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THK ໔Χλϩά technical book CATALOG No.A-02-03

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Page 1: 免震カタログ technical book - THK...technical book 4 免震住宅設計・施工における注意点 免震住宅の建設にあたっては、地盤の調査等が必要になります。地震時に建物が水平方向に作動するため、水平クリアランスの

THK免震カタログ technical book

CATALOG No.A-02-03

Page 2: 免震カタログ technical book - THK...technical book 4 免震住宅設計・施工における注意点 免震住宅の建設にあたっては、地盤の調査等が必要になります。地震時に建物が水平方向に作動するため、水平クリアランスの

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建築物の免震化従来の装置を用いた構造では免震化が難しかった軽量建物・塔状建物でも、THKの免震装置なら実現が可能です。建物自体は通常と同様に設計。フレキシブルな対応ができる免震構造システムです。

多様な建物へ実現

THKの免震装置は、建物の重量が軽くても作動可能。従来可能であった重量建物はもちろん、超高層ビルから木造戸建て住宅、軽量鉄骨建物の免震化を実現します。

自由な周期設定

直動転がり支承CLBは摩擦係数が小さく(0.0012~0.009)、ばらつきも少ないため(0.002以下)、復元・減衰機構の設定により従来難しかった建物の長周期化(周期5秒以上)も可能になります。

免震フレーム

地盤と建物を分離し、従来の基礎の役割を果たす。鉄骨、コンクリート、集成材で製作。

軽量建物 中低層建物

木造、軽量鉄骨造、鉄筋コンクリート造で免震化が可能。建物の設計は従来と同様。

集合住宅、オフィスビル等、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の中低層建物で免震化が可能。

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住宅を支える免震装置だからTHKを支える製品技術を結集

THKの免震装置には、LMガイドをはじめとした自社の主力製品が使用されています。信頼と実績、独創性と技術力を注ぎ込んだ製品のいわば応用編として生み出された免震装置には、THKの揺るぎない自信が宿されています。

直動転がり支承 CLBTHK製【LMガイド】を十字型に組合わせた支承部材

直動転がり支承CLBは、LMブロック内のボールが循環しながらLMレールに設けられた転動溝上を転がるため、高い支持荷重と極めて低い摩擦力を実現した免震装置です。また、LMブロックはボールを介してLMレールを保持しているため、引き抜き荷重を受けることも可能です。

LMブロック

ボール

LMレール

エンドプレート

エンドシール

塔状建物にも対応

直動転がり支承CLBは引き抜き荷重にも対応できる構造。アスペクト比の高い建物等で万が一支承材に引き抜き荷重がかかるような事があっても建物が浮いたりしません。

2

高層・超高層建物

粘性減衰装置 RDTTHK製【ボールねじ】を使用した減衰装置

粘性体のせん断抵抗により、建物に伝わる地震のエネルギーを吸収します。粘性減衰装置RDTは、ボールねじ軸の直線運動をボールねじナットで回転運動に変え、ナットに連結された内筒と固定された外筒間に封入した粘性体にせん断力を与える構造になっています。

内筒の回転

軸の動作

ボールねじ軸

ボールねじナット

外筒

復元装置(ゴム材)他社製取扱い製品

免震化した住宅は、地震時に基礎に対して水平方向に360°自由に動きます。そのため地震が治まった後、住宅を元の中立位置に戻すことが必要。そこでこの復元装置(積層ゴム等)を設けます。

CLBには引き抜き耐力があるため、アスペクト比の高い塔状建物の免震化が可能。

免震基礎(ベタ基礎スラブ)

普段は免震部材を介して建物の重量を支持し、地震時には建物を振動から逃す反力を受ける。

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免震住宅設計から施工までTHKが強力にサポートします

免震住宅の設計から完成までは地盤調査・構造計算といったテクニカルな部分から、実質的な資材供給・施工へとステップを重ねます。

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免震建物に求められる水平クリアランス

地盤種別 付随条件 申請手法 補 足

第1種地盤

第2種地盤

第3種地盤

液状化のおそれ無し

液状化のおそれ有り

技術的基準(建設省告示2009号第3~第5)or 構造計算(建設省告示2009号第6)と耐久性等関係規定

時刻歴応答解析等と耐久性等関係規定(大臣認定)

