cisco ucs director emc symmetrix vmax/vmax3 …...vmaxの管理15 手順の概要16 vmax管理16...

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Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リ リース 5.5 初版:2016 06 14 シスコシステムズ合同会社 107-6227 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー http://www.cisco.com/jp お問い合わせ先:シスコ コンタクトセンター 0120-092-255 (フリーコール、携帯・PHS含む) 電話受付時間:平日 10:0012:0013:0017:00 http://www.cisco.com/jp/go/contactcenter/

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Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5初版:2016年 06月 14日

シスコシステムズ合同会社〒107-6227 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワーhttp://www.cisco.com/jpお問い合わせ先:シスココンタクトセンター

0120-092-255 (フリーコール、携帯・PHS含む)電話受付時間:平日 10:00~12:00、13:00~17:00http://www.cisco.com/jp/go/contactcenter/

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【注意】シスコ製品をご使用になる前に、安全上の注意( www.cisco.com/jp/go/safety_warning/ )をご確認ください。本書は、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきま

しては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容

については米国サイトのドキュメントを参照ください。また、契約等の記述については、弊社販

売パートナー、または、弊社担当者にご確認ください。

このマニュアルに記載されている仕様および製品に関する情報は、予告なしに変更されることがあります。このマニュアルに記載されている表現、情報、および推奨

事項は、すべて正確であると考えていますが、明示的であれ黙示的であれ、一切の保証の責任を負わないものとします。このマニュアルに記載されている製品の使用

は、すべてユーザ側の責任になります。

対象製品のソフトウェアライセンスおよび限定保証は、製品に添付された『Information Packet』に記載されています。添付されていない場合には、代理店にご連絡ください。

シスコが採用している TCPヘッダー圧縮機能は、UNIXオペレーティングシステムの UCB(University of California, Berkeley)のパブリックドメインバージョンとして、UCBが開発したプログラムを採用したものです。All rights reserved.Copyright © 1981, Regents of the University of California.

ここに記載されている他のいかなる保証にもよらず、各社のすべてのマニュアルおよびソフトウェアは、障害も含めて「現状のまま」として提供されます。シスコお

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をはじめとする、明示されたまたは黙示された一切の保証の責任を負わないものとします。

いかなる場合においても、シスコおよびその供給者は、このマニュアルの使用または使用できないことによって発生する利益の損失やデータの損傷をはじめとする、

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このマニュアルで使用している IPアドレスおよび電話番号は、実際のアドレスおよび電話番号を示すものではありません。マニュアル内の例、コマンド出力、ネットワークトポロジ図、およびその他の図は、説明のみを目的として使用されています。説明の中に実際のアドレスおよび電話番号が使用されていたとしても、それは意

図的なものではなく、偶然の一致によるものです。

Cisco and the Cisco logo are trademarks or registered trademarks of Cisco and/or its affiliates in the U.S. and other countries.To view a list of Cisco trademarks, go to this URL: http://www.cisco.com/go/trademarks.Third-party trademarks mentioned are the property of their respective owners.The use of the word partner does not imply a partnershiprelationship between Cisco and any other company.(1110R)

© 2016 Cisco Systems, Inc. All rights reserved.

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目次

はじめに vii

対象読者 vii

表記法 vii

関連資料 ix

マニュアルに関するフィードバック x

マニュアルの入手方法およびテクニカルサポート x

新機能および変更情報 1

概要 3

Cisco UCS Director EMC VMAX管理について 3

VMAXレポート 3

EMC Solutions Enablerのインストール 7

VMAXストレージ用の EMC Solutions Enablerのインストール 7

Windowsベースの Solutions Enablerのインストールおよび設定 7

Cygwinパッケージのインストール 8

SSHDサーバの設定 8

システム環境変数の設定 9

Cygwin SSHDサービスの開始 10

SSHアクセスの検証 10

Linuxベースの Solutions Enablerのインストールおよび設定 10

EMC VMAXアカウントの追加 11

VMAXの管理 15

手順の概要 16

VMAX管理 16

シンプール 17

シンプールの作成 17

シンプールのバインド 18

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 iii

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シンプールのバインド解除 19

シンデバイス 19

シンデバイスの作成 20

BCVデバイス 20

BCVデバイスの作成 21

データデバイス 21

データデバイスの作成 22

通常のデバイス 23

通常のデバイスの作成 24

メタデバイス 24

メタデバイスの作成 25

メタへのデバイスの追加 27

メタデバイスの削除 27

メタデバイスの解除 28

メタメンバーデバイス 28

メタへのデバイスの追加(ストライプ方式の設定) 29

イニシエータグループ 29

イニシエータグループの作成 31

ストレージ階層 32

ストレージ階層の作成 33

ストレージ階層の変更 34

シンプールの追加 34

シンプールの削除 35

ディスクグループの追加 36

ストレージ階層名の変更 36

ストレージ階層の削除 37

ストレージグループ 37

空ストレージグループの作成 39

カスケード化ストレージグループの作成 40

ストレージグループの削除 41

ストレージグループ名の変更 41

ストレージグループからのデバイスの削除 42

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5iv

目次

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ストレージグループへのデバイスの追加 42

ストレージグループへの FASTポリシーの関連付け 43

ストレージグループからの FASTポリシーの関連付け解除 44

ストレージグループからの FASTポリシーの再関連付け 44

FASTストレージグループ優先度の変更 45

FAST設定の変更 45

ストレージグループの削除 46

ポートグループ 46

ポートグループの作成 47

マスクビュー 47

マスクビューの作成 48

Fully Automated Storage Tieringの概要 49

FASTポリシーの概要 49

FASTポリシーの作成 50

ストレージ階層の追加 50

FASTポリシーからのストレージ階層の削除 51

ストレージ階層の変更 52

FASTポリシー名の変更 52

FASTポリシーの削除 53

FASTコントローラの概要 53

FASTコントローラ設定の変更 54

FASTステータスの概要 55

FAST状態の変更 56

FAST SLO名の変更 56

VMAXプロパティファイル 57

vmax.propertiesファイルの編集 58

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 v

目次

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Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5vi

目次

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はじめに

• 対象読者, vii ページ

• 表記法, vii ページ

• 関連資料, ix ページ

• マニュアルに関するフィードバック, x ページ

• マニュアルの入手方法およびテクニカルサポート, x ページ

対象読者このマニュアルは、Cisco UCS Directorまたは を使用し、以下の少なくとも 1つの分野において責任と専門知識を持つデータセンター管理者を主に対象としています。

•サーバ管理

•ストレージ管理

•ネットワーク管理

•ネットワークセキュリティ

•仮想化および仮想マシン

表記法

表示テキストのタイプ

タブの見出し、領域名、フィールドのラベルのようなGUI要素は、[GUI要素(this font)]のように示しています。

ウィンドウ、ダイアログボックス、ウィザードのタイトルのようなメイ

ンタイトルは、[メインタイトル(this font)]のように示しています。

GUI要素

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 vii

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表示テキストのタイプ

マニュアルのタイトルは、イタリック体(italic)で示しています。マニュアルのタイトル

テキストベースのユーザインターフェイスでは、システムによって表

示されるテキストは、courierフォントで示しています。TUI要素

システムが表示するターミナルセッションおよび情報は、courierフォントで示しています。

システム出力

CLIコマンドのキーワードは、ボールド体(bold)で示しています。

CLIコマンド内の変数は、イタリック体(italic)で示しています。

CLIコマンド

角カッコの中の要素は、省略可能です。[ ]

どれか1つを選択しなければならない必須キーワードは、波カッコで囲み、縦棒で区切って示しています。

{x | y | z}

どれか1つを選択できる省略可能なキーワードは、角カッコで囲み、縦棒で区切って示しています。

[x | y | z]

引用符を付けない一組の文字。stringの前後には引用符を使用しません。引用符を使用すると、その引用符も含めて stringとみなされます。

string

パスワードのように出力されない文字は、山カッコで囲んで示していま

す。

< >

システムプロンプトに対するデフォルトの応答は、角カッコで囲んで

示しています。

[ ]

コードの先頭に感嘆符(!)またはポンド記号(#)がある場合には、コメント行であることを示します。

!、#

「注釈」です。役立つ情報や、このマニュアル以外の参照資料などを紹介しています。(注)

「要注意」の意味です。機器の損傷またはデータ損失を予防するための注意事項が記述されて

います。

注意

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5viii

はじめに

表記法

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「問題解決に役立つ情報」です。ヒントには、トラブルシューティングや操作方法ではなく、

ワンポイントアドバイスと同様に知っておくと役立つ情報が記述される場合もあります。

ヒント

「時間の節約に役立つ操作」を示しています。ここに紹介している方法で作業を行うと、時間

を短縮できます。

ワンポイントアドバイス

IMPORTANT SAFETY INSTRUCTIONS

This warning symbol means danger.You are in a situation that could cause bodily injury.Before you workon any equipment, be aware of the hazards involved with electrical circuitry and be familiar with standardpractices for preventing accidents.Use the statement number provided at the end of each warning to locateits translation in the translated safety warnings that accompanied this device.

