ペイントを使おう! - biglobekazama-c/l/text/paint.pdfペイントを使おう! - 2 -...
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ペイントを使おう!
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目次
1.ペイントって何? -2-
2.ツールボックス 操作を選ぶ -3-
3.色を決める -4-
4.線を描く -6-
5.図形を描く -8-
6.文字を書く -10-
7.画像の編集 移動・複写・削除 -11-
8.画像を加工する -14-
9.画像を印刷する -16-
ペイントを使おう!
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1.ペイントって何?
ペイントは手軽なお絵かきソフトです。
デザイナーが使うグラフィックソフトと異なり、誰でも簡単に使えるシンプルな操作にな
っています。
ワードの図形描画よりも自由に、落書き感覚で絵を描くことができます。
.jpg .gif .bmp などの画像の編集ができ、印刷したり、デスクトップの背景にしたり、他
のファイルに貼り付けたりできます。
スタート→(すべての)プログラム→アクセサリ→ペイント
で起動させましょう。
表示→ツールボックス にチェックを入れてツールボックスを表示させておき
ましょう。ツールボックスからいろいろな操作ができます。
表示を拡大させると細かい作業も やりやすくなります。
ツールボックスの 「拡大」ツールまたは、メニューバーの 表示→拡大→拡大す
る で拡大します。
この「拡大」は表示が拡大するだけで、元の画像の大きさは変りません。
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作画や編集の操作は元に戻すことができます 。編集→元に戻す ただし、
3操作前までです。
2.ツールボックス 操作を選ぶ
ツールボックスをクリックして操作を選びましょう。
選んだツールによってポインタの形が変るので注目しましょう。
自由選択→ 不規則な形を自由に選択する。
←選択 四角形の領域を選択する。
消しゴム→ 描いたものを消す。塗りつぶす。
←塗りつぶし 選択範囲、閉じた図形の中を塗りつぶす。
色の選択→ 画面の領域や図形の色をコピーする。
←拡大と縮小 表示を拡大または縮小する。
鉛筆→ 自由に手描きの線を描く。
←ブラシ 太い線を描く。筆の種類は 5 種類から選べる。
エアブラシ→ スプレーで吹き付けたような色づけができる。
←テキスト
文字を書き込む。
直線→ 直線を引く。太さは 5 種類から選べる。
←曲線 曲線を引く。太さは 5 種類から選べる。
四角形→ 四角形を描く。3 種類の塗りつぶし方が選べる。
←多角形 多角形を描く。3 種類の塗りつぶし方。
楕円→ 円、楕円を描く。3 種類の塗りつぶし方。
←角丸四角形 角の丸い四角形を描く。3 種類の塗りつぶし方。
←オプション表示 選んだツールによって変ります。
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3.色を決める
線や図形を描くときは、まず、色を指定しましょう。
表示→カラーボックス にチェックを入れてカラーパレットを表示させておきます。
今選んでいる色は、カラーパレットの左側に重なった四角で表示されています。
上になっている色が描画色。線や図形の輪郭線、文字の色になります。
下の色が背景色。閉じた図形の内側、テキスト枠の背景、消しゴムの色です。
描画色は、カラーパレットの色をクリックして変更します。背景色は右クリックします。
カラーボックスに色がないときには、
メニューバーの 色→色の編集 から、さらに 色の作成 を開いて好みの色を指
定しましょう。
OK すると選んだ色はそのときの描画色と入れ替わります。
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ツールバーの 「色の選択」 ポインタの形:
編集中の領域や図形の色をコピーすることができます。
コピーしたい色の領域や図形をクリックすると、描画色がその色に変ります。
右クリックすると、背景色が変ります。
「塗りつぶし」 ポインタの形:
つながった同じ色の領域なら、すべて塗り変えることができます。
塗りつぶしたい領域や図形をクリックすると描画色の色に塗りつぶされます。
右クリックすると背景色の色に塗りつぶされます。
塗りつぶす領域や図形の輪郭線が閉じていないとほかの領域まで色が塗られてし
まいます。
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4.線を描く
ペイントには、フリーハンドの自由な線と直線、曲線を描くツールがあります。
ツールボックスから選びましょう。
自由な線を描くツールには「鉛筆」「ブラシ」「エアブラシ」があります。
「鉛筆」 ポインタの形:
ドラッグした跡に線が描けます。
右ドラッグすると背景色の線が描けます。
「ブラシ」 ポインタの形:
鉛筆より太い線が描けます。
オプションからブラシの形や幅が選べます。
/や\を選ぶと、カリグラフィのような線が描けます。
「エアブラシ」 ポインタの形:
オプションからエアブラシのサイズを選べます。
大きなサイズを選ぶと霧状に色を塗ったようになります。
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「直線」はまっすぐな線を描くツールです。 ポインタの形:
オプションから線の太さを選べます。
