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大豆の生産に関す資料 平成23年3

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Page 1: 大豆の生産に関する資料 - pref.kagawa.lg.jp · 3)毎年の生産量ン品質に基づく支払いにおける「対策加入者が需要者に 対し直接販売することとした大豆」に係る留意事項について···········

大豆の生産に関する資料

平成23年3月

香 川 県

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目 次

Ⅰ.作柄概況

1.平成22年産作柄概況及び作付動向········································ 2

2.平成22年産における気象状況············································ 4

Ⅱ.統計資料等

1.作付面積と生産量の推移················································ 6

2.市町別作付面積と生産量の推移·········································· 7

1)大豆(白大豆・黒大豆)

2)白大豆

3)黒大豆

3.品種別作付面積の推移················································· 10

4.主要品種の作付面積の推移············································· 11

5.産地品種銘柄(全国)················································· 12

6.検査格付けの推移····················································· 14

7.白大豆の年産別・品種銘柄別入札取引結果の推移························· 15

8.黒大豆(JA取扱)の販売単価及び数量の推移··························· 16

9.黒大豆(JA取扱)の品質実績の推移··································· 16

10.生産費(全国平均)の推移············································· 17

11.作業別労働時間(全国平均)の推移····································· 18

12.収益性(全国平均)の推移············································· 19

Ⅲ.生産流通に係る諸制度

1.農産物検査規格・格付け制度の概略····································· 22

2.経営安定対策

1)大豆交付金制度、大豆作経営安定対策(平成18年産まで)············· 23

2)水田・畑作経営所得安定対策······································· 24

3)水田・畑作経営所得安定対策における対象大豆について··············· 26

3.国産大豆の生産計画及び集荷・販売計画作成要領等

1)作成要領(農林水産省生産局長通知)··································· 28

2)作成要領の取扱いについて(農林水産省生産局農産振興課長通知) ·········· 30

3)毎年の生産量・品質に基づく支払いにおける「対策加入者が需要者に

対し直接販売することとした大豆」に係る留意事項について··········· 31

4)水田・畑作経営所得安定対策の成績支払の対象大豆に係る一問一答 ····· 33

5)水田・畑作経営所得安定対策の毎年の生産量・品質に基づく支払いに

おける「対策加入者が需要者に対し直接販売することとした大豆」に

係る留意事項等について(その2)································· 34

4.水田利活用自給力向上事業(平成22年度)······························· 35

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Ⅳ.参考資料

1.経営安定対策制度関係数値一覧········································· 38

2.水田・畑作経営所得安定対策加入状況(平成22年産) ····················· 40

3.需要量・自給率の推移················································· 41

4.輸入大豆の数量及び価格の推移········································· 42

5.食品用大豆の用途別使用量の推移······································· 43

6.交付金対象大豆の用途別使用量の推移··································· 43

7.大豆食品等一覧······················································· 44

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Ⅰ.作柄概況

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1.平成22年産作柄概況及び作付動向 単年度試験研究成績(2011年 3月作成)

近畿中国四国農業 >作物生産 >畑作物 >A-1 >M001

--------------------------------------------

実施課題名:平成 22 年度大豆の作柄概況及び作付動向

担当部署名:香川農試・作物特作部門

担当者名:小野 茜

協力分担:なし

予算(期間):県単(2010 年度) -------------------------------------------- 1.平成 22 度大豆の作柄概況

(1)気象概況

気温は 7月中旬以降平均気温は平年よりも高く、特に 8、9月は極高温、10 月は高温、11月は平年

並みで推移した。

日照は 7月中旬まで寡照で経過した。8、9月は多照で平年よりも 50 時間以上長い日照時数だった

が、10、11 月は平年並みであった。

降水量は 7月第 3半旬にまとまった降雨があったが、7~9月は平年に比べ寡雨であり降水量が少

なく、概ね寡雨で経過した。10 月は平年並み、11月は寡雨であった。

(2)生育概況(場内試験)

①白大豆(奨励品種決定試験:フクユタカ)

播種期、移植期、開花期は平年並みだった。8 月上旬に畦間潅水を行った後、生育が旺盛にな

り一部倒伏が見られた。成熟期は倒伏したことによる青立ちの影響で平年より 6 日遅くなった。

病害虫ではハスモンヨトウの発生が非常に多かったが、その他は少なかった。平年と比較して主茎

長はやや長くなり、主茎節数はやや少なくなった。また、百粒重がやや小さくなったため、平年よ

りも 16%減収した。

紫斑粒の発生は平年並で、褐斑粒や裂皮粒もやや発生したが、粒揃いがよく品質は平年よりも優

れていた。

②黒大豆

播種期、移植期、開花期は平年並み、気温が高かったため成熟期は平年より 14 日遅くなった。

移植後は活着が良く、生育は良好であった。倒伏や枝裂けもほとんど見られなかった。降水量

は平年に比べ少なかったが適切な潅水により莢つきに大きな影響は見られなかった。また目立

った病害虫の発生はなかった。

主茎節数、総節数は平年よりやや少なくなったが、㎡当たり稔実莢数は平年よりもやや多くな

った。百粒重は小さく、屑がやや多かったため、収量はやや減少した。

2.主要品種の作付動向の特徴

(1)白大豆は、平成 14年に奨励品種に採用された「フクユタカ」の作付が 100%となっている。

(2)黒大豆は「丹波黒」から県育成品種である「香川黒1号」への品種転換が完了した。

3.奨励品種の改廃と平成 22年度奨励品種

(1)平成 22年度奨励品種:フクユタカ

(2)奨励品種の改廃:なし

4.今後育成される大豆品種への要望

豆腐加工適性並びに機械収穫適性の高い高品質多収品種

麦との輪作が可能な早熟品種(成熟期:10月下旬以前)、紫斑病、褐斑病に強い品種

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表1 大豆作付面積・収穫量及び収量

年度 15 年 16 年 17 年 18 年 19 年 20 年 21 年 22 年

面積計(ha) 444 358 322 303 294 251 180 143

フクユタカ 245 208 180 165 161 136 100 80

アキシロメ 10 - - - - - - -

香川黒 1号 - - 1 30 36 40 70 63

丹波黒 189 150 141 108 97 75 10 0

収穫量(t) 564 290 440 439 319 337 231 -

10a当たり収量(㎏)

127 81 137 145 109 134 128 -

作況指数 86 57 99 103 78 101 98 - 注 1)高松統計・情報センター調べ(品種内訳の平成 18 年産以降は農業生産流通課による推計値) 注 2)作況指数は過去 7年間のうち上下 2年分を除いた 5カ年平均と比較

表2 平成 22年度白大豆(フクユタカ)の生育、収量(農業試験場による奨励品種決定試験成績より)

播種期 (月/日)

開花期 (月/日)

成熟期 (月/日)

主茎長 (㎝)

主茎節数

(本/株)

㎡当たり

稔実莢数

百粒重 (g)

子実重 (㎏/a)

平成 22 年 7/07 8/18 11/15 76.6 16.2 722 32.2 34.1 平 年 7/07 8/19 11/09 73.9 16.9 741 34.1 40.4

対 平 年 0 -1 6 104 96 97 94 84

倒伏 裂皮粒 紫斑粒 褐斑粒 品質

平成 22 年 中 微 微 微 上中 (1,1,2)

平 年 少~中 少 無~微 微 中上

対 平 年 注 1)平年値は平成 12~21(19 年を除く)年までの 9年間の平均値 注 2)栽植密度 8.4 株/㎡(畦幅 70 ㎝×株間 17 ㎝)、1株2本植え 注 3)播種期、開花期、成熟期は実数差、その他は対比(%)

注 4)百粒重、子実重は、7.3 ㎜の篩で調製し極端な障害粒を除いたものを水分 15%換算値で示した。 注 5)倒伏、裂皮粒、紫斑粒は0(無)~5(甚)の6段階評価とした。 注 6)品質は(上上)~(下)の7段階評価とした。なお、括弧内は JA 香川の判定で全ての反復結果を示した。

(1:1等、2:2等、3:3等、特:特定加工用)。

表3 平成 22年度黒大豆(香川黒1号)の生育、収量(農業試験場による試験成績より)

播種期 (月/日)

移植期 (月/日)

開花期 (月/日)

成熟期 (月/日)

平成 22 年 6/29 7/08 8/12 12/06 平 年 6/27 7/07 8/12 11/22

対 平 年 2 1 0 14

主茎長 (㎝)

主茎 節数

㎡当たり 総節数

㎡当たり

総莢数

百粒重 (g)

子実重 (㎏/a)

平成 22 年 60.9 16.9 214 351 66.4 25.4 平 年 62.2 18.1 238 313 68.1 25.9

対 平 年 98 93 90 112 98 98 注 1)平年値は平成 12~21 年までの 9年間の平均値 注 2)栽植密度 2.38 株/㎡(畦幅 140 ㎝×株間 30 ㎝)、1株1本植え

注 3)播種期、移植期、開花期、成熟期は実数差、その他は対比(%) 注 4)百粒重、子実重は、9.1 ㎜の篩で調製し極端な障害粒を除いた。

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2.平成22年産における気象状況 半旬別気象図(香川県農業試験場、高松市仏生山町)

0

5

10

15

20

25

30

35

40

最高

・平均

・最低気温

(℃)

0

30

60

90

120

150

180

降水量

(mm)

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6

6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

日照時間

(hrs.)

:平成22年の観測値(自動観測)

:平年値(昭和46(1971)~平成12(2000)年の平均値)

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Ⅱ.統計資料等

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1.作付面積と生産量の推移 香川 四国地域 中国地域 全国

作付

面積 単収 収穫量

作付

面積 単収 収穫量

作付

面積 単収 収穫量

作付

面積 単収 収穫量 年度

(ha) (㎏/10a) (t) (ha) (㎏/10a) (t) (ha) (㎏/10a) (t) (ha) (㎏/10a) (t)

S38 774 156 1,210 - - - - - - 233,400 136 317,900

39 844 148 1,250 - - - - - - 216,600 111 239,800

40 787 146 1,150 - - - - - - 184,100 125 229,700

41 708 155 1,100 - - - - - - 168,800 118 199,200

42 619 127 786 - - - - - - 141,300 135 190,400

43 459 146 670 - - - - - - 122,400 137 167,500

44 382 149 569 - - - - - - 102,600 132 135,700

45 420 145 609 - - - - - - 95,500 132 126,000

46 464 149 691 2,830 135 3,820 - - - 100,500 122 122,400

47 411 155 637 2,330 136 3,160 - - - 89,100 142 126,500

48 412 152 626 2,360 128 3,010 - - - 88,400 134 118,200

49 280 151 423 2,360 133 3,130 - - - 92,800 143 132,800

50 255 151 385 2,370 132 3,140 - - - 86,900 145 125,600

51 267 142 379 2,430 130 3,170 - - - 82,900 132 109,500

52 268 153 410 2,400 134 3,210 - - - 79,300 140 110,800

53 908 139 1,260 4,310 121 5,210 - - - 127,000 150 189,900

54 1,080 149 1,610 4,760 130 6,180 - - - 130,300 147 191,800

55 1,290 142 1,830 5,410 118 6,370 - - - 142,200 122 173,900

56 1,570 152 2,390 5,990 141 8,470 - - - 149,000 142 211,700

57 1,610 143 2,300 5,930 141 8,360 - - - 147,100 154 226,300

58 1,510 144 2,170 5,750 137 7,890 - - - 143,400 151 217,200

59 1,350 160 2,160 5,300 150 7,970 - - - 134,300 177 238,000

60 1,230 159 1,960 4,760 150 7,120 - - - 133,500 171 228,300

61 1,230 162 1,990 4,610 148 6,830 - - - 138,400 177 245,200

62 1,530 156 2,390 5,450 148 8,080 - - - 162,700 177 287,200

63 1,540 156 2,400 5,620 151 8,470 - - - 162,400 171 276,900

H元 1,310 137 1,790 5,280 139 7,360 13,100 166 21,700 151,600 179 271,700

2 1,050 102 1,070 4,920 111 5,440 11,900 114 13,600 145,900 151 220,400

3 884 144 1,270 4,420 126 5,560 10,600 130 13,800 140,800 140 197,300

4 718 168 1,210 3,660 146 5,350 8,390 155 13,000 109,900 171 188,100

5 590 127 749 2,960 114 3,380 7,000 110 7,670 87,400 115 100,600

6 473 102 482 2,050 106 2,170 4,930 128 6,310 60,900 162 98,800

7 466 170 792 1,880 136 2,550 5,550 151 8,380 68,600 173 119,000

8 532 166 883 2,060 134 2,770 6,530 153 10,000 81,800 181 145,100

9 557 152 847 2,120 131 2,770 6,520 141 9,210 83,200 174 144,600

10 649 123 798 2,330 108 2,510 7,960 99 7,890 109,100 145 158,000

11 582 146 850 2,130 122 2,590 7,560 135 10,200 108,200 173 187,200

12 546 146 797 1,990 133 2,650 7,610 143 10,900 122,500 192 235,000

13 514 148 761 2,050 137 2,800 7,950 160 12,700 143,900 188 270,600

14 510 149 760 2,043 141 2,943 7,850 150 11,390 149,900 180 270,200

15 444 127 564 1,890 114 2,150 7,590 121 9,170 151,900 153 232,200

16 358 81 290 1,530 65 993 6,910 80 5,540 136,800 119 163,200

17 322 137 440 1,220 130 1,580 6,780 122 8,240 133,900 169 226,400

18 303 145 439 1,140 135 1,540 6,820 135 9,230 142,000 163 230,900

19 294 109 319 1,050 116 1,220 6,640 130 8,600 138,300 166 229,400

20 251 134 337 937 129 1,210 6,290 154 9,710 147,100 178 262,100

21

22

180

143

128

115

231

165

845

707

137

143

1,160

1,010

5,960

5,530

133

110

7,940

6,080

145,400

137,700

156

162

227,000

222,800

出典)農林水産省統計部「作物統計」より

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2.市町別作付面積と生産量の推移 1)大豆(白大豆及び黒大豆)

