プロメガ株式会社プロメガ株式会社...

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プロメガ株式会社 生物発光による高感度アッセイ・イメージング レポーターアッセイ & イメージング ルシフェラーゼ デュアル-アッセイ 8 シングル-アッセイ 10 ライブセル-アッセイ 12 イメージング 13 β-ガラクトシダーゼ 17 レポーターベクター 14 細胞内在活性測定 細胞増殖(ATP20 カスパーゼ-3/7, -8, -9 22 In Vitro 酵素活性測定 キナーゼ 24 P450CYP25 P-グリコプロテイン(Pgp26 カルパイン I & II 27 ジペプチジルペプチダーゼ IVDPPIV27 発光検出装置 ルミノメーター 28

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プロメガ株式会社

生物発光による高感度アッセイ・イメージング

レポーターアッセイ & イメージング

ルシフェラーゼ

デュアル-アッセイ 8

シングル-アッセイ 10

ライブセル-アッセイ 12

イメージング 13

β-ガラクトシダーゼ 17

レポーターベクター 14

細胞内在活性測定

細胞増殖(ATP) 20

カスパーゼ-3/7, -8, -9 22

In Vitro 酵素活性測定キナーゼ 24

P450(CYP) 25

P-グリコプロテイン(Pgp) 26

カルパイン I & II 27

ジペプチジルペプチダーゼ IV(DPPIV) 27

発光検出装置ルミノメーター 28

イントロダクション

2

レポーターアッセイ*ホモジニアス※ 試薬の

製品名 標的分子 発光の半減期 アッセイ ショット数 ページ

デュアルアッセイ(細胞溶解/エンドポイントアッセイ)

Dual-Glo™ Luciferase Assay System ホタル/ウミシイタケ ホタル:約2時間 ○ 2 8ルシフェラーゼ ウミシイタケ:約2時間

Dual-Luciferase® ホタル/ウミシイタケ ホタル:約15分間 × 2 9Reporter Assay System ルシフェラーゼ ウミシイタケ:約2分間

Chroma-Glo™ Luciferase クリックビートル CBR(赤):30分間以上 ○ 2 8Assay System ルシフェラーゼ(赤/緑) CBG(緑):5時間以上

シングルアッセイ(細胞溶解/エンドポイントアッセイ)

Bright-Glo™ Assay System ホタルルシフェラーゼ 約30分間 ○ 1 10

Steady-Glo® Assay System ホタルルシフェラーゼ 約5時間 ○ 1 10

Luciferase Assay System ホタルルシフェラーゼ 約15分間 × 1 11

Renilla Luciferase Assay System ウミシイタケ 約2分間 × 1 11ルシフェラーゼ

Beta-Glo® Assay System β-ガラクトシダーゼ 約4時間 ○ 1 17

ライブセルアッセイ(生細胞/リアルタイムアッセイ)

EnduRen™ ウミシイタケ 24時間以上の ○ 0** 12Live Cell Substrate ルシフェラーゼ 継続的発光

ViviRen™ ウミシイタケ 数時間以上の ○ 0** 12Live Cell Substrate ルシフェラーゼ 継続的発光

* レポーターアッセイにはレポーターベクターが必要です。ベクターおよび試薬の選択ガイドについては18,19ページをご覧下さい。

** 試薬は予め培地に溶解

細胞内在活性測定ホモジニアス※ 試薬の

製品名 標的分子 発光の半減期 アッセイ ショット数 ページ

哺乳動物細胞の増殖試験

CellTiter-Glo® Assay ATP(エネルギー合成能) 5時間以上 ○ 1 20

バクテリアの増殖試験

BacTiter-Glo™ Assay ATP(エネルギー合成能) 約30分間 ○ 1 21

カスパーゼアッセイ

Caspase-Glo® 3/7 Assay カスパーゼ 3/7 3時間以上 ○ 1 22

Caspase-Glo® 8 Assay カスパーゼ 8 2時間以上 ○ 1 22

Caspase-Glo® 9 Assay カスパーゼ 9 2時間以上 ○ 1 22

In Vitro 酵素活性測定ホモジニアス※ 試薬の

製品名 標的分子 発光の半減期 アッセイ ショット数 ページ

キナーゼ活性測定

Kinase-Glo® Plus Assay キナーゼ(最大100µM ATP) 5時間以上 ○ 1 24

Kinase-Glo® Assay キナーゼ(最大10µM ATP) 4時間以上 ○ 1 24

その他の酵素活性測定

P450-Glo™ Assay シトクロムP450(9種類) 2時間以上 - 4 25

Pgp-Glo™ Assay P-グリコプロテイン 2時間以上 - 4 26

Calpain-Glo™ Assay カルパイン I & II 1時間以上 ○ 1 27

DPPIV-Glo™ Assay ジペプチジルペプチダーゼ IV 4時間以上 ○ 1 27

※試薬添加-混和-測定の簡便な操作、×はライセート調製をともなう。

生物発光による高感度アッセイ選択ガイド

3

●はじめに

生体分子・活性の定量に用いられてきたシグナルの検出法には発色法(比色法)、蛍光法、化学発光法など様々な選択肢が存在しますが、感度、簡便性などの点から生物発光による定量法が広く用いられるようになりました。これまで生物発光法の代表的なアプリケーションとしてルシフェラーゼを利用したレポーターアッセイが挙げられ、CATアッセイに換わり多用されるとともに発光検出装置(ルミノメーター)も急速に普及し、現在では実験室に欠かせない測定機材の1つになりつつあります。最近ではレポーターアッセイ以外にも生物発光を利用したアプリケーションが数多く開発され、感度の高さや簡便な操作性に加えアッセイボリュームの微少化(ミニチュア化)も容易であることから、基礎研究はもとよりポストゲノム研究における網羅的解析、創薬でのスクリーニングなど様々な場面で利用されています。プロメガのルシフェラーゼ発光試薬は、レポーターアッセイを初め、細胞増殖試験、アポトーシスアッセイ、各種酵素活性測定(in vitro)、タンパク質相互作用解析、RNAi効果の判定など幅広い用途に使用することができます。さらに、ルシフェラーゼ発光試薬の技術向上に加え光学機器の進歩により、生物発光は個体を用いたin vivoイメージングにも利用されるようになりました。

プロメガはルシフェラーゼ生物発光技術のパイオニアとしてこの15年間に、様々なテクノロジーとサービスをお届けしてまいりました。プロメガはこれからも生物学的現象の解明に役立つルシフェラーゼ生物発光試薬の開発に尽力します。

Caspase-Glo® 3/7 Assayによる発光法の感度、直線性の比較

100,000

10,000

1,000

100

10

1010.10.010.0010.0001

1

0.1

Caspase-3 U/mL

S/N

Z-DEVD-aminoluciferin 1h readZ-DEVD-Rho110 1h readZ-DEVD-AMC 1h readZ-DEVD-aminoluciferin 3h readZ-DEVD-Rho110 3h readZ-DEVD-AMC 3h read

●ルシフェラーゼ発光法の優位性

ルシフェラーゼルシフェラーゼはルシフェリンの酸化を触媒し、“光”をアウトプットする酵素です。発光に際してほとんど熱を出さずに多くのエネルギーを光に変換(=冷光)するため、人工的な発光システムに比べ検出感度が非常に高いことが分かっています。このような特性は、分子レベルの変化を効率的に発光シグナルとして伝えることができるため、微小な変化を追跡する生物学研究において最適なツールとなります。

また、ホタルルシフェラーゼ発光反応はルシフェラーゼ酵素だけでなく、ATP濃度や修飾ルシフェリンを基質とした各種酵素活性測定にも応用できるため、同一の検出法(検出装置)を用いて様々なアッセイ系を構築することができます。近年では、ホタル以外の生物から得られた発光酵素を利用したアプリケーションも次々に開発されています。

優れたアッセイパフォーマンス(高感度・広いダイナミックレンジ・低バックグラウンド)ルシフェラーゼによる発光法は非常に高感度で、発色法や蛍光法に比べ優れた感度を有しています(ホタル-ルシフェラーゼ分子の場合、10-20 molesの定量が可能)。また、蛍光法とは異なり、基質やレポータータンパク質自体からはシグナルを出さず、酵素反応が起こって初めて光を生じるためバックグラウンドがきわめて低く、高いシグナル/ノイズ比が達成されます。また、蛍光基質を用いたアッセイの場合、十分な感度を得るためには蛍光産物の蓄積に数時間を要しますが、発光基質を用いた場合は通常1時間以内で最高感度が得られます(右グラフ参照)。さらに、ルシフェラーゼを有する生物は限られているため、生体サンプルからのアッセイにも最適です。広い直線性(4~6桁以上)を有しており柔軟性のある理想的なアッセイ系を構築することができます。

In Vivo イメージングへの応用ホタルルシフェラーゼの基質であるルシフェリンやウミシイタケルシフェラーゼの基質、セレンテラジンは細胞透過性であり、動物への静脈/腹腔内注射により体内に注入することで、予め生体内(細胞内)で発現させたルシフェラーゼと反応し、発光します。赤色側の光は生体内を透過しやすいため、CCDカメラなどを用いてルシフェラーゼの発現を in vivoで容易に観察することができます。これらルシフェラーゼ基質の毒性は極めて低く、GFPのように外から励起光を当てる必要も無いため、生体へのダメージも最小限に抑えられます。

Luciferase + Luciferin + ATP → Light

イントロダクション

4

●ルシフェラーゼの優れた応用性

ホタルルシフェラーゼ反応ホタルのルシフェラーゼは分子量62kDaの単量体酵素で、反応式は以下のようになります。ルシフェラーゼはルシフェリンを酸化し、励起状態のオキシルシフェリンを生成します。このオキシルシフェリンが光子を放出しながら基底状態に遷移します。ホタルルシフェラーゼ発光に必要な、酵素、基質、ATP、(O2, Mg2+)という反応系を構成するこれらの物質は全てが発光による測定対象と成り得ます。標準的な酵素活性測定法と同様に、測定対象分子以外の反応構成成分が過剰量存在する条件下で、対象分子が含まれるサンプルを供給することにより、対象分子量に比例したシグナルを測定することができます。

①ルシフェラーゼ 検出型(ルシフェラーゼ レポーターアッセイ)

レポーター実験は、その名が示すとおり特定の実験条件の影響による細胞内現象の変化を検出可能なシグナル(ルシ

フェラーゼ発光など)に変換し、検知するための実験方法です。通常、細胞内イベントの変化に応答してレポーターの転写活性を調節する配列(例:プロモーター/エンハンサー、その他の転写因子結合配列など)をレポーター遺伝子に接続したベクターを細胞内に導入します。薬剤投与などの刺激により細胞内イベントが変化すると、それに応じてレポーター遺伝子が転写/翻訳されます。細胞内に蓄積されたレポータータンパク質は容易に定量することができます(下図参照)。ホタルルシフェラーゼはバックグラウンドが低く高感度な測定ができ、操作がシンプルであるためレポーターとして理想的です。また、翻訳後修飾をともなわずに活性を持つため、より直接的に転写活性をシグナルに変換することができます。

3897

MA

11_2

A

HO S

N S

NO S

N S

NOCOOH

+ATP+O2

Luciferase

+AMP+PPi+CO2+Light

Beetle Luciferin Oxyluciferin

Mg2+

+ + =ルシフェラーゼ ルシフェリン ATP 発光シグナル

External Stimuli

Protein-ProteinInteractions

Vital Infectionand Propagation

Light

Protein Folding

Translation

mRNA Processing

Transcriptionluc

RegulatorySequences

TranscriptionFactors

SignalTransduction

Receptor

RibozymesiRNA/Antisense RNA

<レポーター実験の例>

・遺伝子の転写や制御に関する分析

・レセプター機能や細胞内シグナリングの研究

・タンパク質の折り畳みや代謝

・宿主細胞と病原体の相互作用

・RNAiによる遺伝子機能の抑制

・タンパク質間相互作用

ルシフェラーゼレポーターの利用

<ルシフェラーゼ検出タイプ>

・ルシフェラーゼ検出型

ベクターを導入した細胞内で発現したルシフェ

ラーゼ酵素を測定するレポーターアッセイ

・ルシフェリン検出型

化学合成した修飾ルシフェリンの修飾基を特定酵素が認識、除去し、ルシフェリンを生成することによる酵素アッセイ

・ATP検出型

生物活性およびATPの増減に寄与する酵素(キナー

ゼ、ATPaseなど)のアッセイ

ホタルルシフェラーゼ反応式とルシフェラーゼ反応の応用模式図

ルシフェラーゼのモデル

ルシフェラーゼの分子モデルに、同酵素の全体構造および反応基質ルシフェリン(緑色)、ATP(赤色)の想定された局在を示す。

5

ウミシイタケ(Renilla reniformis)

ホタル(Photinus pyralis)

クリックビートル(Pyrophorus plagiophthalamus)

②ルシフェリン検出型ルシフェリンに修飾基を付加することによりルシフェラーゼ発光を利用した高感度な酵素活性測定が行えます。ルシフェリン修飾体は、測定対象酵素が特異的に反応する基質部位をルシフェリンに修飾したものです。目的の酵素活性により修飾基が外され、ルシフェラーゼ反応に必要なルシ

フェリン(アミノルシフェリン)が供給されると、サンプル中に含まれる酵素活性に比例した発光シグナルが生じます(右図参照)。これまでにカスパーゼやβ-ガラクトシダーゼ、P450(CYP)、DPPIV、カルパインのアッセイシステムが発売されており、その他の酵素活性測定にも応用することもできます。このルシフェリン検出系を用いたその他の酵素活性測定試薬のカスタマイズについては弊社までお問い合わせください。

③ ATP検出型ATPは生物が生存する上で不可欠なエネルギー源であり、生体反応の指標として広く利用されています。プロメガでは哺乳動物細胞およびバクテリア由来のATP測定に最適化されたシステムを構築しました。通常、細胞内のATPを測定する場合、内在性のATPaseを考慮する必要があります。

プロメガのCellTiter-Glo® 試薬などはATPaseを阻害する成分が含まれており、より厳密で感度の高いATPアッセイを行うことができます。また、キナーゼは基質にATPからリン酸基を転移させる酵素であるため、キナーゼ活性はキナーゼ反応で消費されたATP量を追跡することで定量することができます。この新しいキナーゼ測定法を採用したものが Kinase-Glo®(Plus)です。Pgp-Glo™ は同様の原理でP-グリコプロテインのATPase活性を測定します。

ウミシイタケとクリックビートルルシフェラーゼルシフェラーゼは基質や発光の波長がホタルルシフェラーゼ、ウミシイタケルシフェラーゼ、クリックビートルルシフェラーゼで異なるため、同一の反応系で複数のシグナルを区別して検出することができます(デュアルアッセイ)。

ウミシイタケルシフェラーゼは、基質がホタルルシフェラーゼの基質とは異なるため、1つのサンプルから2種類のルシフェラーゼ活性を連続して測定するデュアル-ルシフェラーゼアッセイに利用されています(Dual-Luciferase®, Dual-Glo™)。また、ライブセルアッセイ(EnduRen™,ViviRen™)やATPを必要としないウミシイタケルシフェラーゼならではの発光マルチアッセイ(エンドポイント+ライブセルアッセイ)にも利用可能です。この他にもウミシイタケルシフェラーゼやその基質セレンテラジンはBRET(Bioluminescence Resonance Energy Transfer)や、in vivoイメージング、Ca2+の検出などにも利用されています。

クリックビートルは、ホタルと同じ甲虫の仲間で、2つの器官で色の異なる発光を生じる珍しい生物です。プロメガではその遺伝子を改変し、共通の基質で異なる色の光を出す2種類のルシフェラーゼを開発しました。これにより、1つの試薬を添加すると波長の異なる2種類のシグナル(赤色 613nm、緑色 537nm)が同時に得られ、フィルターを用いて各シグナルを分離できるようになりました。

