春日山は春日大社の神山と 原始林...至高円山ドライブウェイ...

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地獄谷新池へ 石だたみの道 奈良奥山ドライブウェイ (一方通行*車両にご注意下さい) 新若草山ドライブウェイ かまとぎ 北ゲート(料金所) 南ゲート 出口 ゲート (料金所) やま (穴仏) 春日山は春日大社の神山と して1000年以上も伐採が禁じられてい たから、カシ、シイ類を主体とした常緑広葉 樹林の原始林になっているんだ。昼間でも 暗い山の中には、モリアオガエル、ヒメハル ゼミ、カスミサンショウウオなど珍しい 動物が生息しているよ! 発行:公益社団法人奈良市観光協会 知ろう! 見よう! 歩こう! 神秘の森 3 月中旬~12 月中旬 東海自然歩道 0.3km 地獄谷石窟仏 1.3km 鶯ノ滝 1.8km

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Page 1: 春日山は春日大社の神山と 原始林...至高円山ドライブウェイ (自動車専用道路) へ 道 イ ) 街 新若草山ドライブウェイ かまとぎ 北ゲート(料金所)

至高円山ドライブウェイ

(自動車専用道路)

地獄谷新池へ

石だたみの道

奈良奥山ドライブウェイ

(一方通行*車両にご注意下さい)

山麓商店街

新若草山ドライブウェイかまとぎ

北ゲート(料金所)

南ゲート

出口

ゲート(料金所)

ほ やま

(穴仏)

 春日山は春日大社の神山として1000年以上も伐採が禁じられていたから、カシ、シイ類を主体とした常緑広葉樹林の原始林になっているんだ。昼間でも暗い山の中には、モリアオガエル、ヒメハルゼミ、カスミサンショウウオなど珍しい

動物が生息しているよ!

発行:公益社団法人奈良市観光協会

知ろう!見よう! 歩こう!

神秘の森

春日山原始林

3月中旬~12 月中旬

東海自然歩道 0.3km

地獄谷石窟仏 1.3km

鶯ノ滝 1.8km

Page 2: 春日山は春日大社の神山と 原始林...至高円山ドライブウェイ (自動車専用道路) へ 道 イ ) 街 新若草山ドライブウェイ かまとぎ 北ゲート(料金所)

11.5

歴史のロマンを巡る

柳生街道柳生の里と奈良の都をつなぐ古道として名高い柳生街道。江戸時代、生活物資を牛馬の背に乗せた民衆や、柳生道場を目指すあまたの剣豪が住来したといわれています。いにしえの石仏を拝み、苔むした石畳を踏みしめれば、住時の光景がすっと目に浮かぶようです。さぁ行こう!大自然と歴史が生んだ、神秘の古道へ…

忍辱山バス停

柳生バス停

円成寺

夜支布山口神社

多聞神社

奈良市青少年活動センター

阪原峠

寝仏地蔵

八坂神社

家老屋敷

十兵衛杉

今川橋

中村六地蔵ほうそう地蔵

天乃石立神社

一刀石

柳生の里花しょうぶ園

正木坂道場

芳徳寺・史料室

お藤井戸

白砂川

南明寺

R369

柳生一族の墓

陣屋跡

破石町バス停

忍辱山バス停

にんにくせん

近鉄奈良駅

興福寺五重塔

国立博物館

鹿苑春日大社

若宮神宮

寝仏

夕日観音 朝日観音

首切り地蔵

穴仏地獄谷石窟仏

峠の茶屋

誓多林(せたりん)

五尺地蔵

石灯籠

茶畑

至大慈仙(だいじせん)

R369

至柳生

円成寺

至若草山山頂

至高円山 ドライブウェイ

三体地蔵

滝坂の道新薬師寺

若草山ドライブウェイ→

国立博物館 本館

春日奥山ドライブウェイ

ハイキングルート

ハイキングルート

柳生街道(滝坂の道)コース 約12km【忍辱山バス停~滝坂の道(地獄谷)~近鉄・JR奈良駅】

柳生街道(剣豪の里)コース 約9km【柳生バス停~家老屋敷~芳徳寺~南明寺~忍辱山バス停】

3月中旬~12 月中旬

わり いし

ほうとくじ9

9.5

約 2.5km

約 1km

約 4.5km

約 4.5km

約 2km

約 2km

約 500m

約 500m

約 500m

約 500m

18.5

かまとぎ

約1km

約 2km

約 2km

約 500m

約 3km

約 3km

ほ やま

みょうけんぐう

わり いし

約 2km

約 2.5km

若草山麓

かまとぎ

4.5 2

春日原始林の樹木たち

運慶の初期作である国宝の大日如来が多宝塔に安置されている。秋の紅葉時は、立体的な自然美に目を奪われるほど美しい。お問合せ/☎0742-93-0353

円成寺(えんじょうじ) 江戸時代末期、柳生一万石の家老であった小山田主鈴の旧邸。現在は資料館として公開中。邸内は鴨居、屏風、間どりなど武家屋敷の様式をそのまま伝え、柳生藩士の生活やテレビ「春の坂道」のロケ風景などを紹介している。

家老屋敷

近くの大きな岩に彫られた石仏が転がり落ちたものといわれている。

お地蔵さんの首に切れ目があり、柳生十兵衛の弟子、荒木又右衛門が試し切りをしたという伝説が残る。

寝仏(ねぼとけ)

高円山から昇る朝日を真っ先に浴びることから、この名が付けられた。

朝日観音

首切り地蔵

峠の茶屋

石を切り出したあとの洞に線刻したもので、石窟にはえた苔の緑と石仏に残る朱が、えもいわれぬ美しさを見せる。

地獄谷石窟仏(聖人窟)

夕日に映える姿が神々しいことからこの名が付けられた。弥勒信仰が盛んだった鎌倉時代の作。

夕日観音

石切峠の近くにある茶店。家の鴨居には、古めかしい鉄砲やヤリが掛けられ、武芸者が飲み代のカタにしたという、神道無念流を図解した武芸帳がある。

夜支布山口神社 (やしふやまぐちじんじゃ)こんもりした森の中に佇む延喜式内社。

柳生家の菩堤寺。境内からは柳生の里を一望できる。本堂には宗矩、沢庵・列堂和尚の木像が祀られ、隣接の史料室では柳生藩の資料を展示している。寺の裏には石舟斎以下柳生一族が眠る墓地も。正木坂道場も剣の里らしいたたずまい。お問合せ/☎0742-94-0204

芳徳寺(ほうとくじ)

昼なお暗い谷に埋まるきんちゃく岩など4つの謎の巨岩がご神体。天の岩戸が飛んできたという伝説もうなずける迫力である。石舟斎が天狗と思って斬ったという一刀石も大自然の不思議をまざまざと見る思いがする。

天乃石立神社(あめのいわちじんじゃ)

なぜか気の安らぐような簡素な美しさをもつお堂です。鎌倉時代に建てられた寄棟造の古刹。本堂内には薬師・釈迦・阿弥陀の三如来を安置。

南明寺

ほうそう除けに作られたという高さ3mの石仏。元応元年(1319)の銘が認められ、借金棒引きをうたった徳政一揆の銘文も興味深い。

ほうそう地蔵

1万㎡の扇形の斜面に紫・白・黄など、色や紋様とりどりの花しょうぶを楽しめる。開園/6月上旬~下旬開花お問合せ/☎0742-94-0858

柳生の里 花しょうぶ園

柳生観光協会/☎0742-94-0002