学位記授与式 - takamatsu-u.ac.jp ·...

高松大学 高松大学大学院 高松短期大学 高松東幼稚園     2017平成29年3月15日 (1) 四国高松学園だより 第 116号 西西調学校法人 四国高松学園 〒761- 0194 高松市春日町960番地 TEL(087) 841- 3255 FAX(087) 841 - 3064 西日 時 第1回 25 日(土) 第2回 20 日(土) 時 間 10時~14時 ※無料送迎バス(要予約)、ランチサービスあり! お問い合わせ先 入学センター 2017

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高松大学 高松大学大学院 高松短期大学 高松東幼稚園    2017.3

平成29年3月15日� (1)四国高松学園だより 第116号

「高松大学防災サポート

チーム」辞令交付式

 

大規模災害時における避難

所運営等に従事する高松市消

防団・機能別分団に本学学生が

入団するにあたり、昨年十二月

十六日に高松市東消防署にお

いて辞令交付式が行われた。

 

高松市消防団の三好団長よ

り、分団員を代表して経営学

部三年香西元気さんに辞令が

手渡された。

 

続いて、大西高松市長の式

辞ならびに

本学佃学長

より祝辞が

あり、最後

に経営学部

三年石本皓

太郎さんが、

「消防任務

の重大さを

 

平成二十八年度の大学・大学院・短期大学の学位記授

与式が三月二十二日、高松国際ホテルで行われ、大学・

大学院・短期大学二百四十四人が学び舎を巣立つ。

 

今年度も就職状況は好調で、香川県等の公立小学校に

大学発達科学部から現役・既卒を併せて八名が合格した。

また、公立幼稚園・保育所においては、大学発達科学部、

短期大学保育学科ともに多数合格しており、大学経営学

部、短期大学秘書科をはじめとする企業等への就職も併

せ、四月から新たなスタートを切る。

 

卒業生を代表して学位記を塩谷音々さん(経営)、徐武さ

ん(院)、濵田規子さん(秘書)が佃昌道学長から受け取る。

 

また、谷茜さん(経営)、大塚栞さん(保育)が送辞、佐

藤真優さん(発達)、植村亜美さん(保育)が謝辞を述べる。

 

引き続き、同窓会入会式も行われ、卒業生代表として

中井龍さん(経営)と髙津成美さん(秘書)が大学・短

大の同窓会長に挨拶を行う。

 

式後には卒業記念パーティーが催され、恩師や学友と

最後のひと時を過ごす。

学校法人 四国高松学園〒761-0194 高松市春日町960番地TEL(087)841-3255 FAX(087)841-3064

学位記授与式

 

昨年十一月二十三日、秘書

科二年生が、香川県政策部男

女参画・県民活動課が行った

「女子学生による私の未来発

見事業」で、自身の手本となる

県内で活躍している女性を取

材して制作した映像作品を発

表し、その審査・表彰式に参

加した。これは、女子学生が県

内の輝く女性を発掘し、取材

や映像作品を制作する過程を

通して、今後の自分自身の働

き方を含む生き方を考え、女

性の活躍を促進する動機づけ

痛感し、災害に強い安全で安

心できる生活環境の実現をめ

ざし、精励することを誓いま

す」と宣誓を行った。

高松市消防団出初め式に

「高松大学防災サポート

チーム」が参加

 

一月八日にサンメッセ高松

において開催された高松市消

防団出初め式に、本学機能別

分団「高松大学防災サポート

チーム」団員が

参加した。

 

総勢千五百名

の消防団員が集

まり、雨天のた

め屋外での行事

は中止となった

が、大西高松市

長をはじめ、消

防団長ほか来賓

の方々から訓示

をいただき、団

員たちも気持ち

を新たにした。

にしようとする香川県の事業。

 

県内の大学・短期大学等の

七つのチームの中から、秘書

科学生六名で結成した「たぁ

~ちゃん 

アカデミー」が第

二位の優秀賞に輝いた。

 

なお、すべてのチームの作

品は香川県のホームページで

公開されている。

女子学生による私の未来

発見事業」

で優秀賞を受賞

高松市消防団・機能別分団に本学学生が入団

日 時  第1回 3月25日(土)    第2回 5月20日(土)時 間 10時~14時 ※無料送迎バス(要予約)、ランチサービスあり!