様々なルシフェリン修飾体の一例

-Galactosidase Substrate

Caspase-3/7 Substrate Caspase-9 Substrate

Calpain Substrate

Suc-LLVY Gly-Pro

DPPIV Substrate

CYP 1A2, CYP 2C8 Substrate

ATP, Mg++, O2

LightAminoluciferin

luciferin

Enzyme

Luciferase

or

Luciferase + Luciferin + ATP → Light

イントロダクション

6

●ルシフェラーゼ発光技術の進歩

今日までにルシフェラーゼアッセイ試薬やルシフェラーゼ遺伝子に様々な改良が加えられ、当初に較べると飛躍的に使いやすくなりました。シンプルな操作性、発光時間の延長、遺伝子の改良によって、生物発光法の用途を広げ、アッセイの高速化・ミニチュア化、ひいてはハイスループットスクリーニングにも対応できるようになりました。

発光時間の延長従来のルシフェラーゼ発光は、Coenzyme A の添加により数分まで延長することができるようになりましたが、それでもなお減衰が比較的早いため、試薬の添加と測定操作を迅速に行う必要があります(フラッシュタイプ)。プロメガでは、発光反応を緩やかに進めるために試薬の組成を改良し、“グロー発光”と呼ばれる長時間発光型のアッセイ試薬(グロータイプ)を開発しました。試薬添加後30分~5時間は安定であるため、マルチウェルプレート(96、384および1536)の処理でも問題ありません。連続モード、バッチモードでの自動化に合わせて発光時間の異なる試薬を選択できます(Steady-Glo®、Bright-Glo™)。

安定な発光反応グロータイプのルシフェラーゼアッセイ試薬では、ハイスループットアプリケーションに対応するための改良が施されています。これらの試薬は培地を含む細胞に直接試薬を加えますが、発光レベルは血清やフェノールレッド、バッファー成分を含めた標準的な培地中でもほとんど影響を受けません。また、試薬濃度変動に伴う発光への影響も抑えられているため、分注の誤差、不完全な混和、反応液の蒸発にも安定した測定結果が得られます(右グラフ、10ページ参照)。

耐熱性ルシフェラーゼ天然のルシフェラーゼは、pHや界面活性剤により活性が低下することが知られています。プロメガはさまざまな条件下で安定に機能するルシフェラーゼを作り出すために遺伝子操作を行い、Photuris pennsylvanica 由来の耐熱性ルシフェラーゼ Ultra-Glo™ Luciferaseを開発しました。耐熱性であるだけでなく、共存物質による影響が少ないため柔軟な試薬組成、アッセイ条件にも対応します。

基質の修飾による用途の拡大ホタルルシフェラーゼの基質であるルシフェリンに修飾基を付加することにより、ホタルルシフェラーゼ以外の酵素も高感度な生物発光で定量できるようになりました。また、ウミシイタケルシフェリンの基質であるセレンテラジンに保護基を付けて、安定性を高めました。

ルシフェラーゼレポーター遺伝子の改変ルシフェラーゼ遺伝子は以下の点を改変しています。

• ペルオキシソーム標的配列の除去→ルシフェラーゼ安定性向上

• コンセンサス転写因子結合部位の除去→ルシフェラーゼの変則的な発現抑制

• 哺乳動物用のコドンへの変更→翻訳効率の向上

• 分解配列の付加→応答性の高いベクターの開発

その集大成としてルシフェラーゼレポーターベクターpGL4 Vector(ウミシイタケ、ホタル)、Chroma-Luc™ Vectorが開発されました。

®

一般的なルシフェラーゼよりも優れたUltra-Glo™Luciferaseの化学安定性

Ultra-Glo™ Luciferaseおよび一般的なホタルルシフェラーゼを0.002%SDS存在下で測定した。Ultra-Glo™ Luciferase は時間が経過しても発光値がほとんど変化しないことが示された。他の化学処理でも同様の結果が得られた。

Time (minutes)

0 50 100 150 200

1,000.00

100.00

10.00

1.00

0.10

% R

elat

ive

Lum

ines

cenc

e

without SDS

with 0.002% SDS

Common Firefly Luciferase

Time (minutes)

0 50 100 150 200

% R

elat

ive

Lum

ines

cenc

e

1,000.00

100.00

10.00

1.00

0.10

without SDS

with 0.002% SDS

Ultra-Glo™ Luciferase

グロータイプおよびフラッシュタイプの発光

3,500

3,000

2,500

2,000

1,500

1,000

500

0Bottom Top

Sample

Time(minutes)012345Re-mix

Lum

ines

cenc

e

600

500

400

300

200

100

0Bottom Top

Sample

Lum

ines

cenc

e

A. Steady-Glo® Reagent

B. Vender A

発光の勾配を発生させない Steady-Glo®

Steady-Glo®(パネルA)は他社製品(パネルB)に比べ発光の勾配が発生しにくく、再撹拌を行わなくても均一な発光が得られることを示した。

7

●柔軟なアッセイフォーマット

ゲノム解析で蓄積された情報をもとに網羅的な解析が行われるようになり、アッセイ系を構築する上でも多検体を簡便・迅速に処理(ハイスループット)できることが重要なポイントになっています。発光法は非常に高感度であるため反応当たりのボリュームを下げでも十分なシグナルが得られるためアッセイのミニチュア化が容易です。96、384、1536といったマルチプレートでのアッセイ・スクリーニングにも柔軟に対応します。また、1つのサンプルから複数のパラメーターについて解析できれば、総体的なデータ情報が増え、実験効率が向上します(ハイコンテンツスクリーニング)。プロメガのルシフェラーゼ発光試薬はこれらハイスループット/ハイコンテンツフォーマットをサポートする試薬を備えています。

ホモジニアスアッセイ試薬の添加、混和、測定といったシンプルな流れで操作できるアッセイで、分注回数やステップ数が減少することにより、人為的エラーが削減され、自動化も容易です。ホモジニアスアッセイに対応した試薬をデザインする場合、反応に必要な成分を1つにまとめたマスターミックスを作ることが理想的です。従来、細胞を用いたアッセイでは、細胞内に蓄積された測定対象分子(ルシフェラーゼなど)を遊離させるために細胞を溶解し、調製したライセートの一部をアッセイに使用していました。プロメガでは、細胞溶解剤(界面活性剤含有)と発光基質を1液にし、発光時間も延長させたルシフェラーゼアッセイ試薬を実用化しました。培地の除去・細胞の洗浄なども不要で、培地/細胞を含むウェルに試薬を直接添加することができます。また、ルシフェリン検出型、ATP検出型のアッセイ試薬に使用されるUltra-Glo™ Luciferaseは遺伝子操作により安定性を高めた改良ルシフェラーゼ酵素です。様々な化学物質に耐性を持つため柔軟な試薬組成・1液化に対応します。

マルチアッセイ1つのサンプル(細胞など)から複数のパラメータについてデータを収集できれば、より多くの情報が得られ、正確性の向上、費用の削減、スピードアップにつながります。マルチアッセイの目的として、1)複雑な細胞内イベントの中で内部標準を得ることで、目的情報のみを測定する(例:トランスフェクション効率や細胞量の補正)、2)1つのサンプルからより多くの細胞内情報を得る(アポトーシス[カスーパーゼ]とネクローシス[LDH漏出])などがあります。プロメガの試薬を用いることにより各パラメーターごとに情報を区別して収集することができます。

< マルチアッセイのタイプ >①基質要求性または光の波長(色)の異なる2つのルシフェラーゼレポーター酵素の使用(デュアルルシフェラーゼアッセイ:Dual-Luciferase®, Dual-Glo™, Chroma-Glo™ [8ページ参照])

②発光法と蛍光法の併用(例:Caspase-Glo® + Apo-ONE® [23ページ参照])

③ライブセルアッセイとエンドポイントアッセイの併用(例:EnduRen™ + CellTiter-Glo® [23ページ参照])。

ライブセルアッセイ(生細胞)レポーターアッセイ試薬の多くは細胞を溶解し、細胞内で発現したレポータータンパク質を外部に暴露するエンドポイントアッセイが主流です。この方法では細胞を溶解してしまうので1つのタイムポイントでの測定で1つのサンプルを消費してしまい、それ以降の継続的なアッセイは行えません。近年、ウミシイタケルシフェラーゼの基質に保護基を付加した、EnduRen™, ViviRen™が発売され、生細胞内で生じる発光を検出できるライブセルアッセイが可能になりました。

< ライブセルアッセイの利点 >① 測定時に細胞を溶解しないため、複数のタイムポイントで継続したアッセイが行える(→従来の経時的な実験でタイムポイントごとに用意していたサンプルが不要)

② ウミシイタケルシフェラーゼアッセイ後も、細胞は生きているので、他の細胞内イベントを測定することができる(マルチアッセイ)

培養プレート アッセイプレート

細胞 + 培地

細胞 + 培地

培地除去 細胞洗浄 細胞溶解剤添加

試薬添加

基質液添加

測定

培養プレート

シグナル

測定

シグナル

Homogeneous Assay

Non- Homogeneous Assay (従来のアッセイ方法)

<1液化のメリット>

①スピードアップ

②分注エラーの削減

③自動化が容易

④データの一貫性

同じサンプルセットを各タイムポイントで繰り返しアッセイ

タイムポイントごとにサンプルを準備し、細胞を溶解してアッセイ

エンドポイントアッセイよる経時的実験

EnduRen™による経時的実験

Incubate Incubate

t=1 t=2 t=3 t=1, 2, 3...

蛍光検出

発光検出

発光試薬添加

蛍光試薬添加

セルベースアッセイにおけるホモジニアスアッセイと従来法の違い

自動化による発光法/蛍光法のマルチアッセイ

EnduRenTMによるライブセルアッセイと従来のエンドポイントアッセイによる経時的実験

Luciferase + Luciferin + ATP → Light

レポーターアッセイ

8

グロータイプ

連続アッセイ:Dual-Glo™ Luciferase Assay SystemDual-Glo™ Luciferase Assay System は、ホタルおよびウミシイタケルシフェラーゼ遺伝子を導入した哺乳動物細胞から得られる2種類のルシフェラーゼ活性を、安定な発光シグナル(約2時間)として連続定量するための試薬です。シンプルなホモジニアスアッセイ方式(添加→測光)を採用しており、特に96、384プレートを用いた多検体のアッセイに最適です。Dual-Glo™ Luciferase Reagentは、培地の除去、細胞洗浄を行わずに、培地中の細胞に直接添加することができます。この試薬は、細胞を溶解するとともに、ホタルルシフェラーゼの基質を供給します。次に加えるDual-Glo™Stop & Glo® Reagentは、ホタルルシフェラーゼによる発光を瞬時に抑え、ウミシイタケルシフェラーゼの基質としても働きます。このシステムは、様々な哺乳動物細胞用の培地で機能するようにデザインされています。デュアルアッセイにより、実験用レポーターのデータを内部コントロール用レポーターのデータで補正し、実験間のバラツキを低減することができます。

製品案内

デュアル-ルシフェラーゼアッセイ

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

Chroma-Glo™ 10 ml E4910 25,000Luciferase Assay System 100 ml E4920 200,000

10×100 ml E4950 1,600,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/chromaglo.html

・10mlは96ウェルプレートの場合、100ウェル分に相当します。・バルク注文については別途お問合せください。

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

Dual-Glo™ 10 ml E2920 30,000Luciferase Assay System 100 ml E2940 240,000

10×100 ml E2980 1,920,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/dualglo.html

・10mlは96ウェルプレートの場合、130ウェル分に相当します。・バルク注文については別途お問合せください。

2ステップ Dual-Glo™ Luciferase Assay

ステップ1:培地を含む細胞にDual-Glo™ LuciferaseReagentを分注。10分後測定開始(2時間後まで測定可能)

ステップ2:Dual-Glo™ Stop & Glo® Reagentを同じプレートに分注。10分後測定開始(2時間後まで測定可能)

1ステップ Chroma-Glo™ Luciferase Assay

ステップ1:培地を含む細胞にChroma-Glo™ Reagentを分注。10分後測定開始(2時間後まで測定可能)

1種類の基質を加えるだけで2種類のレポーターを測定

補正による正確性・精度の向上または両レポーターを実験用に使用するマルチプレックスに最適。

処理量の増加

マルチプレートのバッチ処理および連続処理に適した長時間発光(発光半減期:緑>5hr, 赤>30min)。

少ないステップ数

Chroma-Luc™ Reagent 1種類を培養中の細胞に直接添加し、測定するだけ。

保存条件:–20℃

同時アッセイ:Chroma-Glo™ Luciferase Assay SystemChroma-Glo™ Luciferase Assay System は、1つのサンプルに1種類の試薬を添加することにより、同時に赤色/緑色 2種類の発光(デュアル・カラー)を生成するシステムです。各Chroma-Luc™ Luciferase により生じる2色発光のフィルタリング測定により、各レポーターを区別し、事実上同時に測定することができます。半減期が30分以上の発光シグナルを生成するホモジニアスフォーマットのChroma-Glo™ Assayは、サンプルの前処理を必要とせず、多くのプレートを処理することができます。セルベースアッセイからの情報量を増やすために、2つのレポーターを両方実験用レポーターとして利用するマルチプレックス実験にも使用することができます。(※本製品の使用には専用のフィルターが必要です)。

ホモジニアス

培地を含む細胞に試薬を加えるだけのデュアルシステム

安定なシグナル

約2時間まで測光できるので、連続・バッチモードでの多検体処理に最適

ワイドレンジ

2つのレポーターは6桁の直線性

正 確

補正により、細胞数、細胞死、トランスフェクション効率、非特異的な細胞内応答による影響を排除

保存条件:–20℃

製品案内

Lum

ines

cenc

e (R

LU/s

econ

d)Time (Minutes)

100 20 40 60 80 100 120

100

1,000

10,000

DLR™, Firefly

Dual-Glo™, Firefly

DLR™, Renilla

Dual-Glo™, Renilla

Dual-GloTMおよびDual-Luciferase® における2つのルシフェラーゼ発光シグナルの減衰比較

9

3656MB04_2A

0

20

40

60

80

100

120

0.1 1 10 100 1,000

0

20

40

60

80

100

120

0.1 1 10 100 1,000

Rela

tive

Reni

lla L

umin

esce

nce

0

20

40

60

80

100

120

[Inhibitor] (µg/ml)

[Inhibitor] (µg/ml)

Doxycycline

0.001 0.01 0.1 1

0

20

40

60

80

100

120

0.001 0.01 0.1 1

G418

G418

Rela

tive

Resp

onse

Rat

io

Doxycycline

A.

B.

フラッシュタイプ

連続アッセイ:Dual-Luciferase® Reporter Assay SystemDual-Luciferase® Reporter(DLR®)Assay Systemは、細胞ライセートなど1つのサンプルから2種類のルシフェラーゼ(ホタルおよびウミシイタケ)を短時間に連続して定量するためのシステムです。このレポーターシステムはattomole(<10-18)レベルの検出感度と優れた直線性を示します。ウミシイタケルシフェラーゼの発光値は、トランスフェクション後の遺伝子発現の測定値に対する内部コントロールとして使用し、より確実なレポーターアッセイが行えます。最初にLuciferase Assay Reagent II(LAR II)を添加して、ホタルルシフェラーゼ(実験用レポーター)のアッセイを開始します。ホタルルシフェラーゼの測定が終了した後、直ちにStop & Glo®

Reagentを同じサンプルチューブに添加します。ホタルルシフェラーゼが消光すると同時に、ウミシイタケルシフェラーゼ(内部コントロール用レポーター)が活性化されます。

製品案内

40,000

35,000

30,000

25,000

20,000

15,000

10,000

5,000

0pXP1Rsal pXB1 pXP1EcoR1

Day 1Day 2

RLU

(Fire

fly L

ucife

rase

)

A.