平成21年産 平成20年産 平成19年産 平成18年産 平成17年産 平成16年産 作付 面積

反収 収穫 量

作付 面積

反収 収穫 量

作付 面積

反収 収穫 量

作付 面積

反収 収穫 量

作付 面積

反収 収穫 量

作付 面積

反収 収穫 量

区 分

ha Kg T ha kg t ha kg t ha kg t ha kg t ha kg t

香 川 県 180 128 231 251 134 337 294 109 319 303 145 439 322 137 440 358 81 290

高 松 市 32 126 40 39 128 50 61 99 60 66 150 99 72 134 96 - - -

高 松 市 … … … … … … … … … … … … … … … 55 91 50

牟 礼 町 … … … … … … … … … … … … … … … 1 85 1

庵 治 町 … … … … … … … … … … … … … … … 0 81 0

塩 江 町 … … … … … … … … … … … … … … … 6 80 5

香 川 町 … … … … … … … … … … … … … … … 12 85 10

香 南 町 … … … … … … … … … … … … … … … 10 85 9

国 分 寺 町 … … … … … … … … … … … … … … … 3 92 3

丸 亀 市 13 155 20 28 137 38 29 122 35 32 151 48 30 140 42 41 73 30

丸 亀 市 … … … … … … … … … … … … … … … … … …

綾 歌 町 … … … … … … … … … … … … … … … … … …

飯 山 町 … … … … … … … … … … … … … … … … … …

坂 出 市 4 143 6 5 130 7 5 5 118 6 145 9 7 134 9 8 88 7

善 通 寺 市 16 147 24 17 145 25 18 133 25 19 163 32 22 154 34 30 83 25

観 音 寺 市 7 147 10 14 129 18 15 108 16 15 143 21 15 144 21 - - -

観 音 寺 市 … … … … … … … … … … … … … … … 7 64 5

大 野 原 町 … … … … … … … … … … … … … … … 7 68 5

豊 浜 町 … … … … … … … … … … … … … … … 2 48 1

さ ぬ き 市 35 105 37 38 150 57 33 114 37 30 130 39 44 130 57 34 82 28

津 田 町 … … … … … … … … … … … … … … … … … …

大 川 町 … … … … … … … … … … … … … … … … … …

志 度 町 … … … … … … … … … … … … … … … … … …

寒 川 町 … … … … … … … … … … … … … … … … … …

長 尾 町 … … … … … … … … … … … … … … … … … …

東 か が わ 市 21 103 22 20 128 26 18 105 19 15 130 19 14 129 18 17 79 13

引 田 町 … … … … … … … … … … … … … … … … … …

白 鳥 町 … … … … … … … … … … … … … … … … … …

大 内 町 … … … … … … … … … … … … … … … … … …

三 豊 市 14 150 21 29 128 37 31 107 33 32 142 46 33 142 47 - - -

高 瀬 町 … … … … … … … … … … … … … … … 15 57 9

山 本 町 … … … … … … … … … … … … … … … 4 61 3

三 野 町 … … … … … … … … … … … … … … … 4 60 3

豊 中 町 … … … … … … … … … … … … … … … 2 67 2

詫 間 町 … … … … … … … … … … … … … … … 2 63 2

仁 尾 町 … … … … … … … … … … … … … … … 0 59 0

財 田 町 … … … … … … … … … … … … … … … 5 63 3

土 庄 町 0 115 0 0 121 0 0 88 0 0 123 0 0 120 0 0 76 0

小 豆 島 町 0 115 0 0 121 0 0 85 0 0 118 0 0 120 0 - - -

内 海 町 … … … … … … … … … … … … … … … 0 77 0

池 田 町 … … … … … … … … … … … … … … … 0 75 0

三 木 町 11 129 14 20 141 28 42 94 40 42 144 60 33 140 46 33 89 29

直 島 町 0 110 0 0 120 0 0 84 0 0 117 0 0 130 0 0 75 0

宇 多 津 町 1 125 1 1 126 1 1 120 1 1 135 1 1 130 1 1 90 1

綾 川 町 8 124 10 15 116 17 15 108 16 16 132 21 19 126 24 - - -

綾 上 町 … … … … … … … … … … … … … … … 11 71 8

綾 南 町 … … … … … … … … … … … … … … … 12 74 9

琴 平 町 4 160 7 4 148 6 4 130 6 5 170 9 5 152 8 6 85 5

多 度 津 町 3 145 5 6 135 8 6 6 123 7 150 11 7 137 10 7 80 6

ま ん の う 町 11 131 14 15 129 19 16 113 18 17 145 24 20 136 27 - - -

琴 南 町 … … … … … … … … … … … … … … … 5 70 4

満 濃 町 … … … … … … … … … … … … … … … 10 84 8

仲 南 町 … … … … … … … … … … … … … … … 8 74 6

出典)香川農政事務所「香川農林水産統計年報」より

注)平成23年3月17日現在、平成22年産市町別作付面積、反収、生産量は未公表。

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- 8 -

2)白大豆

平成18年産 平成17年産 平成16年産 平成15年産 平成14年産 作付 面積

反収 収穫 量

作付 面積

反収 収穫 量

作付 面積

反収 収穫 量

作付 面積

反収 収穫 量

作付 面積

反収 収穫 量

区 分

ha kg t Ha Kg t ha kg t ha kg t Ha kg t

香 川 県 165 140 231 189 134 253 208 … … 255 122 311 280 131 368

高 松 市 39 148 58 - - - … … … - - - - - -

高 松 市 … … … 31 135 42 … … … 45 130 59 58 125 73

牟 礼 町 … … … 1 100 1 … … … 2 122 2 2 120 2

庵 治 町 … … … 0 … 0 … … … 0 115 0 1 118 1

塩 江 町 … … … 2 100 2 … … … 4 122 5 6 118 7

香 川 町 … … … 6 133 8 … … … 8 128 10 7 125 9

香 南 町 … … … 3 133 4 … … … 4 127 5 3 120 4

国 分 寺 町 … … … 1 100 1 … … … 3 120 4 3 133 4

丸 亀 市 14 139 19 13 138 18 … … … - - - - - -

丸 亀 市 … … … … … … … … … 19 126 24 18 161 29

綾 歌 町 … … … … … … … … … 2 92 2 2 100 2

飯 山 町 … … … … … … … … … 4 94 4 2 100 2

坂 出 市 4 140 6 4 125 5 … … … 4 135 5 6 150 9

善 通 寺 市 16 158 25 19 153 29 … … … 29 134 39 29 169 49

観 音 寺 市 3 135 4 - - - … … … - - - - - -

観 音 寺 市 … … … 2 150 … … … … 2 131 3 1 179 1

大 野 原 町 … … … 1 100 … … … … 1 120 1 1 175 1

豊 浜 町 … … … 0 … … … … … 0 124 0 0 169 0

さ ぬ き 市 25 131 33 39 131 51 … … … 38 108 41 48 112 54

津 田 町 … … … … … … … … … … … … … … …

大 川 町 … … … … … … … … … … … … … … …

志 度 町 … … … … … … … … … … … … … … …

寒 川 町 … … … … … … … … … … … … … … …

長 尾 町 … … … … … … … … … … … … … … …

東 か が わ 市 13 132 17 12 125 15 … … … 17 105 18 - - -

引 田 町 … … … … … … … … … … … … 5 125 6

白 鳥 町 … … … … … … … … … … … … 9 124 11

大 内 町 … … … … … … … … … … … … 7 131 9

三 豊 市 8 137 11 - - - … … … - - - - - -

高 瀬 町 … … … 5 160 8 … … … 2 126 3 2 173 3

山 本 町 … … … 1 100 1 … … … 1 123 1 0 168 1

三 野 町 … … … 1 100 1 … … … 1 125 1 1 175 2

豊 中 町 … … … 0 … 0 … … … 0 127 0 0 174 0

詫 間 町 … … … 0 … 0 … … … 0 122 0 0 166 0

仁 尾 町 … … … 0 … 0 … … … 0 120 0 0 164 0

財 田 町 … … … 1 100 1 … … … 1 121 1 1 166 2

土 庄 町 0 120 0 0 … 0 … … … 0 112 0 1 116 1

小 豆 島 町 0 117 0 - - - … … … - - - - - -

内 海 町 … … … 0 … 0 … … … 1 110 1 1 115 1

池 田 町 … … … 0 … 0 … … … 0 107 0 0 115 0

三 木 町 12 141 17 12 133 16 … … … 17 128 22 19 120 23

直 島 町 0 117 0 0 130 0 … … … 0 108 0 0 118 0

宇 多 津 町 1 135 1 1 130 1 … … … 2 130 3 2 149 3

綾 川 町 13 129 17 - - - … … … - - - - - -

綾 上 町 … … … 7 129 9 … … … 11 105 12 8 113 9

綾 南 町 … … … 8 138 11 … … … 11 123 14 12 133 16

琴 平 町 2 140 3 2 150 3 … … … 2 105 2 2 120 2

多 度 津 町 5 138 7 5 140 7 … … … 7 124 9 6 155 9

ま ん の う 町 10 130 13 - - - … … … - - - - - -

琴 南 町 … … … 2 … 2 … … … 3 105 3 4 125 5

満 濃 町 … … … 5 140 7 … … … 8 125 10 7 143 10

仲 南 町 … … … 5 120 6 … … … 6 115 7 6 138 8

出典)香川農政事務所「香川農林水産統計年報」より

注)平成16年産及び19年産以降は、白大豆と黒大豆の区別がされていない。

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- 9 -

3)黒大豆

平成18年産 平成17年産 平成16年産 平成15年産 平成14年産 作付 面積

反収 収穫 量

作付 面積

反収 収穫 量

作付 面積

反収 収穫 量

作付 面積

反収 収穫 量

作付 面積

反収 収穫 量

区 分

ha Kg T ha kg t ha kg t ha kg t ha kg t

香 川 県 138 151 208 133 141 187 150 … … 189 134 253 230 170 392

高 松 市 27 151 41 - - - … … … - - - - - -

高 松 市 … … … 16 138 22 … … … 20 132 26 23 178 41

牟 礼 町 … … … 0 132 0 … … … 0 124 0 0 152 1

庵 治 町 … … … 0 129 0 … … … 0 116 0 0 152 0

塩 江 町 … … … 2 130 3 … … … 3 123 4 3 160 5

香 川 町 … … … 4 139 5 … … … 6 129 8 6 168 10

香 南 町 … … … 5 138 7 … … … 7 129 9 7 164 11

国 分 寺 町 … … … 1 130 1 … … … 1 115 1 1 150 2

丸 亀 市 18 161 29 17 141 24 … … … - - - - - -

丸 亀 市 … … … … … … … … … 8 175 14 8 213 17

綾 歌 町 … … … … … … … … … 17 110 19 30 147 44

飯 山 町 … … … … … … … … … 7 122 9 11 155 17

坂 出 市 2 155 3 3 133 4 … … … 5 114 6 4 155 6

善 通 寺 市 3 191 7 3 160 5 … … … 5 180 9 4 225 9

観 音 寺 市 12 145 17 - - - … … … - - - - - -

観 音 寺 市 … … … 4 144 6 … … … 5 139 7 7 169 12

大 野 原 町 … … … 5 145 7 … … … 6 137 8 7 165 12

豊 浜 町 … … … 3 140 4 … … … 2 134 3 2 160 3

さ ぬ き 市 5 123 6 5 127 6 … … … 5 100 5 5 174 9

津 田 町 … … … … … … … … … … … … … … …

大 川 町 … … … … … … … … … … … … … … …

志 度 町 … … … … … … … … … … … … … … …

寒 川 町 … … … … … … … … … … … … … … …

長 尾 町 … … … … … … … … … … … … … … …

東 か が わ 市 2 120 2 2 130 3 … … … 4 100 4 - - -

引 田 町 … … … … … … … … … … … … 0 150 0

白 鳥 町 … … … … … … … … … … … … 2 156 3

大 内 町 … … … … … … … … … … … … 0 150 0

三 豊 市 24 144 35 - - - … … … - - - - - -

高 瀬 町 … … … 10 144 14 … … … 14 132 18 14 164 23

山 本 町 … … … 2 139 3 … … … 3 132 4 5 159 7

三 野 町 … … … 4 145 6 … … … 4 138 6 4 166 7

豊 中 町 … … … 3 145 4 … … … 2 138 3 4 165 8

詫 間 町 … … … 2 137 3 … … … 2 130 3 3 158 4

仁 尾 町 … … … 0 132 0 … … … 0 123 0 0 152 0

財 田 町 … … … 4 138 6 … … … 5 124 6 8 157 12

土 庄 町 0 126 0 0 128 0 … … … 0 114 0 0 150 0

小 豆 島 町 0 119 0 - - - … … … - - - - - -

内 海 町 … … … 0 128 0 … … … 0 112 0 0 148 0

池 田 町 … … … 0 128 0 … … … 0 109 0 0 148 0

三 木 町 30 145 43 21 142 30 … … … 29 125 36 40 171 68

直 島 町 - - - - - - … … … - - - - - -

宇 多 津 町 0 145 0 - - - … … … - - - - - -

綾 川 町 3 143 4 - - - … … … - - - - - -

綾 上 町 … … … 2 115 2 … … … 4 113 5 6 151 9

綾 南 町 … … … 2 120 2 … … … 3 112 3 5 150 8

琴 平 町 3 188 6 3 160 5 … … … 8 174 14 7 200 14

多 度 津 町 2 180 4 2 150 3 … … … 2 165 3 2 235 5

ま ん の う 町 7 166 11 - - - … … … - - - - - -

琴 南 町 … … … 2 125 3 … … … 2 145 3 2 190 4

満 濃 町 … … … 4 158 6 … … … 8 175 14 8 213 17

仲 南 町 … … … 2 140 3 … … … 2 155 3 2 195 4

出典)香川農政事務所「香川農林水産統計年報」より

注)平成16年産及び19年産以降は、白大豆と黒大豆の区別がされていない。

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3.品種別作付面積の推移

年産

県内

作付面積

(ha)

品種別作付面積

(ha)