お問い合わせ先   入学センター

オープンキャンパス2017

平成29年3月15日� (2)四国高松学園だより 第116号

 

屋島山の峰々にも若葉の芽生えが見

られ、春日川を吹き渡る風にも春の温

かみが感じられる今日の佳き日に、ご

来賓ご家族関係各位のご臨席を賜り、

本学平成二十八年度学位記授与式を挙

行できますことは、誠に慶びに耐えま

せん。本学教職員を代表して厚く祝意

と感謝の意を表します。

 

ただ今、大学百十三名、短期大学

百二十八名、大学院三名、計二百四十四

名の皆さんが、めでたく学位記を授与

されました。それは、この歴史と自然

に恵まれた田園都市高松に立地する本

学に集い、学部・学科により期間の長

短はありますが、それぞれに学問や研

究に励まれ、初志を貫徹された証であ

ります。ここに、これまでの皆さんの

努力に対して敬意を表し、心からお

めでとうとお祝い

の詞を述べたいと

思います。ことに、

県外や国外から遊

学された皆さんに

は、格別の苦労が

あったのではない

かと推察します。

 

さて、平成二十八年度には、リオデ

ジャネイロオリンピックにおける日本

選手団の活躍などの明るい話題もあり、

東日本大震災や熊本地震などの復興も

少しずつ進んでおり、こういう時こそ、

困難や使命に向かって自ら進んで挑戦

して行こうとする進取の気概が大切に

なるのだと思っております。

 

平成二十九年の年明けを迎えて始

まったNHKテレビの大河ドラマ『お

んな城主 

直虎』の主人公、井伊直虎

は近江、今の静岡県西部の城主として、

駿河の今川、甲斐の武田、三河の徳川

が領地をねらう中、知恵と勇気を兼ね

備え、仲間と力を合わせて国を治め、

その後の井伊家の発展の礎を築いた女

性の一人であったと思われます。実は、

この香川県にも、そういう意味で誇る

ことのできる江戸中期の女性がおりま

した。丸亀京極藩出身の女流作家、井

上通女さんであります。彼女は、女性

の視点に立って丸亀から江戸までの道

中を記載した「東海紀行」「帰家日記」

の執筆や、大名家の女性たちの日常生

活や、女性の交流などの様子が細かく

描かれた「江戸日記」を執筆、この三

つは三日記と呼ばれ、「江戸文学の粋」

と称されています。男性中心の江戸時

代において武家の女性の暮らしぶりが

書かれ、女性の在り方を捉える視点か

らも今なお高く評価され、歴史的観点

からも重要な書物となっているのであ

ります。思えば、人間の価値に、男女

の区別はありません。ただいま卒業さ

れていく皆さん、志を強く保ち、男女

共同参画社会のさ

らなる進展充実に

向かって、元気に

歩みを進められん

ことを期待するも

のであります。

 

卒業後、公務員・

銀行・一般企業など

に進まれる経営学科・秘書科・経営学

研究科の皆さん、また、小学校・幼稚

園・保育所・子ども関連施設・企業な

どに進まれる子ども発達学科・保育学

科の皆さん、皆さんは、それぞれ進む

道は異なり、直面する課題も多様であ

ると存じます。皆さんが、本学で学ん

だ、対話を重んじ、理論と実践の接点

を開拓するという精神を忘れず、日々

に起こる小さなことを疎かにせず、人

との絆を大切にし、困難に挫けず、進

取の気概を持って、自らが属している

職場や地域社会の中で、自分の役割を

果たし、愛され、信頼される存在とな

りますよう期待して、餞の告辞といた

します。

 

本学園は、教育研究活動のみ

ならず、学園の施設設備の整備や

学生、園児支援等において多大の

経費を必要としています。このた

め、教職員一丸となって、教育改

革や経営の合理化を行い、経費節

減に努めているところですが、学

生、園児に対する支援の充実のた

めに寄附をお願いしています。

 

