週刊株式アウトルック...が、足元で株価は堅調。同社の主戦場である医療市場は相対的に景気変動の影響を受けづらいこ...

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来週の見通しと投資ポイント 投資情報部 週刊株式アウトルック 2020 3 6 日号 CONTENTS 1. 日本株市場見通し ................................................................................. 1 2. WEEKLY ピックアップ ............................................................................ 2 銘柄紹介:オリンパス( 7733.................................................................. 3 3. ドル円相場見通し .................................................................................. 4 4. 米国株市場見通し ................................................................................. 4 5. 投資部門別売買動向 ............................................................................. 5 6. 信用取引動向 ....................................................................................... 6 7. 個人投資家の買付動向 ......................................................................... 7 8. 週間個別銘柄騰落状況(東証 1 部) ........................................................ 7 9. テクニカル分析:“陰の極”を示唆か ......................................................... 8 10. 来週・再来週の主なスケジュール ............................................................ 9 WEEKLY ピックアップ テーマ 参考銘柄 コロナウイルスの影響が小さい 情報・通信 ネクソン(3659)、UUUM3990)、大塚商( 4768カプコン(9697来期好業績 エムスリー(2413)、IRJ HD6035)、ダイフク(6383オリンパス(7733)、東エレク(8035高配当銘柄 熊谷組(1861)、三菱商(8058)、オリックス(8591ソフトバンク(9434

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Page 1: 週刊株式アウトルック...が、足元で株価は堅調。同社の主戦場である医療市場は相対的に景気変動の影響を受けづらいこ ともあり、むしろ同社の中長期的な成長性が評価されよう。

来週の見通しと投資ポイント

投資情報部

週刊株式アウトルック

2020年 3月 6日号

CONTENTS

1. 日本株市場見通し ................................................................................. 1

2. WEEKLY ピックアップ ............................................................................ 2

銘柄紹介:オリンパス(7733) .................................................................. 3

3. ドル円相場見通し .................................................................................. 4

4. 米国株市場見通し ................................................................................. 4

5. 投資部門別売買動向 ............................................................................. 5

6. 信用取引動向 ....................................................................................... 6

7. 個人投資家の買付動向 ......................................................................... 7

8. 週間個別銘柄騰落状況(東証 1 部) ........................................................ 7

9. テクニカル分析:“陰の極”を示唆か ......................................................... 8

10. 来週・再来週の主なスケジュール ............................................................ 9

WEEKLY ピックアップ

テーマ 参考銘柄

コロナウイルスの影響が小さい

情報・通信

ネクソン(3659)、UUUM(3990)、大塚商(4768)

カプコン(9697)

来期好業績 エムスリー(2413)、IRJ HD(6035)、ダイフク(6383)

オリンパス(7733)、東エレク(8035)

高配当銘柄 熊谷組(1861)、三菱商(8058)、オリックス(8591)

ソフトバンク(9434)

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2020年 3月 6日(金) 週刊株式アウトルック

本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。

1.日本株市場見通し 長谷川 景子

【日経平均の推移と来週の見通し】

注:予想はSMBC日興証券 出所:QUICKよりSMBC日興証券作成

日経平均は21,000円前後での攻防

今週の日経平均は2月29日発表の中国2月製造業・非製造業PMI*が過去最低となったことで3月2日に

21,000円割れで始まった。一方、同日に黒田日銀総裁が資金供給と市場安定に努めるとの“緊急”談話を

発表したほか、3日にFRB**が“緊急”利下げを実施。“緊急”に対する株式市場の反応はまちまちとなった

が、少なくとも各国の金融緩和姿勢は相場の下支えとなっていよう。

米大統領選に向けた動向も追い風となった。足元では急進左派のサンダース氏が支持を伸ばしていたが、

予備選の山場となった3日のスーパーチューズデーでは、中道派のバイデン氏が大健闘。反市場的な政策

を掲げるサンダース氏が民主党の大統領候補に指名される可能性が後退したことをマーケットは好感した。

日本株は下値が意識されるも、上昇には時間を要するか

国内消費やインバウンド需要の減少、またサプライチェーンの断絶や世界経済の下振れによる需要減に対

する警戒からサービス業や小売業、電気機器などの下落が目立っていたが、今週の騰落率は各々、

+2.9%、+0.9%、+1.0%と、TOPIXの+0.3%を上回っており(3/5時点)、一巡感がみられる。新型肺炎を巡って

は予断を許さないが、日経平均は企業の解散価値(=PBR1倍)水準まで調整したことで下値が意識されて

いよう。実際に東証1部売買代金は連日で2兆円を超えており、買い需要の高さが窺える。

ただし、日本株の持ち直しは世界株に比べて鈍い。要因としては、製造業に対する警戒感の強さが挙げら

れる。新型肺炎で製造業の景況感は中国で過去最低を記録、米国でも悪影響が出ており、世界の景気敏

感株とされる日本株には重石だ。換言すれば、製造業の悪化一巡が日本株高のポイントの1つと言えよう。

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(円)

