法律・経済・経営のゼミ仮登録に関するお知らせw3.u-ryukyu.ac.jp/keiei/keiei_2008.pdf ·...

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法律・経済・経営のゼミ仮登録に関するお知らせ

総合社会システム学科の法学専攻課程(現2年生:昼、ただし休学等で現在

2年次に在籍している夜間主の学生も対象となる)、経済学専攻課程(現2年

生:昼・夜)、経営学専攻課程(現2年生:昼・夜)の学生、及び、上記3専攻

が開講するゼミを履修希望する学生は、下記の要領にて、平成20年度のゼ

ミ(演習Ⅰ)の仮登録を行いますので必ずお集まり下さい。

法律学のゼミを履修希望する学生(現2年生)

2月19日(火) 午後6時半より 法文-215教室にて

経営学のゼミを履修希望する学生(現2年生)

2月19日(火) 午後6時半より 法文-201教室にて

経済学のゼミを履修希望する学生(現2年生)

2月19日(火) 午後6時半より 法文-202教室にて

「注意事項」

※ゼミの登録は、相互履修(昼間主の学生が夜間のゼミを履修できる。夜間主の学

生が昼間のゼミを履修できる)が認められています。

※仮登録の進め方は、仮登録責任者が推進役(先輩学生)となり、みなさんの希望(ど

のゼミに入りたいか)を確認し、必要で在れば若干の調整をした後、その結果を

各担当教員に提出します。

※仮登録できるゼミは1つだけです。ダブルブッキングしますと仮登録は、無効に

なりますので気を付けて下さい。

※なお、仮登録当日は、筆記用具を必ず持参して下さい。当日出席できない学生に

は、代理登録を認めます。

※仮登録終了後は、速やかに希望した担当教員の研究室に行って、入ゼミ可能かど

うかの確認を個別に行って下さい。なお、追加募集は2月21日以降、経営学専

攻課程のHPにてお知らせします。

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『與那原ゼミについて』 【教 員 名】:與那原 建(よなはら たつる) 【ゼミ時間】:月曜日の 3時限目(井川先生にご確認頂き訂正して下さい) 【定 員】:8名程度 【教 科 書】:伊丹敬之著『経営戦略の論理(第 3版)』日本経済新聞社 2003年。 【評 価】:ゼミに対する「貢献度」(報告内容、ディスカッションへの参加)によって

評価する。

【連 絡 先】:研究室 法-619、℡895-8240、e-mail : [email protected] URL http://hokeun.ll.u-ryukyu.ac.jp/ryudai/ll/yonahara/top.php

【ゼミ内容】

與那原ゼミでは、経営戦略に関する代表的なテキストの輪読を通じて、「高い成果につな

がる、「いい経営戦略」とはどのようなものか」という問題を考えていきたい。いい経営戦

略には「論理」があるという前提に立ち、「いい戦略とはどのような内容をもったものなの

か」、そして「なぜその内容が成功につながるのか」という論理を体系的に整理し、それを

現実の企業の具体例に照らして考えてみようというのが、本ゼミの基本的テーマである。

年間計画としては、毎週のゼミに加え、親睦会やゼミ合宿、ゼミ卒業生との交流会なども

予定している。ゼミ生諸君が「選んで良かった」、そう思える有意義なゼミにしていきたい。

【ゼミの進め方】 ゼミの進め方として、毎回、司会(コメンテーターも兼ねる)と報告者を割り当て、こ

の2人を中心にして全員でテキストの内容について検討したうえで、ディスカッションを

行う。特に、報告者は課されたテーマについて、しっかりと整理をして、その要約(レジ

ュメ)を作成し、全員に配付すること。報告者には当日のディスカッションをふまえて修

正されたレジュメを、そして司会には当日のディスカッション内容を整理した書記録を、

それぞれゼミのホームページに掲載することが求められる。なお、遅くとも、後期末まで

に演習Ⅱで取り組む研究テーマを確定しておいてもらいたい。

【履修条件と仮登録後の手続き】

「よく学び、よく遊ぶ」という本ゼミの基本方針に賛同できる者、すなわち、研究意欲

旺盛で、ゼミ単位の諸活動に積極的に参加できる学生を歓迎する。なお、與那原ゼミに仮

登録した学生は 2月 26 日(月)までに、「ゼミを希望する理由」(字数自由)を與那原研究

室(メールボックス)に提出すること。それを読ませてもらい、本登録するかどうかを判

断する。

【主な進路・就職先】

県内企業(沖縄銀行、沖縄海邦銀行、琉球銀行、大同火災海上保険、沖縄電力、日本トランス オーシャン航空(JTA)、オークス、沖縄富士通システムエンジニアリング、沖縄コンピューター販売、サイバーファーム、グランドシステム沖縄、など) 県外企業(大和証券、スズキ自動車、UNIQLO、サンウェーブ工業、電算システム開発部、

大塚商事、トラスコ中山、アイトゥアイグループなど) 公務員・教員(沖縄県庁、沖縄県警、沖縄公庫、沖縄県信用保証協会、糸満市役所、宜野

湾市役所、宜野座村役場、普通高校教員、商業高校教員など)

県内外の大学院進学

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【経営学演習Ⅰ:ゼミ・スケジュール】

[前学期]

第 1回 オリエンテーション

第2回 いい戦略とは:戦略的適合

第 3回 戦略の顧客適合①:顧客のニーズをとらえる

第4回 戦略の顧客適合②:三つのタイプの顧客ニーズ

第5回 戦略の顧客適合③:ニーズの多様性と相互作用を利用する

第 6 回 戦略の競争適合①:差別化のための競争の武器

第 7回 戦略の競争適合②:競争の武器のつくり方と使い方

第 8回 戦略の競争適合③:反撃を読み込んだ対応

第 9回 戦略の競争適合④:反撃をしにくくする戦略

第 10 回 戦略のインターフェース適合①:ビジネスシステムの有効性と差別化

第 11 回 戦略のインターフェース適合②:ビジネスシステムの効率性と波及効果

第 12 回 戦略のインターフェース適合③:戦略が技術蓄積を利用する

第 13 回 戦略のインターフェース適合④:戦略が技術を育てる

第 14 回 戦略のインターフェース適合⑤:技術が戦略をドライブする

第 15 回 戦略の内部適合:見えざる資産と情報の流れのフレームワーク

[後学期]