地盤の沈下を防ぐために地盤改良等の処置が必要

technical book

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technical book

免震住宅設計・施工における注意点

免震住宅の建設にあたっては、地盤の調査等が必要になります。地震時に建物が水平方向に作動するため、水平クリアランスの確保や配管に注意するなどさまざまな注意点があります。

設計時の注意点

施工時の注意点

1.地盤種別の調査地盤調査(ボーリング)または近隣の地盤データを入手する必要があります。

2.水平クリアランスの確保免震住宅は、地震時等に基礎(土地)に対して水平方向に変位します。これを考慮し、使用用途に応じた水平クリアランス(余地)の確保が必要になります。エアコン・給湯機等の室外機は基礎側に設置せず、建物側に設置するよう管理してください。また、第三者への案内として免震住宅である旨を掲示することが義務づけられています。

3.配管の構造免震住宅は、地震時等に基礎(土地)に対して水平方向に変位しますので、上下水道・ガス等の配管設備はフレキシブルな構造とし、電気・電話等の配線類には余長を保たせてください。

1.アンカープレートの正確なレベル出し

2.CLB、RDTの設置手順の確認(RDTの芯だし手順等)

3.免震装置全体のレベル出し 4.免震装置全体設置後の養生 5.CLB仮固定金具の取り外し

A 第三者の通行に使用される場所 応答変位+80cm

B 住居者の通行に使用される場所 応答変位+20cm

C A、B以外の場所 応答変位+10cm

応答変位を30cmとした場合

A 30cm+80cm=110cm

B 30cm+20cm=50cm

C 30cm+10cm=40cm

この建物は免震住宅です

免震住宅は大地震の時、水平方向に動きます。

建物との衝突をさけるため、建物の周囲から

◯◯cm程度離れてください。建物にはさまれないため、建物と塀や車との間を

△△cm程度あけてください。

案内板例

注)施工中に装置が動かない様な処置が必要です。

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項 目 精度基準

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直動転がり支承 CLB 十字型

転がり摩擦係数の基準値および基準値に対するばらつきの上限直動転がり支承 CLB 十字型の転がり摩擦係数および基準値に対するばらつきの上限は、次式により求められます。

施工時設置精度の基準値および定義と測定方法装置の設置後に、以下の定義・精度基準になるようアンカープレート等の設置および装置の取り付けを行ってください。

設置時

ブロック位置ずれ ±5mm以下 ¦(RL1-RL2)¦/2

レール傾斜角 θX θX≦1/500 rad θX=¦(h1+h3)-(h2+h4)¦/(FB1×2)

レール直交傾斜角 θY θY≦1/500 rad θY=¦(h1+h2)-(h3+h4)¦/(FB2×2)

レール捩れ角 θZ θZ≦1/300 rad θZ=¦d1-d2¦/L

設置レベル差 Δh Δh≦±0.01H かつ Δh≦1.5mm

方向 形番 転がり摩擦係数 μに対するばらつきの上限

圧縮

引張

011~133031H~133H

250~780250H~780H

011~133031H~133H

250~780250H~780H

μ=(1.2+7.8×P/P0L)/1000

μ=(1.2+3.6×P/P0L)/1000

μ=(0.4+6.0×tP/tP0L)/1000

μ=(1.2+5.0×tP/tP0L)/1000

μmax1=μ×1.2μmax2=μ+0.002

μmax1=μ×1.2μmax2=μ+0.001

μmax=μ+0.002

μmax=μ+0.001

A-A'矢視図 B-B'矢視図 平面図

※転がり摩擦係数に対するばらつきの上限は次式にて求められる μmax1、μmax2 のうち、値の大きい方とします。※P、tPは支承に作用する荷重です。

基準値

ばらつきの上限値

II II II I

I

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technical book

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technical book寸法表

国土交通大臣認定番号:MVBR-0372,0373,0374

装置形番

CLB011CLB017CLB021CLB031CLB041CLB061CLB082CLB099CLB133

外形寸法

フランジプレート

LMブロック

LMレール

静定格荷重

〈長期許容荷重〉

(kN)