東証一部売買代金(右軸)

日経平均(左軸)

25日移動平均(左軸)

75日移動平均(左軸)

20,500円

21,750円

<予想レンジ>

(兆円)

*PMI:購買担当者景気指数、**FRB:米連邦準備制度理事会

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2020年 3月 6日(金) 週刊株式アウトルック

本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。

コロナウイルスの影響が小さい情報・通信 業種別株価指数

新型コロナウイルスの感染拡大を発端とした株価下

落が続く中、業種別に株価動向をみると、2月以降で

は東証33業種中全てが下落する中、情報・通信業が

比較的堅調に推移している。

業績が堅調なことに加え、コロナウイルスによる業績

への影響が相対的に軽微とみられているためであろ

う。また、「テレワーク」や「巣ごもり消費」などに紐付け

られる銘柄も散見される。

出所:QUICKよりSMBC日興証券作成

来期好業績 モメンタム良好な来期好業績銘柄の株価推移

20/3期も残り1ヵ月を切っており、市場の目線は来期

の業績成長度合いに移っていく。

来期好業績が見込まれる銘柄、とりわけ予想が切り上

がっているモメンタム良好銘柄の株価は市場をアウト

パフォームしている。

外部環境が不透明な中、来期業績期待の高い銘柄

を選好する姿勢は当面継続するとみている。

注:TOPIX採用3月期決算銘柄で、3/5時点の市場予想が来期 増収2桁経常増益、かつ昨年末比で予想が増額修正された銘柄 群。等金額ベース。予想はQUICKコンセンサス 出所:QUICKよりSMBC日興証券作成

高配当銘柄 予想配当利回り4%以上の銘柄数

3月に入り期末の配当権利取りに向けた動きは既に

出ているだろう。

今年は足元の株価急落により予想配当利回りが高い

銘柄が増加しており、例年以上に利回り面で投資妙

味が高まっている。

ただし、業績やキャッシュフローの動向など配当の継

続性を考慮した銘柄選択は必要だ。

注:各年2月最終営業日時点のTOPIX採用3月期決算銘柄の予 想配当利回りを元に集計。予想は日経予想 出所:QUICKよりSMBC日興証券作成

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1/1 1/8 1/15 1/22 1/29 2/5 2/12 2/19 2/26 3/42020年

(月/日)

(対TOPIX累積リターン、%、2019年末=0)

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6%以上

5%以上6%未満

4%以上5%未満

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(銘柄数)

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2.WEEKLY ピックアップ 石田 卓也

参考銘柄

ネクソン(3659)、UUUM(3990)、大塚商(4768)

カプコン(9697)

参考銘柄

エムスリー(2413)、IRJ HD(6035)、ダイフク(6383)

オリンパス(7733)、東エレク(8035)

参考銘柄

熊谷組(1861)、三菱商(8058)、オリックス(8591)

ソフトバンク(9434)

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情報・通信業

TOPIX

機械

陸運業

(2/3=100)

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2020年 3月 6日(金) 週刊株式アウトルック

本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。

銘柄紹介:オリンパス(7733) 石田 卓也

【内視鏡で世界トップシェア】 顕微鏡の国産化を目指し1919年に創業。光学技術に強みを持ち、

医療事業、科学事業、映像事業を展開。医療事業では消化器内視鏡が世界シェアの70%を誇る。

地域別売上高比率は日本18%、北米34%、欧州24%、アジア・オセアニア21%、その他2%(19/3期)

と幅広くカバーしている。

【派手さはないが堅実に成長】 全体売上高の約80%(19/3期)を占める医療事業は、過去5年平均

成長率5%程度と堅調推移。医師のニーズを具現化する開発・製造力に強みを持つ。また、消化器

内視鏡は製品拡充や、中国など新興国での拡大で今後3年間で年平均6%程度の成長を目指す。

【「選択」と「集中」で成長分野へ積極投資】 2019年11月に発表された新経営戦略では、継続的に

ポートフォリオの見直しを行い、成長分野である医療事業に経営資源を集中させる構え。営業利益

率は23/3期に20%超(20/3期会社予想は約11%)、21/3期~23/3期のEPS(1株当たり利益)成長率は

年平均で25%超(特殊要因調整後)など、意欲的な目標が示された。

【ウイルスの影響より成長性】 短期的には新型コロナウイルスによる中国の成長鈍化は懸念される

が、足元で株価は堅調。同社の主戦場である医療市場は相対的に景気変動の影響を受けづらいこ

ともあり、むしろ同社の中長期的な成長性が評価されよう。

図表1.医療事業の業績推移 図表2.株価チャート

注:予想はSMBC日興証券 出所:Refinitiv などよりSMBC日興証券作成

出所:QUICK よりSMBC日興証券作成

図表3.オリンパスの業績

注:予想はQUICKコンセンサス(3月5日時点)。米国会計基準、国際会計基準の場合、経常利益欄は税引き前利益を表示。2019年4月1日を効力発生日として普通株式1株を4株に分割、2019/03の1株益及び配当は分割を考慮して修正。