SAVE THESE INSTRUCTIONS

警告

関連資料

『Cisco UCS Director Documentation Roadmap』

Cisco UCS Directorの資料の詳細なリストについては、次の URLにある『Cisco UCS DirectorDocumentation Roadmap』を参照してください。http://www.cisco.com/en/US/docs/unified_computing/ucs/ucs-director/doc-roadmap/b_UCSDirectorDocRoadmap.html

『Cisco UCS Documentation Roadmaps』

すべての Bシリーズマニュアルの一覧については、『Cisco UCS B-Series Servers DocumentationRoadmap』(URL:http://www.cisco.com/go/unifiedcomputing/b-series-doc)を参照してください。

すべての Cシリーズマニュアルの一覧については、http://www.cisco.com/go/unifiedcomputing/c-series-docで入手できる『Cisco UCS C-Series Servers Documentation Roadmap』を参照してください。

『Cisco UCS B-Series Servers Documentation Roadmap』にはCisco UCSManagerおよびCisco UCSCentralのドキュメントのリンクが含まれています。『Cisco UCS C-Series Servers DocumentationRoadmap』には Cisco Integrated Management Controllerのドキュメントのリンクが含まれています。

(注)

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 ix

はじめに

関連資料

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マニュアルに関するフィードバックこのマニュアルに関する技術的なフィードバック、または誤りや記載もれなどお気づきの点がご

ざいましたら、[email protected]までコメントをお送りください。ご協力をよろしくお願いいたします。

マニュアルの入手方法およびテクニカルサポートマニュアルの入手、Cisco Bug Search Tool(BST)の使用、サービス要求の送信、追加情報の収集の詳細については、『What's New in Cisco Product Documentation』を参照してください。

新しく作成された、または改訂されたシスコのテクニカルコンテンツをお手元に直接送信するに

は、『What's New in Cisco Product Documentation』RSSフィードをご購読ください。RSSフィードは無料のサービスです。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5x

はじめに

マニュアルに関するフィードバック

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第 1 章

新機能および変更情報

次の表に、リリース 5.5に関するこのガイドでの重要な変更点の概要を示します。この表は、このマニュアルに加えられた変更やこのリリースの新しい機能をすべて網羅するものではありませ

ん。

表 1:Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX 管理ガイド、リリース 5.5 の新機能と変更された動作

参照先説明機能

EMC VMAXアカウントの追

加, (11ページ)

Solutions Enabler 8.0に対するサポートが追加されました。

Solutions Enabler 8.0

ストライプ方式のメタ拡張に対するサポートが

追加されました。

ストライプ方式のメタ拡張

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 1

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Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.52

新機能および変更情報

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第 2 章

概要

この章は、次の項で構成されています。

• Cisco UCS Director EMC VMAX管理について , 3 ページ

• VMAXレポート, 3 ページ

Cisco UCS Director EMC VMAX 管理についてCisco UCSDirectorは、このリリースを搭載した EMCSymmetrix VMAXと EMCSymmetrix VMAX3をサポートしています。サポート対象のモデル、ソフトウェア、および管理インターフェイスの

特定の情報については、「Cisco UCS Director Compatibility Matrix, Release 5.4」を参照してください。VMAXライセンスは 1つのエンジン(2つのディレクタ)をサポートします。

Cisco UCS Directorは EMC Solutions Enablerを使用して EMC VMAXに接続します。

Cisco UCS Directorで VMAXを管理するには、Linuxベースの Symmetrix Performance Analyzer(SMC)または Symmetrix Management Console(SPA)サーバを使用します。Linuxバージョン7.5.1+が推奨されます。

Linuxイメージを構築し、EMC Solutions Enablerをインストールした後で、EMC VMAXアカウントを作成します。

VMAX レポート次の VMAX概要レポートを一目で確認できます。

•システム容量(System capacity):空き容量と使用済み(GB)容量を対比した円グラフ

•システム概要(System overview):Symmetrixバージョン ID、Enginuityビルドバージョン、モデル、Solutions Enabler IPアドレス、エンジン数、ディレクタ、シンデバイス、データデバイス、ディレクタポート、およびディスク。

•ストレージ(Storage):総容量、使用済み容量、空き容量

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 3

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更新された情報を表示するには、必ず [概要(Summary)]タブの [更新(Refresh)]をクリックしてください。

(注)

各タブにアクセスして、次のVMAXのデバイス、ビュー、プール、およびグループを作成できます。ドリルダウンすると各機能の詳細を表示できます。

• [シンプール(Thin Pools)]:名前。

• [データデバイス(Data Devices)]:デバイス数、容量(GB)、エミュレーション、設定、ディスクグループ。注:このデバイスは VMAX3では使用されません。

• [通常のデバイス(RegularDevices)]:デバイス数、ディスクグループ、エミュレーション、設定、キャパシティタイプ、容量。注:このデバイスは VMAX3では使用されません。

• [シンデバイス(Thin Devices)]:デバイス数、容量(GB)、エミュレーション、シンプールへのバインド(オン/オフ)、100%事前割り当てのオプション。

• [メタデバイス(Meta Devices)]:デバイスタイプ、通常またはシンデバイスの選択、メタタイプ、メンバーデバイスの選択。注:このデバイスは VMAX3では使用されません。

• [イニシエータグループ(InitiatorGroups)]:グループタイプ(標準またはカスケード化)、グループ名、タイプ(iSCSI、FCP)、イニシエータ名。一貫性のある論理ユニット番号(LUN)はオンまたはオフに設定できます。

• [ストレージグループ(Storage Groups)]:ストレージグループ、ストレージグループ数、ボリューム数、マスクビュー、ストレージ容量、isparent/isccild、親ストレージ、子ストレージ、マスクビュー、管理対象の FAST、SRP、SLO、ワークロードタイプ。

• [ポートグループ(Port Groups)]:グループ名、ディレクタポートの選択(すべて、なし、または選択項目)。

• [マスクビュー(Masking Views)]:ビュー名、ストレージグループの選択、ホスト LUN ID(指定または自動生成)、イニシエータグループの選択、ポートグループの選択。

• [FAST SRP]:ドリルダウンレポートとして、ディスクグループ、ストレージグループデマンド、および SLOデマンドレポートが関連付けられています。

• [FAST SLO]:このレポートには、SLOの名前を変更する「名前変更」操作が含まれています。ドリルダウンレポートとして、FAST SLOワークロードがあります。

• [階層(Tiers)]:階層名、階層タイプ、エミュレーション、ターゲットの保護、ポート数、ディレクタ数、テクノロジー、ディスクのロケーション、タイプ。

• [FASTポリシー(FASTPolicies)]:ポリシー名、階層、階層数、ストレージグループの数、エミュレーション。注:このオブジェクトは VMAX3では使用されません。

VMAXシステムのタブには、次の情報を含む読み取り専用レポートの詳細が表示されます。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.54

概要

VMAX レポート

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• [フロントエンドディレクタ(Front-End Directors)]:Symmetrix ID、ディレクタモジュール、ステータス、タイプ、ID、ポート数、ディレクタ、マップされたボリューム、エンジンID。

• [バックエンドディレクタ(Back-End Directors)]:Symmetrix ID、ディレクタモジュール、ステータス、タイプ、ID、ポート数、ディレクタ、マップされたボリューム、エンジン ID。

• [ディレクタポート(DirectorPort)]:ディレクタモジュール、タイプ、ポート、ポート ID、最大速度、ノードWWN、各ポートの ACLXオプション。

• [ディスクグループ(DiskGroup)]:ディスクグループ名、テクノロジー、ディスクの場所、ディスク、総容量、使用済み容量、空き容量、タグ。

• [機能(Features)]:名前、タイプ、容量(GB)、Serial Advanced Technology Attachment(SATA)ドライブ容量(GB)。

• [ライセンス(Licenses)]:機能名、ライセンスタイプ、容量タイプ。

• [イニシエータ(Initiators)]:イニシエータグループ、Challenge Handshake AuthenticationProtocol(CHAP)の有効化、ユーザポート名、ユーザノード名、イニシエータ、タイプ、iSCSI名、共通シリアル番号、SPC2プロトコル、SCSIサポート、環境、ボリュームセットアドレッシング、およびその他のデータ。

• [メモリ(Memory)]:スロット番号および容量。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 5

概要

VMAX レポート

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Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.56

概要

VMAX レポート

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第 3 章

EMC Solutions Enabler のインストール

この章は、次の項で構成されています。

• VMAXストレージ用の EMC Solutions Enablerのインストール, 7 ページ

• EMC VMAXアカウントの追加, 11 ページ

VMAX ストレージ用の EMC Solutions Enabler のインストール

はじめる前に

VMAXと通信するため、Cisco UCS DirectorではWindowsベースの EMC Solutions Enabler(SE)がサポートされています。このSEを使用する前に、セキュアシェル(SSH)サーバをインストールし、設定しておきます。

Windows ベースの Solutions Enabler のインストールおよび設定SSHDサーバを設定する場合は、Cygwinバージョン 1.7.27をインストールし、ホストで SSHデーモンを使用することをお勧めします。CygwinはMicrosoft Windows上で Linuxと同様の環境を提供します。Cygwinのダウンロードの詳細およびSSHDサーバに関する追加情報については、Cygwinパッケージのインストール, (8ページ)を参照してください。

Windowsベースの SEに SSHDサーバをインストールした後で、システム変数の PATH変数を変更し、Solutions Enablerの binフォルダをこのパスに含めてください。これにより、ユーザが SSHを使用してWindows SEにアクセスし、VMAXコマンドをただちに実行できるようになります。SSHDサーバをインストールし、設定したら、新しいデフォルトパスを設定して、ユーザによってインストールされるソフトウェアがシステムソフトウェアをオーバーライドできるようにする

必要があります。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 7

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Cygwin パッケージのインストール

はじめる前に

次の手順に従って、Cygwinバージョン 1.7.27をダウンロードし、インストールします。

ステップ 1 http://www.cygwin.com/から Cygwin実行ファイルをダウンロードします。

ステップ 2 パッケージ選択画面でCygwinパッケージをインストールする際は、opensshパッケージとopensslパッケージを選択してインストールします。パッケージは、必ずWindowsベースのホストにインストールしてください。

SSHD サーバの設定

ステップ 1 C:\<Cygwin-Install-Dir>ディレクトリに移動し、エディタを使用して Cygwin.batを編集モードで開いて次の行を追加します:set CYGWIN=binmode ntsec次に、前述の行を追加した Cygwin.batファイルの内容の例を示します。

@echo offC:chdir C:\<Cygwin-Install-Dir>\binset CYGWIN=binmode ntsecbash --login -i

ステップ 2 コマンドプロンプトでC:\<Cygwin-Install-Dir>\Cygwin.batファイルを実行して SSHDサービスを設定し、コマンド $ ssh-host-configを入力します。

a) 次の質問に回答します。

推奨される回答質問

yesを選択します。権限の分離を使用する必要があ

りますか。<yes/no>

yesを選択します。新しいローカルアカウントは

「sshd」ですか。<yes/no>

すでに SSHDがサービスとしてインストールされている場合は no、そうでない場合は yesを選択します。

サービスとして sshdをインストールしますか。<yes/no>

値を binmode ntsecと入力します。デーモンに対する CYGWINの値を入力してください:[ ]binmode ntsec

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.58

EMC Solutions Enabler のインストールWindows ベースの Solutions Enabler のインストールおよび設定

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推奨される回答質問

yesを選択します。別の名前を使用しますか。(yes/no)

新しいユーザ名を入力してください。新しいユーザ名を入力してくだ

さい:<new-username>

新しいユーザ名を再入力してください。もう一度入力してください:<new-username>

yesを選択します。Cloupiaを新しいユーザ名で置換しますか。(yes/no)

