド

で設定します。

ホールド:ゲートが開いて閉じ始めるまでの時間を

ミリセカンドで設定します。

リリース:ゲートが閉じ始めてから完全に閉じるま

での時間をミリセカンドで設定します。

メインフリーケンシー:メインフリーケンシーをコン

トロールします。

ノイズタイプ:インプットシグナルに含まれたノイ

ズソースの種類を選択します。AC が干渉して発生す

るノイズは二種類に分けることができます。AC で暖

めるプリアンプチューブを使用したアンプで発生す

る「ハム」、不安定なボルテージを供給する DC電源

が原因で発生する「バズ」の二種類です。

ステイタスライト:エフェクトのバイパス状態をライ

トで表します。

ペダル:エフェクトのオン / オフ(バイパス)を切り

替えます。エフェクトウインドウのバイパスボタン

と同じ働きをします。

Live Room G

Live Room G は、現実空間のスピーカーキャビネット

をエミュレートしたエフェクトです。

M-M M-S M-n S-S S-n n-n

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M-M M-S M-n S-S S-n n-n

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Digital Performer 7.01の新機能

12

Live Room G を使用するには、空間モデルのライブラ

リーファイルが必要です。Digital Performer のインス

トーラーは、ライブラリーファイルを以下の場所に

インストールします。:

/ ライブラリ /Application Support/MOTU/LiveRoomG/

LiveRoomG Data.bundle

コントロール

キャビネットドライブ:ディストーションの量をコン

トロールします。

アウトプットゲイン:アウトプットレベルをコント

ロールします。

CAB:キャビネットのモデルを選択します。詳しい説明

は、「キャビネットモデル」:12 頁をお読みください。

ダンピング:ルームのハイフリーケンシーロールオ

フをコントロールします。

ディスプレイエリア:プラグインの設定状況をグラ

フィックで表示します。(表示のみ)

マイクロフォンミキサー

LiveRoomGプラグインには、4 つのマイクチャンネルを装備します。(モノのチャンネル 1と 2、ステレ

オのチャンネル 3-4)各チャンネルには以下のコント

ロールを装備します。:

マイク:マイクノ種類と配置位置を選択します。

プリディレイ:マイクへ到達するまでの時間を補正

します。

3-バンド EQ:ロー、ミッド、ハイフリーケンシー帯

で最大 15 dB のカット、及びブーストを行ないます。

パン(ステレオプラグインのチャンネル 1と 2 のみ):

モノソースのパンをコントロールします。

ブレンド(モノプラグインのチャンネル 3-4のみ):ス

テレオシグナルのステレオ幅をコントロールします。

ウィズ(ステレオプラグインのチャンネル 3-4のみ):

ステレオシグナルのステレオ幅をコントロールします。

ソロ:チャンネルのソロをコントロールします。

ミュート:チャンネルのミュートをコントロールし

ます。

フェーダー:アウトプットのゲインをコントロール

します。

サイドチェインアウトプット

Live Room G には、各チャンネルにサイドチェインア

ウトプットを装備します。サイドチェインアウト

プットのシグナルは、EQ、ソロ / ミュート、パン、

フェーダー、アウトプットゲインコントロール前に

分岐します。これにより、プラグインやオートメー

ション等の Digital Performer のミキシング環境を各

チャンネルに適用することができます。

サイドチェインアウトプットは、バーチャルインス

トルメントのマルチアウトプットと同じ方法で設定

することができます。詳しい説明は、Digital

Performer 付属マニュアルの「マルチオーディオアウ

トプット」項をお読みください。

キャビネットモデル

以下のキャビネットモデルを付属します。:

■ 4x12 モダン:最も歪んだサウンドを供給しますが、

サンタナスタイルのリードも取り扱える程優秀な

キャビネットです。

■ 4x12 ビンテージ:ビンテージ特有の暖かみを持つ

サウンドです。80 年代、70年代のサウンドを再現し

ます。

■ 2x12 コンボ:サウザンロックやカントリーギター

に最適です。

■ 4x10 コンボ:ブルース、ジャズ、ロック、カント

リーに最適です。

■ 1x8 ジュニア:ロックやポップの歪んだリズムギ

ターに最適です。

Page 13: New Features in DP 7-J.pdf

Digital Performer 7.01の新機能

13

RXT

RXTは、ProCo 社の The Rat ™ディストーションペダ

ルをエミュレートしたエフェクトです。

ゲイン:ディストーションの量をコントロールしま

す。

フィルター:ローパスフィルターをコントロールし

ます。

☛ このノブは、その他のペダルプラグインの逆に

機能します。

ボリューム:アウトプットのゲインをコントロール

します。

ステイタスライト:エフェクトのバイパス状態をライ

トで表します。

スイッチ:エフェクトのオン / オフ(バイパス)を切

り替えます。エフェクトウインドウのバイパスボタ

ンと同じ働きをします。

Tube Wailer

Tube Wailer は、Ibanez TS-9 Tube Screamer ™オーバー

ドライブペダルをエミュレートしたエフェクトです。

ドライブ:ディストーションの量をコントロールし

ます。

トーン:ハイフリーケンシーロールオフをコント

ロールします。

レベル:アウトプットのゲインをコントロールしま

す。

ダイオード:ストックシリコンクリッパーダイオー

ドとゲルマニウムダイオードを切り替えます。ディ

ストーションレベルを下げ、バンドウィズを拡張し

ます。

ステイタスライト:エフェクトのバイパス状態をライ

トで表します。

ペダル:エフェクトのオン / オフ(バイパス)を切り

替えます。エフェクトウインドウのバイパスボタン

と同じ働きをします。

M-M M-S M-n S-S S-n n-n

yes yes no yes no no

M-M M-S M-n S-S S-n n-n

yes yes no yes no no

Page 14: New Features in DP 7-J.pdf

Digital Performer 7.01の新機能

14

Uber Tube

Uber Tube は、Ibanez Super Tube ™オーバードライブ

ペダルをエミュレートしたエフェクトです。

ドライブ:ディストーションの量をコントロールし

ます。

バイト:フリーケンシーのミッドブーストをコント

ロールします。

レベル:アウトプットのゲインをコントロールしま

す。

ブライト:ハイフリーケンシーロールオフをコント

ロールします。

ダイオード:ストックシリコンクリッパーダイオー

ドとゲルマニウムダイオードを切り替えます。ディ

ストーションレベルを下げ、バンドウィズを拡張し

ます。

ステイタスライト:エフェクトのバイパス状態をライ

トで表します。

ペダル:エフェクトのオン / オフ(バイパス)を切り

替えます。エフェクトウインドウのバイパスボタン

と同じ働きをします。

Wah Pedal

Wah Pedal は、ワウワウペダルをエミュレートした

エフェクトです。

ペダルポジション:パーセンテージでペダルのポジ

ションをコントロールします。ペダルポジションノ

ブ、またはペダルをクリック -ドラッグでペダル位

置を変更することができます。

スイープスタート:スイープのスタートポジションを

コントロールします。

スイープレンジ:スイープスタートから開始するス

イープの範囲をコントロールします。

スイープカーブ:スイープレスポンスの湾曲具合をコ

ントロールします。多くのワウペダルでは、マイナ

スエクスポネントを使用しています。

キャラクター:ディストーションの相対的な量をコ

ントロールします。0 に設定すると完全なライナー

となります。

ボイシング:フリーケンシーのレスポンスモデルを

選択します。“V846”は 70 年代のVox 846 ™を、

“WHINEBABY”は Dunlop CryBaby ™を表します。

M-M M-S M-n S-S S-n n-n

yes yes no yes no no

M-M M-S M-n S-S S-n n-n

yes yes no yes no no

Page 15: New Features in DP 7-J.pdf

Digital Performer 7.01の新機能

15

スイープモード(ステレオのみ):エフェクトフェー

ズを合わせるチャンネルを選択します。:レフト、

ライト、両方。

スイープコントロール:ペダルポジションやエフェク