誠に恐縮ではございますが、教

職員、本学園卒業生(卒園生)、

在学生(在園児)の保護者の皆様

及び企業、団体など法人の皆様の

温かいご支援、ご協力を賜ります

ようお願い申し上げます。

★募集期間 

随時受付します。

★募集金額 

一口五千円以上

★お申込み方法 

本学のホーム

ページもしくはお電話にてお申込

みください。

★お問い合わせ先 

総務部会計課

 TEL 

〇八七(八四一)二一六一(直通)

ご寄附のお願い

学術振興基金・学長表彰 本学では、学術・文化・スポーツなどで成果を挙げた学生を対象に「学術振興基金」と「学長表彰」の授与を行っています。平成28年度2月末現在の贈呈・表彰は以下のとおりです。■ 学術振興基金

クラブ・個人名 適   用 贈与日

井上珠子(経1)、岸上和佳奈、國友涼、戸倉柚葉、元山美玖、安田睦(以上、発1)、大石里奈、木村真由、

近石真鈴、松村いづみ(以上、秘1)

[ 海 外 研 修 ]学術交流協定大学(ハワイ大学マウイカレッジ)への国際交流助成

平成29年2月23日

■ 学長表彰クラブ・個人名 適   用 表彰日

ハンドボール部 [スポーツ部門]平成28年度第67回四国地区大学総合体育大会ハンドボール競技 優勝

平成28年7月15日

サッカー部 [スポーツ部門]平成28年度第67回四国地区大学総合体育大会サッカー競技 準優勝

平成28年7月15日

ハンドボール部[スポーツ部門]平成28年度第55回中四国学生ハンドボール選手権大会秋季リーグ戦Ⅰ部優勝(春秋通算23回目)

平成28年9月23日

秘書科連(秘書科学生有志及び発達科学部学生有志66名)

[文化部門]平成28年度第51回さぬき高松まつり総おどりにて、優れたパフォーマンスで観客を沸かせた踊り連に贈られる「総おどりAWARD2016」の優秀賞受賞

平成28年9月23日

秘書科 サービス実務コース(たぁ~ちゃんアカデミー 6名)

[学術部門]「女子学生による私の未来発見事業」 優秀賞受賞

平成29年1月27日

高松大学長

高松短期大学長 

佃 昌道

二十八年度学位記授与式学長告辞

平成29年3月15日� (3)四国高松学園だより 第116号

■大切な四年間

発達科学部子ども発達学科四年

 

中村 静香

 

あっとい

う間の四年

間。大学生

活を振り返

ると、たく

さんの人に

支えられ、

充実した日々を送ることがで

きました。そこには、高松大

学だからこそできた活動があ

りました。

 

クラブ活動では、ゼミ連絡

会役員、書道部に所属してい

ました。一つのものを作りあ

げる達成感を感じることや、

様々な意見を

いただき、反

省を次に生か

す大切さを学

びました。

 

ゼミナール

活動では、学

外活動で小豆

島に行き、二

十四の瞳につ

いて学習しま

した。その後はおいしいそう

めんやアイスクリームを食べ、

楽しい思い出となりました。

 

就職活動では、大変なこと

も多々ありましたが、熱心に

ご指導してくださる先生方や

一緒に頑張る仲間がいたこと

で、夢に近づくことができま

した。素敵な友人・先生と出

会えたことは宝物です。

 

四月からは、いよいよ保育

士になりたいという夢が実現

します。子どもの気持ちを

しっかりと受け止め、一人ひ

とりに愛情を注いでいく保育

者となれるよう頑張ります。

■オータムコンサート

発達科学部子ども発達学科三年

 

東  環希

 

私は、昨

年十一月

二十四日に

開催された

オータムコ

ンサートで、

ピアノ独奏、吹奏楽、合唱の

伴奏をさせていただきました。

実習や大学祭準備のため、な

かなか練習時間がとれませ

んでしたが、少ない時間の

中で必死に時間を作って

練習しました。その甲斐

あって、あまり緊張もせ

ず、楽しんで弾くことが

でき、普段味わうことの

できない興奮や感動を味

わうことができました。

 

また、吹奏楽での演奏や合

唱の伴奏させていただく中で、

みんなで一つの音楽を作り上

げることの楽しさを感じまし

た。普段話したことのない先

輩や後輩たちとも「頑張りま

しょうね」「楽しかったですね」

と言葉を交わし、同じ時間を

共有し、気持ちが一つになっ

たような気が

しました。

 