短期許容荷重

(kN)

鉛直剛性

(kN/mm)

高さ 幅 厚さ

穴径

(使用ボルト)

長手ピッチ

幅ピッチ(最大)

幅ピッチ(最小)

幅 長さ

高さ 幅 圧縮

引張

圧縮

引張

圧縮

引張

H WFP

TFP

DFP

(BFP)

PFPL

PFPSMAX

PFPSMIN

W L M1

W1

P0L

tP0L

P0AS

tP0AS

K tK

限界変形

δst

上段:フランジプレート長さLFP(mm)

中段:フランジプレート取付穴縁端距離g(mm)

下段:製品質量(kg)

限界変形:中立位置からの移動可能寸法

上表以外の限界変形に関してはお問い合わせ下さい

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CLB011CLB017CLB021CLB031CLB041CLB061CLB082CLB099CLB133

単位:mm

標準セット

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(M10)(M12)(M12)(M16)(M16)(M16)(M16)(M20)(M22)

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10671331176221062242

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寸法表

国土交通大臣認定番号:MVBR-0372,0373,0374

装置形番

CLB031HCLB041HCLB061HCLB082HCLB099HCLB133H

外形寸法

フランジプレート

LMブロック

LMレール

静定格荷重

〈長期許容荷重〉

(kN)

短期許容荷重(kN)

鉛直剛性(kN/mm)

高さ 幅 厚さ

穴径

(使用ボルト)

長手ピッチ

幅ピッチ(最大)

幅ピッチ(最小)

幅 長さ

高さ 幅 圧縮

引張

圧縮

引張

圧縮

引張

H WFP

TFP

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(BFP)

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W L M1

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10671331176221062242

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単位:mm

引張セット

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限界変形

δst

上段:フランジプレート長さLFP(mm)

中段:フランジプレート取付穴縁端距離g(mm)

下段:製品質量(kg)

限界変形:中立位置からの移動可能寸法

上表以外の限界変形に関してはお問い合わせ下さい

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CLB031H

CLB041HCLB061HCLB082HCLB099HCLB133H

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technical book寸法表

国土交通大臣認定番号:MVBR-0372,0373,0374

単位:mm

引張セット

標準セット

装置形番

CLB250CLB385CLB500CLB780

CLB250HCLB385HCLB500HCLB780H

外形寸法

フランジプレート

LMブロック

LMレール

静定格荷重

〈長期許容荷重〉

(kN)

短期許容荷重(kN)

鉛直剛性(kN/mm)

高さ 幅 厚さ

穴径

(使用ボルト)

長手ピッチ

幅ピッチ

幅 長さ

高さ 幅 圧縮

引張

圧縮

引張

圧縮

引張

H WFP

TFP

DFP

(BFP)

PFPL

PFPS

W L M1

W1

P0L

tP0L

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tP0AS

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(M22)(M24)(M27)(M30)(M22)(M24)(M27)(M30)

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994

1599208634431187192325703920

18701970207021701870197020702170

95

85

60

85

95

85

60

85

10371660216335561241200126714057

19702070217022701970207021702270

75

60

110

135

75

60

110

135

10801721223936691295208027724193

限界変形

δst

上段:フランジプレート長さLFP(mm)

中段:フランジプレート取付穴縁端距離g(mm)

下段:製品質量(kg)

限界変形:中立位置からの移動可能寸法

上表以外の限界変形に関してはお問い合わせ下さい

550

600

650

700

750

CLB250CLB385CLB500CLB780

CLB250HCLB385HCLB500HCLB780H

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9

直動転がり支承 CLB キ型

転がり摩擦係数の基準値および基準値に対するばらつきの上限直動転がり支承 CLB キ型の転がり摩擦係数および基準値に対するばらつきの上限は、次式により求められます。