トのバイパスをコントロールするデータの種類を選

択します。:MIDI コンティニュアスコントローラー

メッセージ、オートメーションランプデータ。

MIDI を選択した場合、トラック内にあるランプデー

タを無視します。また、ペダルポジションノブとペ

ダルグラフィックは、ペダルポジション値へ影響し

ません。

ペダルCC:ペダルへ適用するMIDI コンティニュア

スコントローラーナンバーをコントロールします。

バイパス CC:バイパススイッチへ適用するMIDI コ

ンティニュアスコントローラーナンバーをコント

ロールします。63 以上の値でエフェクトをバイパス

します。

Audio Unit インストルメントサイドチェインインプット

Audio Unit (AU) バーチャルインストルメントプラグ

インのサイドチェインインプットに対応しました。

Wave64

Wave64 拡張子(.w64)は、Broadcast WAVE ファイ

ルフォーマットで4 GB 以上のオーディオファイルの

取り扱いを可能にしました。4 GB以上のオーディオ

ファイルを作成しなければならない場合には、

Broadcast WAVE ファイルフォーマットを選択しま

す。

☛ 4 GB ファイルの作成に必要な時間は、チャンネ

ライゼーション、サンプルレート、サンプルフォー

マットにより異なります。16ビット /44.1 kHz のイ

ンターリーブドステレオファイルの場合には6.7 時

間かかるのに比べ、32 ビットフローティングポイン

ト /192 kHz のインターリーブド 10.2サラウンドファ

イルの場合には 7分でファイルを作成します。

Broadcast WAVE フォーマット使用時、録音終了後に

ファイルが 4 GB へ達しない場合には通常の

Broadcast WAVE ファイルを作成します。録音終了後

にファイルが4 GB を超える場合にだけ、Wave64 拡

張子を使用します。

リアルタイムフェード

旧バージョンの Digital Performer では、オーディオ

フェードとクロスフェードをオーディオファイルと

して作成しプロジェクトフォルダ内の Fadesフォル

ダに収納していました。Digital Performer 7.01から

は、フェードとクロスフェードをリアルタイムで計

算するため、追加ファイルの作成を行ないません。

Digital Performer バージョン 6.02 以前のバージョン

で作成したプロジェクトには、プロジェクトフォル

ダにFades フォルダが含まれている場合があります。

DP 7.01 以降のバージョンでこのようなプロジェクト

を開くと、リアルタイムでフェード / クロスフェー

ドの計算を行ない、フェードファイルを自動的に削

除します。プロジェクトを7.01 以前のバージョン

フォーマットで出力する場合には、必要に応じて

Fedes フォルダを作成します。

サンプルレート変換の改良

Digital Performer では、サンプルレート変換時に使用

するアルゴリズム(138 dB シグナルトゥノイズレシオ)が新しくなりました。この変更により、より正

確な変換作業を行なうことができるようになります。

そのため、旧バージョンのオーディオファイルの変

換ダイアログボックスにあった品質オプションを削

除しました。

図 24:新しいオーディオファイルの変換ダイアログボックス。

Page 16: New Features in DP 7-J.pdf

Digital Performer 7.01の新機能

16

QuickScribe:歌詞

クイックスクライブエディターに歌詞機能を追加し

ました。:

図 25: クイックスクライブエディターの歌詞表示。

一つのトラックに歌詞を入力

一つのトラックに歌詞を入力するには、クイックス

クライブツールパレットで歌詞テキストツール

( )を選択した後、必要な音符の上、または下を

クリックします。また、セットアップメニューの

「コマンド」コマンドで、「歌詞を入力」コマンドに

ショートカットを設定することもでき、歌詞入力を

行なう音符を選択した後、ショートカットを実行し

て歌詞の入力を開始することができます。(選択され

た音符が無い場合、プレイバックワイパーに一番近

い音符で歌詞の入力を開始します。)

歌詞テキストツールで音符をクリックすると、歌詞

テキストボックスを表示します。:

図 26: 歌詞テキストボックス。

単語、または音節を空のテキストボックスへ入力し

ます。テキストボックスを次の音符まで広げるには、

スペースバーを押して次の単語を入力、またはダッ

シュ(-)で先に入力した母音を延ばす、またはアン

ダースコア(_)で先に入力した単語 / 音節を延ばし

ます。(ノート:タイで繋がった音符の場合はスペー

スバーでタイで繋がった次の音符へアンダースコア

を追加することができます。)

