immunostaining - microsoft...vector laboratories社製品の歩み 4，5 abc染色法 vector...

フナコシニュースNews 12/152017

No.648

各種染色（ABC／ポリマーシステム）基質（HRP/AP）抗原賦活化剤抗体ブロッキング試薬固定／包埋剤機器・器具受託サービス

免疫染色Immunostaining

免疫組織染色法フローチャート�� 3

Vol. 21免疫組織染色技術のパイオニア

免疫組織化学染色技術の進歩と�Vector�Laboratories 社製品の歩み� ��4，5

■ABC染色法VECTOR�LABORATORIES 社�染色システム選択ガイド�� 6，7VECTASTAIN�Elite�ABC�Kit�� 8VECTOR�M.O.M.�Immunodetection�Kit� �� 9

■ポリマー染色法ImmPRESS�Reagent� �� 10M.O.M.�ImmPRESS�Peroxidase�Polymer�Kit� �� 11

MACH�Polymer�Detection�Kit�� 12MACH�2�Double�Stain�Polymer�Detection�Reagent� �� 13PromARK�HRP�/�AP-Polymer�Detection�Reagent� �� 14

■基質免疫組織染色に有用なHRP�/�AP 用酵素基質� �� 15免疫染色用基質キット�� 16

■染色液各種対比染色液�� 17ティシュー・テック染色液シリーズ�� 18

■抗原賦活化剤Antigen�Unmasking�Solution�� 18抗原賦活化バッファー�� 19

■ブロッキング試薬内在性AP�/�PO兼用の酵素ブロッキング試薬� �� 20IHC�/�IF 用の抗体希釈液・ブロッキング試薬�� 20免疫染色用各種ブロッキング試薬�� 20

■固定剤ティシュー・テック�ユフィックス� �� 21

■前処理IHC が可能な組織透明化試薬� �� 21細胞や組織のパラフィン包埋用前処理キット�� 22細胞浮遊液をゼリー化してスライド標本を作製するキット�� 22

■包埋剤ティシュー・テック�組織切片作製用製品� �� 23

■切片接着剤VECTABOND�Reagent�� 23

■ホルマリン対策／脱パラフィン剤ティシュー・テック�ティシュークリア� �� 23PolyGuard�Paraffin�Repellent�� 24ティシュー・テック�ホルマGoシリーズ� �� 24

■封入剤水性封入剤　G-Mount� �� 24

酵素基質用の封入剤�� 25蛍光染色用の封入剤�� 25

■金コロイドGold�Colloid� �� 25

■シグナル増幅ImmPRES�Excel�� 26Signal�Booster�Immunostain�Solution� �� 26VectaFluor�Excel�Amplified�Fluorescent�Staining�Kit�� 27VectaFluor�R.T.U.�DyLight 標識二次抗体シリーズ� �� 28

■二重染色用抗体ミックスImmPRESS�Duet�Kit�� 29VectaFluor�Duet�Kit�� 29

■抗体および専用の前処理試薬低分子化合物検出用抗体専用の免疫染色前処理キット�� 31

NEW

NEW

フナコシニュース2017 年 12月 15日号

No.648免疫染色特別号

■機器／器具抗原賦活化装置�� 33免疫染色スライド乾燥用オーブン�� 33カバーガラスの洗浄・乾燥用ラック�� 34パラフィンブロック保存用キャビネット�� 34撥水サークル作成�� 34アルコール耐性マーキングペン�� 34ユニ・カセット�� 35凍結切片作製用包埋皿�� 35ミクロトーム用替え刃�� 35

■受託サービス140,000 種類以上の組織切片／組織ブロック� �� 36動物病理組織標本作製／免疫染色標本作製�および病理組織学的検査受託サービス�� 36ヒト／マーモセット組織を用いた染色受託試験サービス�� 37細胞塊の染色受託サービス�� 37

■特別付録トラブルシューティング��38～41免疫染色図解操作マニュアル��42～48

トラブルシューティング免疫染色図解操作マニュアル

■その他注目の抗体メーカー�� 30，32研究室のフナコさん�� 31

フナコシニュース2017年 12月 15日号（No.648）funakoshi newsCONTENTS

2

免疫組織染色法フローチャート試　　　料

固　　　　　定

封　　　　入

包　　埋（樹　　脂）



超薄切片（0.1μm）

光学顕微鏡蛍光顕微鏡

透過型電子顕微鏡（樹脂包埋前染色法）

各種標本作製法の特長手　　法処　理　法種　　　　類

Protease 処理

加熱処理

包埋前染色法

包埋後染色法

固定後凍結切片法

非固定凍結切片法

特　　　　長

抗原のアンマスキング法（抗原賦活化処理）

（樹脂包埋前染色法）（樹脂包埋後染色法）（固定後凍結切片法）（非固定凍結切片法）（パラフィン包埋法）



透過型電子顕微鏡









免疫染色蛍光染色




免疫染色

凍　　　結

蛍光染色免疫染色

固　　定

抗原賦活化抗原賦活化抗原賦活化抗原賦活化抗原賦活化抗原賦活化

蛍光染色

パラフィン切　片

クリオスタット切片（5μm）

包　埋（凍結包埋剤）

超薄／準超薄切片（0.1/1μm）

超薄／準超薄切片（0.1/1μm）

包　　埋（パラフィン）

・同条件の光学顕微鏡標本と比較可能。・比較的抗原性の保持が良好。・やや手間がかかり，固定に技術が必要。

プロテアーゼ，ペプシン，トリプシン，パパイン，コラゲナーゼ，ノイラミニダーゼ，ヒアルロニダーゼなど

バッファー：抗原賦活化バッファー　　　　　　　　　　　　　（p.18，19参照）加熱・加圧装置：Decloaking Chamber NxGen　　　　　　　　　　　　　　　（p.33参照）

オートクレーブ，圧力鍋など

・操作が容易。・同一細胞内での複数タンパク質の観察に有効。・抗原性保持にやや劣る。

・非固定凍結切片法より形態保持に優れている。

・抗原性の保持が良い。・蛍光抗体法に有効。

フナコシニュース2017年 12月 15日号（No.648）funakoshi news

本誌に掲載されている製品はすべて研究用です

3

お問い合わせ先：〈試薬〉TEL：03-5684-1620 FAX：03-5684-1775 ：[email protected]

NOTE※本紙に記載されている価格は，2017 年 12 月 15 日現在です。※本紙に掲載されている製品は，すべて研究目的用にのみ販売しています。医薬品，診断用医薬品，

食品，食品検査等の用途には使用できません。※ 印の製品は，「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律

（通称：カルタヘナ法）」使用規制対象となりますので，ご使用に際しては規制に則し，適切にお取り扱い下さい。

※ 印の製品は，取り扱いに厳重な注意を要する製品であり，ご購入時に「使用目的確約書」が必要になります。ご注文の際は，「使用目的確約書」に直筆でご記入の上，販売店経由で当社までお送り下さい。確約書受領後に製品を発送させていただきます。また，これらの製品をご購入後は，鍵の掛かる場所での保管をお願いいたします。

※ 印の製品は,「毒物及び劇物取締法」に基づく医薬用外毒劇物です。法規制に従って，保管，廃棄等して下さい。

※ 印の製品は，毒性があるため，取り扱いに注意または厳重な注意が必要です。製品は，鍵の掛かる場所に保管して下さい。添付されているデータシートや商品ラベルをよくお読み下さい。

※ 印の製品には安全にご利用いただくための警告ラベルが貼られています。表示に従って安全対策を実施して下さい。

※ 印は，液体窒素中での保存を要する製品です。ドライアイス包装で配送していますが，製品到着後，直ちに液体窒素中で保存して下さい。

※ 印は，－80℃ での保存を要する製品です。ドライアイス包装で配送していますが，製品到着後，直ちに－80℃ のフリーザー等に保存して下さい。

※品名中の〈　〉は，別名を表します。（例 Anti - EGF〈Anti - Epidermal Growth Factor〉）※略号：Mono : Monoclonal, Poly : Polyclonal,

AP : Alkaline Phosphatase, FAM : Mono - 5（and - 6）- Carboxyfluorescein, HRP : Horseradish Peroxidase, PE : Phycoerythrin, IF : Immunofluorescence, IHC : Immunohistochemistry, IP : Immunoprecipitation,

※外観・仕様は改善のため，予告なく変更することがあります。※#以下の英数字は，商品コードを示します。※R&D Systems はテクネコーポレイションの登録商標です。

使用に当たっては同社の許可が必要な場合があります。※記載されている会社および商品名は，各社の商標または登録商標です。※本紙には各メーカーから提供された画像・図表が掲載されています。なお，画像・図表の著作権は

各メーカーが保有しています。※表示価格に，消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので，

あらかじめご了承下さい。※ご注文の際は，［品名，メーカー，商品コード，包装，数量］をお知らせ下さい。

連載企画

FRONTIERS Vol.21免疫組織染色技術の

パイオニア

フロンティアーズ

http://www.vectorlabs.com/

■免疫組織化学染色技術の進歩とVector Laboratories 社の製品の歩み

■免疫組織化学の誕生自然科学の分野において観察は，何らかの事象を明らかにするための科学的方法の基本といえるステップです。しかし，組

織の科学的研究においては，何世紀にもわたって肉眼的解剖学による観察に限定されていました。

17 世紀に入り，レーウェンフックが細胞レベルで組織観察を可能にする顕微鏡を発明したことにより，組織学が確立しまし

た。初期の組織学の研究者たちにとって，植物の細胞境界と細胞内区画とを区別するのは比較的容易でしたが，動物組織では

容易ではありませんでした。しかし，19 世紀後半，Paul Mayer がヘマトキシリンを用いて核の染色に成功したことにより，

細胞内の局在組織構造が観察できるようになりました。このことをきっかけに組織化学が登場しました。

20 世紀初頭になると，多くの組織染色用の色素や試薬が開発されましたが，依然として個々の細胞／組織特異的なタンパク

質の同定は行えませんでした。1941 年，Albert Coons 博士が蛍光標識抗体を用いて局在化させたマクロファージ内の細菌

の観察に成功し，これをきっかけに免疫組織化学（IHC）の時代が始まりました。その後 20 年にわたり，抗体，抗原および免

疫学に対する理解が急速に深まりました。しかし，IHC は主に大学で使用されていた特殊な研究ツールでしかありませんでし

た。1960 年代後半に Stratis Avrameas 博士と Paul Nakane 博士が，Horseradish Peroxidase（HRP）を抗体に共有結

合させる方法をそれぞれ開発しました（HRP 標識抗体）。HRP は，DAB（ジアミノベンジジン）および過酸化水素の存在下で

褐色沈殿物を生成するため，HRP 標識抗体が結合したところに沈殿物が生じます。この沈殿物は，通常の光学顕微鏡を用いて

視覚化することができたため，IHC の結果を高価で手順が複雑な蛍光機器を使わずに観察できるようになりました。

参考文献1. Coons AH., et al., Proc. Soc. Exp. Biol., Med. 47, 200～202 （1941）.2. Avrameas S., et al., Cr. Acad Sci. D. 262, 2543～2545 （1966）．3. Nakane P., et al., J. Cell. Biol., 33, 307～318 （1967）.4. Leduc E., et al., J. Exp. Med., 127, 109～118. （1968）.

5. Hsu S-M., et al., J. Histochem. Cytochem., 29, 577～580 （1981）.6. Shi SR., et al., J Histochem Cytochem., 39, 741～748 （1991）.7. Childs GV., Pathobiology of Human Disease., 3775～3796 （2014）.

1980アビジン-ビオチン標識酵素複合体（ABC）を用いたキットを発売（VECTASTAIN ABC Kit）

805Webページ番号

1941Albert Coons 博士が蛍光標識抗体でマクロファージが取り込んだ細菌を観察できることを実証（免疫組織化学）

1966Stratis Avrameas 博士と Paul Nakane 博士が HRP と抗体を共有結合させ酵素抗体法をそれぞれ開発

1981Su-Ming Hsu 博士が，ビオチンとアビジンの高い親和性がタンパク質-抗体の複合体の安定性を高めることを報告

1986PHOTOPROBE-Biotin を発売


1991Shan-Rong Shi 博士がホルムアルデヒド固定組織のための抗原賦活化法を開発

1993蛍光退色防止試薬を発売

（VECTASHILD Mounting Medium）


p.25


免疫組織化学染色技術の発展と共に歩んだ歴史

■免疫組織化学染色技術の発展と共に歩んだ歴史その後 10 年間で，研究ツールとしての IHC の使用は増加し，大学病院の臨床施設でも使用され始めました。1980 年代初

期，Su-Ming Hsu 博士はビオチンに対するアビジンの高親和性が酵素-抗体複合体の安定性を高め，アッセイの感度を向上さ

せることを示しました。これにより HRP アッセイシステムがさらに改善されました。

Vector Laboratories 社は，この重要な技術を製品化（VECTASTAIN ABC Kit）することで IHC 分野をさらに発展させま

した。ABC Kit は，当初は BAS（Biotin Avidin System）法として売り出しましたが，なかなか普及せず，語順を変えて

ABC（Avidin Biotin Complex）法と改名して市場に浸透し始め，そして現在に至っています。品質・感度の良さが認めら

れ，応用範囲が広く，抗体があれば何にでも使えるため，試薬史上に残る大ヒット製品となりました。

1991 年，Shan-Rong Shi 博士がホルムアルデヒド固定組織のための「抗原賦活化法（antigen retrieval）」を開発しまし

た。この技術により，ホルマリン固定パラフィン包埋組織で IHC を容易に実施できるようになり，IHC の臨床的有用性を大き

く向上させました。しかし，抗原賦活化は組織切片の抗原性を改善したものの，以前は検出されなかった内在性ビオチンを多

数露出させてしまいました。これにより試料中の内在性ビオチンをブロックするためのステップが，IHC のプロトコルに追加

されるようになりました。特に臨床の現場では，内在性ビオチンに起因する混乱を避けるために，非ビオチン-HRP システム

に戻す施設もありました。しかし，感度の点では ABC 法の方が優れていたため，臨床現場のこの選択はあまり良い選択ではあ

りませんでした。

このジレンマは，2000 年にアビジン – ビオチン検出システムと同様の感度を示すビオチンフリーポリマー／マルチマー検

出システムの出現によって最終的に解決しました。初期ポリマーベースのシステムは，バックグラウンドや組織の浸透の問題

を抱えていましたが，このシステムでは最高のアビジン – ビオチン検出システムに匹敵する性能を発揮します。Vector

Laboratories社では効率的な検出を可能にするポリマー法試薬として，二次抗体に直接ペルオキシダーゼ・マイクロポリマー

結合させた試薬（ImmPRESS Polymer Detection Systems）を開発しており，革新を続けています。

私たちは，組織や細胞を正確に可視化するためのツールを世界中の研究者に 40 年以上にわたって提供し続けてきました（下記参照）。私たちの使命は，研究者が IHC やIF を迅速かつ容易に行えるようにし，ひいては研究目標を達成できるようお力添えすることです。これからも，研究の幅を広げられるような新製品の開発にも取り組み，優れた製品と迅速で親身なサービスにより，世界のスタンダードになることを目指しています。

Vector Laboratories 社本社（米国カリフォルニア州　バーリンゲーム）

2004封入後に固化する蛍光退色防止用封入剤を発売

（VECTASHILD Hard・Set Mounting Medium）

6186Webページ番号 p.25

2007多重染色を可能にする独自の HRP 基質を発売

（ImmPACT HRP Substrate）4044Webページ番号 p.16

2014独自開発した AP 基質を発売

（ImmPACT Vector Red Substrate）

3631Webページ番号 p.16

2005酵素標識ポリマー法により，ABC 法によりも高感度な検出試薬を発売

（ImmPRESS enzyme polymer）


2011内在性アルカリホスファターゼ（AP）とペルオキシダーゼ（PO）活性の両方を一度に不活性化できる酵素活性ブロッキング溶液を発売

（BLOXALL Endogenous PO / AP Blocking Solution）


1999環境規制に準拠した次世代の撥水性ペンを発売

（ImmEdge Pen）


Next

p.34 p.10

p.20

フナコシニュース2017年 12月 15日号（No.648）funakoshi news Vector Laboratories

社

免疫ペルオキシダーゼ法は，組織学的に重要な抗原や，その他の目的分子の局在性を確認する方法の一つです。一次抗体，ビオチン標識二次抗体，およびあらかじめ調製したアビジン-ビオチン標識酵素複合体（Avidin：Biotinylated Enzyme Complex）を用いるため，“ABC”法と名付けられました。VECTOR 社の VECTASTAIN ABC キットは，アビジン DH＊とビオチン標識酵素（ペルオキシダーゼ，アルカリホスファターゼ，またはグルコースオキシダーゼ）から成り，免疫組織化学染色およびその他の用途に最適な複合体を形成するよう，特別に調製されています。＊アビジン DH は VECTASTAIN ABC キット用に特別に調製された製品です。単品では販売していません。

Vector Laboratories 社免疫組織化学染色システム選択ガイド

キットと関連製品の種類［メーカー：VEC］

VECTASTAIN キット酵　素染色枚数の目安特　長キット内容参考価格（￥）

ABC ペルオキシダーゼ（HRP）

切片：1,000～2,000 枚ニトロセルロースまたはナイロンメンブレン（100 cm2）：50 枚

・アビジンービオチン標識酵素複合体（ABC）を用いた検出法・低バックグラウンドで，シグナルの増幅が大きい

●ブロッキング用血清●ビオチン標識アフィニティ精製二次抗体●試薬 A　●試薬 B

63,000

Elite ABC（p.8 参照）

ペルオキシダーゼ（HRP）

切片：500～1,000 枚ニトロセルロースまたはナイロンメンブレン（100 cm2）：25 枚

・アビジンービオチン標識酵素複合体（ABC）を用いた検出法・ABC キットを改良したもので，感度が高く（5～10 倍），低バックグラ

ウンドで，シグナルの増幅が大きい・ABC キットよりも短時間で染色可能

67,000

Universal Elite ABC ペルオキシダーゼ（HRP）


・Elite ABC キットと同性能を有し，更にマウスとウサギ由来の一次抗体に共通に使用可能 ●ブロッキング用血清（ウマ）

●ビオチン標識アフィニティ精製ユニバーサル二次抗体●試薬 A　●試薬 B

71,000

R.T.U. Universal Elite ABC ペルオキシダーゼ（HRP）

切片：250～500 枚ニトロセルロースまたはナイロンメンブレン（100 cm2）：25 枚

・Universal Elite ABC キットとキット内容は同じだが，あらかじめ混合希釈／安定化済みの試薬キット 41,000

ABC-AP アルカリホスファターゼ（AP）


・アビジンービオチン標識酵素複合体（ABC）を用いた検出法・染色密度はやや低いが，非常に高感度・バックグラウンドが低く，シグナルの増幅が大きい


63,000

Universal ABC - AP アルカリホスファターゼ（AP）


・ABC-AP キットと同性能を有し，更にマウスとウサギ由来の一次抗体に共通して使用可能

●ブロッキング用血清（ウマ）●ビオチン標識アフィニティ精製ユニバーサル二次抗体●試薬 A　●試薬 B　

68,000

Universal Quick ペルオキシダーゼ（HRP）

切片：250～500 枚・ストレプトアビジンとペルオキシダーゼの複合体をあらかじめ形成させた検出法

・他の検出法に比べ簡便・短時間で結果を得ることができる・複数の由来動物種の一次抗体を検出可能・二次抗体はマウス・ラット・ヤギ・ヒツジ・ウシの IgG を認識可能

●ブロッキング用血清（ウマ）●ビオチン標識ユニバーサル二次抗体●ストレプトアビジンーペルオキシダーゼ複合体

45,000

R.T.U. Universal Quick ペルオキシダーゼ（HRP）

切片：250～500 枚・Universal Quick キットとキット内容は同じだが，あらかじめ混合希釈／安定化済みの試薬キット 47,000

ImmPRESS（p.10 参照）


アルカリホスファターゼ（AP）

切片：75～150 枚（15 ml）

　　　250～500 枚（50 ml）

・酵素マイクロポリマーを用いた検出法・非特異的結合が低く抑えられる ● ImmPRESS Reagent

●ブロッキング用血清（ウマ） 24,000～

※各キットの詳細については，Web（Web ページ番号：805）をご覧下さい。

※VECTASTAIN ABC キットの名称は，広義にはアビジン-ビオチン標識酵素またはストレプトアビジン-ビオチン標識酵素検出法による 5 種類の酵素検出キット（ABC，Elite ABC，ABC - AP，ABC - GO，Universal Quick）の総称として用い，狭義には，ABC ペルオキシダーゼキット（ABC）を示します。

各検出系の比較

検出系酵　素感　度アッセイのコストビオチンフリーポリマー系マウス組織に抗マウス一次抗体を使用 Ready-to-use 免疫染色のステップ数

ImmPRESS Excel HRP ●●●●●● ●●●● ○ ○ ○ 2

ImmPRESS HRP または AP ●●●●● ●●● ○ ○ ○ 1

Elite ABC HRP ●●●●● ●● 2

R.T.U. Universal Elite ABC HRP ●●●●● ●● ○ 2

Universal Quick ABC HRP ●●●● ●● 2

R.T.U. Universal Quick ABC HRP ●●●● ●● ○ 2

ABC HRP ●●● ● 2

ABC-AP AP ●●●● ● 2

ABC-GO GO ● ● 2

Mouse on Mouse（M.O.M．） HRP ●●● ●●● ○ 2

ImmPRESS Mouse on Mouse（M.O.M．） HRP ●●● ●●● ○ ○ ○ ○ 1

酵素標識アビジン／ストレプトアビジン HRP または AP ●●● ● 2

R.T.U. HRP 標識アビジン／ストレプトアビジン HRP ●●● ● ○ 2

酵素標識二次抗体 HRP または AP ●● ● ○ 1

フナコシニュース 2017 年 12 月 15 日号（No.648）funakoshi news

ＡＢＣ染色法


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トラブルシューティングと図解操作マニュアルは巻末（p.38～）をご覧下さい。