私にとって

オータムコン

サートは、自

分の得意を活

かし輝くこと

のできる場だ

と感じました。

発達科学部 子ども発達学科

■私の就職活動

経営学部経営学科四年

 

宗雪  将

 

私が就職

活動で最も

力を入れた

のは企業研

究です。

 

私が企業

研究に力を入れた理由は、ど

ういった業種があり、どう

いった仕事があるのかを調べ、

その上で、できるだけ自分に

合った企業を探したかったか

らです。

 

就職活動は、これから

の人生を大きく左右する

ため、できるだけ多くの

情報収集を行い、さまざ

まな業種を把握しておく

ように努めました。

 

就職活動では、悔いのな

いように積極的に行動するこ

とが重要であると感じました。

また、就職活動の際には、大

学のカウンセラーの方に、複

数回にわたり丁寧に面接の指

導をしてもらいました。受け

る企業に合わせての練習を丹

念に行ったことで、本番の面

接においては、自分の思う通

りのアピールを行うことがで

きるようになっていました。

 

自分の意見を相手に正しく

伝えることができる能力は、

今後の社会人生活においても

役に立つと考えます。

 

私は、就職活動を通じて、

大きく成長できたと実感して

います。

■一年を振り返って

経営学部経営学科一年

 

八木 綾香

 

高松大学

に入学して

一年が経ち

ました。入

学当初は、

大学生活が始まることへの期

待と不安でいっぱいでしたが、

入学してすぐに行われた学外

セミナーでたくさんの学生と

交流することでき、友達との

仲を深めることができました。

 

高校生の時とは、授業やテ

ストの内容、形式が大きく異

なっていること、自分で時間

割が組めるということなど、

慣れないことばかりで驚きや

戸惑いを感じました。

 

しかし、

友達や先

生方など、

たくさん

の人に支

えられて、

充実した

一年間を

送ること

ができま

した。そ

の感謝の

気持ちを忘れずに、二年生で

も自分なりに成長できる充実

した日々を送れるよう努力を

していきたいです。

経営学部 経営学科

発達科学部子ども発達学科

 

川原亜津美

●自己紹介

 

発達科学

部の川原で

す。保育実

習指導、乳

児保育の授

業を担当し

ています。

●ゼミナールの特徴

 

三・四年生のゼミでは読み

聞かせ隊の活動を応援してい

ます。学生の皆さんの優しい

語りを聞いて、子どもと一緒

にほっこりしています。二年

生の幼児教育コース環境ゼミ

では、野菜を育てたり泥だん

ごを作ったり実践に役立つ活

動をおこなっています。

●ゼミ生へ一言

 

学生時代の貴重な時間を

使って、興味・関心のあるこ

とにどんどんチャレンジして

ください。

●二十歳の時の自分

 

大学時代は、授業が楽しく

て、友だちと過ごす時間が楽

しくて、日々充実していたよ

うに思います。大学時代の友

人とは、仕事も住む場所も違

いますが、今でも仲良しです。

探訪!研究室

高松大学

平成29年3月15日� (4)四国高松学園だより 第116号

保育学科

秘書科

■卒業にあたって

保育学科二年 植村 亜美

 

高松短期

大学では、

とても充実

した二年間

を過ごすこ

とができました。

 

一年次から保育ボランティ

アやアルバイトをさせていた

だいたり、様々なイベントに

参加したりとたくさんの経験

をしました。時には不安や大

変さを感じ、投げ出したくな

ることもありましたが、頑

張っている仲間を見ると私も

負けないようにと頑張ること

ができました。同じ目標を持

つ仲間だからこそ、切磋琢磨

しながら共に頑張ってこられ

たと思います。楽しいことも

辛いことも一緒に経験した仲

間と過ごした二年間は私の宝

物です。

 

四月からは、

目標にしてい

た保育園で、

小さい頃から

の夢であった

保育士として

働けることが

本当に嬉しい

です。たくさんの宝物を胸に、

今後も成長していけるよう頑

張ります。

■保育体験ツアー

 