このアカウントのパスワードを入力します。パスワードを入力してくださ

い:<password>

このアカウントのパスワードを再入力します。もう一度入力してください:<password>

システム環境変数の設定

ステップ 1 [コンピュータ(Computer)]アイコンを右クリックして [プロパティ(Properties)]を選択します。

ステップ 2 デスクトップにコンピュータのアイコンが表示されない場合は、次の手順を実行します。

a) [スタート(Start)]ボタンをクリックします。b) [スタート(Start)]メニューの [コンピュータ(Computer)]オプションを右クリックします。c) [プロパティ(Properties)]を選択します。

ステップ 3 [システムの詳細設定(Advanced System Settings)]をクリックします。

ステップ 4 [詳細設定(Advanced)]タブで [環境変数(Environment Variables)]を選択します。

ステップ 5 [システム変数(System Variables)]で [パス(Path)]変数を選択し、末尾に次の 2つのバイナリパス(c:\Program Files\EMC\SYMCLI\bin;c:\<Cygwin-Install-Dir>\bin)を追加します。次の例を参照してください。

Variable Name: PathVariable Value: <Existing Folders Path>;c:\Program Files\EMC\SYMCLI\bin;c:\cygwin64\bin

ステップ 6 新しい名前として [システム変数(System Variable)]に CYGWINを追加し、[変数値(Variable Value)]にbinmode tty ntsecを追加します。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 9

EMC Solutions Enabler のインストールWindows ベースの Solutions Enabler のインストールおよび設定

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Cygwin SSHD サービスの開始

[Windowsサービス(Window Services)]で Cygwin SSHDサービスを手動で開始して、起動時に自動的に開始するように設定します。

SSH アクセスの検証

はじめる前に

コマンドプロンプトで絶対パスを指定しなくても、SYMCLIコマンドを実行できることを確認します。SSHクライアントを使用して SSHアクセスを検証できます。

ステップ 1 SSHクライアントを実行している別のマシンにアクセスし、次のコマンドを実行します。ssh<USERNAME>@<host-ipaddress> 'date'または ssh-1<USERNAME>@<host-ipaddress>'date'

例:

たとえば、ssh -l pjohn@host-ipaddress 'date'

ステップ 2 コマンドによってパスワードの指定を要求されます。

正しいパスワードを指定すると、コマンドは正確な日付を返します。

Linux ベースの Solutions Enabler のインストールおよび設定

VMにはライブラリとレガシライブラリ(glibcなど)を追加できます。

ゲートキーパーが rawデバイスマッピング(RDM)として機能している必要があります。各RDMに対して 6,000~ 8,000のマッピングを許可します。

(注)

ステップ 1 使用する VMのベース Linuxイメージを作成します。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.510

EMC Solutions Enabler のインストールLinux ベースの Solutions Enabler のインストールおよび設定

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ベース Linuxイメージ用に、CentOSバージョン 5.7 x86または x86_64が稼働する SMCサーバまたは SPAサーバを使用できます。SMCサーバ用に 20 GBのスペースを確保します。SPAサーバ用に 120 GB以上を確保します。

ステップ 2 いくつかのゲートキーパーを RDMとして割り当てます。

ステップ 3 Linux VMをリブートします。

ステップ 4 EMC Powerlinkサイトから、Linux向け EMC Solutions Enablerパッケージおよび Services ManagementApplication System(SMAS)パッケージ se7310-Linux-i386-ni.tar.gzをダウンロードします。

ダウンロードおよびインストールするバージョンを確認するには、『Cisco UCS DirectorCompatibility Matrix』を参照してください。

(注)

MD5チェックサム 9809ac14ed8bfcc19789d7d5671d6015を使用します。

ステップ 5 SCPを使用して tarファイルを VMに転送します。

ステップ 6 コマンドプロンプトでコマンド [root@smc ~]# tar の xzvf se7310-Linux-i386-ni.tar .gzを入力し、tarファイルを解凍します。

ステップ 7 コマンド [root@smc ~]# ./se7310_install.sh -install]を入力し、EMC Solutions Enablerをインストールします。

ステップ 8 emc/symcli binフォルダが Linuxパスに <symcli path>/binというディレクトリ形式で含まれていることを確認します。例:/opt/emc/symcli/bin

ステップ 9 Cisco UCS Directorから VMAXデバイスに接続するには、VMAXにログインするユーザの .bashrcファイルを更新して、SYMCLIバイナリディレクトリを使用して PATH変数を更新する必要があります。a) Cisco UCS Directorが使用するクレデンシャルを使用して Solution Enablerマシンにログインします。b) エディタを使用して、.bashrcを編集します(例:vi.bashrc)。c) .bashrcファイルに次の行を追加します。

PATH=$PATH:$HOME/bin:<symcli binary path>/bin

d) ファイルを保存して終了します。

EMC VMAX アカウントの追加はじめる前に

LinuxまたはWindows仮想マシン(VM)に EMC VMAX Solutions Enablerをインストールする必要があります。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 11

EMC Solutions Enabler のインストールEMC VMAX アカウントの追加

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EMC VMAXアカウントの追加時に Solutions Enabler 8.0がインストールされている場合、すべての Symmetrixデバイス名はゼロでパディングされます。これにより、Solutions Enablerの古いバージョンを対象に実行されたタスクに対するロールバック操作で問題が発生する場合があ

ります。

(注)

ステップ 1 Cisco UCS Directorにログインします。

ステップ 2 [管理(Administration)] > [物理アカウント(Physical Accounts)]を選択します。

ステップ 3 [物理アカウント(Physical Accounts)]ペインで、[追加(Add)]をクリックします。

ステップ 4 [アカウントの追加(Add Account)]ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。

説明名前

このアカウントのデータセンター(ポッド)を選択します。[POD]ドロップダウンリスト

[ストレージ(Storage)]を選択します。[カテゴリ(Category)]ドロップダウンリスト

[EMC VMAX]を選択します。[アカウントタイプ(AccountType)]ドロップダウンリスト

ステップ 5 [送信(Submit)]をクリックします。

ステップ 6 2番目の [アカウントの追加(AddAccount)]ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。

説明名前

アカウント名。[アカウント名(Account Name)]フィールド

アカウントの説明。[説明(Description)]フィールド

VMAXデバイスの Solution Enablerの IPアドレス。[サーバアドレス(Server Address)]フィールド

このアカウントのユーザ ID。[ユーザ ID(User ID)]フィールド

オンにした場合は、[クレデンシャルポリシー(Credential Policy)]ドロップダウンリストが表示されます。

[クレデンシャルポリシーの使用(Use CredentialPolicy)]チェックボックス

ドロップダウンから選択します。[クレデンシャルポリシー(Credential Policy)]ドロップダウン

このアカウントのパスワード。[パスワード(Password)]フィールド

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.512

EMC Solutions Enabler のインストールEMC VMAX アカウントの追加

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説明名前

[SSH]を選択します。[通信タイプ(Transport Type)]ドロップダウンリスト

ポート番号。[ポート(Port)]フィールド

Symmetrix IDは手動で入力するか、または[Symmetrixアレイを検出する(Discover SymmetrixArrays)]チェックボックスがオンになっている場合に表示されるドロップダウンボックスから選択

できます。

[Symmetrix id]フィールド

このボックスをオンにした場合は、表示されたド

ロップダウンリストから Symmetrix IDを選択できます。

[Symmetrixアレイの検出(Discover SymmetrixArrays)]チェックボックス

ドロップダウンリストから Symmetrix IDを選択します。このリストは、[Symmetrixアレイの検出(Discover Symmetrix Arrays)]がオンになっている場合にのみ、表示されます。

[Symmetrix ID]ドロップダウンリスト

連絡先の電子メール。[連絡先の電子メール]フィールド

このアカウントの場所。[ロケーション]フィールド

ステップ 7 [送信(Submit)]をクリックします。

ステップ 8 [物理アカウント(Physical Acccounts)]ペインで、アカウントを選択します。

ステップ 9 [テスト接続(Test Connection)]をクリックします。

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EMC Solutions Enabler のインストールEMC VMAX アカウントの追加

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EMC Solutions Enabler のインストールEMC VMAX アカウントの追加

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第 4 章

VMAX の管理

この章は、次の項で構成されています。

• 手順の概要, 16 ページ

• VMAX管理, 16 ページ

• シンプール, 17 ページ

• シンデバイス, 19 ページ

• BCVデバイス, 20 ページ

• データデバイス, 21 ページ

• 通常のデバイス, 23 ページ

• メタデバイス, 24 ページ

• メタメンバーデバイス, 28 ページ

• イニシエータグループ, 29 ページ

• ストレージ階層, 32 ページ

• ストレージグループ, 37 ページ

• ポートグループ, 46 ページ

• マスクビュー, 47 ページ

• Fully Automated Storage Tieringの概要, 49 ページ

• VMAXプロパティファイル, 57 ページ

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 15

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手順の概要

ステップ 1 EMC VMAXアカウントを追加します。アカウントを追加すると、マスクビュー、シンプール、イニシエータグループ、ポートグループ、スト

レージグループ、およびデバイスのレポートを含む、すべてのレポートのインベントリが読み込まれま

す。

ステップ 2 必要なプール、グループ、デバイス、およびビューを管理します。

a) シンプールを作成します。b) すべてのデバイス(データデバイス、シンデバイス、通常のデバイス、メタデバイス)を作成します。

c) イニシエータグループを作成します。d) ストレージグループを作成します。e) ポートグループを作成します。f) ストレージグループと Fully Automated Storage Tiering(FAST)ポリシーを関連付けます。g) ストレージグループにデバイスを追加します。h) マスクビューを作成します。

VMAX 管理CiscoUCSDirectorEMCVMAXアカウントでは、次のプール、グループ、デバイス、およびビューを管理します。

•シンプール(Thin pools):作成、削除、拡張、バインド、アンバインド、詳細の表示

•デバイス(Devices):データデバイス、シンデバイス、通常のデバイス、BCVデバイス、メタデバイス

•イニシエータグループ(Initiator groups):作成、削除、名前変更、イニシエータの追加または削除、イニシエータの置換、フラグのオーバーライドの設定、詳細の表示