第 16 回 戦略の資源適合①:既存資源の有効利用

第 17 回 戦略の資源適合②:資源の効率的蓄積

第 18 回 戦略の資源適合③:戦略と資源の不均衡ダイナミズム

第 19 回 戦略の組織適合①:戦略の組織適合の三つのレベル

第 20 回 戦略の組織適合②:組織の一体化の焦点

第 21 回 戦略の組織適合③:組織の勢い

第 22 回 戦略の組織適合④:創造的緊張

第 23 回 戦略の組織適合⑤:オーバーエクステンション戦略の有効性

第 24 回 戦略の論理と発想①:差別化、集中

第 25 回 戦略の論理と発想②:タイミング、波及効果

第 26 回 戦略の論理と発想③:組織の勢い、アンバランス、組み合わせの妙

第 27 回 戦略の基本論理①:経済の論理(カネの論理)

第 28 回 戦略の基本論理②:見えざる資産の論理(情報の論理)

第 29 回 戦略の基本論理③:人間集団の論理(ヒトの論理)

第 30 回 総括・各自の研究テーマの確定

【経営学演習Ⅱの概要:4年次ゼミ】

4 年次のゼミではゼミ論文の作成指導を行う。具体的には、ゼミ生諸君にそれぞれの

研究テーマについて報告してもらい、ディスカッションを重ねることによって内容を深

め、ゼミ論文を完成させる。夏休みにはゼミ合宿を行う(3・4 年次合同)が、それま

でに論文の骨子を報告できるようにしておかねばならない。なお、完成した各自の論文

はまとめて製本し、卒業式に配付する。

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『宮国ゼミについて』

【教員名】宮国薫子(みやくに かおるこ) 【授業時間】金曜日の 3時限目 【定員】8名 【教科書】Charles R. Goeldner, J.R.Brent Richie (2006) Tourism: Principles, Practices, Philosophies. Tenth Edition. John Wiley & Sons, Inc. 【評価】課題図書の理解、司会進行の進め方、発言の積極性等を総合して評価する。 【連絡先】研究室 628-B ,電話:098-895‐8876, e-mail: [email protected] Web site: www.cc.u-ryukyu.ac.jp/~kaorukom/seminar 【授業内容】 最近、新聞で「持続的観光(サスティナブルツーリズム)」ということばが脚光をあびている。

観光を成功させるためには「持続的観光」が求められ、継続的に利益をあげることや環境に対する

配慮をすることが大切だと一般的に理解されている。また観光研究者のあいだで「持続的観光」は

経済、環境、文化、社会(共同体)等における様々な分野での持続性(サスティナビリティ)を指

しているという分析がなされている。 このゼミでは観光を体系的にまとめた英文の教科書や国内外における持続的観光のケーススタ

ディ(文献・ビデオ)を通して、観光を様々な側面から概観し、持続的観光経営(サスティナブル・ツーリズム・マネジメント)の概念について考え、また産業界ではどのように受け止められ具体的

に実施されてきているのか理解していく。また、使用した文献や学生による自主的な資料収集にも

とづいて沖縄県における観光産業やまちづくりに焦点をあてて調査し報告書を提出していただく。 このゼミでは観光という多種産業を包含する社会現象をとおして経営を学ぶので、国内外で就職、

進学を希望する学生に広く役立つであろうと思われる。 【授業の進め方】 英文の教科書(訳文なし)を輪読し討議する。毎週モデレータ(司会)とラポータ(サポート役)

を割り当てる。モデレータはレジュメを用意し論点をいくつか用意する。またラポータは討議にお

いて、議論が活性化するようモデレータのサポートをする。ゼミ生は教科書の読書と他の関連文献

を予習して毎回のゼミに参加してほしい。 県内、また国内外において予算の許す限りでゼミ合宿なども行い楽しいゼミにしていきたい。

【履修条件と仮登録後の手続き】 1. 無遅刻・無欠席を約束できること 2. 毎週のリーディング・アサインメントをこなせること(準備は少なくとも 3時間は

必要と思われる)。 3. 数多くの文献(日本文・英文)を通して議論する学習意欲のあること。

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4. 毎回のゼミで積極的に発言できること。 5. 将来に夢と希望をもち、それを実現させるために大学時代によく勉強したいという意欲の

あること。 上記の履修条件を受け入れることができ、このゼミを希望する者は、仮登録終了後、 2月19日日(火)までに自己紹介と志望動機(2000字程度)を研究室に提出あるいはメールで提出してください。

【主な進路・就職先】なし 【経営学演習 I:授業計画】

[前学期] 1. オリエンテーション・司会進行の割り当て 2. 第一章 観光とはなにか 3. 第二章 観光の歴史 4. 第三章 観光関連の仕事 5. 第四章 観光の機関 6. 第五章 交通 7. 第六章 ホスピタリティ産業と関連サービス 8. 第七章 流通業としての旅行業 9. 第八章 余暇産業 10. 第九章 観光動機 11. 第十章 文化観光と国際観光 12. 第十一章 観光の社会学 13. 第十二章 観光供給 14. 第十三章 観光需要の予測 15. 第十四章 観光の経済的効果

[後学期] 1. 第十五章 観光政策 2. 第十六章 観光計画・観光開発・社会的配慮

3. 第十七章 観光と環境 4. 第十八章 観光と観光研究 5. 第十九章 観光マーケティング 6. 第二十章 観光の未来 7. ケーススタディ1 8. ケーススタディ2 9. ケーススタディ3 10. 論文指導 11. 論文指導 12. 学生の発表 13. 学生の発表 14. 学生の発表 15. まとめ

【 経営学演習 II 】 経営学演習 IIでは演習 Iで学習した持続可能観光をもとに、前半は観光経営(マーケティング)について教科書中心にセミナーを進め、後半は各自でテーマを決めて論文を書いていただく。予定

では下記の教科書を用いる。3、4年次は合同のゼミになることもある。 Philip Kotler, John T. Bowen, James, C.Makens (2005) Marketing for Hospitality & Tourism, Fourth Edition, Prentice Hall

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『松村ゼミ』 【教 員 名】:松村健(まつむらけん) 【授業時間】:金曜日の4時限目 【定 員】:8名 【教 科 書】:『管理会計』浅田孝幸ほか2名著 『管理会計入門』浅田孝幸ほか4名著 【評 価】:出席、発言、レポートなどを総合して評価する。 【連 絡 先】:研究室:法-105 ℡090-2393-9771(石川)

