~事業の概況と今後の展望~2011年 3月期 2012年 3月期 2013年 3月期 2014年...

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証券コード 7433 個人投資家向け会社説明会 代表取締役社長 杉本 龍三郎 2014年12月 ~事業の概況と今後の展望~

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証券コード 7433

個人投資家向け会社説明会

代表取締役社長 杉本 龍三郎

2014年12月

~事業の概況と今後の展望~

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第一部

会社紹介・会社概要・社名の由来・事業展開・ビジネス領域・国内拠点/グループ会社・社会貢献活動

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会社概要

新宿本社ビル

会 社 名:伯東株式会社

英 訳 名:Hakuto Co., Ltd.

本 社:東京都新宿区新宿1-1-13

設 立:1953年11月7日

代 表 者:代表取締役社長 杉本 龍三郎

資 本 金:81億25万円

従業員数:(連結)1,304名、(単体)624名

(2014年9月末日現在)

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社名の由来

創業当時、ブラジル(伯剌西爾)の水晶原石を輸入したのが、伯東のはじまり。伯東という社名には、ブラジルと日本(東京)、ひいては、広く世界を結ぶ会社に成長しようという思いが込められています。

ブラジル(伯剌西爾) 日本(東京)

伯東

4

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事業展開

海外

事業

国内

子会社

化学

事業

機器

事業

部品

事業

デバイス

事業

5

海外事業1970年代から今日まで、アジア地域に充実の拠点網を構築。長年培ったノウハウにより、お客様の海外ビジネスを多角的にサポート。

デバイス事業フィールドアプリケーションエンジニアによる技術的なサポートやデザインイン活動で、お客様に 適な商品を提案。

部品事業コネクタから各種電気部品・電気材料、光部品まで豊富なラインナップにより、お客様のニーズに応じた 適な製品を提供。環境に配慮した太陽光発電事業を展開。

機器事業フィールドサービスエンジニアにより、装置・機器のカスタマイズから据付調整、保守・点検まで、お客様のものづくりをトータルにサポート。

化学事業四日市に研究所・工場を擁し、工業薬品メーカーとして、「生産効率と環境保全との融合」を目指して、オリジナリティの高い製品を開発・製造。

国内子会社・マイクロテック→半導体等電子部品の販売・モルデック→精密プラスチック成形品の製造・販売・伯東A&L→事務・物流業務の受託

充実したアジアの拠点網

FAE

FSE

エレクトロニクス技術商社として、工業薬品メーカーとして、グローバルに事業を展開する伯東

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事業展開(テクニカルサービス)

メンテナンス

フィールドアプリケーションエンジニア

フィールドサービスエンジニア

電子デバイス

電子・電気機器

取り扱う半導体の技術的なサポートのみならず、製品開発にマッチした半導体の使用を提案するデザインイン活動で、お客様のものづくりをサポート。

装置、機器のカスタマイズから据付調整、保守・点検までトータルにサポート。伊勢原テクニカルセンターは、メンテナンスや装置のデモンストレーションを行う拠点。

セールススタッフ・テクニカルスタッフ、仕入先メーカーの連携による多種多様なテクニカルサポートを提供

デモンストレーション

伊勢原テクニカルセンター

同センター内

6

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事業展開(グローバルネットワーク)

拠点名 設立年(人数) 事業内容

伯東香港(広州、厦門、成都、武漢) 1973(90) 電子機器・部品の輸出入

伯東貿易(深圳)有限公司 2005(70) 電子機器・部品の輸出入

順徳工場 1994(8) 電子部品の製造・加工

伯東上海(北京、大連) 1995(86) 電子機器・部品の輸出入

伯東台湾(新竹、台南、桃園、蘇州、台中) 1974(67) 電子機器・部品の輸出入

伯東シンガポール(バンガロール、クアラルンプール)