S49 280 アキヨシ 140 金成一号 60

50 255 アキヨシ 119 金成一号 59

51 267 アキヨシ 124 金成一号 61

52 268 アキヨシ 125 金成一号 61

53 908 アキヨシ 307 玉錦 190 金成一号 76

54 1,080 アキヨシ 540 シロタエ 216 金成一号 108

55 1,290 アキヨシ 849 金成一号 137 アキシロメ 28

56 1,570 アキヨシ 880 金成一号 280 アキシロメ 120

57 1,610 アキヨシ 730 金成一号 320 アキシロメ 250

58 1,510 アキヨシ 660 アキシロメ 410 金成一号 220

59 1,350 アキシロメ 520 アキヨシ 500 金成一号 200

60 1,230 アキシロメ 702 アキヨシ 352 金成一号 87

61 1,230 アキシロメ 1,179 丹波黒 13 アキヨシ 50

62 1,530 アキシロメ 1,448 丹波黒 32 アキヨシ 50

63 1,540 アキシロメ 1,313 丹波黒 182 アキヨシ 45

H元 1,310 アキシロメ 1,266 丹波黒 44

2 1,050 アキシロメ 1,005 丹波黒 45

3 884 アキシロメ 801 丹波黒 83

4 718 アキシロメ 638 丹波黒 80

5 590 アキシロメ 508 丹波黒 82

6 473 アキシロメ 428 丹波黒 45

7 466 アキシロメ 405 丹波黒 61

8 532 アキシロメ 382 丹波黒 150

9 557 アキシロメ 397 丹波黒 160

10 649 アキシロメ 473 丹波黒 176

11 582 アキシロメ 401 丹波黒 181

12 546 アキシロメ 420 丹波黒 126

13 514 アキシロメ 344 フクユタカ 30 丹波黒 140

14 510 アキシロメ 250 フクユタカ 30 丹波黒 230

15 444 フクユタカ 245 アキシロメ 10 丹波黒 189

16 358 フクユタカ 208 丹波黒 150

17 322 フクユタカ 189 丹波黒 133

18 303 フクユタカ 165 丹波黒 138

19 294 フクユタカ 161 丹波黒 97 香川黒1号 36

20 251 フクユタカ 136 丹波黒 75 香川黒1号 40

21

22

180

143

フクユタカ

フクユタカ

100

80

香川黒1号

香川黒1号

70

63

丹波黒

10

注)平成19年産以降の品種別作付面積は農業生産流通課推定値。

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4.主要品種の作付面積の推移

表.中国四国地域及び香川県における作付上位5品種の作付面積の推移 (ha)

産年 1位 2位 3位 4位 5位 上位5品種 総作付計

タマホマレ 丹波黒 フクユタカ アキシロメ ニシムスメ

3,318 2,433 1,180 1,136 751 8,818 9,680 H11

(345) (237) (582) (582)

タマホマレ 丹波黒 フクユタカ アキシロメ ニシムスメ

3,056 2,578 1,165 1,144 866 8,809 9,600 H12

(282) (264) (546) (546)

タマホマレ 丹波黒 フクユタカ アキシロメ ニシムスメ

3,204 2,480 1,397 1,248 793 9,122 10,000 H13

(141) (33) (340) (514) (514)

タマホマレ 丹波黒 フクユタカ サチユタカ アキシロメ

2,806 2,356 1,420 1,103 1,050 8,735 9,880 H14

(230) (30) (250) (510) (510)

サチユタカ タマホマレ 丹波黒 フクユタカ アキシロメ

2,092 2,006 1,908 1,567 726 8,299 9,470 H15

(189) (225) (30) (444) (444)

サチユタカ 丹波黒 タマホマレ フクユタカ アキシロメ

2,325 1,771 1,430 1,322 584 7,432 8,440 H16

(150) (205) (3) (358) (358)

サチユタカ 丹波黒 タマホマレ フクユタカ アキシロメ

2,622 1,907 1,075 1,065 382 7,051 8,000 H17

(142) (180) (322) (322)

サチユタカ 丹波黒 タマホマレ フクユタカ アキシロメ

2,775 1,898 1,068 981 313 7,035 7,960 H18

(138) (165) (303) (303)

サチユタカ 丹波黒 フクユタカ タマホマレ トヨシロメ 6,340 7,690

2,676 1,741 941 786 196 (258) (294)

H19

(97) (161)

サチユタカ 丹波黒 フクユタカ タマホマレ トヨシロメ 6,531 7,227

3,145 1,598 891 718 179 (211) (251)

H20

(75) (136) 出典)中国四国農政局農産課調べ

注)数値は中国四国地域の合計面積。

()内は香川県内作付面積。

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5.産地品種銘柄(全国:平成22年10月28日現在) 農林水産省告示第244号(平成13年2月28日、一部改正平成22年10月28日施行)

表.普通大豆及び特定加工用大豆(必須銘柄)

地域 道府県 銘柄数 22年産産地品種銘柄(必須銘柄) [秋田]※ 大袖の舞 [大袖振] 音更大袖振 タマフクラ# [つるの子]* ツルムスメ [とよまさり] ハヤヒカリ※ [光黒]* 北海道 北 海 道 14 ゆきぴりか (スズヒメ) (スズマル) (ユキシズカ)

青 森 県 2 おおすず オクシロメ※ 岩 手 県 3 スズカリ ナンブシロメ リュウホウ

あやこがね きぬさやか スズユタカ タチナガハ タンレイ 宮 城 県 8

ミヤギシロメ* (コスズ) (すずほのか) 秋試緑1号 あきたみどり おおすず すずさやか タチユタカ

秋 田 県 7 リュウホウ (コスズ) あやこがね エンレイ 里のほほえみ スズユタカ タチユタカ

山 形 県 7 リュウホウ (すずかおり) あやこがね おおすず スズユタカ タチナガハ ふくいぶき

東北

福 島 県 7 (コスズ) (すずほのか)

東 京 都 0 神奈川県 0 茨 城 県 3 タチナガハ ハタユタカ (納豆小粒)

タチナガハ (納豆小粒) 栃 木 県 2

群 馬 県 3 オオツル* タチナガハ ハタユタカ 埼 玉 県 2 エンレイ タチナガハ 千 葉 県 3 サチユタカ タチナガハ フクユタカ 新 潟 県 2 エンレイ (コスズ) 山 梨 県 0

関東 甲信越

長 野 県 2 タチナガハ ナカセンナリ 富 山 県 3 エンレイ オオツル* 東山213号

エンレイ 石 川 県 1

北陸

福 井 県 1 エンレイ 岐 阜 県 2 タチナガハ フクユタカ 静 岡 県 1 フクユタカ 愛 知 県 1 フクユタカ

東海

三 重 県 4 オオツル* タマホマレ フクユタカ (すずおとめ) 大 阪 府 0 滋 賀 県 5 エンレイ オオツル* ことゆたか タマホマレ フクユタカ 京 都 府 3 エンレイ オオツル* タマホマレ 兵 庫 県 4 オオツル* サチユタカ タマホマレ 夢さよう 奈 良 県 2 あやみどり サチユタカ

関西

和歌山県 0 鳥 取 県 1 サチユタカ 島 根 県 2 サチユタカ タマホマレ 岡 山 県 4 サチユタカ タマホマレ トヨシロメ フクユタカ 広 島 県 3 アキシロメ サチユタカ ハタユタカ

中国

山 口 県 0 徳 島 県 1 フクユタカ 香 川 県 1 フクユタカ 愛 媛 県 3 サチユタカ タマホマレ フクユタカ

四国

高 知 県 2 サチユタカ フクユタカ 福 岡 県 4 キヨミドリ サチユタカ フクユタカ (すずおとめ) 佐 賀 県 1 フクユタカ 長 崎 県 1 フクユタカ 熊 本 県 1 フクユタカ

フクユタカ むらゆたか 大 分 県 2

宮 崎 県 2 キヨミドリ フクユタカ 鹿児島県 1 フクユタカ

九州

沖 縄 県 0 注)品種名※:大粒大豆を除く

品種名*:大粒大豆の粒度が8.5mm以上のもの 品種名#:大粒大豆の粒度が9.1mm以上のもの [品種名]:品種群について銘柄が設定されているもの (品種名):小粒大豆及び極小粒大豆の種類で銘柄が設定されているもの

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表.普通大豆及び特定加工用大豆(選択銘柄)

地域 道府県 銘柄数 22年産産地品種銘柄(選択銘柄) 北海道 北 海 道 0

青 森 県 0 青丸くん ミヤギシロメ* ユキホマレ (コスズ) (すずほのか)

岩 手 県 5

宮 城 県 0

秋 田 県 0

山 形 県 0

東北

福 島 県 0 東 京 都 0 神奈川県 0 茨 城 県 0

エンレイ ギンレイ すずさやか たまうらら なごみまる 栃 木 県 6

(コスズ) 群 馬 県 0 埼 玉 県 2 行田在来 白光 千 葉 県 0 新 潟 県 3 あやこがね スズユタカ タチナガハ 山 梨 県 3 あやこがね エンレイ ナカセンナリ

関東 甲信越

長 野 県 3 ギンレイ つぶほまれ (すずろまん) 富 山 県 1 フクユタカ

あやこがね オオツル* サチユタカ フクユタカ (コスズ) 石 川 県 5

北陸

福 井 県 4 あやこがね オオツル* 里のほほえみ フクユタカ 岐 阜 県 2 アキシロメ つやほまれ 静 岡 県 0 愛 知 県 1 タマホマレ

東海

三 重 県 0 大 阪 府 0 滋 賀 県 0 京 都 府 1 サチユタカ 兵 庫 県 0 奈 良 県 0

関西

和歌山県 0 鳥 取 県 3 エンレイ すずこがね タマホマレ 島 根 県 4 青丸くん トヨシロメ ナカセンナリ フクユタカ 岡 山 県 0 広 島 県 0

中国

山 口 県 2 サチユタカ フクユタカ 徳 島 県 0 香 川 県 0 愛 媛 県 0

四国

高 知 県 0 福 岡 県 1 むらゆたか 佐 賀 県 2 むらゆたか (すずおとめ) 長 崎 県 0 熊 本 県 2 むらゆたか (すずおとめ)

エルスター キヨミドリ トヨシロメ (すずおとめ) 大 分 県 4

宮 崎 県 0 鹿児島県 0

九州

沖 縄 県 0 注)品種名※:大粒大豆を除く

品種名*:大粒大豆の粒度が8.5mm以上のもの 品種名#:大粒大豆の粒度が9.1mm以上のもの [品種名]:品種群について銘柄が設定されているもの (品種名):小粒大豆及び極小粒大豆の種類で銘柄が設定されているもの

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6.検査格付けの推移

香川 全国

普通大豆

(%)

特 定

加工用

(%)

普通大豆

(%)

特 定

加工用

(%)

1等 2等 3等 4等 小計 合格

規格外(%)

検査

数量

(t) 1等 2等 3等 4等 小計 合格

規格外(%)

検査

数量

(t)

元 7.5 32.7 53.4 4.8 98.4 1.6 - 293.8 16.8 32.2 45.3 2.3 96.6 - 3.4 126,002

2 0.5 18.7 63.0 12.5 94.7 5.3 - 104.0 15.2 24.8 47.6 3.7 91.3 - 8.6 94,695

3 2.1 30.6 60.0 5.6 98.3 1.7 - 85.2 12.4 22.8 49.1 3.5 87.8 - 12.2 76,064

4 29.6 45.8 32.3 2.2 109.9 0.1 - 68.2 28.7 29.1 35.6 1.9 95.3 - 4.7 67,477

5 37.9 46.3 13.1 - 97.3 2.7 - 25.6 41.1 32.8 21.8 - 95.7 2.4 1.9 27,899

6 39.9 34.3 18.4 - 92.6 7.4 - 4.9 38.9 29.8 23.4 - 92.1 2.6 5.3 27,554

7 29.3 51.1 13.8 - 94.2 5.8 - 16.9 39.0 34.1 23.1 - 96.2 2.3 1.4 42,126

8 32.2 33.9 28.5 - 94.6 5.4 - 23.8 48.5 30.4 17.6 - 96.5 2.4 1.0 63,779

9 46.7 34.1 16.8 - 97.6 2.4 - 11.3 34.1 32.6 26.8 - 93.5 4.3 2.2 62,818

10 13.0 43.5 35.0 - 91.5 8.5 - 10.2 25.5 25.0 31.3 - 81.8 15.7 2.5 80,610

11 7.6 38.9 38.6 - 85.1 12.5 2.4 9.6 18.5 26.9 35.5 - 80.9 17.2 1.8 97,399

12 0.6 1.9 33.2 - 35.7 64.3 - 40.0 21.6 32.0 32.1 - 85.7 12.9 1.4 145,195

13 24.4 45.8 26.6 - 96.8 3.2 - 55.3 29.8 26.4 30.2 - 86.4 13.2 0.5 184,427

14 21.1 61.3 11.8 - 94.1 5.9 - 38.5 27.7 25.4 29.4 - 82.4 16.8 0.8 190,786

15 0.9 39.3 26.2 - 66.4 33.6 - 41.5 16.2 27.7 34.2 - 78.1 21.1 0.8 154,432

16 7.5 40.8 44.0 - 92.3 7.6 - 26.0 10.4 27.7 33.4 - 71.5 26.1 2.5 105,006

17 32.9 49.1 12.8 - 94.8 5.2 - 66.3 20.8 28.9 29.3 - 79.0 19.3 0.3 156,239

18 13.2 45.9 33.5 - 92.6 7.4 - 63.9 16.1 38.9 28.8 - 83.8 15.6 0.7 171,763

19 40.3 27.0 21.0 - 88.3 9.0 2.9 60.0 23.4 31.8 27.1 - 82.3 16.8 1.0 183,170

20 5.6 44.9 34.5 - 85.0 15.0 - 84.8 27.9 29.7 28.7 - 86.3 12.7 1.0 216,862

21

22

22.1

43.5

43.9

29.6

23.9

17.8

89.9

90.9

10.1

9.1

43.4

45.1

30.1

33.6

25.8

89.5

9.7

0.2

191,271

出典)農林水産省総合食料局食料部消費流通課発表大豆の検査結果より

注)平成22年産全国値は未公表。

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7.白大豆の年産別・品種銘柄別入札結果の推移

上場数量(kg) 落札数量 落札価格 産年

粒別

品種銘柄 普通大豆 特定加工 合計 普通大豆 特定加工 合計 普通大豆 特定加工 平均

アキシロメ - - - 13,770 23,670 37,440 5,520 5,010 5,198 12

その他 - - - 120 390 510 5,520 5,010 5,130

アキシロメ - - - 18,000 - 18,000 4,108 - 4,180 13

その他 - - - 31,920 - 31,920 4,187 - 4,187

大粒 アキシロメ 9,720 - 9,720 9,720 - 9,720 4,200 - 4,200

中粒 アキシロメ 120 - 120 120 - 120 4,200 - 4,200 14

その他 810 - 810 810 - 810 4,200 - 4,200

大粒 アキシロメ - 2,610 2,610 - 2,610 2,610 - 9,500 9,500

中粒 アキシロメ 60 7,620 7,680 60 7,620 7,680 11,000 9,500 9,512

大粒 フクユタカ 10,290 - 10,290 10,290 - 10,290 11,000 - 11,000 15

その他 - 120 120 120 120 9,500 9,500

16 <未上場> - - - - - - - - -

大粒 アキシロメ 120 - 120 120 - 120 7,000 - 7,000

中粒 アキシロメ 30 - 30 30 - 30 7,000 - 7,000

大粒 フクユタカ 14,880 - 14,880 14,880 - 14,880 7,000 - 7,000

中粒 フクユタカ 3,810 - 3,810 3,810 - 3,810 7,000 - 7,000

17

その他 2,280 - 2,280 2,280 - 2,280 6,991 - 6,991

大粒 アキシロメ 90 - 90 90 - 90 6,500 - 6,500

中粒 アキシロメ 30 - 30 30 - 30 6,500 - 6,500

大粒 フクユタカ 20,130 - 20,130 20,130 - 20,130 6,510 - 6,510

中粒 フクユタカ 2,730 - 2,730 2,730 - 2,730 6,500 - 6,500

18

その他 300 - 300 300 - 300 6,500 - 6,500

大粒 フクユタカ 30,510 - 30,510 10,170 - 10,170 8,010 - 8,010

中粒 フクユタカ 29,160 - 29,160 9,720 - 9,720 6,700 - 6,700

19

その他 990 - 990 330 - 330 6,700 - 6,700

大粒 フクユタカ 30,780 - 30,780 30,780 - 30,780 6,894 - 6,894 20

中粒 フクユタカ 21,300 - 21,300 - - - - - -

21 大粒

中粒

フクユタカ

10,350

10,350

10,350

10,350

7,200

7,200

出典)財団法人日本特産農産物協会入札結果より

注)平成16年産は台風等に伴い取扱数量が減少したため、上場していない。

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8.黒大豆(JA取扱)の販売単価及び数量の推移

秀品の単価(円/kg)