［メーカー：VEC］

VECTASTAIN キット酵　素染色枚数の目安特　長キット内容参考価格（￥）

ABC ペルオキシダーゼ（HRP）


・アビジンービオチン標識酵素複合体（ABC）を用いた検出法・低バックグラウンドで，シグナルの増幅が大きい


63,000

Elite ABC（p.8 参照）



・アビジンービオチン標識酵素複合体（ABC）を用いた検出法・ABC キットを改良したもので，感度が高く（5～10 倍），低バックグラ

ウンドで，シグナルの増幅が大きい・ABC キットよりも短時間で染色可能

67,000

Universal Elite ABC ペルオキシダーゼ（HRP）


・Elite ABC キットと同性能を有し，更にマウスとウサギ由来の一次抗体に共通に使用可能 ●ブロッキング用血清（ウマ）

●ビオチン標識アフィニティ精製ユニバーサル二次抗体●試薬 A　●試薬 B

71,000

R.T.U. Universal Elite ABC ペルオキシダーゼ（HRP）

切片：250～500 枚ニトロセルロースまたはナイロンメンブレン（100 cm2）：25 枚

・Universal Elite ABC キットとキット内容は同じだが，あらかじめ混合希釈／安定化済みの試薬キット 41,000

ABC-AP アルカリホスファターゼ（AP）


・アビジンービオチン標識酵素複合体（ABC）を用いた検出法・染色密度はやや低いが，非常に高感度・バックグラウンドが低く，シグナルの増幅が大きい


63,000

Universal ABC - AP アルカリホスファターゼ（AP）


・ABC-AP キットと同性能を有し，更にマウスとウサギ由来の一次抗体に共通して使用可能

●ブロッキング用血清（ウマ）●ビオチン標識アフィニティ精製ユニバーサル二次抗体●試薬 A　●試薬 B　

68,000

Universal Quick ペルオキシダーゼ（HRP）

切片：250～500 枚・ストレプトアビジンとペルオキシダーゼの複合体をあらかじめ形成させた検出法

・他の検出法に比べ簡便・短時間で結果を得ることができる・複数の由来動物種の一次抗体を検出可能・二次抗体はマウス・ラット・ヤギ・ヒツジ・ウシの IgG を認識可能

●ブロッキング用血清（ウマ）●ビオチン標識ユニバーサル二次抗体●ストレプトアビジンーペルオキシダーゼ複合体

45,000

R.T.U. Universal Quick ペルオキシダーゼ（HRP）

切片：250～500 枚・Universal Quick キットとキット内容は同じだが，あらかじめ混合希釈／安定化済みの試薬キット 47,000

ImmPRESS（p.10 参照）


アルカリホスファターゼ（AP）

切片：75～150 枚（15 ml）

　　　250～500 枚（50 ml）

・酵素マイクロポリマーを用いた検出法・非特異的結合が低く抑えられる ● ImmPRESS Reagent

●ブロッキング用血清（ウマ） 24,000～

検出系酵　素感　度アッセイのコストビオチンフリーポリマー系マウス組織に抗マウス一次抗体を使用 Ready-to-use 免疫染色のステップ数

ImmPRESS Excel HRP ●●●●●● ●●●● ○ ○ ○ 2

ImmPRESS HRP または AP ●●●●● ●●● ○ ○ ○ 1

Elite ABC HRP ●●●●● ●● 2

R.T.U. Universal Elite ABC HRP ●●●●● ●● ○ 2

Universal Quick ABC HRP ●●●● ●● 2

R.T.U. Universal Quick ABC HRP ●●●● ●● ○ 2

ABC HRP ●●● ● 2

ABC-AP AP ●●●● ● 2

ABC-GO GO ● ● 2

Mouse on Mouse（M.O.M．） HRP ●●● ●●● ○ 2

ImmPRESS Mouse on Mouse（M.O.M．） HRP ●●● ●●● ○ ○ ○ ○ 1

酵素標識アビジン／ストレプトアビジン HRP または AP ●●● ● 2

R.T.U. HRP 標識アビジン／ストレプトアビジン HRP ●●● ● ○ 2

酵素標識二次抗体 HRP または AP ●● ● ○ 1


ＡＢＣ染色法


7


アビジン-ビオチン複合体（ABC）のサイズをより小さく均一化，および活性を向上させることにより，従来のVECTASTAIN ABC Kit に比べて染色感度が高く，バックグラウンドを低く抑えられる免疫組織化学用の染色試薬です。抗原量が少ない場合や，切片が厚い場合，一次抗体が十分手に入らない場合などに有用です。※キットにペルオキシダーゼ基質は含まれません。別途ご用意下さい。（p.16 参照）。

多重免疫組織染色に最適VECTASTAIN Elite ABC Kit

5980Web ページ番号詳しくは Web で

特　長�●�凍結またはパラフィン包埋組織切片，細胞塗沫標本などの染色の他に，ウェスタン／サザン／ノーザンブロッティングやELISA にも使用できます。

●�Standard�Kit（#PK-6100）は別売品のビオチン標識二次抗体，ブロッキング用血清と組み合わせてカスタマイズすることができます。詳細は，当社テクニカルサポート（試薬担当）までお問い合わせ下さい。

染色例�

扁桃腺の三重染色扁桃腺のホルマリン固定／パラフィン包埋切片をVECTASTAIN�Universal�Elite�ABC�Kit（#PK-6200）の迅速染色プロトコルに従って，3種類の異なるマウスモノクローナル抗体を用いて三重染色（T細胞，B細胞，上皮細胞）した。ペルオキシダーゼ基質により，バックグラウンドなしに 3色に染め分けられている。


Elite ABC キットシリーズ名

キット内容

商品コード包装／価格（￥）アビジンDH＊1

ビオチン標識ペルオキシダーゼ H

ビオチン標識二次抗体ブロッキング用正常血清

特異性免疫動物動物種

Standard Kit ● ● －－－ PK-6100 1�kit�/�41,000 VEC076100

Goat IgG Kit ● ● Goat�IgG（H＋L）ウサギウサギ PK-6105 1�kit�/�67,000 VEC076105

Human IgG Kit ● ● Human�IgG（H＋L）ヤギヤギ PK-6103 1�kit�/�67,000 VEC076103

Mouse IgG Kit ● ● Mouse�IgG（H＋L）ウマウマ PK-6102 1�kit�/�67,000 VEC076102

Rabbit IgG Kit ● ● Rabbit�IgG（H＋L）ヤギヤギ PK-6101 1�kit�/�67,000 VEC076101

Rat IgG Kit ● ● Rat�IgG（H＋L）ウサギウサギ PK-6104 1�kit�/�67,000 VEC076104

Sheep IgG Kit ● ● Sheep�IgG（H＋L）ウサギウサギ PK-6106 1�kit�/�67,000 VEC076106

Universal ● ● Mouse/Rabbit�IgG（H＋L）ウマウマ PK-6200 1�kit�/�71,000 VEC076200

R.T.U. Universal＊2 ● Mouse/Rabbit�IgG（H＋L）ウマウマ PK-7200 1�kit�/�41,000 VEC077200

※1キットで約 500～1,000 枚の切片または 100�cm2 のメンブレン 25枚を染色することが可能です（#PK-7200 は約 500枚の切片を染色可能）。＊1アビジンDHは VECTASTAIN�ABC キット用に特別に調製された製品です。単品では販売していません。＊2 R.T.U．タイプは，あらかじめ各試薬が混合・希釈済みです。

実験条件最適な ABC キット

ウサギで作製した一次抗体を用いる場合 VECTASTAIN�ABC�“Rabbit�IgG”�キットを使用

使用する一次抗体の動物種のABCキットがない場合

例：一次抗体の由来（または抗原）がヒト IgAの場合＊3

キットに含まれるビオチン標識二次抗体の特異性が使用目的に適さない場合

使用目的に合ったビオチン標識アフィニティ精製二次抗体（別売品）

＋VECTASTAIN�ABC スタンダードキット�

Webページ番号：805＋

ブロッキング血清（二次抗体の由来動物を選択：別売品）

の組み合わせで使用※組み合わせ例についてはp.40 参照

染色する切片が一次抗体を作製した動物種と同じ場合＊4

一次抗体をビオチン標識する（別売品）＋

VECTASTAIN�ABC スタンダードキットWebページ番号：805の組み合わせで使用

マウス組織の抗原をマウス由来の一次抗体を用いて染色したい場合Mouse�on�Mouse（M.�O.�M．）Immunodetection キット（p.9 参照）を使用

＊3ビオチン標識抗ヒト IgA抗体と VECTASTAIN�ABC スタンダードキット（Webページ番号：805）を組み合わせて使用。＊4ビオチン標識二次抗体が組織に内在するイムノグロブリンと結合し，バックグラウンドが高くなる可能性があるため。※ブロッキング用血清の別売品有り（Webページ番号：80016）。

VECTASTAIN ABC キットの選択ガイド�


ＡＢＣ染色法


8


目的の抗原をマウス抗体を用いて特異的に染色できるキットです。※M.O.M: Mouse-on-Mouse

マウス組織をマウス抗体で染色（マウスオンマウス）VECTOR M.O.M. Immunodetection Kit


従来法本製品マウス小腸組織切片を，抗 peripherin 抗体（緑）と抗 desmin 抗体（赤）の 2 種類を用いて蛍光二重染色を行った。左は従来の ABC 法による染色，右は VECTOR M.O.M. Fluorescein Kit（#FMK-2201）を用いた染色。従来法ではバックグラウンドが高く，シグナルが混合してしまっているが，M.O.M. Kit では各タンパク質の局在が明瞭でバックグラウンドもほとんど見られない。

特　長

● ABC Elite システムにおいて特別なブロッキング試薬を用いることで，内在性マウスイムノグロブリンの非特異的染色によるバックグラウンドを減少させることができます。

● 凍結切片とパラフィン包埋切片の両方に使用できます。● ノックアウトマウスにおけるタンパク質発現の確認にも有用

です。● Peroxidas Kit （#PK-2200）には，VECTASTAIN Elite ABC

試薬が含まれており，別売品のペルオキシダーゼ基質により検出します。

● Fluorescein （#FMK-2201）には，フルオレセイン標識アビジンが含まれており，蛍光により検出します。

● Basic Kit （#BMK-2202）は検出用試薬を含まない基本セットです。お好みの検出用試薬を別途ご用意下さい。

※発色用ペルオキシダーゼ基質は含まれていません。別途ご用意下さい（p.16 参照）。

キット内容

キット内容キットの種類（商品コード）キット別売品

商品コードBasic Kit（BMK-2202） Peroxidase Kit（PK-2200） Fluorescein Kit（FMK-2201）

M.O.M. protein concentrate＊ ● ● ● －

Mouse Ig blocking reagent＊ ● ● ● MKB-2213

M.O.M. biotinylated anti-mouse IgG reagent＊ ● ● ● MKB-2225

VECTASTAIN Elite ABC reagent A / B － ● － PK-6100

Fluorescein avidin DCS －－ ● A-2011

※1 キットで約 250 枚の切片を染色することが可能です。＊これらの試薬はセットでご使用下さい。単独では効果を十分に発揮できません。

■キット別売品品　　名

メーカー商品コード包装 / 価格（￥）M.O.M. Blocking Reagent, VECTOR

VEC MKB-2213 1 ml / 41,000 VEC712213M.O.M. キット用ブロッキング試薬。一次抗体にマウスモノクローナル抗体を用いる際に，内在性マウス免疫グロブリンによるバックグラウンドを抑えることができる。

M.O.M. Anti-Mouse IgG Reagent, Biotinylated, VECTORVEC MKB-2225 0.1 ml / 22,000 VEC712225M.O.M. キット用ビオチン標識抗マウス IgG 抗体。

VECTASTAIN Elite ABC Standard KitVEC PK-6100 1 kit / 41,000 VEC076100キット内容：アビジン DH，ビオチン標識ペルオキシダーゼ H

Avidin DCS, Cell Sorting GradeVEC A-2011 FITC Conjugate 1 mg / 26,000 VEC012011

品　　名メーカー商品コード包装 / 価格（￥）

M.O.M. Immunodetection Kit, VECTORVEC672202 VEC BMK-2202 Basic 1 kit / 46,000VEC072200 VEC PK-2200 Peroxidase 1 kit / 52,000VEC662201 VEC FMK-2201 Fluorescein 1 kit / 57,000

染色例

試料：新生マウス舌組織切片赤：抗 Synapsin 抗体／M.O.M.

Peroxidase Kit（#PK-2200）／ VECTOR NovaRED（#SK-4800）

黒：抗 D e s m i n 抗体／M . O . M . Peroxidase Kit（#PK-2200）／ VECTOR DAB（#SK-4100）

M.O.M. Fluorescein Kit と M.O.M. Basic Kit を用いた染色

M.O.M. Peroxidase Kit を用いた染色

試料：マウス小腸組織切片緑：抗 D e s m i n 抗体／M . O . M . Fluorescein Kit（#FMK-2201）赤：抗 Multi-Cytokeratin 抗体／

M.O.M. Basic Kit（#BMK-2202）／Texas Red® Avidin DCS（#A-1100）

フナコシホームページで各製品の詳細をご覧いただけます。

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ＡＢＣ染色法


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二次抗体を結合させた酵素マイクロポリマーを用いた免疫組織染色システムです。わずか 2ステップで，高感度かつ低バックグラウンドの免疫組織染色を行えます。免疫動物がマウスおよびウサギいずれの一次抗体にも対応できるユニバーサルタイプもあります。

ビオチンフリーの染色キット　内在性ビオチンの影響なし！ImmPRESS Reagent


特　長�●�VECTOR社独自の酵素マイクロポリマーで，高活性かつ高密度のペルオキシダーゼまたはアルカリホスファターゼと二次抗体が結合しています。

●�巨大デキストランや高分子ポリマーを酵素ポリマーの骨格として用いたシステムに比べ，標的となる一次抗体に容易に結合するため，非特異的結合も低く抑えられています。その結果，低バックグラウンドで高感度な染色像が得られます。

●�吸収処理済みの製品もあります（#MP-7422，#MP-7444）。※発色用のペルオキシダーゼ基質およびアルカリホスファターゼ基質は含まれていません。別途ご用意下さい（p.16 参照）。

高感度！小腸の連続組織切片で免疫組織染色を行い，二次抗体に ImmPRESS Reagent を用いた場合と，他社の巨大デキストランペルオキシダーゼポリマー標識抗体を用いた場合で比較した。一次抗体は同一のものを使用し，基質は DAB（茶色）を用いた。対比染色はヘマトキシリン（青色）で行った。ImmPRESS Reagent を用いた場合の方が高感度で鮮明な染色像が得られた。

小腸組織染色像二次抗体　左：ImmPRESS�Anti-Mouse�Ig（#MP-7402）　　　　　右：他社類似製品一次抗体　抗サイトケラチン 8/18 抗体

本製品他社

鮮明な染色像 !ラットモノクローナル抗体を用いて組織染色を行った。二次抗体はいずれもImmPRESS Anti-Rat Ig（#MP-7404）を使用し，異なる基質で染色した。

一次抗体：�抗 CD3ラットモノクローナル抗体

基　　質：�ImmPACT�VIP（#SK-4605）（紫色）

対比染色：�VECTOR�Methyl�Green（#H-3402）（緑色）

一次抗体：�抗 CD45ラットモノクローナル抗体

基　　質：�ImmPACT�NovaRED（#SK-4805）（赤色）

対比染色：�VECTOR�Hematoxylin�QS（#H-3404）（青色）

扁桃腺組織染色画像

低バックグラウンド！乳がんの連続組織切片に ImmPRESS Reagent と，他社の巨大デキストランペルオキシダーゼポリマー標識二次抗体のみをそれぞれ反応させ，DAB

（茶色）基質を用いて染色を行いバックグラウンドの高さを比較した。対比染色はヘマトキシリン（青色）で行った。ImmPRESS Reagent を用いた場合の方がバックグラウンドが低かった。

乳がん組織染色像（一次抗体未使用）左：ImmPRESS�Anti-Mouse�Ig（#MP-7402）右：他社類似製品

本製品他社

■15 ml 包装品　　名

メーカー商品コード包装 / 価格（￥）ImmPRESS Peroxidase Polymer Reagent

VEC707406 VEC MP-7405 Anti-Goat IgG 15�ml�/ 24,000VEC708402 VEC MP-7402-15 Anti-Mouse IgG 15�ml�/ 24,000VEC707422 VEC MP-7422 Anti-Mouse IgG, Rat Absorbed 15�ml�/ 42,000VEC708500 VEC MP-7500-15 Anti-Mouse/Rabbit IgG, UNIVERSAL 15�ml�/ 35,000VEC708401 VEC MP-7401-15 Anti-Rabbit IgG 15�ml�/ 24,000VEC707444 VEC MP-7444 Anti-Rat IgG, Mouse Adsorbed 15�ml�/ 42,000VEC707451 VEC MP-7451-15 Anti-Rabbit IgG 15�ml�/ 24,000VEC707452 VEC MP-7452-15 Anti-Mouse IgG 15�ml�/ 24,000

ImmPRESS Alkaline Phosphatase Polymer ReagentVEC705402 VEC MP-5402 Anti-Mouse IgG 15�ml�/ 26,000VEC705401 VEC MP-5401 Anti-Rabbit IgG 15�ml�/ 26,000VEC705444 VEC MP-5444-15 Anti-Rat IgG, Mouse Absorbed 15�ml�/ 46,000VEC705405 VEC MP-5404-15 Anti-Rat IgG 15�ml�/ 28,000VEC705407 VEC MP-5405-15 Anti-Goat IgG 15�ml�/ 28,000

■50 ml 包装品　　名

メーカー商品コード包装 / 価格（￥）ImmPRESS Peroxidase Polymer ReagentVEC MP-7405 Anti-Goat IgG 50�ml�/ 65,000 VEC707405VEC MP-7402-50 Anti-Mouse IgG 50�ml�/ 65,000 VEC709402VEC MP-7500-50 Anti-Mouse/Rabbit IgG, UNIVERSAL 50�ml�/ 96,000 VEC709500VEC MP-7401-50 Anti-Rabbit IgG 50�ml�/ 65,000 VEC709401VEC MP-7404 Anti-Rat IgG 50�ml�/ 65,000 VEC717404VEC MP-7451-50 Anti-Rabbit IgG 50�ml�/ 65,000 VEC707453VEC MP-7452-50 Anti-Mouse IgG 50�ml�/ 65,000 VEC707454

ImmPRESS Alkaline Phosphatase Polymer ReagentVEC MP-5405-50 Anti-Goat IgG 50�ml�/ 73,000 VEC705408

※その他のラインナップについてはWeb（Web ページ番号：607）をご覧下さい。※二次抗体の免疫動物についてはp.11 をご覧下さい。※15�ml で 75～150 枚，50�ml で 250～500 枚の組織切片を染色可能です（切片 1枚に約 100�μl 使用）。


ポリマー染色法（ビオチンフリー）


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一次抗体にマウスモノクローナル抗体を用いてマウス組織を免疫染色する際に最適な，二次抗体を結合させた酵素マイクロポリマーを用いた免疫組織染色システムです。わずか 2 ステップで，高感度かつ低バックグラウンドの免疫組織染色を行えます。※発色用のペルオキシダーゼ基質は含まれていません。別途ご用意下さい（p.16 参照）。※M.O.M: Mouse-on-Mouse

マウス組織用の 2 ステップ・高感度免疫組織染色M.O.M. ImmPRESS Peroxidase Polymer Kit


染色例

マウス腸組織染色像（一次抗体未使用）左：二次抗体：M.O.M. ImmPRESS reagent, anti-mouse Ig（#MP-2400）右：二次抗体：市販のペルオキシダーゼポリマー標識二次抗体基質：VECTOR DAB（#SK-4100）（茶色）対比染色：Hematoxylin（青色）M.O.M. ImmPRESS を用いた場合の方が，バックグラウンドが低く，特異性が高い染色像が得られた。

● VECTOR 社独自の酵素マイクロポリマーで，高活性かつ高密度のペルオキシダーゼと二次抗体が結合しています。

● 巨大デキストランや高分子ポリマーを酵素ポリマーの骨格として用いたシステムに比べ，標的となる一次抗体に容易に結合するため，非特異的結合も低く抑えられています。その結果，低バックグラウンドで高感度な染色像が得られます。

● 内在性マウスイムノグロブリンの非特異的染色によるバックグラウンドを減少させ，目的の抗原を特異的に染色できます。

● 凍結切片とパラフィン包埋切片の両方に使用できます。品　　名

メーカー商品コード包装 / 価格（￥）M.O.M. ImmPRESS Peroxidase Polymer Kit

VEC702400 VEC MP-2400 1 kit / 52,000キット内容：M.O.M. mouse IgG blocking reagent, R.T.U normal horse serum, M.O.M ImmPRESS anti-mouse IgG reagent

特　長

マウス腸組織染色像一次抗体：抗 Ki67 抗体二次抗体：M.O.M. ImmPRESS reagent, anti-mouse Ig（#MP-2400）基質：VECTOR DAB（#SK-4100）（茶色）対比染色：Hematoxylin（青色）

■別売品品　　名

メーカー商品コード包装 / 価格（￥）M.O.M. Blocking Reagent, VECTOR

VEC712213 VEC MKB-2213 1 ml / 41,000M.O.M キット用。一次抗体にマウスモノクローナル抗体を用いる際，内在性マウス免疫グロブリンによるバックグラウンドを抑えることができる。

M.O.M. ImmPRESS anti-mouse Ig ReagentVEC762402 VEC MPX-2402 15 ml / 23,000

M.O.M キット用。高活性かつ高密度のペルオキシダーゼが結合している二次抗体

※約 75～150 枚の組織切片を染色可能です（切片 1 枚に約 100 µl 使用した場合）。

二次抗体二次抗体免疫動物

酵素標識ポリマー系

HRPp.10 参照

HRP（VR＊）Web ページ番号：607

HRP（Excel）p.26 参照

APp.10 参照

Anti-Rabbit IgGウマ＃ MP-7401 ＃ MP-6401 ＃ MP-7601 ＃ MP-5401

ヤギ＃ MP-7451 －－－

Anti-Mouse IgG

ウマ＃ MP-7402 ＃ MP-6402 ＃ MP-7602 ＃ MP-5402

ウマ（M.O.M 用）上記参照＃ MP-2400 －－－

ヤギ＃ MP-7452 －－－

Anti-Mouse IgG（Rat 吸収処理済み）ウマ＃ MP-7422 －－－

Anti-Rat IgG ヤギ＃ MP-7404 －－＃ MP-5404

Anti-Rat IgG（Mouse 吸収処理済み）ヤギ＃ MP-7444 －－＃ MP-5444

Anti-Goat IgG ウマ＃ MP-7405 －－＃ MP-5405

Universal（Anti-Rabbit / Mouse）ウマ＃ MP-7500 －－－

＊Veterinary Reagent

ImmPRESS Reagent 製品ラインナップ早見表




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独自の酵素ポリマーを用いた，ホルマリン固定／パラフィン包埋切片用の免疫組織染色システムです。検出系にビオチンを使用しないため，内在性ビオチンのブロッキングは不要です。