0.08

0.07

0.06

0.05

0.04

0.03

0.02

0.01

0pXP1Rsal pXB1 pXP1EcoR1

Day 1Day 2

Ratio

(Fire

fly /R

enill

a)

B.

100

90

80

70

60

50

40

30

20

10

0

FireflyRenilla%

RLU

C.

120

100

80

60

40

20

0

D.

0 1 2 3 4 5 0 1 2 3 4 5

% Ethanol

% R

LU

Rifampicin (mM)

FireflyRenilla

内部コントロールのウミシイタケルシフェラーゼ

優れた精度を実現

シングルウェルフォーマット

サンプルを分けて定量する必要がないため、チューブ・プレートや時間を節約

高感度

低活性プロモーター、低レベルの発現制御、低トランスフェクション効率の場合にも測定可能

保存条件:–20℃

0.10

1

10

100

1,000

10,000

100,000

1,000,000

80,600

Reporter #1

LAR II

(A)

0.28

0.0004%Residual Activity

Stop Reagent

(B)

Lum

ines

cenc

e (R

LU)

116,800

Reporter #2

Stop & GloTM

Reagent(C)

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

Dual-Luciferase® 100 回分 E1910 25,000Reporter Assay System 10×100 回分 E1960 198,000

1000 回分 E1980 187,000

プロメガ資料 www.www.promega.co.jp/lit/dualluc.html

ホタルおよびウミシイタケルシフェラーゼを用いたデュアルアッセイの実験例

段階的に部分欠失したプロモーターの活性をホタルルシフェラーゼ活性として1日目、2日目に定量した(パネルA:ホタルルシフェラーゼ活性値、パネルB:ホタルルシフェラーゼ活性値をウミシイタケルシフェラーゼ活性値で補正)。パネルC, D:大腸菌およびファージのプロモーター(tacおよびT7)をそれぞれウミシイタケルシフェラーゼレポーターおよびホタルルシフェラーゼレポーターと組合せ、エタノールおよびリファンピシリンの影響を調べた。

デュアル - ルシフェラーゼ レポーターは特異的および非特異的な細胞内反応を識別する

Tet-Offプロモーターで制御されるウミシイタケルシフェラーゼ遺伝子およびCMVプロモーターで制御されるホタルルシフェラーゼ遺伝子を、CHO細胞に一過性にトランスフェクションし、特異的阻害剤ドキシサイクリンおよび全般的阻害剤G418に暴露した。パネルA:シングル-レポーター実験(ウミシイタケルシフェラーゼのみの値)パネルB:デュアル-レポーター実験(ウミシイタケルシフェラーゼの値を、コントロールとしてのホタルルシフェラーゼ発光値で補正)。デュアル- レポーターを用いることにより、特異的、非特異的細胞内反応を識別できることが示された。

Stop&Glo® Reagent による消光効果

ホタルおよびウミシイタケルシフェラーゼベクターを2重トランスフェクションしたCHO細胞ライセートを用いた。(A) LARII(ホタルの基質を含む)の添加によるホタルルシフェラーゼの発光。(B) Stop Reagent(消光効果を示すためにStop & Glo® Reagentからウミシイタケの基質を除いたもの)によりホタルの発光はほとんど消失する。(C) Stop &Glo® Reagent(ウミシイタケの基質を含む)によりウミシイタケが発光。

Application:デュアルアッセイを利用した実験例

エンドポイントアッセイ(細胞溶解)

レポーターアッセイ

10

75%

50%

25%

0%

-25%

-50%

-75%1.5:1 1.25:1 1.0:1 1:1.25 1:1.5

Steady-Glo® Reagent

Vendor A

Rela

tive

Err

orDilution media:reagent

800

700

600

500

400

300

200

100

0

800

700

600

500

400

300

200

100

0 -90 -60 -30 0 30 60 90 -90 -60 -30 0 30 60 90

Relative Deviation (%) Relative Deviation (%)

Relative Mean: 1.0Relative Standard Deviation: 0.077

Relative Mean: 0.10Relative Standard Deviation: 0.31

Freq

uenc

y

Freq

uenc

y

Steady-Glo® Vendor A

グロータイプ

高レベル発光タイプ:Bright-Glo™ Luciferase Assay System

長時間発光タイプ:Steady-Glo® Luciferase Assay SystemBright-Glo™およびSteady-Glo® Luciferase Assay System は、ともにライセートの調製が不要なホモジニアスフォーマットのルシフェラーゼアッセイシステムで、従来のルシフェラーゼアッセイ試薬に較べ長い発光時間を特長とします。さらにそれぞれの特長として、Bright-Glo™ Systemの高い感度(Steady-Glo® の約7~8倍)、Steady-Glo® Systemの発光時間(Bright-Glo™の10倍)が挙げられます。ハイスループットスクリーニングに使用される96または384ウェルプレート用に最適化され、培地を除去したり細胞を洗浄する必要がなく、試薬を加えて1~2分以内に測光操作へ進むことができます。そのため、細胞を培養した同じマルチウェルプレートをそのまま測定できます。また、別売のGlo Lysis bufferでライセートを調製し、一部をアッセイに使用する方法も行えます(ノン-ホモジニアスアッセイ)。標準的なルシフェラーゼアッセイで、より高い感度※、利便性をお求めの方にもご利用いただけます。※プロトコール通り、試薬と同量のライセート(100µl)を用いた場合(Luciferase Assay Systemの場合、試薬100µlに対してライセート20µlを使用)。

シングル-ルシフェラーゼアッセイ

試薬の濃度変化による測定精度への影響

ホタルルシフェラーゼを96ウェルプレートに1ウェルあたり100µl分注し、Steady-Glo® 試薬と他社試薬Aを上に示されるような希釈率になるように添加した。

ホモジニアス

1種類の試薬を加えるだけ(培地の除去、細胞の洗浄、細胞の溶解が不要)

正確な定量

混合具合、蒸発、ピペッティング操作によるエラーに左右されにくいため、マルチウェルプレートにおける再現性が優れています

便 利

基質溶解液が室温で保存できるので、解凍、平衡化が不要

様々な培地に適応

RPMI, DMEM, MEM, F12などに対応し、フェノールレッドの影響も低減

保存条件:–20℃

製品案内製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

Bright-Glo™ Luciferase Assay System 10ml E2610 16,000100ml E2620 89,000

10×100ml E2650 712,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/brightglo.html

Steady-Glo® Luciferase Assay System 10ml E2510 14,000100ml E2520 79,000

10×100ml E2550 632,000Glo Lysis Buffer 100ml E2661 9,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/steadyglo.html

・10mlは96ウェルプレートの場合、100ウェル分に相当します。・バルク注文については別途お問合せください。

発光直後

Steady-Glo® Vendor A

10分後

発光の均一性における他社製品と比較

Steady-Glo® 試薬は他社試薬Aに比べ、サンプル中の溶存酸素の影響を受けませんでした。

Bright-Glo™ と Steady-Glo®の違い

光の半減期 相対感度 主な用途

Steady-Glo® 約 5時間 1倍 バッチモードBright-Glo™ 約 30分 7~8倍 連続モード

384ウェルプレートにおける定量精度の比較

ルシフェラーゼ遺伝子を安定に導入したCHO細胞で測定しました。Relative Deviationが中心(0%)付近に多く分布するほど高い精度を示します(実線はガウス分布を示す)。

11

フラッシュタイプ

ホタルルシフェラーゼアッセイ:Luciferase Assay SystemプロメガのLuciferase Assay Systemはホタルルシフェラーゼの定量を高感度、迅速に行うためのシステムです。特許を持つ試薬組成により、発光時間の延長(少なくとも数分間)とルシフェラーゼ10-20分子を検出する感度(CATアッセイの100倍)を実現しました。この試薬は標準的なノン-ホモジニアスアッセイシステムで、試薬を加える前に、ルシフェラーゼを含む細胞を溶解し、ライセートを調製します。各種細胞溶解剤については18ページを参照ください。

1 ×

10–2

0

1 ×

10–1

9

1 ×

10–1

8

1 ×

10–1

7

1 ×

10–1

6

1 ×

10–1

5

1 ×

10–1

4

1 ×

10–1

3

1 ×

10–1

2

Lum

ines

cenc

e (R

LU)

Enzyme Concentration (moles/reaction)

Matthews Buffer (MB)Renilla Luciferase Assay Reagent (RLAR)Luciferase Assay Reagent (LAR)MB Limit of DetectionRLAR Limit of DetectionLAR Limit of Detection

0.1

1

10

100

1,000

10,000

100,000

1,000,000

10,000,000

Renilla Luciferase Assay SystemとLuciferase AssaySystem(ホタル)および公表されている従来(Matthews法)の比較

製品案内

発光の増加

初期の方法と比べて10倍以上の発光強度

優れた感度と直線性

10-20 molesのルシフェラーゼを検出、酵素濃度 8桁までの直線性

便利な細胞溶解剤

Reporter Lysis Bufferを使用すれば、同じ細胞ライセートでルシフェラーゼ, CAT, β-ガラクトシダーゼの3種類のアッセイが可能

単純な操作手順

自動注入装置やあわただしい撹拌操作が不要

保存条件:–20℃(E1483のみ–70℃)

ユニーク

始めてのウミシイタケルシフェラーゼの単独アッセイキット

自己発光の低減

従来法に比べ、優れたS/N比と感度

優れた感度と直線性

10-19 mole以下のウミシイタケルシフェラーゼが検出可能で(ホタルルシフェラーゼと同等)、少なくとも7桁の直線性

保存条件:–20℃

ウミシイタケルシフェラーゼアッセイ:Renilla Luciferase AssaySystemRenilla Luciferase Assay Systemは哺乳動物細胞でウミシイタケルシフェラーゼを単独に定量するキットです。ウミシイタケルシフェラーゼはウミシイタケ(Renilla reniformis)に由来する単量体の発光酵素(36kDa)で、基質であるセレンテラジンの酸化を触媒し光を発生させます。LuciferaseAssay Systemと同様のフラッシュタイプのノン-ホモジニアスアッセイで、シグナルの半減期は2分以上です。

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

Luciferase Assay System 100回分 E1500 13,000Luciferase Assay System with Reporter Lysis Buffer 100回分 E4030 14,000Luciferase Assay Reagent, 10-Pack 1000回分 E1501 78,000Luciferase 1000 Assay System 1000回分 E4550 76,000Luciferase Assay Reagent 1000回分 E1483 76,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/lucassay.html

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

Renilla Luciferase Assay System 100回分 E2810 15,0001000回分 E2820 80,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/renilassay.html

※Dual-Luciferase® Assayには使用できません。

0

40

80

120

160

100 20 30 40 50 60

Promega Assay

Conventional Assay

Time (sec.)

Ligh

t int

ensi

ty

プロメガのシステムと従来法によるルシフェラーゼ活性測定の比較

エンドポイントアッセイ(細胞溶解)

リアルタイムアッセイ(生細胞)レポーターアッセイ

12

長時間発光タイプ:EnduRen™ Live Cell Substrate

高レベル発光タイプ:ViviRen™ Live Cell Substrate

EnduRen™ および ViviRen™ Live Cell Substrateは、生細胞の状態でウミシイタケルシフェラーゼ活性を測定することができる試薬です。標準的なルシフェラーゼレポーターアッセイは細胞溶解後に定量を行うため(エンドポイントアッセイ)、同一サンプルを用いた経時的なアッセイは不可能でした。これらの基質はセレンテラジンに保護基を付加し、酸化を受けるサイトをブロックします。この基質は細胞内に透過し、生細胞内のエステラーゼにより保護基が外れて発光が開始されるため、死細胞や溶解した細胞からシグナルは生じません。一般的な培地に溶かして使用するため、アッセイ用の試薬を後で添加する必要もありません。EnduRen™ はウミシイタケルシフェラーゼ活性を少なくとも24時間観察できます。また、野生型のセレンテラジンに較べ、最大10倍のシグナル/バックグラウンド比を示します。ViviRen™ は野生型セレンテラジンよりも3~5倍の発光レベルを示します。自家発光が極めて低く抑えられているため、セレンテラジンに比べて最大100倍のシグナル/ノイズ比を実現できます。これらの基質はマルチウェルでのリアルタイム測定が可能であるためレポーターアッセイ、RNAi、BRETなど様々な細胞分析技術に応用することができます。また、ウミシイタケルシフェラーゼ活性測定後は、細胞溶解アッセイと併用したマルチアッセイも可能です。

ライブセル-ルシフェラーゼアッセイ

生細胞内におけるEnduRen™ および ViviRen™ Live Cell Substrate の反応

Intracellularesterase

Luciferase(Renilla, Aequorin, Obelin, Gaussin)

Coelenterazine-h

N

N N

O

H

HO

Coelenteramide-h

N

N N–O

HO

EnduRen™ Live CellSubstrate

N

N N

O

O

O

OO

ViviRen™ Live CellSubstrate

N

N N

O

O

NH

H2N

2

O

O

0

2

4

6

8

10

12

0 6 12 18 24 30 36

Fold

Indu

ctio

n

Time (hours)

Isoproterenol(6M)

Forskolin(10M)

4273

MA

08_3

A

EnduRen™を用いた24時間以上のリアルタイム測定

ViviRen™ およびEnduRen™ Substrateによる発光の比較

ウミシイタケルシフェラーゼを安定に発現するCHO細胞を60µMのViviRen™ およびEnduRen™ Substrateに暴露し、2分後から発光を連続測定した。約45分後には2つのサンプルセットの発光レベルは同等になった。45~60分以上の測定を必要とするサンプルの場合は、安定した発光を長時間得るためにEnduRen™ Substrateの使用を推奨します。

4810

MA

Time (minutes)

0 10 20 30 40 50 60

Lum

ines

cenc

e (R

LU)

ViviRen™ SubstrateEnduRen™ Substrate

10

100

1,000

10,000

100,000

製品案内

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

EnduRen™ Live Cell 1プレート分(0.34mg) E6481 21,000Substrate 10プレート分(3.4mg) E6482 130,000

100プレート分(34mg) E6485 1,040,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/enduren.html

ViviRen™ Live Cell 1プレート分(0.37mg) E6491 22,000Substrate 10プレート分(3.7mg) E6492 135,000

100プレート分(37mg) E6495 1,200,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/viviren.html

・E6491はDMSO溶液として、その他の基質は凍結乾燥品として供給されます。E6481およびE6491は培地10ml(終濃度60µM)に充分量です。

・バルク注文については別途お問合せ下さい。

動的なレポーター分析が可能

テスト化合物のリアルタイム反応プロファイルを作製

連続的なアッセイ&スクリーニング

1つの細胞集団を用いた反復測定を通じて迅速に定量パラメータを得ることができ、アッセイごとに試薬を添加する必要が無い(予め培地に溶かすだけ)ので、スループットが増加

マルチアッセイ

CellTiter-Glo®などの細胞溶解をともなうアッセイ法と組み合わせて、より精度の高いアッセイが可能

高いシグナル/バックグラウンド比

発現レベルの低いレポーター検出やBRETでも信頼性のある測定が可能

保存条件:–20℃(E6491は長期保存の場合-70℃)

4946

MA

0 5 10 15 20 25 30 35 40

Time (hours post transfection)

Reni

lla lu

min

esce

nce

(% o

f non

spec

ific

nucl

eotid

e si

RNA)

0

20

40

60

80

100

120

5nM siRNA25nM siRNA

EnduRen™を用いた経時的 RNAi効果のモニタリング

13

400 450 500 550

Wave length (nm)