3L 2L 2LA L M 年産

作付

面積

(ha)

販売量(t) 11.0mm以上

10.5mm以上

11.0mm未満

10.0mm以上

10.5mm未満

9.0mm以上

10.0mm未満 9.0mm未満

13 140 213 1,250 800 600 350 150

14 230 168 1,100 650 500 300 150

15 189 67 2,100 1,700 1,400 1,100 300

16 150 29 3,000 2,400 2,100 2,000 1,000

17 133 59 3,000 2,200 1,600 1,000 500

18 138 87 2,000 1,200 900 500 300

19 - 45 2,300 1,700 1,200 700 400

20 - 41 1,800 1,100 700 400 300

21

22

-

-

41

25

2,000

2,200

1,300

1,350

900

950

600

650

300

300 出典)香川県農業協同組合調べ

注1)表中の単価は第1期の価格(最高価格)。

2)作付面積については、13年産まではJA調べ、14年産以降は統計・情報センター調べ。

平成19年産以降の作付面積は未公表。

3)平成18年産は第1期の出荷がなかったため、秀品の単価は第2期の単価。

9.黒大豆(JA取扱)の品質実績の推移

期間別秀品出荷比率 (%)

年内精算 年内出荷 年明出荷 年産

12月8日頃まで 12月20日頃まで 年末まで 年明~最終

18 9.5 45.9 24.1 20.5

19 10.5 49.1 21.4 18.9

20 12.0 56.7 20.4 10.9

21 41.0 28.0 15.5 15.4

22 39.1 23.5 25.4 12.0 出典)香川県農業協同組合調べ

粒径区分ごとの比率(%)

3L 2L 2LA L M 年産

11.0mm以上 10.5mm以上

11.0mm未満

10.0mm以上

10.5mm未満

9.0mm以上

10.0mm未満 9.0mm未満

ロール

17 8.29 35.97 36.06 17.78 1.18 0.72

18 29.31 36.20 23.95 9.36 0.43 0.75

19 4.48 31.26 38.70 22.89 1.95 0.72

21.19 46.40 24.34 7.50 0.33 0.23 20

(9.27) (32.13) (37.12) (19.54) (1.56) (0.37)

30.34 40.29 20.44 7.82 0.39 0.69 21

22

(18.63)

4.6

(1.1)

(37.79)

40.5

(17.4)

(28.89)

37.8

(41.0)

(12.16)

15.2

(34.4)

(1.38)

1.2

(5.2)

(1.16)

0.8

(0.9) 出典)香川県農業協同組合調べ,上段は「香川黒1号」、下段( )内は「丹波黒」の秀品

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10.生産費(全国平均)の推移

(単位:円/10a、kg/10a)

年産

収量

種苗費

肥料費

農薬費

光熱動力費

その他諸材料費

土地改良

・水利費

賃借料

・料金

物件税

・公課諸負担

建物費

農機具費 農

機具費

自動車費

生産管理費

労働費

支払利子

支払地代

自己資本利子

自作地地代

全算入生産費

3 194 2,308 4,854 4,198 1,805 374 2,779 3,585 1,179 1,387 9,174 - - 189 33,690 398 3,061 2,881 12,034 83,775

4 208 2,132 4,449 3,907 1,763 160 2,153 3,653 903 1,134 8,147 - - 77 33,954 566 4,985 2,743 10,246 80,911

5 155 2,459 4,472 3,906 1,885 228 2,539 4,286 952 1,185 7,655 - - 64 33,906 144 5,095 3,122 9,276 81,067

6 232 2,686 5,282 3,932 1,691 251 2,016 2,743 871 1,169 7,619 - - 70 32,207 290 2,862 2,944 8,717 75,141

7 244 2,494 4,813 4,153 1,537 141 1,968 3,182 957 1,120 7,444 - - 116 31,775 328 2,679 2,854 8,742 74,230

8 246 2,472 4,308 3,965 1,387 97 1,950 3,822 1,050 1,113 7,857 - - 97 30,891 386 4,345 2,517 8,569 74,693

9 230 2,681 4,209 4,168 1,422 111 1,980 4,580 968 1,136 7,782 - - 131 28,008 458 4,113 2,444 8,470 72,585

10 190 2,207 3,860 4,562 1,292 149 2,119 5,845 824 852 7,367 - - 123 27,889 404 3,916 2,310 8,986 72,550

11 206 2,301 3,919 3,973 1,200 125 2,106 8,822 849 914 7,367 - - 122 24,177 327 5,065 2,310 7,244 70,675

12 230 2,243 4,053 3,795 1,330 168 2,089 9,735 842 869 7,135 - - 144 23,605 210 4,837 2,450 7,822 71,195

13 223 2,264 4,111 3,896 1,291 133 2,047 9,908 849 851 7,207 - - 157 22,669 212 5,061 2,314 7,341 70,204

14 211 2,054 3,913 3,816 1,250 97 1,994 10,694 836 854 7,293 - - 168 21,526 206 4,748 2,300 7,507 69,119

15 172 2,142 3,870 3,754 1,257 101 1,919 10,224 860 905 7,211 - - 131 19,803 212 4,721 2,353 7,513 66,803

16 139 2,343 3,543 3,509 1,305 174 1,875 10,325 942 1,012 - 6,042 1,084 205 18,330 319 5,513 2,048 6,869 65,231

17 177 2,526 3,667 3,487 1,507 103 1,981 10,700 1,015 975 - 5,900 1,223 162 17,110 278 5,936 2,040 6,451 64,913

18 171 2,420 3,685 3,456 1,566 136 1,936 10,138 953 895 - 5,656 1,030 177 14,782 309 5,661 1,956 5,890 60,428

19 188 2,578 4,870 3,807 1,745 135 2,269 9,153 1,014 861 - 6,486 965 220 13,233 395 5,734 1,810 6,104 61,189

20 197 2,622 5,589 4,264 2,101 123 2,189 9,672 984 1,368 - 7,927 1,170 180 13,031 346 5,210 2,101 6,444 65,002

21 174 2,770 6,474 4,179 1,595 125 2,123 8,774 993 1,269 - 8,098 1,247 232 12,206 324 5,523 1,918 6,248 63,841 出典:農林水産省統計部「工芸農作物等の生産費」

注)平成16年産調査から「農機具費」の項目は「自動車費」、「農機具費」に区分された。

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- 18 -

11.作業別労働時間(全国平均)の推移

(単位:hr./10a)

年産

計 育苗

(苗床)

耕起

・整地

基肥

播種又は定植

播種

定植

追肥

中耕除草 中

耕除草

培土

防除

管理

間引き

その他管理

刈取り

・脱穀

収穫

脱穀

・調製

乾燥

生産管理

2 29.0 0.0 1.9 0.8 2.8 - - 0.2 - 5.9 1.9 1.5 - 0.0 1.2 - 5.6 6.3 0.9 -

3 27.2 - 1.7 0.8 2.3 - - 0.1 - 5.9 1.3 1.3 - - 1.2 - 4.8 5.9 0.9 1.0

4 26.2 0.0 1.7 0.7 2.0 - - 0.3 - 5.7 1.7 1.3 - 0.0 1.3 - 3.9 6.2 0.8 0.6

5 25.1 0.0 1.8 0.6 2.2 - - 0.3 - 5.5 1.9 1.4 - 0.0 1.3 - 3.7 4.8 1.1 0.5

6 24.2 0.0 1.6 0.5 1.9 - - 0.1 - 5.3 1.2 1.1 - 0.0 1.0 - 4.4 5.7 0.9 0.5

7 22.8 0.0 1.5 0.6 - 1.8 0.4 0.1 5.7 - - 1.2 1.9 - - 7.8 - - 1.3 0.5

8 21.2 0.1 1.6 0.6 - 1.7 0.3 0.2 5.6 - - 1.0 1.9 - - 6.7 - - 1.2 0.5

9 18.2 0.0 1.5 0.5 - 1.5 0.2 0.1 5.1 - - 1.0 1.4 - - 5.4 - - 1.0 0.4

10 17.7 0.0 1.3 0.4 - 1.5 0.2 0.1 4.7 - - 1.4 1.6 - - 4.7 - - 1.3 0.3

11 15.3 0.0 1.4 0.4 - 1.4 0.1 0.2 4.2 - - 1.0 1.5 - - 4.0 - - 0.7 0.4

12 15.2 0.0 1.3 0.5 - 1.3 0.1 0.2 4.1 - - 0.9 1.6 - - 4.2 - - 0.7 0.3

13 14.6 0.0 1.3 0.5 - 1.3 0.1 0.1 4.1 - - 0.9 1.6 - - 3.8 - - 0.7 0.3

14 14.1 0.0 1.3 0.4 - 1.2 0.1 0.2 4.1 - - 0.9 1.5 - - 3.6 - - 0.7 0.3

15 13.4 0.0 1.3 0.5 - 1.2 0.1 0.1 4.0 - - 0.9 1.5 - - 3.1 - - 0.5 0.4

16 12.2 0.0 1.3 0.4 - 1.2 0.1 0.1 3.8 - - 0.7 1.4 - - 2.2 - - 0.7 0.4

17 11.3 0.0 1.2 0.4 - 1.0 0.1 0.1 3.8 - - 0.6 1.3 - - 1.9 - - 0.5 0.4

18 9.83 0.00 1.07 0.38 - 0.87 0.05 0.04 3.40 - - 0.46 1.27 - - 1.53 - - 0.47 0.29

19 8.72 0.00 0.99 0.33 - 0.69 0.01 0.06 3.48 - - 0.40 0.90 - - 1.14 - - 0.43 0.29

20 8.53 0.00 1.04 0.31 - 0.69 0.00 0.07 3.43 - - 0.40 1.14 - - 0.94 - - 0.27 0.24

21 8.00 0.00 1.01 0.29 - 0.66 0.00 0.08 3.30 - - 0.39 0.83 - - 0.92 - - 0.27 0.25 出典:農林水産省統計部「工芸農作物等の生産費」

注1)平成3年産調査から「生産管理労動時間」(集会出席、技術習得、簿記記帳等)が新設。

2)平成7年産からは直接労働時間の内訳。

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12.収益性(全国平均)の推移

(単位:円/10a) (円/60kg)

収益性 粗収益(60kgあたり) 年産

粗収益 主

産物

副産物

全算入生産費

直接労働時間

家族

投下労働時間

家族

直接

間接

利潤

所得

1

日当たり

所得

家族労働報酬

1

日当たり

家族労働報酬

計 主産物

副産物

2 47,951 47,682 269 81,931 29.0 28.1 - - - - △34,249 15,921 4,533 △3,534 - 13,889 13,811 78

3 44,742 44,621 121 83,775 27.2 26.4 - - - - △39,154 8,878 2,690 △6,037 - 13,857 13,819 38

4 47,774 47,713 61 80,911 26.2 25.4 - - - - △33,198 12,946 4,077 △43 - 13,814 13,796 18

5 41,587 41,480 107 81,067 25.1 24.3 - - - - △39,587 5,840 1,923 △6,558 - 16,126 16,085 41

6 61,149 60,940 209 75,141 24.2 23.2 - - - - △14,201 28,984 9,994 17,323 5,973 15,793 15,739 54

7 61,503 61,430 73 74,230 - - 23.2 22.5 22.8 0.4 △12,800 29,771 10,566 18,175 6,451 15,131 15,113 18

8 62,361 62,273 88 74,693 - - 21.5 20.6 21.2 0.4 △12,420 28,544 11,107 17,458 6,793 15,262 15,241 21

9 57,801 57,725 76 72,585 - - 18.6 17.9 18.2 0.4 △14,860 23,405 10,454 12,491 5,579 15,175 15,155 20

10 44,012 43,857 155 72,550 - - 18.0 17.0 17.7 0.3 △28,693 9,439 4,444 △1,857 - 13,862 13,813 49

11 50,251 50,105 146 70,675 - - 15.6 15.1 15.3 0.3 △20,570 12,566 6,675 3,012 1,600 14,397 14,355 42

12 52,425 51,293 132 71,195 - - 15.5 14.9 15.2 0.3 △19,902 13,362 7,194 3,090 1,664 13,439 13,405 34

13 44,056 43,949 107 70,204 - - 14.9 14.4 14.6 0.3 △26,255 5,478 3,048 △4,177 - 11,909 11,880 29

14 40,913 40,776 137 69,119 - - 14.4 13.8 14.1 0.3 △28,343 2,319 1,341 △7,488 - 11,628 11,589 39

15 48,572 48,399 173 66,803 - - 13.7 13.0 13.4 0.3 △18,404 10,505 6,480 639 394 16,949 16,888 61

16 45,518 45,311 207 65,231 - - 12.5 11.8 12.2 0.3 △19,920 6,558 4,435 △2,359 - 19,653 19,564 89

17 42,152 42,004 148 64,913 - - 11.6 10.8 10.6 0.2 △22,909 1,875 1,385 △6,616 - 14,212 14,162 50