出所: QUICKよりSMBC日興証券作成

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8,000売上高(左軸) 営業利益(左軸)

(億円)

(決算期)

(%)

営業利益率(右軸)

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2,400

19/9/2 19/10/2 19/11/1 19/12/2 19/12/30 20/2/3 20/3/4

(年/月/日)

(円)

2020/3/5 終値 1,995.0 円 (単位:百万円)

決算期 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益(円) 配当(円) PER(倍)

2019/03 793,862 28,281 20,117 8,147 5.97 7.50 -

2020/03(会予) 810,000 92,000 87,000 64,000 48.44 10.00 41.2

2020/03(予) 805,817 93,815 88,840 65,603 51.03 10.25 39.1

2021/03(予) 842,733 118,534 114,326 84,680 65.87 12.42 30.3

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2020年 3月 6日(金) 週刊株式アウトルック

本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。

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6月 8月 10月 12月 2月 4月 6月 8月 10月 12月

(%)

(限月)

雇用統計発表前(6/2)時点

直近(7/6)時点

2016年 2017年

今から2回の利上げを

織り込む水準

今から1回の利上げを

織り込む水準

3.ドル円相場見通し 龍 翔太

【ドル円相場の推移と来週の見通し】 今週は前半に108円台半ばまで回復する

場面もあったが、FRB(連邦準備制度理事

会)の緊急利下げやリスク回避色の強まり

を受けて5日には一時106円を割り込んだ。

新型肺炎への懸念はなお強く、ドル円は

来週も上値の重い展開が予想される。

もっとも、暗い話ばかりではない。米国で

は、新型肺炎の緊急対策を盛り込んだ予

算案を米議会の上下両院が可決し、今週

中にも成立する見込み。日本では緊急対

策の第2弾が10日を目処に取りまとめられ

る予定の他、ユーロ圏も財政政策に踏み

切る姿勢をみせている。

今後は金融緩和策に加え、財政政策でも

各国の足並みが揃ってくるとみられ、投資

家心理の改善に寄与する見込み。ドル円

は目先的にはまだ不安定な値動きが想定

されるが、徐々に底堅さを増していこう。

出所: BloombergよりSMBC日興証券作成

4.米国株市場見通し 田中 浩介

【S&P500と200日移動平均超過銘柄比率】 今週(3/2~5)の米国株式市場で主要3指

数は乱高下したが、5日時点で前週末比

で上昇している。今週に入り、FRB(連邦

準備制度理事会)をはじめ各国中央銀行

の一部が利下げを決定したほか、米国の

議会で緊急歳出法案が可決されるなど、

政策面でのサポートが始まりつつある。

一方、相場が大底を付けたという確信は

未だ持ちづらい。投資家心理は弱気一辺

倒でなく、S&P500銘柄のうち200日移動

平均線を上回る銘柄の比率(低い程弱い

相場状況を示唆)は過去の「陰の極」時点

ほど低下していない。新型ウイルスの影響

が持続的かつ甚大でないとの前提に立て

ば、上記のような政策サポート等も要因

に、先行きの楽観を保持できよう。ただ、依

然として新型ウイルスの感染が拡大中であ

り、相場が「大底感」を欠くという状況は、

事態が好転する前に悪化する余地が未だ

残っていることを示唆していよう。

出所:BloombergよりSMBC日興証券作成

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S&P500(左軸)

株価が200日移動平均線を上回る銘柄の比率(右軸)

(年)

(%)

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(月/日)

(円/ドル)

108.00円

105.00円

<来週の予想レンジ:105.00~108.00円>

2019年 2020年

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2020年 3月 6日(金) 週刊株式アウトルック

本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。

5.投資部門別売買動向 大倉 正稔

現物・先物の投資部門別売買動向

【日経平均株価と主な投資部門別売買動向の推移】 2月第4週(2/25~28)の個人投資家は、

+6,016億円と3週連続の買い越し。

一方、海外投資家は▲17,792億円と3週連

続で売り越し。新型肺炎のパンデミック懸

念などで世界同時株安となる中、リスク回

避姿勢が色濃く出た。

信託銀行は+1,198億円と6週ぶりに買い越

しへ転じた。投資信託は+3,302億円と2週

連続で買い越し。

注:売買動向は2019年9月第1週から2020年2月第4週まで、指数は2020年3月5 日までのデータ 出所:QUICKよりSMBC日興証券作成

現物・先物の投資部門別売買動向 直近26週分データ

注:2019年9月第1週から2020年2月第4週までのデータ。現物は二市場一・二部等。先物は日経225、日経225mini、JPX日経400、TOPIX先物、ミニ TOPIXの合計 出所:QUICKよりSMBC日興証券作成

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19/9/7 19/10/12 19/11/16 19/12/21 20/1/25 20/2/29

信託銀行(左軸)

事業法人(左軸)

海外投資家(左軸)

個人(左軸)

(億円)

(年/月/日)

日経平均(右軸)(円)

(単位:億円)