歌詞入力を終了するには、エンターキー、またはリ

ターンキーで入力を決定します。エスケープキーを

押すと入力作業をキャンセルします。

複数のトラックで共有する歌詞を入力

歌詞は複数のトラックで共有することができます。

例えばコーラススコア(ソプラノ、アルト、テナー、

ベース)等では、スコアの一部分でテナーとベース

(または全てのトラック)が同じ歌詞を共有している

場合等が考えられます。Digital Performer では、この

ような設定も簡単に作成することができます。

最初から歌詞を複数のトラックへ設定するには、必

要なトラックで音符を選択した後、歌詞テキスト

ツールで歌詞を入力します。複数のトラックで共有

する歌詞テキストの表示位置は、「環境設定」コマン

ド >「歌詞」で設定することができます。詳しい説

明は、「歌詞の位置」:18頁をお読みください。

共有歌詞

歌詞を複数のスタッフで共有すると、全てのスタッ

フで歌詞を表示します。

ページ上に既に入力された歌詞テキストで、その歌

詞テキストがどのトラックへ設定されているかを確

認するには、ポインタツールで歌詞テキストボック

スをクリックした後、テキストメニューより「表示」

>「これらのパートのみ」のサブコマンドで設定され

たトラックを確認することができます。(設定された

トラック名の横にチェックマークが表示されます。)

テキストメニューの「表示」>「これらのパートの

み」のサブコマンドでトラックの選択 / 選択解除を

行なうことにより、歌詞テキストのトラック設定を

簡単に切り替えることができます。

歌詞テキストのエディット

既に入力された歌詞テキストを変更するには、歌詞

テキストをダブルクリックします。歌詞テキスト

ボックスが表示されている状態でタブキー、または

シフト -タブキーで前後の歌詞テキストボックスへ

の移動を行なうことができます。異なるトラックへ

設定された歌詞を含んだスコアで作業をする場合に

は、必ずしも次の歌詞テキストボックスへ移動する

とは限りません。

Page 17: New Features in DP 7-J.pdf

Digital Performer 7.01の新機能

17

歌詞ウインドウ

歌詞ウインドウ(プロジェクトメニュー)では、テ

キストエディター環境で歌詞の入力を行います。

ワードプロセッサや電子メールや、その他のソース

で既にテキストがある場合等、オートフロー機能を

利用して簡単に歌詞入力を行なうことができます。

図 27: 歌詞ウインドウ。

歌詞のオートフロー

スコアへ歌詞をオートフロー:

1 歌詞ウインドウを開き、テキストを入力、またはペーストする

2 スペース、ダッシュ、アンダースコアなどを使用して、テキストのフォーマットを行なう

詳しい説明は、「一つのトラックに歌詞を入力」:16頁をお読みください。

3 歌詞ウインドウでスコアに流し込むテキストを選択する

歌詞ウインドウでテキストを選択すると、選択されたテキストだけをスコアに流し込みます。テキスト

が選択されていない場合には、インサートカーソル以降のテキストをスコアに流し込みます。歌詞ウイ

ンドウ内の全てのテキストをスコアに流し込むには、テキストの最初にインサートカーソルを配置、また

は全てのテキストを選択します。

4 テキストを設定するトラック(複数も可)を選択する

トラックが選択されていない場合には、スコアに表示された最初のトラックのプレイバックワイパー直

後にある音符からテキストの流し込みを開始します。トラックの一つの音符を選択した場合、そのトラッ

クへ選択された音符からテキストの流し込みを実行します。複数のトラックで音符を選択した場合、選

択されたトラックで歌詞テキストを共有します。詳しい説明は、「歌詞設定」:18頁をお読みください。

5 オートフローボタンをクリックする

設定に従って歌詞テキストをスコアへ流し込みます。

テキストに変更を加えて再流し込み

歌詞ウインドウでテキストに変更を加えた場合、そ

の変更事項を自動的にクイックスクライブスコアへ

反映することはできません。歌詞ウインドウでテキ

ストに変更を加えた場合には、流し込み作業を再度

実行して、クイックスクライブスコアの表示を更新

しなければなりません。クイックスクライブでは、更新を行なわなければならない音符だけを選択して

歌詞表示の更新を行なうことができます。

歌詞の削除

歌詞を削除するには、ポインタツールで削除したい

歌詞ボックスを選択した後、デリートキー、または

エディットメニューの「イレース」コマンドで削除

します。

広範囲の歌詞を一気に削除するには、削除したい歌

詞を設定した全ての音符を選択した後、歌詞ウイン

ドウのトラック内で削除ボタンをクリックします。

歌詞のコピーとペースト

Digital Performer では、歌詞テキストをクイックスク

ライブのページテキストとして取り扱います。MIDI

イベントとは異なるため、ノートイベントのコピー /

ペーストを行なっても歌詞データは含まれません。

その為、クイックスクライブ上で音符のコピー&

ペーストを行なった場合には、歌詞ウインドウで再

度歌詞テキストの流し込みを行ないます。詳しい説

明は、「スコアから歌詞テキストを歌詞ウインドウへ

再度取り込む」:18頁をお読みください。

歌詞表示を隠す

一時的に歌詞表示を隠すには、クイックスクライブ

ミニメニューの「歌詞を表示」コマンドの選択を解

除します。

Page 18: New Features in DP 7-J.pdf

Digital Performer 7.01の新機能

18

アレンジドスコアの歌詞

ライナースコアへ歌詞を入力して、アレンジするこ

ともできます。アレンジ後に重なったバースセク

ションでは、自動的に歌詞を二列に表示します。ま

た、スコアをアレンジした後にオートフロー機能で

歌詞を流し込むこともできます。この場合、オート

フロー機能アルゴリズムは、歌詞をライナー小節へ

流し込み、必要に応じて歌詞を二列、三列に表示し

ます。

ページテキストを歌詞へ変換

プロジェクトに含まれた通常のページテキストを歌

詞テキストに変換するには、歌詞ウインドウミニメ

ニューの「歌詞以外をキャプチャ」コマンドを使用

します。「歌詞以外をキャプチャ」コマンドを実行す

ると、スコアに表示されたページテキスト(日付け

やページナンバーを除く)を歌詞ウインドウへ取り

込みます。

歌詞ウインドウに取り込んだページテキストは、歌

詞テキストと同様にダッシュやアンダースコアを追加して、スコアへ歌詞テキストとして流し込むこと

ができます。

スコアから歌詞テキストを歌詞ウインドウへ再度取り込む

歌詞ウインドウのテキストは、クイックスクライブ

スコアへ既に流し込んだテキストとの関係を保つこ

とはできません。そのため、スコアに直接追加した

歌詞テキストや、流し込み後にスコア上で変更を加

えたテキスト内容を、歌詞ウインドウに自動反映す

ることはありません。歌詞ウインドウのテキストを

スコア上の歌詞テキストに合わせるには、スコア上

の歌詞テキストを歌詞ウインドウに取り込みます。

歌詞ウインドウにスコア上の歌詞テキストを取り込

むには、歌詞ウインドウミニメニューの「歌詞を

キャプチャ」コマンドを実行します。「歌詞をキャプ

チャ」コマンドでは、クイックスクライブに表示さ

れたスコアの歌詞テキストを歌詞ウインドウへ取り

込みます。タイムレンジによる選択が行なわれてい

る場合、選択範囲内の歌詞テキストだけを歌詞ウイ

ンドウへ取り込みます。

スコア上の全ての種類のテキスト(日付けやページナ

ンバーを除く)を歌詞ウインドウに取り込むには、「全

てのテキストをキャプチャ」コマンドを実行します。

歌詞設定

環境設定ウインドウ(Digital Performer メニュー)の

歌詞セクションでは、歌詞表示に使用するフォント

やスタイルなど、歌詞表示関連の設定を行ないます。

図 28: 環境設定ウインドウの歌詞セクション。