18 39,828 39,610 218 60,428 10.1 9.1 9.8 0.2 728 644 △7,118 - 14,042 13,965 77

19 29,801 29,611 190 61,189 9.0 7.8 8.7 0.3 △11,664 - △19,578 - 9,495 9,434 61

20 29,767 29,448 319 65,002 8.8 7.8 8.5 0.3 △15,026 - △23,571 - 9,077 8,981 96

21 22,954 22,697 257 63,841 8,3 7.3 8.0 0.3 △21,830 - △29,996 - 7,923 7,835 88 出典:農林水産省統計部「工芸農作物等の生産費」 注1)平成7年産生産費調査から、農産物の生産に係る直接的な労働時間以外の労働(購入付帯労働及び建物・農機具等の修繕労働)を、間接労働として関係費目から分離し、「労働費」及び「労働時

間」に含めて計上。2)空欄は未公表。 3)利潤は粗収益(主産物)から全算入生産費を差し引いた値。 4)平成19年産から水田・畑作経営所得安定対策が導入され「過去の生産実績に基づく交付金」部分については含まれていない。

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Ⅲ.生産流通に係る諸制度

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1.農産物検査規格・格付け制度の概略

1)検査規格

農産物規格規程(平成13年2月28日付け農林水産省告示第244号)等

(1)種類

ア.普通大豆及び特定加工用大豆

大粒大豆、中粒大豆、小粒大豆、極小粒大豆(本県は大粒大豆、中粒大豆のみ)

イ.銘柄

普通大豆、特定加工用大豆

(2)産地品種銘柄(平成22年香川県産)

フクユタカ

(3)規格(量目)

普通大豆及び特定加工用大豆

麻袋又は樹脂袋詰めの場合 60kgまたは30kg

紙袋詰めの場合 30kgまたは20kg

(4)品位

最低限度 最高限度

被害粒、未熟粒、異種穀粒及び異物

粒度 形質 水分 計

著しい

被害粒等 異種穀粒 異物

等級

(%) (%) (%) (%) (%) (%)

1等 70 1等標準品 15.0 15 1 0 0

2等 70 2等標準品 15.0 20 2 1 0

3等 70 3等標準品 15.0 30 4 2 0 普通大豆

規格外 1等から3等までのそれぞれの品位に適合しない大豆であって、異種穀粒及び異物が50%以上

混入していないもの

合格 70 標準品 15.0 35 5 2 0 特定加工

用大豆 規格外 合格の品位に適合しない大豆であって、異種穀粒及び異物が50%以上混入していないもの 附) (1)普通大豆の色の区分は、黄色、黒色、茶色及び青色とし、それぞれの色の大豆にはその色以外の色のものの粒が1等のものにあっては

0%、2等のものにあっては5%、3等のものにあっては10%を超えて混入していてはならない。 (2)特定加工用大豆の規格は、豆腐・油揚、しょうゆ、きなこ等製品の段階において、大豆の原形をとどめない用途に使用される大豆に

適用する。 (3)包装には、総合食料局長が別に定めるところにより、あらかじめ農産物検査員が包装の規格に適合するものとして確認を行った麻袋、

樹脂袋又は紙袋を使用していなければならない。 定義) (1)百 分 率:もみの定義の百分率に同じ。 (2)粒 度:右表に掲げる区分に応じ、それぞれ同表(右表)の右欄に掲げる大きさの目の

丸目ふるいをもって分け、ふるいの上に残る粒の全量に対する重量比をいう。 (3)形 質:充実度、粒形、色沢、粒ぞろい等をいう。 (4)水 分:105度乾燥法によるものをいう。 (5)被 害 粒:損傷を受けた粒(病害粒、虫害粒、変質粒、破砕粒、皮切れ粒、はく皮粒等)をいう。ただし、普通大豆にあっては、損

傷が軽微で製品の品質に影響を及ぼさない程度のものを、特定加工用大豆にあっては製品の品質に影響を及ぼさない程度のものを除く。

(6)未 熟 粒:成熟していない粒をいう。 (7)著しい被害粒等:被害粒のうち著しく損傷を受けたもの及び未熟粒のうち著しく充実度が劣るものとして総合食料局長が定めるもの

をいう。 (8)異品種粒:その品種以外の大豆の粒をいう。 (9)異種穀粒:大豆を除いた他の穀粒をいう。 (10)異 物:穀粒を除いた他のもの及び死豆(充実していない粉状質の粒)をいう。 (11)発 芽 率:摂氏25度で8日間以内に発芽した正常発芽粒の供試した整粒等に対する粒数歩合をいう。 (12)整 粒 等:整粒(被害粒、未熟粒、異種穀粒及び異物を除いた粒をいう。)、未熟粒及び被害粒(原形の1/2以下の破砕粒、子葉が1枚

の破砕粒及び種皮が完全に離脱したはく皮粒を除く。)をいう。

区分 ふるいの目の大きさ 大粒大豆 直径7.9mm

香川県産 中粒大豆 直径7.3mm

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2.経営安定対策

1)大豆交付金制度、大豆作経営安定対策(平成18年産まで)

(1)大豆交付金制度

大豆の輸入自由化(昭和36年)

に伴い、安価な輸入大豆が国産大

豆及びなたねの生産に及ぼす影

響を緩和するため、大豆交付金暫

定措置法(昭和36年法律第201号)

が制定され、不足払い制度により、

大豆の生産確保と農家所得の安

定に資することとなった。

平成11年からは、銘柄ごとの市

場評価が生産者手取りに的確に

反映され、需要に応じた良品質大

豆の生産拡大に資する観点から、

原則として事前に定めた全銘柄

共通の一定の価格を助成するシ

ステムとなった。

平成18年産までの経済栽培に

より生産された国産大豆の流通

については、同法で規定する調整

販売計画に基づく流通が相当部

分を占めており、これにより、生

産者・産地から需要者への年間を

通じた周年安定供給が確保され

てきた。

なお、後述の大豆作経営安定対策の加入大豆数量が当該交付金の対象であった。

(2)大豆作経営安定対策(豆経)

平成11年からの

大豆交付金の見直

しにより、価格変動

が農業経営に影響

を及ぼすこととな

った。農業経営と生

産の安定を図るた

め、価格下落時の影

響緩和のために措

置された。

銘柄ごとの補填

基準価格と生産年

産価格の差額の8

割を、生産者拠出金

と国の助成金(1:

3)で造成する資金

から補てんするこ

ととした。

標準的な生産費

以下の価格で

取引される銘柄

標準的な生産費

を越える価格で

取引される銘柄

定額助成

販売価格

標準的な生産費(18 年産)

13,550 円/60kg

減額

当年産

前々々々々年産

最高年産

前々年産

前々々年産最

低年産

販売価格

差額 差額×8割

補てん基準価格

大豆作経営安定資金

生産者 国

拠出

(補てん基準価格の4%)

助成

(補てん基準価格の12%)

補てん基準価格=過去5年中庸3年の平均販売価格

補てん金=(補てん基準価格-当年産価格)×0.8×契約数量

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2)水田・畑作経営所得安定対策(品目横断的経営安定対策)(平成19年産から)

(1)制度の趣旨等

米穀・麦・大豆・てん菜、でん粉原料用ばれいしょについて、平成18年産までは、すべての生産

者を一律に対象として品目別に経営安定対策が講じられていた。

平成18年6月に「農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律」(担い手経

営安定新法)が制定され、平成19年産からは、対象を担い手に限定し、その農業経営の安定を図る

ために導入された。

同法の施行に伴う大豆交付金暫定措置法の廃止により、大豆交付金制度、大豆作経営安定対策が

廃止され、品目横断的経営安定対策の生産条件不利補正対策と収入減少影響緩和対策が実施された。

なお、平成20年産からは「水田・畑作経営所得安定対策」に名称変更され、実施要領が全部改正

された。

さらに、平成23年度から、生産条件不利補正対策は農業者戸別所得補償制度に組み込まれ、すべ

ての販売農家が対象となる一方、収入減少影響緩和対策は(2)のアを対象とし、平成23年産以降

も継続される。

(2)制度の仕組み等

ア.対象者

次に挙げる要件のすべてに該当すること。

ア)次のいずれかに該当すること。

(ア)認定農業者

(イ)集落営農組織

イ)一定規模以上の経営面積を有していること。

(ア)基本原則

上記ア)の(ア)の場合:4ha(都府県)

〃 ア)の(イ)の場合:20ha

(イ)特例

a.物理的制約に応じた特例

上記ア)の(ア)の場合: 2.6ha(都府県)

〃 ア)の(イ)の場合:12.8ha(ただし、中山間地域の場合:10ha)

b.生産調整組織に対する特例

地域の生産調整面積の過半を受託している組織に限り、基本原則(20ha)に生

産調整率を乗じた面積まで面積要件を緩和。

c.所得に応じた特例

農業所得が各市町基本構想の目標農業所得額の過半で、対象農産物の収入、所

得、経営規模のいずれかが全体の概ね3分の1以上(27%以上)である場合の特例。

(ウ)市町村特認

イ)の(イ)の特例で対象とならないものであっても、地域農業の担い手として周

囲からも認められ、熱意を持って営農に取り組む認定農業者又は集落営農組織で

あって、市町が本対策への加入が相当であると認めたものについては、市町の意

見を踏まえた国の認定を通じて、本対策への加入が認められる。

ウ)環境と調和のとれた農業生産の基準を遵守していること

エ)現に耕作の目的に供されない農地がなく、引き続き耕作の目的に供されないと見込まれ

る農地がないこと

イ.生産条件不利補正対策(麦・大豆直接支払)

担い手の生産コストのうち、生産物の販売収入では賄えない部分(我が国における生産条件と

諸外国における生産条件の格差から生じる不利)を補う対策。「過去の生産実績に基づく交付金」

と「毎年の生産量・品質に基づく交付金」として交付される。なお、毎年の生産量・品質に基づ

く交付金は生産を刺激する(多く生産するほど多く交付される)ため、国際規律上は削減すべき

“黄の施策”とされているが、品質等へのインセンティブを確保するために施行されている。

ア)過去の生産実績に基づく交付金(緑ゲタ、固定払)

(ア)対象品目ごとに、過去の生産実績に面積当たり単価を乗じ、全品目の合計が交付対

象となる。

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a.面積当たり単価:市町の平年的単収を踏まえ、市町別に設定。

b.過去の生産実績:基準期間(平成16~18年産)の生産量(大豆交付金などの支援

対象数量)を市町の実単収で除して面積に換算。

c.19年産以降は、野菜などの他の品目に転換しても、対策の要件を満たしていれば

同額を受領できる。

イ)毎年の生産量・品質に基づく交付金(黄ゲタ、成績払)

(ア)対象品目ごとに、品質別の数量と品質区分別の数量当たり単価を乗じ、全品目の合

計が交付対象となる。

a.品質別の数量当たり単価

ウ.収入減少影響緩和対策(ナラシ対策、収入減少補てん)

担い手の販売収入の減少が経営に及ぼす影響が大きい場合に、品目ごとの標準的収入と当該年

の収入の差額を合算・相殺し、減収部分について、生産者と国による拠出の範囲内で補てんする

対策。

ア)平成20年産からは20%を上限に収入減少が生じた場合でも、収入の減少額の9割を補て

んできるように制度設計された。

(ア)標準的収入(基準期間の平均収入):前年産以前5年間のうち、中庸な3ヵ年の平

均。

(イ)拠出金 対策加入者:国=1:3

(ウ)収入減少は農業共済による補償を控除する。

表.面積当たり単価(大豆) (円/60kg)

市町名 単価 市町名 単価 市町名 単価

高 松 市 12,756 東かがわ市 10,962 宇 多 津 町 13,553

丸 亀 市 14,251 三 豊 市 14,849 綾 川 町 13,055

坂 出 市 14,251 土 庄 町 11,361 琴 平 町 12,258

善 通 寺 市 16,044 小 豆 島 町 10,663 多 度 津 町 14,550

観 音 寺 市 14,948 三 木 町 12,258 まんのう町 13,154

さ ぬ き 市 10,563 直 島 町 11,560

表.品質別の数量当たり単価(大豆) (円/60kg)

銘柄等大豆 小粒化等大豆

1等 2等 3等 特定加工用 1~3等

3,168 2,736 2,304 1,872 1,872

移行 米穀

麦 大豆

当該年の減収入額の

9 割までを支払い

過去の生産実績 に基づく支払い

当該年の生産量・品質に基づく支払い

収入減少影響緩和対策収入減少影響緩和対策収入減少影響緩和対策収入減少影響緩和対策 収入の減少による影響を緩和するための対策

生産条件不利補正対策生産条件不利補正対策生産条件不利補正対策生産条件不利補正対策 諸外国との生産条件の格差を補正するための対策

米穀

麦 大豆

稲得

担経

麦経

大豆

交付金

豆経

販売収入

減収入額の一部を補てんする対策

生産コストのうち、販

売収入では賄えない

部分を補填する対策

制度の対象:すべての生産者

(担経は担い手のみ)

制度の対象:担い手

(認定農業者及び要件を満たす集落営農組織)

平成平成平成平成 18181818 年度年度年度年度までまでまでまで 平成平成平成平成 11119999 年度年度年度年度からからからから

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3)水田・畑作経営所得安定対策における対象大豆について

(1)水田・畑作経営所得安定対策実施要領(抄)

対策加入者が交付年度において生産する大豆を需要者に対し販売することを約した契約(当該対策

加入者が当該需要者に対し販売することを目的として当該大豆を生産することを当該大豆をは種する前に約した契

約に基づき締結されたものに限る。)において販売の対象とされたもの(種子として販売することとされたも

の及び黒大豆を除く。)又は委託を受けて大豆を販売する者に対し対策加入者が販売を委託して出荷し

たもの(種子として販売を委託して出荷したもの及び黒大豆を除く。)であって、規格規程*)で定める普通

銘柄大豆(規格規程で定める大豆に係る産地品種銘柄に相当すると認められる品種の大豆を含む。)の3等以上

の等級及び特定加工用銘柄大豆(規格規程で定める大豆に係る産地品種銘柄に相当すると認められる品種の大

豆を含む。)の合格並びに普通非銘柄大豆の3等以上の等級に格付けされたものの数量(普通銘柄大豆

「特定加工用銘柄大豆」及び「普通非銘柄大豆」並びに「大豆に係る産地品種銘柄に相当すると認められる品種」

については、規格告示**)の備考6から9までに基づくものとする。)。具体的には、「国産大豆の生産計画及

び集荷・販売計画作成要領」***)第4に規定する大豆の当該年産の数量とする。

*)農産物規格規程(平成13年農林水産省告示第244号)

**)規格告示(平成18年農林水産省告示第1110号)

***)国産大豆の生産計画及び集荷・販売計画作成要領(平成19年3月30日付け18生産第6009

号農林水産省生産局長通知)