施工時設置精度の基準値および定義と測定方法装置の設置後に、以下の定義・精度基準になるようアンカープレート等の設置および装置の取り付けを行ってください。

方向 形番 転がり摩擦係数 μに対するばらつきの上限

圧縮

引張

μ=(1.2+3.6×P/P0L)/1000

μ=(1.2+5.0×tP/tP0L)/1000

1000T~1560T

1000TH~1560THμmax=μ+0.002

項 目 精度基準

設置時

ブロック位置ずれ ±5mm以下 ¦(RL1-RL2)¦/2

レール傾斜角 θX θX≦1/500 rad θX=¦(h1+h3)-(h2+h4)¦/(FB1×2)

レール直交傾斜角 θY θY≦1/500 rad θY=¦(h1+h2)-(h3+h4)¦/(FB2×2)

レール捩れ角 θZ θZ≦1/500 rad θZ=¦d1-d2¦/L

設置レベル差 Δh Δh≦±0.01H かつ Δh≦1.5mm

I II II II I

※P、tPは支承に作用する荷重です。

基準値

ばらつきの上限値

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10

technical book寸法表

国土交通大臣認定番号:MVBR-0267 , 0268 , 0269

装置形番

CLB1000T

CLB1560T

CLB1000TH

CLB1560TH

外形寸法

フランジプレート

LMブロック

LMレール

静定格荷重

〈長期許容荷重〉

(kN)

短期許容荷重(kN)

鉛直剛性(kN/mm)

高さ

穴径

(使用ボルト)

長手ピッチ

幅 長さ

隙間

高さ 幅 圧縮

引張

圧縮

引張

圧縮

引張幅 厚さ

幅ピッチ

H

WFPL

WFPS

TFPL

TFPS

DFP

(BFP)

PFPL

PFPS

PFPS1

PFPS2

W L G1

M1

W1

P0L

tP0L

P0AS

tP0AS

K tK

599

730

659

790

660

760

660

760

1270

1510

1270

1510

50

60

85

95

50

60

75

85

30

33

30

33

(M27)

(M30)

(M27)

(M30)

150

200

150

200

520

620

520

620

270

320

270

320

305

375

270

320

465

560

465

560

584

722

584

722

145

190

145

190

98

120

98

120

180

230

180

230

9800

15300

9800

15300

3430

5300

3430

5300

19610

30590

19610

30590

940

1380

3550

4340

12000

15300

12000

15300

1080

1100

1110

1150

23801770262018702380177026201870

65

60

110

135

65

60

110

135

24801870272019702480187027201970

40

110

60

85

40

110

60

85

25801970282020702580197028202070

90

85

110

135

90

85

110

135

26802070292021702680207029202170

65

60

60

85

65

60

60

85

27802170302022702780217030202270

40

10

110

135

40

10

110

135

限界変形

δst

上段:フランジプレート長さLFPL,LFPS(mm)

中段:フランジプレート取付穴縁端距離g(mm)

下段:製品質量(kg)

限界変形:中立位置からの移動可能寸法

上表以外の限界変形に関してはお問い合わせ下さい

550

600

650

700

750

CLB1000T

CLB1560TCLB1000THCLB1560TH

上下

上下

上下

上下

3464

5853

4331

6947

3580

6025

4490

7169

3695

6197

4648

7392

3811

6370

4807

7614

3927

6542

4965

7837

単位:mm

引張セット

標準セット

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11

直動転がり支承 CLB ♯型

転がり摩擦係数の基準値および基準値に対するばらつきの上限直動転がり支承 CLB ♯型の転がり摩擦係数および基準値に対するばらつきの上限は、次式により求められます。

施工時設置精度の基準値および定義と測定方法装置の設置後に、以下の定義・精度基準になるようアンカープレート等の設置および装置の取り付けを行ってください。

方向 形番 転がり摩擦係数 μに対するばらつきの上限

圧縮

引張

μ=(1.2+3.6×P/P0L)/1000

μ=(1.2+5.0×tP/tP0L)/1000

2000F~3120F

2000FH~3120FHμmax=μ+0.002

項 目 精度基準

設置時

ブロック位置ずれ ±5mm以下 ¦(RL1-RL2)¦/2

レール傾斜角 θX θX≦1/500 rad θX=¦(h1+h3)-(h2+h4)¦/(FB1×2)

レール直交傾斜角 θY θY≦1/500 rad θY=¦(h1+h2)-(h3+h4)¦/(FB2×2)