【授業内容】 新聞などで「景気は順調に回復しつつある」とか「景気は回復した」という文字をよく目にするように

なった。しかし、ほんとにそうだろうか。就職状況は依然として厳しく、日々の生活も不安定のままだ。

特に最近では、ガソリンの値段が上がり生活全体に影響しはじめている。こうした状況下で、「景気が良い」

と実感できる人は何人いるだろうか。 現在我々の生活は厳しい状況にある。企業経営も厳しい環境に置かれている。このような状況下で、管

理会計は効力を発揮する。管理会計の重要な機能の1つに注意喚起的情報の提供がある。これはムダが生

じている部分を明らかにする機能である。これによって人々はムダをなくす行動を取ることができる。つ

まり、人々の行動を効率的な方向へ導くのである。このことからわかるように、厳しい環境下で生き残っ

ていくのに管理会計は不可欠のツールとなるだろう。 ゼミでは、このような厳しい経営環境の下で管理会計がどのように機能するかについて考察するととも

に、どのような意思決定を行えばよいかを検討することを主目的としている。

【授業の進め方】 ゼミ運営については、基本的には受講生の意見に沿ったかたちでの授業を予定しているが、1 つの案として、まず上記の2冊の本を輪読することによって管理会計の基礎を固め、その後興味がある実在の企業を対象に分析を行うことも考えている。具体的には、毎回誰かに報告を行ってもらい、それに基づいて質

疑・応答を行う。その後実在する企業の分析を行いそれをまとめる、ということも検討中である。

【履修条件と仮登録後の手続き】 履修条件は特に設けていないが、会計学に興味があって簿記や財務諸表論を履修済みの人が望ましい。

仮登録後は、自分の将来について考えをまとめておくことが望まれる。また、ゼミでどのようなことをし

たいか等を具体的に考えていてほしい。

【主な進路・就職先】 主な進路の希望としては、税理士、公認会計士や国税専門官といった会計にかかわる仕事から公務員や

司法書士などの仕事まで多方面にわたる。注意しておいて欲しいのは、就職や進路に関してアドバイスし

たり相談にのることはできるが、具体的に紹介することはない、ということである。

【経営学演習Ⅰ:授業計画】 先ほど述べたように2冊の本を用いて管理会計を行うことを検討中である。しかし、あくまでも受講生が自主的にゼミを運営して欲しいと考えているため、現時点では具体的な授業計画はないと考えてよい。

参考までに以下に1つの案を示しておく。

1、 オリエンテーション 2、 第1章 管理会計とは 3、 第2章 原価の諸概念 4、 第3章 短期利益計画

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5、 第4章 予算管理 6、 第5章 価格決定 7、 第6章 戦略的事業計画 8、 第7章 長期利益計画 9、 第8章 設備投資計画 10、 第9章 EVAと事業評価・管理者評価 11、 第10章 バランスト・スコアカード 12、 第11章 研究開発の管理会計 13、 第12章 経営分析 14、 第13章 事業部制における業績評価 15、 第14章 社内資本金制度と社内金利制度 16、 第15章 グループ経営 17、 第16章 アウトソーシングとシェアードサービスの管理会計 18、 第17章 国際管理会計 19、 第18章 国際財務と管理会計 20、 第19章 原価維持と標準原価計算 21、 第20章 原価改善 22、 第21章 ABCとABM 23、 第22章 サービス業の原価計算 24、 第23章 フラッシュバック・コスティングとTOC 25、 第24章 原価企画 26、 第25章 ライフサイクル・コスティングと品質原価計算 27、 第26章 ITと管理会計 28、 第27章 環境管理会計 29、 第28章 ナレッジ・マネジメントと管理会計 30 補講

【経営学演習Ⅱの概要:4年次のゼミ】 経営学演習Ⅰを継続して行うことになるが、経営学演習Ⅱでは論文作成を義務付けているため後学期は

それを行うことになる。論文のテーマについては特に制約は設けていないが、なるべく会計領域であるこ

とを希望する。参考までに、最近よく取り上げられるテーマとしてはM&Aの会計学的アプローチがある。

その他、管理会計の分野ではABC/ABMやBSCが話題となっている。いずれにしても、興味を持っ

て書くことが大事だと思う。

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知念ゼミ紹介 担当教員:知念 肇 研究室:法624 e-mail: [email protected] ゼミ精神: 弘毅(心は広く、意思は堅く) 目指す人材:目先の利益に惑わされず、日々の暮らしを大切にする人間。 ゼミ内容:SCMを中心に商業活動全般について議論する。 2007年度3年次ゼミの内容(参考) 前期:サプライチェーン・マネジメント:教科書 拙著『新時代 SCM論』白桃書房 後期: ①中国―米国間ロジスティクス(JIT) ②港湾マネジメント ③工場改革(モジュール化) ④東洋における商業 ⑤工業デザイナー ⑥セブンイレブン ⑦企業再生弁護士 ⑧ソムリエ ⑨パティシィエ 青木 ⑩勇心酒造 ⑪アート・マネジメント ⑫スポーツ・マーケティング(4年生) ⑬薬品マーケティング(社会人学生) ⑭勇心酒造(不義にして富まず) ⑮沖縄県のソフト・ウェア業界(大城氏:卒業生) 卒業生紹介

山城 秀彬 マッスル・ミュージカル

2005年ラート世界選手権大会 跳躍部門 5位、斜転部門 7位、

2006年ラート全日本選手権 跳躍部門 2位。

岩橋 俊(いわはし しゅん)昼間部調理師科長専門調理師・製菓衛生師。琉球大学

経済学部を卒業後、東京で会社勤めをするなかで一念発起。平成8年に赤堀栄養専門学校調理師科

に入学し、調理師をめざす。入学当初から旺盛な好奇心と行動力に定評があり、在学中からイタリア

ンレストランでアルバイト修行。卒業後はフレンチレストランに勤務し、料理とデザートのバリエーション

を増やす。(赤堀栄養専門学校:皇室用西仏蘭西料理)では主に製菓・製パン実習、西洋料理実習を

担当。「泡盛を活力に日々精進」がモットー。 安住アナウンサーに似ている(ただし12年前!)

