細胞遺伝子治療学 cell and gene therapy細胞遺伝子治療学 cell and gene therapy...

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1.教育目標 先端医療の中での細胞・遺伝子治療の現状の位置づけから世界の研究状況を理解し、次世代の細胞・遺伝子治 療のトランスレーショナル研究者の育成を目指す。細胞・遺伝子治療法の臨床的並びに基礎的研究を行うのに必 要な高度の研究能力及びその基礎となる学識を身につける。研究内容では癌に対する新規治療法の開発とそれに 関連する各種領域の発展のための基礎研究を行っている。 2.到達目標 ⑴ 悪性腫瘍に対する細胞・遺伝子治療の臨床応用の手法を修得する。 ⑵ 効率の良い安定した遺伝子導入を可能とするウイルスベクターを開発する手法を修得する。 ⑶ 特定臓器を標的とした遺伝子治療法としての新世代ベクターの開発法を修得する。 ⑷ 新規ベクターの有効性や安全性を評価することができる。 ⑸ ウイルスベクター大量生産のための基盤技術の知見を得る。 ⑹ 先端医療に関する医療機器開発の知見を得る。 ⑺ 癌幹細胞に関する知見を得る。 3.評価方法 期末に行う口頭試問により、細胞・遺伝子治療全般にわたる知識を評価する。 また、学位論文の作成過程でカンファレンスを適宜開催し、進捗状況を評価する。 4.教科書・参考書 特に定めないが必要に応じて参考資料等を配布する。 5.準備学習 準備学習については特に指定しないが、関連論文の抄読会では事前に各自が一読しておく。また授業後には 口頭試問を行い、学習到達度が低ければレポート提出を課す。 Cell and Gene therapy 細胞遺伝子治療学 ― 186 ―

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Page 1: 細胞遺伝子治療学 Cell and Gene therapy細胞遺伝子治療学 Cell and Gene therapy (第1学年・夜間開講) 月 18:00 ~ 19:15 通年 4 演習 セミナー 実験結果の検討

(第1学年・夜間開講)

月18:00

19:15通年 4 演習 セ ミ ナ ー 実験結果の検討

関係論文の抄読 後藤研究所教授 実 験 室

火18:00

20:30通年 4 実験

研究 in vitro 実 験分 子 生 物 学実 験 法

細胞の調整法、 細胞培養法遺伝子導入法 松 永 助 教 実 験 室

木18:00

20:30通年 4 実験

研究実 験 動 物取 り 扱 い in vivo 実 験

遺伝子導入法毒性試験安全性試験

松 永 助 教 実 験 室

金18:00

19:15通年 4 講義 細胞・遺伝子

治 療 各 論細胞・遺伝子治療についての解説

(Ⅰ) 後藤研究所教授 実 験 室

(第2学年・昼間開講)

月10:30

11:45通年 4 演習 セ ミ ナ ー 実験結果の検討

関係論文の抄読 後藤研究所教授 実 験 室

火14:00

16:30通年 4 実験

研究分 子 生 物 学実 験 法

遺伝子増幅法塩基配列決定法ウイルスベクター作製

松 永 助 教 実 験 室

水15:45

17:00通年 4 講義 細胞・遺伝子

治 療 各 論細胞・遺伝子治療についての解説

(Ⅱ) 後藤研究所教授 実 験 室

木14:00

16:30通年 4 実験

研究実 験 動 物取 り 扱 いin vivo 実 験

遺伝子導入法毒性試験安全性試験

松 永 助 教 実 験 室

(第2学年・夜間開講)

18:00

~19:15

通年 4 演習 セ ミ ナ ー 実験結果の検討関係論文の抄読 後藤研究所教授 実 験 室

19:25~

20:40通年 4 講義 細胞・遺伝子

治 療 各 論細胞・遺伝子治療についての解説

(Ⅱ) 後藤研究所教授 実 験 室

水18:00

20:30通年 4 実験

研究in vitro 実 験分 子 生 物 学実 験 法

遺伝子導入法細遺伝子増幅法塩基配列決定法ウイルスベクター作製

松 永 助 教 実 験 室

木18:00

20:30通年 4 実験

研究実 験 動 物取 り 扱 いin vivo 実 験

遺伝子導入法毒性試験安全性試験

松 永 助 教 実 験 室

(第1学年・昼間開講)

