試薬を通して最新研究をサポート 見る バイオフィ …...洗浄・cv 染色 96...

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1)記載価格は本体価格のみで、消費税等は含まれておりません。 2)記載価格はこのパンフレット編集時 201911月)における希望納入価格です。予告なしに変更する場合がございますのでご注意ください。 3)試験・研究用のみに使用するものです。医療用その他の目的には使用できません。 ffwk.fujifilm.co.jp 0120 - 052-099 URL Free Dial 0120 - 052-806 Free Fax 0120 - 489-548 www.dojindo.co.jp Free Dial URL 096-286-1515 (代表) info@dojindo.co.jp Tel E-mail 03-3578-9651 (代表) Tel 製造 元・ 国内問合せ先 国内販売元 取扱店 191114-1(S) Dojindo Laboratories. All Right Reserved. 見る 微生物 増殖活性 微生物増殖アッセイキット 微生物増殖アッセイキット Microbial Viability Assay Kit-WST Microbial Viability Assay Kit-WST メーカーコード コード 希望納入価格 Microbial Viability Assay Kit-WST 100 tests 500 tests ¥ 6,000 ¥ 21,300 M439 348-08913 342-08911 2つのキットの違い NEXT 試薬を通して最新研究をサポート 試薬を通して最新研究をサポート 検索 微生物 同仁 検索 バイオフィルム 同仁 バイオ フィル ム形成量・形成阻害測定 バイオフィルム薬剤効果測定キ バイオフィルム形成量・形成阻害測定キット バイオフィルム薬剤効果測定キット Biofilm Formation Assay Kit Biofilm Viability Assay Kit Biofilm Formation Assay Kit Biofilm Viability Assay Kit クリスタルバイオレット法によるバラツキの比較 菌種:S. aureus n=8 の平均 Orange Color λmax 460 nm 微生物懸濁液に試薬を添加 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 0 12 24 36 48 60 培養時間(hインキュベーション時間毎の吸光変化 27000 2700 270 27 2.7 blank CFU/ml ピン ピン バイオ ルム ときた方 ときた方 既存法 キット法 Absorbance at 460 nm 蓋を移すだけ! 蓋を移すだけ! 1.4 1.2 1.0 0.8 0.6 0.4 0.2 0 Absorbance at 590 nm 既存法 : ウェルにバイオフィルムを形成 洗浄 クリスタルバイオレット染色 洗浄 クリスタルバイオレット抽出 測定 キット法 : ピンプレートにバイオフィルムを形成 菌液にピンプレートを浸し、ピン表面 にバイオフィルムを形成させる。 洗浄液にピンプレートを浸し、 バイオフィルムを洗浄する。 既存法 キット法 測定の手間を大幅に低減 測定の手間を大幅に低減 バラツキを抑えることが可能 バラツキを抑えることが可能 煩雑だったウェル毎の洗浄操作は不要です。 ピンプレート付きのプレート蓋で一度に操作が完了できます。 洗浄操作による物理的なバイオフィルムの剥離を抑えることで、 ウェル間、測定者間、施設間の測定結果のばらつきを低減します。 既存法はマイクロプレートの底にバイオフィルムを形成するため、菌の培養に伴う培地交換や、染色工程前後の洗浄作業に多くの手間 を要していました。本キットは蓋に固定されたピン上にバイオフィルムを形成させるため、培地交換や染色工程が蓋を移すだけで完了 し、操作が非常に簡便です。 バイオフィルムは、微生物とその代謝物である細胞外多糖から構成される集合体で、あらゆる環境に存在しています。近年、バイオフィルム形成 阻害能を有する薬剤や食品成分の探索が注目を集めています。 測定の手間を大幅に低減 測定の手間を大幅に低減 生きた微生物だけを正確に早く 生きた微生物だけを正確に早く 操作は試薬の添加だけ 操作は試薬の添加だけ 既存法はマイクロプレート底面にバイオフィルムを形成するため、洗浄操作等でバイオ フィルムが剥離しやすく、測定値のばらつきが課題でした。本キットはピン表面にバイオ フィルムを形成させ、一連の操作によるバイオフィルムの剥がれを抑えます。 ピンプレートで従来の課題を解決!! ピンプレートで従来の課題を解決!! 微生物はエネルギー代謝活動により細胞内に NAD PH 生成しますが、本キット中の色素 WST-8 は電子メディエー ターを介する事で、この NAD PH により還元され水溶性 の色素が生成されます。この色素生成量は、微生物のエネル ギー代謝活性に比例するため、オレンジ色への呈色を確認 することで、その微生物の生存率や活性度合を確認するこ とができます。また従来の平板培養法に比べ、液体培地で培 養した微生物を使用できるため、評価にかかる時間を大幅 に短縮することができます。 測定の際は、96 ウェルマイクロプレートに微生物懸濁液を準 備し、試薬を添加しインキュベーションするだけで、微生物の 代謝活性に応じた色素の発色がみられます。インキュベー ション後は、プレートリーダーにて吸光度(450 nm)を測定し 結果の解析を行います。 細菌・カビでの測定実績 細菌・カビでの測定実績 クロコウジカビ(Aspergillus niger) を用いて発色反応を行っ たところ、2.7 CFU/ml の菌数でも 2 日以内に発色が確認でき ました。(MOPS 緩衝性 RPMI-1640 培地を使用 ) ウェルに菌液を加え、ウェル内壁 にバイオフィルムを形成させる。 各ウェル毎にバイオフィルムを剥 がさないように注意深く洗浄する。 各ウェルにエタノールを加えた後、 吸光度を測定する。 エタノールを入れたウェルに ピンプレートを浸し、吸光度を測定する。 バラツキを抑えることが可能 バラツキを抑えることが可能 プレート リーダー プレート リーダー プレート リーダー プレート リーダー 利用装置