Ligh

t uni

ts

30000

25000

20000

15000

10000

5000

0

+ Staurosporin- Staurosporin

ルシフェラーゼ発光を利用した高感度なアッセイ系は生体分子、生体活性を定量する上で非常に強力なツールとして認知されています。ルシフェラ-ゼ反応で生じる光には生体を透過しやすい赤色側の光が含まれているため、個体を用いたin vivoイメージングにも応用されています。ルシフェラーゼ発光は生体に影響を及ぼす可能性のある励起光を必要とせず、生体内に透過する毒性の低い基質のみを必要とします。さらに、GFPによるイメージングでは励起光の届かない生体深部のイメージングもルシフェラーゼでは可能な場合があります。また、これまでウミシイタケルシフェラーゼ/セレンテラジンはバックグラウンドの高さや不安定性により敬遠されていましたが、新しく開発されたEnduRen™ およびViviRen™ はウミシイタケルシフェラーゼを利用したin vivo イメージングやBRETにも適しています。また、ホタルルシフェラーゼの基質としてエンドトキシンフリーのルシフェリン(Luciferin-EF™)もございます。

イメージング

製品案内

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

Luciferin-EF™ 25mg E6551 48,000250mg E6552 220,000

Beetle Luciferin, Potassium Salt 5mg E1601 8,00050mg E1602 52,000

250mg E1603 200,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/luciferin.html

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

Coelenterazine 250µg S2001 18,000Coelenterazine h 250µg S2011 18,000Coelenterazine-hcp 250µg P1921 80,000Coelenterazine-f 250µg P1861 32,000Coelenterazine-cp 250µg P1871 30,000Coelenterazine-fcp 250µg P1881 35,0002-Methylcoelenterazine 250µg S2031 16,000BlackLite™ Coelenterazine 250µg P1931 30,000Coelenteramine 1g P1941 150,000

・バルク注文については別途お問合せ下さい。

関連製品

ルシフェラーゼ/ルシフェリンを用いたin vivo イメージング例

※マウスの in vivoイメージは住商バイオサイエンス社の許可を得て掲載した。

NIH3T3細胞で発現したルシフェラーゼの免疫細胞学的検出

トランジェントにルシフェラーゼ遺伝子をトランスフェクションし、本抗体(20µg/ml)、anti-goat IgG-FITCで染色した。

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

Anti-Luciferase pAb 200µg G7451 25,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/antiluc.html

Application:2色発光ルシフェラーゼを用いた植物組織でのin vivoイメージング植物組織におけるクリックビートルルシフェラーゼのin vivoイメージングも報告されています。

Rieko Ogura, Naoko Matsuo, Nao Wako, Tsuneyuki Tanaka, Sachiko Ono, KazuyukiHiratsuka (2005) Multi-color luciferases as reporters for monitoring transient gene expres-sion in higher plants. Plant Biotechnology 22(2), 151 155

Application:EnduRenTMの使用例

4947

MA

0 1 2 3 4 5 6 70

10

20

30

40

B.

Time(hours after isoproterenol & RO addition)

Sign

al In

duct

ion

Renilla luciferaseNormalized luminescence

ウミシイタケルシフェラーゼおよび赤色Chroma-Luc™ルシフェラーゼによる波長の違いを利用したライブセル-デュアルアッセイ

使用したHEK293細胞には2種類のベクター(1:CREプロモーター + ウミシイタケルシフェラーゼ遺伝子、2:SV40プロモーター + 赤色 Chroma-Luc™ルシフェラーゼ遺伝子)を導入し、1µM isoproterenolおよび100µM Ro-20-1724(Calbiochem, LaJolla, CA)に対する応答をモニタリングした。各測定ではウミシイタケの発光は青色フィルター(510nm/60nm)、赤色Chroma-Luc™発光は赤色フィルター(610nmロングパス)を用いた。

EnduRen™およびEYFPを用いたBRETによるアポトーシス誘導の解析

ウミシイタケルシフェラーゼとEYFPをカスパーゼ3/7認識配列DEVDで連結した融合タンパク質を発現させ、スタウロスポリンでアポトーシスを誘導した。誘導前にはウミシイタケルシフェラーゼ発光がEYFPへ伝達され、510nmの光を生じたが、誘導後にはカスパーゼ3/7の活性化によりウミシイタケルシフェラーゼとEYFPが分断されBRETが失われた。

イメージング

マウス 昆虫 植物

レポーターアッセイ

14

ホタル&ウミシイタケ:pGL4 Luciferase Reporter VectorpGL4 Luciferase Reporter Vectorは哺乳動物細胞における最適な発現を可能にした次世代のレポーターベクターです。レポーター遺伝子 luc2(Photinus pyralis)および hRluc(Renilla reniformis)は、哺乳動物細胞でより効率的な発現が起こるようにコドンが最適化されています。レポーター遺伝子およびbla遺伝子(βラクタマーゼまたはAmpr)を含むベクターバックボーンの両方からコンセンサスな転写調節配列の多くが除かれ、変則的な転写作用によるリスクを最低限に抑えます。pGL4シリーズは、様々な構成のベクターがあり、哺乳動物細胞用の選択マーカーやレポーターの分解を促進するRapid Response™ テクノロジーも組み合わされています。

スタンダードレポーターベクター

ベクターバックボーンの改良

pGL3 Backbone

4761

MB

Cdx-2

Brn-3FOXC1

Cart-1OBF-1

AB-DGBF3

GBF1

GBF1

GBF1

Tal-1aCOMP1CDP

AC-tPbx1

PRCDP

NUDRMyT1

OBF1Elk-1

CloxPbx-1

IF1

Pax1CDP

CDP

ArntNKX3.1

AC-t

Neu1/3

Nkx2.5

RFX1TCF

v-Myb

NF-kB

SRF

E2F

PAX9RFX1

Cone-rod

HLF

Tal-1a

PAX-6 c-Myb

Gfi-1B

CDF-1

Bright

B-cell

B-cellEBV

FOXL1

CPBP

EG3

MOK-2

NFAT

RFX1

STAT5

MMC

c-Myb

MEIS1

MEIS1

C2HC1Mus

MyT1MIBP-1

v-Myb

Neu-r

Neu-r

NKX3.1

NKX3.1

c-Mybv-Myb

HOX

RFX1

TATA

Brn-2

CCAAT

CCAAT

CCAAT

CCAAT

CCAAT

CCAAT

CCAAT

POZ

E2F

ST/TA

HNF1

Brn-3

HNF 1

HNF 1

AD-bNkx2.5

GBF3GBF3

HIF-1

ATFEKLF

Musc.

GBF1

PAX6

Tax/CREB

MEIS1

X-Box

B-cell

Elk-1IRF2

FoxA2

HMX3LHX3

Neu1/3

Sox-5

HoxC-Rel

HNF1CDE HNF3

HNF4

MEIS1

Msx-1Pax2/5/8

TALE

GBF1

E4BP4

Arnt

FAST-1/Smad

WTS

STsS8Pro L

HLF

NF Y

NF-kB

MRE

MIS

POZ

HLFSF1

Tax

Lmo2

ST/TA

RP58

HLF

NUDR

NUDR

NUDR

NUDR

AC-t

Pbx1

TCF11

BACH1GBF1AD-b

FLI

Hox1.3

CREB

CREB

PARPAR

Lmo2

KLF3

Cut-like

Pax-3Pax1

Pax1

Pax1

AC-t

E2FHAND2

Gut

Ikaros2

Ikaros2B-cell

Ikaros3

HNF4

Elf-2E2FIRF-3

Barb

Gut

E2F

E2FFAST-1MEF2OBF1GBF1NRF2

B-cellTTF1

Ras

E2FELF-2

E4BP4

CREB

PAR

Neu-r Gsh-1

STAT5

STAT5

Brn-3

Elk-1

Elk-1

RP58 PARPdx1

NKX3.1

Myo

Myo

Myo

OBF1OBF1Pit1

Mamm.C

Mamm.CPAR

E4BP4Cart-1

Cart-1

E2F

My11

OBF1

v-Mar

IS

Prom L

Cdf1

E2F

Nco I

ori

BasoAD-b

Pax1Dec1

AD-bCDF-1

TALE

PL

Hox-1.3

HNF1

Avian C

Pax

NKX3.1GBF1

E4BP4

E4BP4 NKX3.1

Cart-1

Cart-1

Cart-1

Mamm C

Avian C

Pdx-1

PAR

RP58

Clox

IRF1

Nkx2.5

Tal-1aGBF3

AD-bOBF1

FOXC1

Brn-3

Cdx-2

GBF1NUDRTCF/LEF1

CDF1

AP1MIT/TFE

Runt-2

COMP1CDP

Avian CPbx1

Runt-2

Pbx-1

TEF-1pGL4 Backbone Nco I

ori

AmprAmpr

4861

MB

luc2

luc2 hPEST

hRlucCP

hRlucP

luc2P

luc2

hRluc

luc2 hCL1 hPEST

hRluc

hRluc hPEST

hRluc hCL1 hPEST

luc2CP

GeneA.

B.

Design

0

50

100

150

200

250

Time (hours)

Fold

Indu

ctio

n

luc 2CPluc 2Pluc 2

0 1 2 3 4 5 6 7

Selectable Marker

– None– Hygror

– Neor

– Puror

Luciferase Gene

– Firefly (luc2) • Rapid Response™ (–P, –CP)– Renilla (hRluc) • Rapid Response™ (–P, –CP)

UpstreamElement

– Multiple cloning region– Promoter/ response elements

4897

MB

Ampr

pGL4 Vectors

ori

SV40 latepoly(A) signal

SV40 earlyenhancer/promoter

Syntheticpoly(A)

Poly(A) signal(for background

reduction)

Bgl I/Sfi I �Acc 65 IKpn IEcoR IScc INhe IXho IEcoR V*Bgl IIBgl I/Sfi I �Hind III

� Allow single enzyme directional cloning and transfer

* New site from pGL3

製品案内

製品名 サイズ 価格(¥)

pGL4 Luciferase Reporter Vectors 20µg 58,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/pgl4.html

※各ベクターの特徴・価格については19ページをご覧ください。※ベクター購入における注意点:pGL4 Luciferase Reporter Vectorの使用は非営利組織(大学、公的研究機関など)での研究に限定します。営利組織での使用、または診断・治療を目的として使用する場合、入手手順、ライセンスプログラムについて弊社までお問合せ下さい。

極めて高いシグナル-バックグラウンド比

ホタルおよびウミシイタケルシフェラーゼの高レベル発現、低バックグラウンドを実現

変則的発現の低減

レポーター遺伝子だけでなく、ベクターバックボーンからもほとんどの転写因子結合サイトが除去され、より信頼性が向上

Rapid Response™ テクノロジー

レポーターの分解を促進させる配列により、バックグラウンドを低く抑え、迅速で反応性の高いレポーター実験が可能

容易なサブクローニング

マルチクローニング領域内の制限酵素サイトの多くが共通なので、pGL4シリーズ間、pGL3-pGL4間のサブクローニングが容易

保存条件:–20℃

pGL4のRapidResponseTM 遺伝子のデザインとホタルルシフェラーゼの不安定化による応答性の向上と最大誘導到達時間の短縮

これらのルシフェラーゼはcAMP応答配列(CRE)の応答性モニタリングに使用した。

pGL4ベクターの構造

pGL4の従来品pGL3と比較した大幅な改善

レポーター シグナル/ 比率の遺伝子 ベクター プロモーター バックグラウンド 改善

luc2 pGL4 3,100vs SV40 4.6

luc+ pGL3 670

hRluc pGL4 630vs SV40 32

phRL 20

80HSV-TK 40

2

1,100CMV 65

17

各ルシフェラーゼベクターはプロモーターを持つものと持たないものを用いて実験を行った。ベクターをCHO細胞にトランスフェクション後、24時間後に細胞を溶解し、Dual-Luciferase® Assayを用いて測定した。相対発光量はトランスフェクション効率を補正した値。この値を用いてシグナル/バックグラウンド比を算出した。

15

新しいホタルルシフェラーゼ遺伝子luc2と従来型luc+の発現レベルと転写因子結合サイトの比較

luc+

POZ

Brn2

GBF3

GBF2

E4BP4COMP1

Avian C

Pbx1

Pbx1

Pbx1

Pax-3Pbx-1

HAND2

MOK-2

MyT1

Thing1

C2H2

COMP1

PXR/RXR/CAR

NMP4

NMP4P53

P53

NUR77/Nurr1/Nor-1

C2HC

GFI1

NKX3.1

TEF-1

RFX1

SRF

NGN1/3

ATF4AREB6

NF-KB

WHP

OBF1

MEIS 1

TALE

SOX-5

c-Myb

Clox

CDF-1

B-cell

AhRNMP4

Gfl-1B

NKX3.1

MOK-2

MOK-2 RF-7

NFY

MMC PBX/MEIS1

MEIS1

GFI1

MESI1MIBP-1/RFX1

v-Myb

v-Myb

v-Myb

PAX2/5/8

c-Myb

C-Myb

c-Myb

c-Myb

v-Myb

v-Myb

Pbx1/Meis1

RFX1

TATA

Brn3

CHOP

CCAAT

CCAAT

CCAAT

VIS1

CDE/CHR

Smad4

Se-CtRNA

ST/TA

ST/TA

ST/TA

ST/TA

ST/TA

ST/TA

ST/TA

ST/TA

HNF1

SRF

SRF

GATA

MSX1/MSX-2

GBF1

GBF3

COMP1

E4BP4

Otx2

SRE

AP 2

Oct1,2

OBF1

Elk-1

Elk-1

Elk-1

FLI

FOXF2

MZF-1MAZ

ATFSRF

Sox-5

Tst-1/Oct-6CBF 3

HNF4

HNF1

HNF6MEF

PXR/CAR/RXR

Pax1

FOXF2

MIBP1

GLI-k

TCF/LEF-1

Pax-6

TALE

VIS1 HEN1

VIS1

GABP

COMP1

WHP

Pbx1/Meis1

AD-b

Pit1

CREBCREB

CREB

CREB

CREBCREB

CDE/CHR

RAR

PAR

PAR

PAR

Lmo2

SRF

Cut-like

Cut-like

Cut-like

Cut-like

Cut-like

OBF 1

Pbx-1

c-Ets-1

En-1

FAST-1/S MAD

VIS 1

Ikaros 3

POZ

Ikaros-3

VIS 1

FLI

E2F

E2

E2F

E2FE2F

E2F

E2FE2F

E2F

FAST-1/SMAD

MEF2HIF1

BPV

C-r

C-r

HEN1ZF

BRN-23

POZ

TCF/LEF-1

Brn23

Pax-3

C-Ets-1

PAR

GLI-K

Lmo2

MyT1Mt

Tst-1/Oct-6

GSh-1

Albumin D-box

E4BP4

E4BP4

CDF-1C-Abl

MyT1

Tax/CREB

OBF1

MEF Lmo2

TCF/LEF-1

luc2

v-Myb

v-Myb

LBP1c/LSF

Bel-1

c-Myb

Baso

p53

CDF1

PAX9

FKHRL1

VDR/RXR

PAX9

p53

p53

NF-kB

4766

MC

A.