様々な分野に卒業生がいることを誇りに思います。 以上

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『多賀ゼミについて』

【教 員 名】:多賀 寿史(たが ひさし) 【授業時間】:木曜日 3 時限目 【定 員】:8 名 【教 科 書】:伊藤邦雄『企業価値評価』日本経済新聞社、2007 年。 【評 価】:出席率、積極的な発言、学期末リポートで評価します。 【連 絡 先】:研究室:法-618、電話:098-895-8243、e-mail:[email protected]

【ゼミ内容】:企業価値とは何か? 最近、テレビや新聞等で「企業価値を高める経営」という言葉や「企業価値を創造する」

といった言葉を耳にすることが多い。ここにいう「企業価値」とは「企業が経済活動を営む

ことにより、どれくらい社会に対して役立っているかを貨幣額に換算した数値」と定義され、

「株式時価総額(株価に発行済株式総数を乗じたもの)」で数値化される。私が担当する演習は、ここにいう「企業価値」を評価するツール、「企業価値」を高める手段の様々な側面につ

いて、テキストの輪読・討論を通じて学習していく。企業価値評価のツールとして代表的な

ものは、財務諸表分析、経営戦略分析、会計戦略分析、証券市場分析、付加価値分析である。

したがって、企業価値評価のツールを学ぶにあたって経営学や会計学についての知識が乏し

いと理解が難しいだろう。勿論、やる気があればカバーできると思われるが…。ここにいう

企業価値の分析手法を学び、分析するにあたって必要な経営学・会計学・ファイナンスの知

識を習得してもらうことが本ゼミの当面の課題である。ところで、企業価値を高める場合、

株主価値を高めることは当然として、「株主価値の最大化のみに特化した経営をすればいい」

ということにはならないであろう。株主価値を高めるために既存株主への配当を増額するな

どして株主に利益還元することばかり考えて従業員への分配が低い企業に対して高い評価を

下せるのであろうか?この点はゼミの中で議論の題材として取り上げてみたいと考えている。

近年注目を浴びるようになってきたCSR(企業の社会的責任)についても理解を深めてもらう。企業価値を高めるには、企業の社会的価値を高めることも必要であり、それはCSRと

もつながる側面があるといえよう。

【ゼミの進め方】 ゼミは、テキストの各章ごとに分担者を決めて順番に報告してもらい、報告をもとに討論

をしながら進めていく。発表にあたった学生は、テキストをよく読みこんで用意周到に準備

してもらうことになる。当然のことではあるが、参加者は討論に当たって予めテキストをよ

んでくることが求められる。テキストの分量が多いので、4 年次の前期まで時間がかかると思われる。そこで、4 年次に実際に企業価値評価を行なってもらい、卒業論文という形でまとめることになると思う。4 年次に論文としてまとめるために必要な知識の習得の場が 3 年ゼミであると理解してほしい。企業価値評価の技法を学ぶに当たり、経営学・会計学・ファ

イナンスの知識が必要であるが、この点に関しては、参加者の理解度に応じて適宜配布資料

等で補っていく。成績評価は、ゼミの出席、適宜私から求められる提出物、ゼミへの貢献度

で総合的に判断する。

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【履修条件と仮登録後の手続き】 1. 無断欠席・無断遅刻は厳禁です。少なくとも 5 分前にはゼミ教室に入ってください。 2. 勉強量はそれなりに多いのでやる気は必要です。 3. 真面目に勉強をしていく意欲があり目的意識のある学生を優先したいと思います。 4. 積極的にゼミの行事の企画・参加できる学生を優先したいと思います。 5.ゼミの定員は 8 名です。お互いのミスマッチを避けたいので希望者と事前に話し合いを持ちたいと考えています。ゼミ希望者は仮登録前に私の研究室を訪問をしてください。事前

にメールをいただけると非常に助かります。 6. 3 年次と 4 年次は一つのセットとしてカリキュラムを考えています。2 年間一緒にゼミで取組む意志のある学生が望ましいと考えています。

【卒業生の進路】

沖縄銀行、沖縄労働金庫、沖縄コンベンションビューロー、税理士事務所、法律事務所、

沖縄県庁、公認会計士や税理士受験のための準備

【経営学演習Ⅰ:授業計画】 1.価値思考が未来を変える。 2.企業価値評価のフレームワーク 3.財務諸表から読む企業活動 4.戦略的ファンダメンタル分析 5.経営戦略分析 6.会計戦略分析 7.(ケース・スタディー)印刷業界のファンダメンタル分析 8.企業価値とバリュエーション 9.会計・財務数値と市場評価 10.資本コストとリスク評価 11.[ケース・スタディー]キャノンの企業価値評価 12.EVA・バリュエーション 14.企業価値最大化のためのM&A戦略 15.無形資産の価値評価と戦略的活用 16.TOBによる激震と翻弄 17.新たな経営モデルへの挑戦 18.真の企業価値創造に向けて 19.付加価値分析とCSR 20.総まとめ

【経営学演習Ⅱ:授業計画】 経営学演習Ⅱの基本方針は卒業論文の執筆である。既に述べたように、3 年次は企業価値評価のテキストと並行して会計学等の勉強もしていくので、企業価値評価のテキストを全部

読み終えることは難しいと思っています。そこで、4 年次の前半は 3 年次のテキストの続きを読み、テキストを読み終えた後で実際に企業価値評価の分析を行い分析の結果を卒業論文

としてまとめてもらいます。 【サブゼミ等について】

学生の希望があれば、サブゼミを実施していきます。通常のゼミは 1 時間半という限られた時間なのでどうしても時間的制約があります。そこで、通常のゼミ時間以外の時間に、学

生の興味のあるテーマで勉強会などを開催するのがサブゼミと呼ばれるものです。日商簿記

検定対策勉強会、就職対策のための企業研究・面接対策、税理士の先生や中小企業診断士の

先生その他社会で活躍している先生を呼んでの座談会、税理士・公認会計士試験前の勉強会、

県内外の企業や官公庁訪問、他大学との合同勉強会、等を学生の希望で実施していきます。

過去、日商簿記 2 級勉強会、日商簿記 1 級勉強会、京都大学、九州大学、同志社大学との勉強交流会、財務省大阪造幣局訪問、大阪証券取引所訪問を開催しています。

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08-01-08

志村ゼミについて 【教員名】志村健一

【授業時間】金曜日3時限目

【定 員】8名

【教科書】前期は特になし。資料配布。後期は相談して決めたい。

【参考書】森口繁一『Excel/Basic基礎指南』日本規格協会、1900円。

【評 価】毎回の出席率、討論内容などを総合的に評価する。

【連絡先】研究室:法文6階627室;電話:895-8238;e-mail:[email protected]