生保・損保都銀・

地銀等信託銀行

その他

金融機関

19/09/07 163 71 92 3,008 4,695 32 1,563 2,378 482 89 422 57 373 25 33

19/09/14 350 484 134 6,024 9,673 215 3,568 3,810 2,755 2,505 8 76 480 389 158

19/09/21 69 25 44 2,574 7,337 57 4,750 3,024 250 46 2,021 39 986 1,232 157

19/09/28 4 296 292 798 6,433 4 5,922 1,798 397 284 4,238 36 100 4,158 15

19/10/05 347 3,674 4,021 1,711 3,964 30 1,737 1,040 371 131 1,198 186 339 1,308 43

19/10/12 378 214 165 2,167 1,208 85 1,209 523 583 5 109 1 357 430 36

19/10/19 85 2,745 2,660 3,438 12,191 134 5,960 3,026 306 65 3,305 383 118 3,335 236

19/10/26 357 1,497 1,140 1,597 1,930 65 1,408 1,523 421 198 504 24 20 394 106

19/11/02 513 909 396 3,258 4,672 128 1,682 405 360 96 1,733 221 882 965 106

19/11/09 270 194 76 3,186 5,788 79 2,600 1,613 495 15 1,466 299 442 2,105 102

19/11/16 660 1,029 1,689 1,180 6,194 41 3,285 2,162 1,284 7 2,413 196 260 2,305 173

19/11/23 115 334 450 475 628 2 1,550 189 1,365 39 2,765 823 259 1,608 74

19/11/30 64 613 677 2,253 3,639 57 651 997 995 283 932 508 132 168 125

19/12/07 353 2,367 2,013 1,013 720 8 273 933 992 254 586 32 318 268 32

19/12/14 121 3,127 3,248 3,719 6,278 158 847 576 452 530 711 191 237 279 4

19/12/21 171 1,734 1,906 498 1,351 9 3,746 2,035 709 191 2,611 206 298 2,575 127

19/12/28 50 191 240 1,537 1,528 14 263 180 140 459 236 156 409 316 13

20/01/04 212 425 637 1,109 1,548 25 223 481 29 76 152 52 329 104 21

20/01/11 916 7,476 6,560 754 3,046 23 2,737 1,096 903 48 4,783 35 864 4,031 77

20/01/18 346 2,324 1,978 1,207 2,817 32 3,556 1,177 906 2 3,824 21 489 3,622 266

20/01/25 52 567 619 2,196 2,083 80 813 1,476 814 203 354 61 216 280 80

20/02/01 206 1,598 1,804 3,699 7,829 112 2,214 1,003 1,368 217 374 546 130 796 6

20/02/08 352 1,361 1,713 4,491 7,917 140 1,573 1,716 980 54 784 136 454 236 42

20/02/15 1 1,475 1,476 934 952 17 1,442 1,559 1,107 43 1,033 143 72 944 159

20/02/22 152 2,189 2,341 1,457 2,849 115 1,064 646 1,016 52 2,778 150 75 3,024 21

20/02/29 841 4,033 4,874 6,016 17,792 193 6,709 3,302 2,068 513 825 240 316 1,198 183

総計自己計 委託計

個人 海外投資家 証券会社 法人投資信託 事業法人

その他

法人等金融機関

5

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2020年 3月 6日(金) 週刊株式アウトルック

本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。

6.信用取引動向 大倉 正稔

相場急変、投げ売りを迫られる展開

2月28日申し込み分の信用買い残は前週比455億円減の2.35兆円、売り残は1,947億円減の7,436億円となっ

た。当該週(2/25~28)は新型肺炎がアジア圏のみならずイタリアなどでも拡大した。世界的な流行を警戒し、

日経平均は週間で2,000円超、下落した。急落局面で、追証の対応に迫られた投資家などが投げ売りをした

と考えられ、買い残が縮小。信用評価損益率は▲21.35%と約4年ぶりの水準に悪化。

【二市場信用買い残、売り残、信用倍率】 【TOPIXと二市場信用評価損益率】

注:東京・名古屋二市場の制度信用と一般信用の合計。2月28日申し込み分まで。信用倍率は金額ベース

出所:QUICKよりSMBC日興証券作成

注:評価損益率は東京・名古屋二市場の制度信用と一般信用の合計買い建玉に対する評価損の割合。2月28日申し込み分まで

出所:QUICKよりSMBC日興証券作成

「巣籠り」逆境銘柄は売り残増加

新型肺炎の感染対策として政府が不要不急の外出を自粛するよう求めていた。利用客減少が想定される、ラ

ウンドワン(4680)、JAL(9201)、ANAHD(9202)は業績への下押し懸念から売り方は空売りを仕掛けた模様。

【取り組み倍率が改善した上位銘柄】 【取り組み倍率が悪化した上位銘柄】

注:東証の制度信用と一般信用の合計。2月28日申し込み分まで。日経500種採用銘柄で、買い残100万株以上、売り残50万株以上の銘柄が対象。取り組み倍率の変化幅ランキング。同じ変化幅の場合はコード順とする