1977(43) 電子機器・部品の輸出入

伯東タイランド 1989(37) 電子機器・部品の輸出入

伯東エンジニアリング(タイランド) 1993(8) 電子機器・部品のメンテサービス

伯東カリフォルニア 2002(1) 電子部品の販売

伯東韓国支店 2014(2) 電子機器・部品の販売

1973年の香港への進出を皮切りに、台湾、シンガポール、上海など、アジア地域に充実の拠点網を構築

7

伯東香港 伯東台湾 伯東シンガポール 伯東タイランド 伯東上海

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ビジネス領域 ①

伯 東

大手メーカー・官公庁・研究機関

研究・開発 生産

調達先メーカー

製品・技術・サービス商品コンセプト・ニーズ

取引先開拓・ニーズ 情報収集・調達

エレクトロニクス技術商社ビジネス

電子デバイス 電子・電気機器電子コンポーネント

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電子デバイス

次世代製品を生み出す電子デバイス次世代製品を生み出す電子デバイス

車載関連 スマートフォン関連

産業機械関連

マイクロプロセッサ、グラフィック用IC、FPGA、音源用IC、水晶デバイス等各種半導体

<伯東取扱い商品>

情報通信関連

9

車載・情報通信関連向けが好調に推移

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電子コンポーネント

豊富な電子コンポーネントのラインナップ

高速鉄道

太陽光発電

コネクタ

光リンク

太陽光パネル

コネクタ、電気部品、電気材料、EMI対策品、熱対策品、光コンポーネント、太陽光パネル、蓄電池 等

<伯東取扱い商品>

太陽光発電関連ビジネスが順調に拡大

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売電事業

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電子・電気機器

ハイエンドな電子・電気機器で、お客様のモノづくりに貢献

顧客での研究開発・生産ライン

半導体ウエハ プリント基板

プリント基板製造装置半導体プロセス装置

真空コンポーネント

半導体、化合物半導体、太陽電池、FPD、プリント基板等各種製造装置、真空機器、ナノテク関連機器、理化学関連機器 等

<伯東取扱い商品>

半導体プロセス装置、加速器、真空関連機器の販売が拡大

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伯 東

顧 客

紙・パルプ 自動車 化粧品

製品・技術・サービス

研究・開発 分析 生産

石油・石油化学 水処理・ボイラ処理四日市工場四日市研究所

輸入・販売

自社製品 国内外メーカー製品

ビジネス領域 ②

工業薬品メーカービジネス

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工業薬品・化粧品

製造工程の最適化を実現する独自の工業薬品

自動車

化粧品

石油・石油化学

石油・石油化学

紙・パルプ

水処理・ボイ ラ処理

自動車

化粧品

腐食防止剤、脱塩剤、汚れ防止剤、FCC触媒

消泡剤、デポジットコントロール剤、フェルトコンディショナー、パルプ洗浄助剤 等

塗料不粘着化剤、塗料配管洗浄

処理薬剤、イオン交換樹脂

化粧品基材(アルカシーラン)、OEM開発

石油・石油化学向けアミン、触媒が堅調に推移

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国内拠点/グループ会社

国内拠点 国内グループ会社

マイクロテック株式会社

事業内容 半導体等電子部品の販売

モルデック株式会社

事業内容 精密プラスチック成形品の製造・販売

伯東A&L株式会社

事業内容 事務・物流業務の受託

※関西支店は、本年7月新大阪駅近隣ビル(アクロス新大阪)に移転しました。

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■北海道登別市と防災協定を締結同協定は、災害時に大規模停電などが発生した場合、当社が運営する「伯東登別太陽光発電所」の蓄電設備の一部を開放し、同市へ電力を供給するというものです。

15社会貢献活動①

■全国5か所でメガソーラー発電所を運営(売電事業)

■各所容量2メガワット、合計10メガワットのメガソーラー発電所が稼働

■売電金額(5か所合計) 年間約5億円

メガソーラー発電所を通じた環境への貢献

防災協定書に調印した小笠原市長(左)と当社営業部長

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16社会貢献活動②

主な社会貢献活動

■高山国際教育財団(当社の筆頭株主)創業者高山成雄が2001年に設立し、アジア諸国からの留学生に返済不要の奨学金を支給。当社は安定配当等を通じて同財団を支援しています。

■障碍者雇用約15年前から障碍者雇用に取り組み、現在、伊勢原事業所で18名の方に環境美化関連業務に従事していただき、雇用率2.7%(法定2%)を維持しています。

■「伯東の森」神奈川県の「森林再生パートナー」に賛同し、同県と協働して県内山域の森林保全と再生を目的とするボランティア活動に取り組んでいます。

■「環境経営度調査」商社部門11位日本経済新聞社により行われた「第17回企業の環境経営度調査」において、商社部門53社中11位となりました。

黒岩神奈川県知事(左)から感謝状を授与される杉本社長

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第二部

業績動向・2015年3月期第2四半期決算概要・セグメント別の売上高/利益・主な経営指標の推移・分野別売上高の推移・主な指標の推移/配当の推移

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2015年3月期第2四半期決算概要

水晶原石(単位:百万円)

