中間報告書 - shinobu foods · 2020. 11. 30. · 3 4 0 60,000 40,000 20,000 0 1,500 1,000 500...

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証券コード 2903 ~おいしさと楽しさ~ バイオマス プラスチック容器で 環境問題に貢献 詳しくは裏表紙を ご覧ください。 中間報告書 2020年4月1日から2020年9月30日まで

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Page 1: 中間報告書 - Shinobu Foods · 2020. 11. 30. · 3 4 0 60,000 40,000 20,000 0 1,500 1,000 500 2,000 1,500 1,000 500 0 0 1,200 800 400 0 30 20 10 0 60,000 45,000 30,000 15,000

証券コード 2903

~おいしさと楽しさ~

バイオマスプラスチック容器で環境問題に貢献

詳しくは裏表紙をご覧ください。

中間報告書2020年4月1日から2020年9月30日まで

Page 2: 中間報告書 - Shinobu Foods · 2020. 11. 30. · 3 4 0 60,000 40,000 20,000 0 1,500 1,000 500 2,000 1,500 1,000 500 0 0 1,200 800 400 0 30 20 10 0 60,000 45,000 30,000 15,000

1 2

【経営理念】

当社グループがめざす姿

『おいしさと楽しさ』をモットーに、消費者ニーズに応える商品づくりを通じ、健康で豊かな食文化の向上に貢献し、顧客、取引先、社会に信頼され、

そして従業員、株主、企業それぞれが充足することをめざしてまいります。

中期経営計画における

中期ビジョン

当社グループでは、経営理念に則した『良品づくり』のさらなるレベルアップを

実現するために 4つの基本戦略 をもとに取り組んでまいります。

私たちシノブフーズは、お客様の視点に立った「安全・安心な商品」をお届けすることはもちろん、コンプライアンス、CSR(企業の社会的責任・社会からの信頼)に

もとづいた企業活動を実践し、さらなる成長のための行動力を磨き、

変化に対して積極的に挑戦してまいります。

社会の活力を支える企業として

販 売 戦 略良品をお届けするために必要な「製造力」「開発力」「営業力」を磨き、安全・安心で美味しい商品をより多くのお客様に安定的に提供する体制を強化してまいります。

1

環 境 戦 略フードロス削減、石油製プラスチックの代替品やエコ素材を使用した包装資材の積極利用を推進するとともに、廃棄物総量の削減とゴミの再資源化に取り組んでまいります。

4

人 財 戦 略多様な働き方や働き手に対応した職場環境の整備に取り組み、健康で働きやすく能力を発揮し続けられる職場づくりと、研修制度の充実などスキルの向上を進めてまいります。

3

コスト戦略良品を継続的にお届けするために、原材料面、労務管理面、販売管理面を中心に現場レベルでの緻密な管理を行い、中長期的な視点でのコスト削減に取り組んでまいります。

2基 戦本 略

中期経営計画の数値目標として、2025年3月期において売上高600億円、経常利益率3.0%をめざしてまいります。

売 上 高 600億円経 常利 益 率 3.0%

数値目標[第55期]

(2025年3月期)

中期経営計画における数値目標

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第48期

49,068

21,26427,850 29,978

11,52811,528 11,95211,952 12,79612,796

52,488

第49期 第50期

1,032

第48期

1,0841,258

第49期 第50期

1,034

第48期

1,0961,263

第49期 第50期

692

第48期

750

1,093

第49期 第50期

15.00 16.00

第48期

17.00

第49期 第50期 第48期 第49期 第50期

30,032

13,081

49,000(予想)

870(予想)

900(予想)

650(予想)

17.00(予想)

1.8(予想)

第51期

27.4 26.9

19.3

24,54124,54123,65323,653 26,20926,209

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第51期

642642 608608 687687

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第51期

646646 618618 703703

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第51期

435435 417417 545545

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第51期

7.507.50 8.008.00

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7.507.50

8.508.50 9.009.008.50(予想)8.50(予想)

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2.2 2.2 2.4

42.4 42.2

第51期第2四半期末

43.1

32.4(予想)

53.8

(%)(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (円) (%)(百万円)3

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(%)

さらなる成長に向けて変化への挑戦シノブフーズは、『おいしさと楽しさ』をモットーに、設立以来40年以上、「食」にかかわる企業の使命として、お客様のニーズや社会のスタイルに合わせた商品を提供してまいりました。近年、お客様の本物志向、健康志向、さらには環境対応など、商品に求められる価値は、益々多様化しております。私たちシノブフーズは、お客様の視点に立った「安全・安心な商品」をお届けすることはもちろん、コンプライアンス、CSR(企業の社会的責任・社会からの信頼)にもとづいた企業活動を実践し、さらなる成長のための行動力を磨き、変化に対して積極的に挑戦してまいります。