内在性のビオチンのブロッキング不要！酵素ポリマー法による染色キットMACH Polymer Detection Kit


適用と特長 MACH 1 MACH 2 MACH 3 MACH 4

マウス由来一次抗体用－ ● ● －

ウサギ由来一次抗体用－ ● ● －

UniversalHRP ● ● ● ●

AP － ● ● ●

染色法

マウス一次抗体の場合

ウサギ一次抗体の場合

ポリマープローブ＆ポリマー

マウス一次抗体の場合

ウサギ一次抗体の場合＊

プローブ＆ポリマーポリマープローブ＆

ポリマーポリマー

インキュベーション時間プローブ 15 分－－ 10 分 5～15 分－

ポリマー 30 分 30 分 30 分 10 分 10～15 分 30 分

感　度－＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋

一次抗体の希釈倍率－ 1：50～1：100 1：100～1：200 1：300～1：400 1：50～1：100


Polymer Detection Kit, MACH 1BCM018370 BCM BRR539L10 Mouse/Rabbit-HRP 110 ml 1 kit / 195,000

キット内容：MACH 1 mouse probe, MACH 1 universal HRP-polymer, Background sniper, Betazoid DAB chromogen, Betazoid DAB substrate buffer, Mixing vial

Polymer Detection Kit, MACH 2BCM018700 BCM BRR520AG Mouse-HRP 6 ml 1 vial / 27,000BCM021320 BCM BRR520BH Rabbit-HRP 25 ml 1 vial / 88,000BCM018380 BCM BRR522G Mouse/Rabbit-HRP 6 ml 1 vial / 38,000

キット内容：MACH 2 polymer


Polymer Detection Kit, MACH 3BCM BRR530AH Mouse-HRP 25 ml 1 kit / 59,000 BCM018420BCM BRR532AH Mouse-AP 25 ml 1 kit / 74,000 BCM018450BCM BRR531AG Rabbit-HRP 6 ml 1 kit / 23,000 BCM018470BCM BRR533AH Rabbit-AP 25 ml 1 kit / 74,000 BCM018510キット内容：MACH 3 probe, MACH 3 polymer

Polymer Detection Kit, MACH 4BCM BRR4012G Mouse/Rabbit-HRP 6 ml 1 kit / 44,000 BCM040120BCM BRR536CG Mouse/Rabbit-AP 6 ml 1 kit / 34,000 BCM018591キット内容：MACH 4 probe, MACH 4 polymer

＊MACH 4 は，一次抗体がウサギ由来抗体の場合，MACH 3 よりも感度が低くなります。抗体およびポリマーのインキュベーション時間を延長する必要があります。

※その他の容量の製品もあります。詳細は Web（Web ページ番号：7652）をご覧下さい。※MACH 1 以外の製品は，発色基質が含まれていません。別途ご用意下さい（p.15 参照）。※対比染色液は含まれていません。詳細は MACH 2 Double Stain Polymer Detection Reagent（p.13 参照）をご覧下さい。

腎臓組織のネガティブコントロール染色一次抗体を使用せず，ABC 法と MACH 1 それぞれを用いてネガティブコントロール染色を行った。いずれも内因性ビオチンのブロッキング処理は行っていない。左：MACH 1 による染色。バックグラウンドはほとんど見られない。右：ABC 法による染色。内因性ビオチンによるバックグラウンド染色（茶色）が見られる。

Ki67 抗原の染色像左：一次抗体を 200 倍希釈し，MACH 3 で染色した。より強度に染色（茶色）されてい

ることがわかる。右：一次抗体を 200 倍希釈し，デキストランポリマー法で染色した。

腎臓組織の筋肉アクチン染色像左：MACH 2 で染色した。バックグラウンド染色が低く抑えられている。右：内在性ビオチンのブロッキング処理を行わずに ABC 法で染色した。動脈周辺に内在

性ビオチンによるバックグラウンド染色（茶色）が見られる。

ER（エストロゲンレセプター）の染色像左：一次抗体を 1,000 倍希釈し，MACH 4 で染色した。右：一次抗体を 25 倍希釈し，デキストランポリマー法で染色した。

染色例




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マウス／ウサギ由来の各一次抗体に対する MACH 2 Polymer 二次抗体があらかじめ混合されており，1 枚の試料スライド上にある 2 種類の一次抗体と同時に反応させることで多重染色ができます。

酵素ポリマー法による免疫多重染色システムMACH 2 Double Stain Polymer Detection Reagent


染色例�


Double Stain Polymer Detection Reagent #1, Mouse-AP＋Rabbit-HRP, MACH 2 〈MACH 2 Double Stain 1〉BCM BRR523G 6 ml 1�vial�/ 42,000 BCM018740BCM BRR523H 25 ml 1�vial�/ 139,000 BCM018750マウスおよびウサギ由来一次抗体検出用二重染色試薬。内容：MACH�2�Double�Stain�1�Polymer,�Mouse-AP＋Rabbit-HRP

Double Stain Polymer Detection Reagent #2, Mouse-HRP＋Rabbit-AP, MACH 2 〈MACH 2 Double Stain 2〉BCM BRR525AG 6 ml 1�vial�/ 38,000 BCM018770BCM BRR525AH 25 ml 1�vial�/ 133,000 BCM018780BCM BRR525AL 100 ml 1�vial�/ 353,000 BCM018790マウスおよびウサギ由来一次抗体検出用二重染色試薬。内容：MACH�2�Double�Stain�2�Polymer,�Mouse-HRP＋Rabbit-AP

前立腺組織の多重染色像抗PIN-4抗体カクテル（#PPM225DS）とMACH�2�Double�Stain�Polymer�Detection�Reagent�#2 を用いて，前立腺がんおよび前立腺上皮内がんを多重染色した。抗CK5/14 抗体，抗 p63抗体：茶色（DAB染色）抗 P504S 抗体：赤色（Fast�Red 染色）

メラノーマの染色像抗 Pan�Melanoma＋Ki-67 抗体カクテル（#APR362DS）と MACH�2�Double�Stain�Polymer�Detection�Reagent�#1 を用いて，メラノーマを多重染色した。抗 Ki-67 抗体：茶色（DAB染色）抗MART-1，Tyrosinase 抗体：赤色（Fast�Red 染色）

特　長�●�一次抗体反応から発色までの操作は 4ステップで，非常にシンプルです。2時間以内に染色が完了します。

●�自動染色装置（オートステイナー）にも対応しています。

商品コード BRR523 BRR525

一次抗体マウスウサギマウスウサギ

検出系 AP HRP HRP AP

自動染色装置対応

ココがすごい！MACH 2 Polymer とは● デキストランを骨格とした酵素に比べ，MACH�2�Polymer はポリマーを骨格としたコンパクトな構造のため，染色強度が高くなっています（核の染色強度：3～4倍，細胞質および細胞表面の染色強度：2倍）。● 1 液組成の 1ステップ染色法を採用しており，非常に短時間で簡便に染色できます。

● 検出系にビオチンを使用しないため，高感度かつ低バックグラウンドの免疫組織染色が可能です。

● HRP（ペルオキシダーゼ）または AP（アルカリホスファターゼ）で標識されています。

●ホルマリン固定／パラフィン包埋ヒト組織切片で使用できます。

操作方法概略�

■前処理（共通）

手　順項　目操　作使用する試薬など時　間

1＊内在性酵素�ブロッキング

インキュベー�ション・Peroxidazed�1 5 分

2＊抗原賦活化（加熱／加圧処理）

加熱／加圧・�Diva または Reveal�Decloaker（p.19参照）・�Decloaking�Chamber��NxGen（p.33 参照）

45～60分

冷却 20分

3非特異タンパ�ク質ブロッキ�ング

インキュベー�ション

・�Background�Sniperなど（p.20 参照） 10～15分

＊必要に応じて行って下さい。

■迅速二重染色プロトコル

手　順項　目操　作使用する試薬など時　間

4 一次抗体反応インキュベーション・�マウス抗体，ウサギ抗体のカクテル 30～45分

5 二次抗体反応インキュベーション・本製品 30分

6 発色基質反応（1）

インキュベーション

・�Betazoid�DAB など（p.15 参照） 5分

7 発色基質反応�（2）

インキュベーション

・�Vulcan�Fast�Red など（p.15 参照） 10分

8 対比染色インキュベーション

・�Hematoxylin，Bluing�Solution など 1分

※MACH�2�Polymer はそれぞれ単独でも購入できます。詳細はWeb（Webページ番号：7652）をご覧下さい。※発色基質や対比（核）染色液は含まれていません。別途ご用意下さい（p.15，17参照）。




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様々な動物種の組織染色に適した酵素標識ポリマー試薬です。標識酵素はペルオキシダーゼ（HRP）とアルカリホスファターゼ（AP）の 2 種類があり，一次抗体の免疫動物と切片の動物種に応じて，多数のラインナップからお選びいただけます。

6291Webページ番号詳しくはWebで

様々な動物種の組織染色に有用な酵素標識ポリマー試薬PromARK HRP / AP-Polymer Detection Reagent


共通の特長�

HRP 標識ポリマー試薬�

■染色例

［メーカー：BCM］

商品コード MM620G MRT621G RT517G＊1 BRR4016G RMR622G GHP516G

一次抗体の免疫動物種マウスマウスラットラットウサギヤギ

BCM008500BCM008780BCM012170BCM040160BCM012110BCM006180

組織切片の動物種マウスラットマウスマウスマウス／ラットヒト／マウス／ラット

キット内容・Mouse-on-Mouse�Polymer

・Mouse-on-�Rat�Polymer

・Rat�Probe・Rat-on-�

Mouse�Polymer

・Rat-on-�Mouse�Polymer

・Rabbit-on-Rodent�Polymer

・Goat-on-Rodent�Polymer

包装／価格（￥） 6�ml�/�41,000 6�ml�/�35,000 6�ml�/�24,000 6�ml�/�17,000 6�ml�/�32,000 6�ml�/�25,000

＊1プローブとポリマーがセットになった 2-step フォーマット。プローブは，一次抗体とポリマーの結合に使用します。

抗体：マウス抗マウスHSA抗体試料：マウス肝臓組織検出：�Mouse-on-Mouse�HRP-Polymer�

Reagent（#MM620）

AP 標識ポリマー試薬�

■染色例


商品コード RT518G＊2 RMR625G GAP514G＊2

BCM012210BCM012140BCM006150

一次抗体の免疫動物種ラットウサギヤギ

組織切片の動物種マウスマウス／ラットヒト／マウス／ラット

キット内容・Rat�Probe・Rat-on-Mouse�Polymer ・Rabbit-on-Rodent�Polymer ・Goat�Probe

・Goat-on-Rodent�Polymer

包装／価格（￥） 6�ml�/�25,000 6�ml�/�35,000 6�ml�/�25,000

＊2プローブとポリマーがセットになった 2-step フォーマット。プローブは，一次抗体とポリマーの結合に使用します。

●�ホルマリン固定／パラフィン包埋切片のほか，凍結切片や浮遊切片，培養細胞の染色にも適用できます。

●�組織内在性 IgGによる非特異染色が低くなるように調製されています。

●�検出系にアビジンを使用しないため，内在性ビオチンの影響を受けません。

●�手動染色および自動染色（オートステイナー）のいずれにも対応しています。

抗体：ウサギ抗マウスCD3抗体試料：マウス脾臓組織検出：�Rabbit-on-Mouse/Rat��

AP-Polymer�Reagent�（#RMR625）

抗体：ヤギ抗マウス E-カドヘリン抗体試料：マウス肝臓組織検出：�Goat-on-Human/Mouse/Rat�

�AP-Polymer�Reagent�（#GAP514）


ポリマー染色法


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鮮やかな発色を呈するHRP/AP用酵素基質


●ホルマリン固定／パラフィン包埋切片の組織染色に最適な酵素基質です。

●光学顕微鏡で観察できます。●アルコールおよびキシレンに不溶です＊。●永久封入が可能です。●2 液または 3液組成です。＊FerangiBlue（#BRR813）はキシレンに溶解性があるため，キシレン代替品またはトルエンベースの透徹・封入剤をご使用下さい。

基質の種類と呈色

種　類品　名商品コード呈　色

HRP基質

BetazoidDAB BRR2004A 茶色

CardassianDAB BRR859 黒茶色

BajoranPurple BRR811A 紫色

VinaGreen BRR807A 緑色

AP基質

FerangiBlue BRR813 青色

VulcanFastRed BRR805A 赤色

WarpRed BRR806A 赤色

特　長

HRP 基質 AP 基質

試料：メラノーマ組織抗体：抗 S100抗体基質：VulcanFastRed（#BRR805A）


DAB, Betazoid, Chromogen KitBCM013140 BCM BRR2004AH 25 ml 1kit/ 14,000BCM013150 BCM BRR2004AL 100 ml 1kit/ 34,000

キット内容：BetazoidDABchromogen，BetazoidDABsubstratebuffer

DAB, Cardassian, Chromogen KitBCM017590 BCM BRR859L10 110 ml 1kit/ 28,000

キット内容：CardassianDABchromogen，CardassianDABsubstratebuffer，DABenhancer，Mixingvial

Bajoran Purple, Chromogen KitBCM013190 BCM BRR811AL 100 ml 1kit/ 35,000

キット内容：BajoranPurplestabilizer，BajoranPurplechromogen，BajoranPurplehydrogenperoxide，BajoranPurplebuffer，Mixingvial，Dropperbottle

Vina Green, Chromogen KitBCM023260 BCM BRR807AH 25 ml 1kit/ 19,000BCM023270 BCM BRR807AS 100 ml 1kit/ 60,000

キット内容：VinaGreenchromogen，VinaGreenbuffer，Mixingvial，Dropperbottle


Ferangi Blue, Chromogen Kit 2＊

BCM BRR813AH 25 ml 1kit/ 15,000 BCM021960BCM BRR813AS 100 ml 1kit/ 49,000 BCM021951キット内容：FerangiBluechromogen，FerangiBluebuffer，Mixingvial，Dropperbottle

Vulcan Fast Red, Chromogen Kit 2 〈VFR, Chromogen Kit〉BCM BRR805AH 25 ml 1kit/ 15,000 BCM018000BCM BRR805AS 100 ml 1kit/ 37,000 BCM018020キット内容：VulcanFastRedchromogen，VulcanFastRedbuffer

Warp Red, Chromogen KitBCM BRR806AH 25 ml 1kit/ 23,000 BCM021880BCM BRR806AS 100 ml 1kit/ 55,000 BCM021870キット内容：WarpRedchromogen，WarpRedbuffer


環境に優しい永久封入剤EcoMount


6925Web ページ番号メーカー商品コード包　装価格（￥）BCM BRR897L 100ml 17,000 BCM017750

・HRPまたは AP基質で染色した，ホルマリン固定／パラフィン包埋切片用の永久封入剤です。・有機溶媒に可溶性の色素（VulcanFastRed,FerangiBlue など）のほか，不溶性の色素（DABなど）にも適用できます。・Qdot＊で蛍光染色した切片の封入剤としても使用できます（永久封入はできません）。・速乾性があり，適切な屈折率を有します。・ポリマーベースで，キシレン，トルエン，ベンゼンなどの毒性や引火性のある成分を含まない，環境に優しい製品です。・自動染色装置（オートステイナー）でも使用可能です。＊FITC，TRITC，TexasRed，AlexaFluor® などの一般的な蛍光色素には使用できません。

試料：乳がん組織抗体：抗 c-erbB-2 抗体基質：BetazoidDAB（#BRR2004A）


基質


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▲ 低感度高感度▲

ペルオキシダーゼ（HRP）基質

アルカリホスファターゼ（AP）基質

VECTOR Red ImmPACT VECTOR Red

★

VECTOR Blue

VECTOR Black

BCIP / NBT★★

形態的観察に有用な高感度の染色基質免疫染色用基質キット

下記参照Webページ番号詳しくはWebで



★インキュベート時間を長くすることで，感度が上昇します。 ★★反応産物の沈着が目立たず，色調にばらつきが見られることがあります。


基　質呈色

顕微鏡

封入剤

色素を有した組織でのコントラスト

多重染色熱耐性商品コード包装／価格（￥）明視野顕微鏡

暗視野／電子顕微鏡

蛍光顕微鏡

スペクトル画像解析

ペルオキシダーゼ基質

VEC446100DAB Brown ● ● ● 非水溶性／

水溶性 ● ●SK-4100 1 kit / 27,000

DAB-Ni＊ Gray-Black ● ● ● 非水溶性 ●

VEC444105 ImmPACT DAB Brown ● ● ● 非水溶性／水溶性 ● ● SK-4105 1 set / 25,000

VEC444600 VECTOR VIP Purple ● ● ● 非水溶性 ● ● SK-4600 1 kit / 26,000

VEC444605 ImmPACT VIP Purple ● ● ● 非水溶性 ● ● SK-4605 1 set / 25,000

VEC444700 VECTOR SG Blue-Gray ● ● ● 非水溶性／水溶性 ● SK-4700 1 kit / 26,000

VEC444705 ImmPACT SG Blue-Gray ● ● ● 非水溶性／水溶性 ● SK-4705 1 set / 25,000

VEC444800 VECTOR NovaRED Red ● ● ● 非水溶性 ● ● SK-4800 1 kit / 26,000

VEC444805 ImmPACT NovaRED Red ● ● ● 非水溶性 ● ● SK-4805 1 set / 25,000

VEC444200 AEC Red ● ● 水溶性 ● ● SK-4200 1 kit / 26,000

VEC444205 ImmPACT AEC Red ● ● 水溶性 ● ● SK-4205 1 set / 24,000

VEC444285 ImmPACT AMEC RED Red ● ● 水溶性 ● ● SK-4285 120 ml / 24,000

VEC444400 TMB Blue ● ● 非水溶性 SK-4400 1 kit / 26,000

アルカリホスファターゼ基質

VEC445100 VECTOR Red Magenta ● ● ● 非水溶性／水溶性 ● ● ● SK-5100 1 kit / 27,000

VEC445105 ImmPACT Vector Red Magenta ● ● ● 非水溶性／

水溶性 ● ● ● SK-5105 1 kit / 23,000

VEC445300 VECTOR Blue Blue ● ● ● 非水溶性／水溶性 ● ● ● SK-5300 1 kit / 27,000

VEC445200 VECTOR Black Brown-Black ● 非水溶性 SK-5200 1 kit / 26,000

VEC445400 BCIP / NBT Indigo ● ● 非水溶性／水溶性 ● ● SK-5400 1 kit / 26,000

＊キットに添付されているニッケル溶液を添加することにより呈色させます。


基質


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VECTOR LABORATORIES 社基質と対比染色液の組み合わせ

対比染色液（商品コード）

Hematoxylin（H-3401） Methyl Green

（H-3402）Nuclear Fast Red

（H-3403）Hematoxylin QS（H-3404）

基質（p.16 参照）商品コード呈　色 Blue/Violet Green Red

DAB SK-4100 Brown ◎ ◎ ○

ImmPACT DAB SK-4105 Brown ◎ ◎ ○

DAB-Ni SK-4100 Gray/Black＊1 ◎ ○＊2 ○

AEC SK-4200 Red ◎ ×＊3 ×

ImmPACT AEC SK-4205 Red ◎ ×＊3 ×

ImmPACT AMEC Red SK-4285 Red ◎ ×＊3 ×

TMB SK-4400 Blue × × ◎

VECTOR VIP SK-4600 Purple ○ ◎ △

ImmPACT VIP SK-4605 Purple ○ ◎ △

VECTOR SG SK-4700 Blue/Gray △ ○ ◎

ImmPACT SG SK-4705 Blue/Gray △ ○ ◎

VECTOR NovaRED SK-4800 Red ◎ ◎＊4 ×

ImmPACT NovaRED SK-4805 Red ◎ ◎＊4 ×

VECTOR RED SK-5100 Magenta ◎ ◎ ×

ImmPACT VECTOR Red SK-5105 Magenta ◎ ◎ ×

VECTOR Black SK-5200 Brown/Black ◎ ◎＊2 ◎

VECTOR Blue SK-5300 Blue × ○ ◎

BCIP/NBT SK-5400 Indigo × ◎＊2 ◎

核の対比染色に最もよく用いられる，Hematoxylin，Methyl Green，Nuclear Fast Red をご紹介します。

各種対比染色液


Hematoxylin QS を使用した対比染色の例細胞（青紫色，Hematoxylin QS：#H-3404）と，特異的に染色された腫瘍組織（茶色，VECTOR DAB：#SK-4100）。

Methyl Green を使用した対比染色の例細胞（緑色，Methyl Green：#H-3402）と，特異的に染色された扁桃腺組織（紫色，VECTOR VIP：#SK-4600）。

Nuclear Fast Red を使用した対比染色の例細胞（赤色，Nuclear Fast Red：#H-3403）と，特異的に染色されたがん組織中の細胞質（青灰色，VECTOR SG：#SK-4700）。

＊1 キットに添付されているニッケル溶液を添加することにより呈色させます。＊2 メチルグリーン染色後に感度がやや低下しますが，熱処理およびアセトン処理の時間を短くすることで改善できます。＊3 アセトンに可溶です。＊4 メチルグリーン染色後にやや染色が変化する可能性があります。※組織の種類，抗原の賦活処理，必要とされる免疫染色強度などに応じて，染色操作を最適化する必要があります。


HematoxylinVEC633401 VEC H-3401 Gill's Formula 500 ml / 26,000VEC073404 VEC H-3404 QS 100 ml / 23,000

対比染色液。核を青紫色に染色する。

Methyl Green, VECTORVEC633402 VEC H-3402 500 ml / 29,000

対比染色液。核を緑色に染色する。

Nuclear Fast Red, VECTORVEC633403 VEC H-3403 500 ml / 33,000

対比染色液。核をピンク色に染色する。

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染色液


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ティシュー・テック染色液シリーズ


抗原賦活化は多くの場合，弱酸性の試薬を用いて高温条件下で行いますが，アルカリ性の試薬による賦活化が必要な抗原もあります。

パラフィン包埋切片の抗原賦活化試薬Antigen Unmasking Solution

Memo抗原賦活化とはホルマリン固定を行ったパラフィン包埋切片を免疫染色する場合，アルデヒドの架橋形成によって，立体構造的に抗体が抗原認識部位に到達できず，抗体反応が起こらないまたは弱くなる現象がみられます。加熱処理などによって抗原分子を変性・分解させ，抗体が抗原を認識できるようにする操作が抗原賦活化です。その正確な原理は明らかではなく，賦活化条件も実験者の経験によるところが大きいこともあります。