14/3期2Q累計

15/3期 増減(△印減) 期首予想2Q累計1Q 2Q 2Q累計 差異 比率

売上高 63,151 29,911 33,702 63,613 462 0.7% 67,000

売上総利益 9,425 4,439 5,104 9,543 118 1.3% 9,700

営業利益 1,764 739 1,362 2,101 337 19.1% 1,900

経常利益 1,884 859 1,375 2,234 350 18.6% 2,100

当期純利益 1,198 913 898 1,811 613 51.1% 1,350

(包括利益) 2,074 589 1,338 1,927 △147 △7.1%

EPS 54.85円 82.82円 61.76円

1株当り配当 15.0円 - 15.0円 15.0円 0.0円 - 15.0円

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セグメント別の売上高/利益

バランス経営

特定分野のビジネスに集中せず、幅広いビジネスを展開することで、安定した経営を実現

仕入先、販売先も1社集中を避け、数多くの会社と取引

3セグメントで売上と利益のバランスを確保

売上高

電子部品476億円(74.4%)

工業薬品49億円(7.7%)

電子・電気機器111億円(17.3%)

セグメント利益

電子部品13.4億円(63.2%)

電子・電気機器4.4億円(20.8%)

工業薬品3.2億円(15.1%)

※2015年3月期第2四半期実績

電子部品の構成割合■電子デバイス■電子コンポーネント

19

【313億円(48.9%)】

【163億円(25.5%)】

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主な経営指標の推移

単位:億円

1,109 1,161 1,1181,326

1,420

4042

34

42 43

22 2220

23

28

0

200

400

600

800

1000

1200

1400

1600

0

5

10

15

20

25

30

35

40

45

50

2011年3月期 2012年3月期 2013年3月期 2014年3月期 2015年3月期(予想)

売上高

経常利益

当期純利益

20

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21分野別売上高の推移

692

354361

211261

7179

95

106

106

615 595 557655

246 302283

177186

183

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

2011年3月期 2012年3月期 2013年3月期 2014年3月期 2015年3月期(予想)

デバイス 部品 機器 化学単位:億円

合計1,109合計1,161

合計1,118

合計1,326合計1,420

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主な指標の推移/配当の推移

単位:円

主な指標2010年

3月期

2011年

3月期

2012年

3月期

2013年

3月期

2014年

3月期

1株当たり純資産額(円) 1,730.67 1,829.59 1,880.69 1,992.53 2,128.62

1株当たり当期純利益額(円) 74.88 99.94 102.64 91.74 106.86

自己資本比率(%) 57.0 54.5 56.8 58.7 56.2

自己資本利益率(%) 4.5 5.6 5.5 4.6 5.2

1株当たり配当額(円)

(うち、中間配当額)

30.00

(15.00)

35.00

(15.00)

35.00

(15.00)

35.00

(15.00)

35.00

(15.00)

配当性向(%) 40.1 35.0 34.1 38.2 32.8

2015年3月期通期配当金予想 1株当たり 35円

当社は、株主の皆さまへの利益還元を経営上の重要な課題のひとつと認識し、安定配当(連結配当性向20%以上を目標)を継続することを基本方針としております。

※参考 配当利回り 2.91% (2014/12/01終値1,201円)(うち 中間期15円支払済み)

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第三部

今後の展開・成長戦略

➡アジア展開、新規市場、LED関連、

機器、部品、化学

・総括

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成長戦略・アジア展開

■アジア展開~移管&ローカルビジネスの両輪経営~

上海

台湾

タイ

シンガポール

NEW韓国支店

香港

8ヶ国、26拠点(法人、事務所)に展開中

移管&ローカルビジネスの両輪経営により、売上規模と利益の両方を獲得

• 日系企業のアジア製造拠点への販売活動

• 伯東グループのアジアネットワークを駆使、日系企業のアジア各国への製造移管を物流サポート⇒対応力の高さに高い評価を得る

• 本社営業部門が日本国内でデザインイン活動を行っており、利益率は低い

移管

ビジネス

• アジア・ローカル企業への販売活動

• 伯東の取扱う高品質なエレクトロニクス製品の販売、技術サポートによりアジア・ローカル企業からも高い評価を得る

• アジア子会社が新規デザインイン活動を行っており、利益率は高い

ローカルビジネス

228 241 260

149 215 249

10.913.2

15.0

0

5

10

15

0

200

400

600

800

12年度 13年度 14年度予想

ローカル 移管 営業利益

海外拠点の売上高・利益推移(左軸;売上高、右軸;営業利益)