昨年十二月二十七日の「保

育体験ツアー」は、定員を超

える多数の高校生が参加、八

月の夏編に続いての「冬編」

として、子どもたちの生活に

密着した貴重な体験となった。

この企画は、

カナン保育

園・カナン

子育てプラ

ザ21のご協

力のもと、

体験の

前に園

の主任から、本日の遊び

や生活、そして保育者の

視点について年齢別に説

明、また、本学卒業生の

先輩保育士からスライドを

使って保育者の思いを聞くこ

ともできる。それが有意義な

体験につながるためか、好評

だった夏に続いて参加した高

校生も多く、五ヶ月ぶりに再

会した子どもの、目を見張る

成長発達ぶりに大いに感動、

将来の進

路を決定

付ける大

きなきっ

かけにな

ったので

はないだ

ろうか。

■私の二年間

秘書科二年 泉宮 萌

 

一年生の

ときは、授

業数も多く、

検定の勉強

も大変で余

裕もありませんでしたが、授

業になれるにつれて友人もで

き、楽しい大

学生活を過ご

すことができ

ました。

 

講義は、

日常に役

立つもの

が多かったり専門的な知

識が得られたりと、満足

できるものが多かったです。

印象的なのは、一年生後期に

受講したプレゼンテーション

の授業です。自己紹介に始ま

り最後には自分のおすすめ品

を紹介するなど、充実したも

のでした。人前に出るのは苦

手ではなかったのですが、授

業では話し方や姿勢、目線な

どが学べ、上手に発表できた

ときは嬉しかったです。また、

聞き方の勉強にもなりました。

 

二年間という短い期間でし

たが、学んだことを社会人に

なっても生かせるように努力

したいと思います。

■「地域文化研究」で

体験実習報告会開催

 

地域文化研究Ⅰ・Ⅱは、地

域の文化や歴史に触れながら

様々な体験をする中で、物事

へ取り組む積極性と自主性

を身につけ、人とのつなが

り(ご縁)のありがたさに気

付く授業である。報告会では、

歩き遍路やお接待実習、おも

てなし実習や高松まつりPR

活動等によって、何を学び、

どのように成長したのかを、

六分程度のスライドにまとめ

発表した。

 

学生は「実習前に決めた目

標を胸に実習に臨み、実習

後はその

振り返り

を行うこ

とを繰り

返すこと

で、少し

ずつ自分

が変わっ

ていくこ

とを実感

でき、今の自信へとつながっ

た。」「お接待の文化が根づく

香川で生まれ育ち、お接待を

三回も経験できたことに感謝

したい。」などの感想を披露

した。当日は、さぬき市ケー

ブルテレビの取材もあった。

保育学科 岡谷 崇史

●自己紹介

 

最近、幼い頃のことをよく

思い出します。休みの日は、

日が暮れるまで海や山、川で

遊んでいました。絵を描いた

り、ものを作ったりすること

が好きでした。

●研究室の特徴

 

美術研究室なので、これま

で以上に美術に関わる創造的

なことができればと思ってい

ます。

●研究室の学生へ一言

 

これからも相手の立場に

なって、言葉や行動に責任を

持ち愚直に生きてもらいたい

と思います。

●二十歳の時の自分

 

浪人をして、大学に入った

年です。思い出すのは、ルー

ブル美術館の門外不出だとい

われていた「モナリザ」を博

物館で見たことです。しかし、

立ち止まって鑑賞することは

出来なくて、警備員に誘導さ

れて見たのは瞬間でした。

探訪!研究室

高松短期大学

平成29年3月15日� (5)四国高松学園だより 第116号

第十二回かがわの高校生�

地域創生ビジネスアイデア

コンテスト開催

 

地域産

業界と連

携しビジ

ネスアイ

デアを提

案する調

査研究活

動をとお

して、創

造性とチ

ャレンジ精神に富み、地域

「かがわ」の健全で持続的な

発展を担う人材を育成するこ

とを目的に、「第十二回かが

わの高校生地域創生ビジネス

アイデアコンテスト」が一月

七日、本学多目的ホールにて

開催された。

 

参加五校六チームがさまざ

まなビジネスアイデアを発表

し、最優秀賞に坂出商業高等

学校の「子供向けサービスの

開発~坂商フェア「セキレ」

新しい店舗の形を目指して

~」が選ばれた。

 