特　長�

染色例�

●�100 倍に濃縮されたストック溶液で，25�L 以上の試薬を調製できます。

●�最適な希釈法や賦活化条件を解説したプロトコルが添付されています。

商品コード pH 仕様

H-3301 9.0 Tris ベース

H-3300 6.0 クエン酸ベース

本製品による抗原賦活化を行った場合（左）と行わなかった場合（右）の染色像の比較（ヒトリンパ節）。検出試薬：�ImmPRESS�Reagent�Anti-Rabbit�Ig（#MP-7401），�

VECTOR�DAB（#SK-4100（p.16 参照）），�Hematoxylin�QS（#H-3404（p.17 参照））

品名メーカー商品コード包装 / 価格（￥）

Antigen Unmasking SolutionVEC H-3301 Tris-based （pH 9.0） 250�ml�/ 24,000 VEC633301VEC H-3300 Citrate-based （pH 6.0） 250�ml�/ 24,000 VEC633300

フナコシニュースの送付について

フナコシニュースNews

©樹庵じゅあん

研究室の

フナコさん

▼p.11

2017 8/1 No.639

▼p.03

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▼p.15

幹細胞培養に最

適な基質 ▼p.21

“決定的瞬間”を

見逃すな！

ライブセルイメー

ジング特集

スクープ

フナコシニュース News


研究室のフナコさん

▼p.29

2017 8/15 No.640

▼ p.03

特集

アノイキス阻害剤

▼ p.30

新規PROTAC MZ1

▼ p.34

アツい夏がここにある！夏・秋消耗品キャンペーン




▼ p.31

2017 9/15 No.642

特集

cfDNA抽出・精製キット ▼ p.08（Secondary Antibody-Drug Conjugate） ▼ p.13

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がん研究用製品特集

質




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2017 10/1 No.643特集タンパク質を見つけて下さい↓

ウェスタンブロッティング特集

▼p.03新規申込

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e-mail：[email protected]　　FAX：03-5684-1634

フナコシホームページ（http://www.funakoshi.co.jp）からオンラインでのお申し込みもできます。

●マイヤーヘマトキシリン：厚さ 3�μm 以上の切片の核染色に適しています。核以外の細胞質への共染がほとんどないため，塩酸水や塩酸アルコールによる分別が不要です。（染色可能期間＊：約半年）

●2 倍カラッツィヘマトキシリン：2�μm 程度の薄い切片でもシャープで良好な核染色像（青紫色）が得られます。（染色可能期間＊：約 1か月）

●ヘマトキシリン 3G：短時間で鮮明な核染色像（青紫色）が得られます（2�μm 切片：約 10 分，3�μm 切片：約 5 分）。共染が少なく分別が不要です。（染色可能期間＊：約 1年）●ギルヘマトキシリンⅣ：短時間での染色が可能で，クロマチンを明瞭に染色し，特に核小体を明瞭に染めます。パパニコロウ染色およびHE（ヘマトキシリン・エオジン）染色に適しています。また，迅速凍結標本における核染色にも有用です。（染色可能期間＊：約 1年）

＊各試薬の混合調液後の染色可能期間です。混合後 1 晩以上放置すると十分に安定した状態で使用できますが，混合後 1 週間以上経過すると，ヘマテインの生成量が増加し濃染傾向を示すため，必要に応じて染色時間を調整して下さい。


Hematoxylin〈ティシュー・テックヘマトキシリン〉SFJ086500 SFJ 8650 マイヤーヘマトキシリン 1�set�/ 5,500SFJ086530 SFJ 8653 2倍カラッツィヘマトキシリン 1�set�/ 5,500SFJ086560 SFJ 8656 ヘマトキシリン3G 1�set�/ 5,000SFJ086470 SFJ 8647 ギルヘマトキシリンⅣ 1�set�/ 3,500

有効保存期間は製造後約 2年間。涼所遮光密閉保存


Eosin〈ティシュー・テックエオジン〉SFJ086590 SFJ 8659 500�ml�/ 3,800SFJ086600 SFJ 8660 3�L�/ 18,000


●ティシュー・テックエオジン：水溶性エオジンを使用した高品質エオジン染色液で，ティシュー・テックヘマトキシリンシリーズと併せて使用すると，ヘマトキシリンに重ならず，美しく調和のとれた細胞質・各種線維などの染色像（濃淡各種の赤色）が得られます。

●パパニコロウ EA：3 色素をバランス良く配合し，鮮やかに染色できます。

●パパニコロウ OG：ターゲットとなる細胞を明瞭に染色できます。


パパニコロウSFJ086620 SFJ 8662 EA 500�ml�/ 4,250SFJ086650 SFJ 8665 OG 500�ml�/ 4,200



染色液－抗原賦活化剤


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pH 指示薬が含まれた抗原賦活化用バッファーで，加熱時のモニタリングを行うことができます。また，加熱によるpH 安定性にも優れています。下記の製品はすべて加熱処理専用のバッファーです。Reveal Decloaker は，脱パラフィンと抗原賦活化の二段階処理を行うことができます（別途，専用の洗浄液

（#BRR1001M，#BRR1002M）が必要です）。※抗原賦活化装置 Decloaking Chamber NxGen は p.33 をご覧下さい。

加熱時のモニタリングが可能抗原賦活化バッファー


品　名仕　様組　成 pH 商品コード特　長

Antigen Decloaker 10×クエン酸ベース

6.0 BRR910M高温のインキュベーションにおいても優れたpH安定性を示すクエン酸ベースの抗原賦活化用バッファーです。pH6.0 に保つことにより，pH感受性抗原の消失を防ぎます。

Diva Decloaker 10× 独自組成 6.2 BRR2004CLX非毒性，不燃性，無臭，pH6.2 の抗原賦活化用バッファーです。クエン酸，EDTA，高 pH，Tris を含む賦活化バッファーの代わりに使用できます。

Nuclear Decloaker 10×Tris

ベース9.5 BRR911M

高温のインキュベーションにおいても優れたpH安定性を示すTrisベースの抗原賦活化用バッファーです。pH9.5 に保つことにより，核内のpH感受性抗原の消失を防ぎます。

Reveal Decloaker Ready-to-useクエン酸ベース

6.0 BRR1000CMMRTU

非毒性，不燃性，無臭，pH6.2 のクエン酸ベースの抗原賦活化用バッファーです。Desert Chamber Pro（p.33 参照）と共に使用し，内在性ペルオキシダーゼや非特異性バックグラウンド，水銀の結晶化を防ぎます。また，脱パラフィンができます。

Rodent Decloaker 10× 独自組成 6.0 RD913Lラットやマウスの脳組織での使用に最適化された抗原賦活化用バッファーです。


Antigen Decloaker, 10×BCM013360 BCM BRR910M 500 ml / 52,000

Diva Decloaker, 10×BCM017710 BCM BRR2004CLX 100 ml / 21,000

Nuclear DecloakerBCM013370 BCM BRR911M 500 ml / 52,000

Reveal Decloaker, Ready-to-UseBCM021410 BCM BRR1000CMMRTU 1 L / 17,000

Rodent Decloaker, 10×，Blocking ReagentBCM011960 BCM RD913L 100 ml / 20,000BCM011970 BCM RD913M 500 ml / 60,000

バックナンバーのご紹介

CONTENTS

●回収・精製●検出・定量●探索●エクソソーム工学（輸送・導入・標識）●受託サービス

フナコシニュース 2017 年 5 月 15 日号


CONTENTS

●デザイン・構築●トランスフェクション●受託サービス●そのほか関連製品


価格帯別に精密・汎用機器製品をご紹介しています

●100 万円以上●50～100 万円●30～50 万円

●10～30 万円●10 万円以下

DivaAntigen Nuclear RodentReveal

※ご希望の方は，当社営業担当（FAX 03-5684-1634）までお申し込み下さい。


抗原賦活化剤


19


特　長�●�ホルマリン固定／パラフィン包埋切片，凍結切片，細胞試料などに使用できます。

●�使いやすい滴下瓶に入ったReady-to-use の溶液です。●�免疫染色前に切片試料に直接 1～2 滴添加し，室温で 10 分間インキュベートするだけで酵素活性を阻害できます。


偽陽性染色の原因となるアルカリホスファターゼ（AP）活性，ペルオキシダーゼ（PO）活性，ペルオキシダーゼ様活性を不活性化します。

内在性 AP / PO を不活性化BLOXALL


免疫組織染色／蛍光染色用の抗体希釈液・ブロッキング試薬です。

マルチプレックス IHC に最適R.T.U. Animal Free

Block & Diluent


BLOXALLVEC416001 VEC SP-6000 100�ml�/ 19,000

腸管凍結切片を本製品で処理（左）し，未処理の試料（右）と共に内在性アルカリホスファターゼ活性を VECTOR�Red（#SK-5100）（赤）で，ペルオキシダーゼ活性をImmPACT�DAB（#SK-4105）（茶）で検出した。本製品により，両者の活性がほぼ完全に阻害されていることが分かる。

特　長�●�抗体を安定化させ，また非特異的結合によるバックグラウンドを最小限化します。

●�従来のブロッキング試薬でうまく染色できなかった際に，本製品をお試し下さい。

●�アジ化ナトリウム不含のため，HRP/AP 標識抗体と共に使用できます。ポリマー法やアビジン・ビオチンシステムによる検出に対応します。


R.T.U. Animal Free Block & DiluentVEC SP-5035 100�ml�/ 20,000 VEC575035

前立腺組織の免疫染色像本製品を用いてブロッキングをした場合としなかった場合で染色像を比較した。染色にはVECTASTAIN�Elite�ABC�Kit を用い，検出にはDAB基質を用いた。


ブロッキングの対象品　名組　成用　途商品コード包装／価格（￥）

BCM013230

非特異的�染色

Background�Sniper カゼインベース免疫組織染色全般 BRR966H 25�ml�/�8,000

BCM043980 Background�Punisher カゼインおよび組換え体タンパク質の混合溶液免疫組織染色全般 BRR974H 25�ml�/�10,000

BCM013280 Background�Terminator ヤギ血清＋組換え体タンパク質ヤギ二次抗体染色 BRR967H 25�ml�/�10,000

BCM008340 マウス IgG Mouse�Detective － mouse�on�mouse 染色 MD975G 6�ml�/�24,000

BCM021190 内在性�ペルオキシ�ダーゼ

Peroxidazed�1 過酸化水素＋安定化剤赤血球での非特異染色のブロッキング BRR968H 25�ml�/�10,000

BCM021250 PeroxAbolish 独自組成穏和な条件で効果的にブロッキングできる BRR969M 500�ml�/�67,000

BCM017790 内在性�ビオチン Avidin-Biotin�Kit アビジン溶液，ビオチン溶液抗原賦活化を行った試料のアビジン－

ビオチン染色 BRR972AH 1�kit�/�20,000

免疫染色の妨げとなる様々な因子を効果的にブロッキングします。試薬はすべて調製済みです。

免疫染色用各種ブロッキング試薬


使用未使用

本製品で処理未処理


ブロッキング試薬


20



組織を速やかに固定することができる，メタノール・ホルマリンベースの固定液です。迅速固定性能を保持しつつ，総合的な固定効果を高めました。

組織を速やかに固定化ティシュー・テックユフィックス


IHCが可能な組織透明化試薬Visikol HISTO

特　長�●�HE（ヘマトキシリン・エオジン）染色，免疫染色など，常用される組織染色のほとんどすべてに使用できます。

●�固定が難しい臓器（脳，脾臓など）や，固定後に薄切が難しい臓器（皮膚，脂肪組織，子宮筋腫など）にも最適です。

●�固定液中に組織を長時間浸しておいても，過固定による染色性の劣化が最小限に抑えられています。

腎臓組織の染色例左：ヘマトキシリン 3G＋エオジン右：2倍カラッツィヘマトキシリン＋エオジン

固定液の組織内への浸透固定能力


ティシュー・テックユフィックスSFJ059850 SFJ 5985 500�ml�/ 1,200SFJ059860 SFJ 5986 10�L�/ 7,000

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重要 ★ここ ☞

特　長�

染色例�

●�従来の透明化試薬とは異なり，細胞膜脂質の除去を行わないため，本来の細胞の構造を損なうことがありません。

●�Visikol�HISTO�Starter�Kit（#HSK-1）1 キットでマウス全脳 4個分（組織約 2�g）の透明化が行えます。

HISTOの種類屈折率粘　度参考使用量

HISTO Solution #1 1.5 148�cP 7�ml�（マウス全脳）HISTO Solution #2 1.51 76�cP


Visikol HISTO Solution #1VSK H1-30 30�ml�/ 36,000 VSK070300

Visikol HISTO Solution #2VSK H2-30 30�ml�/ 14,000 VSK080300

Visikol HISTO Solution #1 & 2VSK HH-10 10 ml each 1�set�/ 17,000 VSK090100VSK HH-30 30 ml each 1�set�/ 44,000 VSK090300

Visikol HISTO Starter KitVSK HSK-1 1�kit�/ 73,000 VSK100010透明化試薬と免疫標識用バッファーのセット。別途抗体や蛍光色素を用意するだけで，組織の透明化から標識染色まで行うことができる。キット内容：Visikol�HISTO-1/2（各 30�ml），Penetration�buffer，Washing�buffer，Blocking�buffer，Antibody�buffer，Tissue�permeabilizing�buffer

透明化された組織を初期状態に復元（非透明化）できるため，3Dイメージングを行った後，追加アッセイや免疫組織染色が行えます。

使用例動画�多数あります！

2 4 6 8 10 12 14時間（hr）

16 18 20 22 24

9

8

7

6

5

4

3

2

1

…本製品

本製品▼

…50％ホルマリン…1.5 倍希釈したユフィックス（20％ホルマリン濃度に相当）…20％ホルマリン

…10％ホルマリン

浸透・固定

（mm）

ホルマリン固定と比べて浸透固定能力が格段に�優れています。

試料：マウス脳赤：5C10（red-546）緑：chMBP（green-488）青：Dapi（blue-405）

試料：ラット脳赤：5C10（red-546）緑：chMBP（green-488）青：Dapi（blue-405）

試料：ラット脳赤：Rab-cFos（red-546）緑：mo�NFH-AH1（green-488）青：Dapi（blue-405）


固定剤－前処理


21



培養細胞や微小組織を，非加熱・迅速に，生きたままゼリー状に固めるキットです。高感度なパラフィンブロックおよびパラフィン切片を作製できます。

細胞や組織を“生きたまま”閉じ込めますiPGell


細胞浮遊液と試薬を混ぜてスライドに塗るだけで，数分でスライド標本が作製できます。

細胞浮遊液をゼリー化Smear Gell

特　長�●�サイトスピンなどを用いず細胞をそのままの形で貼り付けることができます。

●�パラフィン（凍結）ブロック・切片の作製の手間がありません。●�細胞に毒性を示す化合物は含まれていません。●�適用：�ギムザ染色，HE染色，�

免疫細胞化学染色（発色・蛍光）など●�試料例：�セルソーターで分取した細胞，非接着性の細胞，�

直径 100�μm以下の細胞塊（スフェロイド培養細胞など）

※本製品にスライドガラスは含まれていません。別途，マツナミ APSコートのスライドガラスをご用意下さい。APS コート以外のスライドガラスでは，Smear�Gell を塗り広げる際にコーティング剤が剥れてゼリー内にゴミが生じ，観察に影響することがあります。



Smear GellGNS SG-trial 10スライド分（トライアルキット＊）1�kit�/ 5,000 GNS999998GNS SG-01 40 スライド分 1�kit�/ 19,000 GNS999997

＊トライアルキット（#SG-trial）は，初めてご注文いただくお客様限定のため，1講座 1キットのみの販売とさせていただきます。

染色例�

特　長�●�試薬を混ぜると数秒でゼリー状に固まります。その後固定液＊1 を加えるだけで，浸漬固定が可能です。

●�熱を加えずに数秒で細胞や組織を“生きたまま”閉じ込めます。●�細胞や微小組織をそのまま固定できるので，タンパク質やRNAの保存性に優れています。

●�サイトスピンや塗沫標本と比較して剥がれにくく，きれいな形態の標本を作製できます。

●�パラフィンブロックにすることで，同一試料から何枚ものスライド標本が作製可能で，様々な試験に用いることができます。

＊1 �固定液は，ブロック作製後の使用目的（ISH，IHC など）に応じて適切なものをご用意下さい。

利用可能な解析方法�●�形態観察●�in�situ ハイブリダイゼーション（ISH）●�免疫組織化学染色（IHC）●�各種特殊染色●�セルソーターで回収した細胞を用いた発現解析（セルソーターで回収した約 1,000 個の細胞について，連続切片を作製し，免疫染色後に目的タンパク質を発現している細胞数を計測して陽性率を算出する）


iPGell GNS200002 GNS PG-trial 5 テスト分（トライアルキット＊2）5�tests�/ 5,000GNS200001 GNS PG20-1 20 テスト分 1�kit�/ 43,000

＊2 �トライアルキット（#PG-trial）は，初めてご注文いただくお客様限定のため，1講座 1キットのみの販売とさせていただきます。

操作方法動画�あります！

操作方法動画�あります！

A液・B液を添加 iPGell

1 チューブで

固定まで可能1チューブで

固定まで可能

キシレン置換またはシュークロース置換後，ブロックおよび切片を作製して，様々な組織学的実験に使用できます。

●胚様体（Embryoid body）●胚盤胞（Blastocyst）●初代培養●微小な組織　など

●培養細胞●iPS 細胞●ES細胞●血球細胞　など

固定液を添加

固定された試料

作製したスライド標本の横断面細胞は立体的な形態のまま，ゼリーに包まれた状態でスライドガラスに貼り付きます

細胞

スライドガラス

Smear Gell

ジェノスタッフ（株）の染色受託サービスはp.37 をご覧下さい。

細胞浮遊液とキットに含まれる1液を混合する

❷ ❸ ❹ ❺

❻

❶

例）スライド5枚分細胞浮遊液：15µl １液　　　：10µl

スライド上にキットに含まれる2液5µlをのせる

スライド上の2液に①の混合液5 µlを添加・ピペッティング

直ちに薄く塗り広げる

各種染色へ（固定～）

完全に固まるまで2分間静置

ライト・ギムザ染色

ラット腹腔内浸潤細胞ラット腹腔内浸潤細胞スフェロイド培養細胞

免疫細胞化学染色（Texas Red）

免疫細胞化学染色（DAB）


前処理


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お問い合わせ先：〈受託〉TEL：03-5684-1645 FAX：03-5684-6539 ：[email protected]

下記参照Webページ番号詳しくはWebで

ティシュー・テック組織切片作製用製品


通常の接着剤は，スライド表面に吸着させるだけですが，本製品は非タンパク質性のシリル化剤で，ガラスのケイ酸塩と化学的に反応して，組織切片の接着を強固にします。

組織切片接着剤VECTABOND Reagent


低毒性，生物分解性に優れたキシレン代替品です。作業環境に優しい中間・脱パラフィン透徹剤です。

脱パラフィン用キシレン代替剤ティシュー・テックティシュークリア


O.C.T. Compound〈ティシュー・テックO.C.T. コンパウンド〉SFJ458300 SFJ 4583 12 pieces / 28,800

● 世界中で使用されている，定番の凍結切片作製用包埋剤です。

※O.C.T.：Optimal Cutting Temperature


Paraffin Wax Ⅱ 60〈ティシュー・テックパラフィンワックスⅡ 60〉SFJ078100 SFJ 7810 4×2.5 kg / 19,900SFJ078105 SFJ 78105 6×2.5 kg / 27,000

● 単独で使用でき，優れた浸透性が得られます。

特　長

● ゼラチンや変性タンパク質接着剤を用いた時に生じる問題（不安定，プロテアーゼにより剥がれるなど）がありません。

● 凍結切片，パラフィン包埋切片などすべての組織切片の接着に適しており，in situ ハイブリダイゼーションも行えます。

● 本製品で処理したスライドは，長期保存しても，その強い接着性が保たれています。

※開封後は 1 度で使いきることをお勧めします。


VECTABOND ReagentVEC411800 VEC SP-1800 7 ml / 22,000

スライド約 500 枚分

キシレンとティシュークリアの比較

キシレン本製品

毒性（毒劇物取締法）高度毒性（劇物指定）低度毒性（指定はなし）

含有成分芳香族炭化水素脂肪族炭化水素

沸点／引火点 140℃／30℃ 173℃／57℃

比　重 0.86 0.77

揮発性高い低い


ティッシュー・テックティシュークリアSFJ 1473 18 L / 25,000 SFJ014730SFJ 1474 4×4 L / 25,000 SFJ014740

FAQQ1. �「ティシュー・クリア」で封入したらスライドガラスが曇りました。

解決方法はありませんか？

��A��1. �不適合な封入剤は「ティシュー・クリア」と接触することで白濁もしくは分離などの不具合が生じます。必ず適合する封入剤をご利用ください。適合する封入剤についてはお問い合わせ下さい。適合する封入剤を使用しても，白濁などの現象が起きる場合は

「ティシュー・クリア」の前工程までの脱水が十分でないことが考えられます。次のことを確認して下さい。・エタノール槽は純エタノールを用い，適切な頻度で交換する。・エタノール槽数を増やす。・バスケットが十分浸かるように薬液量を増やして，直前の槽以外

からの薬液の持ち込みがないようにする。また，用手法の場合はバスケットについた薬液はよく切ってから次の薬液に移動させる。

Q2. �「ティシュー・クリア」の廃棄方法を教えて下さい。

��A��2. �「ティシュー・クリア」を含め，現在市販されているキシレン代替剤はすべて引火点は 70℃ 未満ですので，特別管理産業廃棄物として処理する必要性があります。許可を受けた産業廃棄物処理業者と委託契約をして処理することをお勧めします。