B.

luc2luc+

NIH/3T37.9

CHO4.9

HEK 2934.1

HeLa11.8

1,000

10,000

100,000

1,000,000

10,000,000

Lum

ines

cenc

e(R

elat

ive

Ligh

t Uni

ts)

Fold increase for luc2–

クリックビートル:Chroma-Luc™ Reporter VectorChroma-Luc™ Vector は、6種類のべクターから構成されており、赤(CBRluc)と緑(CBG99luc または CBG68luc)の改変型クリックビートルのルシフェラーゼ遺伝子3種類があります。それぞれマルチクローニングサイト(MCS)を含むBasic VectorおよびSV40 プロモーター & エンハンサーを含むControl Vectorを揃えています。異なる発光色とは別に、3つのChroma-Luc™ 遺伝子はDNAレベルでも異なります。CBG99lucとCBRlucはDNAレベルで99%、タンパク質レベルで98%の相同性を持っており、一過性の発現アッセイを行う実験に理想的です。また、CBG68lucおよびCBRlucの場合、DNAレベルでは68.9%の相同性ですが 、タンパク質レベルでは>98%と高い相同性を維持しており、このペアは安定的な発現アッセイに適しています。※フィルター付きのルミノメーターまたはフルオロメーターが必要です(詳細についてはお問合せ下さい)。

4220

MA

06_3

A

CBRlucor

CBG68lucor

CBG99luc

Xba I

Ampr

Kpn ISac IMlu INhe ISma IXho IBgI IIHind III�

Chroma-Luc™Vector

f1 ori

ori

Sal IBamH I

Nco I

SV40 late poly(A) signal

Hpa I

Hind III*

SV40 Promoter*

SV40 Enhancer*

Synthetic poly(A)signal/transcriptional pause site(for background reduction)

� Basic Vector only

* Control Vector only

CBYG luc(野生型Yellow-Green luciferase Gene)、CBRluc、CBG99luc、CBG68luc に存在する既知転写因子結合サイト

野生型CBYGlucに存在するほとんど(>97%)の転写因子結合サイトを除去し、Chroma-Luc™ 遺伝子が作製された。野生型CBYGlucには152個の既知転写因子結合サイトが存在する。

LF-A

1

CAC

-bin

ding

pro

tein

Pit-l

aLV

cN

F-1

PEA3

TFIID

Sp1

AP-3

HNF-3

AR

F2F

YY1IU

F-1

HNF-

1

HiNF-A

E47

Pit-l

a N-O

ct-3

TBP

c-M

tb CDP

ALF1

B

H4T

F-2

TBP

NF-

3

TBP

N-Oct-3

N-Oct

-3

H4TF-2PTF1-betaCDP

NF-EIRF-1Pit-laNF-E

NF-1/L

HNF-3

HNF-3

GATA-1

GATA-1

Tsi-1

Pit-la

C/EBP alpha

GR alpha

GR

H4TF-2 c-Mybc-ETS-2

E12

NF-1

PTF1-beta

E47

Sp1c-ETS-2

c-ETS-2

Myc-CF1

NF-E

Myc-CF1

c-Myb

TBP

NF-1/L

N-Oct-3HiNF-ANF-1

GATA-1GATA-3

GATA-1

Pit-la

Pit-laGR

GR

GR c-Myb

c-Myc

TBPRad-1

LVc

CAC-binding protein

Pit-la

Pit-la

GR

LEF-1AP-3

NF-GMb

E12

Yi Sp1 PPARER

NF-1/LN-Oct-3

N-Oct-3

F2FC/EBP alpha

H4TF-2

AP-3IUF-1

HNRF

GATA-2

ARPR

NF-3

NF-1/L

C/EBP betaC/E

BP beta

C/EBP alpha

GR alp

ha

C/EBP a

lpha

Oct-R

HNF-3

AP-2

Sp1

GR

GR

YYI

TBP

TBP

CAC-binding protein

TFIID

CTF-2

CDPMEF-

2

C/EBP

alpha

C/EBP

alphaC

/EBP

-bet

aH

iNF-

ATB

PNF-

1AP

-3Sp

1 Rad-1

E12

gam

ma

CAC

1

Myc

-CF1

LVc

NF-E

CP1GR

GR

YYI

C/EBP al

pha

C-ETS

-2

C/EBP alpha

F2FGATA

-1

GATA-1

CREB

IUF-1C/EBP al

pha

Pit-la

TBP

CBYGluc

3965

MA

01_3

A

CBRluc

HES-1

TBP

3966

MA

01_3

A

CBG99luc

HES-1

AP-2

LF-A

1

IUF-1

3967

MA

01_3

A

CBG68luc HES

-1

HES-1

3968

MA

01_3

A

A.

B.

3351

ME

10,000,000

1,000,000

100,000

10,000

1,000CHO

Fold increase for hRluc–HeLa

142 326

Native (Rluc)Synthetic (hRluc)

Rela

tive

Ligh

t Uni

ts

RluchRluc

製品案内製品名 サイズ 価格(¥)

Chroma-Luc™ Reporter Vector 20µg 45,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/chromaluc.html

※各ベクターの特徴・価格については19ページをご覧ください。※ベクター購入における注意点:Chroma-LucTM Vectorの使用は非営利組織(大学、公的研究機関など)での研究に限定します。営利組織での使用、または診断・治療を目的として使用する場合、入手手順、ライセンスプログラムについて弊社までお問合せ下さい。

相同性の高い理想的なコントロールを設定

レポーター発現に及ぼす可能性のある潜在的なRNA、タンパク質レベルでの影響を最低限に抑えるために開発された高い相同性を持つ赤と緑の発光を生じるルシフェラーゼ。

変則的な転写挙動を抑えた高レベル発現

クリックビートルルシフェリン改変遺伝子は、ほとんどのコンセンサス転写因子結合サイトが除去されています。

保存条件:–20℃

新しいウミシイタケルシフェラーゼ遺伝子hRlucと従来型Rlucの発現レベルと転写因子結合サイトの比較

Chroma-LucTMベクターの構造

レポーターベクター

レポーターベクターレポーターアッセイ

16

RNAi 効果検定用ベクター:siCHECK™ VectorpsiCHECK™-1およびpsiCHECK™-2 Vectorは、RNAi 実験初期段階における最適なsiRNA配列を定量的かつ迅速に決定するためにデザインされています。標的遺伝子と融合したレポーター遺伝子の発現変化をモニタリングします。両ベクターとも第1レポーター遺伝子としてウミシイタケルシフェラーゼが利用されており、標的遺伝子はマルチクローニング領域にクローニングします。標的遺伝子に対する合成siRNAまたはin vivoで発現したshRNA(short hairpin RNA)によるRNA干渉機構が開始されると、標的遺伝子のmRNAの切断に引き続き、それと融合するウミシイタケルシフェラーゼ遺伝子のmRNAも分解されます。これに伴うウミシイタケルシフェラーゼ活性の減少を測定することにより、RNA干渉効果を検定することができます。GFPやフラッグ-タグなど、その他の融合法によるアプローチと較べ、より簡便、迅速に感度の高い定量が行えます。psiCHECK™-2Vector は、ウェル間のトランスフェクション効率を補正するため、内部標準としてのレポーター遺伝子であるホタル ルシフェラーゼ遺伝子が組込まれています。ウミシイタケおよびホタル ルシフェラーゼ活性はDual-Luciferase® Reporter Assay System(カタログ番号 E1910)で測定することができます。

アプリケーションレポーターベクター

RNAi 効果の判定におけるpsiCHECK™とウェスタン分析の相関性

HEK-293T細胞に、p53特異的または非特異的(NS)shRNAを発現するpsiLentGene™ Puromycinをステイブルにトランスフェクションした。さらに、ヒトp53 cDNAを含むpsiCHECK™-2 Vector もトランジェントにトランスフェクションした。

A.

00.5

11.5

22.5

33.5

shRNA Expressed from psiLentGene™ Vector

B.

Ratio

of R

enill

a: F

irefly

Lum

ines

cenc

e

1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6Con

trol

293

T

p53 –

Actin –

NS Clones p53 Clones

NS

1N

S 2

NS

3N

S 4

NS

5N

S 6

p53

1p5

3 2

p53

3p5

3 4

p53

5p5

3 6

CheckMate™ Mammalian Two-Hybrid Systemのポジティブコントロールにおけるタンパク質/タンパク質相互作用の概要

MyoD(1.8kb)

CMV Immediate-EarlyEnhancer/Promoter

f1 ori

neor

VP16 Fusion Protein

Id (0.7kb)

CMV Immediate-EarlyEnhancer/Promoter

SV40 EarlyEnhancer/Promoter

SV40 EarlyEnhancer/PromoterhGH

Intron for Renilla gene

Renilla luciferase

f1 ori

GAL4 Fusion Protein

GAL4 Binding Sites

luc+

f1 ori

Cotransfect mammalian cells.Incubate for 2-3 days.

Id MyoD

GAL4pG5lucVector TATA

HighLuciferase Expression

GAL4 GAL4 GAL4 GAL4 Firefly Luciferase

+

Assay firefly and Renilla luciferase activities; normalize transfection efficiency against Renilla luciferase expression

using the Dual-Luciferase® Reporter Assay System.

pBIND-IdControl Vector

pG5lucVector

pACT-MyoDControl Vector

VP16

GAL4

哺乳動物ツーハイブリットシステムベクター:CheckMate™Mammalian Two-Hybrid Systemツーハイブリットシステムはin vivoでタンパク質/タンパク質の相互作用を検出できる極めて有用な方法です。ツーハイブリットシステムは転写因子に見られるモジュールドメインを利用しています(1)。本製品には、MCS(マルチクローニングサイト)の上流に酵母のGAL4 DNA 結合ドメインを持つpBIND VectorとMCS上流にヘルペスシンプレックスウイルスのVP16活性化ドメインを持つpACT Vectorが含まれています。相互作用を起こすことが期待されるタンパク質をコードする2つの目的遺伝子をpBINDとpACTにクローニングすると、GAL4のDNA結合ドメインまたはVP16活性化ドメインとの融合タンパク質がそれぞれ発現されます。この2つの目的タンパク質が相互作用を起こすとホタルルシフェラーゼの発現が増加します。pBIND Vectorはウミシイタケルシフェラーゼを発現するので、ウェル間のトランスフェクション効率のバラツキを補正することができます。

製品案内製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

psiCHECK™-1 Vector 20 µg C8011 48,000psiCHECK™-2 Vector 20 µg C8021 55,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/sicheck.html

※ベクター購入における注意点:psiCHECK™ Vectorの使用は非営利組織(大学、公的研究機関など)での研究に限定します。営利組織での使用、または診断・治療を目的とする場合は、入手手順、ライセンスプログラムについて弊社までお問い合わせ下さい。

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

CheckMateTM 20 µg E2440 98,000Mammalian Two-Hybrid System

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/checkmate.html

定量的

ルシフェラーゼによる高感度で簡便なRNAi検定

経済的

汎用されるルミノメーターで定量でき、高価な機器は不要

選択性

生細胞または細胞溶解による測定プロトコル

迅 速

労力と時間を費やすアッセイが不要で、表現型の変化を待つ必要もありません

保存条件:–20℃

高感度な哺乳動物システム

ルシフェラーゼを利用した高感度なアッセイが可能。バラツキを補正できるデュアル-システムの採用やハイスループットスクリーニングにも応用可

短期間で定量

トランスフェクション後2日で結果が得られます(酵母のシステムは3-4日)

保存条件:–20℃

17

シングル-βガラクトシダーゼアッセイ(発光)& ベクター

グロータイプ

発光法によるβ-ガラクトシダーゼアッセイ:Beta-Glo® AssaySystemBeta-Glo® Assay Systemは哺乳動物細胞で発現したβ-ガラクトシダーゼをホモジニアス法で定量するシステムです。本製品は、96または384ウェルプレートを用いたβ-ガラクトシダーゼのハイスループット定量のために特に開発されており、数時間にわたり安定な明るい発光シグナルを発生します。Beta-Glo® Reagent添加により生じた発光シグナルは、標準的な培地を用いた場合、試薬添加後30分から4時間測定することができます。Beta-Glo® Reagent添加により、β-ガラクトシダーゼが発光基質をルシフェリンとガラクトースに分解します。生成したルシフェリンはホタル-ルシフェラーゼ反応に利用され、β-ガラクトシダーゼ量に比例した発光が起こります。1種類の試薬により細胞溶解と発光シグナルに必要な全ての成分供給が行われるため、複数のプレートを迅速、効果的に処理することができます。

1.0

0.9

0.8

0.7

0.6

0.5

0.4

0.3

0.2

0.1

0

0.29 0.43 0.87 0.88

30分 60分 30分 60分

1pg

他社試薬 G

Beta-Glo®

他社競合品とBeta-Glo®のZ' factorの比較

384ウェルプレートを用い、試薬添加後 30分および60分後に測定を行った。

製品案内

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

Beta-Glo® Assay System 10ml E4720 13,000100ml E4740 93,000

10×100ml E4780 580,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/betaglo.html

・10mlは96ウェルプレートの場合、100ウェル分に相当します。・バルク注文については別途お問合せください。

ホモジニアス

ホモジニアスフォーマット“添加→混和→測定”により手作業が削減されます。1種類の試薬を加えるだけで細胞溶解、発光反応が開始されます。

理想的なアッセイシステム

優れたZ' >0.8。

長時間発光

シグナルは4時間安定。

優れた感度と直線性

100fgのβ-ガラクトシダーゼを検出。リニアレンジは4 logs(10-13~10-9 g)。

保存条件:–20℃

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

pSV-β-Galactosidase 20µg E1081 14,000Control Vector

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/psvbgal.html

pSV-β-GalactosidaseControl Vector

(6820bp)

Ampr

ori

lac Z

EcoR I 3701

Hind III 414

BamH I 4151Sal I 4163

Pst I 4173

EcoR I 6815

SV40 Promoterand Enhancer

pSV-β-Galactosidase Control Vectorのベクターマップ

関連製品

Application:Beta-Glo® Assay Systemの応用例セディア法(Cloned Enzyme Donor Immunoassay:ホモジニアス酵素免疫測定法)はβ-ガラクトシダーゼの相補性を利用した微量検出法です。Beta-Glo® 試薬と組み合わせることによりさらに高感度なセディア法(β-ガラクトシダーゼの測定)が可能です。詳しくは下記を参照下さい。http://www.promega.com/enotes/applications/ap0064.htm

エンドポイントアッセイ & レポーターベクター

レポーターアッセイ

18

アッセイシステム

ページ 11 10 10 11 12 12 9 8 8 17

レポーター(測定対象)● ● ● ● ● ● ●

● ● ● ● ● ●

測定形式(発光タイプ)リアルタイム(長時間) �

リアルタイム(高レベル) �

エンドポイント(長時間) � � � � �

エンドポイント(高レベル) � � � � - - -

ホモジニアス � � � � �

感度 ◎ ○ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ○ △ ○

● ホタルルシフェラーゼ [遺伝子luc, luc+, luc2など] (pGL4.1 Series Vector 14ページ)

● ウミシイタケルシフェラーゼ [遺伝子Rluc, hRlucなど] (pGL4.7 Series Vector 14ページ)

● クリックビートルルシフェラーゼ(赤)[遺伝子CBRluc] (Chroma-Luc™ Vector 15ページ)

● クリックビートルルシフェラーゼ(緑) [遺伝子CBG68luc, CBG99luc] (Chroma-Luc™ Vector 15ページ)

● β-ガラクトシダーゼ [遺伝子lucZ] (pSV-β-Galactosidase Control Vector 17ページ)

Lucif

erase

Assay

System

Chroma-G

loTM

Assay

System

Steady

-Glo

® Assay

System

Dual-G

loTM

Assay

System

Dual-L

ucife

rase®

Assay

System

Endu

RenTM

Substr

ate

Renilla

Assay

System

Bright-

GloTM

Assay

System

ViviRen

TMSub

strate

関連製品

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

Glo Lysis Buffer, 1X (GLB) 100ml E2661 9,000Passive Lysis Buffer, 5X (PLB) 30ml E1941 9,000Reporter Lysis Buffer, 5X (RLB) 30ml E3971 5,000Cell Culture Lysis Reagent, 5X (CCLR) 30ml E1531 5,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/celllysis.html

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

TransFast™ Transfection Reagent 1.2mg E2431 35,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/transfast.html

トランスフェクションアシスタントwww.promega.com/transfectionasst/

発光試薬とレポーターベクターの選択ガイド

Beta-Glo

® Assay S

ystem

GLB CCLR PLB RLB

ホタルルシフェラーゼアッセイ ○ ○ ○ ○デュアルルシフェラーゼアッイ × × ○**** ×CATアッセイ ○ × ○ ○β-ガラクトシダーゼアッセイ △* △* ○ ○GUSアッセイ — ○ — —

