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「#LEX移行なぅに使っていいよ」 ~Lihgtning Experience移行から、定着化のノウハウ~
株式会社ユー・エス・イー 新美啓子 NTTテクノクロス株式会社 秋本久美子 ロボホン
この発表をぜひ聞いて欲しい人
LEX移行につまずいている
Admin
これからLEX移行を考えているAdmin
自己紹介
株式会社ユー・エス・イー クラウドサービス戦略本部 営業
Salesforceユーザ歴 6年 システム管理者歴 1年
Salesforceユーザー会 Wpowergroupリーダ 5期目
Twitter:nmin000
新美 啓子
自己紹介
https://www.salesforce.com/jp/blog/2017/08/trailblazers-vol5.html
株式会社ユー・エス・イーについて
設立 昭和45年(1970年)
従業員数 710名
事業内容
クラウドサービス事業
ERP事業
SI事業
システム運用事業
今日、展示やってます!
ユー・エス・イーのSalesforce環境について
2002年 ルート営業の支援ツールとしてSalesforceを利用開始
2007年 採用管理ツールとしてSalesforceを利用開始
2010年 新規営業案件の支援ツールとしてSalesforceを利用開始
2012年 2組織に分かれていた営業支援部分を1組織に統合
2016年 営業部門のみLEX移行
ユーザ歴 15年
ユーザーライセンス内訳
SalesCloud ,
75
Chatterfree ,
635
Force .com,
12
○○作戦!
今後の課題
記憶にない移行フェーズ
気持ちの 要因を解決するために
記憶にない移行フェーズ
記憶にない移行フェーズ
・SFA(新規担当営業)
・SFA(ルート営業)
・カスタマーサポート
・採用管理
切り替えから1年経過。。。
LEX使ってる!
8%
LEX使ってない
92%
割合
なんで使わないのか?
・使うメリットがわからない
・見慣れた画面がいい 「気持ち」の要因
「機能不足」の要因 ・コンテンツ配信が使えない
・メッセージが使えない
「気持ちの要因」を解決するために
一般的なSalesforce定着化のターゲット
若手営業 営業部長 経営者 林さん(副社長)
井戸さん 川竹君
林さん作戦!
なぜ林さんか
②営業達のプライド、LEXを使う使命感
①副社長からのトップダウン
③伝える機能の範囲が狭いので定着が早い
営業会議で「みんなで使ってみよう」宣言
「社内のレジェンドが使っている」ことのアピール
レポート、ダッシュボードの見方、条件
その他にも、ちょっと一工夫
いつも使うレポートを見てもらうために。。。
レポートの ショートカットを作成
みんなに使ってもらうために。。。便利情報の共有
ファイル5つまで添付出来て便利だよー。
みんなに使ってもらうために。。。
そういや林さん、LEXの方がレポート見やすいって言ってた。
【グラフ部分】
【詳細情報】
その結果・・・
LEX使ってる
92%
LEX使ってない
8%
割合
LEX使ってる!
8%
LEX使ってない
92%
割合
今後の課題
今後の課題
・コンテンツ配信が使えない
・メッセージが使えない
【SFAの残課題】
【他課題】
・他部門のLEX対応 【Lightning移行のTrailmix】
【IdeaExchange】
「#LEX移行なぅに使っていいよ」 ~Lightning Experience移行から、定着化のノウハウ~
Updated September 14th, 2017
NTTテクノクロス株式会社 秋本久美子
Please send any questions to our Chatter Group
まず、自己紹介
■経歴
1999年~2007年:ICカード関係(打倒Felica!って言ってたら負けました)
2007年 ~2010年: 社内のSalesforce担当。Salesforce高度化の実施
2011年~ 2017年: Salesforceをお客様に提供する組織へ
2017年~ : 再び社内Salesforce担当へ(二足のわらじ体制へ)
■趣味
ガンダム、ゆるキャラなどなど。
あと「着物の人」って言われています。
NTTテクノクロス株式会社(旧:NTTソフトウェア株式会社)
秋本 久美子
現在の社員証
自己紹介2
最近はプロダクトの社外HPも作ったりしています。
https://www.ntt-tx.co.jp/products/salesforce_si/
NTTテクノクロスが使っている組織の状況
利用ライセンス:SalesCloud&ServiceCloud
有効ユーザ数:Salesforceユーザ約480+ChatterFreeユーザ約200
社内に別のコミュニケーションツールがあるため、Chatterはライセンスがあるユーザと口コミで利用開始しているユーザのみ。
NTTテクノクロスが使っている組織の状況
状況:
2004年から利用開始。
2007年~2017年まで。
商談(標準)、商談明細(カスタム)の編集画面がVisualForce。
商談の分割/統合機能の画面も、もちろんVisualForce。
まずは標準画面に!ということで、
2017年8月10日に標準画面&Lightning切り替え可能に。
宣伝
会場への入口
↑浜松町方面
会場への入口
さて、本題…
定着化の道 Page 35
LEX移行で困ったこと Page 17
やるべき事やった事 Page 7
やるべき事やった事 ~重要なポイント~
移行でやるべき3つの事
①
動作確認
②
マニュアル
整備 ③
周知・
説明会・
フォロー
① 動作確認 ~LEXだけではこれだけのできないことがあります~
No. できないこと こうすれば使える
1 商談分割機能が使えない
2 類似商談が使えない
3 売上予測が使えない
4 大規模商談アラートが使えない
5 レポート(円グラフ/ 結合レポートの作成、レポート通知)が使えない
レポート通知の設定はClassicで行えば使える
6 ダッシュボード(更新スケジュール)が使えない 設定はClassicで行えば使える
あと、画面レイアウトはLEX用を一通り確認したり設定したりするほうがベスト!