曜日 時 間 期間 単位 授 業区 分 項  目 内     容 担 当 者 場 所

月10:30

11:45通年 4 演習 セ ミ ナ ー 実験結果の検討

関係論文の抄読 後藤研究所教授 実 験 室

火9 :30

12:00通年 4 実験

研究細 胞 培 養in vitro 実験

細胞の調整細胞培養法遺伝子導入法

松 永 助 教 実 験 室

木9 :30

12:00通年 4 実験

研究分 子 生 物 学実 験 法in vivo 実 験

遺伝子発現解析法遺伝子増幅法塩基配列決定法毒性試験安全性試験

松 永 助 教 実 験 室

金14:00

15:15通年 4 講義 細胞・遺伝子

治 療 各 論細胞・遺伝子治療についての解説

(Ⅰ) 後藤研究所教授 実 験 室

【細胞遺伝子治療学】

― 186 ― ― 187 ―

1.教育目標  先端医療の中での細胞・遺伝子治療の現状の位置づけから世界の研究状況を理解し、次世代の細胞・遺伝子治

 療のトランスレーショナル研究者の育成を目指す。細胞・遺伝子治療法の臨床的並びに基礎的研究を行うのに必

 要な高度の研究能力及びその基礎となる学識を身につける。研究内容では癌に対する新規治療法の開発とそれに

 関連する各種領域の発展のための基礎研究を行っている。

2.到達目標

⑴ 悪性腫瘍に対する細胞・遺伝子治療の臨床応用の手法を修得する。

⑵ 効率の良い安定した遺伝子導入を可能とするウイルスベクターを開発する手法を修得する。

⑶ 特定臓器を標的とした遺伝子治療法としての新世代ベクターの開発法を修得する。

⑷ 新規ベクターの有効性や安全性を評価することができる。

⑸ ウイルスベクター大量生産のための基盤技術の知見を得る。

⑹ 先端医療に関する医療機器開発の知見を得る。

⑺ 癌幹細胞に関する知見を得る。

3.評価方法  期末に行う口頭試問により、細胞・遺伝子治療全般にわたる知識を評価する。

  また、学位論文の作成過程でカンファレンスを適宜開催し、進捗状況を評価する。

4.教科書・参考書

特に定めないが必要に応じて参考資料等を配布する。

5.準備学習

   準備学習については特に指定しないが、関連論文の抄読会では事前に各自が一読しておく。また授業後には

  口頭試問を行い、学習到達度が低ければレポート提出を課す。

Cell and Gene therapy細胞遺伝子治療学

― 186 ― ― 187 ―

Page 2: 細胞遺伝子治療学 Cell and Gene therapy細胞遺伝子治療学 Cell and Gene therapy (第1学年・夜間開講) 月 18:00 ~ 19:15 通年 4 演習 セミナー 実験結果の検討

(第1学年・夜間開講)

月18:00

19:15通年 4 演習 セ ミ ナ ー 実験結果の検討

関係論文の抄読 後藤研究所教授 実 験 室

火18:00

20:30通年 4 実験

研究 in vitro 実 験分 子 生 物 学実 験 法

細胞の調整法、 細胞培養法遺伝子導入法 松 永 助 教 実 験 室

木18:00

20:30通年 4 実験

研究実 験 動 物取 り 扱 い in vivo 実 験

遺伝子導入法毒性試験安全性試験

松 永 助 教 実 験 室

金18:00

19:15通年 4 講義 細胞・遺伝子

治 療 各 論細胞・遺伝子治療についての解説

(Ⅰ) 後藤研究所教授 実 験 室

(第2学年・昼間開講)