出所:QUICKよりSMBC日興証券作成

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

4.5

5.0

5.5

6.0

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

17/2 17/8 18/2 18/8 19/2 19/8 20/2

二市場信用買い残(左軸)

二市場信用売り残(左軸)

信用倍率(右軸)

(兆円) (倍)

(年/月)

-50

-45

-40

-35

-30

-25

-20

-15

-10

-5

01,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

17/2 17/8 18/2 18/8 19/2 19/8 20/2

二市場合計 信用評価損益率(右逆軸)

TOPIX(左軸)

(%)

(年/月)

(pt)

前週 当該週 前週 当該週 前週 当該週

1 4680 ラウンドワン 239.6 501.3 2,952.9 2,383.7 12.32 4.76

2 3865 北越コーポ 53.7 4,024.0 322.1 3,059.3 6.00 0.76

3 9201 JAL 563.7 1,104.4 2,075.2 2,266.4 3.68 2.05

4 7731 ニコン 737.1 620.4 3,862.5 2,677.0 5.24 4.31

5 3402 東レ 505.0 547.6 7,375.1 7,589.6 14.60 13.86

6 9202 ANAHD 848.3 1,795.3 1,257.2 1,495.5 1.48 0.83

7 8358 スルガ銀 3,184.5 3,027.0 12,856.9 10,501.4 4.04 3.47

8 6301 コマツ 712.8 864.9 2,319.3 2,341.6 3.25 2.71

9 5406 神戸鋼 2,408.4 2,397.5 13,194.5 11,866.4 5.48 4.95

10 7261 マツダ 989.8 1,521.9 2,035.6 2,400.6 2.06 1.58

コード 銘柄略称売残(千株) 買残(千株) 取組倍率

前週 当該週 前週 当該週 前週 当該週

1 8585 オリコ 1,283.2 898.2 15,795.8 16,186.2 12.31 18.02

2 9501 東電HD 779.7 603.5 17,207.9 16,021.1 22.07 26.55

3 4321 ケネディクス 1,286.4 783.1 8,637.9 8,407.0 6.71 10.74

4 4689 ZHD 3,548.5 1,814.9 11,073.3 12,654.0 3.12 6.97

5 4188 三菱ケミHD 771.5 548.5 3,468.8 3,748.0 4.50 6.83

6 3092 ZOZO 1,155.0 504.1 2,114.4 1,869.6 1.83 3.71

7 8515 アイフル 5,476.4 3,923.5 26,535.3 26,380.4 4.85 6.72

8 6758 ソニー 1,378.4 985.0 5,005.8 5,321.0 3.63 5.40

9 6723 ルネサス 2,170.6 1,188.1 2,380.8 3,312.8 1.10 2.79

10 8308 りそなHD 1,036.1 770.9 4,010.9 4,281.0 3.87 5.55

コード 銘柄略称売残(千株) 買残(千株) 取組倍率

6

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2020年 3月 6日(金) 週刊株式アウトルック

本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。

7.個人投資家の買付動向 髙山 裕介

【買付代金上位10銘柄(2/28~3/5、銘柄コード順)】 武田(4502)は、非中核資産の売却による

有利子負債圧縮の進展期待や、新型肺炎

治療薬の開発開始の発表などから、投資

家の注目が集まった様子。

ソニー(6758)や任天堂(7974)などゲーム

関連株は、小中高の一斉休校により、家庭

でのゲーム関連への需要が高まるとの思

惑から買いを集めた模様。

ソフトバンクG(9984)は、証券会社による目

標株価引き上げが相次いでいることもあ

り、押し目を拾う動きが活発化したとみられ

る。

注:弊社のリテール部門での国内上場銘柄の買付手口を集計。ただし、取引所外取引およびブロックトレードのみデータから除外して集計

出所:QUICKよりSMBC日興証券作成

8.週間個別銘柄騰落状況(東証1部) 髙山 裕介

【値上がり率上位10銘柄(2/28~3/5)】

日経平均は2/28~3/5の間、2.8%下落。

オルトプラス(3672) 18.9%上昇:

同社が携わるスマホ向け新ゲームの配信

が近づいたことを材料視。

薬王堂HD(7679) 10.3%上昇:

他ドラッグストアの良好な2月既存店売上を

受け、連想買いが膨らんだ。

OLC(4661) 9.8%上昇:

臨時休園の発表を受け、目先の悪材料出

尽くし感が意識された様子。

三菱ロジ(7105) 25.0%下落:

三菱重(7011)との親子上場当面維持と伝

わり、思惑で膨らんだ買いに解消の動き。

内田洋(8057) 18.4%下落:

20/7期通期計画の上方修正も、好材料出

尽くし感が強まった。

【値下がり率上位10銘柄(2/28~3/5)】

注:対象は東証1部銘柄 出所:QUICKよりSMBC日興証券作成

コード 銘柄名 業種2/27終値

(円)

3/5終値

(円)

値上がり率(%)