歌詞テキストスタイル

「歌詞ウインドウ」、及び「クイックスクライブスコ

アの歌詞」セクションでは、歌詞表示に使用する

フォント、サイズ、スタイルを設定します。

歌詞の位置

歌詞の位置セクションでは、クイックスクライブに

表示する歌詞の位置関係を設定します。

☛ スタッフ間、またはトラック間のオフセット設

定は、スタッフ、またはトラック下の間隔を設定し

ます。

音節を延ばす

初期設定では、延ばした音節はアンダースコアライ

ンで表示します。ダッシュを使用するには、「音節に

合わせて音符下にダッシュを表示」ボタンを選択し

ます。

スコアへ適用

歌詞設定セクションで設定を変更後は、「スコアへ適

用」ボタンでクイックスクライブへ変更を適用します。

Page 19: New Features in DP 7-J.pdf

Digital Performer 7.01の新機能

19

クイックスクライブ:コードシンボル

クイックスクライブエディターでコードシンボルを

取り扱うことができるようになりました。コードシ

ンボルはMIDI トラックイベントのため、MIDI ノー

トと同様にトランスポーズを行なうことができます。

コードシンボルの入力

コードシンボルを入力するには、クイックスクライ

ブツールパレットでコードシンボルツール( )を

選択した後、コードシンボルを設定する音符の上を

クリックします。また、セットアップメニューの

「コマンド」コマンドで、「コードシンボルを入力」

コマンドにショートカットを設定することもでき、

コードシンボル入力を行なう音符を選択した後、

ショートカットを実行してコードシンボルの入力を

開始することができます。(選択された音符が無い場

合、プレイバックワイパーに一番近い音符でコード

シンボルの入力を開始します。)

コードシンボルツールで音符をクリックすると、

コードシンボルボックスを表示します。:

図 29: 空のコードシンボルボックス。

必要なコードシンボルを入力します。:

コードに接尾語を追加するには、オープニングキャ

ラクター(括弧やブラケット等)、接尾語、クロージ

ングキャラクターの順に入力します。:

以下のコードシンボルを入力するには:

1 C7(#9b13) を入力する

2 エンターキー、またはリターンキーで入力を確定する

その他のコードシンボルを追加するには、タブやシ

フト - タブで、またはオプション - タブやオプション

- シフト- タブでポジションを移動します。(「タブ

キー機能」:20頁をお読みください。)ポジション移

動位置にコードシンボルが既にある場合、次のコー

ドシンボルをエディット可能状態にします。

コードシンボルのトランスポーズ

コードシンボルは、その他のMIDI データと一緒にト

ランスポーズを実行することができます。コードシ

ンボルをトランスポーズするには、必要なコードシ

ンボルを選択した後、リージョンメニューより「ト

ランスポーズ」コマンドを選び、「コードシンボルを

トランスポーズ」チェックボックスを選択した後、

適用ボタンでトランスポーズを実行します。

シンボル 説明 キー

シャープ パウンドサイン(#)

フラット B

マイナー ハイフォン (-)

。 ディミニッシュ シフト -オプション -8

ソ ハーフディミニッシュ オプション -O

ニ メジャー 7 オプション -J

6/9 6/9

ハイブリッドコードはオルタネートベース表示に使用するスラッシュ

スラッシュ ( / )

ポリコード用スラッシュ アンダーライン ( _ )

その他のテキスト 対応テキスト

シンボル 説明 キー

接尾語を括弧内に重ねる 左括弧右括弧

接尾語をブレース内に重ねる 左ブレース ( { ),右ブレース ( } )

接尾語をブラケット内に重ねる 左ブラケット ( [ )右ブラケット ( ] )

接尾語を重ねる オプション -バックスラッシュシフト -オプション -バックスラッシュ

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Digital Performer 7.01の新機能

20

イベントリストのコードシンボル

コードシンボルは、イベントリストでも見ることが

できますが、イベントリスト内でコードシンボルの

エディットを行なうことはできません。コードシン

ボルのエディットを行なうには、クイックスクライ

ブエディターを使用します。

図 30: イベントリストのコードシンボル。

コードシンボルを隠す

コードシンボルの表示を解除するには、ビューフィ

ルター(セットアップメニュー)で「コードシンボ

ル」チェックボックスの選択を解除します。

コードシンボル設定

環境設定ウインドウ(Digital Performer メニュー)の

コードシンボルセクションでは、コードシンボル表

示に使用するフォントやスタイルなど、コードシン

ボル表示関連の設定を行ないます。

図 31: 環境設定ウインドウのコードシンボルセクション。

テキストスタイル

フォントメニュー、サイズ、スタイルメニューでは、

コードシンボル表示に使用するフォント、サイズ、

スタイルを設定します。

タブキー機能

タブキー機能セクションでは、コードシンボル入力

時のタブキーの働きを以下の 3通りから設定しま

す。:

■ 次のビート、または次の音符へ移動

■ 次のビートへ移動

■ 次の音符へ移動

コードシンボル設定を初期設定にする

コマンドウインドウ(セットアップメニュー)の

「コードシンボル設定を初期設定にする」コマンド

は、選択されたコードシンボルへ環境設定 > コード

シンボルセクションで設定されたフォーマットを適

用します。

☛ このコマンドは、複数のコードシンボル選択時

には使用できません。

リアルタイムでオフセット設定

コントロールキーを押しながらコードシンボルを移

動すると、コードシンボルのオフセット設定を移動

した値に変更します。

クイックスクライブ:その他の改良点

クイックスクライブエディターのその他の改良点:

■ コードシンボルを含む全てのページテキストで、

表示位置移動時にシフトキーを押さえながら移動す

ることにより、移動方向を固定することができます。

■ 矢印キーでページテキストのナッジ移動(上下左

右)を行なうことができます。

■ 複数のテキストアイテムを選択して、移動、ナッ

ジ移動、削除、テキストメニューの設定を行なうこ

とができます。

■ 選択されたページテキストが同じ設定を持ってい

る場合、テキストメニューの対応設定横にチェック

マークを表示します。例えば、10pt と 12 ptのペー

ジテキストを選択した場合、テキストメニュー>サ

イズメニュー項目にチェックマークは表示しません。

■ ページテキストを複数のトラックへ設定できます。

ページテキストのトラック設定は、テキストメ

ニュー > 表示 > これらのパートのみサブメニューで

必要なトラックを選択します。(複数化)

■ ビューフィルターウインドウ(セットアップメ

ニュー)に強弱記号の表示をコントロールする「強

弱記号」チェックボックスを追加しました。

■ ビューフィルターウインドウ(セットアップメ

ニュー)に「ノーマル(表示 / 再生)」、「表示のみ」、

「再生のみ」チェックボックスを追加しました。

Page 21: New Features in DP 7-J.pdf

Digital Performer 7.01の新機能

21

■ メジャースペースダイアログボックス(クイック

スクライブミニメニュー)のスライダー設定をリア

ルタイムでクイックスクライブ表示に適用します。

「サウンドバイトをマージ」コマンドの改良

選択されたサウンドバイトを超えるタイムレンジセ

レクションがある場合、「サウンドバイトをマージ」

コマンドは、指定されたタイムレンジを参照してコ

マンドを実行します。

トラックオーバービューのフレーズ設定の改良

「_ティック以上で空白のフレーズを分割」ボタンを

追加しました。

図 32: フレーズ設定。

マーカーカウンター

図 33: マーカーカウンター。

マーカーカウンターでは、現在位置が属するマー

カー名を表示します。マーカーカウンターは、コン

トロールパネル、またはカウンターウインドウで表

示することができます。

マーカーカウンターでは、リストからマーカー名を選択することにより、マーカー位置へ移動すること

がきます。

図 34:マーカーカウンターのマーカーリスト表示。

マーカーカウンターでは、マーカー名を入力して対応

マーカーを探すこともできます。図 34 例では、“ver”

を入力することにより、“Pre-Verse 1”、“Verse 1”、

“Verse 2”の 3つの候補に絞ることができます。上下

矢印キーでリスト内の必要なマーカー名を選択した

後、リターン/ エンターキーで選択を決定します。

カウンターウインドウのリサイズ

カウンターウインドウ(スタジオメニュー)の表示

サイズを変更することができるようになりました。

カウンター値のコピー&ペースト

カウンター値のコピー&ペーストを行なうことがで

きるようになりました。

1 カウンターフィールドをクリックして選択する

1 エディットメニューより「コピー」コマンドを実

行する

2 ペースト先となるカウンターフィールドをクリッ

クして選択する

3 エディットメニューより「ペースト」コマンド実

行する

カウンターのラウンド入力

タイムフォーマットメニューに「ラウンド入力」コ

マンドを追加しました。(図 35参照)「ラウンド入

力」コマンドを選択すると、カウンターへカウン

ター値を入力する際、端数表示を 0に戻します。

as

図 35:「ラウンド入力」コマンド。

例えば、カウンターに3¦2¦017 が表示されている場

合、「ラウンド入力」コマンドを選択すると、小節

フィールドをクリックして上方向のドラッグすると、4¦1¦000、5¦1¦000、6¦1¦000 と値を変更します。「ラウン

ド入力」コマンドの選択を解除すると、4¦2¦017、

5¦2¦017、6¦2¦017 と値を変更します。

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