レール捩れ角 θZ θZ≦1/500 rad θZ=¦d1-d2¦/L

設置レベル差 Δh Δh≦±0.01H かつ Δh≦1.5mm

I II II II I

※P、tPは支承に作用する荷重です。

基準値

ばらつきの上限値

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technical book寸法表

国土交通大臣認定番号:MVBR-0270 , 0271 , 0272

装置形番

CLB2000F

CLB3120FCLB2000FHCLB3120FH

外形寸法

フランジプレート

LMブロック

LMレール

静定格荷重

〈長期許容荷重〉

(kN)

短期許容荷重(kN)

鉛直剛性(kN/mm)

高さ 幅 厚さ

穴径

(使用ボルト)

長手ピッチ

幅 長さ

隙間

高さ 幅 圧縮

引張

圧縮

引張

圧縮

引張

H WFP

TFP

DFP

(BFP)

PFPL

PFPS1

PFPS2

W L G1

M1

W1

P0L

tP0L

P0AS

tP0AS

K tK

599

730

669

800

1270

1510

1270

1510

50

60

85

95

30

33

30

33

(M27)

(M30)

(M27)

(M30)

150

200

150

200

270

320

270

320

305

375

270

320

465

560

465

560

584

722

584

722

145

190

145

190

98

120

98

120

180

230

180

230

19610

30590

19610

30590

6860

10590

6860

10590

39220

61190

39220

61190

1880

2760

7100

8680

24000

30600

24000

30600

1980

2040

2220

2300

幅ピッチ

単位:mm

引張セット

標準セット

限界変形

δst

上段:フランジプレート長さLFP(mm)

中段:フランジプレート取付穴縁端距離g(mm)

下段:製品質量(kg)

限界変形:中立位置からの移動可能寸法

上表以外の限界変形に関してはお問い合わせ下さい

550

600

650

700

750

CLB2000F

CLB3120FCLB2000FHCLB3120FH

2380

2620

2380

2620

65

110

65

110

5999

10647

7649

12890

2480

2720

2480

2720

40

60

40

60

6152

10876

7872

13201

2580

2820

2580

2820

90

110

90

110

6305

11106

8094

13513

2680

2920

2680

2920

65

60

65

60

6458

11335

8316

13825

2780

3020

2780

3020

40

110

40

110

6611

11564

8539

14137

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13

項 目 方 向 精度基準

粘性減衰装置 RDT

抵抗値(減衰力)の基準値

抵抗値(減衰力)の算出粘性減衰装置 RDTの抵抗値(減衰力)の基準値は、次式により求められます。Pn =1.16・(α・QV+2.2)…(基準式)

RDT05S 2.7 3.1 3.4 4.0 4.4 4.7 4.9 5.0 5.2

RDT1S 3.0 4.2 5.1 6.6 7.8 8.6 9.2 9.7 10.1

RDT2S 3.5 6.1 8.2 11.6 14.6 16.5 17.9 19.0 19.9

RDT4S 4.8 10.6 15.0 22.4 28.8 32.8 35.7 38.0 39.9

RDT6S 6.1 15.0 21.8 33.3 43.1 49.2 53.7 57.3 60.2

RDT8S 7.3 19.3 28.5 43.9 57.2 65.4 71.5 76.3 80.2

算定時 繰り返し依存係数(α) 温度(t)

基準値 0.85 20℃

最大減衰力 1.00 0℃

抵抗値(減衰力)の基準値

装置型番

施工時設置精度の基準値

装置の設置後に、以下の精度基準になるようアンカープレート等の設置および装置の取り付けを行ってください。

軸速度Vn m/sec(α= 0.85,t =20℃)

0.01 0.05 0.10 0.25 0.50 0.75 1.00 1.25 1.50

軸減衰力(kN)

設置時

ボールねじ軸中立位置ずれ ――― ±20mm以下

レベル角度 立面 θlv≦1/200 rad

振れ角度 平面 θca≦1/100 rad

ボールねじ中立位置ずれ

レベル角度(立面)

RDT1S

軸速度-軸減衰力 性能線図

全抵抗力成分

レベル角度(平面)