1 3672 オルトプラス 情報・通信 789.0 938.0 18.9

2 7448 ジンズメイト 小売 235.0 278.0 18.3

3 8771 Eギャランティ その他金融 1,229.0 1,450.0 18.0

4 6544 JESHD サービス 2,057.0 2,420.0 17.6

5 6036 KeePer技 サービス 1,150.0 1,351.0 17.5

6 3835 eBASE 情報・通信 1,599.0 1,823.0 14.0

7 3928 マイネット 情報・通信 537.0 605.0 12.7

8 3903 gumi 情報・通信 645.0 718.0 11.3

9 7679 薬王堂HD 小売 2,138.0 2,358.0 10.3

10 4661 OLC サービス 12,185.0 13,375.0 9.8

コード 銘柄名 業種2/27終値

(円)

3/5終値

(円)

値下がり率(%)

1 7105 三菱ロジ 輸送用機器 1,555.0 1,167.0 -25.0

2 4531 有機薬 化学 373.0 295.0 -20.9

3 6291 エアーテック 機械 1,062.0 857.0 -19.3

4 8057 内田洋 卸売 5,280.0 4,310.0 -18.4

5 4569 キョーリンHD 医薬品 2,517.0 2,060.0 -18.2

6 8522 名 銀 銀行 3,250.0 2,706.0 -16.7

7 4298 プロトコーポ 情報・通信 1,204.0 1,006.0 -16.4

8 3202 ダイトウボウ 繊維製品 185.0 155.0 -16.2

9 7512 イオン北海 小売 810.0 679.0 -16.2

10 3565 アセンテック 卸売 3,025.0 2,539.0 -16.1

コード 銘柄名 市場 業種2/27終値

(円)

3/5終値

(円)

騰落率(%)

1357 日経ダブ 東証 ETF 1,001.0 1,055.0 5.4

1570 日経レバ 東証 ETF 19,170.0 18,060.0 -5.8

1579 日経2倍 東証 ETF 20,300.0 19,150.0 -5.7

4502 武 田 東証1部 医薬品 3,938.0 3,896.0 -1.1

4661 OLC 東証1部 サービス 12,185.0 13,375.0 9.8

6758 ソニー 東証1部 電気機器 6,877.0 6,929.0 0.8

7203 トヨタ 東証1部 輸送用機器 7,384.0 7,008.0 -5.1

7974 任天堂 東証1部 その他製品 38,190.0 37,920.0 -0.7

8316 三井住友 東証1部 銀行 3,531.0 3,309.0 -6.3

9984 ソフトバンクG 東証1部 情報・通信 5,239.0 5,092.0 -2.8

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2020 年 3 月 6 日(金) 週刊株式アウトルック

本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。

2月28日の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は42.81pt、二市場合計の信用評価損益率は▲

21.35%。アベノミクス相場が本格化した2013年以降で、今回を除き、日経VIが40ptを超えた局面は3度あった

が、日経平均はその後まもなく底打ちしている。二市場合計の信用評価損益率の20%割れ局面は1度あった

が、後に下げ止まった。今回、2指標が同時に幾度とみられない域に達した。“陰の極”を示唆しているか。

【日経平均と日経平均ボラティティー・インデックス、二市場合計 信用評価損益率】

注: 日経平均ボラティリティー・インデックスは、投資家が想定する日経平均の将来における変動を表した指数。数値が高いほど、相場が大きく変動すると見込んでいる。評価損益率は東京・名古屋二市場の制度信用と一般信用の合計買い建玉に対する評価損の割合。週足ベース。

出所: QUICKよりSMBC日興証券作成

【日本株市場関連データ(3/5時点)】

3月5日、東証REIT指数は5営業日ぶりに200日移

動平均線を回復。

3月3日の東証1部予想配当利回りは2.61%。2.6%

超えは昨年9月以来の水準。

注:予想は東証1部配当利回り及び東証1部予想PERは日経予想、東証REIT指数予想分配金利回りはQUICK予想。配当・分配金利回りは加重平均。テクニカル指標は一般的に、騰落レシオ:120%以上が買われ過ぎ、70%以下が売られ過ぎ、サイコロジカル:75%以上が買われ過ぎ、25%以下が売られ過ぎ、スローストキャスティクス:70%以上が買われ過ぎ、30%以下が売られ過ぎ、RSI:70%以上が買われ過ぎ、30%以下が売られ過ぎと判断される

出所:QUICKよりSMBC日興証券作成

10,000

15,000

20,000

25,000

13/1 13/10 14/8 15/5 16/3 16/12 17/10 18/7 19/5 20/3

(円) 〈日経平均〉

?