代表取締役社長

新型コロナウイルス感染症防止対策に取り組み、従業員の安全確保と健康管理に努めるとともに、お客様への安全・安心な商品の提供に注力いたしました。 コスト面では、購買部による主要食材の調達方法の見直しを継続して行うことに加え、売上減少下における労働時間の短縮、機械化などによる生産性の向上、各工場間での横断的な製造経費の見直しや、テレビ会議の積極的な活用など徹底した経費削減に取り組みました。 環境面では、エコトレーに加えバイオマスプラスチックを 弁当の一部容器に導入するなど環境負荷軽減にも取り組み ました。

 当社グループは、「良品づくり」のさらなるレベルアップをめざす5カ年計画をテーマとした中期経営計画(2021年3月期~2025年3月期)を策定し、4つの基本戦略、「販売戦略」、「コスト戦略」、「人財戦略」、「環境戦略」に基づき目標達成に向け取り組んでおります。 販売面では、「内製化」「良品づくり」にこだわり、新しい生活様式による消費者需要の変化に応えるべく、ロングライフ商品や惣菜の開発に取り組みました。また既存取引先との取引深耕に加え、新規取引先の開拓など営業力の強化に努めました。 生産面では、食に携わる企業としての責任を全うするため、従来からの衛生管理に加え、政府のガイドラインに基づいた

営業の概況

Top Message Financial Highlights財務ハイライトトップメッセージ

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45,000

30,000

15,000

30

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60

30

45

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47,300

第48期

49,068

21,26427,850 29,978

11,52811,528 11,95211,952 12,79612,796

52,488

第49期 第50期

1,032

第48期

1,0841,258

第49期 第50期

1,034

第48期

1,0961,263

第49期 第50期

692

第48期

750

1,093

第49期 第50期

15.00 16.00

第48期

17.00

第49期 第50期 第48期 第49期 第50期

30,032

13,081

49,000(予想)

870(予想)

900(予想)

650(予想)

17.00(予想)

1.8(予想)

第51期

27.4 26.9

19.3

24,54124,54123,65323,653 26,20926,209

24,348

第51期

642642 608608 687687

502

第51期

646646 618618 703703

521

第51期

435435 417417 545545

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第51期

7.507.50 8.008.00

7.507.50

7.507.50

8.508.50 9.009.008.50(予想)8.50(予想)

8.50

2.2 2.2 2.4

42.4 42.2

第51期第2四半期末

43.1

32.4(予想)

53.8

(%)(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (円) (%)(百万円)3

2

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1

(%)

売上高 営業利益 経常利益/経常利益率 第2四半期(累計)  通期  第2四半期(累計)  通期  第2四半期(累計)  通期

 第2四半期(累計)  通期

親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 1株当たり配当金/連結配当性向 総資産/純資産/自己資本比率

売上高

243億4千8百万円

前年同期比7.1%減

親会社株主に帰属する 四半期純利益

4億1千万円

前年同期比24.7%減

経常利益

5億2千1百万円

前年同期比25.8%減

営業利益

5億2百万円

前年同期比26.9%減 総資産  純資産 自己資本比率(%) 中間配当金  期末配当金 連結配当性向(年間:%)

経常利益率(年間:%)

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代 表 取 締 役 社 長 松 本 崇 志代 表 取 締 役 西 村 寿 清取 締 役 隅 田 真 年取 締 役 清 水 秀 輝取 締 役 長 尾 正 史取 締 役 ( 社 外 ) 加 藤 道 彦取 締 役 ( 社 外 ) 中 野 由 里常 勤 監 査 役 大 塚 一 樹監 査 役 ( 社 外 ) 野 村 祥 子監 査 役 ( 社 外 ) 南 方 得 男執 行 役 員 岡 田 孝 司執 行 役 員 田 中 謙 治執 行 役 員 東       伸 一 郎執 行 役 員 花 谷 由 紀執 行 役 員 杉 山 直 博執 行 役 員 吉 井   淳

本 社 大阪市西淀川区竹島2丁目3番18号TEL(06)6477-0113(代表)

工 場 ●千 葉 千葉県八千代市上高野1734番1TEL(047)484-7676(代表)

●名 古 屋 愛知県弥富市四郎兵衛1丁目128番地TEL(0567)52-1444(代表)

●大 阪 大阪市西淀川区福町1丁目9番16号TEL(06)6471-5331(代表)

●関 西 大阪市西淀川区御幣島6丁目14番36号TEL(06)6475-5095(代表)

●京 滋 滋賀県栗東市六地蔵1163TEL(077)551-5790(代表)

●岡 山 岡山県総社市中原字巽原88番の2TEL(0866)95-2323(代表)

●広 島 広島県尾道市美ノ郷町本郷20001番地65TEL(0848)40-0288(代表)

●四 国 香川県観音寺市柞田町字干拓丁93番7号TEL(0875)57-6677(代表)

●物 流 セ ン タ ー 大阪市西淀川区福町1丁目9番17号TEL(06)6475-1078(代表)

●東 京 事 業 所 東京都大田区蒲田5丁目42番6号 蒲田ハイツ201号TEL(03)6715-7680(代表)

子会社 ●㈱エス・エフ・ディー 大阪市西淀川区竹島2丁目3番18号TEL(06)6474-1116(代表)

●マイツベーカリー㈱ 大阪市西淀川区竹島2丁目3番18号TEL(06)6477-0303(代表)