月10:30

11:45通年 4 演習 セ ミ ナ ー 実験結果の検討

関係論文の抄読 後藤研究所教授 実 験 室

火14:00

16:30通年 4 実験

研究分 子 生 物 学実 験 法

遺伝子増幅法塩基配列決定法ウイルスベクター作製

松 永 助 教 実 験 室

水15:45

17:00通年 4 講義 細胞・遺伝子

治 療 各 論細胞・遺伝子治療についての解説

(Ⅱ) 後藤研究所教授 実 験 室

木14:00

16:30通年 4 実験

研究実 験 動 物取 り 扱 いin vivo 実 験

遺伝子導入法毒性試験安全性試験

松 永 助 教 実 験 室

(第2学年・夜間開講)

18:00

19:15通年 4 演習 セ ミ ナ ー 実験結果の検討

関係論文の抄読 後藤研究所教授 実 験 室

19:25

20:40通年 4 講義 細胞・遺伝子

治 療 各 論細胞・遺伝子治療についての解説

(Ⅱ) 後藤研究所教授 実 験 室

水18:00

20:30通年 4 実験

研究in vitro 実 験分 子 生 物 学実 験 法

遺伝子導入法細遺伝子増幅法塩基配列決定法ウイルスベクター作製

松 永 助 教 実 験 室

木18:00

20:30通年 4 実験

研究実 験 動 物取 り 扱 いin vivo 実 験

遺伝子導入法毒性試験安全性試験

松 永 助 教 実 験 室

(第1学年・昼間開講)

曜日 時 間 期間 単位 授 業区 分 項  目 内     容 担 当 者 場 所

月10:30

11:45通年 4 演習 セ ミ ナ ー 実験結果の検討

関係論文の抄読 後藤研究所教授 実 験 室

火9 :30

12:00通年 4 実験

研究細 胞 培 養in vitro 実験

細胞の調整細胞培養法遺伝子導入法

松 永 助 教 実 験 室

木9 :30

12:00通年 4 実験

研究分 子 生 物 学実 験 法in vivo 実 験

遺伝子発現解析法遺伝子増幅法塩基配列決定法毒性試験安全性試験

松 永 助 教 実 験 室

金14:00

15:15通年 4 講義 細胞・遺伝子

治 療 各 論細胞・遺伝子治療についての解説

(Ⅰ) 後藤研究所教授 実 験 室

【細胞遺伝子治療学】

― 186 ― ― 187 ―

1.教育目標  先端医療の中での細胞・遺伝子治療の現状の位置づけから世界の研究状況を理解し、次世代の細胞・遺伝子治

 療のトランスレーショナル研究者の育成を目指す。細胞・遺伝子治療法の臨床的並びに基礎的研究を行うのに必

 要な高度の研究能力及びその基礎となる学識を身につける。研究内容では癌に対する新規治療法の開発とそれに

 関連する各種領域の発展のための基礎研究を行っている。

2.到達目標

⑴ 悪性腫瘍に対する細胞・遺伝子治療の臨床応用の手法を修得する。

⑵ 効率の良い安定した遺伝子導入を可能とするウイルスベクターを開発する手法を修得する。

⑶ 特定臓器を標的とした遺伝子治療法としての新世代ベクターの開発法を修得する。

⑷ 新規ベクターの有効性や安全性を評価することができる。

⑸ ウイルスベクター大量生産のための基盤技術の知見を得る。

⑹ 先端医療に関する医療機器開発の知見を得る。

⑺ 癌幹細胞に関する知見を得る。

3.評価方法  期末に行う口頭試問により、細胞・遺伝子治療全般にわたる知識を評価する。

  また、学位論文の作成過程でカンファレンスを適宜開催し、進捗状況を評価する。

4.教科書・参考書

特に定めないが必要に応じて参考資料等を配布する。

5.準備学習

   準備学習については特に指定しないが、関連論文の抄読会では事前に各自が一読しておく。また授業後には

  口頭試問を行い、学習到達度が低ければレポート提出を課す。

Cell and Gene therapy細胞遺伝子治療学

― 186 ― ― 187 ―