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14

technical bookRDT-short型寸法表

国土交通大臣認定番号:MVBR-0220

※1:限界変形=中立位置からの移動可能寸法

※2:繰り返し依存係数α=1.0、温度0℃時

※3:繰り返し依存係数α=0.85、温度20℃時の速度0.01~1.50m/sec での値

※4:Ceqを1サイクル間になす軸方向力の仕事量⊿Wが楕円の面積と等しくなるように規定

500

650

500

650

500

650

500

650

500

650

500

650

11

12

17

18

33

35

61

63

78

80

96

99

1.50

1.50

1.50

1.50

1.50

1.50

5.9

12.3

25.0

50.7

77.0

102.9

2.7~5.2

3.0~10.1

3.5~19.9

4.8~39.9

6.1~60.2

7.3~80.2

341.4~4.2

371.2~8.0

425.1~15.6

556.0~31.2

682.2~47.0

803.9~62.6

-500-650-500-650-500-650-500-650-500-650-500-650

732

882

801

951

935

1085

1052

1202

1202

1352

1317

1467

1262

1562

1331

1631

1465

1765

1582

1882

1732

2032

1847

2147

941

1241

885

1185

773

1073

671

971

521

821

416

716

202

271

405

522

672

787

182

247

337

488

638

752

20

25

32

36

36

40

20

25

32

36

36

40

98

108

124

150

150

156

M5

M6

M6

M8

M8

M8

44

44

44

(52)

(52)

(52)

(63)

(87)

(87)

RDT05S

RDT1S

RDT2S

RDT4S

RDT6S

RDT8S

L

Lmax

Lmin

L1

L0 D Ld

D0

M Q MB

δst

Vmax

Fmax

F

Ceq

mm

mm

mm

mm

mm

mm

mm

mm - - mm

mm

m/sec

kN kN

kN・sec/m

kg

装置形番

装置全長

最伸長

最圧縮長

本体長さ

最大突出長さ

ねじ軸径

リード

外筒直径

バッファ高さ

限界変形

限界速度

最大抵抗力

抵抗力

等価粘性減衰係数

質量

取付ボルト

呼び

本数

※1

※2

※3

※3 ※4

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15

RDT-10万cSt型寸法表

国土交通大臣認定番号:MVBR-0221

装置形番

RDT2

RDT4

RDT6

RDT8

RDT10

RDT12

RDT14

RDT16

RDT18

RDT20

装置全長

最伸長

最圧縮長

本体長さ

最大突出長さ

ねじ軸径

リード

外筒直径

バッファ高さ

限界変形

限界速度

最大抵抗力

抵抗力

等価粘性減衰係数

質量

L

Lmax

Lmin

L1

L0 D Ld

D0

M Q MB

δst

Vmax

Fmax

F

Ceq

mm

mm

mm

mm

mm

mm

mm

mm

mm

mm

m/sec

kN kN

kN・sec/m

kg

取付ボルト

-500-650-500-650-500-650-500-650-500-650-500-650-500-650-500-650-500-650-500-650

9621112115213021327147713541504144615961551170116561806175619061861201119662116

14921792168219821857215718842184197622762081238121862486228625862391269124962796

7451045572

872

397

697

381

681

329

629

224

524

119

419

19

319

-214

-109

500650500650500650500650500650500650500650500650500650500650

43

45

76

78

96

98

115118192196203207214218225229236240247251

呼び

本数

※1

※2

※3

※3※4

432

622

797

824

916

1021

1126

1226

1331

1436

397

581

756

780

857

962

1067

1167

1272

1377

32

36

36

40

50

50

50

50

50

50

32

36

36

40

50

50

50

50

50

50

132

150

150

165

202

202

202

202

202

202

M6

M8

M8

M8

M14

M14

M14

M14

M14

M14

44

44

44

44

44

(63)

(63)

(87)

(87)

(117)

(117)

(117)

(117)

(117)

(117)