凍結組織切片作製用包埋剤　O.C.T.�Compound

組織包埋用パラフィンワックス



［メーカー：POL］

使いやすいキシレン代替品Clear�Advantage

865Webページ番号メーカー商品コード包　装価格（￥）POL 24770 1 gallon 16,000 POL024770

キシレン本製品

ラット肺組織をキシレンおよび本製品を用いて脱パラフィンを行った。

・無臭・低毒性で透徹性に優れています。・キシレンの 3 倍の速さで乾燥します。・キシレンより速く脱パラフィンが可能です。・操作は簡便で，自動化可能です。・組織硬化を軽減できます。・多くのスライド作製装置に適用できます。


包埋剤－切片接着剤－脱パラフィン剤


23



ホルマリンの毒性をすばやく中和し，その暴露による危険性から作業者を守り，ホルマリン廃棄による環境汚染を軽減します。

NEW

ホルマリン対策はこれで万全！！ティシュー・テックホルマGOシリーズ


パラフィン包埋作業時に，周辺の作業台表面や機器にあらかじめスプレーすることでパラフィン付着を保護でき，また付着したパラフィンの除去にも使用できる便利なキシレンフリーのパラフィン付着防止・除去剤です。

1つで2役！！パラフィン付着防止・除去剤

PolyGuard, Paraffin Repellent

■スターターパック


PolyGuard, Paraffin RepllentPOL 21168 120 ml / 8,000 POL221168POL 21168 6×120 ml / 38,000 POL121168

● 加熱して固めます。● アルコール系列で脱水する必要がないので，NBT/BCIP，

AEC などの色素発色の封入にご利用いただけます。● 反応産物を溶解・変性させないので，微弱な発色も保持でき

ます。● 完全に固化するので，標本の扱いが便利です。● 封入後の標本は長期間＊の保管が可能です。

＊約 5 年間程度まで退色抑制効果があることが確認されています。


ジェノスタッフ（株）社内での受託試験でも使用している独自開発した水溶性の封入剤です。

NEW

水溶性封入剤G-Mount

特　長


水溶性封入剤 G-Mount NEWGNS GM-01 30 ml / 6,800 GNS110035

※スターターパックにホルムアルデヒドテストキットは含まれていません。


ティシュー・テック　ホルマ GO　ホルマリン　スターターパック NEWSFJ091500 SFJ 9150J 1 set / 54,000


ティシュー・テック　ホルマ GO　ホルマリン中和剤 NEWSFJ091510 SFJ 9151 16×750 g / 18,000

ティシュー・テック　ホルマ GO　ホルマリン吸収顆粒 NEWSFJ091580 SFJ 9158 2×0.9 kg / 20,000

ティシュー・テック　ホルマ GO　ホルマリン吸収パッド NEWSFJ091551 SFJ 9155J 小 100 sheets / 8,500SFJ091550 SFJ 9155 小 10×100 sheets / 55,000SFJ091561 SFJ 9156J 中 20 sheets / 7,800SFJ091560 SFJ 9156 中 10×20 sheets / 50,000SFJ091571 SFJ 9157J 大 10 sheets / 5,800SFJ091570 SFJ 9157 大 10×10 sheets / 36,000

ティシュー・テック　ホルマ GO　ホルマリン吸収ワイプ NEWSFJ091541 SFJ 9154J 25 sheets / 8,600SFJ091540 SFJ 9154 4×25 sheets / 23,000

ティシュー・テック　ホルマ GO　反応コンテナ，9.5 L NEWSFJ091590 SFJ 9159 1 piece / 8,500

■別売品


ティシュー・テック　ホルマ GO　ホルムアルデヒド　テストキット NEWSFJ091520 SFJ 9152 1 set / 24,000

■ホルムアルデヒドテストキットホルマリン中和処理後の処理液が，適切に中和されているかを確認するためのキットです。

Tel. 03-5684-1653　Fax 03-5684-6539e-mail：[email protected]

研究成果の製品化・販売をサポートします！フナコシは，ライフサイエンスの更なる発展を目指し，皆様の研究成果の製品化や販売のお手伝いをさせて頂きます。詳細については，是非当社までお気軽にご相談・お問い合わせ下さい。

①

②

③

④⑤

⑥

⑦

①ホルマリン中和剤（4 袋）②ホルマリン吸収顆粒（1 瓶）③ホルマリン吸収パッド小（100 枚）④ホルマリン吸収パッド中（20 枚）⑤ホルマリン吸収パッド大（10 枚）⑥ホルマリン吸収ワイプ（25 枚）⑦反応コンテナ（1 個）


脱パラフィン剤－ホルマリン対策


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酵素基質で染色した組織切片用の固化する封入剤です。ペルオキシダーゼ基質やアルカリホスファターゼ基質などに適用できます。品　　名

メーカー商品コード包装 / 価格（￥）VectaMount AQ Aqueous Mounting Medium

VEC075501 VEC H-5501 60 ml / 22,000発色基質による組織切片の水溶性封入剤。固化する。AEC のようにアルコール等の有機溶媒に溶解する発色基質を用いた組織切片や，ペルオキシダーゼとアルカリホスファターゼ基質に適用できる。永久封入できない（約 1 年間）。

VectaMount Permanent Mounting MediumVEC645000 VEC H-5000 60 ml / 23,000

非水溶性の永久封入剤。トルエンとキシレンを含まない。ペルオキシダーゼとアルカリホスファターゼ基質に適用できる。


酵素基質用の封入剤VectaMount

製品ラインナップ

［メーカー：CRL］

粒子径商品コード包装／価格（￥）

2 nm EMGC2 20 ml / 15,000 CRL215021

5 nm EMGC5 20 ml / 15,000 CRL115052

10 nm EMGC10 20 ml / 15,000 CRL115104

15 nm EMGC15 20 ml / 15,000 CRL115152

20 nm EMGC20 20 ml / 15,000 CRL115203

30 nm EMGC30 20 ml / 15,000 CRL115302

40 nm EMGC40 20 ml / 15,000 CRL115403

50 nm EMGC50 20 ml / 15,000 CRL115502

60 nm EMGC60 20 ml / 15,000 CRL115603

80 nm EMGC80 20 ml / 15,000 CRL115802

100 nm EMGC100 20 ml / 15,000 CRL115105

150 nm EMGC150 20 ml / 15,000 CRL115153

200 nm EMGC200 20 ml / 15,000 CRL115204

250 nm EMGC250 20 ml / 15,000 CRL115251

粒子径の選択方法（目安）

金コロイドの粒子径 2 nm

5 nm

10 nm

15 nm

20 nm

30 nm

40 nm

用　途

電子顕微鏡観察 ● ● ● ● ● ● ●

光学顕微鏡観察 ● ●

ブロッティング ● ● ● ● ●

使用条件銀増感法との併用を推奨金コロイド標識抗体のみで使用可能


抗体標識に適した最高品質の金コロイドGold Colloid

BBI Solutions 社の金コロイド（本製品）他社の金コロイド

均一不均一

※掲載品以外に，100 ml，500 ml 容量の製品もあります。詳細は Web をご覧下さい。

Starter Pack（4 種類の粒径のセット）


Gold Colloid, Starter Pack （5/10/20/40 nm：20 ml each）CRL GCIKITLIFE 各 20 ml 1 pack / 53,000 CRL0150735 nm，10 nm，20 nm，40 nm の金コロイド溶液のセット。

Gold Colloid, Starter Pack （20/40/60/80 nm）CRL GCIKITDIAG 各 20 ml 1 pack / 53,000 CRL015074CRL GCIKITDIAG/7 各 100 ml 1 pack / 159,000 CRL01507620 nm，40 nm，60 nm，80 nm の金コロイド溶液のセット。

［メーカー：CRL］

金コロイド標識品作製受託サービス

未標識抗体に，最高品質の金コロイドを標識する受託サービスです。※詳細は当社受託・特注品担当までお問い合わせ下さい。

5941Web ページ番号


様々な蛍光標識色素に対し有効で，退色防止効果に優れ，効果が数週間持続します。

蛍光染色用の封入剤VECTASHIELD

■固化しない封入剤〈Mounting Medium〉● 封入後は乾燥させずに観察できます。

■固化する封入剤〈Hard・Set Mounting Medium〉● 封入後約 15 分でスライドに定着し，一晩（4℃）で完全に

固化します。● 固化した封入剤は，PBS 中に一晩浸しておくと除去できます。

※切片に厚みがある場合や 100％メタノールで固定した試料の場合は上記の固化しない封入剤をご使用下さい。

特　長

● 蛍光顕微鏡観察の際に起こる，急速な蛍光の退色を防ぎます。● 滴下しやすいドロップディスペンサーが付属しています。● 1 滴（約 25 μl）で切片を覆うことができます。● あらかじめ，対比染色剤が混合された製品もあります。

対比染色剤

種　類色染色対象励起／蛍光（nm）

DAPI 青核 360/460

PI 赤核 535/615

TRITC 赤アクチン 544/572


Mounting Medium, VECTASHIELDVEC631000 VEC H-1000 10 ml / 25,000VEC631200 VEC H-1200 with DAPI 10 ml / 27,000VEC631300 VEC H-1300 with PI 10 ml / 27,000

Hard・Set Mounting Medium, VECTASHIELDVEC631400 VEC H-1400 10 ml / 27,000VEC631500 VEC H-1500 with DAPI 10 ml / 29,000VEC631600 VEC H-1600 with TRITC-phalloidin 10 ml / 29,000

使用例動画あります！


封入剤－金コロイド


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蛍光検出および酵素による検出に使用できる免疫染色用シグナル増強試薬です。シグナルを増強させ，バックグラウンドを低減させます。抗体を本製品で希釈して使用します。

免疫染色用シグナル増強試薬Signal Booster

Immunostain Solution

ココがすごい！シグナルブースターの原理主成分はポリマーとタンパク質です。ポリマーやタンパク質は抗原や抗体の物理化学的特性を変えることにより，両者の接触頻度を上げ，特異的抗原抗体反応を高めたり，また，非特異的な結合を低下させたりします。その結果，バックグラウンドを下げながらシグナルを増強させることが可能です。

Solution Fバックグラウンドをより低下させるように設計された組成です。良好な抗体を用いて微細構造を見る場合に有用です。

Solution S強いシグナルを得るように設計された組成です。多少バックグラウンドが高くても染色像を見たい場合に有用です。

Solution M F と S の中間の性質を有した組成です。最初に試す場合に有用です。

※Solution F / M / S の 3 種セット（#BCL-IS）もあります。

染色例

PBS SBI SolutionS A 社試薬

200μm

ラット脳凍結切片における dimethyl histone の染色結果Signal Booster Immunostain Solution S（SBI SolutionS: 中央）は PBS（左）より強い染色を示し，A 社試薬（右）と同等以上の染色増感能を示した。

PBS SBI SolutionF A 社試薬

20μm

A549 細胞におけるα-Tubulin の染色結果Signal Booster Immunostain Solution F（SBI SolutionF: 中央）は PBS（左）より強い染色を示し，A 社試薬（右）と同等以上の染色増強能を示した。


Signal Booster ImmunostainBEA BCL-ISF Solution F 20 ml / 15,000 BEA000029BEA BCL-ISS Solution S 20 ml / 15,000 BEA000031BEA BCL-ISM Solution M 20 ml / 15,000 BEA000030

Signal Booster Immunostain F, M, S set（各 10 ml）BEA BCL-IS 1 set / 10,000 BEA000033

※冷蔵保存で 3 年間以上使用可能です。


免疫染色用の酵素標識マイクロポリマー（ImmPRESS Excel），ブロッキング用血清，基質などがセットになった製品です。シグナル増幅用抗体（Amplifier antibody）も含まれており，簡便かつ高感度な組織染色が可能です。

シグナル増幅用抗体がセットになった酵素標識ポリマー法キット

ImmPRESS Excel

ImmPRESS

酵素基質Amplifierantibody

一次抗体

特　長

● Amplifier Antibody を介することにより，酵素標識マイクロポリマー（ImmPRESS Excel Polymer Reagent）のみで染色を行うよりもシグナルが増幅されます。

● キットに含まれる抗体はすべてアフィニティ精製済みのため，高感度かつ低バックグラウンドな染色が行えます。

染色例

試料：大腸，基質：DAB（茶色），対比染色：Hematoxylin（青色）左図：一次抗体：抗 Ki67 ウサギモノクローナル抗体右図：一次抗体：抗 CD34 マウスモノクローナル抗体

Anti-Rabbit IgG Staining Kit （#MP-7601） Anti-Mouse IgG Staining Kit （#MP-7602）

キット内容

● BLOXALL endogenous enzyme blocking solution● Normal horse serum● Goat-anti mouse / rabbit IgG （Amplifier antibody）● Horse anti-goat Ig （ImmPRESS excel polymer reagent）● ImmPACT DAB EqV reagent 1 （Chromogen） / 2 （Buffer）

※キットに一次抗体，バッファー類は含まれていません。別途ご用意下さい。


ImmPRESS Excel Anti-Rabbit IgG Staining KitVEC707601 VEC MP-7601 15 ml 1 kit / 33,000VEC717601 VEC MP-7601 50 ml 1 kit / 89,000

ImmPRESS Excel Anti-Mouse IgG Staining KitVEC707602 VEC MP-7602 15 ml 1 kit / 33,000VEC717602 VEC MP-7602 50 ml 1 kit / 89,000

※15 ml で切片約 75～150 枚の染色が可能です。


シグナル増幅


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免疫蛍光染色用の DyLight 標識二次抗体（VectaFluor Antibody：次ページ参照）と，シグナル増幅用抗体（Amplifier Antibody），ブロッキング用血清がセットになった製品です。簡便かつ高感度な組織染色が可能です。

シグナル増幅用抗体を含む免疫蛍光染色用二次抗体キットVectaFluor Excel


特　長�●�試料をお手持ちの一次抗体（マウスまたはウサギ由来）と反応させた後，Amplifier�Antibody（抗マウスまたは抗ウサギ Ig 抗体）と反応させます。その後 VectaFluor�Antibody�（DyLight標識抗ヤギIgG抗体）を用いて蛍光染色を行います＊。●�Amplifier�Antibody を介することにより，蛍光標識二次抗体のみで染色を行うよりもシグナルが増幅されます。

●�キットに含まれる抗体は全てアフィニティ精製，吸収処理済みのため，高感度かつ低バックグラウンドの染色が行えます。

＊蛍光多重染色には適していません。

PrimaryAntibody

Amplifier Antibody

VectaFluor Antibody

Antigen

キット内容� 染色例�●�VectaFluor� DyLight� Dye-labeled� anti-goat� IgG�（made�in�horse）●�Amplifier�antibody（goat-anti�mouse�/�rabbit�Ig）●�Normal�horse�serum�for�blocking※キットに一次抗体，バッファー類は含まれていません。別途ご用意下さい。

VectaFluor�Excel�Amplified�DyLight�488�Anti-Mouse�IgG�Kit（#DK-2488）を二次抗体として用いて蛍光染色した。試料：扁桃対比染色：DAPI封入剤：VECTASHIELD�HardSet�Mounting�Medium�with�DAPI（#H-1500）

VectaFluor�Excel�Amplified�DyLight�594�Anti-Rabbit�IgG�Kit（#DK-1594）を二次抗体として用いて蛍光染色した。試料：扁桃対比染色：DAPI封入剤：VECTASHIELD�HardSet�Mounting�Medium�with�DAPI（#H-1500）


品　名 Anti-Mouse IgG, R.T.U Amplified Antibody Kit, VectaFluor Excel

Anti-Rabbit IgG, R.T.U Amplified Antibody Kit, VectaFluor Excel

蛍光色素 DyLight�488 DyLight�594 DyLight�488 DyLight�594 VEC812488

波長（励起／蛍光）（nm） 493�/�518 592�/�617 493�/�518 592�/�617 VEC812594

商品コード DK-2488 DK-2594 DK-1488 DK-1594 VEC811488

包装／価格（￥） 1�kit�/�24,000 VEC811594

※1キットで切片約 150枚の染色が可能です（試薬 100�μl／切片使用時）。


1.�パラフィン包埋切片：�脱パラフィン後，キシレンなどで水和処理を行う。

凍結切片，細胞試料：�必要に応じてアセトン，その他の固定液で固定する。

※�必要に応じて，抗原の賦活化を行って下さい。VECTOR社の抗原賦活化試薬Antigen�Unmasking�Solution（p.18参照）をお勧めします。

2.�バッファーで 5分間洗浄する。

3.�Normal�Horse�Serum を添加し，20 分間インキュベートする。

4.�一次抗体と反応させた後，バッファーで洗浄する。

5.�Amplifier�Antibody を添加し，15 分間インキュベートした後，バッファーで洗浄する。

6.�VectaFluor�Antibody を添加し，30分間インキュベートした後，バッファーで 2回洗浄する。

7.�適切な封入剤で封入し，観察する。※�VECTOR社の蛍光染色用封入剤VECTASHIELD�Mounting�Medium（p.25 参照）をお勧めします。


シグナル増幅


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免疫蛍光組織染色用に調製した DyLight 蛍光色素標識二次抗体（VectaFluor Antibody）と，ブロッキング用血清がセットになった製品です。いずれも Ready-to-use フォーマットになっており，迅速かつ簡便に組織染色を行うことができます。DyLight 標識二次抗体はアフィニティー精製および幅広い吸収処理済みのため，最大の抗体親和性と特異性が得られます。

Ready-to-use の免疫蛍光染色用二次抗体VectaFluor R.T.U. DyLight 標識二次抗体シリーズ


特　長�●�DyLight 蛍光標識物は高輝度で蛍光の安定性が高く，またpHの影響も少ない染色試薬です。

●�一次抗体の免疫動物種に合わせて，ヤギ，マウスおよびウサギの 3 種類の抗 Ig 抗体があり，また蛍光標識色素は，DyLight�488 またはDyLight�594 からそれぞれお選びいただけます。

●�キット中のブロッキング用正常ウマ血清および DyLight 標識二次抗体試薬は，希釈せずにすぐ使用できる Ready-to�use フォーマットです。

●�VectaFluor�DyLight 標識二次抗体，ブロッキング用血清に加え，シグナル増幅用抗体（Amplifier�Antibody）がセットになった VectaFluor�Excel�Amplified�Florescent�Stain-ing�Kit（p.27 参照）を用いることにより，さらに高感度の染色を行うこともできます。

［メーカー：VEC］ VEC753788

品　名 Anti-Goat Ig, R.T.U. Antibody Kit, VectaFluor

Anti-Mouse Ig, R.T.U. Antibody Kit, VectaFluor

Anti-Rabbit Ig, R.T.U. Antibody Kit, VectaFluor VEC753794

蛍光色素 DyLight�488 DyLight�594 DyLight�488 DyLight�594 DyLight�488 DyLight�594 VEC752788

波長（励起／蛍光）（nm） 493�/�518 592�/�617 493�/�518 592�/�617 493�/�518 592�/�617 VEC752794

商品コード DI-3788 DI-3794 DI-2788 DI-2794 DI-1788 DI-1794 VEC751788

包装／価格（￥） 1�kit�/�14,000 VEC751794

前立腺：�Anti-PSA（goat�polyclonal），VectaFluor�DyLight�488�Anti-Goat�IgG（#DI-3788）と VECTASHIELD�HardSet�Mounting�Mediumを使用。

前立腺：�Anti-PSA（goat�polyclonal），VectaFluor�DyLight�594�Anti-Goat�IgG（#DI-3794）と VECTASHIELD�HardSet�Mounting�Mediumを使用。

染色例�

キット内容�●�VectaFluor�DyLight 標識二次抗体●�Normal�horse�serum�for�blocking


※1 キットで約 150切片の染色が可能です（試薬 100�μl／切片使用時）。

1.�パラフィン切片は，キシレンなどで脱パラフィン後，エタノールを用いて再水和を行う。

2.�凍結切片または細胞はアセトンなどで必要に応じて固定化する。※必要に応じて，抗原の賦活化を行って下さい。VECTOR社の抗原賦活化試薬 Antigen�Unmasking�Solution（p.18 参照）の使用をおすすめします。


4.�Normal�Horse�Serum を添加し，20 分間インキュベートする。

5.�適正濃度に希釈した一次抗体と試料をインキュベートする。

6.�バッファーで 2×5分間洗浄する。

7.�VectaFluor�DyLight 標識二次抗体を加え 30 分間インキュベートする。


9.�適切な封入剤で封入し，観察する。※VECTOR社の蛍光染色用封入剤VECTASHIELD�Mounting�Mediumの使用をおすすめします（p.25 参照）。

関�連製�品

抗原賦活化試薬　　　　Antigen Unmasking Solution p.18蛍光染色用封入剤　　　VECTASHIELD Mounting Medium p.25シグナル増幅用抗体　　VectaFluor Excel p.27


シグナル増幅


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あらかじめ2種類の酵素ポリマー標識二次抗体（PeroxidaseまたはAP標識ウマ抗 IgG抗体）が混合済みです。一度に免疫動物種がマウスとウサギ由来の一次抗体を茶色およびマゼンダ色で免疫組織染色できます。

二重免疫組織染色用の酵素ポリマー標識二次抗体ミックス

ImmPRESS Duet Kit


免疫動物種がマウスとウサギ由来の一次抗体を緑色および赤色で蛍光検出できます。あらかじめ 2 種類のDyLight 蛍光標識二次抗体（ウマ抗 IgG 抗体）が混合済みです。

二重免疫蛍光染色用の蛍光標識二次抗体ミックスVectaFluor Duet Kit

特　長�●�試料をお手持ちの一次抗体（マウスまたはウサギ由来）と反応させた後，本製品と反応させ蛍光染色を行います。

●�キットに含まれる抗体は全てアフィニティ精製，吸収処理済みのため，高感度かつ低バックグラウンドな染色が行えます。

●�試薬はすべて滴下瓶入りのReady-to-use です。※キットに付属の DyLight 標識二次抗体は単独でもご購入可能です（p.28 参照）。※キットに一次抗体，バッファー類は含まれていません。別途ご用意下さい。

特　長�●� ImmPRESS�Reagent は，VECTOR 社独自の酵素マイクロポリマーで，高活性かつ高密度の酵素と二次抗体が結合しています。

●�試薬は便利な滴下瓶に入っています。●�内在性 AP/PO 兼用の酵素ブロッキング用試薬 BLOXALL�Endogenous�Enzyme�Blocking�Solution とウマ正常血清が含まれています。