本資料「Ⅲ.3.国産大豆の生産計画及び集荷・販売計画作成要領」参照。

(2)毎年の生産量・品質に基づく交付金の対象大豆

水田・畑作経営所得安定対策における毎年の生産量・品質に基づく交付金の対象大豆については、

農産物規格規程で定める産地品種銘柄の品種が基本とされている。

ただし、産地品種銘柄以外の品種のうち、産地品種銘柄に相当すると認められる品種は特例とし

て対象になる。

なお、国産大豆に対する信頼性の確保と産地における品質改善に向けた取組を助長する観点等か

ら、小粒化等大豆の特定加工用は支払の対象から除外される。

◇産地品種銘柄の大豆

18年産の大豆交付金における取扱を基本とする。

◇小粒化等大豆

小粒化等大豆とは、産地品種銘柄の品種として作付けしたものの、次のような要因で、農産物

検査で銘柄証明されなかったもの。農産物検査で銘柄証明されないため、集荷業者の入庫伝票等

で確認される。

主な要因 ①大粒・中粒銘柄品種であるが、規格の粒度を満たさなかったもの

②小粒・極小粒銘柄品種であるが、規格の粒度を超えたもの

③異品種の混入があったもの

④当該銘柄品種の特徴が明確に判断できないもの

◇産地品種銘柄以外の品種

特例として、次の①又は②を満たすものを対象とする。

特例により対象とされた大豆は「銘柄等大豆」の「等」に相当する。

① 新品種として導入中のもの

生産年において、都道府県の奨励品種に初めて採択されてから5年以内のもの

② 特定の需要者との結びつきが認められるもの

15年産以後、同一の品種であり、かつ同一の加工業者との間では種前契約を締結し、

当該契約に基づき概ね20トン以上の契約栽培取引実績が確認できるもの

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対象

[銘柄等大豆

1~3 等]

対象

[小粒化等大豆] ※ 特 定 加 工 用 大

豆の小粒化等大豆は対象外

対象外 対象

[銘柄等大豆]

【作付】

播種した大豆の品種

【農産物検査】

【特例措置】

産地品種銘柄の品種 産地品種銘柄以外の品種

産地品種銘柄

(銘柄証明○)

その他品種

(銘柄証明×)

その他品種

(銘柄証明×)

特例要件を

満たす

特例要件を

満たさない

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3.国産大豆の生産計画及び集荷・販売計画作成要領等

1)作成要領 平成 19 年3月 30 日付け 18 農産第 6009 号

農林水産省生産局長通知 改正:平成 22 年7月6日付け 22 生産第 1990 号

第1 趣旨

本要領は、国内産の大豆(以下「国産大豆」という。)について、需要に即した生産を促進すると

ともに、その年間を通じた安定的な供給(以下「周年安定供給」という。)を確保するため、生産者

団体等が生産計画及び集荷・販売計画を作成するに当たり留意すべき事項等を定めるものである。

第2 定義

1 本要領において「生産者団体等」とは、次の(1)又は(2)に掲げる者であって、国産大豆の

生産者(以下単に「生産者」という。)からその生産に係る大豆の売渡しの委託(当該委託を受け

た大豆の集荷の業務を行う者からの当該委託に係る大豆の売渡しの委託及び当該大豆につき順次

行われる売渡しの委託を含む。)を受けたものをいう。

(1)大豆の生産者がその直接又は間接の構成員となっている農業協同組合又は農業協同組合連合会

(2)大豆の集荷の業務を行う者がその直接又は間接の構成員となっている法人((1)に掲げる者

を除く。)

2 本要領において「販売者」とは、生産者及び生産者団体等をいう。

3 本要領において「需要者」とは、大豆を原料とした加工品等の製造を業とする者(以下「加工業

者」という。)、大豆の販売を業とする者及びこれらの者が組織する法人その他の団体をいう(2

の販売者及び販売者が組織する法人その他の団体を除く。)。

第3 生産計画及び集荷・販売計画等

1 生産計画及び集荷・販売計画の作成等

(1)国産大豆の周年安定供給を確保するため、生産者団体等は、毎年当年産の国産大豆のうち第4

に規定するもの(第4の3の(2)に規定する大豆を除く。)について、生産計画及び集荷・

販売計画(以下「計画」という。)を作成した後、速やかに全国団体(全国の区域を地区とす

る生産者団体等をいう。以下同じ。)に報告するものとする。

(2)全国団体は、(1)の報告のあった計画を取りまとめるものとする。

(3)需要者団体は、毎年当年産の国産大豆のうち第4に規定するもの(第4の3の (1)に規定

する大豆を除く。)について、その直接又は間接の構成員が、生産者と直接締結した契約に係

る銘柄別の取引数量を把握するものとする。

2 計画の内容

(1)生産計画

毎年、生産計画を作成する生産者団体等の区域内で生産される地域別及び銘柄別の大豆の作付

面積及び生産者から売渡しの委託を受けることが見込まれる地域別及び銘柄別の大豆の予定数

量を定めるものとする。

(2)集荷・販売計画

毎年 11 月から翌年 10月までの期間につき、集荷・販売計画を作成する生産者団体等が生産者

から売渡しの委託を受けて集荷又は販売する地域別、銘柄別、時期別及び第4の3の取引方式

別の大豆の予定数量を定めるものとする。

3 計画等の情報共有

全国団体及び需要者団体は、第3の1の(2)により取りまとめた計画及び第3の1の(3)

により把握した数量について、消費者団体、その他関係機関等を含めた関係者相互間で、情報

の共有化を図るものとする。

第4 計画等の対象となる大豆

計画及び第3の1の(3)の報告は、次に掲げる事項の全てに該当する大豆を対象とする。

1 農産物検査法(昭和 26 年法律第 144 号)第2条第1項に規定する農産物検査(以下「検査」と

いう。)を受けた大豆であって、次のいずれかに該当する大豆

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(1)農産物規格規程(平成 13 年2月 28 日農林水産省告示第 244 号。以下「規程」という。)に定

める産地品種銘柄である品種の大豆のうち、次に掲げる大豆以外の大豆であって、規程に定め

る普通大豆の1等から3等までの品位又は特定加工用大豆の合格の品位に適合する大豆(ただ

し、特定加工用大豆の合格の品位に適合する大豆のうち、産地品種銘柄としての証明が受けら

れなかった大豆を除く。)

種 類 銘 柄

普通大豆及び特定加工用大豆 産地品種銘柄

大粒大豆 光黒(北海道で生産されたもの)

中粒大豆 光黒(北海道で生産されたもの)

大粒大豆 玉大黒(群馬県で生産されたもの)

中粒大豆 玉大黒(群馬県で生産されたもの)

種子大豆

(2)規程に定める産地品種銘柄である品種以外の品種の大豆であって、当該大豆が生産された年(以

下「生産年」という。)において、初めて奨励品種(主要農作物種子法(昭和 27 年法律第 131

号)第8条の規定により、各都道府県が当該都道府県において普及すべき優良な品種として決

定した品種をいう。)に採択されてから5年を経過しない品種の大豆のうち、規程に定める普

通大豆の1等から3等までの品位又は特定加工用大豆の合格の品位に適合する大豆

(3)規程に定める産地品種銘柄である品種以外の品種の大豆であって、平成 15 年産以降、同一の

品種であり、かつ、同一の加工業者との間で各年産ごとにおおむね 20 トン以上の契約栽培取引

実績がある品種の大豆のうち、規程に定める普通大豆の1等から3等までの品位又は特定加工

用大豆の合格の品位に適合する大豆

2 販売者が過去に販売したことがない大豆

3 次のいずれかに該当する大豆

(1)生産者団体等により販売される大豆であって、生産年の8月 31 日までに生産者から売渡しの

委託の申込みが行われ、生産年の翌年の3月 31日までに生産者から生産者団体等に引き渡され、

かつ、次に掲げるいずれかの取引方式により販売されるもの

① 入札取引

財団法人日本特産農産物協会において 9.6 トン以上の単位で行われる入札取引

② 契約栽培取引

3の(2)の地域別のは種前契約締結期限までに締結されたは種前契約に基づき、おおむね

20 トン以上の単位で行われる取引

③ 相対取引

生産者団体等と需要者が締結する契約(は種前契約を除く。)に基づき、おおむね 20トン

以上の単位で行われる取引

(2)生産者により委託せずに販売される大豆であって、次の表の左欄に掲げるその生産された地域

ごとに、同表の右欄に掲げるは種前契約の締結期限までには種前契約(生産者が生産する大豆

を需要者に対し販売することを約した契約(契約数量がおおむね2トン以上のもの)であって、

当該大豆をは種する前に締結されたものをいう。)が締結され、かつ、生産年の翌年の3月 31

日までに引渡期限を同年の 12月 31 日までとする売買契約が締結されたもの

地域別のは種前契約締結期限

地域 期限 地域 期限

北海道

東北

関東

北陸

東海

生産年の6月30日

生産年の6月30日

生産年の7月15日

生産年の6月30日

生産年の7月20日

近畿

中国

四国

九州

生産年の7月5日

生産年の6月30日

生産年の8月5日

生産年の8月5日

第5 集荷・販売計画の実施状況の報告

生産者団体等は、集荷・販売計画の実施状況について、外部の有識者等を構成員とする委員会にお

いて、定期的に報告するものとする。

第6 委任

本要領に定めるもののほか、本要領の実施に際して必要な事項については、農林水産省生産局生産

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流通振興課長が別に定める。

第7 附則

本要領は、平成 19年以降に生産される国産大豆について適用する。

2)作成要領の取扱いについて(平成19年3月30日付け農林水産省生産局農産振興課長通知)

1 要領策定の趣旨

これまで、国産大豆の流通については、大豆交付金暫定措置法(昭和36年法律第201号)の下、同

法で規定する調整販売計画に基づく流通が相当部分を占めてきたが、このことにより、生産者・産地

から需要者への年間を通じた周年安定供給が確保されてきたところである。

今般、品目横断的経営安定対策の導入に伴い、同法が廃止されることから、調整販売計画に基づく

流通については、その法的根拠を失うこととなる。

このことを受け、平成17年5月から3回にわたり「国産大豆の安定供給に関する懇談会」を開催し、

同法廃止後の国産大豆流通のあり方等について検討を行った結果、17年7月の中間とりまとめにおい

て、国産大豆に係る安定的な需給関係を確保するためには、引き続き、現行制度において調整販売計

画が有している周年安定供給の機能が維持される流通の仕組みが構築されることが望ましいとの方

向が示されたところである。また、このことと合わせ、取引方式、価格形成等の仕組みについても一

定の方向が示されたところである。

これらを踏まえ、国産大豆の生産・流通の各段階において、安定的な需給関係の確保に向けた関係

者の自主的な取組が推進されるよう、「国産大豆の生産計画及び集荷・販売計画作成要領」を策定す

るものである。

2 要領の対象となる生産者

要領第2の1に定める生産者は、19年産から別途措置される品目横断的経営安定対策の対象となる

生産者に限定するものではなく、国産大豆の生産・販売を行う者を対象としていることに留意するも

のとする。

3 販売者と需要者との関係

要領第2の3に定める需要者のうち法人その他の団体にあっては、適正な取引関係を構築する観点

から、名称、代表者の氏名及び主たる事務所の所在地等が、販売者のそれと重複しないことが必要で

ある。

4 生産計画及び集荷・販売計画の策定者

要領第3の1の(1)の計画の策定者は、販売者のうち自ら販売を行う全ての生産者団体等である

ことに留意するものとする。

5 取引方式別の価格形成

(1)入札取引

要領第4の3の(1)の①の入札取引については、需給状況や品質評価を反映した銘柄ごとの透

明かつ適正な価格形成が図られるよう、以下により運営を行うものとする。

ア 財団法人日本特産農産物協会(以下「運営主体」という。)は、上場数量に係る具体的な設

定基準その他入札取引の実施に関して必要な手続き等に関する業務規程等を定める。

イ 自ら販売を行う全ての生産者団体等は、アの運営主体が定める業務規程等に基づき、自らの

販売数量のうち一定以上の数量を上場する。

(2)契約栽培取引

要領第4の3の(1)の②の契約栽培取引における価格は、基本的には、要領第4の3の(1)

の①の入札取引により形成された価格等を参考としつつ、契約当事者間で協議・決定することとな

るが、取引価格の決定に際しては、生産者・産地における品質向上に向けた栽培管理の改善等の取

組の促進に資する観点から、需給状況等を踏まえた市場評価が反映されることが望ましい。

なお、契約栽培取引における価格決定方式は、あらかじめ、は種前契約書に明記することが望ま

しい。

(3)相対取引

要領第4の3の(1)の③の相対取引における価格は、基本的には、要領第4の4の(1)の入

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- 31 -

札取引により形成された価格等を参考としつつ、契約当事者間で協議・決定することとなるが、取

引価格の決定に際しては、生産者・産地における品質向上に向けた栽培管理の改善等の取組の促進

に資する観点から、需給状況等を踏まえた市場評価が反映されることが望ましい。

6 契約栽培取引に係る契約書

要領第4の3の(2)の生産者と需要者との間で締結する契約栽培取引におけるは種前契約書及び

売買契約書は、別記様式1及び2の様式例を参考とされたい。

7 作柄の変動に伴う生産者の取引数量の調整方法等

契約栽培取引又は生産者団体等への売渡しの委託による出荷により取引を行う生産者の作柄の変

動に伴う出来秋における取引数量の調整方法等は、基本的には、それぞれの契約内容に基づき、その

取扱いを決定することとなるが、原則として、以下の方法・手続きによることが望ましい。

(1)取引方式別に異なる銘柄により取引される場合にあっては、出来秋における当該銘柄別の数量を

それぞれの取引数量とする。

(2)(1)以外の場合にあっては、出来秋における取引数量の合計数量を、は種前契約に係る契約栽

培取引予定数量及び売渡しの委託に係る売渡委託予定数量の割合により案分した数量をそれぞれ

の取引数量とする。この場合、検査の結果に基づく銘柄別の粒度及び等級ごとに案分する。

ただし、契約当事者間の協議により、それぞれの取引数量を調整することができる。

(3)(1)及び(2)により、取引方式別の取引数量を確定した生産者は、売渡しの委託の申込みを

行った生産者団体等への大豆出荷時に、別記様式3の大豆数量調整報告書(様式例)を当該生産者

団体等に提出する。

(4)生産者団体等における取引数量の調整方法は、(1)、(2)及び(3)の方法を準用する。

別記様式1 は種前契約書(様式例)(略)

別記様式2 売買契約書(様式例)(略)