•ストレージグループ(Storage groups):作成、削除、名前変更、デバイスの追加または削除、FASTポリシーの関連付けまたは関連付け解除、詳細の表示

•ポートグループ(Port groups):作成、削除、名前変更、ポートの追加または削除、詳細の表示

•マスクビュー(Masking views):作成、削除、名前変更、詳細の表示

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VMAX の管理手順の概要

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シンプール新しいシンプールには一意の名前が必要です。

[シンプール(Thin Pools)]タブにあるボタンで、次のアクションを実行できます。

説明ボタン名

シンプールを作成します。作成(Create)

シンプールを拡張します。拡張(Expand)

シンプールをバインドします。バインド(Bind)

シンプールのバインドを解除します。アンバインド(Unbind)

シンプールに関する詳細レポートを表示します。詳細の表示

シンプールを削除します。削除(Delete)

シンプールの作成

EMCVMAXシンプールとは、シンデバイスにストレージ容量を提供するデータデバイスの集まりです。

ステップ 1 [物理(Physical)]をクリックし、[ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインで、VMAXデータセンターを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [シンプール(Thin Pools)]タブをクリックします。

ステップ 5 [作成(Create)]をクリックします。

ステップ 6 [シンプールの作成(CreateThin Pool)]ダイアログボックスで、[シンプール名(Thin PoolName)]フィールドに名前を入力します。

ステップ 7 [送信(Submit)]をクリックします。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 17

VMAX の管理シンプール

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シンプールのバインド

ステップ 1 [物理(Physical)]をクリックし、[ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインで、VMAXデータセンターを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [シンプール(Thin Pools)]タブをクリックします。

ステップ 5 [バインド(Bind)]をクリックします。

ステップ 6 [Symmetrixデバイスのバインド(Bind Symmetrix Device)]ダイアログボックスで、次の手順を実行します。

ステップ 7 説明名前

ポップアップからシンデバイスを選択します。左側にあるチェック

ボックスを使用します。

[シンデバイスの選択(SelectThin Device)]選択リスト

すべてのシンデバイスを事前に割り当てます。[すべて事前割り当て(PreAllocateAll)]チェックボックス

容量単位を GB、MB、またはシリンダ単位で選択します。

[すべて事前割り当て(Pre Allocate All)]がオンになっている場合にのみ表示されます。

(注)

[容量タイプ(Capacity Type)]フィールド

GB、MB、またはシリンダ単位での事前割り当てサイズ。

[すべて事前割り当て(Pre Allocate All)]がオンになっている場合にのみ表示されます。

(注)

事前割り当てサイズのオプションは Symmetric CLIバージョン 8.0では使用できません。このオプションが使用できるのはバージョン 7.6.1.0のみです。

(注)

[事前割り当てサイズ(PreAllocate Size)]フィールド

ステップ 8 [送信(Submit)]をクリックします。

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VMAX の管理シンプールの作成

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シンプールのバインド解除

ステップ 1 [物理(Physical)]をクリックし、[ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインで、VMAXデータセンターを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [シンプール(Thin Pools)]タブをクリックします。

ステップ 5 [バインド解除(UnBind)]をクリックします。

ステップ 6 [シンプールからシンデバイスのバインドを解除する(UnBind Thin Device from Thin Pool)]ダイアログボックスで、次の手順を実行します。

ステップ 7 説明名前

ポップアップからシンデバイスを選択します。左側にあるチェック

ボックスを使用します。

[シンデバイスの選択(SelectThin Device)]選択リスト

選択されたシンデバイスのバインドが強制的に解除されます。[強制(Force)]チェックボックス

ステップ 8 [送信(Submit)]をクリックします。

シンデバイスVMAXシンデバイス(TDEV)の最大サイズは約 240 GBです。

このサイズより大きい TDEVを作成する場合は、複数の TDEVを組み合わせてメタデバイスを形成します。各 TDEVは 1つのメタデバイスの一部になります。

(注)

[シンデバイス(Thin Devices)]タブにあるボタンで、次のアクションを実行できます。

説明ボタン名

シンデバイスを作成します。作成(Create)

シンデバイスを削除します。削除(Delete)

シンデバイスに関する詳細レポートを表示します。詳細の表示(View Details)

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 19

VMAX の管理シンデバイス

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TDEVの名前を変更するアクションはありません。デバイス名は一意であり、TDEVがメタデバイスになっても名前は変わりません(逆も同様)。

シンデバイスの作成

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXシステムを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [シンデバイス(Thin Devices)]タブをクリックします。

ステップ 5 [作成(Create)]をクリックします。

ステップ 6 [シンデバイスの作成(Create Thin Device)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

ステップ 7 説明名前

シンデバイスの数。[デバイス数(Device Count)]フィールド

シンデバイスのエミュレーションタイプを選択します。[エミュレーション(Emulation)]ドロップダウンリスト

GB、MB、またはシリンダを選択します。[容量タイプ(Capacity Type)]フィールド

GB、MB、またはシリンダ数。[容量(Capacity)]フィールド

ステップ 8 [送信(Submit)]をクリックします。

次の作業

デバイスを選択して [詳細の表示(ViewDetails)]をクリックすると、ドリルダウンレポートを確認できます。

BCV デバイス[BCVデバイス(BCV Devices)]タブにあるボタンで、次のアクションを実行できます。

説明ボタン名

BCVデバイスを作成します。作成(Create)

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.520

VMAX の管理シンデバイスの作成

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説明ボタン名

BCVデバイスを削除します。削除(Delete)

BCV デバイスの作成

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXシステムを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [BCVデバイス(BCV Devices)]タブをクリックします。

ステップ 5 [作成(Create)]をクリックします。

ステップ 6 [BCVデバイスの作成(Create BCV Device)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

ステップ 7 説明名前

BCVデバイスの数。[デバイス数(Device Count)]フィールド

BCVデバイスのエミュレーションタイプを選択します。[エミュレーション(Emulation)]ドロップダウンリスト

BCVデバイスの設定を選択します。[設定(Configuration)]ドロップダウンリスト

GB、MB、またはシリンダを選択します。[容量タイプ(Capacity Type)]フィールド

GB、MB、またはシリンダ数。[容量(Capacity)]フィールド

ステップ 8 [送信(Submit)]をクリックします。

データデバイス[データデバイス(Data Devices)]タブにあるボタンで、次のアクションを実行できます。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 21

VMAX の管理BCV デバイスの作成

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説明ボタン名

データデバイスを作成します。注:このアクションは、VMAXのみに適用されます。

作成(Create)

データデバイスを削除します。 注:このアクションは、VMAXのみに適用されます。

削除(Delete)

データデバイスに関する詳細レポートを表示します。注:このアクションは、VMAXのみに適用されます。

詳細の表示(View Details)

データデバイスの作成

ステップ 1 [物理(Physical)]をクリックし、[ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXシステムを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [データデバイス(Data Devices)]タブをクリックします。

ステップ 5 [作成(Create)]をクリックします。

ステップ 6 [データデバイスの作成(Create Data Device)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

ステップ 7 説明名前

データデバイスの数。[デバイス数(Device Count)]フィールド

ディスクグループ名。[ディスクグループ(DiskGroup)]フィールド

データデバイスのエミュレーションタイプを選択します。[エミュレーション(Emulation)]ドロップダウンリスト

データデバイスの設定を選択します。[設定(Configuration)]フィールド

容量単位を GB、MB、またはシリンダ単位で選択します。[容量タイプ(Capacity Type)]フィールド

GB、MB、またはシリンダ単位での容量。[容量(Capacity)]フィールド

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.522

VMAX の管理データデバイスの作成

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ステップ 8 [送信(Submit)]をクリックします。

次の作業

デバイスを選択して [詳細の表示(ViewDetails)]をクリックすると、ドリルダウンレポートを確認できます。

通常のデバイスVMAXの通常のデバイス(TDEV)の最大サイズは約 240 GBです。

このサイズより大きい通常のデバイスを作成する場合は、通常のデバイスを複数組み合わせて

メタデバイスを形成します。通常のデバイスのそれぞれが 1つのメタデバイスの一部になります。

(注)

[通常のデバイス(Regular Devices)]タブにあるボタンで、次のアクションを実行できます。

説明ボタン名

通常のデバイスを作成します。作成(Create)

通常のデバイスを削除します。削除(Delete)

通常のデバイスに関する詳細レポートを表示します。詳細の表示

通常のデバイスの名前を変更するアクションはありません。デバイス名は一意であり、通常のデ

バイスがメタデバイスになっても名前は変わりません(逆も同様)。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 23

VMAX の管理通常のデバイス

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通常のデバイスの作成

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXシステムを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [通常のデバイス(Regular Devices)]タブをクリックします。

ステップ 5 [作成(Create)]をクリックします。

ステップ 6 [通常のデバイスの作成(CreateRegularDevice)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

ステップ 7 説明名前

通常のデバイスの数。[デバイス数(Device Count)]フィールド

ディスクグループを選択します。[ディスクグループ(DiskGroup)]選択ボタン

通常のデバイスのエミュレーションタイプを選択します。[エミュレーション(Emulation)]ドロップダウンリスト

設定を選択します。[設定(Configuration)]ドロップダウンリスト

GB、MB、またはシリンダを選択します。[容量タイプ(Capacity Type)]フィールド

GB、MB、またはシリンダ数。[容量(Capacity)]

ステップ 8 [送信(Submit)]をクリックします。

次の作業

デバイスを選択して [詳細の表示(ViewDetails)]をクリックすると、ドリルダウンレポートを確認できます。

メタデバイスメタデバイスを使用すると、シンデバイスや通常のデバイスを集約してデバイスのサイズを大き

くすることができます。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.524

VMAX の管理通常のデバイスの作成

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1つのシンデバイスをヘッドとしてメタデバイスを作成し、他のシンデバイスをメンバーとして作成できます。あるいは、通常のデバイスをヘッドとして作成し、他の通常のデバイスをメンバー

として作成することもできます。メタデバイスの合計サイズは、ヘッドおよびすべてのメンバー

デバイスのサイズを合わせたサイズです。

メタデバイスの削除アクションはありません。メタデバイスからメンバーを削除すると、1つのシンデバイスになります。

(注)

[メタデバイス(Meta Devices)]タブにあるボタンで、次のアクションを実行できます。

説明ボタン名

新しいメタデバイスを作成します。メタの作成(Create Meta)

メタにデバイスを追加します。メタにデバイスを追加(AddDevice to Meta)

メタからデバイスを削除します。メタからのデバイスの削除

(Remove Device from Meta)

選択したメタを解除します。解除(Dissolve)