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Page 1: 試薬を通して最新研究をサポート 見る バイオフィ …...洗浄・CV 染色 96 穴マイクロプレートに菌を播種し ピンプレートを浸漬し培養

1)記載価格は本体価格のみで、消費税等は含まれておりません。2)記載価格はこのパンフレット編集時(2019年11月)における希望納入価格です。予告なしに変更する場合がございますのでご注意ください。3)試験・研究用のみに使用するものです。医療用その他の目的には使用できません。

:ffwk.fujifilm.co.jp:0120 - 052-099

URLFree Dial :0120 - 052-806Free Fax

:0120 - 489-548:www.dojindo.co.jp

Free DialURL

:096-286-1515(代表)

[email protected]

:03-3578-9651(代表)Tel

製造元・国内問合せ先

国内販売元 取扱店

191114-1(S)Ⓒ Dojindo Laboratories. All Right Reserved.

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微生物の増殖活性微生物増殖アッセイキット微生物増殖アッセイキット Microbial Viability Assay Kit-WSTMicrobial Viability Assay Kit-WST

メーカーコードコード希望納入価格容 量品 名

Microbial Viability Assay Kit-WST100 tests

500 tests

¥ 6,000

¥ 21,300M439

348-08913

342-08911

2つのキットの違いNEXT

試薬を通して最新研究をサポート試薬を通して最新研究をサポート

検索微生物 同仁 検索バイオフィルム 同仁

に  に 

バイオフィルム形成量・形成阻害測定キットバイオフィルム薬剤効果測定キットバイオフィルム形成量・形成阻害測定キットバイオフィルム薬剤効果測定キット

Biofilm Formation Assay KitBiofilm Viability Assay KitBiofilm Formation Assay KitBiofilm Viability Assay Kit

クリスタルバイオレット法によるバラツキの比較

菌種:S. aureus

各 n=8の平均

Orange Colorλmax 460 nm

微生物懸濁液に試薬を添加

0.0

1.0

2.0

3.0

4.0

0 12 24 36 48 60

培養時間(h)

インキュベーション時間毎の吸光変化

270002700270272.7blank

CFU/ml

ピンッピンッバイオフィルム

ときた方ときた方

既存法 キット法

Abs

orba

nce

at 4

60 n

m

蓋を移すだけ!

蓋を移すだけ!

蓋を移すだけ!

蓋を移すだけ!