別記様式3 数量調整報告書(様式例:売渡委託先集荷業者あてに生産者が作成する例)(略)

3)毎年の生産量・品質に基づく支払いにおける「対策加入者が需要者に対し直接販売することとした

大豆」に係る留意事項について

(平成20年2月8日付け生産局農産振興課課長補佐(豆類班担当)経営局経営政策課課長補佐(不利

補正対策班担当)連名事務連絡)(抄)及び「水田・畑作経営所得安定対策の成績支払の対象大

豆に係る一問一答」(抄)

1 需要者の確認

対策加入者から毎年の生産量・品質に基づく支払に係る交付申請を受けた農政事務所においては、

直接販売の相手先が「国産大豆の生産計画及び集荷・販売計画作成要領」(平成19年3月30日付け18

生産第6009号生産局長通知。以下「生産局長通知」という。)第2の「需要者」に該当するか否かに

ついて、当該相手先が実際に大豆加工品等の製造又は大豆の販売を業とする者であるか否かの確認を

行うことが必要となります。

→ 一問一答によれば、現時点では確認書類等の提出は必要ないと考えられており、交付申請時に

口頭で「需要者に該当するか否か」を確認することとしている。

2 販売者と需要者の関係

販売者と需要者の関係については、「国産大豆の生産計画及び集荷・販売計画作成要領の取扱い」(平

成19年3月30日付け18生産第9424号生産局農産振興課長通知)の3において、需要者のうち法人その

他の団体にあっては、適正な取引関係を構築する観点から、名称、代表者の氏名及び主たる事務所の

所在地等が、販売者のそれと重複しないことが必要であるとしています。

また、販売者と需要者の関係において、販売者と需要者の名称、代表者の氏名及び主たる事務所の

所在地等は重複しないものの、その構成員が重複することにより取引(原料供給・調達、取引価格等)

の透明性が確保できない場合についても、毎年の生産量・品質に基づく支払の対象となりません。

(別添「販売者(生産者・生産者団体等)と需要者(加工業者・販売業者)の関係において毎年の

生産量・品質に基づく支払の対象となる場合」を参考としてください。)

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→ 一問一答によれば、需要者と販売者で名称、代表者の氏名及び主たる事務所の所在地等が重複

すると、価格等の取引条件の決定方法等の取引の透明性をが確保されず、実態として助成対象外

である自家消費や自家加工と明確な区別ができないために、支障があると考えられるために明文

化された。

(別添) 販売者(生産者・生産者団体等)と需要者(加工業者・販売業者)の関係において毎年の

生産量・品質に基づく支払の対象となる場合

需要者

個 人 組 織

別人格であること ※以下の1又は2(①かつ②)を満たすこと

1 販売者(個人)と需要者(組織)の名称、代表

者の氏名及び主たる事務所の所在地等のいずれも

重複がなく、かつ、販売者(個人)が需要者(組織)

の構成員ではないこと

2 販売者(個人)と需要者(組織)の名称、代表者

の氏名及び主たる事務所の所在地等のいずれも重

複はないが、販売者(個人)が需要者(組織)の構

成員である場合において、

① 需要者(組織)の構成員の過半が、販売者(個

人)ではないこと

② 販売者(個人)が、需要者(組織)の役員又は

原料供給・調達担当者でないこと

販売者

※以下の1又は2(①かつ②)を満たすこと

1 販売者(組織)と需要者(個人)の名称、代表者

の氏名及び主たる事務所の所在地等のいずれも重

複がなく、かつ、需要者(個人)が販売者(組織)

の構成員ではないこと

2 販売者(組織)と需要者(個人)の名称、代表者

の氏名及び主たる事務所の所在地等のいずれも重

複はないが、需要者(個人)が販売者(組織)の構

成員である場合において、

① 販売者(組織)の構成員の過半が、需要者(個

人)ではないこと

② 需要者(個人)が、販売者(組織)の役員又は

販売担当者でないこと

※以下の1又は2(①かつ②)を満たすこと

1 販売者(組織)と需要者(組織)の名称、代表者

の氏名及び主たる事務所の所在地等のいずれも重

複がなく、かつ、その構成員も重複がないこと

2 販売者(組織)と需要者(組織)の名称、代表者

の氏名及び主たる事務所の所在地等のいずれも重

複はないが、販売者(組織)と需要者(組織)の構

成員に重複がある場合において、

① 販売者(組織)の構成員の過半が、需要者(組

織)の構成員でなく、かつ、販売者(組織)の役

員又は販売担当者が、需要者(組織)の構成員で

ないこと

② 需要者(組織)の構成員の過半が、販売者(組

織)の構成員でなく、かつ、需要者(組織)の役

員又は原料供給・調達担当者が、販売者(組織)

の構成員でないこと

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4)水田・畑作経営所得安定対策の成績支払の対象大豆に係る一問一答(抄)

(平成20年2月8日付け生産局農産振興課豆類班、経営局経営政策課不利補正対策班)

○ 「国産大豆の生産計画及び集荷・販売計画作成要領」において「需要者のうち、法人その他の

団体にあっては、適正な取引関係を構築する観点から、名称、代表者の氏名及び主たる事務所の

所在地等が、販売者のそれぞれと重複しないことが必要である」となっているが、このことが適

正な取引関係に支障があるのか。

水田・畑作経営所得安定対策の成績支払については、対策加入者が生産者団体等に対し販売を委

託した大豆のほか、対策加入者が需要者に対し直接販売することとした大豆であって一定の要件を

満たすものについても、支払の対象となるが、自家消費や自家加工といった流通しない大豆につい

ては支払の対象となりません。

需要者のうち法人その他の団体について、名称、代表者の氏名及び主たる事務所の所在地等が、

販売者のそれぞれと重複している場合においては、価格等の取引条件の決定方法等の取引の透明性

が確保できないことや、実態として助成対象外である自家消費や自家加工との明確な区別ができな

いこと等、支障があると考えています。

○ 事務連絡の1において需要者の確認を行うこととなっているが、確認作業が必要なのか、また

どのように確認するのか。

対策加入者が交付申請を行う際に口頭で「需要者に該当するか否か」を確認するようにしてくだ

さい。現時点では「需要者に関する書類」を提出していただく必要はないと考えています。

○ 事務連絡の2において「対策加入者が需要者に対し直接販売することとした大豆」に係る販売

者と需要者の関係について具体的にどのように確認するのか。

対策加入者が交付申請を行う際に口頭で、取引の透明性が確保されていることを確認するように

してください。現時点では、対策加入者に取引の透明性が確保されている証明書類等を提出してい

ただく必要はないと考えています。

○ 農協等が自ら加工・販売する場合の留意点は何か

成績払については「国産大豆の生産計画及び集荷・販売計画作成要領」に基づき出荷・販売され

るもののうち対策加入者が農協等に販売を委託し出荷した当該年産の数量を対象としております。

このうち、農協等集荷業者(以下、農協等という)が自ら加工・販売する場合については、次の点

について留意が必要です。

まず、農協等が、自らの業として加工・販売を行うため、一般に市場流通している大豆を問屋等

から購入することについては何ら問題はなく、その際、産地を指定することも問題はありません。

つまり、適正な流通が行われている限り、農協等が問屋等から地場産大豆(農協等自らが管内の生

産者から委託により集荷した大豆)を購入した上で加工・販売することと、当該農協等に売渡委託

した大豆生産者に対する成績払の交付要件とは関連しません。

ただし、集荷業者や販売者としての立場を利用して、取引条件等について他の販売先との公平性

を損ねるような場合は、適正な流通とは言えないことから、そのような取引で購入した大豆につい

ては、成績払いの対象とすることは困難です。

このほか、担い手が農協等に売渡委託をした自らの大豆について、売渡委託を取り消し農協等か

ら自ら販売を受けた場合や予め種子用として生産された大豆でなくとも農協等が生産者から委託に

より集荷する際、その一部又は全部について転用種子として集荷する場合、当該数量は成績支払の

対象外となります。

○ 地産地消の安定的推進に向けてはどう考えるのか。

農協等が、地産地消の取組の一環として、地場産大豆を加工・販売することは、大豆の生産振興

及び地場産大豆の高付加価値化、地場産大豆及び加工品の消費拡大や評価向上の観点から、推進す

べき取組であると考えています。

このため、地産地消等の取組を継続的に推進するためには、問屋等との安定的な取引関係を築き

上げることで、委託に基づき販売を行う全国団体等と問屋等との間における契約栽培取引を促すな

ど、安定的な数量確保を図ることが好ましいと考えています。

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5)水田・畑作経営所得安定対策の毎年の生産量・品質に基づく支払における「対策加入者が需要者に

対し直接販売することとした大豆」に係る留意事項等について(その2)

(平成 20年 5月 22 日付け経営局経営政策課課長補佐(不利補正対策班担当)、生産局農産振

興課課長補佐(豆類班担当)連名事務連絡)

1 水田・畑作経営所得安定対策における毎年の生産量・品質に基づく支払(成績払)においては、対

策加入者が生産者団体等に対し売渡しの委託をして出荷した大豆のほか、対策加入者が需要者に対し

直接販売する大豆についても一定の要件を満たすものについては、支払の対象としたところです。

2 この直接販売に係る大豆については、対策加入者は農政事務所に対し、

・加入申請書

・播種前契約の締結が確認できる書類

・売買契約した数量を確認できる書類

・大豆品位等検査の結果を確認できる書類

を提出することが必要とされており、農政事務所により、これらの書類が適正であることが確認され

れば、成績払の対象となります。

確認に当たっては、「国産大豆の生産計画及び集荷・販売計画作成要領」(平成 19 年3月 30

日付け 18生産第 6009 号生産局長通知)及び「品目横断的経営安定対策の毎年の生産量・品質に基

づく支払における「対策加入者が需要者に対し直接販売することとした大豆」に係る留意事項等に

ついて」(平成 19 年 10 月 18 日付け事務連絡)」を踏まえ、播種前契約の締結が確認できる書類

及び売買契約した数量を確認できる書類における契約者が販売者あるいは需要者として、適正であ

るか否かについて特にご注意願います。

なお、生産者団体等への売渡しの委託と直接販売の両方を行う生産者の取引数量の調整について

は、「国産大豆の生産計画及び集荷・販売計画作成要領の取扱いについて」(平成 19 年3月 30

日付け 18生産第 9424 号生産局農産振興課長通知)の7において、その取扱いを定めていますので、

引き続き御留意願います。

3 直接販売は、対策加入者と実需者が直に取引することを想定したものですが、対策加入者及び需要

者以外の第三者が、取引に係る大豆の調製、保管、運搬等の業務を代行した場合についても、2の要

件が満たされていれば、直接販売として支払対象となります。

なお、生産者団体等が取扱う大豆については、生産者団体等が、対策加入者からの売渡しの委託

を受け、生産計画及び集荷・販売計画を作成することで、交付対象となり得るものです。

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4.水田利活用自給力向上事業(平成22年度)

1)概要

水田を有効活用して麦、大豆、米粉・飼料用米等の生産を行う販売農家に対して、主食用並の所得を

確保できる水準が国から直接支払われる。

助成対象者は、実需者等に出荷・販売することを目的として、交付対象作物の生産に取り組む農業者

または集落営農であるとともに、需要に応じた生産を確保するため、捨て作りを防止する必要がある。

2)平成22年度の水田利活用自給力向上事業の交付単価(香川県で設定したもの)

作 物 単価(10a当たり) 留意事項

麦 37,000円

大豆(黒大豆を含む) 35,000円

飼料作物 26,000円

新規需要米(米粉用・飼料用米、WCS用稲) 80,000円

そば、なたね、加工用米 20,000円

二毛作助成(主食用米と戦略作物又は戦略作

物同士の組合せのみ)

15,000円

アスパラガス、スイートコーン、ナバナ、ブ

ロッコリー

15,000円

青ネギ、イチゴ、エンサイ、キャベツ、キュ

ウリ、採種タマネギ、キク、松盆栽

13,000円

トマト、レタス、ヒマワリ、マーガレット、

タバコ

10,000円

オクラ、サトウキビ、ニンニク、パセリ、ピ

ーマン、モロヘイヤ、バラ、ラナンキュラス

8,000円

サトイモ、自然薯、タマネギ、ナス、馬鈴薯、

メロン、オリーブ、カーネーション、苗木※

5,000円

地力増進作物※、景観形成作物※ 3,000円

・二毛作助成以外は、主

食用米の作付けがな

い水田での交付単価

・交付対象は、出荷・販

売を目的とする作物

(地力増進作物や景観

形成作物を除く)

※具体的な作物名

苗木:オリーブ、ケヤキ、コナラ、ヒノキ

地力増進作物:セスバニア、ソルガム、トウモロコシ、ヘアリーベッチ、レンゲ

景観形成作物:カラシナ、コスモス、菜の花、ヒマワリ、レンゲ

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Ⅳ.参考資料

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1.経営安定対策制度関係数値一覧

1)生産条件不利補正対策

(1)過去の生産実績に基づく交付金

ア.面積単価

種類別の面積当たりの単価(平成18年8月7日付け農林水産省告示第1108号)

表.面積単価(大豆) (円/60kg)

市町名 単価 市町名 単価 市町名 単価

高 松 市 12,756 東かがわ市 10,962 宇 多 津 町 13,553

丸 亀 市 14,251 三 豊 市 14,849 綾 川 町 13,055

坂 出 市 14,251 土 庄 町 11,361 琴 平 町 12,258

善 通 寺 市 16,044 小 豆 島 町 10,663 多 度 津 町 14,550

観 音 寺 市 14,948 三 木 町 12,258 まんのう町 13,154

さ ぬ き 市 10,563 直 島 町 11,560

イ.実単収

単位面積当たりの収穫量(平成19年5月30日付け農林水産省告示第725号) 表.実単収 (kg/10a)

18産 17産 16産 18産 17産 16産 高 松 市 150 134 - 土 庄 町 123 120 76 高 松 市 - - 91 小 豆 島 町 118 120 - 牟 礼 町 - - 85 内 海 町 - - 77 庵 治 町 - - 81 池 田 町 - - 75 塩 江 町 - - 80 三 木 町 144 140 89 香 川 町 - - 85 直 島 町 117 130 75 香 南 町 - - 85 宇 多 津 町 135 130 90 国分寺町 - - 92 綾 川 町 132 126 - 丸 亀 市 151 140 73 綾 上 町 - - 71 坂 出 市 145 134 88 綾 南 町 - - 74 善 通 寺 市 163 154 83 琴 平 町 170 152 85 観 音 寺 市 143 144 - 多 度 津 町 150 137 80 観音寺市 - - 64 まんのう町 145 136 - 大野原町 - - 68 琴 南 町 - - 70 豊 浜 町 - - 48 満 濃 町 - - 84 さ ぬ き 市 130 130 82 仲 南 町 - - 74 東かがわ市 130 129 79 三 豊 市 142 142 - 高 瀬 町 - - 57 山 本 町 - - 61 三 野 町 - - 60 豊 中 町 - - 67 詫 間 町 - - 63 仁 尾 町 - - 59 財 田 町 - - 63