1.50

1.50

1.50

1.50

1.50

1.50

1.50

1.50

1.50

1.50

25.1

51.1

77.2

102.8

128.8

155.0

181.2

206.1

232.3

258.5

3.7~19.9

4.8~39.9

5.9~59.9

7.2~79.9

8.4~99.99.5~120.110.7~140.311.8~159.612.9~179.814.1~200.0

449.6~15.7560.0~31.1671.0~46.7803.2~62.2921.1~77.8

1039.1~93.41157.0~109.11269.4~124.01387.4~139.71505.3~155.4

※1:限界変形=中立位置からの移動可能寸法

※2:繰り返し依存係数α=1.0、温度0℃時

※3:繰り返し依存係数α=0.85、温度20℃時の速度0.01~1.50m/sec での値

※4:Ceqを1サイクル間になす軸方向力の仕事量⊿Wが楕円の面積と等しくなるように規定

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technical bookRDT-30万cSt型寸法表

国土交通大臣認定番号:MVBR-0222

装置形番

RDT30

RDT40

RDT50

RDT60

RDT70

RDT80

RDT90

RDT100

RDT125

RDT140

装置全長

最伸長

最圧縮長

本体長さ

最大突出長さ

ねじ軸径

リード

バッファ高さ

限界変形

限界速度

最大抵抗力

抵抗力

等価粘性減衰係数

質量

L

Lmax

Lmin

L1

L0 D Ld

D1

D3 M Q MB

δst

Vmax

Fmax

F

Ceq

mm

mm

mm

mm

mm

mm

mm

mm

mm - - mm

mm

m/sec

kN kN

kN・sec/m

kg

外筒直径

取付ボルト

-750-1000-750-1000-750-1000-750-1000-750-1000-750-1000-750-1000-750-1000-750-1000-750-1000

19902240216024102330258025002750267129212816306629613211310633562890314033863636

27703270294034403110361032803780345139513596409637414241388643863670417041664666

75712575871087417917247747104604

-459

-314

-169

-401

--

呼び

本数

増幅部

減衰部

※1

※2

※3

※3※4

1210

1380

1550

1720

1891

2036

2181

2326

2110

2606

1136

1306

1476

1646

1801

1946

2091

2236

2007

2503

80

80

80

80

100

100

100

100

120

140

40

40

40

40

50

50

50

50

60

70

267

267

267

267

312

312

312

312

317

332

267

267

267

267

312

312

312

312

392

392

M16

M16

M16

M16

M20

M20

M20

M20

M24

M24

88

88

10

10

10

10

10

10

(117)

(117)

(117)

(117)

(119)

(119)

(119)

(119)

(127)

(127)

1.50

1.50

1.50

1.50

1.50

1.50

1.50

1.50

1.50

1.50

365.0

489.0

612.0

736.0

861.0

984.0

1107.0

1230.0

1533.0

1728.0

56~229

73~399

89~500

106~600

122~701

138~801

153~901

169~1001219~1250225~1402

6088~2417821~3229554~40311287~48413042~56614689~64616336~72617983~80723275~1009

23777~1130

※1:限界変形=中立位置からの移動可能寸法

※2:繰り返し依存係数α=1.0、温度0℃時

※3:繰り返し依存係数α=0.85、温度20℃時の速度0.01~1.50m/sec での値

※4:Ceqを1サイクル間になす軸方向力の仕事量⊿Wが楕円の面積と等しくなるように規定

7501000750100075010007501000750100075010007501000750100075010007501000

629649687707745765803823100910401075110611411172120812391522156319251981

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設計事例

一角が削られ、一辺の中央部分がへこんだ形状をした異形の木造住宅です。THKの免震部材は支承、減衰、復元をそれぞれ異なる位置に設けるため、このような異形の住宅でも免震化が可能になります。