メタメンバーデバイスの詳細レポートを表示します。詳細の表示

メタデバイスの作成

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXシステムを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [メタデバイス(Meta Devices)]タブをクリックします。

ステップ 5 [メタの作成(Create Meta)]をクリックします。

ステップ 6 [メタデバイスの作成(Create Meta Device)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

ステップ 7 説明名前

シンデバイス、通常のデバイス、BCV+TDEV、または BCV+Rの [選択(Select)]をクリックします。

[デバイスタイプの選択(SelectDevice Type)]ドロップダウンリスト

シンデバイスを選択した場合に表示されます。リストからデバイスを

選択します。

[シンデバイスの選択(SelectThin Device)]選択ボタン

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 25

VMAX の管理メタデバイスの作成

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説明名前

通常のデバイスを選択した場合に表示されます。リストからデバイス

を選択します。

[通常のデバイスの選択(SelectRegular Device)]選択ボタン

BCV+TDVが選択されている場合に表示されます。リストからデバイスを選択します。

[BCVシンデバイスの選択(Select BCVThin Device)]選択ボタン

BCV+Rが選択されている場合に表示されます。リストからデバイスを選択します。

[BCV通常デバイスの選択(Select BCV Regular Device)]選択ボタン

メタタイプを選択します。[メタタイプの選択(Select MetaType)]ドロップダウンリスト

[選択(Select)]をクリックします。

[選択(Select)]ダイアログボックスで、関連するチェックボックスをクリックして 1つまたは複数のデバイスを選択し、[選択(Select)]をクリックします。

[メンバーデバイスの選択(Select Member Device(s))]選択ボタン

ステップ 8 [メタデバイスの作成(Create Meta Device)]ダイアログボックスで、[送信(Submit)]をクリックします。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.526

VMAX の管理メタデバイスの作成

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メタへのデバイスの追加

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXシステムを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [メタデバイス(Meta Devices)]タブをクリックします。

ステップ 5 [デバイス名(Device Name)]列からデバイスを選択します。

ステップ 6 [メタにデバイスを追加(Add Device to Meta)]をクリックします。

ステップ 7 [メタにデバイスを追加(Add Device to Meta)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

ステップ 8 説明名前

メタデバイスに追加するメンバーデバイスを選択します。[メンバーデバイスの選択(SelectMemberDevice(s))]ポップアップリスト

ステップ 9 [送信(Submit)]をクリックします。

メタデバイスの削除

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXシステムを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [メタデバイス(Meta Devices)]タブをクリックします。

ステップ 5 [デバイス名(Device Name)]列からデバイスを選択します。

ステップ 6 [メタからのデバイスの削除(Remove Device from Meta)]をクリックします。

ステップ 7 [メタからのデバイスの削除(Remove Device fromMeta)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

ステップ 8 説明名前

メタデバイスから削除するメンバーデバイスを選択します。[メンバーデバイスの選択(Select Member Device(s))]ドロップダウンリスト

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 27

VMAX の管理メタへのデバイスの追加

Page 38: Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 …...VMAXの管理15 手順の概要16 VMAX管理16 シンプール17 シンプールの作成17 シンプールのバインド18 Cisco

ステップ 9 [送信(Submit)]をクリックします。

メタデバイスの解除

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインで VMAXシステムを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [メタデバイス(Meta Devices)]タブをクリックします。

ステップ 5 [デバイス名(Device Name)]列からデバイスを選択します。

ステップ 6 [解除(Dissolve)]をクリックします。

ステップ 7 [送信(Submit)]をクリックしてメタデバイスを解除します。

メタメンバーデバイスメタLUNとも呼ばれるメタメンバーデバイスは、複数の要素(LUN)で構成されるLUNです。メタメンバーデバイスはプライベート LUNと類似しています。メタメンバーデバイスはシステムによって使用され、直接ホストで使用することはできません。たとえば、ストレージグループ

にはメタメンバーデバイスを配置できません。次の 2つのタイプのメタメンバーデバイスがあります。

•連結メタLUN:パフォーマンスを優先しない場合に、小さなLUNからより大きなLUNを作成します。

•ストライプメタ LUN:パフォーマンスの高い LUNを作成します(データベースの大規模ファイルシステムを使用している場合など)。

[メタにメンバーを追加する(AddMember toMeta)]ダイアログボックスは、選択されたメタヘッド設定がストライプ方式の場合は、2つの追加の入力を含むように変更されます。

(注)

1 保護する(Protect):チェックボックス2 BCVデバイス(BCV Device):使用可能な BCVデバイスのリストが表示される、表形式のポップアップ

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.528

VMAX の管理メタデバイスの解除

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メタへのデバイスの追加(ストライプ方式の設定)

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXシステムを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [メタデバイス(Meta Devices)]タブをクリックします。

ステップ 5 [デバイス名(Device Name)]列からデバイスを選択します。

ステップ 6 [メタにデバイスを追加(Add Device to Meta)]をクリックします。

ステップ 7 [メタにデバイスを追加(Add Device to Meta)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

ステップ 8 説明名前

メタデバイスに追加するメンバーデバイスを選択します。[メンバーデバイスの選択(SelectMemberDevice(s))]ポップアップリスト

[データの保護(Protect Data)]オプションが有効である場合は、表形式のポップアップから BCVメタデバイスを選択します。

[データの保護(Protect Data)]チェックボックス

表形式のポップアップから、BCVメタデバイスのヘッドノードを選択します。

[BCVメタデバイスの選択(Select BCVMetaDevice)]ポップアップリスト

ステップ 9 [送信(Submit)]をクリックします。

イニシエータグループVMAXイニシエータグループとは、連携して動作するホストバスアダプタ(HBA)の集まりです。他のイニシエータグループを含むイニシエータグループは、カスケード化イニシエータグ

ループと見なされます。

イニシエータグループのホストイニシエータを追加、置換、または削除できます。

新しいイニシエータグループには、次のパラメータが必要です。

•イニシエータグループのタイプ

•イニシエータグループ名

•イニシエータタイプ

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 29

VMAX の管理メタへのデバイスの追加(ストライプ方式の設定)

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•イニシエータ名

•一貫性のある LUN(オン/オフ)

[イニシエータグループ(Initiator Groups)]タブにあるボタンで、次のアクションを実行できます。

説明ボタン名

イニシエータグループを作成します。作成(Create)

イニシエータグループの名前を変更します。名前の変更(Rename)

イニシエータグループを削除します。削除(Delete)

ホストイニシエータを追加します。イニシエータの追加(AddInitiator)

ホストイニシエータを置換します。イニシエータの置換(ReplaceInitiator)

ホストイニシエータを削除します。イニシエータの削除(RemoveInitiator)

ボリュームセットアドレッシング、共通シリアル番号、UAでの Q RESTの無効化、SPC2プロトコルバージョン、環境設定、AS400、ブロードキャストのリセットの回避、VMSのオープン、SSCISupport1、およびSCS13のフラグをオーバーライドします。

フラグのオーバーライド

(Override Flags)

イニシエータグループに関する詳細レポートを表示します。詳細の表示(View Details)

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.530

VMAX の管理イニシエータグループ

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イニシエータグループの作成

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 VMAX Solution Enablerアカウントが含まれているポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [イニシエータグループ(Initiator Group)]タブをクリックします。

ステップ 5 [作成(Create)]をクリックします。

ステップ 6 [イニシエータグループの作成(Create Initiator Group)]ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。

ステップ 7 説明名前

[標準(Standard)]または [カスケード化(Cascaded)]を選択します。[標準(Standard)]がデフォルトのイニシエータグループタイプです。

[カスケード化(Cascaded)]を選択した場合は、ステップ 10に進みます。

[イニシエータグループのタイプ(Initiator Group Type)]ドロップダウンリスト

イニシエータグループ名。[イニシエータグループ名(Initiator Group Name)]フィールド

[iSCSI]または [FCP]を選択します。[iSCSI]はデフォルトのイニシエータタイプです。

[イニシエータタイプ(InitiatorType)]ドロップダウンリスト

イニシエータ名。[イニシエータ名(InitiatorName)]フィールド

一貫性のあるLUNを使用する場合は、このチェックボックスをオンにします。デフォルトではオフになっています。

[一貫性のある LUN(ConsistentLUN)]チェックボックス

ステップ 8 カスケード化イニシエータグループの場合は、次のフィールドに入力します。

説明名前

ポップアップから親イニシエータグループを選択

します。

[親イニシエータグループの選択(Select ParentInitiator Group)]選択ボタン

ポップアップから子イニシエータグループを選択

します。

[子イニシエータグループの選択(Select ChildInitiator Group)]選択ボタン

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 31

VMAX の管理イニシエータグループの作成

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ステップ 9 [送信(Submit)]をクリックします。

ストレージ階層階層型ストレージでは、さまざまなカテゴリのデータを各種ストレージメディアに割り当てて、

総ストレージコストを削減し、メンテナンスの負荷を軽減できます。

[ストレージ階層(Storage Tiers)]タブにあるボタンで、次のアクションを実行できます。

説明ボタン名

ストレージ階層を作成します。作成(Create)

ストレージ階層を変更します。変更(Modify)

ストレージ階層にシンプールを追加します。シンプールの追加(Add ThinPool)

ストレージ階層からシンプールを削除します。シンプールの削除(RemoveThin Pool)

ストレージ階層にディスクグループを追加します。ディスクグループの追加

(Add Disk Group)

ストレージ階層からディスクグループを削除します。ディスクグループの削除

(Remove Disk Groups)

ストレージ階層の名前を変更します。名前の変更(Rename)

ストレージ階層を削除します。削除(Delete)

ストレージ階層の詳細を表示します。詳細の表示(View Details)

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.532

VMAX の管理ストレージ階層

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ストレージ階層の作成

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 VMAX Solution Enablerアカウントが含まれているポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [ストレージ階層(Storage Tiers)]タブをクリックします。

ステップ 5 [作成(Create)]をクリックします。

ステップ 6 [ストレージ階層の作成(Create Storage Tier)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

ストレージ階層の名前を入力します。[ストレージ階層名(Storage TierName)]フィールド

[プロビジョニング済みディスクグループ(Disk Group Provisioned)]または [仮想プロビジョニング済み(Virtual Provisioned)]を選択します。