コンテス

トで審査員

を務めた本

学大学院

木英治教授

は「今回は

コンテスト

のタイトル

に、地域創生、という言葉を

挿入して二年目になるが、従

来の商品開発中心のアイデア

から地域活性化のアイデアに、

参加校全体に研究の焦点が移

動した点が大きな変化といえ

る。今回、優秀賞と最優秀賞

の差は僅差で、坂出商業高校

が地元商店街の活性化につい

て昨年度から引き継いで研究

を積み上げているところが、

より高く評価されて最優秀賞

になった。」と講評した。

古高松地区河川等�

�一斉清掃に参加

 

古高松地区住民の総意

により「住みよい町づく

り」、「ふれあいの町づく

り」をめざして行われる

河川等一斉清掃に本学も

平成十六年度から参加し

ている。

 

今年の一

斉清掃は、

昨年十二月

四日に実施

され、学生・

教職員有志

百九名が、

大学周辺の

清掃活動に

参加した。

開始前に、佃学長から「地元

の皆さんと協力して、地域を

綺麗にしましょう。」と挨拶

があり、教職員及び学生達は

地域の

方々と共

に、大学

横を流れ

る春日川

河川敷や

土手のゴ

ミ拾い、水路の清掃活動など

を行った。

平成二十八年度�

第二回「学生による�

ブックハンティング」

 

学生

自身が

読みた

い本を

直接書

店で選

ぶ「ブ

ックハ

ンティング」を一月六日、

高松市内の大型書店で実

施した。

 

今回の企画には、第十四回

書評・読書感想文コンクール

の受賞者六名の学生が参加し

た。図書館で購入する本を学

生が直接選ぶことで、学生の

図書館利用を高めることが目

的。今回参加した学生はそれ

ぞれの専門分野に関する本や

話題作など、一時間半をかけ

て百六十八冊を選書した。学

生が選んだ本は、一月下旬に

は図書館展示コーナーに並ぶ

予定。例年、ブックハンティ

いっぱい作ることを楽しんだ         『Zoo形展(造形展)』

 4歳児全クラスが一つになって、大きな動物園を作ることに挑戦した今年度の造形展。作りたい動物を決め、廃材を使って思い思いの形を作っていきました。なかなか思うような形にできずに悩むことも・・・。それでも自分が作りたい形を目指して取り組む姿はとても逞しく見えました。ボタンやリボンなど、様々な飾りをつけて完成した動物は、どれ

も4歳児ならではのユーモアと夢が詰まっており、素敵に仕上がりました。草や看板なども力を合わせて “自分たちで作ること” を楽しんだ造形展は、子どもたちにとって大きな自信になったことでしょう。一人では難しいことでもみんなで力を合わせれば大きな力になり、やり遂げられるということを、これからも日々の生活の中で感じていけるよう導いていきたいです。

ングで購入された本は、多く

の学生に読まれている。図書

館の展示コーナーにご注目。

 

また、平成二十九年度も学

生によるブックハンティング

を二回開催。第一回は六月頃

の予定。

第三十三回近県高等学校

英語弁論大会

 

昨年十月八日、第三十三回

近県高等学校英語弁論大会を

開催した。

 

香川県と近県の高等学校か

らスピーチの部十三名、レシ

テーションの部二十三名の出

場者が練習の成果を競った。

優勝者は次のとおり

【スピーチの部】

山本涼香さん(松山中央二年)

【レシテーションの部】

吉田美和さん(三木一年)

topics

平成29年3月15日� (6)四国高松学園だより 第116号

生涯スポーツ社会を実現する

ために「するスポーツ」の機

運を高める「ワールドマス

ターズゲームズ」が2021

年に関西で開催されるので

「現在から2021年にかけ

て何ができるか」をテーマに

大学生がチームを組んで、プ

レゼンテーションを行うとい

うコンペ。今年度で三回目の

開催で、関西の有力校を中心

に計二十二校が出場した。

 