0.00

25.00

50.00

13/1 13/10 14/8 15/5 16/3 16/12 17/10 18/7 19/5 20/3

(pt)40pt

〈日経平均ボラティリティー・インデックス〉

-30.00

-10.00

10.00

13/1 13/10 14/8 15/5 16/3 16/12 17/10 18/7 19/5 20/3

(%)

-20%

〈二市場合計 信用評価損益率〉

(年/月)

3/5

終値(円)

日経平均株価 21,329.12 186.16 0.88

25日移動平均 22,866.59 -6.72

75日移動平均 23,343.56 -8.62

200日移動平均 22,181.91 -3.84

売買高(東証1部、万株、①) 138,384

25日移動平均 143,874

売買代金(東証1部、億円、②) 25,255

25日移動平均 26,061

売買単価(円、②/①) 1,824.99

移動平均乖離率

指数前週末比(円)

前週末比(%)

3/5

終値(円,pt)

TOPIX 1,515.71 4.84 0.32

JPX日経400 13,635.03 50.75 0.37

東証2部指数 6,246.22 192.61 3.18

東証マザーズ指数 743.13 42.50 6.07

日経ジャスダック平均 3,386.58 91.66 2.78

東証REIT指数 2,107.14 89.64 4.44

【テクニカル指標】 [単位:%]

騰落レシオ(東証1部、25日) 63.51

サイコロジカル(TOPIX) 33.33

スローストキャスティクス(TOPIX) 10.85

RSI(TOPIX) 13.63

判定

売られ過ぎ

売られ過ぎ

売られ過ぎ

2.59

東証1部予想PER(倍) 14.45

東証1部PBR(倍) 1.09

東証REIT指数予想分配金利回り(%) 3.68

東証1部予想配当利回り(%)

指数前週末比(円,pt)

前週末比(%)

9.テクニカル分析: “陰の極”を示唆か 花田 政人

8

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2020年 3月 6日(金) 週刊株式アウトルック

本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。

10.来週・再来週の主なスケジュール 大倉 正稔

日本では2月景気ウォッチャー調査、10-12月期実質GDP(2次速報)が9日に発表。なお13日は四半期に一

度のメジャーSQ算出日。

中国では新型肺炎の影響で操業を停止している湖北省内の工場などが11日に再稼働する見込み。また、欧

州ではECB理事会が12日に開催される。

【来週の主なスケジュール】

注:発表日は現地時間。市場予想と実績は 2020年3月5日12時時点のBloombergの値を表示。前回値は断りがない限り、月次データは前月値、四半

期データは前四半期値。スケジュールは予告なしに変更されることがあります

出所: Bloomberg、QUICK、各種報道などよりSMBC日興証券作成

発表日 国・地域 市場予想 前回値

10-12月期 実質GDP(2次速報、前期比年率、前回値は1次速報) ▲6.7% ▲6.3%

2月 景気ウォッチャー調査-現状判断DI - 41.9

2月 景気ウォッチャー調査-先行き判断DI - 41.8

1月 経常収支(季調済) 16,598億円 17,147億円

1月 鉱工業生産(前月比) - ▲3.5%

1月 貿易収支(原数値、前回値は前月値) - 152億ユーロ

1月 輸出(前月比) - 0.2%

1月 輸入(前月比) - ▲0.5%

メキシコ 2月 消費者物価指数(前年比) - 3.24%

日本 - 春闘集中回答日(~12日) - -

米国 - ミシガン州などで予備選挙 - -

ユーロ圏 10-12月期 実質GDP(確定値、前年比、前回値は改定値) - 0.9%

2月 新規銀行融資(15日までに発表予定) 11,000億元 33,400億元

2月 マネーサプライM2(前年比、15日までに発表予定) 8.5% 8.4%

2月 消費者物価指数(前年比) 5.2% 5.4%

ブラジル 1月 鉱工業生産(前年比) - ▲1.2%

- - インド 市場休場 - -

米国 2月 消費者物価指数(食品・エネルギーを除く、前年比) 2.3% 2.3%

中国 - 湖北省内企業の操業再開予定 - -

トルコ 1月 経常収支(原数値、前回値は前月値) - ▲28.0億ドル

ブラジル 2月 IPCA(拡大消費者物価指数、前年比) - 4.19%

- - G20シェルパ会議(~12日) - -

1-3月期 法人企業景気予測調査(景況判断BSI-大企業製造業、前期比) - ▲7.8%pt

1-3月期 (景況判断BSI-大企業全産業、前期比) - ▲6.2%pt

米国 2月 生産者物価指数(前月比) ▲0.1% 0.5%

-ECB(欧州中央銀行)理事会、政策金利(前回値は現在水準)、

ラガルドECB総裁による記者会見- 0.00%

1月 鉱工業生産(前月比) - ▲2.1%

2月 貿易収支(原数値、前回値は前月値、15日までに発表予定) - ▲151.7億ドル

1月 鉱工業生産(前年比) - ▲0.3%

2月 消費者物価指数(前年比) - 7.59%

日本 - メジャーSQ(特別清算指数)算出日 - -

米国 3月 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報) 95.5 101.0

3月14日(土) 日本 - JR東日本、山手線・京浜東北線新駅「高輪ゲートウェイ」開業(田町~品川駅間) - -

3月15日(日) 米国 - 民主党 大統領候補者討論会 - -

3月13日(金)

日本

ドイツ

3月9日(月)

中国3月10日(火)

3月11日(水)

日本

ユーロ圏

インド

3月12日(木)