[ストレージ階層のタイプ(Storage Tier Type)]ドロップダウンリスト

[静的(Static)]または [動的(Dynamic)]を選択します。[タイプを含める(IncludeType)]ドロップダウンリスト

[RAID-1]、[RAID-5(3+1)]、[RAID-5(7+1)]、[RAID-6(6+2)]、または [RAID-6(14+2)]を選択します。

[設定タイプ(ConfigurationType)]ドロップダウンリスト

[EFD]、[FC]、または [SATA]を選択します。[テクノロジーの選択(SelectTechnology)]ドロップダウンリスト

リストからディスクグループを選択します。[ディスクグループの選択(SelectDiskGroup)]ポップアップ

[仮想プロビジョニング済み(Virtual Provisioned)]オプションを [ストレージ階層タイプ(Storage Tier Type)]で選択した場合にのみ表示されます。リストから選択します。

[シンプールのバインド(BindThin Pool)]ポップアップ

[仮想プロビジョニング済み(Virtual Provisioned)]オプションを [ストレージ階層タイプ(Storage Tier Type)]で選択した場合にのみ表示されます。

外部的にプロビジョニングされたストレージ階層が必要な場合にボッ

クスをオンにします。

[外部プロビジョニング済み(Externally Provisioned)]チェックボックス

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 33

VMAX の管理ストレージ階層の作成

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ステップ 7 [送信(Submit)]をクリックします。

ストレージ階層の変更

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 VMAX Solution Enablerアカウントが含まれているポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [ストレージ階層(Storage Tiers)]タブをクリックします。

ステップ 5 ストレージ階層を選択します。

ステップ 6 [変更(Modify)]をクリックします。

ステップ 7 [ストレージ階層の変更(Modify Storage Tier)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

[EFD]、[FC]、または [SATA]を選択します。[テクノロジーの選択(SelectTechnology)]ドロップダウンリスト

ステップ 8 [送信(Submit)]をクリックします。

シンプールの追加

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 VMAX Solution Enablerアカウントが含まれているポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [ストレージ階層(Storage Tiers)]タブをクリックします。

ステップ 5 ストレージ階層を選択します。

ステップ 6 [シンプールの追加(Add Thin Pool)]をクリックします。

ステップ 7 [ストレージ階層へのシンプールの追加(AddThinPool toStorageTier)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.534

VMAX の管理ストレージ階層の変更

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説明名前

シンプールを選択します。[シンプールの選択(Select ThinPool)]ポップアップ

ステップ 8 [送信(Submit)]をクリックします。

シンプールの削除

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 VMAX Solution Enablerアカウントが含まれているポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [ストレージ階層(Storage Tiers)]タブをクリックします。

ステップ 5 ストレージ階層を選択します。

ステップ 6 [シンプールの削除(Remove Thin Pool)]をクリックします。

ステップ 7 [シンプールの削除(Remove Thin Pool)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

ストレージ階層から削除するシンプールを選択します。[シンプールの選択(Select ThinPool)]ポップアップ

ステップ 8 [送信(Submit)]をクリックします。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 35

VMAX の管理シンプールの削除

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ディスクグループの追加

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 VMAX Solution Enablerアカウントが含まれているポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [ストレージ階層(Storage Tiers)]タブをクリックします。

ステップ 5 ストレージ階層を選択します。

ステップ 6 [ディスクグループの追加(Add Disk Group)]をクリックします。

ステップ 7 [ディスクグループの追加(Add Disk Group)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

ストレージ階層に追加するディスクグループを選択します。[ディスクグループの選択(SelectDiskGroup)]ポップアップ

オンにすると、変更内容がすべてのストレージ階層に伝播されます。[伝播(Propogate)]チェックボックス

ステップ 8 [送信(Submit)]をクリックします。

ストレージ階層名の変更

ステップ 1 [物理(Physical)]をクリックし、[ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 VMAX Solution Enablerアカウントが含まれているポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [ストレージ階層(Storage Tiers)]タブをクリックします。

ステップ 5 ストレージ階層を選択します。

ステップ 6 [名前の変更(Rename)]をクリックします。

ステップ 7 [ストレージ階層名の変更(RenameStorageTier)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

ストレージ階層の新しい名前。[新しい名前の入力(Enter NewName)]フィールド

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.536

VMAX の管理ディスクグループの追加

Page 47: Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 …...VMAXの管理15 手順の概要16 VMAX管理16 シンプール17 シンプールの作成17 シンプールのバインド18 Cisco

ステップ 8 [送信(Submit)]をクリックします。

ストレージ階層の削除

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 VMAX Solution Enablerアカウントが含まれているポッドを選択します。

ステップ 3 VMAXアカウントを選択します。

ステップ 4 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 5 [ストレージ階層(Storage Tiers)]タブをクリックします。

ステップ 6 ストレージ階層を選択します。

ステップ 7 [削除(Delete)]をクリックします。

ステップ 8 [ストレージ階層の削除(Delete Storage Tier)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

オンにすると、プールまたはディスクグループがあるストレージ階層

が強制的に削除されます。

[強制(Force)]チェックボックス

ステップ 9 [送信(Submit)]をクリックします。

ストレージグループVMAXストレージグループとは、アプリケーション、サーバ、またはサーバの集合で使用されるSymmetrix論理ボリュームの集まりです。

ストレージグループはホストにストレージを提供し、FASTポリシーにも使用されます。

CiscoUCSDirectorでは、VMAXストレージグループ(空またはカスケード化)を作成できます。カスケード化グループをマスクビューに含めて、クラスタ全体にストレージリソースを提供する

ことができます。

[ストレージグループ(Storage Groups)]タブにあるボタンで、次のアクションを実行できます。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 37

VMAX の管理ストレージ階層の削除

Page 48: Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 …...VMAXの管理15 手順の概要16 VMAX管理16 シンプール17 シンプールの作成17 シンプールのバインド18 Cisco

説明ボタン名

ストレージグループを作成します。注:VMAX3では、ストレージグループの作成中に FAST設定に設定されるように [作成(Create)]が変更されます。これは、VMAX3のみに適用されます。既存の VMAX操作への影響はありません。

作成(Create)

ストレージグループを削除します。削除(Delete)

選択したストレージグループの名前を変更します。名前の変更(Rename)

ストレージグループからデバイスを削除します。デバイスの削除(RemoveDevice)

選択したストレージグループに新しいデバイスを追加します。デバイスの追加(AddDevice)

選択したストレージグループとFASTポリシーを関連付けます。FASTポリシーの関連付け(Associate FAST Policy)

選択したストレージグループと FASTポリシーの関連付けを解除します。

FASTポリシーの関連付け解除(Disassociate FAST Policy)

選択したストレージグループと FASTポリシーを再度関連付けます。

FASTポリシーの再関連付け(Reassociate FAST Policy)

FASTポリシーのストレージグループ優先度を変更します。FAST優先度の変更(ModifyFAST Priority)

ストレージグループ内の FAST設定を変更します。注:VMAX3のみ

FAST設定の変更(ModifyFAST Settings)

ストレージグループに関する詳細レポートを表示します。詳細の表示(View Details)

親ストレージグループから子ストレージグループを削除します。ストレージグループの削除

(Remove Storage Group)

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.538

VMAX の管理ストレージグループ

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空ストレージグループの作成

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [ストレージグループ(Storage Groups)]タブをクリックします。

ステップ 5 [作成(Create)]をクリックします。

ステップ 6 [ストレージグループの作成(Create Storage Group)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

デフォルトオプションの [空ストレージグループ(Empty StorageGroup)]を選択します。

[ストレージグループのタイプ(StorageGroup Type)]ドロップダウンリスト

ストレージグループ名。[ストレージグループ名(StorageGroup Name)]フィールド

前述のフィールドに加えて、次の 2つのフィールドが VMAX3で使用されます。

(注)

ストレージグループに関連付ける FAST SRPを選択します。ストレージリソースプール

(Storage Resource Pool)

ストレージグループに関連付ける SLOを選択します。ストレージレベル目標(StorageLevel Objective)

ステップ 7 [送信(Submit)]をクリックします。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 39

VMAX の管理空ストレージグループの作成

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カスケード化ストレージグループの作成

カスケード化ストレージグループには 1つ以上の子ストレージグループを含めることができます。

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [ストレージグループ(Storage Groups)]タブをクリックします。

ステップ 5 [作成(Create)]をクリックします。

ステップ 6 [ストレージグループの作成(Create Storage Group)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

[カスケード化ストレージグループ(Cascaded Storage Group)]を選択します。

[ストレージグループのタイプ(StorageGroup Type)]ドロップダウンリスト

親ストレージグループ。[親ストレージグループの選択(Select Parent Storage Group)]フィールド

子ストレージグループ。[子ストレージグループ(ChildStorage Group)]フィールド

ステップ 7 [送信(Submit)]をクリックします。

次の作業

ストレージグループにデバイスを追加して、FASTポリシーを関連付けます。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.540

VMAX の管理カスケード化ストレージグループの作成

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ストレージグループの削除

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [ストレージグループ(Storage Groups)]タブをクリックします。

ステップ 5 ストレージグループを選択し、[削除(Delete)]をクリックします。

ステップ 6 [ストレージグループの削除(Delete Storage Group)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

オンにした場合は、デバイスが含まれていても、選択したストレージ

グループが削除されます。

[強制(Force)]チェックボックス

ステップ 7 [送信(Submit)]をクリックします。

ストレージグループ名の変更

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [ストレージグループ(Storage Groups)]タブをクリックします。

ステップ 5 ストレージグループを選択し、[名前の変更(Rename)]をクリックします。

ステップ 6 [ストレージグループ名の変更(Rename Storage Group)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

ストレージグループの新しい名前。[新しい名前の入力(Enter NewName)]フィールド

ステップ 7 [送信(Submit)]をクリックします。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 41

VMAX の管理ストレージグループの削除

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ストレージグループからのデバイスの削除

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [ストレージグループ(Storage Groups)]タブをクリックします。

ステップ 5 ストレージグループを選択し、[デバイスの削除(Remove Device)]をクリックします。

ステップ 6 [デバイスの削除(Remove Device)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

ストレージグループから削除するデバイスを選択します。[デバイスの選択(SelectDevices)]ポップアップ

ステップ 7 [送信(Submit)]をクリックします。

ストレージグループへのデバイスの追加

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [ストレージグループ(Storage Groups)]タブをクリックします。

ステップ 5 ストレージグループを選択します。

ステップ 6 [デバイスの追加(Add Device)]をクリックします。

ステップ 7 [ストレージグループへのデバイスの追加(Add Devices to Storage Group)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.542