溶解力 ○ ○ ◎ ○酵素安定性 ○ ○ ◎ —

タンパク質定量** ○ △*** ○ ○イムノアッセイ ○ (WES) ○ (ELISA,WES) ○ (ELISA,WES) ○ (ELISA,WES)能動的溶解 ○ ○ ○ ○受動的溶解 ○ ○ ○ ×泡立ち防止 — × ○ ×

*停止液として1M Tris (pH8.0)を使用した場合 — :未確認** 界面活性剤適応タンパク質定量試薬の場合 WES :ウエスタンブロッティング***水で2倍以上希釈すれば測定可能****Dual-Glo™ Luciferase Assay Systemでは推奨しません。

レポーターアッセイ関連製品レポーターアッセイを行う場合はレポーターベクターを細胞にトランスフェクションする必要があります。TransFast™ は迅速、簡便にトランスフェクションが行える優れた試薬です。NIH/3T3、CHO、293、K-562、PC12、Jurkat、Sf9など様々な細胞で効率良くDNAを導入することができ、通常1時間でトランスフェクションを行うことができます。各種細胞株でのトランスフェクション実績については、トランスフェクションアシスタントをご覧ください。また、細胞内で発現したレポータータンパク質を定量する際に使用する細胞溶解剤も各種揃えております。製品に関する詳細な情報についてはプロメガ資料をご覧ください(製品価格表下部のアドレス参照)。

細胞溶解剤選択ガイド

19

レポーターベクター選択ガイド

マルチ レポータークローニング 遺伝子 レポーター タンパク質 動物細胞

製品名 サイト プロモーター 遺伝子 分解配列 選択マーカー サイズ カタログ番号 価格(¥)

スタンダードベクター(ルシフェラーゼ & ウミシイタケルシフェラーゼ)

pGL4.10[luc2] Vector Yes No luc2 No No 20µg E6651 58,000

pGL4.11[luc2P] Vector Yes No " hPEST No 20µg E6661 58,000

pGL4.12[luc2CP] Vector Yes No " hCL1-hPEST No 20µg E6671 58,000

pGL4.13[luc2/SV40] Vector No SV40 " No No 20µg E6681 58,000

pGL4.14[luc2/Hygro] Vector Yes No " No Hygro 20µg E6691 58,000

pGL4.15[luc2P/Hygro] Vector Yes No " hPEST Hygro 20µg E6701 58,000

pGL4.16[luc2CP/Hygro] Vector Yes No " hCL1-hPEST Hygro 20µg E6711 58,000

pGL4.17[luc2/Neo]* Yes No " No Neo 20µg E6721 58,000

pGL4.18[luc2P/Neo]* Yes No " hPEST Neo 20µg E6731 58,000

pGL4.19[luc2CP/Neo]* Yes No " hCL1-hPEST Neo 20µg E6741 58,000

pGL4.20[luc2/Puro]* Yes No " No Puro 20µg E6751 58,000

pGL4.21[luc2P/Puro]* Yes No " hPEST Puro 20µg E6761 58,000

pGL4.22[luc2CP/Puro]* Yes No " hCL1-hPEST Puro 20µg E6771 58,000

pGL4.70[hRluc] Vector Yes No hRluc No No 20µg E6881 58,000

pGL4.71[hRlucP] Vector Yes No " hPEST No 20µg E6891 58,000

pGL4.72[hRlucCP] Vector Yes No " hCL1-hPEST No 20µg E6901 58,000

pGL4.73[hRluc/SV40] Vector No SV40 " No No 20µg E6911 58,000

pGL4.74[hRluc/TK] Vector No HSV-TK " No No 20µg E6921 58,000

pGL4.75[hRluc/CMV] Vector No CMV " No No 20µg E6931 58,000

pGL4.76[hRluc/Hygro] Vector Yes No " No Hygro 20µg E6941 58,000

pGL4.77[hRlucP/Hygro] Vector Yes No " hPEST Hygro 20µg E6951 58,000

pGL4.78[hRlucCP/Hygro] Vector Yes No " hCL1-hPEST Hygro 20µg E6961 58,000

pGL4.79[hRluc/Neo]* Yes No " No Neo 20µg E6971 58,000

pGL4.80[hRlucP/Neo]* Yes No " hPEST Neo 20µg E6981 58,000

pGL4.81[hRlucCP/Neo]* Yes No " hCL1-hPEST Neo 20µg E6991 58,000

pGL4.82[hRluc/Puro]* Yes No " No Puro 20µg E7501 58,000

pGL4.83[hRlucP/Puro]* Yes No " hPEST Puro 20µg E7511 58,000

pGL4.84 [hRlucCP/Puro]* Yes No " hCL1-hPEST Puro 20µg E7521 58,000

スタンダードベクター(クリックビートルルシフェラーゼ)

pCBR-Basic Vector Yes No CBRluc No No 20µg E1411 45,000

pCBR-Control Vector Yes SV40 CBRluc No No 20µg E1421 45,000

pCBG68-Basic Vector Yes No CGB68luc No No 20µg E1431 45,000

pCBG68-Control Vector Yes SV40 CGB68luc No No 20µg E1441 45,000

pCBG99-Basic Vector Yes No CGB99luc No No 20µg E1451 45,000

pCBG99-Control Vector Yes SV40 CGB99luc No No 20µg E1461 45,000

RNAi効果検定用ベクター

psiCHECKTM-1 Vector Yes SV40 hRluc No No 20µg C8011 48,000

psiCHECKTM-2 Vector Yes SV40/HSV-TK hRluc ,hluc+ No No 20µg C8021 55,000

哺乳動物ツーハイブリット用ベクター

pG5luc Vector No GAL4 Binding Sies luc+ No No 20µg E2440 98,000

pBIND Vector Yes SV40 Rluc No No 20µg

pACT Vector Yes No No No Neo 20µg

β-ガラクトシダーゼレポーターベクター

pSV-β-Galactosidase Control Vector No SV40 lacZ No No 20µg E1081 14,000

レポーター選択ガイド

* 開発中

細胞内在活性測定

20

CellTiter-Glo® Homogeneous 利点 Assay [3H]Thymidine Resazurin LDH LDH MTS MTT

15~50個の検出感度

10分で検出

ホモジニアス

Non-RI

各種細胞生存試験法との比較

哺乳動物細胞の増殖試験:CellTiter-Glo® Luminescent CellViability AssayCellTiter-Glo® Luminescent Cell Viability Assay は、代謝活性のある細胞に由来するATPを定量することで培養中の生存細胞数を測定するワン-ショットタイプの細胞増殖・毒性システムです。マルチプレートのアッセイ用にデザインされており、自動化されたハイスループットスクリーニング(HTS)にも最適です。優れた感度を示すため、発色法では困難な浮遊細胞を用いる場合に威力を発揮します。1種類の試薬を培養細胞(血清含有)に加えるだけで、培地の除去・細胞の洗浄やピペッティングは不要です。試薬を加えると細胞溶解が始まり、存在するATP量に比例した発光シグナルが生じます。このシステムで生じる発光は、半減期の長い“グロータイプ”(5時間以上)なのでインジェクターを必要とせず、連続モードあるいはバッチモードの自動化システム両方に適応します。

細胞増殖試験 & バクテリア増殖試験

細胞数と発光量の相関関係

CellTiter-Glo® Assayで測定した場合、発光量と細胞数には直接的な相関関係が認められる。

050

01,0

001,5

002,0

002,5

003,0

003,5

004,0

004,5

00

RLU

Cells/Well

0

50,000

100,000

150,000

200,000

250,000

300,000

350,000

400,000

450,000

500,000

1050 15 20 25 30 35

RLU

Cells/Well

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

3486

MA

07_1

A

CellTiter-Glo® AssayとCellTiter 96® AQueous OneSolution Assay(MTS法)を用いてL929細胞に対するTNFαの細胞毒性を384ウェルプレートで測定

0 0.488 1.95 7.8 31.2 125 500 2000

RLU × 1

03

TNF α (pg/ml)

0

10

20

30

40

50

0.45

0.65

0.85

1.05

1.25

1.45

1.65

Absorbance

CCD Image

LuminescencePlate Reader

A.

B.

AbsorbanceLuminescence

Beetle Luciferin

Oxyluciferin

CellTiter-Glo® Assayの測定原理

ホモジニアス

ワン-ショットタイプ(添加→混合→測定)なので他のATP測定システムに較べプレートのハンドリングが最小限。

迅 速

試薬添加10分後にデーターが得られます。

高感度

標準的な発色または蛍光定量法に較べ優れた感度(細胞15個[384プレート]、細胞50個[96プレート]を検出)。

安定性

発光が非常に安定(5時間以上)。

応用性

様々なマルチプレートに適応し、ルミノメーターあるいはCCDカメラで測定。

保存条件:–20℃(長期保存)

製品案内

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

CellTiter-Glo® Luminescent 10ml G7570 12,000Cell Viability Assay 10×10ml G7571 50,000

100ml G7572 45,00010×100ml G7573 330,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/celltitglo.html

・10mlは96ウェルプレートの場合、100ウェル分に相当します。・バルク注文については別途お問い合わせください。

21

細胞増殖(ATP)

バクテリアの増殖試験:BacTiter-Glo™ Microbial Cell ViabilityAssayBacTiter-Glo™ Microbial Cell Viability Assayは、ATPを定量することにより、生存する培養菌の数を測定するための発光ホモジニアス試薬です。BacTiter-Glo™ Assayは、シングルフォーマットと自動化HTSフォーマットの両方に対応するようにデザインされており、1種類の試薬(BacTiter-Glo™ Reagent)を培地中の培養菌に直接添加し、そのまま測光するだけです。このホモジニアス法(“添加-混和-測定”だけ)の採用により、菌体の洗浄や培地の除去、ピペッティング操作が不要となり、操作ステップの多い他のATP測定法で認められるピペッティングエラーを回避することができます。本試薬は特殊な耐熱性ルシフェラーゼ(Ultra-Glo™ RecombinantLuciferase)および細菌からATPを抽出する特殊な組成がベースになっています。BacTiter-Glo™ Assayでは、ルシフェラーゼ反応より“グロータイプ”の発光シグナルを生じ、光の半減期は通常約30分間(細菌、培地の種類に依存)です。本製品は様々な細菌、酵母、菌類を検出することができます。

菌数と発光シグナルの相関性

細菌株4種Escherichia coli, Staphylococcus aureus,Pseudomonas aeruginosa, Bacillus cereusをMueller HintonII(MH II)Broth、37℃で一昼夜培養した。検出限界はE.coli 約40個, S.aureus 約150個, P. aeruginosa 約70個, B.cereusare 約10個。

4608

MA

1Limit of detection

10102

103

104

105

106

107 E. coliS. aureusP. aeruginosaB. cereus

Sign

al:N

oise

Cells/Well1 10 102 103 104 105 106 107 108

BacTiter-Glo™ Assayおよび吸光度測定法を用いた細菌の増殖曲線の比較

E.coli 菌株を Mueller Hinton II(MH II)Broth、37℃で一昼夜培養した。この培養液を MH II Broth 50mlで106倍希釈し37℃で振とう培養(250rpm)した。サンプルは経時的に採取し、BacTiter-Glo™ Assayで測定した。吸光度(O.D. 600)はBeckman DU650 spectrophotometerを用いて測定した。サンプルは、発光シグナルで108 RLUまたはO.D. > 1.0を越えた場合にのみ希釈した。

4616

MA

10

102

103

104

105

106

107

108

109

0 5 10 15 20 25

RLU

Time (hours)

0.01

0.10

1.00

10.00

0 5 10 15 20 25

O.D.

600

Time (hours)

シンプル

“添加-混和-測定”のみの測定フォーマットは、他のATP測定法に較べ、ステップ数が少なく、菌体溶解操作やインジェクターを必要としません

迅 速

試薬の添加/混和後 約5分(菌種に依存)で測定でき、増殖性や毒性を直ちに測定することができます

高感度

約10個の細菌からでもATPを測定でき、吸光度測定法に較べ約1000倍の感度

フォーマットの選択性

様々なマルチプレートフォーマットやシングルチューブフォーマットで使用可能。シグナルの検出は、ルミノメーターまたはCCDカメラで測定可能

安定なシグナル

発光シグナルは安定で、半減期は約30分

保存条件:–20℃

製品案内製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

BacTiter-GloTM Microbial 10ml G8230 12,000Cell Viability Assay 10×10ml G8231 50,000

100ml G8232 45,00010×100ml G8233 330,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/bactitglo.html

・10mlは96ウェルプレートで100ウェル分に相当します。・バルク注文については別途お問い合わせ下さい。

BacTiter-Glo™ Assayでテストされた微生物

グラム陽性菌 グラム陰性菌 その他

Escherichia coli1 Staphylococcus aureus2 Saccharomyces cerevisiae1

Psuedomonas aeruginosa2 Enterococcus faecalis2 Candida albicans2

Enterobacter cloacae Streptococcus pneumoniae2

Flavobacterium okeanokoites Bacillus subtilis1

Haemophilus influenzae2 Bacillus cereus3

Proteus vulgaris Arthrobacter luteusSalmonella typhimuriumYersinia enterocolitica3

Francisella philomiragia3

1Model organisms2Drug discovery3Biodefense

アポトーシス細胞内在活性測定

22

哺乳動物細胞の増殖試験:Caspase-Glo® 3/7, 8, 9 Assays本製品は、カスパーゼ-3/7および8, 9活性を測定するためのホモジニアスフォーマットを採用した発光検出によるアッセイシステムです。カスパーゼ活性、ルシフェラーゼ活性、細胞溶解の全てに最適化された各試薬には、それぞれDEVD, LETD, LEHD配列を持つルシフェリン基質が含まれています。各システムに含まれるCaspase-Glo® Reagentを加えると、細胞溶解、カスパーゼによる基質の切断、ルシフェラーゼ存在下でのグロータイプ発光シグナルの生成が連続的に起こり、“添加-混和-測定”のシンプルな測定が行えます。生じた発光は各カスパーゼ活性に比例します。このアッセイでは、特殊な耐熱性ルシフェラーゼ(Ultra-Glo™ Recombinant Luciferase)と反応条件を最適化したバッファーシステムを採用しています。このバッファーシステムにより、カスパーゼアッセイのパフォーマンスが向上し、他の発光/蛍光/発色をベースとしたアッセイに較べ、化合物による影響が受けにくくなっています。Caspase-Glo® Assayは、精製酵素や培養細胞を用いたマルチウェルプレートフォーマットに合わせてデザインされています。

カスパーゼアッセイ

N

SH

S

NZ-XEXD-N COOH

-

N

S

S

NH2N COOH

Luciferase

Light

Z-XEXD- +

DEVD : Caspase-3/7

LETD : Caspase-8

LEHD : Caspase-9

10.01 0.1 1 10 100

10

100

1,000

10,000

100,000

4452

MA

A.

B.