【授業内容】経営管理に関する問題を、パソコンなどを活用して、実験的、理論的に検討したいと思います。

前半は、Excelを使ったパソコン演習です。最初一般的な使い方について、勉強した後、ExcelVBAについ

て取り上げます。これはBasicというプログラミング言語を使って、色々なことをやってみようというもの

です。これについては、応用として組織学習に関する実験を行います。前半は VBA になれることを目指しま

すが、最終的には、先輩ゼミ生の残したプログラムの理解と、活用を目指します。

前半はかなり実務的な応用を行ううえで有用な要素を含んでいますが、どちらかというと理論的な部分が強い

かもしれません。そこで後半はより実践的なテーマを扱って行きたいと思っています。

後半は、もう一つのテーマである顧客満足を実現するための方法論である品質展開法などについて、実践

的に学んでゆきます。今年からは特に応用分野として沖縄の観光をテーマにして取り上げたいと思います。

しかし内容は色々な分野に適用可能であり、特にサービス産業一般に応用可能と考えております。後半部分

は皆の希望を聞いて、色々変わる可能性があります。

その他、希望者で資格の勉強会をできたらと考えています。(昨年はSPIの問題などを行いました。)

また、各人の興味によっては、①ゲーミング・シミュレーション(社会に起こる出来事をゲームを通して

体験し、理解を深めようとするものと考えて下さい)を取り上げたり、②エージェントベース・シミュレー

ション(社会に起こる出来事をコンピュータ実験を通して理解しようとするもの)を取り上げることも可能

です。SOARS というシステムを使用しますが、最初は難しいそうに見えますが、思ったより簡単に使用できるよ

うになるので、各自のアイデアで色々なことができると思います。

【ゼミの進め方】最初は講義と実習という形で進めます。

【履修条件と仮登録後の手続き】

1.履修条件特にありません。

2.仮登録後は、4月の登録手続き時に本登録を行って下さい。

【主な進路・就職先】(平成17年、18年実績)

㈱安藤証券2;㈱沖縄海邦銀行2;沖縄コカコーラ・ボトリング㈱;求人おきなわ;㈱光貴;㈱サンエー;スタ

ジオ・アリス;大同火災海上保険;テラス・ホテルズ㈱;㈱富士薬品;㈱琉球ジャスコ2;㈱レキサス2

【経営学演習Ⅰ:ゼミ予定】

1. Excel とExcelVBAについて

・Excelについて、マクロ機能を用いた演習などを通して、Excelになれることを目指します。

・ExcelVBAについて、プログラミングの基本を学びます。

・最終的には、先輩ゼミ生の残したプログラムの理解と、活用を目指します。

2. 顧客満足を目指して!

・観光産業を例として、どのようにしたらより顧客に喜んでもらえるかについて、具体的事例をもとに考え、色々

な方法論を活用して、できれば実践して結果を評価することを試みます。

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【経営学演習Ⅱの概要:4年次ゼミの進め方】

授業内容:経営管理に関する問題を、パソコンなどを活用して、実験的、理論的に検討したいと思います。

3年次で学習したことを基本として、興味を感じた課題などについて、さらに理解を深めることを目標とし

ます。また必須ではありませんが、ゼミ論の形にまとめられるようにすることも大切な演習となります。後

期は、企業との共同演習を行うことを目標とします。

評価:1.毎回の出席と討論を評価; 2.担当時の発表内容を評価

教科書:特になし。 履修条件:経営管理技法論、品質経営論を履修していることが望ましい。

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『桑原ゼミについて』

【教員名】: 桑原 浩(くわはら ひろし) 【授業時間】: 火曜日 4時限目 【定 員】: 8名 【教科書】: 複数の書籍や論文を利用する(詳しくは利用予定文献を参照) 【評 価】: 出席率、積極的な発言、レポート、発表を評価項目とする 【連絡先】: 法文棟 616研究室、電話 098-895-8235、e-mail: [email protected]

【授業内容】 本演習は、サービス分野で活用可能なリサーチ手法とデザイン(企画)手法の習得を目

的とします。ゼミ生は、各手法に関して、その概念的な理解に留まることなく、自らが実

際に再現できる技能とすることが強く求められます。まず前期では、サービス課題への分

析的な接近法として、二次データ活用法、質的調査法、量的調査法というリサーチ手法を

学びます。そして後期では、サービス課題への創造的な接近法である発想関連手法と企画

支援手法に取り組みます。各手法の学習は、手法文献の読解、事例による実習、実習レポ

ートの作成、実習結果の発表と討議という手順を基本とし、ゼミ生各自がこのすべてを体

験します。なお、実習では、観光とホスピタリティの事業に関連する事例を中心に取り上

げますので、その分野への興味や関心は学習の助けとなるでしょう。

【授業の進め方】 基本的に各手法ごとに、以下①~④の順で授業を進めていきます。 ①手法文献の輪読(事前の読解に基づいて、担当学生が解説する) ②手法の実習(実際の調査や企画をグループワークで行う) ③実習レポートの作成(書き方についての講義を受けた後、授業時間外で個人作業) ④実習結果の報告と討議(個人作業とグループワーク)

【履修条件と仮登録後の手続き】 1.すべての授業に出席したうえで、購読、実習、レポート作成の時間を確保できる学生。 文献購読とレポート作成はすべて授業時間外の課題とします。また、実習は学外 を含めて授業時間外での活動を必要とする場合があります。 2.インターネット、PCを利用しての学習に取り組むことができる学生。 3.サービス分野、観光分野、ホスピタリティ分野に強い関心のある学生。 4.当ゼミへの参加を希望する学生は、仮登録前に必ず教員と面談し、ゼミの内容が自分

自身の期待、興味、能力、将来展望に沿っているかを確認してください。e-mailで面会予約を受付けます。

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【経営学演習 I:授業計画】 前期 各回の主題 後期 各回の主題

1 回 オリエンテーション、科目登録 1 回 創造的発想法(1)

2 回 二次データ活用法(1) 2 回 創造的発想法(2)

3 回 二次データ活用法(2) 3 回 創造的発想法(3)

4 回 二次データ活用法(3) 4 回 創造的発想法(4)

5 回 質的調査法:観察手法(1) 5 回 顧客参加による企画支援手法(1)

6 回 質的調査法:観察手法(2) 6 回 顧客参加による企画支援手法(2)

7 回 質的調査法:観察手法(3) 7 回 顧客参加による企画支援手法(3)

8 回 質的調査法:インタヴュー手法(1) 8 回 顧客参加による企画支援手法(4)

9 回 質的調査法:インタヴュー手法(2) 9 回 顧客参加による企画支援手法(5)

10 回 質的調査法:インタヴュー手法(3) 10 回 ブループリンティング(1)

11 回 量的調査法:質問紙調査手法(1) 11 回 ブループリンティング(2)

12 回 量的調査法:質問紙調査手法(2) 12 回 ブループリンティング(3)

13 回 量的調査法:質問紙調査手法(3) 13 回 コンジョイント分析(1)

14 回 量的調査法:質問紙調査手法(4) 14 回 コンジョイント分析(2)