○資産合計現金及び預金の増加を主因に前連結会計年度末に比べ5千3百万円増加し、300億3千2百万円となりました。

○負債合計未払金の減少を主因に前連結会計年度末に比べ2億3千1百万円減少し、169億5千万円となりました。

○純資産合計親会社株主に帰属する四半期純利益4億1千万円を計上する一方で、配当金の支払1億1千1百万円等により前連結会計年度末に比べ2億8千5百万円増加し、130億8千1百万円となりました。

解 説

有形固定資産の取得による支出 △880投資有価証券の売却による収入 95

配当金の支払額 △111長期借入れによる収入 1,300長期借入金の返済による支出 △932

株式の状況 (2020年9月30日現在)

社 名 シノブフーズ株式会社SHINOBU FOODS PRODUCTS CO.,LTD.

設 立 1971年5月1日資 本 金 4,693,422,000円従 業 員 数 523人事 業 内 容 米飯加工食品(弁当、おにぎり、寿司等)・

調理パン(サンドイッチ等)・惣菜等の製造販売

会社概要 四半期連結貸借対照表の概要

四半期連結キャッシュ・フロー計算書の概要

(2020年9月30日現在)

ネットワーク (2020年9月30日現在)

役  員 (2020年9月30日現在)

前期末(2020年3月31日現在)

当第2四半期末(2020年9月30日現在)

資産合計29,978

流動資産9,198

固定資産20,780

資産合計30,032

負債・純資産合計29,978

負債・純資産合計30,032

無形固定資産

85

有形固定資産20,038

投資その他の

資産655

流動負債8,586固定負債8,363

株主資本12,978その他の包括利益累計額△28無形

固定資産78

有形固定資産19,840

投資その他の

資産529

流動負債8,844固定負債8,337

新株予約権127非支配株主持分4

株主資本12,645その他の包括利益累計額△1新株予約権146非支配株主持分4

負債17,182

純資産12,796

純資産13,081

固定資産20,449

流動資産9,582

負債16,950

当第2四半期(累計)(2020年4月1日~2020年9月30日)

現金及び現金同等物の四半期末残高4,226

営業活動によるキャッシュ・フロー

1,727財務活動によるキャッシュ・フロー

254

投資活動によるキャッシュ・フロー

△788現金及び

現金同等物の期首残高3,032

(単位:百万円)

(単位:百万円)

解 説

○営業活動によるキャッシュ・フロー

○投資活動によるキャッシュ・フロー

○財務活動によるキャッシュ・フロー

税金等調整前四半期純利益 571減価償却費 760その他の資産の増減額(△は減少) 573法人税等支払額 △155

(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。

45,656,000株

13,500,000株

100株

7,618名

発行可能株式総数

発行済株式総数

単元株式数

株主数

Corporate Data会社データ

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〒555-0011 大阪市西淀川区竹島2丁目3番18号TEL(06)6477-0113(代表)https://www.shinobufoods.co.jp/

この報告書は、環境に配慮し、植物油インクを使用しています。

【株式に関する住所変更等のお手続きについてのご照会】 証券会社の口座をご利用の株主様は、三井住友信託銀行株式会社ではお手続きができませんので、取引証券会社へご照会ください。 証券会社の口座をご利用でない株主様は、左記電話照会先までご連絡ください。なお、お手続き方法やよくあるご質問は、左記「よくあるご質問(FAQ)」サイトでご確認いただけます。

株 主 名 簿 管 理 人 お よ び 特 別 口 座の口 座 管 理 機 関 三井住友信託銀行株式会社

株主名簿管理人事務取扱場所 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部( 郵 送 物 送 付 先 ) 〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目8番4号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部( 電 話 照 会 先 ) 0120-782-031(フリーダイヤル) (受付時間 9:00~17:00(土日休日を除く))

インターネットホームページURL https://www.smtb.jp/personal/agency/index.html(よくあるご質問(F A Q)) https://faq-agency.smtb.jp/?site_domain=personal

 環境問題への取り組みのひとつとして、「真菜 ごころ」シリーズの容器にバイオマスプラスチック容器を使用しており、今後さらに採用アイテムを拡大してまいります。 他にも、リサイクル容器や紙製容器、軽量化容器の使用にも積極的に取り組み、環境負荷軽減へ努めてまいります。

BPマークとはプラスチック構成成分として、バイオマス度※が25.0wt%以上含むことが確認された製品であり、日本バイオプラスチック協会がバイオマスプラスチック製品と認定し、マークの表示を許可している。※バイオマス度  原材料、製品に含まれるバイオマスプラス

チック組成中のバイオマス由来成分の全体量に対する割合(重量%)。

バイオマスプラスチックとは再生可能資源である有機資源(植物等)由来物質を原料に含むプラスチックで、焼却処分した際にも、バイオマスのもつカーボンニュートラル性から、大気中のCO₂の濃度を上昇させないという特徴があり、地球温暖化の防止や化石資源への依存度低減にも貢献することが期待されます。

株主メモ

環境問題へ積極的に取り組んでいます!