1.4

1.2

1.0

0.8

0.6

0.4

0.2

0

Abs

orba

nce

at 5

90 n

m

既存法 : ウェルにバイオフィルムを形成洗浄 → クリスタルバイオレット染色 → 洗浄 クリスタルバイオレット抽出 → 測定

キット法 : ピンプレートにバイオフィルムを形成

菌液にピンプレートを浸し、ピン表面にバイオフィルムを形成させる。

洗浄液にピンプレートを浸し、バイオフィルムを洗浄する。

既存法 キット法

測定の手間を大幅に低減測定の手間を大幅に低減

バラツキを抑えることが可能バラツキを抑えることが可能

煩雑だったウェル毎の洗浄操作は不要です。ピンプレート付きのプレート蓋で一度に操作が完了できます。

洗浄操作による物理的なバイオフィルムの剥離を抑えることで、ウェル間、測定者間、施設間の測定結果のばらつきを低減します。

既存法はマイクロプレートの底にバイオフィルムを形成するため、菌の培養に伴う培地交換や、染色工程前後の洗浄作業に多くの手間を要していました。本キットは蓋に固定されたピン上にバイオフィルムを形成させるため、培地交換や染色工程が蓋を移すだけで完了し、操作が非常に簡便です。

バイオフィルムは、微生物とその代謝物である細胞外多糖から構成される集合体で、あらゆる環境に存在しています。近年、バイオフィルム形成阻害能を有する薬剤や食品成分の探索が注目を集めています。

測定の手間を大幅に低減測定の手間を大幅に低減

生きた微生物だけを正確に早く生きた微生物だけを正確に早く

操作は試薬の添加だけ操作は試薬の添加だけ

既存法はマイクロプレート底面にバイオフィルムを形成するため、洗浄操作等でバイオフィルムが剥離しやすく、測定値のばらつきが課題でした。本キットはピン表面にバイオフィルムを形成させ、一連の操作によるバイオフィルムの剥がれを抑えます。

ピンプレートで従来の課題を解決!!ピンプレートで従来の課題を解決!!微生物はエネルギー代謝活動により細胞内に NAD(P)H を生成しますが、本キット中の色素WST-8は電子メディエーターを介する事で、この NAD(P)H により還元され水溶性の色素が生成されます。この色素生成量は、微生物のエネルギー代謝活性に比例するため、オレンジ色への呈色を確認することで、その微生物の生存率や活性度合を確認することができます。また従来の平板培養法に比べ、液体培地で培養した微生物を使用できるため、評価にかかる時間を大幅に短縮することができます。

測定の際は、96ウェルマイクロプレートに微生物懸濁液を準備し、試薬を添加しインキュベーションするだけで、微生物の代謝活性に応じた色素の発色がみられます。インキュベーション後は、プレートリーダーにて吸光度(450 nm)を測定し結果の解析を行います。

細菌・カビでの測定実績細菌・カビでの測定実績

クロコウジカビ(Aspergillus niger) を用いて発色反応を行ったところ、2.7 CFU/ml の菌数でも 2 日以内に発色が確認できました。(MOPS 緩衝性 RPMI-1640 培地を使用 )

ウェルに菌液を加え、ウェル内壁にバイオフィルムを形成させる。

各ウェル毎にバイオフィルムを剥がさないように注意深く洗浄する。

各ウェルにエタノールを加えた後、吸光度を測定する。

エタノールを入れたウェルにピンプレートを浸し、吸光度を測定する。

バラツキを抑えることが可能バラツキを抑えることが可能

プレートリーダープレートリーダー

プレートリーダープレートリーダー

利用装置

Page 2: 試薬を通して最新研究をサポート 見る バイオフィ …...洗浄・CV 染色 96 穴マイクロプレートに菌を播種し ピンプレートを浸漬し培養

https://www.dojindo.co.jpURL E-mail [email protected] 微生物増殖アッセイキットNEXT

Biofilm Formation / Viability Assay KitBiofilm Formation / Viability Assay Kitバイオフィルム形成量・形成阻害測定 / 薬剤効果測定キット

-Bacstain- CFDA solution

-Bacstain- DAPI solution

-Bacstain- AO solution

-Bacstain- EB solution

-Bacstain- PI solution

-Bacstain- CTC Rapid Staining Kit (for Flow cytometry)

-Bacstain- CTC Rapid Staining Kit (for Microscopy)