9

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2020年 3月 6日(金) 週刊株式アウトルック

本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。

米・FOMCが17~18日の日程で開催される。FRBが3月3日に0.5%ptの緊急利下げを行ったが、更なる利下げ

を今会合で決定するかに注目が集まる。また、18~19日に開催される日銀金融政策決定会合は、追加金融

緩和を行うかなど黒田総裁の会見内容が意識される。

経済指標では日本の2月貿易統計、訪日外客数が18日に発表される他、米国の2月地区連銀製造業景況指

数は16、19日に開示予定。なお、20日は日本では「春分の日」の祝日。

【再来週の主なスケジュール】

注:発表日は現地時間。市場予想と実績は 2020年3月5日12時時点のBloombergの値を表示。前回値は断りがない限り、月次データは前月値、四半

期データは前四半期値。スケジュールは予告なしに変更されることがあります

出所: Bloomberg、QUICK、各種報道などよりSMBC日興証券作成

発表日 国・地域 市場予想 前回値

日本 1月 機械受注(船舶・電力除く民需、前月比) - ▲12.5%

米国 3月 ニューヨーク連銀製造業景況指数 - 12.9

欧州 - ユーロ圏財務相会合 - -

英国 - ベイリー氏が英中銀総裁に就任 - -

1-2月 鉱工業生産(年初来、前年比、前回値は12月単月分) ▲1.5% 6.9%

1-2月 固定資産投資(都市部、年初来、前年比) 2.0% 5.4%

1-2月 小売売上高(年初来、前年比、前回値は12月単月分) ▲1.0% 8.0%

インドネシア 2月 貿易収支(原数値、前回値は前月値) - ▲8.6億ドル

インド 10-12月期 経常収支(原数値、前回値は前四半期値、31日までに発表予定) ▲25.0億ドル ▲62.5億ドル

2月 小売売上高(前月比) - 0.3%

2月 (自動車除く、前月比) - 0.3%

2月 鉱工業生産(前月比) - ▲0.3%

-アリゾナ州、フロリダ州などで予備選挙(この日までで代議員は全体の

過半が決定)- -

- FOMC(連邦公開市場委員会、~18日) - -

ドイツ 3月 ZEW景気期待指数 - 8.7

11-1月 ILO失業率 - 3.8%

2月 失業保険申請件数 - 5,500件

ロシア 2月 鉱工業生産(前年比) 1.0% 1.1%

2月 貿易収支(季調済) - ▲2,241億円

2月 輸出(前年比) - ▲2.6%

2月 輸入(前年比) - ▲3.5%

2月 全国百貨店売上高(前年比、23日までに発表予定) - ▲3.1%

2月 訪日外客数 - 266万1千人

- 日銀金融政策決定会合(~19日) - -

-政策金利(FOMC〈連邦公開市場委員会〉 ,経済見通し公表)、

パウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長が記者会見0.75%~1.00% 1.00%~1.25%

2月 住宅着工件数(前月比) - ▲3.6%

2月 (年率換算) - 156.7万件

2月 住宅着工許可件数(前月比) - 9.2%

2月 (年率換算) - 155.0万件

- 米通商代表部(USTR)がEU製大型航空機の追加関税率引き上げ - -

ユーロ圏 1月 貿易収支(季調済) - 222億ユーロ

ブラジル - 政策金利(金融政策委員会、前回値は現在水準) - 4.25%

南ア 2月 消費者物価指数(前年比) - 4.5%

2月 全国消費者物価指数(生鮮食品除く、前年比) - 0.8%

- 日銀金融政策決定会合、黒田日銀総裁が記者会見 - -

米国 3月 フィラデルフィア連銀製造業景況指数 - 36.7

2月 新規雇用者数(前月比) - 13,500人

2月 失業率 - 5.3%

NZ 10-12月期 実質GDP(前年比) - 2.3%

インドネシア - 政策金利(前回値は現在水準) - 4.75%

トルコ - 政策金利(1週間物レポ金利、金融政策委員会、前回値は現在水準) - 10.75%

南ア - 政策金利(金融政策委員会、前回値は現在水準) - 6.25%

2月 全国スーパー売上高(前年比、23日までに発表予定) - ▲2.0%

2月 全国コンビニエンスストア売上高(前年比、23日までに発表予定) - 0.4%

- 東京市場休場(春分の日) - -

米国 2月 中古住宅販売件数(前月比) - ▲1.3%

ロシア - 政策金利(金融政策決定会合、前回値は現在水準) - 6.00%

3月21日(土) - - - - -

3月22日(日) - - - - -

日本

3月20日(金)

日本

米国

3月18日(水)

日本

豪州3月19日(木)

中国

3月16日(月)

米国

英国

3月17日(火)

10

Page 12: 週刊株式アウトルック...が、足元で株価は堅調。同社の主戦場である医療市場は相対的に景気変動の影響を受けづらいこ ともあり、むしろ同社の中長期的な成長性が評価されよう。

2020年 3月 6日(金) 週刊株式アウトルック

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