Shift キーを押しながらドラッグすると水平または垂直を含む、45 度ずつの直線
が描けます。
「曲線」はまがった線を描くツールです。 ポインタの形:
手順が独特ですが、手描きではうまく描けない滑らかな曲線が描けます。
まずドラッグして直線を描きます。
次に、始点に近いところでドラッグしてカーブをつくり
ます。
最後に終点に近いところでドラッグして曲線を確定
します。
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5.図形を描く
ペイントで描ける図形には、「四角形」「楕円」「角丸四角形」「多角形」があります。
それぞれ、オプションから 3 種類の塗りつぶし方を選べます。
囲む線の太さはあらかじめ「直線」か「曲線」のオプションで選んでおきましょう。
「四角形」 「楕円」 「角丸四角形」 ポインタの形:
対角にむかってドラッグして描きます。
右ドラッグすると背景色の図形が描けます。
「四角形」で Shift キーを押しながらドラッグすると「正方形」が描けます。
「楕円」で Shift キーを押しながらドラッグすると「真丸」が描けます。
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「多角形」 ポインタの形:
何本かの直線で囲まれた図形を描くツールです。
まず、一番初めの線をドラッグして描きます。
次の角でクリックするとそこまで直線が描けます。
以下、描き始めたところに図形が閉じられるまで、
直線でつながれた図形が描けます。
塗りつぶしオプションによってはそれだけで芸術作品?
描画色黒、背景色赤で多角形を描きました。
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6.文字を描く
「テキスト」ツールを選び、文字を描きたい位置で対角にドラッグして四角い領域
をつくります。
カーソルのある位置に文字が描けます。
表示→書式バー にチェックを入れて書式バーを表示させておきましょう。
書式バーから文字の種類、大きさなどを指定できます。
オプションから文字の背景を透明にすることができます。
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7.画像の編集 移動・複写・削除
画像を編集するときは、まず、編集する範囲をえらびましょう。
選択方法には、
「すべて選択」、四角く選択する「選択」、不規則な形にも選択できる「自由選択」
があります。
「すべて選択」
メニューバーの編集→すべて選択
キャンバス全体を選択します。キャンバス全体が点線で囲まれます。
「選択」 ポインタの形:
対角にむかってドラッグして編集したい領域を四角形に選択しま
す。
選択している領域は点線で囲まれます。
「自由選択」 ポインタの形:
不規則な形にドラッグして選択します。
選択している(ドラッグしている)途中では、ドラッグしているとおりに線があらわれます。
ドラッグを離すと、四角い点線があらわれますが、実際に選択しているのはドラッグした範囲だけです。
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移動
選択した範囲の上にポインタをあわせると、ポインタの形が になります。
そのまま動かしたい位置までドラッグします。
背景色で塗りつぶす図形を描いて、そのまま範囲を選択して移動すると
選択した範囲の形に背景色が残ります。
残したくない場合は、背景色をキャンバスの色(白)に戻しましょう。
オプションで選択した図形の背景を透明にすることができます。
図形だけを他の図形に重ねられます。
複写
選択した範囲の上にポインタをあわせ、ポインタの形が になったら、
Ctrl キーを押しながら、コピーしたい位置までドラッグします。
メニューバーの編集→コピー そして 貼り付け でもコピーできますが、
その場合、表示されている画面の左上に貼り付きます。
その後、コピーしたい位置までドラッグしましょう。
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削除
範囲を選択して、Del キーを押します。
メニューバーの編集→選択範囲のクリア でも削除できます。
削除した跡は、背景色になります。
「消しゴム」 ポインタの形:
ドラッグした跡が背景色になります。
背景色と同じ色を選んでおけば、図形の一部を消すことになります。
オプションで大きさ、太さを選べます。
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8.画像を加工する
メニューバーの「変形」から、画像の加工が選べます。
範囲を選択すれば、その部分だけ加工されます。
反転と回転
水平、垂直方向の反転、角度を指定した回
転ができます。
水平反転すると、アイロンプリントに使える画像になり
ます。
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伸縮と傾き
範囲を選択し、各辺のハンドルをドラッグして大きさを変えることもできますが、
数字を指定して、伸縮を変えることができます。
色の反転
補色に置き換えられます。
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9.画像を印刷する
ファイル→ページ設定 で印刷するときの用紙サイズや向きなどを選びましょう。
余白を最小にして、拡大縮小の適合を選ぶと、
どんなに小さい図形も用紙いっぱいに印刷することができます。
適合の数字を1×1から2×2にすると
4倍に拡大したサイズを4枚に分割して印刷することができます。