●�適用：二重免疫組織染色，二重免疫細胞染色※キットに一次抗体，バッファー類は含まれていません。別途ご用意下さい。

パラフィン包埋結腸がん組織の多重染色像マウス抗 CD34 抗体（茶色）と，ウサギ抗Ki67 抗体（マゼンダ色）を本製品（#MP-7724）を用いて検出した。

パラフィン包埋扁桃腺組織の多重染色像マウス抗 CD34 抗体（茶色）と，ウサギ抗CD3 抗体（マゼンダ色）を本製品（#MP-7724）を用いて検出した。


ImmPRESS Duet Double Staining HRP/AP Polymer Kit （Anti-Mouse IgG-brown, Anti-Rabbit IgG-red）

VEC707724 VEC MP-7724 1�kit�/ 89,000キット内容：ImmPRESS�Duet�Reagent�（ImmPRESS-HRP�horse�anti-mouse� IgG,�ImmPRESS-AP�horse�anti-rabbit� IgG）,�BLOXALL�Endogenous�Enzyme�Blocking�Solution,�Normal�Horse�Serum,�ImmPACT�DAB�EqV,�ImmPACT�Vector�Red

ImmPRESS Duet Double Staining HRP/AP Polymer Kit （Anti-Rabbit IgG-brown, Anti-Mouse IgG-red）

VEC707714 VEC MP-7714 1�kit�/ 89,000キット内容：ImmPRESS�Duet�Reagent�（ImmPRESS-HRP�horse�anti-rabbit� IgG,�ImmPRESS-AP�horse�anti-mouse�IgG）,�BLOXALL�Endogenous�Enzyme�Blocking�Solution,�Normal�Horse�Serum,�ImmPACT�DAB�EqV,�ImmPACT�Vector�Red

※1キットで切片約 150枚の染色が可能です。

染色例�

前立腺の蛍光多重染色像（#DK8818）・�使用抗体：ウサギ抗 PSA 抗体，マウス抗Smooth�Muscle�Actin 抗体・PSA：緑色，Smooth�Muscle�Actin：赤色

結腸の蛍光多重染色像（#DK8828）・�使用抗体：マウス抗 Cytokeratin（AE1/AE3）抗体，ウサギ抗 Ki67 抗体・Cytokeratin：緑色，Ki67：赤色，核：青色

染色例�


VectaFluor Duet Immunofluorescence Double Labeling Kit （DyLight 488 Anti-Rabbit IgG, DyLight 594 Anti-Mouse IgG）VEC DK-8818 1�kit�/ 24,000 VEC818818キット内容：VectaFluor�Duet� reagent�（DyLight�488�Anti-Rabbit� IgG�（green）,�DyLight�594�Anti-Mouse�IgG�（red）�cocktail）,�Normal�horse�serum�for�blocking。

VectaFluor Duet Immunofluorescence Double Labeling Kit （DyLight 594 Anti-Rabbit IgG and DyLight 488 Anti-Mouse IgG）VEC DK-8828 1�kit�/ 24,000 VEC818828キット内容：VectaFluor�Duet�reagent�（DyLight�594�Anti-Rabbit�IgG�（red）,�DyLight�488�Anti-Mouse�IgG�（green）�cocktail）,�Normal�horse�serum�for�blocking。

※1キットで切片約 150枚の染色が可能です（試薬 100�μl／切片）。


二重染色用抗体ミックス


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注目の抗体メーカー①注目の抗体メーカー①

AnaSpec 社メーカー略称：ANA

http://www.anaspec.com/

● �アポトーシス，がん，情報伝達研究用の各種抗体，および蛍光色素で標識された二次抗体を取り扱っています。

● �ゼブラフィッシュ用抗体「Z-Fish�Anti-body」も多数取り扱っています。

ATLAS Antibodies 社メーカー略称：AAB

http://www.atlasantibodies.com/

● �Human�Protein�Atlas（HPA）＊プロジェクトで開発，バリデートされた抗体です。

● �17,000 点以上の抗体製品を取り扱っており，約 15,000 種類のヒトタンパク質をカバーしています。

＊�2003 年に開始した全てのタンパク質をマッピングするプロジェクト

BIOCARE Medical 社メーカー略称：BCMhttp://www.biocare.net/

● �高品質な一次抗体だけでなく，がん関連抗体カクテルなどの組織染色に便利な調製済み抗体製品を取り扱っています。

● �抗体だけでなく，様々な免疫組織染色キット，基質および抗原賦活化装置などの免疫組織染色用の関連機器も取り扱っています。

価格，製品詳細は，フナコシホームページ（http://www.funakoshi.co.jp/searches/）で検索・確認ができます！

EnCor Biotechnology 社メーカー略称：EE4http://encorbio.com/

● �フロリダ大学発のメーカーで，神経や酵母タンパク質に対する自社で生産した多数の免疫染色用抗体を取りそろえています。

Bioss 社メーカー略称：BIS

http://www.biossusa.com/

● �約 11,000 種類の未標識一次抗体および各抗体に対する 15 種類の標識抗体をそろえています。そのラインナップは，130,000 点以上にものぼります。

アビーイギー

LifeSpan BioSciences 社メーカー略称：LSBhttp://www.lsbio.com/

● �100,000 点を超える幅広いモノクローナルおよびポリクローナル抗体を取り扱っています。

● �IHC-Plus シリーズ抗体は，免疫組織染色に使用できることを確認済みの高品質な抗体です。

Bethyl Laboratories 社メーカー略称：BET

http://www.bethyl.com/

● �ホルマリン固定パラフィン包埋組織切片の免疫染色用抗体を多数取り扱っています。

● �抗体は，すべて自社で作製した高品質な製品です。

● �多数の製品で小包装サイズを用意しています。

GeneTex 社メーカー略称：GNT

http://www.genetex.com/

● �幅広い研究分野の論文で使用実績のある信頼性の高い製品を多数取り扱っています。なかでも病原性ウイルス抗体，ゼブラフィッシュ抗体では他社にはないラインナップを取り扱っています。

● �約 50,000 点を超える一次抗体を取り扱っています。また小包装サイズが充実しています。

ジェンタくん

ImmuSmol 社メーカー略称：ISM

https://www.immusmol.com/

● �今まで作製が難しかった神経伝達物質や代謝マーカーなどの低分子化合物を特異的に認識する抗体と，それを用いた免疫染色キットの開発を行っています。

アンティ先生


注目の抗体メーカー


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細胞・組織中の低分子化合物を ImmuSmol 社抗体を用いて免疫染色する際の前処理用キットです。組織や細胞の固定など染色に必要な試薬が含まれています。本製品と専用抗体を使用することで，より鮮明な染色像を得ることができます。

低分子化合物検出用抗体専用の免疫染色前処理用キットSTAINperfect Immunostaining Kit


特　長�●�培養細胞，凍結組織切片，ホールマウントを免疫染色するためのそれぞれに適したプロトコルがあります。

※本製品には標識二次抗体は，含まれていません。別途ご用意下さい。※凍結組織切片作製用包埋剤（O.C.T. コンパウンド）および封入剤は，含まれていません。詳細は当社テクニカルサポート（試薬担当）までお問い合わせ下さい。

■専用抗体※染色には専用のキット（#SP-A-1000）が必要です。

※Rb：Rabbit-Poly,�Chk：Chicken-Poly，Ms：Mouse-Mono，Gt：Goat-Poly

染色例�


STAINperfect Immunostaining Kit AISM291000 ISM SP-A-1000 1�kit�/ 79,000

容量：40�slides（組織）または 1×96�well-plate（培養細胞）

試料：初代皮質ニューロン緑：GABA，赤：MAP2

試料：ザリガニの神経系緑：Serotonin

試料：初代中脳ニューロン緑：Dopamine，赤：Serotonin

試料：初代皮質ニューロン緑：Glycine

［メーカー：ISM］

STAINperfect Neurotransmitters -

Immunostaining Trial Pack■ #SP-A-1000＋キット専用抗体（25 μl）

のセット

64758Web ページ番号メーカー商品コード包　装価格（￥）ISM SP-T-0001 1�kit 143,000 ISM290000

任意の STAINperfect�Immunostaining�Kit 用抗体のサンプルサイズ（25µl）2種と STAINperfect�Immunostaining�Kit�A�（#SP-A-1000）がセットになったトライアルパックです。ご希望の抗体2種を左記の価格表からお選びいただき，Webに掲載の専用注文書に必要事項をご記入の上，ご利用の販売店にご注文下さい。

※�トライアルパックはお一人様 1回限り，1キットのみ販売とさせていただきます。


［メーカー：ISM］

品　名免疫動物商品コード包　装価格（￥）

ISM261030 Anti-L-DOPA Rb IS1030 50�μl 102,000

ISM261005 Anti-Dopamine Rb IS1005 50�μl 102,000

ISM261036 Anti-GABA Chk IS1036 50�μl 102,000

ISM261006 Anti-GABA Rb IS1006 50�μl 102,000

ISM261002 Anti-D-Glutamate Rb IS1002 50�μl 102,000

ISM260180 Anti-L-Glutamate Ms IS018 50�μl 102,000

ISM261001 Anti-L-Glutamate Rb IS1001 50�μl 102,000

ISM261034 Anti-Glycine Rb IS1034 50�μl 102,000

ISM261019 Anti-3MethoxyTyramine Rb IS1019 50�μl 102,000

ISM261028 Anti-Normetanephrine Rb IS1028 50�μl 102,000

ISM261033 Anti-Octopamine Rb IS1033 50�μl 102,000

ISM261004 Anti-D-Serine Rb IS1004 50�μl 102,000

ISM261003 Anti-L-Serine Rb IS1003 50�μl 102,000

ISM261035 Anti-Serotonin Gt IS1035 50�μl 102,000

ISM261007 Anti-Serotonin Rb IS1007 50�μl 88,000

ISM260110 Anti-L-Tryptophan Ms IS011 50�μl 102,000


抗体・前処理


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注目の抗体メーカー②注目の抗体メーカー②注目の抗体メーカー②注目の抗体メーカー②高品質な免疫組織染色用の抗体を数多く提供しています高品質な免疫組織染色用の抗体を数多く提供しています

素敵な抗体

メーカーが

いっぱい

OriGene Technologies 社メーカー略称：ORI

http://www.origene.com/

● �ヒト組織の免疫染色において，抗原に対して非常に特異性の高いUltraMAB 抗体シリーズなどを取り扱っています。

● �10,000 種類を超えるタンパク質をスポットしたマイクロアレイを用い，標的タンパク質以外のタンパク質との交差反応がないことを確認しています。

Rockland Immunochemicals 社

メーカー略称：RCKhttp://www.rockland-inc.com/

● �IRDye,�DyLight,�ATTO�Dye などの豊富な種類の蛍光標識二次抗体を取り扱っています。

● �米国国立がん研究所（Nat iona l�Cancer�Institute：NCI）と共同で，がん研究や免疫研究などに有用な抗体を多数作製しています。

Spring Bioscience 社メーカー略称：SPG

http://www.springbio.com/

● �免疫組織染色用の抗体・キット製品などを多数取り扱っています。

● �マウスモノクローナル抗体に比べて，免疫組織染色において高感度で特異性に優れたウサギモノクローナル抗体製品は，高い評価を受けています。

Vector Laboratories 社メーカー略称：VEC

http://www.vectorlabs.com/

● �免疫組織染色用のABCキット，封入剤などの関連製品，および高品質な抗体製品を取り扱っています。

● �免疫染色のパイオニアかつリーディングカンパニーで，特にABCキット製品は，多くのお客様から高い評価を受けています。

R&D Systemsメーカー略称：RSD

http://www.rndsystems.com/

● �サイトカイン，接着分子，プロテアーゼや幹細胞関連因子，シグナル情報伝達物質などに対するモノクローナル抗体およびポリクローナル抗体を 10,000 種類以上取り扱っています。

● �抗体製品だけでなく，ELISA キットや組換え体タンパク質，各種アッセイキットなど，豊富な製品ラインナップを誇ります。

StressMarq Biosciences 社メーカー略称：STQ

http://www.stressmarq.com/

● �ストレス応答やアポトーシスなどの細胞情報伝達の研究に大変有用な，抗 HSP 抗体や HSP�ELISA キット，組換え体タンパク質などを取り扱っています。

● �ストレス応答に関連する因子に対する抗体を始めとして，交差性，適用情報が非常に豊富です。

価格，製品詳細は，フナコシホームページ（http://www.funakoshi.co.jp/searches/）で検索・確認ができます！

Synaptic System 社メーカー略称：SS2https://www.sysy.com/

● �ドイツの大学都市ゲッティンゲンに本拠を置き，神経科学関係と細胞生物学の抗体に特化したメーカーです。

● �品質には定評があり多くの一流学術誌で使用されています。

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Novus Biologicalsメーカー略称：NOV

http://www.novusbio.com/

● �オートファジー，低酸素，がん研究を始め，幅広い研究分野の抗体を取り扱っています。製品の品質は多数の文献使用実績によって裏付けされています。

● �製品を使用したユーザーのレビューがメーカーウェブサイトで閲覧できます。アプリケーションや実験条件の参考になる情報が掲載されています。


注目の抗体メーカー


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抗原賦活化装置Decloaking Chamber NxGen

■セット内容●本体●スライドラック（3個）●金属製スライドコンテナ（3個）●金属製ラックホルダー（1個）

ラックホルダー

スライドコンテナスライドラック

デモ機をご用意しています！

特　長●いつも同じ条件で賦活化できます。●作動中の内部圧力値や温度，処理時間の実測データを USBメモリーに保存することが可能です。

●温度プログラムは，5 種類（60℃，80℃，90℃，95℃，110℃）から選択可能で，任意の時間を設定できます。再起動時には，最後に設定したプログラムが呼び出されます。

●標準的な 110℃ 加熱の場合，1 時間以内に賦活化処理が完了します。

質　量 6.91kg

サイズ 36.1W×34.3D×33.0Hcm

作動温度 60～110±5℃

スライド収容可能枚数最大 72枚（スライドコンテナ 3個使用時）

電　源 115V，60Hz，1,000W


Decloaking Chamber NxGenBCM023650 BCM DC2012 1unit/ 598,000

ユーザーレビュー

抗原賦活化装置 Decloaking Chamber NxGen を用いたサイトカイン産生細胞の同定


琉球大学熱帯生物圏研究センター　感染生物学部門分子感染防御学分野梅村正幸准教授


組織染色スライド乾燥用オーブンDesert Chamber Pro

パラフィン包埋切片を接着させた組織染色用スライドを，速やかに乾燥できるオーブンです。25～100℃＊の温度設定が可能です。

デジタルタイマー付きで，乾燥の終了をブザーでお知らせ

Memoスライドを乾燥させる重要性組織染色において正確な染色結果を得るためには，切片を接着した後に，スライドを適切に乾燥しておくことが重要です。脱パラフィンや加熱による抗原賦活化（HIER）の処理を行う前に，スライド上に水分が残っていると，組織切片がスライドから剥離しやすくなります。コラーゲンを多く含む皮膚組織や，脂肪を多く含む胸部組織などは，特に注意が必要です。

特　長●ターボファンを装備しており，10分で60℃まで上昇します。●基本プログラムをあらかじめ設定してあります。●マルチステップのプロトコルをプログラムすることも可能で，10種類以上の設定を保存できます。

サイズ外　寸 33.3W×40.6H×34.3Dcm

内　寸 26.7W×24.1H×29.2Dcm

材　質

外　側スチール

内　側アルミニウム

断熱材グラスファイバー

質　量 12.2kg

電　源 115V/365W

乾燥温度室温～100℃

セット内容●本体●仕切り棚板

●ワイヤー棚板●ドリップトレイ

＊組織染色用スライドの場合は，60～70℃以上で 1時間を超える加熱乾燥には適していません。ただしエストロゲンレセプターやプロゲステロンレセプターなど，抗原の種類によっては高温，長時間の処理を必要とする場合もあります。※脱パラフィン前や，加熱による抗原賦活化（HIER）処理の前にご使用下さい。

デモ動画あります！


Desert Chamber ProBCM DRY2008US 1unit/ 593,000 BCM005740


機器・器具


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お問い合わせ先：〈機器〉TEL：03-5684-1619 FAX：03-5684-5643 ：[email protected]


カバーガラスの洗浄・乾燥用ラックWash-N-Dry Cover Slip Rack

顕微鏡観察や細胞培養に使用するカバーガラスをセットして，洗浄，乾燥が便利に行えるポリプロピレン製のラックです。


撥水サークル作成ImmEdge Pen

スライドガラスに凍結・パラフィン切片用の撥水性サークルを作成できるペンで，アルコールおよびアセトンに不溶です。※文字を書くためのペンではありません。


Wash-N-Dry Cover Slip RackGLP891880 GLP 89-188 1 piece / 11,700

洗浄

乾燥

サイズ：2.9W×3.8D×2.5H cm（100 ml ビーカーに入る大きさ）

18 mm，22 mm，25 mmサイズのカバーガラス 10 枚


パラフィンブロック保存用キャビネットティシュー・テック

ファイリング・キャビネットⅡパラフィンブロックを約 2,000 個収納できます。連結ミゾがついているため，スライドするだけで簡単・確実に増設できます。


ティシュー・テックファイリング・キャビネットⅡSFJ419210 SFJ 41921 1 piece / 35,000

複数切片を染色する際に抗体や染色液の混入を防ぎます


ImmEdge Pen （2 pieces）VEC H-4000 1 set / 24,000 VEC644000


アルコール耐性マーキングペンImmPrint Pen

ImmPrint Permanent Marking Pen （5 pieces）VEC H-6100 1 set / 14,000 VEC636100速乾性の黒色インクで，有機溶媒に耐性がある。

顕微鏡用スライドガラスや組織カセットなどの硬い器具表面に文字などを書き込むための，アルコール耐性マーキングペンです。


撥水サークル作成Super PAP Pen

スライドガラスに撥水性サークルが描けるため，抗体や PBS などの流出を防止できます。濡れたスライドガラスでも，使用できます。※文字を書くためのペンではありません。

（太字）

（細字）

Super PAP PenDAI S-PAP 太字 1 piece / 4,600 DAI000010DAI S-PAP-M 細字 1 piece / 2,700 DAI000020Super PAP Pen で描いたサークルはアルコール，アセトンに難溶で，キシレンに溶解。耐熱温度：120℃

［メーカー：BAB］

スライドガラス用湿潤トレイHumidity Chamber Plus

65103Web ページ番号メーカー商品コード包　装価格（￥）BAB899037 BAB 926301 1 piece 10,800

免疫染色で，スライドが乾かないように湿潤しながら抗体反応が行えるトレイです。積み重ねが可能で，場所をとらずに複数のスライドを扱えます（最大 10 枚）。

スライドが見やすい白色スライドトレイ

遮光するための不透明な黒色カバー


機器・器具


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お問い合わせ先：〈機器〉TEL：03-5684-1619 ：[email protected] お問い合わせ先：〈試薬〉TEL：03-5684-1620 ：[email protected]


ユニ・カセット


凍結切片作製用包埋皿ティシュー・テッククリオモルド

ユニ・カセットスタンダード�


ティシュー・テックユニ・カセットスタンダードSFJ417000 SFJ 41700 ホワイト 250�pieces�/ 9,000SFJ417010 SFJ 41701 ホワイト 1,000�pieces�/ 33,000SFJ417050 SFJ 41705 ホワイト 16×250�pieces�/ 98,000

●�組織片の固定・薄切・保存までの全プロセスを，効率的に処理できる蓋付きカセットです。

●�通常試料用です。●�全 10 色のラインナップで識別に便利です。

※ホワイト以外の色の製品については，お問い合わせ下さい。

ユニ・カセットバイオプシーシックス�

●�6 つの微小試料を同時に処理できます。

●�薬液入出孔：0.3�mm角※イエロー，グリーン，グレー，ブルーもあります。詳細はお問い合わせ下さい。

ティシュー・テックユニ・カセットバイオプシーシックスSFJ407301 SFJ 40730 ホワイト 250�pieces�/ 10,400SFJ407300 SFJ 4073 ホワイト 4×250�pieces�/ 38,000SFJ406650 SFJ 40665 ホワイト 16×250�pieces�/ 120,000

ティシュー・テックユニ・カセットバイオプシーSFJ406801 SFJ 40680 ホワイト 250�pieces�/ 9,500SFJ406800 SFJ 4068 ホワイト 4×250�pieces�/ 35,000

ユニ・カセットバイオプシー�

●�生検試料に最適なカセットです。

●�薬液入出孔：1�mm角※イエロー，グリーン，グレー，ブルーもあります。詳細はお問い合わせ下さい。

ユニ・カセットメガタイプ�

●�厚さ 8～9�mmの試料用です。

ティシュー・テックユニ・カセットメガ・タイプSFJ417300 SFJ 41730 250�pieces�/ 14,000SFJ417310 SFJ 41731 8×125�pieces�/ 45,000

凍結切片作製用の包埋皿（プラスチック製）�


ティシュー・テッククリオモルド包埋皿（凍結切片作製用）SFJ 4565 1号（角型：10×10×5 mm）100�pieces�/ 5,800 SFJ456500SFJ 4566 2号（角型：15×15×5 mm）100�pieces�/ 5,800 SFJ456600SFJ 4557 3号（角型：25×20×5 mm）100�pieces�/ 5,800 SFJ455700

凍結切片作製用のブロック台�

●�包埋皿に合わせてご使用いただけます。品　　名

メーカー商品コード包装 / 価格（￥）ティシュー・テックオブジェクトホルダー（クライオ3用）SFJ 5807 丸型（φ25 mm） 6�pieces�/ 28,000 SFJ058070SFJ SFJ-03 角型（31×26 mm） 6�pieces�/ 36,000 SFJ000004

丸型角型


フェザーミトクローム替え刃A22SFJ A22 50�pieces�/ 8,500 SFJ000017薄い切片作製に最適。

フェザーミクロトーム替え刃N35SFJ N35 50�pieces�/ 8,500 SFJ000020シャープな切味で連続切片作製に最適。

フェザーミクロトーム替え刃 S35SFJ S35 50�pieces�/ 8,500 SFJ000011パラフィン包埋切片薄切用。スタンダードタイプ。

フェザーミクロトーム替え刃A35SFJ A35 50�pieces�/ 8,500 SFJ000014パラフィン包埋切片薄切用。耐久性に優れた硬組織ブロック用。

フェザースタンダードミクロトーム替え刃C35SFJ C35 20�pieces�/ 3,500 SFJ000035凍結切片薄切用。

フェザーミクロトーム替え刃ハイプロファイルSFJ SFJ-04 20�pieces�/ 3,600 SFJ000009凍結切片薄切用。

■関連製品品　　名

メーカー商品コード包装 / 価格（￥）フェザースタンダードホルダーSFJ No.240W 1�piece�/ 70,000 SFJ002400替刃 2枚装着。ネジ式固定タイプ