(単位:億円)

509456

377

24

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成長戦略・新規市場

■装置ビジネス~韓国支店開設~2014年10月、韓国支店を開設し韓国市場に本格進出

■車載ICビジネス~新規市場開拓~

R&D拠点に追随、新規デザインイン獲得を目指す。ビジネスの成長を見極めた上、新規拠点の開設を検討中

車載ICビジネスの傾向

■調達の現地化

為替リスク回避のため、

日系車載メーカーの現地調達要望の高まり

■開発の現地化

日系車載メーカーのR&D拠点の北米進出が進行中

アジア+αの拠点網拡充を検討

カリフォルニア(マウンテンビュー)

2002年設立

検討中アトランタ

検討中デトロイト

仕入先開拓

【設立目的】

現地化対応

■支店開設のメリット・営業活動可能

・機器事業の技術サービス提供可能

・入札権取得

・新規代理店権・テリトリー獲得可能

・代理店管理強化

・仕入先サポート強化等

■2016年度売上計画 売上30億円

ソウル

仕入先 商品名 日本 中国 台湾シンガポール

タイ 韓国

Brooks 冷却装置 ○ ○ ○ ― ○

inTest 温度環境試験装置

○ ○ ○ ― ○

DSG マイクロ波アニール装置

○ ○ ○ ○ ○

KLEO LDI露光装置

○ ― ○ ○ ○

機器テリトリー拡大見込み先

既存アイテムの拡充により韓国市場の利益を最大化

25

検討中チェコ

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LED Lamp Shipments (in M units)

成長戦略・LED関連

■Veeco社(米)の概要

化合物半導体製造装置(MOCVD装置)の分野で世界シェア65%

業界 高レベルの生産性と設置効率を誇る LED 製造プラットフォーム

伯東は日本総代理店

■学術研究に世界 高水準の環境提供

GaN単結晶の成長実験用として名城大学に納入実績あり

■2014年度、LEDメーカー向け、4台、売上高40億円を計画

■ラインナップ・用途・売上計画

ラインナップ 用途 16年度売上計画

MOCVD装置 化合物半導体製造装置 LED、パワーデバイス 50億円

VIBE装置 薄膜生成加工装置 磁気ヘッド、光学フィルター 8億円

MBE装置 NEW 分子線エピタキシー装置 レーザーダイオード、R&D 2億円

大型商権Veecoを機器ビジネスの主軸へ

LED製造関連装置の拡販

■DSG社(米)製マイクロ波アニール装置を新規拡販

・名古屋大学にてLED発光効率向上用装置を評価中

・LEDメーカーへ拡販予定

DSG社製マイクロ波アニール装置

Veeco社製MOCVD装置

出所:名城大学HP

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Page 27: ~事業の概況と今後の展望~2011年 3月期 2012年 3月期 2013年 3月期 2014年 3月期 1株当たり純資産額(円) 1,730.67 1,829.59 1,880.69 1,992.53 2,128.62

成長戦略・機器

■加速器ビジネスの海外展開

当社は1971年より加速器ビジネスを開始、長年培った専門知識、技術サービスを用いて中国、韓国へのテリトリー拡大に注力

■レーザー技術を多様な用途に活用 Arges(独)・コーティング錠剤の品名印字に応用し薬品業界に展開

日本の医薬品生産金額は7兆円で世界第2位の市場規模

・GDIノズル穴あけ用ガルバノユニット

直噴エンジンの噴射口の穴あけ、排出ガスの

クリーン化に寄与

仕入先名称 NEC(米、National Electrostatics Corp.) ACSI(加、Advanced Cyclotron Systems Inc. )