15 回 量的調査法:質問紙調査手法(5) 15 回 コンジョイント分析(3)

【利用予定文献】

教科書には、下記文献を初めとして複数の文献の一部を抜粋して利用する予定です。 A. J. Veal (2006). Research Methods for Leisure & Tourism: A Practical Guide (3rd Ed.), Prentice Hall Philip Lewis and Adrian Thornhill (2007). Research Methods for Business Students (4th Ed.), Prentice Hall 星野 匡 (2005)『発想法入門 (第3版)』日本経済新聞社 豊田 秀樹 (1998)『調査法講義』朝倉書店

【経営学演習 IIの概要:卒業研究】

経営学演習 IIでは、各自がサービスに関するプロジェクトを主体的に設計し、経験的な研究を行ったうえで卒業論文にまとめることを課題とします。研究テーマは、広くサービ

スに関係する題材であれば、基礎的・学術的あるか、応用的・実用的あるかを問いません。

ただし、プロジェクトの形式は、実験、フィールド調査、企画提案のいずれかとします。

ゼミ生は、毎週定期的に、各自のプロジェクトの進行状況を経過メモと共に教員に報告し

たうえで、適宜教員の指導を受けながらプロジェクトを進めることが求められます。卒業

後にも自身の拠り所となりうるようなプロジェクトに挑む意欲的な学生の参加を期待しま

す。

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2008年度 OSUMI Seminar:Toward Global Network Solutions

2008年度大角セミナー(水6時限開講)

URL=http://homepage3.nifty.com/osumi/ e-mail [email protected]

(注)さらに詳しい説明や連絡事項は、上記ホームページに随時掲載予定です。「大角研究室」で検索可能です。

今、あらゆる分野で「創造力」がキーワードになっています。最近では国の知的財産立国宣言を受け、「知的

財産、イノベーション、創造性、コンテンツ(映画・CG・アニメ・音楽)」などの言葉が日常の中に溶け込ん

できました。また、「勝ち組・負け組」、「下流社会」、「格差社会」等が流行語になっていますが、「創造力」の

格差こそが、個人、企業、地域社会、国の競争力や成長力に大きな影響を及ぼす時代に入っているのです。そ

して、創造力の源は、幅広く深い教養(無用の用)と柔軟な思考力にあります。当ゼミでは、狭い専門分野に

こだわらず、「創造力」をキーワードに、21世紀に求められている教養と国際コミュニケーション能力を身に

付けることを目標としています。研究室としての調査研究活動(社会的起業・環境や貧困問題・e-learningシ

ステム構築・沖縄の食を中核とした観光事業(医学部との共同研究)・バーチャル空間の社会的影響に関する共

同研究など)にも参加してもらいます。

私の関心事は、広く科学技術(発明・特許)、ビジ

ネス・モデル、芸術、映画、CG、アニメや音楽等、

人類が生み出すあらゆる創造的活動にあります。「権

利」としてそれらを保護するほうが社会全体の創造

性を高めることができるのか、「公共財(パブリッ

ク・ドメイン)」として誰にでも自由に、無料で利用

できるようにした方が良いのかについても多くの論

争があります。もし、先進国のルールのみで知的財

産が保護されると、途上国は極めて大きなハンディ

を負うばかりでなく、その国固有の、あるいは伝統

的な資源が先進国に独占されてしまうことにもなり

かねません。また、情報通信技術に代表される科学

技術の急速な進歩は、われわれに新たな創作のツー

ルを与え、個人の可能性がますます拡がっています。

このような諸問題を既存の狭い分野で議論するに

は無理があるでしょう。これらはまさに文理融合の

新領域を必要としているのです。日本では、主に、

「知財学」として取り組まれています。

既存の分野例 キーワード

経済・経営

イノベーション(革新) 知識創造

事業創造 ベンチャー 地域革新

産学官連携 ビジネス・モデル

知的財産の評価 コンテンツ

法律 知的財産権(特許・著作権等)

科学技術 発明・発見(IT・バイオ・ナノテク)

芸術・文化 創作(映画・音楽・絵画・ダンス等)

文学 創作(詩・小説・エッセイ等)

インターネットやマルチメディア、ユビキタスと

いう言葉に代表される情報通信革命によって、ネッ

トワーク市民の時代、個人の時代が到来したと言わ

れています。つまり、従来の狭い組織やコミュニテ

ィの枠を超えて、個人が企業、社会、国家に大きな

影響を及ぼすことができるようになり、同時に、情

報メディア技術の進展によって、個人の才能を開花

させることも容易になりつつあります。

今後の知識社会では、このような技術や能力が要

求されますが、他方で、今まで以上に哲学や倫理観

など、価値基盤の重要性が問われます。日本人が国

際社会で尊敬されない一因は、発言を支える哲学や

思想がないことだと言われていますが、これは恥ず

かしいことです。そこで、ゼミでは、分野を問わず、

できるだけ多様な小説、古典、エッセイや映画・音

楽、芸術などにも触れ、幅広く深い教養を身につけ

ていくことを薦めています。さらに、語学力を高め

視野を広げるために県の人材育成制度を活用した海

外留学を推奨しています。

回 講義の進め方(2007年度後期の一例)

1 テーマ説明・解説 資料等の紹介

2

3

学生自身が考えたテー

マのプレゼンテーショ

ンと質疑・スピーチ

論点の解説と要約・図解

課題整理

4 上記テーマについて、再度プレゼンテーション

□ テーマに関するフォーマルなリポート作成

(学生のテーマ例:新聞は無くなるか?:女性のキャリ

ア:ITによるインドの発展と沖縄への示唆)

□ 前期は環境問題やグローバルな問題等に関する資

料を配布し、ディスカッションを中心に進めましたが、

学生には難しいとの意見もあり、後期は学生自身にテー

マを選択してもらいました。

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2008年度 OSUMI Seminar:Toward Global Network Solutions

履修条件など

留学経験者や留学予定者、インターネットの活用

に抵抗が無い学生を歓迎します。成績は問いません。

無断欠席・遅刻は一切認めません。その他詳細は私

のホームページを参考にして下さい。(トップページ

から「講義用ホームページ」をクリックし、「Topics」

を選択すると、ゼミ募集に関する情報が掲載されて

います。)不明な点は、メール等で問い合わせてくだ

さい。なお、2月19日のゼミ仮登録の日は、午後3

時以降研究室に在室予定です。不明な点はその時に

直接訊いて下さい。研究室は文系総合研究棟四階4

08です。私が県外・海外を飛び回っていることか

ら、来年度は、e-learningシステムや遠隔講義を積

極的に活用するので、PCやインターネットは使い

こなせるよう準備しておいてください。

講義計画

2007年度は例えば以下のような資料を配布しました。配布資料詳細は私のホームページの

「BookReview」で確認できます。来年度は、iTunesや YouTube、ForaTV などの英語ビデオも教材として利用していきます。2割程度は英語教材を使いま