フェザートリミングナイフハンドルSFJ F-80HL 5�pieces�/ 4,000 SFJ000012替刃式トリミングナイフハンドル


ミクロトーム用替え刃


機器・器具


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受　託

140,000 種類以上の組織切片／組織ブロック

各種ヒト健常およびがん組織の，組織切片および組織ブロックです。パラフィン包埋，または凍結組織の2タイプがあり，140,000 種類以上の膨大なラインナップからお選びいただけます。※本製品は研究用です。臨床用途には使用できません。

特　長�●�すべての製品において，試料組織の詳細なデータ（組織提供者の年齢や性別，腫瘍の程度，AJCC の TNM 分類データなどを含む病理学的情報）およびヘマトキシン・エオジン染色画像が添付されています。

●�ホルマリン固定パラフィン包埋（FFPE），または OCT コンパウンドで凍結包埋した製品があります。

■TissueFocus FFPE and Frozen Tissue Section

ヒト健常およびがん組織の組織切片 5枚をセットにした製品です（厚さ5�μm）。FFPE組織，または凍結組織切片があります。

■TissueFocus Frozen and FFPE Block

約 5�mm の立方体型ヒト健常およびがん組織ブロックです。FFPE 組織，または凍結組織ブロックがあります。

ご注文方法／価格�

1.�OriGene 社ホームページ（http://www.origene.com/tissue/）でご希望の製品を検索して下さい。

2.�フナコシホームページ（http://www.funakoshi.co.jp/document_download）に掲載の専用注文書に必要事項をご記入の上，販売店担当者にお渡し下さい。

［メーカー：ORI］


受　託

動物病理組織標本作製／免疫染色標本作製および病理組織学的検査

受託サービス動物実験における病理組織標本の作製，組織学的検査のご依頼を承ります。ご依頼いただいた業務は，GLP＊の試験施設にて実施します。切片の作製は1枚から承ります。＊GLP（Good�Laboratory�Practice）：医薬品・化学物質・農薬の安全性試験実施基準※本サービスは，研究用です。臨床診断などの用途にはお引き受けできません。

病理組織標本作製�●�ヘマトキシリン・エオジン染色（HE染色）標本作製●�特殊染色標本作製（Azan，PAM，PAS，TB，MT，脂肪染色（凍結切片）など）

●�酵素抗体法および蛍光抗体法標本作製（免疫組織化学染色）●�凍結切片標本作製（特殊染色および免疫組織化学染色用）●�非脱灰凍結切片標本作製（マウス大腿骨など）※非 GLP 対応試験から GLP 対応試験（複数場所試験対応），がん原性試験まで承ります。

HE染色試料：ラット鼻腔

蛍光重染色試料：ラット腎臓

組織学的検査�●�定性および定量検査（カウント・面積測定）●�開発スクリーニングにおける病理組織学的検討●�作用メカニズム，作用部位等の基礎研究における組織学的検討●�病態動物における組織学的検討

ご依頼方法／価格�

ご注文の際には，専用注文用紙をダウンロードし，必要事項をご記入の上，当社受託・特注品担当までお送り下さい。価格・納期はその都度，お見積りいたします。また，必要な場合は，秘密保持契約を締結いたします。お気軽にご相談下さい。上記以外の試験，およびご不明な点についてはお問い合わせ下さい。［メーカー：BBK］

［メーカー：BBK］

破損や退色の心配がない組織標本スライドのデジタル画像データ化バーチャルスライド作製サービス


病理組織標本スライドから，破損や退色などの心配がないデジタルスライド画像データを作製致します。データ共有ができ，プロジェクター上に出力することも可能です。ディスカッションの場などで活躍します。また，組織標本スライドを廃棄する前に，デジタルデータ化して保存するといった用途にもご利用いただけます。

縮小拡大

ビューワーソフトを無料ダウンロードして使用頂くことで，PC上で簡単に観察可能です。

まずはお気軽にご相談下さい！

TEL 03-5684-1645　　FAX 03-5684-6539e-mail : [email protected]

受託・特注品担当［メーカー：ORI］


受託サービス


36


下記参照Web ページ番号詳しくは Web で

受　託

ヒト／マーモセット組織を用いた染色受託サービス

ご希望のヒト／マーモセットの組織をジェノスタッフ（株）にてご用意する染色受託サービスです。※切片およびブロックのみの販売はしておりません。※試験可能な組織などにつきましては，当社受託・特注品担当までお問い合わせ下さい。


受　託

浮遊細胞や3D培養細胞を染色細胞塊の染色受託サービス

細胞浮遊液ゼリー化試薬 iPGell（p.22 参照）を用いてパラフィン包埋した，浮遊細胞や 3D 培養細胞（胚様体・スフェロイドなど）およびカルチャーインサート内で培養した細胞の染色を行う受託サービスです。

ご希望の組織をお知らせ下さい。解析が可能かご連絡いたします。納期はご依頼内容を確認の上，お知らせいたします。［メーカー：GNS］※詳細は当社受託・特注品担当までお問い合わせ下さい。

ヒト組織� 65270Web ページ番号

●�ヒト組織は全て海外の業務提携先より入手しており，インフォームドコンセントと臨床データが添付されます。

●�染色に使用する組織は，全てジェノスタッフ社にて品質確認染色を実施し，合格したものを使用します。

●�染色条件検討はジェノスタッフ社で行います。

マーモセット組織� 65269Web ページ番号

マーモセット（コモンマーモセット，Callithrix�jacchus）は，近年�疾患などのモデル動物として注目されている�小型の霊長類です。マウス・ラットよりもヒトに近く，今後のマーモセットを用いた研究の発展が期待されています。

■免疫組織化学染色（IHC）●�各種組織切片は，ジェノスタッフ（株）でご用意いたします。●�染色条件検討はジェノスタッフ（株）で行います。

■in situ ハイブリダイゼーション（ISH）●�目的遺伝子のアクセションナンバーをお知らせいただくだけです。

●�プローブの設計，プローブの作製はジェノスタッフ社で行います。

●�ポジティブコントロールプローブやネガティブコントロール組織はジェノスタッフ社で準備します。

ご依頼方法／価格�

特　長�●� IHC，HE 染色，in�situ�Hybridization（ISH）などを行うことにより，細胞（塊）の断面を組織切片として観察できます。

●�ご要望に応じて，ブロックおよび切片作製，染色条件検討，画像ファイル作成までの一連の作業を承ります。

●�培養細胞や微小な組織には，非加熱かつ迅速にゼリー状に固める iPGell（p.22 参照）を使用します。

●�組織切片作製および染色の技術と iPGell を組み合わせることにより，目的のタンパク質やRNAを高感度に検出可能です。

●�カルチャーインサートの切片作製は非常に困難ですが，ジェノスタッフ（株）の細胞＆組織パラフィン包埋装置CT-Pro20＊

を用いることにより，染色に適した切片を作製できます。●� IHC と ISHの結果を組み合わせることにより，関連したタンパク質の発現部位の特定などにもご利用いただけます。

※蛍光標識検出は承っておりません。＊CT-Pro20：ジェノスタッフ（株）の自動パラフィン包埋装置です。詳細は，当社受託・特注品担当までお問い合わせ下さい。

染色可能な試料例�●�初代培養細胞，胚様体，スフェロイド●� iPS 細胞，ES細胞●�浮遊細胞，血球細胞●�セルソーターで分取した特定細胞集団●�微小組織，微小生物（1�mm以下）など●�カルチャーインサートで培養した細胞●�3D培養皮膚

ご注文方法／価格�

詳細は，当社受託・特注品担当までお問い合わせ下さい。※�試料の処理方法については，事前にお問い合わせ下さい。

［メーカー：GNS］

［メーカー：GNS］

細胞や微小組織のパラフィン包埋用前処理キット

iPGell培養細胞や微小な組織を，非加熱かつ迅速にゼリー状に固めるキットです。数秒で細胞や組織を“生きたまま”閉じ込めるため，タンパク質やRNAの保存性に優れています。

p.22


受託サービス


37


A B

ABC システムを用いた組織染色法のトラブルシューティングコントロール切片で高いバックグラウンドまたは非特異的な染色が生じた場合

A～Dの条件でコントロール実験を行い，問題点を検討して下さい。

●基質のみ　を使用した

（染色される場合）（染色されない場合）

B へ

内在性酵素による，発色反応が引き起こされる可能性があります。

①�コントロールは必ず実際の試料と同じ条件で発色反応を実施して下さい。染色時間が長くなると，バックグラウンドが高くなる可能性があります。

②�全体的にバックグラウンドが高い場合は，組織切片を作製する際，内在性酵素により汚染されている可能性があります。�内在性の酵素を適切な方法であらかじめブロッキングして下さい。

内在性酵素活性のブロッキングに関する詳細は当社テクニカルサポート（試薬担当）までお問い合わせ下さい。

●ブロッキング血清

●ABC 試薬

●基　質　を使用した


C へ

ABC 試薬が，主に以下の三つの原因により，組織間に結合している可能性があります。それぞれの原因に対して，以下の対策がとれます。

①ビオチンと結合している内在性タンパク質の存在�アビジン／ビオチンのブロッキングを行って下さい（#SP-2001 をお使い下さい）。

②内在性レクチンの存在�ABC 試薬希釈液に 0.2�M�α-�methyl-mannosideを加えて下さい。

③イオン間相互作用�0.5�M 塩化ナトリウムを含むバッファーで ABC 試薬を調製して下さい。

また，正常血清によるブロッキング操作の後に，アビジン／ビオチンブロッキング操作を実施することにより，ABC 試薬と上記①～③の原因による結合を除去することができます。ただし，ブロッキングにBSAを使用する場合には，グレードによってはバックグラウンドを引き起こす不純物（ウシ IgG，脂肪など）を含んでいるおそれがありますので，免疫組織染色用 BSA（#SP-5050）をお使い下さい。

［メーカー：USB］

1 枚のアレイで多くの組織解析が可能ですParaffin / Frozen

Tissue Array多種類の正常組織または病理組織切片を 1 枚のスライドに貼り付けた製品です。

・�ヒト組織では，インフォームドコンセントを取得しており，ウイルスチェックも行っています。

・取扱動物組織：ヒト，マウス，ラット・�パラフィン包埋組織ブロックも取り扱っています。

・�FAQ，使用文献，使用法を US�Biomax 社ウェブサイト（http://www.biomax.us/）からご覧頂けます。

組織アレイの取扱製品脳，頭部／頸部，鼻咽頭部／喉頭，口腔，甲状腺，胸，胸腺，心臓，肺，胃，肝臓，凍結組織，膵臓，脾臓，腸，結腸，直腸，虫垂，腎臓，副腎，膀胱，骨／軟骨，食道，内分泌腺，リンパ組織，メラノーマ，中皮，転移，多種類組織タイプ，皮膚，軟組織，胚腫／胚細胞腫，胎児，細胞，骨髄，その他

※�組織アレイのほか，パラフィン／凍結切片，組織ブロックの供給も可能です。また，病歴・性別・年齢などを指定できる特注品もございます。詳細は，当社受託・特注品担当までお問い合わせ下さい。


［メーカー：USB］

腫瘍／病理組織もご用意！ヒト組織ブロック／組織切片

ヒトの各組織パラフィン包埋ブロック，組織切片および凍結切片です。ヒト組織は，インフォームドコンセントが取得されています。

ラインナップ・神経系・骨格・筋肉系・脈管系・消化器系・呼吸器系・泌尿生殖器系・内分泌系・感覚器

※当社受託・特注品担当までお問い合わせ下さい。



ＡＢＣシステムトラブルシューティング


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お問い合わせ先：〈試薬〉TEL：03-5684-1620 ：[email protected] お問い合わせ先：〈受託〉TEL：03-5684-1645 ：[email protected]

C D●ブロッキング血清

●ビオチン標識二次抗体

●ABC 試薬

● 基　質　を使用した


D へ

① ビオチン標識二次抗体と内在性イムノグロブリン，または他の組織タンパク質の間で，交差反応が生じている可能性があります。使用する動物組織と一次抗体の免疫動物が同じ，または近縁の場合に起こります。

組織切片と同じ動物種から得た正常血清を 2％またはそれ以上になるようにビオチン標識二次抗体の希釈液に加えて下さい。または，ビオチン標識二次抗体の濃度を下げて下さい。

② ビオチン標識二次抗体が非特異的に組織に結合している可能性があります。

2％免疫組織染色用 BSA（#SP-5050），脱脂粉乳，ゼラチン，または 0.1％界面活性剤などを含んだブロッキング試薬を使用して下さい。

③ 異なった動物種のブロッキング血清を使用しているおそれがあります。

ビオチン標識二次抗体を作製した動物と同じ動物種から得た血清を使用して下さい。

注：卵白タンパク質は使用しないで下さい。卵白や卵白由来の製品を，スライドのコーティング，バッファーの希釈，組織のブロッキングなどの用途で使用した場合，少量のアビジンが存在していると，ビオチン標識二次抗体がアビジンと結合し，非特異的な染色を引き起こす可能性があります。

VECTABOND reagent（#SP-1800）を使用して下さい。

●ブロッキング血清

●一次抗体

●ビオチン標識二次抗体

●ABC 試薬

●基　質　を使用した場合① 一次抗体が過剰であるおそれがあります。一次抗体の

濃度は，バックグラウンドが低く，鮮明で特異的な染色結果が得られる濃度にとどめて下さい。

一次抗体の濃度を下げて下さい。

② 一次抗体が目的抗原以外のエピトープと交差反応している可能性や，非特異的に結合している可能性があります。

正常血清，BSA，脱脂粉乳，ゼラチン，または界面活性剤を一次抗体の希釈液へ加えて下さい。一次抗体の由来や動物種を変えて下さい。

③ 一次抗体の希釈液に，塩化ナトリウムが含まれていない，または濃度が低い可能性があります。

非特異的な結合をブロックするため，一次抗体の希釈液には十分なナトリウム塩が含まれるようにして下さい。一般的には希釈液に，0.15 M（0.9％）～0.6 M の塩化ナトリウムを加えます。

④ 組織切片に小さな，無定形の点のような染色が生じた際は，一次抗体が変性しイムノグロブリンの沈殿物が生じている可能性があります。

一次抗体を遠心分離し，上清を使用して下さい。

⑤操作中に組織切片を乾燥させた可能性があります。操作中のすべてのステップで，組織切片を湿った状態に維持して下さい。

包埋カセット記入台無料配布中


・検体数が少ない場合の手書きでの記入に有用です。

・記入面だけでなく側面への記入が容易です。

・手を載せるスペースがあり，立った状態でも使用可能です。

・ 1 枚で，右利き用，左利き用どちらにも対応しています。

※ 包埋カセット記入台をご希望の方は，当社テクニカルサポート（試薬担当）までお問い合わせ下さい。

包埋カセット記入台（紙製の組み立て式）




39

お問い合わせ先：〈試薬〉TEL：03-5684-1620 ：[email protected] お問い合わせ先：〈受託〉TEL：03-5684-1645 ：[email protected]

A：酵素／基質 B：一次抗体

ABC システムを用いた組織染色法のトラブルシューティング染色が弱い，またはまったく染色されない場合

●ペルオキシダーゼ基質を使用している場合1～2 滴の ABC 試薬を 1ml の DAB，VECTOR VIP，VECTOR NovaRED，または VECTOR SG 基質溶液に加えて下さい。溶液の色は，5秒以内に変わるはずです。

●ペルオキシダーゼ以外の基質を使用している場合ニトロセルロースの小片に ABC 試薬を 1 滴加え，直ちにこのニトロセルロース片を基質溶液に浸して下さい。ABC 試薬を滴下した箇所に，発色スポットが現れるはずです。

発色しなかった発色した

B へ

① 使用した水にペルオキシダーゼの阻害物質が含まれている可能性があります。使用する水の電気伝導度が低い場合でも，ペルオキシダーゼ反応は鋭敏に影響を受けます。

基質溶液の調製には，脱イオン水ではなく蒸留水を使用して下さい。

② 基質バッファーの pH をチェックして下さい。基質ごとに至適 pH は異なります。また，基質溶液の調製には，使用直前に希釈した過酸化水素を使用して下さい。過酸化水素の最終濃度は約 0.01％にして下さい。なお，基質の調製は，よく洗浄されたガラス器具を使用して下さい。塩素や洗浄剤などの残留物により，ペルオキシダーゼ反応が阻害される可能性があります。

基質は用時調製して下さい。

① 一次抗体が適切な濃度であり，力価が低下していないことを確認して下さい。保存期間が長く，抗体力価が落ちている場合には，適切な染色を得るために一次抗体の濃度を高くする必要があります。抗体の凍結／融解の繰り返しなどの操作は，力価の低下または失活を引き起こします（特にモノクローナル抗体に関しては影響大）。一方，抗体濃度が高い場合も染色強度の低下を引き起こす可能性があります。

これまでの実験で染色された組織切片（ポジティブコントロール）を用いることで，抗体の活性をテストすることができます。ポジティブコントロールが染色されたにもかかわらず，今回の組織切片が染色されなかった場合は，41 ページの注意事項をご参照下さい。

② 一次抗体の希釈液の pH が適切でない場合は，抗原抗体反応が弱まる可能性があります。

希釈液の pH を確認して下さい。一般的には，pH 7.0～8.2 の TBS または PBS が用いられます。

③ 一次抗体が認識する抗原が溶液中にも存在する場合，一次抗体が組織切片でなく，溶液中の抗原を優先して認識する可能性があります。一般的に使用される添加物（正常血清，FBS（ウシ胎児血清），脱脂粉乳）には，一次抗体と結合しうる抗原濃度を有している可能性があります。

抗体を希釈する際には，抗原が混入しないように注意して下さい。

①～③のチェックを行っても染色されない C へ

カスタム ABC システムの構築例

※目的の ABC Kit がない場合，スタンダードキット（Web ページ番号：805 参照）およびビオチン標識二次抗体（Web ページ番号：809 参照），ブロッキング用正常血清（Web ページ番号：80016 参照）の別売品を組み合わせて，カスタムの ABC システムを構築することが可能です。

実験条件最適なABCキット

マウスの組織をラットモノクローナル抗体を用いて染色する場合

VECTASTAIN ABC スタンダードキット（#PK-4000）＋

ビオチン標識抗ラット IgG（H＋L）二次抗体免疫動物：ウサギ（#BA-4001）

＋ブロッキング用ウサギ正常血清（#S-5000）

ラットの組織をマウスモノクローナル抗体を用いて染色する場合


ビオチン標識抗マウス IgG（H＋L）二次抗体免疫動物：ウマ（#BA-2001）

＋ブロッキング用ウマ正常血清（#S-2000）

ヒトの組織をマウスモノクローナル抗体（IgM）を用いて染色する場合


ビオチン標識抗マウス IgM（μ）二次抗体免疫動物：ヤギ（#BA-2020）

＋ブロッキング用ヤギ正常血清（#S-1000）




40


C：ビオチン標識二次抗体注意事項①�ビオチン標識二次抗体を過度に希釈した場合は，染色強度が低下する可能性があります。�一般的には，1：200 から 1：500 の希釈比が最適な染色をもたらします。

②�二次抗体の希釈溶液中に少しでも中和抗体が含まれると，染色強度の低下を引き起こします。例えば，ビオチン標識した抗マウス IgGをマウス血清で希釈しないで下さい。マウス血清中のイムノグロブリンがビオチン標識抗マウス抗体に結合し，二次抗体と一次抗体の結合を妨げます。

混入した中和抗体を反応系から除去して下さい。

③�ビオチン標識抗体の特異性が正しくない場合，染色されません。ビオチン標識抗体は，一次抗体を作製した動物種イムノグロブリンに特異的である必要があります。�適切なビオチン標識抗体を使用して下さい。例えば，ビオチン標識抗ウサギ IgG（二次抗体）は，免疫動物がウサギの一次抗体の場合に使用します。

①～③上記を行っても染色されない注意事項へ

免疫組織化学染色の操作を最適化するための注意事項●操作法のチェック①�同量の試薬Aと試薬 Bを，規定量のバッファーに加えて下さい。試薬Aと試薬 Bを混合した後の希釈はしないで下さい。不活性体を生じるおそれがあります。

②�ビオチンを含むおそれがある物質を ABC 試薬の希釈液に加えないで下さい。血清，脱脂粉乳，培養液は，一般にビオチンを含んでいると考えられます。

③�BSA はグレードによって，アビジン／ビオチン間相互作用を阻害する場合があります。フラクション V グレードの BSA は使用しないで下さい。BSA を加える場合には，免疫組織染色用 BSA（#SP-5050）を使用して下さい。

●ブロッキングのチェックブロッキング血清を採取した動物の個体の中には，目的の抗原に対する抗体を産生している可能性を持つものがあります。この抗体が存在する場合には，目的抗原と結合して本来の一次抗体の結合を阻害するおそれがあります。

�キット構成品以外のブロッキング血清を使用する場合は免疫組織染色用 BSA（#SP-5050），ゼラチン，FBS（ウシ胎児血清），脱脂粉乳，ブロッキングタンパク質や 1％界面活性剤などを使用して下さい。

●固定のチェック同じ検出試薬を使用したにも関わらず，ある組織切片が染色されず，他の組織切片が染色される場合には，固定や包埋操作中に抗原が破壊されている可能性があります。抗原が保持され，また検出試薬と反応できるよう，切片の調製が適切であったか確認して下さい。固定により損傷を受けた抗原を回復させるため，加熱やプロテアーゼ消化，Antigen Unmasking Solution（#H-3300，#H-3301）などを用いて，抗原の賦活処理を行って下さい。

●対比染色剤／封入剤酵素反応生成物の中には，通常，封入剤に使用される非水溶性溶媒（アルコール，キシレン，その他有機溶媒など）に溶解するものがあります。酵素反応生成物が，使用する対比染色や封入用溶媒に適用しているかどうか確認し適切な試薬を用いるようにして下さい。

消耗品カタログ A4版，約 100ページ

新　刊

受託サービスカタログ

A4版，約 100ページ

再生医療研究細胞培養カタログA4版，約 120ページ

これ1冊で！

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※ご希望の方は，フナコシホームページのオンライン請求か当社営業担当（Fax 03-5684-1634）までお申し込み下さい。