100 assays

100 assays

100 assays

100 assays

100 assays

100 assays

100 assays

¥17,400

¥8,400

¥8,600

¥8,600

¥8,400

¥21,900

¥21,300

342-91321

349-91331

346-91341

343-91351

340-91361

348-91301

345-91311

BS03

BS04

BS05

BS06

BS07

BS01

BS02

メーカーコードコード希望納入価格容 量品 名

メーカーコードコード希望納入価格容 量品 名

Biofilm Formation Assay Kit

Biofilm Viability Assay Kit

100 tests

100 tests

¥ 16,300

¥ 18,700

B601

B603

344-09571

341-09581

Biofilm Formation Assay Kit にてε-Poly-L-lysine の S. aureus バイオフィルムに対する形成阻害を測定したところ、MBICが約 250 μg/ml であることが確認できました。

Biofilm Viability Assay Kitを用いて Minocycline の S. aureus バイオフィルムに対する薬剤効果を測定したところ、MBECが約 1000 μg/ml であることが確認できました。

MBICの測定 MBECの測定

Biofilm Formation Assay Kit

Biofilm Viability Assay Kit

ε-Ploy-L-lysine Concentration (μg/ml) Minocycline Concentration (μg/ml)

Abs

orba

nce

at 4

60 n

m

Abs

orba

nce

at 5

90 n

m

バイオフィルム形成量・形成阻害測定キット Biofilm Formation Assay Kit

Biofilm Formation Assay Kitはクリスタルバイオレット(CV)染色法によりバイオフィルム形成量および薬剤のバイオフィルム形成阻害を測定することができます。

微生物の付着 バイオフィルムの形成 バイオフィルムの熟成バイオフィルムの熟成

バイオフィルム(生菌+死菌+細胞外高分子物質)の総量

バイオフィルム薬剤効果測定キット Biofilm Viability Assay Kit

Biofilm Viability Assay Kitはバイオフィルム内の生菌の代謝活性をWST法により測定することで、バイオフィルム内の微生物に対する薬剤の殺菌効果を確認することができます。

菌等の増殖活性

Biofilm Formation Assay Kit Biofilm Viability Assay Kit

96穴マイクロプレートに菌を播種しピンプレートを浸漬し培養

エタノールにて抽出、測定(590 nm)

洗浄・CV染色

96穴マイクロプレートに菌を播種しピンプレートを浸漬し培養

WST溶液にて発色、測定(440-480 nm)

洗浄・薬剤処理

バイオフィルムに対する薬剤の形成阻害や抗菌効果の指標としては、MBIC(minimum biofilm inhibitory concentrations):最小バイオフィルム形成阻害濃度や、MBEC(minimum biofilm eradication concentrations):最小バイオフィルム撲滅濃度が指標として用いられています。S. aureusについて、各キットで MBICならびに MBECを測定しました。

下記、関連製品のラインアップと容量、測定例などにつきましては、小社ホームページをご覧ください。そのほか様々な微生物関連試薬・キットを取り揃えています

微生物の生存率を迅速に検査する手法などに応用されている蛍光染色試薬・キット類です。溶液タイプのため、試薬の調製が不要ですぐにご利用できます。

微生物の蛍光染色による迅速な生存率測定微生物の蛍光染色による迅速な生存率測定微生物染色試薬 Bacstainシリーズ微生物染色試薬 Bacstainシリーズ

測定例測定例

関連製品関連製品

検索細菌研究用 同仁

目的に応じた 2種類のキット目的に応じた 2種類のキット同一の測定手法でバイオフィルムの形成量、またはバイオフィルムに含まれる生菌の代謝活性を測定するキットを取り揃えています。ご利用の目的に応じてキットを選択してください。

※ Biofilm Formation Assay Kit (製品コード :B601)では、事前検討が必要です。詳しくは、製品 HPをご覧ください。※ バイオフィルムの形成条件は菌種や株によって異なります。まず、形成条件の検討に Biofilm Formation Assay Kitをご利用ください。※ 本キットは福岡県工業技術センター生物食品研究所との共同開発品です。

       測定項目

バイオフィルムの形成量測定⇨ まず、このキットからスタート!

バイオフィルム内の生菌の代謝活性測定⇨ 形成量測定ができたら、このキット!

製品名

Biofilm Formation Assay Kit (製品コード :B601)

Biofilm Viability Assay Kit(製品コード :B603)

測定対象

生菌・死菌・細胞外多糖

生菌

測定原理

CV法

WST法

測定波長

590 nm

440ー480 nm

STEP 1

STEP 2

2種類のキットの選び方と操作2種類のキットの選び方と操作

蓋を移すだけ!

蓋を移すだけ!

蓋を移すだけ!

蓋を移すだけ!