特 徴

免震部材 CLB011-400 : 5基CLB017-400 : 5基HDR-200 : 5基RDT2-400 : 4基

建築概要 免震施工面積 :107.1m2

1階 : 94.8m2

2階 : 97.9m2

ロフト : 30.6m2

1階内部の一部に車庫を設けた鉄骨造住宅です。THKの免震部材は摩擦係数が非常に小さいため、このような荷重変動があっても対応が可能です。

特 徴

免震部材 CLB017-400 : 4基CLB021-400 : 8基HDR-200 : 8基RDT2-400 : 4基

建築概要 免震施工面積 : 94.7m2

1階 : 90.9m2

2階 : 75.8m2

3階 : 66.7m2

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technical book

免震告示対応 THK構造計算システムのご案内

当社ホームページにて、国土交通省告示第2009号(平成16年改正内容に準拠)に対応した免震建築物の構造計算を行える機能を持ったシステムを公開しています。なお、算出された計算結果は印刷が可能。そのまま構造計算書として活用できます。構造計算システムアドレス http://www.menshin.net/thkuser/index.htm

・希望周期、応答変位の指定による、

最適な免震装置形番の自動選択機能

・Ai分布係数の自動計算機能

・風荷重、積雪荷重に対応

・任意の温度補正機能

・計算過程の詳細出力機能

・任意位置での減衰装置配置機能

・免震層の復元力特性線図出力機能

・免震装置への作用荷重・歪関係線図出力機能

・装置配置図、偏心・剛心位置図出力機能

システム概要

使用方法

1.トップページにてユーザー登録(無料)。登録完了後、登録メールアドレスにパスワードを返信。

2.ユーザーID(登録メールアドレス)とメールで配信したパスワードをログイン画面に入力し、ログイン。ログイン画面にてパスワードを変更することも可能。

3.建物の概要と地盤データを入力(簡易法での計算も可能)。

4.装置の選択、または希望周期と応答変位量を入力し、復元装置の配置を決定すると自動計算開始。

データ入力後の自動計算による結果画面

ログイン画面

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●「LMガイド」はTHK株式会社の登録商標です。

無断転載を禁ずる

●本カタログ記載の図、写真と実際の製品とでは異なる場合があります。

●改良のため予告なしに外観、仕様等変更することがありますので、ご採用の時は事前にお問い合わせください。

●カタログの制作には慎重を期しておりますが、誤字・脱字等により生じた損害については、責任を負いかねますのでご了承ください。

●弊社製品・技術の輸出及び輸出の為の販売につきましては、外国為替及び外国貿易法、及びその他の法令の遵守を基本方針としております。

尚、弊社製品の単品での輸出については、予めご相談ください。

ご使用上の注意●取扱上の注意(危険を伴いますので、以下の点にご注意ください)・仮固定金具を外した状態でCLBを傾けますと、LMブロックやLMレールが自重でスライドして破損したり、足の上に落下して怪我をする場合がありますので、搬送時や施工時に製品を傾ける可能性がある工程では仮固定金具を外さないでください。・製品を落下させたり叩いたりしますと破損することがありますのでご注意ください。また、衝撃を与えた場合、外観に破損が見られなくても機能の損失が考えられますのでご注意ください。・製品を分解しますと、ごみの侵入や各部の組み立て精度を悪くし、製品本来の性能を維持出来なくなりますので、分解は行わないでください。・RDTの搬送時にボールねじ部軸を持つとボールねじが破損する事がありますので、RDT本体を持って搬送してください。・RDTのバッファーは水平より下に向けるとRDT本体に空気が入り、正規の性能が出なくなる事がありますのでご注意ください。

●潤滑について・製品に塗布されているグリースは拭き取らないでください。・製品には、国土交通大臣認定取得時に申請しておりますAFAグリース(THK製品)を封入しておりますので、施工時、定期点検時等での補給時には他のグリースを補充しないようご注意ください。

●使用上の注意・設置時には極力雨、土埃等がかからないようご注意いただき、設置後は養生をしてください。また、養生は竣工前に取り外してください。・施工中に免震層が雨により水没しないようにしてください。・CLBには搬送時の脱落防止、鉄骨フレーム設置時の位置決め用に仮固定金具が付いておりますので、竣工前に取り外してください。

Global site: http://www.thk.com/免震 web site: http://www.menshin.biz/

©THK CO., LTD. 200911020 J4 Printed in Japan

【製品・技術に関するお問い合わせ先】ACE事業部〒144-0033 東京都大田区東糀谷4-9-16(テクノセンター)TEL 03(5735)0223FAX 03(5735)0229E-Mail [email protected]