すが、苦手な人は翻訳サイトを利用したり、得意な

人にアドバイスしてもらいながら進めて下さい。将

来、留学や海外での活動を予定している人は

TOEIC800点以上が目標です。 ■ 21世紀、資本主義の行方と幸せの再定義

・ 日本のイノベーション政策と創造力 ・ グラミン銀行(ムハマド・ユヌス氏) ・ お金の役割(ゼロから億万長者へ) ・ 国民総幸福を唱えるブータン王国 ・ スピリチュアル・ブームの背景 ・ 豊かさと幸せの再定義 (参考文献の一例)

・「20世紀は人間を幸福にしたか」(柳田邦男)

・「カサンドラのジレンマ」(地球の危機、希望の歌)」(ア

トキンソン)

・「熱帯雨林が教えてくれること(21世紀型企業経営とは)

・「金儲けがすべてでいいのか」(ノーム・チョムスキー) ・「エンデの遺言」(河邑=グループ現代) ・「ミニオネア・マインド(大金持ちになれる人)」(エッカ

ー)、アーニー・ゼリンスキー『働かないってワクワクしな

い?』 ・「人間の安全保障」(アマルティア・セン)

■ クリエイティブ・クラスの台頭と知的財産

・ 流行とファッションの仕掛け人 ・ ハリウッドとディズニーの知財戦略 ・ 伝統文化・芸能と知的財産権 ・ 中国、韓国、インドの映像産業

(参考文献の一例)

・リチャード・フロリダ『クリエイティブ・クラスの世紀』 ・「コモンズ(ネット上の著作権強化は技術革新を殺す)」

(ローレンス・レッシング) ・ 「ウェブの真贋~玉石混交Web2.0ビジネス~」『週刊ダイヤモンド』

■ グローバルな問題(環境・貧困)を考える

・ 科学技術は幸せをもたらしたか ・ 環境問題の本質と嘘 ・ 貧困の撲滅(国連のミレニアム計画)へのビ

ジネスモデルと社会的起業 ・ 崩壊した日本の義務教育 (参考文献の一例)

・ ジェレミー・リフキン『ヨーロピアンドリーム』 ・ Kathleen Kern, "The Human Cost of Cheap Cell

Phones", in A Game As Old As Empre ・ Daniel C.Esty and Andrew S. Winston, The

Environmental Lens, Ppeparing for a new world, in Green to Gold

・ デヴィット・スズキ&ホリー・ドレッセル『グッド・

ニュース~持続可能な社会はもう始まっている~』 ・ アルビン・トフラー&ジャオコ・トフラー『富の未来』 ・ デービッド・ボーンステイン『世界を変える人たち~

社会起業家たちの勇気とアイデアの力~』

四年次ゼミ

3 年次の終わりまでに、各自で調査研究テーマを

決めて、4年次12月までに完成させます。当ゼミの

卒業論文・課題は、①伝統的な卒業論文形式(アカ

デミックな内容と形式)、②調査報告書形式、③デジ

タル・コンテンツ(CG、アニメ、ショートムービ

ー、プログラミング言語の習得など)のいずれのス

タイルでもOKです。

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経営学演習Ⅰ(担当:上江洲由正)

の学習をベースに、利用者および作成者の観点から会計情報の作成、活用の会計学

ための知識の習得、技法の修得を目的としたゼミである。

会計とは企業の姿や企業行動を情報化するシステムのことであり、それらを体系的

に情報化できる認識・測定・伝達システムは今のところ残念ながら会計システム以外

企業経営においては、はじめに会計ありきであり、また終わりにも会計あにはない。

会計学を学習すれば、企業の経済的実態を的確に捉えることができるよりきである。

うになり、企業との関わりを抜きにしてはなりたたない我々の生活において、企業に

対する意思決定を適切に下すことができるようになる。具体的には、会計情報を時系

列的かつ総合的に分析すればその企業の将来の姿を的確に描くことができるし、また

会計情報を他企業のそれと比較をすれば、それぞれの企業の優位な点や劣位な点等を

企業会計の技法が地方自治間違いなく把握することもできるのである。さらに近年、

したがっ体等の非営利組織にも導入され、その適用領域が年々拡大されてきている。

本ゼミでの学習テーマに真摯に取り組めば、どのような組織に属しようともゼミて、

で学んだ知識や技法を活用することができ、組織目標の達成に大いに貢献することが

できるようになる。

そこで、本ゼミのテーマや内容等は以下のようになる。

テーマ:会計学の学習と会計情報の作成・活用技法の習得

。 、内 容: の学習を内容とする 具体的には制度会計 国際会計基準および経営分析等、

。 、まず会計理論や会計技法を基本書を使って理解してもらうことにする また

会計ビッグバンともいわれているように、昨今、会計基準や規則が新たに制

定されたり、大幅に修正されたりしている。それに大きな影響を与えている

国際会計基準について、その生成や特徴等を明確に把握してもらう。その後

に、各自に興味のある上場企業を 社選んでもらい、経営分析を行って会計2

情報の活用の仕方を学びつつ、企業を見る眼を涵養してもらう。分析結果に

ついてはゼミの中でプレゼンテーションを行ってもらい、多角的な観点から

議論し、分析内容についての理解を深め、最終的にはレポートとして提出し

てもらう。また、新聞記事や雑誌記事のなかには会計の理解にとって、タイ

ムリーで有益なものも多いので、そういったものも積極的に活用していく。

日々のゼミは内容が濃密で、予習してこなければゼミでの議論に参加できな

、 。いので 事前学習をはじめとしたより一層の自主的な学習態度が求められる

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<ゼミスケジュール>

第 回:オリエンテーション1

第 回:会計の仕組みと役割、財務諸表の入手方法2

第 回から第 回:貸借対照表論3 6

第 回から第 回:損益計算書論7 10

第 回から第 回:キャッシュ・フロー会計論11 12

第 回から第 回:国際会計基準の生成と今後の展開13 14

第 回:経営分析の技法15

第 回から第 回:収益性の分析、活性度の分析16 18

第 回から第 回:安全性の分析、損益分岐点分析19 21

第 回から第 回:生産性の分析22 23

第 回から第 回:成長性の分析24 25

第 回から第 回:キャッシュ・フロー分析26 27

第 回から第 回:企業の総合評価28 30

最後にレポート提出

曜日と時限:木曜日の 時限4

テキスト:財務会計と経営分析の基本的なテキストを使用するが、書名等は履修予定

者に追って知らせる。

選考方針:明確な目的意識を持ち、真摯な姿勢で勉学に取り組むことができ、かつ会

計学原理を履修した者が望ましい。

その他:ゼミ生の卒業後の進路は多様である。主なものをあげれば、大学院進学(ス

タンフォード大学、横浜国大、同志社等 、高校教員、沖電、沖銀・琉銀・)