Caspase-8 (U/ml)

Sign

al-to

-Noi

se R

atio

0.11 10 100 1,000

1

10

100

1,000

10,000

Caspase-9 (U/ml)

Sign

al-to

-Noi

se R

atio

Caspase-Glo® 8Ac-LETD-AFC

Caspase-Glo® 9Ac-LEHD-AFC

Caspase-Glo® 8、9 AssayとAFC基質を用いた従来法との比較

リコンビナントカスパーゼ-8および-9をそれぞれ10mM HEPES, pH 7.6, 0.1%Prionexで2倍段階希釈したサンプルと、Caspase-Glo® 8または9 ReagentおよびDTTを含むCaspase-Glo® Bufferで希釈したAc-LETD-AFCまたはAc-LEHD-AFC基質を各ウェルに等量添加し、1時間後に発光または蛍光シグナルを測定した。点線は検出限界を示す。

Anti-Fas Treated CellsUntreated Cells

1,600 100908070605040302010

00 100 200 300 400 500 600 700–10

1,400

1,200

1,000

800

600

400

200

00

–20010

,000

9,000

8,000

7,000

6,000

5,000

4,000

3,000

2,000

1,000

Lum

ines

cenc

e(R

LU, B

lank

Sub

tract

ed)

Cell #

Jurkat 細胞を用いた場合のCaspase-Glo® 3/7 Assayの感度

Jurkat細胞は抗-Fas mAbで4.5時間処理し、アポトーシスを誘導した。Caspase-Glo® Reagent添加1時間後に測定した。

高い感度とS/N比

発光法によるアッセイなので、感度に優れ、蛍光法で使用する際の化合物固有の蛍光による影響がなく、優れたS/N比を実現

ホモジニアス

シンプルな“添加-混和-測定”プロトコルにより、自動化が容易(サンプルと等量の試薬を1種類加えるのみ)

迅 速

通常、1時間以内に最大感度が得られるため、蛍光法のような長時間のインキュベーションが不要

長時間発光

2~3時間安定なグロータイプのシグナルによりバッチ法によるプレート処理も可能

保存条件:–20℃

製品案内

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

Caspase-Glo® 3/7 Assay 2.5ml G8090 16,00010ml G8091 60,000

100ml G8092 290,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/caspglo.html

Caspase-Glo® 8 Assay 2.5ml G8200 16,00010ml G8201 60,000

100ml G8202 290,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/caspglo8.html

Caspase-Glo® 9 Assay 2.5ml G8210 16,00010ml G8211 60,000

100ml G8212 290,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/caspglo9.html

・10mlは96ウェルプレートで100ウェル分に相当します。・バルク注文については別途お問合せください。

Caspase-Glo® Assayの測定原理

23

同じサンプルから2つ以上のデータセットを得ることは時間・コストの削減や薬剤スクリーニングに貢献します。マルチアッセイは、他のアッセイ法で得られた結果を確認するための内部標準コントロールを提供することにより、繰返し実験の必要性を低下させます。マルチアッセイを実施するには、異なるアッセイ系からのシグナルを分離できることやアッセイに要する化学反応の相性が良いこと、反応する時間や場所が分けられていることが必要です。

発光法と蛍光法を併用したマルチアッセイ発光-蛍光マルチアッセイの例として、同一サンプルから2種類のカスパーゼ活性を測定した実験系が挙げられます(右グラフ参照)。初期のアポトーシスシグナルであるカスパーゼ-8を発光シグナルとして測定し、引きつづきカスパーゼ-3/7活性を蛍光シグナルとして検出します。このマルチアッセイでは、カスパーゼ-8に特異的な発光基質とカスパーゼ-3/7に特異的な蛍光基質を単一溶液として調製し、シングルインジェクションによるホモジニアスアッセイを行っています。

レポーターアッセイと細胞増殖試験のマルチアッセイ細胞を溶解せずにウミシイタケルシフェラーゼを測定できるEnduRen™およびViviRen™は、異なるタイプのアッセイ法と組み合わせたマルチアッセイが可能です。右グラフではウミシイタケレポーターアッセイとATPベースの細胞増殖試験を併用したマルチアッセイを示しています。同じ発光法を用いたマルチアッセイでも、2番目に加えるCellTiter-Glo®

Reagentがサンプルに残存するウミシイタケルシフェラーゼ由来のシグナルおよびcoelenterazine-hの自家発光を効率的に抑えるため、ホタルとウミシイタケの2つのルシフェラーゼのシグナルを区別して検出することができます。細胞増殖試験による細胞数でデータの補正を行うことができるため、レポーター遺伝子発現に特異的な抑制作用と細胞に対する非特異的な毒性効果を見分けることができます。

Application: マルチアッセイ(アポトーシス & 細胞増殖)

4754MA

5006007008009001,0001,1001,200

1098765432106

10

14

18

22

26

TRA IL Caspase-8 Vehicle Caspase-8TRA IL Caspase-3/7 Vehicle Caspase-3/7

Casp

ase-

3/7

Activ

ity

(RFU

x 1

03 )

Duration of Drug Exposure (Hours)

Casp

ase-

8 Ac

tivity

(RLU

)5281MA

Hours After ISO/RO Induction

0

1

2

3

4

5

6

7

Lum

ines

cenc

e (E

nduR

en™

Sub

stra

te)

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

Renilla LuciferaseATP

ATP Indicator ofCell Viability

Renilla LuciferaseReporter Gene

0 1 2 3 4 5 6 7 8 Lum

ines

cenc

e (C

ellT

iter-

Glo®

Ass

ay)

プロメガのセルベースアッセイを用いたマルチアッセイの例

製品名 検出法 測定対象 併用可能なアッセイ

CellTiter-Glo® 発光 ATP EnduRenTM(ウミシイタケ発光)

(生存性) CytoTox-ONETM(蛍光)

CellTiter-Blue® 蛍光 還元能 Caspase-Glo® 3/7(発光)

(生存性) Apo-ONE® 3/7(蛍光)

CytoTox-ONETM 蛍光 LDH 放出 Caspase-Glo® 3/7(発光)

(細胞毒性) Apo-ONE® 3/7(蛍光)

Caspase-Glo® 3/7 発光 Caspase-3/7 活性 CellTiter-Blue®(蛍光)

CytoTox-ONETM(蛍光)

Caspase-Glo® 8&9 発光 カスパーゼ-8&9 活性 Apo-ONE® 3/7(蛍光)

Apo-ONE® 3/7 蛍光 カスパーゼ 3/7 活性 Caspase-Glo® 8 & 9(発光)

CellTiter-Blue®(蛍光)

CytoTox-ONETM(蛍光)

EnduRenTM(ウミシイタケ発光)

EnduRenTM 発光 ウミシイタケ CellTiter-Glo®(発光)

レポーター活性 Apo-ONE® 3/7(蛍光)※上記のマルチアッセイに関するお問い合わせは弊社までお寄せください。

関連製品

アポトーシス検出(蛍光:カスパーゼ-3/7)製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

Apo-ONE® Homogeneous 1ml G7792 6,000Caspase-3/7 10ml G7790 58,000

100ml G7791 250,000Apo-ONE® Homogeneous Caspase-3/7 Buffer 100ml G7781 166,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/apoone.html

・10mlは96ウェルプレートで100ウェル分に相当します。

細胞増殖試験(蛍光:レサズリン)製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

CellTiter-Blue® 20 ml G8080 16,000Cell Viability Assay 100 ml G8081 45,000

10×100 ml G8082 390,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/celltitblue.html

・20mlは96ウェルプレートで1000ウェル分に相当します。

細胞毒性試験(蛍光:LDH)製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

CytoTox-ONETM Homogeneous 200ウェル分 G7890 16,000Membrane Integrity Assay 1,000ウェル分 G7891 49,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/cytotoxone.html

・サイズは96ウェルプレートフォーマットの場合

保存条件:–20℃

Apo-ONE® Caspase 3/7AssayとCaspase-Glo® 8Assayを用いたマルチアッセイによる2つのプロテアーゼ活性測定

ウミシイタケルシフェラーゼレポーターアッセイとCellTiter-Glo® Assayを用いたマルチアッセイ

マルチアッセイ

キナーゼIn Vitro 酵素活性測定

24

哺乳動物細胞の増殖試験:Kinase-Glo®(Plus)LuminescentKinase AssayKinase-Glo® Luminescent Kinase Assayは、キナーゼ反応後に残存するATP量を定量することによりキナーゼ活性を測定するホモジニアスなハイスループットスクリーニング(HTS)法を提供します。Kinase-Glo® PlusAssayは従来型のKinase-Glo® Assayと同様に多様なキナーゼ/基質の組み合わせに適応しますが、このKinase-Glo® Plus Assayはより高濃度のATP(最大100µM)で使用することができます。アッセイは96または384プレートの各ウェルでキナーゼ反応溶液と等量のKinase-Glo® Plus Reagentを添加し、生じる光を測定することにより行われます。発光シグナルは各ウェル中に存在するATP量に比例し、キナーゼ活性に反比例します。

キナーゼ活性モニタリング

Beetle Luciferin Oxyluciferin

Luciferase+ATP+1/202 +AMP+CO2+PPi

+ Light

Mg2+

KinaseOPO3OH

OH COOS N

SN

Substrate Product+ ATP + ADP

4961

MA

OH OS N

SN

-

–2

Kinase-Glo® Plus Assayの測定原理

0.E+00

5.E+07

1.E+08

2.E+08

2.E+08

3.E+08

3.E+08

4.E+08

0 20 40 60 80 100 120ATP (µM)

Kianse Glo®

Kinase Glo® Plus

RL

U

Kinase-Glo®とKinase-Glo® Plus の違い

100µM ATP

Lum

ines

cenc

e (R

LU ×

108 )

0

0.4

0.8

1.2

1.6

2.0

10 60 120 180 240 300

Time (minutes)

1U/well PKANo PKA

A.

B.

C.

D.

10µM ATP, 20-minute reaction

Lum

ines

cenc

e (R

LU ×

107 )

Log10[PKI], nM

IC50 = 3.5nM

3.5

3.0

2.5

2.0

1.5

1.0–0.5 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0

100µM ATP, 60-minute reaction

Lum

ines

cenc

e (R

LU ×

108 )

Log10[PKI], nM

IC50 = 7.9nM

2.5

2.3

2.0

1.8

1.5

1.3–0.5 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0

10µM ATP, 20-minute reaction

Lum

ines

cenc

e (R

LU ×

107 )

Log10[H89], µM

IC50 = 0.06µM

3.5

3.0

2.5

2.0

1.5

1.0

0.5–4 –3 –2 –1 0 1 2

100µM ATP, 60-minute reaction

Lum

ines

cenc

e (R

LU ×

108 )

Log10[H89], µM

IC50 = 0.4µM

2.2

2.0

1.8

1.6

1.4

1.2

0.8–4 –3 –2 –1 0 1 2

1.0

ATP非拮抗阻害剤(パネルA, B, PKI)とATP拮抗阻害剤(パネルC, D, H89)のIC50の測定

PKAに対する2種類の阻害剤を用いてキナーゼアッセイを行った。PKIはATP非拮抗阻害剤、H89はATP拮抗阻害剤。阻害剤の濃度を変化させたときのIC50を測定すると、文献で報告されているIC50の値(PKI 3nM, H-89 0.04µM [10µM ATPの場合] とほぼ一致していた。

改良型 Kinase-Glo®

ATP濃度100µMでも使用可能でき(従来型 Kinase-Glo®は10µM)、ATP拮抗(競合)または非拮抗(非競合)を区別できます。

柔軟性

広範なキナーゼ(タンパク質、脂質、糖、アルコール)に対応

頑 健

市販のルシフェラーゼベースのATP検出試薬に比べ、ライブラリー化合物による発光への影響が低く、Z'値は0.7以上(96または384ウェルプレートフォーマット)。

ホモジニアス

全ては単一ウェル内で完了し、発光シグナルの半減期は約4~5時間

Non-RI

放射性廃棄物の処理や安全性の問題がありません。

バルク・カスタム品

柔軟に対応

保存条件:–20℃

製品案内

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

Kinase-Glo® Plus 10ml V3771 19,800Luminescent Kinase Assay 10×10ml V3772 94,000

100ml V3773 80,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/kinasegloplus.html

・10mlは96ウェルプレートの場合200ウェル分に相当します。・バルク注文については別途お問合せください。

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

Kinase-Glo® 10ml V6711 13,000Luminescent Kinase Assay 10×10ml V6712 60,000

100ml V6713 50,00010×100ml V6714 400,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/kinaseglo.html

・10mlは96ウェルプレートの場合200ウェル分に相当します。・バルク注文については別途お問合せください。

長時間発光タイプのグローシグナル

25

P450活性モニタリング:P450-Glo™ AssaysP450-Glo™ Assayは発光法を利用してシトクロムP450活性を測定するホモジニアスタイプのシステムです。このアッセイ法は、シトクロムP450活性に対する分析対象物(薬剤、新しい化合物など)の影響をテストするためにデザインされました。この発光法によるアッセイは、非常に優れた感度を有し、低いバックグラウンドシグナル、広いダイナミックレンジを示します。P450-Glo™ Assayでは、ルシフェリン誘導体であるシトクロムP450発光基質を利用し、シトクロムP450活性により変換されたルシフェリンをルシフェラーゼ発光量として示すことができます。P450-Glo™ Assayで生成する“グロータイプ”の発光シグナルは、耐熱性ルシフェラーゼと特殊なバッファーシステムを組合わせることにより実現しました。また、この特殊な成分組成は、シトクロムP450阻害剤のスクリーニングにおいて弊害となるルシフェラーゼ阻害による擬陽性を低減します。発光の半減期が2時間以上であるため、インジェクターを必要とせず、プレートのバッチ処理にも適しています。

P450-Glo™ Screening Systemは、P450-Glo™ Assayに加え、組換えヒト-シトクロムP450酵素を含む膜画分、NADPH 再生システム、反応バッファーなどが追加されたシステムです。メンブレンはバキュロウィルス感染昆虫細胞から調製されており、ヒト-シトクロムP450およびP450レダクダーゼ(加えてCYP2C9、CYP3A4およびCYP2C19にはシトクロムb5)が含まれます。また、陰性コントロールとしてシトクロムP450活性が欠損した膜画分も添付されています。

P450 活性モニタリング

ヒトおよびラットのシトクロムP450に対するP450-Glo™ substrate の選択性

P450-Glo™ Substrate Luciferin-H、Luciferin-ME、Luciferin-CEE、Luciferin-BEに対して等モル量のリコンビナントのヒト(hum)またはラット(rat)CYP450アイソフォームをアッセイした。

A. Luciferin-BE

hum

con

trol

hum

CY

P3A

4

hum

CY

P3A

5

hum

CY

P3A

7

hum

CY

P4F

12

rat c

ontro

l

rat C

YP

1A1

rat C

YP

1A2

rat C

YP

2C11

rat C

YP

2D1

rat C

YP

3A1

rat C

YP

3A2

0

90000

180000

270000

360000

450000800000

1250000

Rela

tive

Lum

ines

cent

Uni

ts

B. Luciferin-CEE

hum

con

trol

hum

CY

P1A

1

hum

CY

P1A

2

hum

CY

P1B

1

hum

CY

P3A

4

hum

CY

P3A

5

hum

CY

P3A

7

rat c

ontro

l

rat C

YP

1A1

rat C

YP

1A2

rat C

YP

3A1

0

50000

100000

150000

200000

250000

500000

1000000

1500000

Rela

tive

Lum

ines

cent

Uni

ts

C. Luciferin-H

hum

con

trol

hum

CY

P2C

8

hum

CY

P2C

9

hum

CY

P2C

18

hum

CY

P2C

19

rat c

ontro

l

rat C

YP

1A2

rat C

YP

2C6

rat C

YP

2C11

0

25000

50000

75000

100000200000

300000

400000

Rela

tive

Lum

ines

cent

Uni

ts

4744

MA

D. Luciferin-ME

hum

con

trol

hum

CY

P1A

1hu

m C

YP

1A2

hum

CY

P1B

1hu

m C

YP

2C8

hum

CY

P2C

9hu

m C

YP

3A7

hum

CY

P2J

2hu

m C

YP

4A11

hum

CY

P4F

3Bhu

m C

YP

19

rat c

ontro

lra

t CY

P1A

1ra

t CY

P1A

2ra

t CY

P2C

11ra

t CY

P2D

1ra

t CY

P3A

1

0

30000

60000

90000

120000150000

300000

Rela

tive

Lum

ines

cent

Uni

ts

発光法

高感度で蛍光を有する化合物にも干渉されません。

ホモジニアス&グロー発光

シンプルな“添加-測定”フォーマットなので短時間で行えます(発光の半減期は≧2時間)。

低い擬陽性率

特殊なルシフェラーゼ試薬により、擬陽性が最低限(擬陽性比率:P450-Glo™ <0.16%、蛍光法>5%)。

頑 健

96および384プレートでのZ'値は 0.8 以上で優れた再現性

保存条件:P450-Glo™ Asssayは-20℃(遮光)、Screening Systemは-70℃(遮光)、メンブレンの凍結/融解厳禁

製品案内

アッセイシステム(アッセイ試薬のみ)製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

P450-Glo™ CYP1A1 Assay 200ウェル分 V8751 17,0001000ウェル分 V8752 50,000

P450-Glo™ CYP1B1 Assay 200ウェル分 V8761 17,0001000ウェル分 V8762 50,000

P450-Glo™ CYP1A2 Assay 200ウェル分 V8771 17,0001000ウェル分 V8772 50,000

P450-Glo™ CYP2C8 Assay 200ウェル分 V8781 17,0001000ウェル分 V8782 50,000

P450-Glo™ CYP2C9 Assay 200ウェル分 V8791 17,0001000ウェル分 V8792 50,000

P450-Glo™ CYP3A4 Assay 200ウェル分 V8801 17,0001000ウェル分 V8802 50,000

P450-Glo™ CYP3A7 Assay 200ウェル分 V8811 17,0001000ウェル分 V8812 50,000

P450-Glo™ CYP2C19 Assay* 200ウェル分 V8881 お問合せ下さい1000ウェル分 V8882 お問合せ下さい

P450-Glo™ CYP2D6 Assay* 200ウェル分 V8891 お問合せ下さい1000ウェル分 V8892 お問合せ下さい

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/p450glo.html

スクリーニングシステム(アッセイ試薬 + スクリーニング試薬)製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