種類 ペレトロン静電型加速器 サイクロトロン加速器

取引開始年 1971年 2009年

用途 核物理学用、及び年代測定 PET、SPECT用放射性同位体製剤の製造

ターゲット 大学等研究機関向けに販売 製剤メーカー向けに販売

販売実績(累計) 43台 ※今期、中国向け納品予定 4台

販売動向上段:台数下段:売上

12年度 13年度 14年度予想 12年度 13年度 14年度予想

1台 2台 4台 1台 2台 1台

7億円 5億円 15億円 3億円 11億円 4億円

NEC静電型加速器

ACSIサイクロトロン加速器

錠剤へ印字

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成長戦略・機器 28

車載関連市場の拡大に対応する装置・機器

次世代パワーデバイス(SiC, GaN)の事業化が活発

車載センサー温度環境試験装置

高温(>2000℃)熱処理装置

SiC パワー半導体

テールランプ溶着 自動車ECUケース溶着

車載市場好調によりレーザー技術活用への新規投資が本格化

レーザーシステム

SiC ウエハSiC を用いたインバーター搭載(ハイブリット車)

車載向けを含めたパワーデバイス、車載用センサー、電子部品製造・検査装置が好調

+

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成長戦略・部品

有望アイテムの紹介

■Ambarella(米国、NASDAQ上場)

低消費電力、高精細ビデオ(Full HD)の画像処理LSI

■IS communication(韓国)

・LCDプロジェクタ・タッチシステム(インタラクティブ・ホワイトボード)

・投影画面にタッチペンで記入することにより、電子データへの書込み可能

・スクールニューディール政策として、2018年までに公立小学校の各教室へ

計47万台のプロジェクタ設置予定

・2015年度目標 売上高10億円、年率10%以上の成長を見込む

ウェアラブル端末 セキュリティ 車載

アプリケーション

※1チップでFull HDの提供可能

・2015年度目標 売上高5億円

+

サラウンドビューモニター搭載例

プロジェクタ(壁面据付タイプ)

タッチペン使用のイメージ

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既存製品

4億円

新規

ブランド

6億円

中期目標10億円

成長戦略・化学

■海外営業活動を本格的に始動

エレクトロニクス事業に比べ海外進出が遅れていた化学事業も、本社より伯東上海、伯東タイに駐在員を派遣し、海外での営業活動を強化

16年度に売上高10億円を目指す

■自社ブランドの立上げ

化粧品開発部を新設、アルカシーラン、化粧品OEMで蓄積したノウハウをもとに、「肌負担の少ない化粧品」をコンセプトとして自社ブランドの立上げを計画

270 410

620

800

1,000

0

200

400

600

800

1,000

1,200

12年度 13年度 14年度 15年度 16年度

売上高(百万円)

シンガポール

韓国

タイ

インドネシア

中国

マレーシア

ベトナム台湾

フィリピン

海外営業体制 販売計画

化学事業部

台湾 タイ

海外営業グループ

総勢129名

2名

上海2名 2名1名

既存事業(石油・石化、紙・パルプ)に加えて新たな柱を創出、拡大基調を継続

計7名の営業体制を構築見込顧客の分布●石油精製 ●紙パルプ ●石油化学●自動車

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■各セクション(事業部・部・子会社)で10%以上の成長

■早期に売上高1,800億円を達成

■規模と利益を同時に追求

総 括

1,300億円

1,400億円

1,800億円

2014 2015 2016以降2013

当社のエレクトロニクス事業、化学事業を取り巻く環境は厳しさを増しております。

そうした中で、当社が存在感を出し企業価値を上げ続けるため、以下の3点を

実行してまいります。

2014年度は堅実な成長を継続1,800億円の足掛りとする年

早期に売上高1,800億円達成、かつ、過去 高経常利益

55億円超え

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終わりに

当資料に掲載されている業績の見通し、その他の今後の予測・戦略等に関する情報は、当資料作成時点において、当社が合理的に入手可能な情報に基づき、通常予測し得る範囲内で行った判断に基づくものです。

しかしながら実際には、通常予測し得ないような特別な事情の発生または予測し得ないような結果の発生などにより、当資料記載の業績見通しとは異なる結果を生じ得るリスクを含んでおります。

当社は、投資家の皆様にとって重要と考えられるような情報について、その積極的な開示に努めてまいりますが、当資料記載の業績の見通しのみに全面的に依拠してご判断されることはくれぐれもお控えになられるようお願いいたします。

ご清聴ありがとうございました

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