フナコシ発刊カタログのご案内




41


調製反応

調製

調製反応

調製反応

PBS

PBS

PBS

A B

▲ ▲ ▲ ▲

▲ ▲ ▲ ▲

▲ ▲ ▲ ▲ ▲

▲ ▲ ▲ ▲ ▲

▲ ▲ ▲ ▲ブロッキング処理

▲ ▲ ▲ ▲

▲ ▲ ▲

▲

▲▲

▲▲

▲ ▲

▲

脱パラフィン1共

水和／洗浄2共

疎水性バリアー形成／スライドガラスのマーキング

3共

　　　～　　　 …共共通通作作操操参照（p.45）（p.46）

～　　　 …オオププシショョンン操操作作参照1共 1オ6共 5オ

VECTASTAINEliteABC Kit 図解操作マニュアルVECTASTAIN ABC Kit を用いたパラフィン包埋切片染色法

※特に指定のない限り，操作は常温（ 20～25℃ ）で行って下さい。※図中の製品の外観は実際のものとは異なります。

正常動物血清の調製／ブロッキング処理

混合瓶（黄色ラベルの大瓶）に10 ml の PBS を入れる

ブロッキング用血清ストック溶液（黄色ラベルの小瓶）を3滴加える

調製した正常動物血清を，切片を覆うように滴下する

インキュベーションペーパータオルの上でスライドを軽く打ち付けて，血清を除去する

一次抗体反応

適切な濃度に希釈した一次抗体を，切片を覆うように滴下する

インキュベーション PBSで洗浄する PBS中でインキュベーションペーパータオルの上でスライドを軽く打ち付けて，PBSを除去する

※血清は二次抗体を作製した動物（免疫動物）と同じ動物種の正常血清を用います。※PBS の調製方法は 4共をご覧下さい。

※抗体の希釈濃度，使用するバッファー，反応時間については，製品のプロトコルをご覧下さい。

ビオチン標識二次抗体の調製／反応

混合瓶（青色ラベルの大瓶）に10 ml の PBS を入れる


ビオチン標識二次抗体ストック溶液（青色ラベルの小瓶）を1滴加える

調製したビオチン標識二次抗体を，切片を覆うように滴下し，インキュベーション

PBSで洗浄後，PBS中でインキュベーション

ペーパータオルの上でスライドを軽く打ち付けて，PBSを除去する

VECTASTAIN ABC 試薬の調製／反応

混合瓶（灰色ラベルの大瓶）に5 ml の PBS を入れる

試薬A（灰色ラベルの小瓶）を2滴加える

試薬B（灰色ラベルの小瓶）を2滴加えて直ちに混合する

調製したVECTASTAINABC試薬を，切片を覆うように滴下し，インキュベーション



VECTOR LABORATORIES 社

酵素基質溶液 ImmPACT DAB の調製／反応

試験管などに ImmPACTDAB Diluent 1 ml を入れる

ImmPACT DAB ChromogenConcentrateを1滴加えてボルテックスでよく混ぜる

調製した酵素基質溶液を，切片を覆うように滴下し，インキュベーション

蒸留水で洗浄する蒸留水中でインキュベーション

※酵素基質はVECTASTAIN ABC Kit には含まれておりません。別途ご用意下さい。※詳細はペルオキシダーゼ基質キット図解操作マニュアルをご覧下さい（p.47参照）。※以下は ImmPACT DAB（ # SK-4105 ）の調製方法です。

6共封入

3オ対比染色

4オ脱水処理

切片の前処理

VECTASTAIN ABC試薬の調製は，使用する30分前に行って下さい。

切片の後処理

抗原賦活化処理1オ 2オ

内在性酵素のブロッキング処理

20分間

約 30分間 5分間

5分間30分間

5分間30分間

5分間2～10分間

透徹処理5オ

1ステップ

2ステップ

3ステップ

4ステップ

5ステップ

6ステップ

7ステップ

乾燥させる観察・保管する

［Webページ番号：138］

Elite

Elite Elite

Elite

Elite

特別付録！！


図解操作マニュアル


42


（p.46）～　　　 …

（p.45）

反応

調製反応

調製

調製

調製

反応

PBS

PBS

PBS

A B

▲ ▲ ▲ ▲

▲ ▲ ▲ ▲

▲ ▲ ▲ ▲

▲ ▲ ▲ ▲ ▲

▲

▲ ▲ブロッキング処理

▲ ▲ ▲ ▲

▲ ▲ ▲

▲▲

▲

▲

▲ ▲

蒸留水中でインキュベーション

5分間


水和／洗浄2共


3共

　　　～　　　 …共共通通作作操操参照オオププシショョンン操操作作参照1共 1オ6共 5オ

VECTASTAIN ABC-AP Kit 図解操作マニュアルVECTASTAIN ABC-AP Kit を用いたパラフィン包埋切片染色法


正常動物血清の調製／ブロッキング処理

混合瓶（黄色ラベルの大瓶）に10 ml の PBS を入れる


調製した正常動物血清を，切片を覆うように滴下する


一次抗体反応


インキュベーション PBSで洗浄する

PBSで洗浄する

PBS中でインキュベーションペーパータオルの上でスライドを軽く打ち付けて，PBSを除去する

※血清は二次抗体を作製した動物（免疫動物）と同じ動物種の正常血清を用います。※PBS の調製方法は 4共をご覧下さい。

※抗体の希釈濃度，使用するバッファー，反応時間については，製品のプロトコルをご覧下さい。

ビオチン標識二次抗体の調製／反応

混合瓶（青色ラベルの大瓶）に10 ml の PBS を入れる

ビオチン標識二次抗体ストック溶液（青色ラベルの小瓶）を1滴加える

調製したビオチン標識二次抗体を，切片を覆うように滴下し，インキュベーション



VECTASTAIN ABC-AP 試薬の調製／反応

混合瓶（赤色ラベルの大瓶）に10 ml の PBS を入れる

試薬A（赤色ラベルの小瓶）を2滴加える

試薬B（赤色ラベルの小瓶）を2滴加えて直ちに混合する

調製したVECTASTAIN ABC-AP試薬を，切片を覆うように滴下し，インキュベーション




酵素基質溶液の調製／反応


※酵素基質はVECTASTAIN ABC-AP Kit には含まれておりません。別途ご用意下さい。 ※調製方法については 5共をご覧下さい。

6共封入

5共酵素基質溶液の調製

3オ対比染色

4オ脱水処理

切片の前処理

VECTASTAIN ABC-AP 試薬の調製は，使用する30分前に行って下さい。

切片の後処理

抗原賦活化処理1オ

2オ内在性酵素のブロッキング処理

20分間

約 30分間 5分間

5分間30分間

5分間30分間

20～30分間

透徹処理5オ

1ステップ

2ステップ

3ステップ

4ステップ

5ステップ

6ステップ

7ステップ

乾燥させる観察・保管する

▲





43


（p.45）（p.46）～　　　 …

調製反応

▲ ▲

▲ ▲ ▲ ▲

▲ ▲ ▲ ▲

▲ ▲ ▲ ▲

▲ ▲ ▲ ▲ ▲

▲

▲▲

▲

切片の前処理

ImmPRESS Reagent 図解操作マニュアルImmPRESS Reagent を用いたパラフィン包埋切片染色法


正常動物血清によるブロッキング処理

ブロッキング用2.5％正常ウマ血清を，切片を覆うように滴下する


※ブロッキング用2.5％正常ウマ血清は希釈の必要はありませんので，そのままご使用下さい。


一次抗体反応



※抗体の希釈濃度，使用するバッファー，反応時間については，製品のプロトコルをご覧下さい。※PBSの調製方法は 4共をご覧下さい。

ImmPRESS 試薬反応

ImmPRESS 試薬を，切片を覆うように滴下する


※ImmPRESS 試薬は希釈の必要はありませんので，そのままご使用下さい。

酵素基質溶液 ImmPACT DABの調製／反応

試験管などにImmPACT DAB Diluent 1 ml を入れる

ImmPACT DAB ChromogenConcentrate を1滴加えてボルテックスでよく混ぜる


蒸留水で洗浄する蒸留水中でインキュベーション

※酵素基質は ImmPRESS Reagent には含まれておりません。別途ご用意下さい。※詳細はペルオキシダーゼ基質キット図解操作マニュアルをご覧下さい（p.47参照）。※以下は ImmPACT DAB（ # SK-4105 ）の調製方法です。


水和／洗浄2共


3共抗原賦活化処理

1オ 2オ内在性酵素のブロッキング処理

切片の後処理

20分間

5分間

2～10分間

約 30分間

5分間

5分間30分間

　　　～　　　 …共共通通作作操操参照オオププシショョンン操操作作参照1共 1オ6共 5オ

1ステップ

2ステップ

3ステップ

4ステップ

5ステップ

6ステップ

▲ ▲ ▲ ▲ ▲6共封入

3オ対比染色

4オ脱水処理透徹処理

5オ乾燥させる観察・保管する





44


▲ ▲

▲ ▲ ▲ ▲▲

NaCl Na2HPO4

蒸留水

▲ 蒸留水▲

100 mM Tris-HCl ▲

1 2 3

▲ ▲

▲

パラフィン包埋切片染色法

脱パラフィン

キシレンまたはキシレン代替品に浸す



※キシレンまたはキシレン代替品で脱パラフィン化します。※キシレン代替品の場合は製品のプロトコルに従って下さい。※脱パラフィンには様々な方法があります。右記の処理時間は一例です。

水和／洗浄

100％アルコールに浸す 100％アルコールに浸す 95％アルコールに浸す 95％アルコールに浸す蒸留水に浸す

※アルコール濃度を段階的に下げて水和します。※水和には様々な方法があります。以下の処理濃度および時間は一例です。


必要に応じて ImmEdge Pen で疎水性バリアーを形成する

ImmPrint Permanent MarkingPen でスライドガラスの書き込み可能領域に必要事項を記入する

※同一スライドガラス上で二種類の切片を染色する場合，ImmEdge Pen（ # H-4000 ）で境界線を作ることにより，　染色液等の混入を防ぐことができます。※スライドガラスのマーキングには ImmPrint Permanent Marking Pen（ # H-6100 ）をご使用下さい。

PBS の調製方法

蒸留水950 mlにNa2HPO4 1.42 gとNaCl 8.75 gを溶解する

リン酸でpH7.5 に調整する蒸留水で終量を1,000 ml にする

酵素基質溶液の調製方法

試験管などに100 mM Tris-HCl（pHは上表参照）5.0 ml を入れる

試薬 1を2滴加えてボルテックスでよく混ぜる



封入

封入剤を，切片を覆うように滴下する

カバーガラスで覆う

※永久封入をする場合は， 4オ脱水， 5オ透徹の処理を先に行って下さい。※永久封入をする場合は，非水溶性封入剤VectaMount Permanent Mounting Medium（ # H-5000 ）をご使用下さい。※水溶性封入剤VectaMount AQ Aqueous Mounting Medium（ # H-5501 ）も使用方法は同じですが，永久封入はでき　ません（約 1年間保存可能）。※ImmPACT DAB（ # SK-4105 ），VECTOR SG（ # SK-4700 ），VECTOR Red（ # SK-5100 ），VECTOR Blue（ # SK-5300 ），　BCIP/NBT（ # SK-5400 ）は非水溶性／水溶性封入剤のいずれも使用可能です。※VECTOR Black（ # SK-5200 ）は非水溶性封入剤でのみ封入できます。※AEC（ # SK-4200 ）は水溶性封入剤でのみ封入できます。

1共

3共

2共

4共

5共

6共

1槽目

1槽目 2槽目 3槽目 4槽目 5槽目

※右記の調製方法は一例です。

3～5分間

5分間

3～5分間 3～5分間2槽目 3槽目

3～10分間 3～10分間 3～10分間 3～10分間

操作通共共通作操

基質呈色 100 mM Tris-HCl の推奨 pH 封入剤キャップの色ラベルの色商品コード

Ⅰ（VECTOR Red）赤 8.2 ～ 8.5 非水溶性／水溶性白赤 SK-5100

Ⅱ（VECTOR Black）茶／黒 9.5 非水溶性茶茶 SK-5200

Ⅲ（VECTOR Blue）青 8.2 非水溶性／水溶性青青 SK-5300

Ⅳ（BCIP/NBT）青／紫 9.5 非水溶性／水溶性紫紫 SK-5400

100 mM Tris-HCl の推奨 pHは基質の種類により異なります。下表をご確認の上，調製して下さい。

※左記のキャップ／ラベルの色は　VECTOR Red（ # SK-5100 ）　のイメージ色です。




45


▲ ▲▲ ▲

▲ ▲▲ ▲▲

▲ ▲ ▲

▲ ▲

1分間 1分間 1分間 1分間

▲

パラフィン包埋切片染色法

抗原賦活化処理

圧力鍋に1,500 ml 程度の蒸留水を入れる圧力鍋はステンレス製で容量 4 L 以上を推奨します

Antigen Unmasking Solutionを圧力鍋に15 ml 加えるAntigen Unmasking Solution は開栓前によく振って下さい

圧力鍋の蓋をして，沸騰するまで加熱するこの時点で蓋をロックする必要はありません

※抗原や抗体の性質により，必要に応じて抗原賦活化処理を行います。※抗原賦活化処理には様々な方法があります。以下の方法は一例です。※以下はAntigen Unmasking Solution（ # H-3300，# H-3301 ）の使用例です。圧力鍋以外の高温賦活化方法にも対応しています。

蒸気が上がった時点をスタート時間とし，1分後に火を止める

圧力鍋をシンクに移動し，蓋に冷水をかけて急冷する蓋のロックは外さないで下さい高温に注意して下さい

安全ロックピンが下がったことを確認し，ロックを外して蓋を開け，スライドを取り出す熱い蒸気が立ち上がります高温に注意して下さい

蒸留水に浸す PBSで洗浄後，PBS中でインキュベーション

対比染色

Hematoxylin QS に浸す洗浄水の色が無色になるまで蒸留水で洗浄する

脱水処理

95％エタノールに浸す 95％エタノールに浸す 100％エタノールに浸す 100％エタノールに浸す

※非水溶性封入剤で封入する場合は，脱水および 5オの透徹処理を行って下さい。水溶性封入剤の場合は不要です。※以下はImmPACT DAB（ # SK-4105 ），VECTOR DAB（ # SK-4100），TMB（ # SK-4400 ），VECTOR VIP（ # SK-4600），VECTOR SG（ # SK-4700 ）用の脱水方法の一例です。※各処理時間は切片の厚みに応じて，15秒～ 3分の間で調節して下さい。※VECTOR NovaRED（ # SK-4800 ）を使用する場合は，それぞれ2分間ずつ行って下さい。

透徹処理




※ 4オの脱水処理に引き続いて行います。※各処理時間は切片の厚みに応じて，3～ 5分の間で調節して下さい。

1オ

金属製ラックにスライドを置き，圧力鍋に入れるスライドがAntigen UnmaskingSolution に浸るようにして下さい

圧力鍋の蓋をしてロックし，安全ロックピンが上がるまで加熱する安全ロックピンは製品により名称が異なります

3オ

4オ

5オ3分間

約5分間

1分間 2～3分間 5分間

5～45秒間約 10秒間

3分間 3分間1槽目

1槽目

2槽目

2槽目

3槽目

3槽目 4槽目

オプョシ作操ンオプョシ作操ン

※様々な対比染色（核染色）液があります。必要に応じて行って下さい。※詳細は各対比染色液のプロトコルをご覧下さい。※右図はVECTOR Hematoxylin QS（＃ H-3404 ）の使用例です。

▲ ▲

▲

内在性酵素POのブロッキング処理

0.3％過酸化水素水／メタノール溶液中でインキュベーション

蒸留水に浸す

※ブロッキング処理には様々な方法があります。以下の方法は一例です。

2オ

PBSで洗浄する PBS中でインキュベーション

20～30分間 2～3分間

5分間

内在性酵素APのブロッキング処理

調製した酵素基質溶液に，レバミソールを 1滴加えてボルテックスでよく混ぜる

※以下は Levamisole（# SP-5000）の使用例です。内在性酵素（ペルオキシダーゼ）の影響が考えられる組織の場合内在性酵素（アルカリホスファターゼ）の影響が考えられる組織の場合




46


オプション

オプション

調製

調製

調製

調製

調製

反応

反応

反応

反応

反応

※各基質溶液は，使用直前に調製して下さい。※特に指定のない限り，操作は常温（20～ 25℃）で行って下さい。※図中の製品の外観は実際のものとは異なります。

基質呈色封入剤キャップの色ラベルの色商品コードImmPACT DAB 茶色非水溶性／水溶性

非水溶性／水溶性黒薄ピンク

SK-4105DAB 茶色

非水溶性SK-4100

DAB（ニッケル溶液使用）黒灰色AEC 赤色水溶性 SK-4200

※DAB Enhancing Solution（ # H-2200 ）により染色強度が増大します（下記別売品のDAB Enhancing 　Solution を使用する場合のプロトコルを参照）。■ ImmPACT DAB（ # SK-4105 ）の調製／反応

▲ ▲ ▲

▲

▲

▲

試験管などに ImmPACTDAB Diluent 1ml を入れる

ImmPACT DAB ChromogenConcentrateを1滴加えてボルテックスでよく混ぜる

蒸留水 ▲ ▲ ▲

▲▲ ▲

▲

▲ ▲

▲

※ニッケル溶液は色調を黒灰色にしたい場合および染色感度を上げたい場合に加えて下さい。※DAB Enhancing Solution（ # H-2200 ）により染色強度が増大しますが，ニッケル溶液との併用はできません。■ DAB（ # SK-4100 ）の調製／反応

試験管などに蒸留水 5.0 mlを入れる

Buffer Stock Solutionを2滴加えてボルテックスでよく混ぜる

DAB Stock Solutionを4滴加えてボルテックスでよく混ぜる

過酸化水素水を2滴加えてボルテックスでよく混ぜる

ニッケル溶液を2滴加えてボルテックスでよく混ぜる

蒸留水 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲

※AEC による呈色は，アルコール（脱水用溶媒）により変色することがあります。水溶性封入剤 VectaMount AQ Aqueous　Mounting Medium（# H-5501）をご使用下さい。 ■ AEC（ # SK-4200 ）の調製／反応

試験管などに蒸留水5.0 mlを入れる

Buffer Stock Solution を2滴加えてボルテックスでよく混ぜる

AEC Stock Solution を3滴加えてボルテックスでよく混ぜる






DAB Enhancing Solution（ # H-2200 ）を，切片を覆うように滴下する

0.05 M Sodiumbicarbonate バッファー（ pH9.6 ）中でインキュベーションし，余分なバッファーをペーパータオルで吸い取る


2～10分間

2～10分間

2～10分間

2～10分間

10～30分間

蒸留水で洗浄後，蒸留水中でインキュベーション




蒸留水で洗浄する

PBS中でインキュベーション後，蒸留水で軽くすすぐ

5分間

5分間

5分間

5分間

5分間

5～20秒間10分間

別売品のDAB Enhancing Solution を使用する場合（ImmPACT DAB / DAB共通）

上記参照

上記参照

キットに含まれるニッケル溶液を使用する場合

ペルオキシダーゼ基質キット図解操作マニュアルVECTOR LABORATORIES 社

ペルオキシダーゼ基質キットを用いた組織切片染色法　





47


調製

調製

調製

PBS ▲ ▲ ▲

■ VECTOR SG（ # SK-4700 ）の調製／反応

試験管などにPBS（pH7.5）5.0 mlを入れる

SG 試薬を3滴加えてボルテックスでよく混ぜる


※DAB Enhancing Solution（ # H-2200 ）により染色強度が増大します。

蒸留水 ▲

1

▲ ▲ ▲▲

■ VECTOR NovaRED（ # SK-4800 ）の調製／反応


試薬1を3滴加えてボルテックスでよく混ぜる

2 3




PBS ▲

1 32

▲ ▲ ▲ ▲

■ VECTOR VIP（ # SK-4600 ）の調製／反応

試験管などにPBS（ pH7.5 ） 5.0 ml を入れる





※各基質溶液は，使用直前に調製して下さい。※特に指定のない限り，操作は常温（20～ 25℃）で行って下さい。※図中の製品の外観は実際のものとは異なります。

基質呈色封入剤キャップの色ラベルの色商品コードTMB 青色非水溶性

黒薄ピンク

SK-4400VECTOR VIP 紫色非水溶性 SK-4600VECTOR SG 灰青色非水溶性／水溶性 SK-4700VECTOR NovaRED 赤レンガ色非水溶性 SK-4800

反応

反応

▲▲



2～15分間

5～15分間



5分間

5分間

オプション

▲ ▲▲

DAB Enhancing Solution（ # H-2200 ）を，切片を覆うように滴下する

0.05 M Sodiumbicarbonate バッファー（ pH9.6 ）中でインキュベーションし，余分なバッファーをペーパータオルで吸い取る

蒸留水で洗浄する

5～20秒間10分間

反応

▲


2～10分間

PBS 中でインキュベーション後，蒸留水で軽くすすぐ

反応

▲


2～10分間

PBS 中でインキュベーション後，蒸留水で軽くすすぐ

5分間

5分間

調製反応

蒸留水 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲

Stabilizing Solution を2滴加えてボルテックスでよく混ぜる

※TMBによる呈色は，洗浄しすぎると退色することがありますのでご注意下さい。■ TMB（ # SK-4400 ）の調製／反応


Buffer Stock Solution を2滴加えてボルテックスでよく混ぜる

TMB Stock Solution を3滴加えてボルテックスでよく混ぜる


▲


PBS中でインキュベーション後，蒸留水で軽くすすぐ

10～30分間 2～3分間

調製

▲

別売品のDAB Enhancing Solution を使用する場合

上記参照

ペルオキシダーゼ基質キット図解操作マニュアルVECTOR LABORATORIES 社

ペルオキシダーゼ基質キットを用いた組織切片染色法　


特別付録！！



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販売店

※本紙に記載されている価格は，2017年 12月 15日現在です。 FUN-6013（ 2017.12, № 648 ）

フナコシ株式会社　〒113-0033　東京都文京区本郷2丁目9番7号http://www.funakoshi.co.jp/　e-mail : info＠funakoshi.co.jp

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e-mail : reagent＠funakoshi.co.jp試薬に関して : Tel.03-5684-1620　　Fax.03-5684-1775

機器に関して : Tel.03-5684-1619　　Fax.03-5684-5643

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