Sandboxを有効活用して、あわてずしっかり確認しましょう!
②マニュアルの整備 ~利用ユーザが多い組織は絶対必要~
利用ユーザのレベル感がバラバラ 途中から利用する人向けにもあると便利!
Notユーザ
Salesforceユーザ
③ 周知・説明会・フォローの実施 ~Salesforceってできることがたくさんある~
・Salesforceってそもそも何ができるの??
・商談いれろって言われるけど、いれて良いことあるの?
・実はこんな便利機能が!って一部の人間だけ知ってて
ずるい!わたしも知りたい!
・そんなに簡単に構築できるなら、こんなアプリも
つくってくれないかな?
⇒たった1回の説明会ではなく、継続した活動が
必要!
やるべき事はわかってるけど…
実際、これだけのことやるのは大変…
特に②と③…
①動作確認
②マニュアルの整備
③周知・説明会・フォローの実施
3つのやるべき事
①
動作確認
②
マニュアル
整備 ③
周知・
勉強会・
フォロー 今回はこれだけを実施
①のみにした理由 ~短期決戦~
②も③もやるには稼動がかかりすぎる。 もっとうまい方法はないのか?
偉い人
■結果■
2017年8月段階では、リテラシーの高いユーザのみにリリースすれば、②も③もそんなに頑張らなくてもいい!
②:なし
③:簡易な説明のみでいける!
②は全社展開までに
少しずつ準備すればいける!
リリース後 ~ユーザ混乱度合い~
VFから標準画面に変えてみた。
一部ユーザのみLEX変更可能にしてみた。
→現状、特に混乱なし
・LEXのChatterは使いやすいが、メッセージやチャットがないのが
いまいち
・画面が先進的だが、慣れるのにまだまだ時間がかかりそう
LEX移行で困ったこと ~しくじり先生からのメッセージ~
大きな3つの課題
ー技術ー
LEXページ
レイアウトの罠
ー機能ー
四半期
パフォーマンスの罠 ー運用ー
マニュアル
教育
技術の課題:LEXページレイアウトの罠 ~解決までに時間が一番かかりました~
新規行動を作成するタブが出てこない
標準画面のレイアウトを作成。
活動の新規作成⇒ToDoしかできない
ページレイアウトのクィックアクションも、Salesforce1およびLightningページのアクションを
設定するも出ない。・・・orz
~解決までに時間が一番かかりました~
技術の課題:LEXページレイアウトの罠
プレミアムサポートに問合せ:
グローバルアクションの設定は
お済ですか?
レコードタイプがある場合は、グローバルアクションでの
定義が必要。
⇒設定したら出てきた!(なお問合せからココまで14日経過)
技術の課題:LEXページレイアウトの罠 ~解決までに時間が一番かかりました~
そもそも
グローバルアクションってなに??
技術の課題:LEXページレイアウトの罠
グローバルアクションとは、
色々なオブジェクトのレコードを最小限の項目で、簡易に作成できるように設定することができる。
…と、理解。
LEXのページにあるタブではこのグローバルアクションを設定することもできるという仕組みっぽい。
そのため、グローバルアクションでどのレコードタイプのどういうレイアウトというのを設定してあげると、
反映される。
~解決までに時間が一番かかりました~
なんとかうまくいきました!
でました!
機能の課題:四半期パフォーマンスの罠 ~これが一番焦りました~
四半期パフォーマンスって知っていますか?
LEXのホーム画面に表示される、商談の状況が金額ベースでわかる機能。
リリース後、自分のホームに想定していない商談金額が反映されている・・・
~これが一番焦りました~
機能の課題:四半期パフォーマンスの罠
リリースノートの説明:
ユーザに関連付けられたチームがある場合、グラフにはユーザの営業チームの商談が表示されます。関連付けられたチームがない場合、グラフにはユーザが所有する商談が表示されます。
⇒明らかに説明と異なる挙動…わたしの設定ミス??リリース手順ミス??
~これが一番焦りました~
機能の課題:四半期パフォーマンスの罠
機能の課題:四半期パフォーマンスの罠 ~これが一番焦りました~
ヘルプを見ても、リリースノートを見ても記載は変わらず。
サクセスコミュニティを見ても焦ってる人はいない・・・。
完全にこれ私だけなの??