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(2)毎年の生産量・品質に基づく交付金(黄ゲタ、成績払い)

2)収入減少影響緩和対策

(1)単位面積当たり標準的収入額及びその算定に係る販売価格、実単収、単位面積当たり収入額

ア)単位面積当たり標準的収入額

表.単位面積当たり標準的収入額

産年 標準的収入額(円/10a)

H19 13,314

H20 17,510

H21

H22

16,225

15,562

表.単位面積当たり標準的収入額の算定根拠

産年 銘柄 販売価格

(加重平均)

当年産

実単収

当年産

単位面積当たり

収入額

(円/60kg) (kg/10a) (円/10a)

H14 全国全産地品種銘柄 4,585 149 11,386

H15 全国全産地品種銘柄 9,536 127 20,185

H16 全国全産地品種銘柄 15,836 81 21,379

H17 全国全産地品種銘柄 6,931 137 15,826

H18 全国全産地品種銘柄 6,835 145 16,518

H19 全国全産地品種銘柄 7,365 109 13,380

H20

H21

全国全産地品種銘柄

全国全産地品種銘柄

7,085

7,049

134

128

15,823

15,038 注)平成16年産は取扱数量が少なかったことから上場していないため、平成19年産大豆

の各年産の販売価格にはすべて全産地品種銘柄の年産平均価格を各産地品種銘柄

の落札数量で加重平均した価格((財)日本特産農産物協会で扱う全区分の加重平

均)が使用された。

イ)生産予定面積の算出に使用する標準単収

表.交付前々年度に係る標準単収

交付前々年度 標準単収(kg/10a)

H18年産 138

H19年産 141

H20年産

H21年産

134

130

表.品質別の数量当たり単価(大豆) (円/60kg)

銘柄等大豆 小粒化等大豆

1等 2等 3等 特定加工用 1~3等

3,168 2,736 2,304 1,872 1,872

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2.水田・畑作経営所得安定対策加入状況(香川県、平成22年産) 出典)農林水産省経営局経営政策課 22年産水田・畑作経営所得安定対策加入申請状況

注)ラウンドにより、合計と内訳が一致しないことがある。 用語の解説

認 定 農 業 者 農業経営を営み、又は営もうとする者で、農業経営改善計画を作成し、市町村の認定を受けた者

(農業経営基盤強化促進法第12条第1項)。

法人化された集落営農組織を含む。

特定農業団体 農作業受託により農用地の利用集積を図る相手方として位置付けられた任意組織

(農業経営基盤強化促進法第23条第4項)。

準 ず る 組 織 水田・畑作経営所得安定対策の対象となる集落営農組織のうち、特定農業団体と同様の要件を満たす

任意組織。

作付予定面積 加入申請書の作付予定面積欄に記載された面積であり、交付金の支払対象とならないビール用大麦、

黒大豆や自家消費用等の面積を含む。

1)経営体数

品目組み合わせ別申請経営体数

経営形態 総申請

経営体数 米のみ

麦のみ

大豆のみ

大豆

大豆

大豆

その他

認定農業者 437

個人 382

法人 55

234 9 - 171 2 4 17 -

集落営農組織 61

特定農業団体 60

準 ず る 組 織 1

2 5 - 53 - - 1 -

合計 498 236 14 - 224 2 4 18 -

2)品目別作付計画面積

作付計画面積(ha) 経営形態

米 麦 大豆

認定農業者 1,324 1,318 64

集落営農組織 2,898 899 0

合計 4,222 2,217 64

3)特例の適用

特例の種類ごとの特例適用申請経営体数 経営形態

総申請

経営体数

特例適用申

経営体数 物理的特例 生産調整特例 所得特例 市町村特認

認定農業者 437 321 145 - 80 96

集落営農組織 61 17 15 1 - 1

合計 498 338 160 1 80 97

4)経営面積

経営面積(ha) 経営形態

総申請

経営体数 計 田 畑 受託地

経営体当たり

平均経営面積

(田+畑+受託)

認定農業者 437 2,484 1,962 101 420 5.7

個人 382 1,691 1,427 95 168 4.4

法人 55 793 535 6 252 14.4

集落営農組織 61 3,486 3,373 14 99 57.2

特定農業団体 60 3,469 3,357 14 99 57.8

準 ず る 組 織 1 17 17 - - 16.9

合計 498 5,970 5,335 115 519 12.0

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3.需要量・自給率の推移

国内

生産量

国内消費

仕向量 種子用 粗食料 製油用 味噌・醤油用 自給率 食用自給率

年産

(A) (B) (C) (D) (E) (F) (A/B) (A-C-E)/(D+F)

千トン 千トン 千トン 千トン 千トン 千トン % %

S40 230 2,030 10 462 1,389 (3) 162 11 35

50 126 3,502 6 646 2,620 (1) 190 4 14

60 228 5,025 8 737 3,928 (0) 184 5 24

H元 272 4,748 8 822 3,553 (0) 188 6 26

5 101 4,999 9 769 3,790 (-) 196 2 10

6 99 4,881 3 791 3,677 (-) 187 2 10

7 119 4,919 3 785 3,712 (-) 189 2 12

8 148 4,967 4 844 3,679 (-) 194 3 14

9 145 5,040 4 828 3,781 (-) 191 3 14

10 158 4,896 5 858 3,616 (-) 188 3 15

11 187 5,004 5 821 3,751 (-) 196 4 18

12 235 4,962 6 814 3,721 (-) 196 5 23

13 271 5,069 7 834 3,822 (-) 181 5 26

14 270 5,309 7 851 4,024 (-) 184 5 25

15 232 5,311 8 858 4,011 (-) 176 4 22

16 163 4,715 7 877 3,419 (-) 176 3 15

17 225 4,348 7 871 3,080 (-) 173 5 21

18 229 4,235 5 866 2,978 (-) 180 5 21

19

20

227

262

4,304

4,034

7

7

866

861

3,044

2,802

(-)

(-)

179

176

5

6

21

25 出典:農林水産省大臣官房食料安全保障課「食糧需給表」による。

ただし、製油用は食品産業振興課資料、味噌・醤油用は加工食品課資料による。

注)製油用の( )内は国産大豆の使用量で内数。

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4.輸入大豆の数量及び価格の推移

(単位:千トン、円/60kg)

H21 H20 H19 H18 H17 H16 H15 国名

数量 価格 数量 価格 数量 価格 数量 価格 数量 価格 数量 価格 数量 価格

米 国 2,412 2,774 2,728 3,890 3,325 2,750 3,225 2,121 3,126 2,134 3,178 2,550 3,858 2,022

カ ナ ダ 353 3,883 325 4,205 309 3,351 282 2,920 305 2,721 259 3,076 189 2,601

ブ ラ ジ ル 570 2,594 568 3,929 367 2,650 378 1,914 563 2,036 779 2,470 890 1,826

中 国 51 4,802 86 5,308 137 3,772 156 3,535 184 4,138 187 3,753 143 3,121

オーストラリア 0 3,721 0 5,495 0 4,664 1 4,219 3 3,584 4 3,545 0 3,481

パ ラ グ ア イ 1 3,937 1 5,004 0 3,447 1 3,396 0 2,619 73 1,872

チ リ 0 5,771

タ イ 0 11,580 0 10,285

モ ン ゴ ル 0 4,236

ラ オ ス 0 3,168

台 湾 0 18,000 0 17,580 0 12,115 0 33,510

アルゼンチン 2 3,302 2 5,014 21 2,537 0 2,140 18 1,874

ベ ト ナ ム 0 3,386

大 韓 民 国 0 - 0 - 0 - 0 6,841

ウ ク ラ イ ナ 0 3,168 0 3,024

ボ リ ビ ア 0 2,498

ミ ャ ン マ ー 0 2,233

ス イ ス

ロ シ ア 0 5,986

世界(計) 3,390 2,890 3,711 3,957 4,161 2,819 4,042 2,213 4,181 2,253 4,407 2,619 5,173 2,037

地域別合計

北米 2,766 2,915 3,054 3,923 3,635 2,802 3,507 2,185 3,432 2,186 3,438 2,590 4,047 2,049

中南米 571 2,595 569 3,931 368 2,652 378 1,917 563 2,036 779 2,470 963 1,829

アジア 51 4,803 86 5,308 137 3,772 156 3,535 184 4,140 187 3,753 144 3,127

欧州 0 0 5,986 0 3,024

大洋州 0 3,721 0 5,495 0 4,664 1 4,219 3 3,584 4 3,545 0 3,481 出典)財務省貿易統計から抜粋・編集 注1)年は1月~12月。 2)価格は当年輸入価額を当年輸入数量で除算して算定。 3)表中の数量ゼロは500トン未満の意。 4)地域別数量及び価格は統計数値からか算定。 5)地域区分は外務省分類による。「欧州」地域には「NIS諸国」を含む。

図.平成21~22年輸入大豆の価格の推移

2,000

2,500

3,000

3,500

4,000

4,500

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

輸入月

平均価格(円/60kg)

平成21年 平成22年

(月)

(年)

出典)「農林水産物輸出入情報」(農林水産省国際部国際政策課)から抜粋、作成。

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5.食品用大豆の用途別使用量の推移

内訳(千トン) 計

(千トン) 味噌 醤油 豆腐・油揚 納豆 凍豆腐 豆乳 その他

H元 1,010 177 11 490 104 31 4 193

2 994 172 24 494 107 31 3 163

3 1,013 171 22 494 108 31 3 184

4 1,037 176 25 494 108 31 3 200

5 965 173 23 492 109 31 3 134

6 978 165 22 493 109 30 3 156

7 974 162 27 493 110 30 3 149

8 1,038 167 27 492 115 30 3 204

9 1,019 165 26 494 122 30 3 179

10 1,046 162 26 495 128 30 4 201

11 1,017 166 30 492 127 29 6 167

12 1,010 166 30 492 122 29 7 164

13 1,015 149 32 492 129 29 9 175

14 1,035 149 35 494 141 29 11 176

15 1,034 138 38 494 137 30 19 178

16 1,053 139 37 494 139 33 29 180

17 1,052 141 40 494 130 33 32 181

18 1,046 140 40 492 130 33 - (211)

19 1,045 139 40 497 130 30 - (209)

20 1,037 137 39 496 129 29 - (207)

21 993 131 39 490 125 27 - (181) 出典)味噌、醤油は食糧庁加工食品課調査、その他は総合食料局食品産業振興課推計

注)その他の()内は豆乳を含む。

6.交付金対象大豆の用途別使用量の推移

内訳(千トン)

(千トン)味噌・醤油 豆腐・油揚 納豆 煮豆・惣菜 その他

H元 124 18 72 11 14 9

2 88 13 46 9 11 9

3 72 10 32 8 15 7

4 70 9 32 7 14 8

5 30 2 14 3 9 2

6 23 2 10 3 7 1

7 35 3 18 4 9 1

8 57 6 32 5 11 3

9 54 6 30 6 11 1

10 73 10 40 9 12 2

11 93 8 57 9 17 2

12 139 22 84 9 19 5

13 180 32 106 13 22 8

14 186 27 120 14 22 3

15 149 14 96 13 22 4

16 98 4 64 8 20 2 出典)全農推定

Page 48: 大豆の生産に関する資料 - pref.kagawa.lg.jp · 3)毎年の生産量ン品質に基づく支払いにおける「対策加入者が需要者に 対し直接販売することとした大豆」に係る留意事項について···········

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7.大豆食品等一覧

出典)農林水産省生産局生産流通振興課「大豆まめ知識」より

焼焼焼焼きききき豆腐豆腐豆腐豆腐

堅めの木綿豆

腐を水切りし

て、焼いて焼き

目を付けたも

の。

油揚油揚油揚油揚げげげげ

木綿豆腐を薄

く切って脱水

し、油で揚げた

もの。

がんもどきがんもどきがんもどきがんもどき

木綿豆腐を崩

して水切りし、

野菜・海草等を

入れて丸め、油

で揚げたもの。

生揚生揚生揚生揚げげげげ

((((厚揚厚揚厚揚厚揚げげげげ))))

木綿豆腐を水

切りしてから

高温の油で揚

げたもの。

凍凍凍凍りりりり豆腐豆腐豆腐豆腐

((((高野豆腐高野豆腐高野豆腐高野豆腐

凍凍凍凍みみみみ豆腐豆腐豆腐豆腐))))

豆腐を凍らせ

て解凍・脱水

したもの。

味噌味噌味噌味噌

蒸煮大豆と米

や大麦に麹菌

を加え発酵さ

せたもの。

醤油醤油醤油醤油

脱脂大豆など

を麹菌で発酵

させたもの。

きなこきなこきなこきなこ

煎った大豆を

粉にしたもの。

納豆納豆納豆納豆

蒸煮大豆を納

豆菌で発酵さ

せたもの。

ゆばゆばゆばゆば

豆乳を熱した

ときに表面に

できる皮膜を

すくったもの。

えだまめえだまめえだまめえだまめ 大豆大豆大豆大豆 大豆大豆大豆大豆もやしもやしもやしもやし

発芽大豆発芽大豆発芽大豆発芽大豆

水煮水煮水煮水煮ドライパッドライパッドライパッドライパックククク

蒸煮大豆を真

空包装して、保

存性・簡便性を

高めたもの。

煮豆煮豆煮豆煮豆

大豆を煮込ん

だもの。

おからおからおからおから

豆乳をとった

搾りかす。

豆乳豆乳豆乳豆乳

吸水させた大

豆を粉砕し熱

して搾り取っ

た乳状のもの。

煎煎煎煎りりりり大豆大豆大豆大豆

浸水した大豆

を焙煎したも

の。節分などに

使われる。

脱脂大豆脱脂大豆脱脂大豆脱脂大豆

大豆の油を取

った搾りかす。

主に家畜のエ

サとして利用

される。

大豆油大豆油大豆油大豆油

天ぷら油・サラ

ダ油の主成分。

我が国の大豆

消費の7割を占

める。

豆腐豆腐豆腐豆腐

豆乳をにがりなどの凝固剤で

固めたもの。

固め方によって、木綿豆腐・絹

ごし豆腐・充填豆腐・寄せ豆腐

などになる。