VMAX の管理ストレージグループからのデバイスの削除

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説明名前

VMAXデバイスを追加するには、シンデバイスまたは通常のデバイスのいずれかを選択します。

VMAX3デバイスを追加するには、シンデバイスを選択します。注:通常のデバイスは VMAX3に使用できません。

[デバイスタイプ(DeviceType)]ドロップダウンリスト

ストレージグループに追加する 1つ以上のデバイスを選択します。[デバイスの選択(SelectDevices)]ポップアップ

LUN IDが指定されない場合、ホスト LUN IDは HEXAで自動生成されます。

[ホストLUN ID(Host LUN ID)]入力フィールド

ステップ 8 [送信(Submit)]をクリックします。

ストレージグループへの FAST ポリシーの関連付け

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [ストレージグループ(Storage Groups)]タブをクリックします。

ステップ 5 ストレージグループをクリックし、[FASTポリシーの関連付け(Associate FAST Policy)]をクリックします。

ステップ 6 [FASTポリシーをストレージグループに関連付け(Associate FAST Policy to Storage Group)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

ストレージグループに関連付ける FASTポリシーを選択します。[FASTポリシーの選択(SelectFAST Policy)]ポップアップ

ストレージグループの優先度。指定できる範囲は 1~ 3です。[ストレージグループの優先度(StorageGroup Priority)]フィールド

ステップ 7 [送信(Submit)]をクリックします。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 43

VMAX の管理ストレージグループへの FAST ポリシーの関連付け

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ストレージグループからの FAST ポリシーの関連付け解除

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [ストレージグループ(Storage Groups)]タブをクリックします。

ステップ 5 FASTポリシーに関連付けられているストレージグループをクリックし、[FASTポリシーの関連付け解除(Disassociate FAST Policy)]をクリックします。

ステップ 6 [送信(Submit)]をクリックします。

ストレージグループからの FAST ポリシーの再関連付け

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [ストレージグループ(Storage Groups)]タブをクリックします。

ステップ 5 FASTポリシーに関連付けられているストレージグループをクリックし、[FASTポリシーの再関連付け(Reassociate FAST Policy)]をクリックします。

ステップ 6 [ストレージグループへの FASTポリシーの再関連付け(Reassociate FAST Policy to Storage Group)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

ストレージグループに再関連付けする FASTポリシーを選択します。[FASTポリシーの選択(SelectFAST Policy)]ポップアップ

ステップ 7 [送信(Submit)]をクリックします。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.544

VMAX の管理ストレージグループからの FAST ポリシーの関連付け解除

Page 55: Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 …...VMAXの管理15 手順の概要16 VMAX管理16 シンプール17 シンプールの作成17 シンプールのバインド18 Cisco

FAST ストレージグループ優先度の変更

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [ストレージグループ(Storage Groups)]タブをクリックします。

ステップ 5 FASTポリシーに関連付けられているストレージグループをクリックし、[FAST優先度の変更(ModifyFast Priority)]をクリックします。

ステップ 6 [FASTストレージグループ優先度の変更(Modify FAST Storage Group Priority)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

ストレージグループの優先度を入力します。値の範囲は 1~ 3です。[ストレージグループの優先度(StorageGroup Priority)]フィールド

ステップ 7 [送信(Submit)]をクリックします。

FAST 設定の変更

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインで VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインで VMAX3アカウントをクリックします。

ステップ 4 [ストレージグループ(Storage Groups)]タブをクリックします。

ステップ 5 ストレージグループをクリックし、[FAST設定の変更(Modify Fast Settings)]をクリックします。

ステップ 6 [FAST設定の変更(Modify FAST Settings)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

SRPを選択します。ストレージリソースプール

(Storage Resource Pool)

SLOを選択します。サービスレベルの目標(ServiceLevel Objective)

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 45

VMAX の管理FAST ストレージグループ優先度の変更

Page 56: Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 …...VMAXの管理15 手順の概要16 VMAX管理16 シンプール17 シンプールの作成17 シンプールのバインド18 Cisco

ステップ 7 [送信(Submit)]をクリックします。

ストレージグループの削除

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [ストレージグループ(Storage Groups)]タブをクリックします。

ステップ 5 ストレージグループを選択し、[ストレージグループの削除(Remove Storage Group)]をクリックします。

ステップ 6 [親ストレージからの子ストレージの削除(Remove Child Storage from Parent Storage)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

親ストレージグループから削除する子ストレージグループを選択しま

す。

[子ストレージグループ(ChildStorage Group)]ポップアップ

ステップ 7 [送信(Submit)]をクリックします。

ポートグループVMAXポートグループとは、フロントエンドポートの集まりです。

[ポートグループ(Port Groups)]タブにあるボタンで、次のアクションを実行できます。

説明ボタン名

新しいポートグループを作成します。作成(Create)

ポートグループの名前を変更します。名前の変更(Rename)

ポートグループを削除します。削除(Delete)

選択したグループに新しいポートを追加します。ポートの追加(Add Port)

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.546

VMAX の管理ストレージグループの削除

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説明ボタン名

グループからポートを削除します。ポートの削除(RemovePort)

選択したポートグループに関する詳細レポートを表示します。詳細の表示

ポートグループの作成

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [ポートグループ(Port Groups)]タブをクリックします。

ステップ 5 [作成(Create)]をクリックします。

ステップ 6 [ポートグループの作成(CreatePortGroup)]ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。

説明名前

ポートグループの名前。[ポートグループ名]フィールド

ポートグループに含めるポートを選択します。[選択(Select)]をクリックします。

ステップ 9に進みます。

[ポートグループ名の選択(Select Port Group Name)]ポップアップ

ステップ 7 [項目の選択(Select Items)]ダイアログボックスで、ポートグループのディレクタポートを選択します。

ステップ 8 [選択(Select)]をクリックします。

ステップ 9 [ポートグループの作成(Create Port Group)]ダイアログボックスで、[送信(Submit)]をクリックします。

マスクビューVMAXでは、ストレージグループ、ポートグループ、イニシエータグループの 3つのタイプの自動プロビジョニンググループを指定します。これら 3つのグループは連携してマスクビューとして動作します。

マスクビューによって、イニシエータグループ内のターゲットイニシエータが、ポートグルー

プ内のターゲットポートを使用してストレージグループ内のターゲットストレージリソースに

アクセスできるようになります。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 47

VMAX の管理ポートグループの作成

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マスクビューは、ストレージの提供方法に変更を加える場合にも役立ちます。デバイスやポート

の追加など、マスクビューに属するグループに変更を加えると、マスクビューに自動的に反映さ

れます。

[マスクビュー(Masking Views)]タブにあるボタンで、次のアクションを実行できます。

説明ボタン名

マスクビューを作成します。作成(Create)

マスクビューの名前を変更します。名前の変更(Rename)

マスクビューの詳細レポートを表示します。詳細の表示

マスクビューを削除します。削除(Delete)

マスクビューの作成

はじめる前に

システムでストレージグループ、イニシエータグループ、ホスト LUN、ポートグループを作成する必要があります。

ストレージグループにデバイスを接続する必要があります。

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [マスクビュー(Masking Views)]タブをクリックします。

ステップ 5 [作成(Create)]をクリックします。

ステップ 6 [マスクビューの作成(Create Masking Views)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

マスクビュー名。[マスクビュー名(MaskingViewName)]フィールド

[ストレージグループ(Storage Group)]を選択します。[ストレージグループ名の選択(Select Storage Group Name)]ポップアップ

ホスト LUN ID。

LUN IDを指定しない場合、[ホストLUN ID(Host LUN ID)]は自動生成されます。

(注)

[ホストLUN ID(Host LUN ID)]フィールド

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.548

VMAX の管理マスクビューの作成

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説明名前

[イニシエータグループ(Initiator Group)]を選択します。[イニシエータグループ名の選択(Select Initiator Group Name)]ポップアップ

[ポートグループ(Port Group)]を選択します。[ポートグループ名の選択(Select Port Group Name)]ポップアップ

ステップ 7 [送信(Submit)]をクリックします。

Fully Automated Storage Tiering の概要FASTは、高パフォーマンスのストレージ階層に自動的にデータを移動し、非アクティブなデータを低コストの大容量ストレージ階層に移動します。パフォーマンスおよびコストの最適化方法は

ポリシーによって指定されます。また、FASTの自動化によって、より低速で高コストなシステムと比べて、ご使用のストレージシステムで余分な管理制約が発生することがなくなります。FASTシステムは、常にデータの現在のアクティビティレベルをモニタおよび特定し、ポリシーに従っ

てアクティブなデータと非アクティブなデータを最適なストレージ階層に移動します。

FAST ポリシーの概要FASTポリシーは、ストレージグループに適用される一連の階層使用ルールです。FASTポリシーでは最大3つの階層を記述して、各層に使用の上限を割り当てることができます。使用制限では、FASTコントローラが特定の階層に割り当てることができるストレージグループの最大パーセンテージを指定します。ポリシー設定によって、自動化されたアクティビティを制御および管理で

きます。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 49

VMAX の管理Fully Automated Storage Tiering の概要

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FAST ポリシーの作成

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [FASTポリシー(FAST Policies)]タブを選択します。

ステップ 5 [作成(Create)]をクリックします。

ステップ 6 [FASTポリシーの作成(Create FAST Policy)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

FASTポリシー名。[FASTポリシー名(FAST PolicyName)]フィールド

ストレージ階層を選択します。[ストレージ階層名(Storage TierName)]ポップアップ

ポリシー内の階層に許可される容量の上限(ストレージグループ容量

の合計に対する割合)。値の範囲は 1~ 100です。[階層の最大ストレージグループ容量(%)(Max Storage GroupCapacity of Tier (%))]フィールド

ステップ 7 [送信(Submit)]をクリックします。

ストレージ階層の追加

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [FASTポリシー(FAST Policies)]タブを選択します。

ステップ 5 FASTポリシーを 1つ選択します。

ステップ 6 [ストレージ階層の追加(Add Storage Tiers)]をクリックします。

ステップ 7 [FASTポリシーへのストレージ階層の追加(Add Storage Tiers to Fast Policy)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.550

VMAX の管理FAST ポリシーの概要

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説明名前

ストレージ階層を選択します。[ストレージ階層の選択(SelectStorage Tier)]ポップアップ

ポリシー内の階層に許可される容量の上限(ストレージグループ容量

の合計に対する割合)。値の範囲は 1~ 100です。[階層の最大ストレージグループ容量(%)(Max Storage GroupCapacity of Tier (%))]フィールド