P450-Glo™ CYP1A2 Screening System 1000ウェル分 V9770 130,000P450-Glo™ CYP2C9 Screening System 1000ウェル分 V9790 130,000P450-Glo™ CYP3A4 Screening System 1000ウェル分 V9800 130,000P450-Glo™ CYP2C19 Screening System* 1000ウェル分 V9880 お問合せ下さいP450-Glo™ CYP2D6 Screening System* 1000ウェル分 V9890 お問合せ下さいNADPH Regeneration System 1000ウェル分 V9510 17,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/p450gloSCG.html

・サイズは96ウェルプレートフォーマットの場合* 開発中

構成品:

<アッセイ試薬> <スクリーニング試薬>

・Luciferin Detection Reagent ・Luciferin-Free Water・Luciferin-analog ・Potassium Phosphate・P450-GloTM Buffer ・Control Membranes・Protocol ・CYP

・Solution A (NADPH Regeneration System)

・Solution B (NADPH Regeneration System)

10,000

1,000

100

10

10.001 0.01 0.1 1 10

Sign

al-to

-Noi

se R

atio

CYP2C9, picomoles

Luciferin-HVivid® RedDBFMFC

P450-Glo™ と他社蛍光基質の感度・直線性の比較

その他の酵素

Application:生物発光を利用した各種バイオアッセイによる化合物のスクリーニング

In Vitro 酵素活性測定

26

P-グリコプロテイン活性モニタリング:Pgp-Glo™ Assay SystemPgpは、ATP依存的な薬剤排出ポンプとしての機能を持ち、多剤耐性および薬物間相互作用において重要な役割を演じています。Pgpと相互作用する化合物を、ATPase活性の促進剤または阻害剤として同定することができます。Pgpにより輸送される(基質)化合物は通常ATPaseを活性化します。Pgp-Glo™ Assayは、細胞膜画分内の組換えヒトPgpに対する化合物の影響を検出します。検出原理はホタルルシフェラーゼ発光反応のATP依存性を利用しています。まず、ATPをPgpとともにインキュベーションした後、Pgp ATPase反応を停止させます。代謝されずに残存したATPをルシフェラーゼによる発光シグナルとして検出します。Pgp ATPaseを活性化する化合物を含むサンプルからのシグナルは、未処理のサンプルに比べ著しく低下します。

P-グリコプロテイン活性モニタリング

完全なシステム

パフォーマンステストにより最適化されたプロトコルと試薬

安定した活性

長時間発光タイプのシグナルにより、多検体処理で懸念される時間経過に伴う変動はありません

低い擬陽性率

耐熱性ホタルルシフェラーゼと特殊なバッファーシステムの組み合わせにより、スクリーニング対象化合物によるルシフェラーゼ阻害による擬陽性を低減

シンプル

シンプルなプロトコルによりマルチウェルプレートを用いたハイスループットスクリーニングを可能にします

保存条件:-70℃(Recombinant Human Pgp Membranes は凍結融解5回まで安定)

製品案内

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

Pgp-Glo™ Assay System with P-glycoprotein 96ウェル分 V3601 96,000Pgp-Glo™ Assay System 192ウェル分 V3591 58,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/pgpglo.html

・サイズは96ウェルプレートフォーマットの場合

構成品:

<アッセイ試薬> <スクリーニング試薬>

・ATP Detection Buffer ・Sodium Vanadate・ATP Detection Substrate ・Verapamil・MgATP ・Pgp-GloTM Assay Buffer・Human Pgp Membranes, Recombinant(V3601にのみ添付)

Basal

TC (V

erap

amil)

0

200,000

400,000

600,000

Chan

ge in

lum

ines

cenc

e (R

LU)

Vera

pamil

0

250,000

500,000

750,000

∆RLU

basa

l

Lum

ines

cenc

e (R

LU)

RLU

TC

Na 3VO 4

NT

ベラパミルによるPgp ATPaseの活性化

100µM Na3VO4および200µM ベラパミルで処理した後、製品プロトコルに従いアッセイを行った。パネル左:サンプル+Na3VO4とNTサンプルの差(RLUbasal)は基底レベルのPgpATPase活性 を示し、ベラパミル処理したサンプルとの差(RLUTC)はベラパミル処理により刺激されたATPase活性。パネル右:RLUbasalおよびRLUTCの値をプロット。TC=test compound

化合物構造に相関した阻害作用

現在、薬剤開発分野において、化合物クラスとin vitroにおけるその効果についての関連性を定量化する試みが行われています。製薬企業では特定の化学構造が様々な生物学的指標に与える影響をデータベース化しています。これらの情報は、リード最適化段階の理論的な薬剤デザインを行う上での原動力になっており、2次スクリーニングプログラムに適したアッセイ法の選択に寄与することもあります。上表はステロイドおよびカルシウムチャンネルブロッカーそれぞれ2種類ずつを10種類のバイオアッセイでスクリーニングした結果をまとめたものです。概して類似した化合物クラスは同様のプロファイルを提示しました。実際にはこのようなデータの真価は、関連性のある複数のアッセイ系(複数の細胞毒性試験など)を用いて膨大な数の構造的に類似した化合物グループを比較することによってもたらされます。マイクロアレイと同様に個々のポイントデータ自体の価値はそれほど高くありませんが、これらが集合体となって初めてin vivoでの振舞いを予測できる有用な情報となります。緑:阻害、赤:阻害作用なし/もしくは活性化(詳細についてはwww.promega.com/cnotes/cn013/cn013_03.pdf をご覧ください。) *開発中

Nicardipine Nifedipine Dexamethasone ProgesteroneKinase-Glo® Plus AssaySrc Kinase

PKA

P450-Glo™ AssayCYP2C19*

CYP1A2

CYP2C9

CYP3A4

CYP2D6*

Pgp-Glo™ Assay

CellTiter-Glo® Assay

Caspase-Glo® 3/7 Assay

5253

MA

H

H

H3C

H3COOC

N

NO2

CH2

COOCH2CH2NCH3

CH3

5254

MA

H

H

H3C

H3COOC

N

NO2

COOCH3

CH3

5255

MA

H3C CH3

OHHO

O

F H

H

CH3

OH

O52

56M

A

CH3

O

H

H H

H3C

O

27

カルパイン活性モニタリング:Calpain-Glo™ Protease AssayCalpain-Glo™ Protease Assayは、カルパイン I (µ) および II (m) の活性を測定するホモジニアスフォーマットの発光アッセイシステムです。カルパイン活性とルシフェラーゼ活性に最適化され、発光基質 Suc-LLVY-aminoluciferinを含むバッファーシステムとして供給されます。Calpain-Glo™ Reagentをテストサンプルに添加すると、カルパインにより基質が切断され、遊離したアミノルシフェリンがルシフェラーゼ反応に使用され、“グロータイプ”の発光シグナルを生じます。“添加-混和-測定”の簡便なフォーマットで、得られたシグナルはサンプル中に存在するカルパイン活性と比例します。本製品は、精製酵素を用いたアッセイ用にデザインされています。

カルパイン & DPPIV 活性モニタリング

0

1

10

100

1,000

10,000

100,000

1,0001001010.10.010.001

Calpain 1 (nM)

Sign

al-to

-Noi

se R

atio

Suc-LLVY-aminoluciferin; 12 minutesSuc-LLVY-aminoluciferin; 30 minutesSuc-LLVY-aminoluciferin; 60 minutesFRET substrate; 30 minutesSuc-LLVY-AMC; 60 minutes

Calpain-Glo™ Assay(発光法)と蛍光法との感度の比較

4799MA

DPPIV (ng/ml)

Gly-Pro-aminoluciferinGly-Pro-AMC

Sign

al/N

oise

0.1

1

10

100

1,000

10,000

100,000

0.0001 0.001 0.01 0.1 1

DPPIV-Glo™ Assay(発光法)と蛍光法との感度の比較

ジペプチジルペプチダーゼモニタリング:DPPIV-Glo™ ProteaseAssay SystemDPPIV-Glo™ Protease Assayは、ジペプチジルペプチダーゼ IV(DPPIV)活性を測定するために開発されたホモジニアスタイプの発光アッセイ試薬です。DPPIVは、N末端から2番目にL-プロリンまたはL-アラニンを有するポリペプチドからジペプチドを切り出すセリンプロテアーゼです。DPPIV-Glo™ Assayでは、発光基質であるDPPIV 基質 Gly-Pro-aminoluciferin およびDPPIVとルシフェラーゼ活性に最適化されたバッファーシステムが供給されます。“添加-混和-測定”のシンプル操作に従い、1種類のDPPIV-Glo™Reagentを加えるとDPPIVによる基質の切断に引き続き、 ルシフェラーゼ反応による“グロータイプ”の発光シグナルが生じます。このホモジニアスタイプアッセイで発生するシグナルは、DPPIV活性量に比例します。本製品は、精製酵素を用いたアッセイ用にデザインされています。

迅 速

ホモジニアス・酵素連動フォーマットは、特にカルパインのような急速に不活性化する酵素の測定に最適で、試薬添加後約10分で最大感度が得られるため、高活性時を逃さず測定

広いダイナミックレンジ

蛍光法に比べて最大1000倍の感度を有し、カルパイン I 濃度 4桁で直線性を示し、5pMでも検出

簡 便

ホモジニアスな“添加-混和-測定”フォーマットは自動化にも最適

保存条件:-20℃(遮光)

シンプル

“添加-混和-測定”だけのホモジニアスなプロトコルにより自動化にも容易に対応

高感度

蛍光法によるDPPIVアッセイより高感度で優れたシグナル/バックグラウンド比を得ることができます。DPPIV濃度 3桁以上の直線性を持ち、1pg/ml以下でも検出することができます

迅 速

最大のシグナルは試薬添加後 約30分で得られます(蛍光法では蛍光産物の蓄積に依存)

頑 健

Z' factorは384ウェルプレートで0.77(1ng/ml DPPIVの場合)

バッチ処理も可能

安定なシグナルが維持されるため、長時間にわたる測定が可能

保存条件:-20℃(遮光)

製品案内

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

Calpain-Glo™ Protease Assay 100ウェル分 G8501 55,000500ウェル分 G8502 225,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/calpainglo.html

・サイズは96ウェルプレートフォーマットの場合

製品案内

製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

DPPIV-Glo™ Protease Assay 100ウェル分 G8350 55,000500ウェル分 G8351 225,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/DPPIVglo.html

・サイズは96ウェルプレートフォーマットの場合

その他の酵素

ルミノメーター発光検出装置

チューブタイプ:20/20n Luminometer20/20n Luminometerは、幅広いアプリケーションに対応する非常に優れた感度と操作性を持つ新世代のルミノメーターです。特殊な回路と進化したPMT(photon-counting photomultiplier tube)により優れたS/N比を実現しました。検出限界はルシフェラーゼ約700分子で、最高レベルの感度を誇ります。直線性を示すダイナミックレンジは8桁にもおよび、発光レベルの低いサンプルから高いサンプルまで測定することができます。また、簡単に装着できる蛍光モジュール(オプション)により蛍光測定も可能になり、多機能性を発揮します。

仕 様• 検出感度:ルシフェラーゼ700分子以下(Luciferase Assay Reagent使用時)• ダイナミックレンジ:8桁以上• 検出器:フォトマルチプライヤーチューブ(PMT)• 検出波長:350~650nm(ピーク 420nm)• 寸法:高さ32.82×奥行き26.52×幅21.39cm• 重量/電力:3.65kg, 12V, 1.67A• インジェクションボリューム:25~300µl(±3µl; CV2%未満)• データ出力:100% ASCII RS-232シリアルケーブル• データ出力方法:プリンター(別売)、コンピューター(製品には含まれません)

96ウェルプレートタイプ:Veritas™ Microplate LuminometerVeritas™ Microplate Luminometerは96ウエルプレートに対応した発光測定プレートリーダーです。Turner Biosystems社が開発した超高感度フォトマルチプライヤーチューブの採用により微小発光まで検出することができます。Microsoft Excel™をベースにした使いやすいプログラムにより簡単に操作できます。測定結果はそのままExcel™に表されるため、データ整理のための変換は不要です。また、プロメガから発売されているキットの標準プロトコールがすでにインストールされています。

仕 様• 検出感度:ルシフェラーゼ3×10-21 moles(Luciferase Assay Reagent使用時)

• ダイナミックレンジ:9桁以上• ウェル間干渉:3×10-5以下• 精度:CV% 3%以下.• 検出器:高感度フォトマルチプライヤーチューブ(PMT)• 対応プレート:96ウェルプレート(その他は開発中)• 検出波長:350~650nm(ピーク 420nm)• 寸法:高さ23.5×奥行き50×幅48cm• 重量:12.7kg• 電力:100V, 0.5A• データ出力:RS-232シリアルケーブル• データ出力方法:コンピューター(製品には含まれません)

※Windows®ソフトウエアーが機能するコンピューターが別途必要(Windows® 98以上)です。

ルミノメーター

販売店プロメガ株式会社本   社 〒103-0011東京都中央区日本橋大伝馬町14-15 マツモトビル1FTel. 03-3669-7981/Fax. 03-3669-7982大阪事務所 〒532-0011大阪府大阪市淀川区西中島6-8-8 花原第8ビル704号室

Tel. 06-6390-7051/Fax. 06-6390-7052※製品の仕様、価格については 2005年10月現在のものであり予告なしに変更することがあります。 PK0510-01

テクニカルサービス ● Tel. 03-3669-7980/Fax. 03-3669-7982 ●E-Mail : [email protected]

日本語Web site:www.promega.co.jp

製品案内製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

20/20n Luminometer(本体) 1台 E5311 1,100,00020/20n Luminometer with Dual Injector(本体+デュアルインジェクター)1台 E5331 1,900,000アクセサリーThermal Serial Printer 1セット E2821 150,00020/20n Fluorescent Module, UV 1個 E5351 300,00020/20n Fluorescent Module, BLUE 1個 E5361 300,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/2020n.html

製品案内製品名 サイズ カタログ番号 価格(¥)

VeritasTM Microplate Luminometer(本体) 1セット E6501 2,500,000

VeritasTM Microplate Luminometer with Single Injector(本体+シングルインジェクター)1セット E6511 3,000,000

VeritasTM Microplate Luminometer with Dual Injector(本体+デュアルインジェクター)1セット E6521 3,500,000

プロメガ資料 www.promega.co.jp/lit/veritas.html