【kintone便利に使おうシリーズ】[vol.01 テーブル]
TRANSCRIPT
01
テーブル 入力項目数が増減する場合に
便利なテーブル機能を
「注文管理アプリ」を例に解説します!
2017 年 2 月版
注文商品が多いと、
入力する項目も膨大になって、
画面がどんどん使いにくくなってきた。
設計の仕方で何とかならないの!?
2
テーブル導入前
注文管理アプリ
・想定される注文商品の種類分のフィールドを用意していた
→ 縦に長い画面になってしまい見にくい
→ 項目が多くなりすぎてしまい、一覧画面に収まりきらない
必要分のフィールドを配置していた
3
テーブル導入後
注文管理アプリ
・商品のフィールドをテーブルで作成
→ 必要に応じて、行数を増やすことができる!
→ あとから項目数を増やすことができる!
必要に応じて、行数を増やすことができる!
4
テーブルの設定方法
kintone では、必要に応じて項目を増やすことができる「テーブル」という機能が用意されています。
例えば「注文管理アプリ」では、複数の商品を注文されるお客様には、必要に応じて項目を増やして、
複数商品を登録できるようにテーブルを使うことができます。
【完成イメージ】
1. フィールドの配置
テーブルにするフィールドを配置します。ここでは、「商品コード」「商品名」「単価」「数量」の4つの
フィールドを並べましょう。
①テーブルにするフィールドを配置する
画面左側のパーツ一覧から[文字列(1 行)][数値]を横並びに2つずつ配置します。
※この4つのフィールドをテーブルに設定するために、これらのフィールドを横並びに配置しておきましょう。
5
②フィールドの名前を変更する
配置したフィールドのフィールド名を、「商品コード」「商品名」「単価」「数量」に変更します。
2. 配置したフィールドをテーブルに設定
①テーブルの設定画面を表示する
フィールドを並べた行の右端にカーソルを移動すると、 アイコンが表示されます。アイコンにカー
ソルを重ねて、[設定]をクリックします。
「文字列(一行)」「数値」を横並びに配置する
カーソルをアイコンに合わせて、設定をクリックする
フィールド名を変更する
6
②横並びのフィールドをテーブルにする
テーブルの設定画面が表示されます。[この行をテーブルにする]をクリックします。
③フィールドコードを設定する
アイコンをクリックして、フィールドコードを変更します。ここでは「商品一覧」と入力します。
※「フィールドコード」は、一覧画面に配置したときの表示名などに使われます。
④保存する
画面右下の[保存]をクリックします。
7
テーブルが完成しました!
テーブルの注意点
便利なテーブルですが、いくつか利用する上で知っておくべき注意点があります。
*一度テーブルにすると、元に戻せません。
*一度設定を保存したフィールドは、後からテーブルに変更することはできません。
*テーブル内のフィールドに、CSV/Excel ファイルからの読み込みはできません。(ファイル書き
出しは可能)
*テーブル内のフィールドの値は、ルックアップや関連レコード一覧での条件フィールドに指定で
きません。
8
| Let’s Try テーブルを使ってみよう!
必要に応じてテーブルの行数を増やしながら、テーブルを使ってみよう!
アイコンをクリックして行を追加する
入力できる行が増えました
9
| Tips 応用テクニック
一覧画面での表示
一覧画面に、テーブルのフィールドを追加することができます。
[表示する]をクリックすると、一覧画面でテーブルの詳細情報が確認できます。
※テーブルに設定したフィールドコードが、一覧画面での表示名になります。
「表示する」をクリックする
テーブル内のフィールドが表示される
テーブルフィールドを一覧に追加する
10
テーブルにフィールドを追加する
作成したテーブルには、あとから新しいフィールドを追加していくことができます。
*一度設定を保存したフィールドは、後からテーブルに追加することはできません。
テーブルにフィールドを追加する
フィールドが追加できました
11
| Sample テーブル活用例
タイムカード管理
日々の勤務時間や遅刻登録などができるタイムカードとして、毎日の勤務実績管理に活用できます。
交通費精算
毎月の交通費をまとめて追加していくことができる交通費精算として活用できます。
12
お問い合わせ管理
複数回のやり取りにも対応できる問い合わせ管理として活用できます。
お疲れ様でした!
テーブルを使うと、柔軟に行数を追加できるので、
複数のデータを一つのレコードで管理したいときには便利ですね!