ということで、サクセスコミュニティに投稿してみました。
機能の課題:四半期パフォーマンスの罠 ~これが一番焦りました~
回答がありました。
結論:商談所有者および営業チームではなく、自分と下位ロールのユーザが所有する商談が
表示される仕組み。
のぉん…
機能の課題:四半期パフォーマンスの罠 ~これが一番焦りました~
リリースしてから発覚したので・・・
・LEX対応ユーザにのみ、急いで周知(Chatterって便利!)
・全社利用までになんらかの対応を検討(弊社の場合、ロールが組織横断なので意味ない)
・当面は放置
Sandboxで試せばよかったなと思ったこと
・異なるロールかつ異なるユーザが所有する商談を登録しておいて、表示されるかどうかを
確認すべきだった(標準かつ設定ができない領域なので確認が甘かった…)
Salesforce社へのお願い
ロールと商談所有者では、データの範囲が大きく異なるので
このあたりは説明を明確にしておいてほしいです。
英語でも、自分と下位のロールという記述なし。
The chart displays the opportunities of a user’s sales team if they have an associated team. Otherwise, the chart displays opportunities owned by the user.
8月リリース時はスキップしましたが、2018年5月のリリースに向けて重くのしかかる課題。。。
以下、弊社ユーザからのご意見。
①Salesforceはそもそもどんなものなの?という説明をしてほしい
②業務に即したマニュアルを用意して欲しい(今も一応あるので、それに①を加えて再構成する想定)
~これが一番の課題でした~
運用の課題:マニュアルと教育
ほかにも色々…
① ページレイアウトを変更しても、実際の画面に反映されたのを確認できない
一度Classicに戻すと反映される裏技でサクサク確認。(まだLEXオンリーにはできない)
② レポートやダッシュボードのスケジュールを設定できない
これもClassicに戻して設定しておく方法でなんとか実現。(まだLEXオンリーにはできない)
③ 設定画面、名前じゃなくて位置で覚えている機能がある
配置が大きく変わっているのでこれもClassicに戻している
④ Chatterのメッセージやチャット機能が使えない
これもClassicに戻してから利用している
それでもLEXに移行してよかったこと
① Chatterのページ、更新しなくても勝手に通知が上がるのが(・∀・)イイ!
② Chatterフィードの検索が楽になって(・∀・)イイ!
③ 商談のページ、フェーズがわかりやすくて(・∀・)イイ!
④ うわさのKanban機能、やっぱり見やすくて(・∀・)イイ!
⑤ SFUGやほかのSalesforce組織への切り替えが楽で(・∀・)イイ!
基本はLEXで時々Classicに変えるのがベターっぽい。
LEX定着化の道 ~ここからが山場~
定着化のポイント
① Salesforceのファンを各組織に作る
⇒その人を中心にSalesforceっていいじゃん!って空気を醸成する
⇒商談/案件、日報を入れる箱じゃない、営業にとって財産を貯めておく場所、その財産をさらに
増やす場所という宣伝を広める。(本能ではなく理性の営業)
② ノウハウをまとめておく場所を一箇所にして検索しやすくする
⇒ノウハウがわかりづらいツールって結局形骸化しやすいなと。
これはどうやるの?という質問が出やすいことって大事。
あとはユーザ向けに業務にあわせたマニュアルの用意。
~LEX定着化は一日してならず~
ファンを作るために…
単なる機能の説明をしてもファンは生まれない。
ファンが生まれるためには、感動を与えないとならない。
→ ヒントは基調講演にあり!
■ソフト面
・なぜ営業効率をあげられるのか?
・なぜSalesforceが選ばれているのか?
■ハード面
・営業プロセスを進めると欲しくなる機能がSalesforceにある
今後の状況
10月くらいから他組織へSalesforceのレクチャーを実施※①の地盤固め、②の実施
・Kanbanやパス設定の使い方
・Chatterの効果的な使い方
・レポート&ダッシュボードの作り方
2018年1月に向けてマニュアルをすべてLEX画面で作成
12月くらいから全社へ社内システムの全面更改に関する説明会実施
(すべてLEX画面で説明予定)
~LEX定着化は一日してならず~
最後に ~ロボホンからのお知らせ~
ロボホンからのお知らせ
LEX移行をご検討されている方向けのTrailmixを作りました!
「#LEX移行なぅに使っていいよ」
SFUGへの参加をぜひ! ~W PowerやMOTTAINAI CLUBなどたくさんあります~
まだ参加したことない人は、まずは登録!
https://japan-user-group.secure.force.com/User_reg
参加したことある人で今回の講演を聞いてくださった方は、ぜひチャレンジした
軌跡を共有してください!
次回Wpowergroupの宣伝
2017年度 第3回 Wpowergroup
みんなが思う「無駄」をSalesforceで解決しよう!
日程:2017年10月17日(火)
時間:15:30~17:30
会場:JPタワー12階
お申込URL:
https://goo.gl/6eZCnT