本学は、「島しょ部の活性

化を狙った瀬戸内海縦断

OWSの提案」をテーマ

とし、地元の備讃瀬戸地

域の離島の活性化と関西

ワールドマスターズゲー

ムズへの国内外の参加者

が楽しんで自然の海を

泳ぐOWS(オープン・

ウォーター・スイム)機

会を提供するという一石

二鳥を狙った企画を練り、

ゼミ学生が案を検討し、実現

の可能性を探るため、OWS

を多数プロデュースしている

関係者に意見を伺ったりした。

 

本学は、予選を勝ち抜き、

六校が進

出した決

勝プレゼ

ンで「関

西広域連

合賞」を

受賞した。

かがわ子ども大学高松大学�

キャンパス「百人一首�

�学習会・修了式」開催

 

昨年十二月

四日、かがわ

子ども大学高

松大学キャン

パスの事業

「百人一首学

習会・修了式」

を開催した。

 

学習会には、子ども大学生

(地域の小学生四・五・六年

生)が参加。発達科学部の教

員をめざす学生が百人一首の

歴史を説明し、秘書科の学生

が礼儀作法の説明と手本を示

し、子ども大学生と一緒に実

践。説明が終わると、子ども

大学生で「ちらし取り」、「源

平合戦」のゲームを行った。

ゲームでは「よろしくお願い

します」の挨拶のあと、真剣

勝負が繰り広げられ、句が詠

み上げられると、「はいっ!」

と声を上げて札を取っていた。

上位入賞者にはメダルと副賞

が贈られた。

 

修了式では、

子ども大学生

代表の白山小

学校六年 

谷海成さんに、

修了証書を手渡した。

 

これで、かがわ子ども大学

高松大学キャンパスの全五回

のプログラムが好評のうちに

無事終了した。

「インターカレッジコン�

ペティション2016」�

で関西広域連合賞受賞

 

一月二十七日、スポー

ツコミッション関西が主

催する「インターカレッ

ジコンペティション20

16」に、高松大学経営

学部正岡ゼミ香西チーム

が参加した。

 「インターカレッジコンペ

ティション2016」とは、

全学共通科目「うどん学」で�

うどん手打ち体験

 

一月七日、

大学全学共通

科目「うどん

学」を受講す

る学生約百四

十名がうどん

の手打ち体験

を行った。この授業は、佃昌

道学長が担当。これまで、う

どんの歴史、製法、材料、販

売、を学び、昨年十二月に行

われた「全国年明けうどん大

会二〇一六inさぬき」にボ

ランティアとして参加するな

ど、様々な角度からうどんを

学習してきた。

 

小麦粉からうどんを作るの

は、ほとんどの学生が初めての

体験。講師のさぬき麺業の代

表取締役社長 

香川政明様か

 たーちゃん紙芝居に新作「たーちゃんつだのまつばらにいく」が誕生しました。 平成25年度の「たーちゃんやしまにいく」、平成26年度の「たーちゃん りつりんこうえんにいく」、平成27年度の「たーちゃん おおくぼじにいく」に続く作品です。 たーちゃん紙芝居は、発達科学部読み聞かせ隊の学生が考えて制作したオリジナル作品で、今後、読み聞かせ隊が参加するイベント等でお披露目されます。また、ホームページから動画を視聴できますので、ぜひご覧ください。

編集後記

消防団機能別分団に入団

経営学部経営学科3年

 南海トラフ大地震などの大規模災害時に活躍を期待される高松市消防団機能別分団に2016年12月16日から運動部学生が入団。

「これから大地震を想定した避難訓練がありますが、その時には先陣をきって、消防団と一緒に市民の安全を確保できるように頑張りたいと思います。」と抱負を語ってくれた。

キラリ★ 輝く人

☆三月七日から三月十八日ま

でハワイ大学マウイカレッジ

にて海外研修を実施。今年は、

十名の学生が参加しています。

☆平成二十九年一月十一日、

高松大学・高松短期大学がカ

ナダのバンクーバーアイラン

ド大学と交流協定覚書を締結

しました。

(M)

香西 元気さん

ら作り方を教わり、グループ

で協力しながら丁寧に作って

いた。だしも煮干やかつお節

から手作りし、美味しいさぬ

きうどんをみんなで味わった。

 

学生たちは

この授業を通

して、調査研究

能力を高める

とともに、地域

との接点、文化

との接点を見

つけていく。

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