ステップ 8 [送信(Submit)]をクリックします。

FAST ポリシーからのストレージ階層の削除

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [FASTポリシー(FAST Policies)]タブを選択します。

ステップ 5 FASTポリシーを 1つ選択します。

ステップ 6 [ストレージ階層の削除(Remove Storage Tiers)]をクリックします。

ステップ 7 [FASTポリシーからのストレージ階層の削除(Remove Storage Tiers From Fast Policy)]ダイアログボックスで、次のボタンを選択します。

説明名前

FASTポリシーからストレージ階層を削除します。[ストレージ階層の選択(SelectStorage Tier)]ボタン

ステップ 8 [送信(Submit)]をクリックします。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 51

VMAX の管理FAST ポリシーの概要

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ストレージ階層の変更

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [FASTポリシー(FAST Policies)]タブを選択します。

ステップ 5 FASTポリシーを 1つ選択します。

ステップ 6 [ストレージ階層の変更(Modify Storage Tiers)]をクリックします。

ステップ 7 [FASTポリシーでのストレージ階層の変更(Modify Storeage Tiers in a Fast Policy)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

FASTポリシーのストレージ階層を変更します。[ストレージ階層の選択(SelectStorage Tier)]ボタン

ポリシー内の階層に許可される容量の上限(ストレージグループ容量

の合計に対する割合)。値の範囲は 1~ 100です。[階層の最大ストレージグループ容量(%)(Max Storage GroupCapacity of Tier (%))]フィールド

ステップ 8 [送信(Submit)]をクリックします。

FAST ポリシー名の変更

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [システム(Systems)]タブをクリックします。

ステップ 4 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 5 FASTポリシーを 1つ選択します。

ステップ 6 [名前の変更(Rename)]をクリックします。

ステップ 7 [FASTポリシー名の変更(RenameFASTPolicy)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.552

VMAX の管理FAST ポリシーの概要

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説明名前

新しい FASTポリシー名。[新しい FASTポリシー名の入力(Enter New Fast Policy Name)]フィールド

ステップ 8 [送信(Submit)]をクリックします。

FAST ポリシーの削除

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [FASTポリシー(FAST Policies)]タブを選択します。

ステップ 5 FASTポリシーを 1つ選択します。

ステップ 6 [削除(Delete)]をクリックします。

ステップ 7 [FASTポリシーの削除(Delete Fast Policy)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

オンにすると、ストレージ階層を含むポリシーが削除されます。[強制(Force)]チェックボックス

ステップ 8 [送信(Submit)]をクリックします。

FAST コントローラの概要AUTO_APPROVEモードで動作するように FASTを設定できます(Cisco UCS Directorは定義されたポリシーに基づいてデータ移動を自動的に実行します)。提案されるすべての変更プランの実

行前に明示的な承認が必要な USER_APPROVEモードでも動作できます。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 53

VMAX の管理FAST コントローラの概要

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FAST コントローラ設定の変更

ステップ 1 [物理(Physical)]をクリックし、[ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [FASTコントローラ(FAST Controller)]タブを選択します。

ステップ 5 [FASTコントローラ設定の変更(Modify FAST Controller Setting)]をクリックします。

ステップ 6 [FASTコントローラ設定の変更(Modify FAST Controller Setting)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

[ユーザ承認(USER_APPROVE)]または [自動承認(AUTOAPPROVE)]を選択します。[ユーザ承認(USER APPROVE)]がデフォルトで選択されています。

[データ移動承認モード(DataMovement Approval Mode)]ドロップダウンリスト

許可される最大同時デバイス移動数。有効な範囲は 2~ 32です。[最大同時デバイス移動数(MaxSimultaneous Device Moves)]フィールド

許可される 1日あたりの最大同時デバイス移動数。有効な範囲は 2~200です。

[1日あたりの最大デバイス移動数(Max Devices Moves PerDay)]フィールド

初期ワークロード最小期間(時間単位)。有効な範囲は 2~現在値です。

[初期ワークロード最小期間(時間)(Min Initial Workload Period(hrs))]フィールド

ワークロード分析期間(時間単位)。有効な範囲は 2~ 672です。[ワークロード分析期間(時間)(Workload Analysis Period(hrs))]フィールド

[有効(Enable)]を選択するか、表示可能デバイスをスワップしない場合は [無効(Disable)]を選択します。

[非表示デバイスをスワップ(Swap Not Visible Devices)]ドロップダウンリスト

デバイスのみをスワップする機能について [有効(Enable)]または [無効(Disable)]を選択します。

[スワップのみ許可(Allow OnlySwap)]ドロップダウンリスト

FAST VPのデータ移動モードを有効にするか無効(なし)にするかを選択します。[自動(Auto)]がデフォルトのモードです。

[FAST VPデータ移動モード(FAST VP Data MovementMode)]ドロップダウンリスト

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.554

VMAX の管理FAST コントローラの概要

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説明名前

FAST VPのデータ再配置レートの値。有効な範囲は 1~ 10です。[FAST VPデータ再配置レート(FAST VP Data RelocationRate)]フィールド

シンプールの予約済み容量の値(%)。有効な範囲は 1~ 80です。[シンプール予約済み容量(%)(Thin Pool Reserved Capacity(%))]フィールド

シンプールの予約済み容量(%)の値を選択します。デフォルト値は[有効(Enabled)]です。

[FASTポリシーによる VP割り当て(VP Allocation By FASTpolicy)]フィールド

FAST VPの圧縮期間の値(日数)。有効な範囲は 40~ 400日、または [なし(never)]です。

[FAST VP圧縮期間(日)(FAST VP Time to Compress(Days))]フィールド

FAST VPの圧縮期間の値(日数)。値の範囲は 1~ 10です。[FAST VP圧縮率(FAST VPCompression Rate)]フィールド

ステップ 7 [送信(Submit)]をクリックします。

FAST ステータスの概要[FASTステータス(FASTStatus)]タブでは、[プロビジョニング済みディスクグループ]オプションまたは [プロビジョニング済み仮想グループ(Disk Group Provisioned)]オプションを選択することにより、ストレージ階層の FAST状態を変更できます。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 55

VMAX の管理FAST ステータスの概要

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FAST 状態の変更

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインの [VMAX ]タブをクリックします。

ステップ 4 [FASTステータス(FAST Status)]タブを選択します。

ステップ 5 [FAST状態の変更(Modify FAST State)]をクリックします。

ステップ 6 [VMAX FAST状態の変更(Modify VMAX FAST State)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

状態を変更する [FASTタイプ(FAST Type)]を選択します。[FASTタイプ(FAST Type)]ドロップダウンリスト

オンにすると、FAST状態が有効になります。[有効(Enable)]チェックボックス

ステップ 7 [送信(Submit)]をクリックします。

FAST SLO 名の変更

ステップ 1 [物理(Physical)] > [ストレージ(Storage)]を選択します。

ステップ 2 [ストレージ(Storage)]ペインの VMAXポッドを選択します。

ステップ 3 [ナビゲーション(Navigation)]ペインで VMAX3アカウントをクリックします。

ステップ 4 [FAST SLO(FAST SLO)]タブをクリックします。

ステップ 5 [名前の変更(Rename)]をクリックします。

ステップ 6 [FASTSLO名の変更(RenameFASTSLOName)]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

説明名前

新しい SLOの名前を入力します。[新しい SLO名(New SLOName)]フィールド

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.556

VMAX の管理FAST ステータスの概要

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ステップ 7 [送信(Submit)]をクリックします。

VMAX プロパティファイル以前の UCSDのリリースで VMAXのワークフローを実行すると、次のエラーが表示されます。

SYMAPIデータベースファイルは別のプロセスですでにロックされています。(TheSYMAPIdatabasefile is already locked by another process.)

これは、複数のタスクまたはアクションを同時に実行したときに発生します。

この問題を解決するには、SRまたはアクションを再送信する必要があります。

このようなシナリオの処理におけるユーザの介入を低減するため、タスクまたはアクションを自

動的に再送信するロジックを追加しました。新しいロジックは、タスクまたはアクションを、指

定された回数再送信します。

これらの設定は vmax.propertiesファイルで設定できます。このファイルは /opt/infra/inframgrフォルダにあります。

vmax.propertiesファイルは次のパラメータで構成されます。

デフォルトのエラーメッセー

ジ:SYMAPIデータベースファイルは別のプロセスですでに

ロックされています。(TheSYMAPI database file is alreadylocked by another process.)

区切り文字としてカ

ンマを使用して区切

ることで、複数の

メッセージを追加で

きます。

(注)

このパラメータでエラーメッ

セージを設定します。このエ

ラーメッセージが、タスクま

たはアクションのいずれかで

キャプチャされると、同じタス

クまたはアクションが実行され

ます。

emc.vmax.retryMessages

デフォルト値:20VMAX応答に上記のプロパティで指定されたメッセージが含ま

れている場合の試行の最大試行

回数をこのパラメータで指定し

ます。

emc.vmax.maxIterationCount

デフォルト値:30000ミリ秒(30秒)

コマンドを実行するために

VMAXデバイスに接続するまでに再試行操作を待機する時間

(ミリ秒単位)をこのパラメー

タセットで設定します。

emc.vmax.sleepTime

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.5 57

VMAX の管理VMAX プロパティファイル

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VMAX Symデバイスのインベントリ収集

UCSDは 500のデバイスごとに symデバイスのインベントリを収集します。また、vmax.propertiesファイルを使用してこれを設定することもできます。

デフォルト値:500VMAXのインベントリは複数ノードセットアップを使用し

て設定されます。これは、

VMAXに多くの symデバイスがある場合にインベントリ時間

を短縮するのに役立ちます。

emc.vmax.inventory.symdev.count

vmax.properties ファイルの編集vmax.propertiesファイルを編集する手順は次のとおりです。

ステップ 1 rootクレデンシャルを使用して UCSDアプライアンスにログインします。

ステップ 2 cd/opt/infra/inframgrこれによってディレクトリが変更されます。

ステップ 3 vi vmax.propertiesと入力し、Enterキーを押します。

ステップ 4 必要なプロパティを変更してファイルを保存します。

変更はすぐに反映されます。

Cisco UCS Director EMC Symmetrix VMAX/VMAX3 管理ガイド、リリース 5.558

VMAX の管理vmax.properties ファイルの編集