海銀・労金等の金融機関、沖縄県・那覇市等の地方自治体、国際捜査官や国

税専門官等の専門職公務員、沖縄開発金融公庫、琉球新報、会計事務所等と

なっている。

国家資格に関しては税理士、公認会計士、不動産鑑定士等となっている。な

お、税理士の科目合格者は多数で実数不明。

ゼミの課外活動として工場見学および裁判所見学等を実施している。今年度

は、沖縄石油ターミナル(平安座島)と北谷長老酒造を見学している。

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経営学演習Ⅱ(担当:上江洲由正)

経営学演習Ⅱでは、会計学の基本的なテキストを輪読するなか、各自に会計に関す

るテーマを一つ選んでもらい、それをゼミ論としてまとめてもらう。現在、ゼミ生が

取り組んでいるテーマは以下のようになっている。

◎税効果会計の生成と展開

◎収益の認識基準の変遷と今後の方向性

◎ポイントの会計処理基準の制定について

◎企業結合会計基準の国際的調和化の必要性の検討

◎キャッシュ・フロー会計の有用性

◎純資産の部に見る会計と会社法の関係について

◎CSR会計の有用性と展開

◎税効果会計の機能と構造について

◎資産評価論の根拠と理論展開

なお、現在の 年生の進路は、大学院進学( 名 、沖縄開発金融公庫、税理士事4 4 )

務所、国税専門官、みずほ証券となっている。税理士試験の簿記論、財務諸表論の

科目合格者が 名となっている。2 2

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『井川ゼミについて』

【教 員 名】 井川 浩輔(いがわ こうすけ) 【授業時間】 金曜日の3時限目 【定 員】 8名 【教 科 書】 ダン・レメニイ著,小樽商科大学ビジネス創造センター訳『社会科学系大学院生の

ための研究の進め方:修士・博士論文を書くまえに』同文舘出版,2002年. 【評 価】 プレゼンテーションの内容や発言の積極性などを総合して評価します. 【連 絡 先】 研究室:法628-A,電話:098-895-8222,e-mail:[email protected] 【授業内容】 本演習の目的は,卒業論文の作成を通じて,論理的思考力や問題解決力,行動力,コミュニケー

ション力を獲得することです.これらの能力は,企業だけでなく様々な組織において求められてい

るため,大学生活,とりわけゼミナール形式の講義において獲得することが望まれます.具体的に

は,論理的思考力や問題解決力は卒業論文を執筆するプロセスにおいて,行動力やコミュニケーシ

ョン力はインタビュー調査やプレゼンテーションを行う中で,身につくと考えています. 【授業の進め方】 本演習では,卒業論文作成の足掛りとして,問いの立て方やデータの集め方,執筆の仕方につい

て発表・討論します.まず,報告者は割り当てられたテーマ(例えば,「問題意識とは」)に関する

レジュメを作成して報告します.次に,その報告テーマについて全員でディスカッションを行いま

す.最後に,各自がテーマを自分の研究にどのように活かすことができるのかについて考えます. 【履修条件と仮登録後の手続き】 履修条件に関連して,次のような学生を募集します. 1.自分で問いを立てて,自分で答えを見つけるのが好きな方 2.現場を自分の目で見たり,現場の方の話を直接聞いたりしないと気が済まない方 3.社会に対して自分自身の考えを発信してみたい方 上記の 3 つの条件を見て,「これって自分のことだ!」と思った方で,井川ゼミに心惹かれる方は,2月 19日(火曜日)仮登録日の午後 5時から 6時の間に井川研究室(法 628-A)に遊びに来てください.そこで,皆さんのニーズと提供可能なサービスのすり合わせを行いたいと思います.

その上で,ファイナル・アンサーを出していただきたいと思います. 【主な進路・就職先】 なし(まだ卒業生がいないため)

【経営学演習Ⅰ:授業計画】 [前学期] 1.問題意識とは①…私的関心 2.問題意識とは②…実践的・理論的関心 3.問題意識の明確化 4.文献レビューとは①…新聞のレビュー 5.文献レビューとは②…雑誌のレビュー

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6.文献レビューとは③…論文のレビュー 7.レビューの対象や範囲の決定 8.研究方法とは①…質的調査法 9.研究方法とは②…面接法 10.研究方法とは③…観察法 11.研究方法の決定 12.研究課題とは①…私的課題 13.研究課題とは②…理論的・実践的課題 14.研究課題の決定 15.前期のまとめ [後学期] 1.文献の収集①…図書館を利用した収集 2.文献の収集②…インターネットを利用した収集 3.文献の読み込み①…新聞の読み込み 4.文献の読み込み②…雑誌の読み込み 5.文献の読み込み③…論文の読み込み 6.文献の再収集③…図書館を利用した収集 7.文献の再収集④…インターネットを利用した収集 8.文献の再読み込み④…新聞の読み込み 9.文献の再読み込み⑤…雑誌の読み込み 10.文献の再読み込み⑥…論文の読み込み 11.文献の整理①…新聞の整理 12.文献の整理②…雑誌の整理 13.文献の整理③…論文の整理 14.文献地図の作成 15.後期のまとめ 【経営学演習Ⅱの概要:4年次のゼミ】 経営学演習Ⅱでは,3年次(経営学演習Ⅰ)にて習得したスキルを用いて,卒業論文を作成しま

す.具体的な手順は以下の通りです.①文献の再レビューを行います.②研究課題を再設定します.

③研究方法を再確認します.④データを収集します.⑤データを分析します.⑥結論を明確にしま

す.⑦残された課題について整理します.①~③については,3年次(経営学演習Ⅰ)である程度

終えていますので,経営学演習Ⅱでは,④~⑦が主な活動内容になります. 講義の進め方は,最初に報告者の順番を決定して,1回の授業で 1人が研究報告を行います.その報告について全員でディスカッションをして,今後の研究方向性について検討します.教員は個々

の学生のレベルや進捗状況に合わせて,適宜サポートを行っていきます. 以 上