株式会社 青汁「青じろう」信州発の ぷらんつ 青汁で健康を提案 · 2019. 5....

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これらの当センターの支援の結果、大手百 貨店、大手スーパーなどで複数の青汁商品が 採用された。また、高速自動車道のサービス エリア7箇所、各地の道の駅で採用されるな ど、展示商談会により多くの商談が成立し、 現在も銀座NAGANOをはじめ7社と継続的 な取引が行われている。 「青じろう」は、同社の青汁をイメージさせ るブランド名として広く認知されつつある。 今後は、さらに同社独自の商品開発の継続 と、同社独自の販売方法を確立し、健康県信 州発の青汁として全国へ発信されることが期 待される。 「ぷらんつ」は、青汁に特化した企業で ある。独自ノウハウにより青汁を開発し、 青汁専用の製造設備を導入している。青汁 専用の設備とすることで、従来にない青汁 の製造が自社で可能となった。食品添加物、 増量剤を一切使用しない青汁「青じろう」 シリーズは青汁14品種をラインナップす るまでになった。また、無添加青汁の製造 技術とオーダーメイド青汁の製造方法で特 許を取得するなど、オリジナル技術の開発 と知的財産権の取得にも力を入れている。 販売面では、店頭販売や百貨店、スーパー への卸売のほか、自社通販を行っており、 差別化された商品群により業績を伸ばして きた。さらに販売面をより強化するために、 当センターに相談があり、自社ブランドの 確立および販路開拓の支援を行った。 当センターでは、同社の展示商談会出展 経験が浅いことから、取引先の開拓と市場 ニーズを収集してもらうため、当センター 主催の「商談会」への出展を勧めた。「お いしいフード商談会」「うまいもの商談会」 「食の縁結び」 「逆商談会」など月に一回ペー スでほぼ全ての商談会に出展した。その結 果、同社の一味違った「青汁」は多くのバ イヤーから注目された。 また、当センターでは、同社が独自の青 汁製造技術を保有している強みを活かし、 商品群に統一感を持たせるため、青汁の統 一ブランドの構築を助言した。地域資源製 品開発支援センターによる支援のもとロゴ マーク「信州青じろう」を定め、以降商品 群に「青じろう」のロゴマークが記載された。 また、「重点支援事業者」として、専門 家による個別相談を実施し、経営方針の確 認、商品開発の方向性、販路のアドバイス 等を行った。 青汁の製造・ 販売 事  業  内  容 長野県中小企業振興センターをはじめ支 援機関の皆様のおかげで、当社の進むべき 道が整理され、自社ブランドおよび販売 ルート開拓の基礎ができました。商談会や 店頭販売を通して、青汁に対するお客様の 意識やニーズを認識できたことは大きな収 穫でした。今後も当社にしかできない青汁 を開発し、多くの方に「健康」を提供して いきたいと思います。今後ともご支援をお 願いいたします。 「青汁一直線!」の当社 は平成27年創業で、青汁を 製造販売。いのちを感じる 青汁を目指して、自社の製 造設備で青汁を製造し、通 信販売、百貨店、スーパー での販売などを行ってい る。 青汁「青じろう」信州発の 青汁で健康を提案 代表取締役  北林 広巳 駒ヶ根市 企業現状 支援内容(連携支援機関を含む) 支援の結果・成果 企業 data 代表者 北林 広巳 所在地 駒ヶ根市赤穂8190-25 従業員数 3名 連絡先 0265-95-3455 27

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Page 1: 株式会社 青汁「青じろう」信州発の ぷらんつ 青汁で健康を提案 · 2019. 5. 28. · 青汁専用の製造設備を導入している。青汁 専用の設備とすることで、従来にない青汁

 これらの当センターの支援の結果、大手百貨店、大手スーパーなどで複数の青汁商品が採用された。また、高速自動車道のサービスエリア7箇所、各地の道の駅で採用されるなど、展示商談会により多くの商談が成立し、現在も銀座NAGANOをはじめ7社と継続的な取引が行われている。 「青じろう」は、同社の青汁をイメージさせるブランド名として広く認知されつつある。 今後は、さらに同社独自の商品開発の継続と、同社独自の販売方法を確立し、健康県信州発の青汁として全国へ発信されることが期待される。

 「ぷらんつ」は、青汁に特化した企業である。独自ノウハウにより青汁を開発し、青汁専用の製造設備を導入している。青汁専用の設備とすることで、従来にない青汁の製造が自社で可能となった。食品添加物、増量剤を一切使用しない青汁「青じろう」

シリーズは青汁14品種をラインナップするまでになった。また、無添加青汁の製造技術とオーダーメイド青汁の製造方法で特許を取得するなど、オリジナル技術の開発と知的財産権の取得にも力を入れている。 販売面では、店頭販売や百貨店、スーパーへの卸売のほか、自社通販を行っており、差別化された商品群により業績を伸ばしてきた。さらに販売面をより強化するために、当センターに相談があり、自社ブランドの確立および販路開拓の支援を行った。

 当センターでは、同社の展示商談会出展経験が浅いことから、取引先の開拓と市場ニーズを収集してもらうため、当センター主催の「商談会」への出展を勧めた。「おいしいフード商談会」「うまいもの商談会」「食の縁結び」「逆商談会」など月に一回ペースでほぼ全ての商談会に出展した。その結果、同社の一味違った「青汁」は多くのバイヤーから注目された。 また、当センターでは、同社が独自の青汁製造技術を保有している強みを活かし、商品群に統一感を持たせるため、青汁の統一ブランドの構築を助言した。地域資源製品開発支援センターによる支援のもとロゴマーク「信州青じろう」を定め、以降商品

群に「青じろう」のロゴマークが記載された。 また、「重点支援事業者」として、専門家による個別相談を実施し、経営方針の確認、商品開発の方向性、販路のアドバイス等を行った。

株 式 会 社ぷ ら ん つ

青汁の製造・販売

事  業  内  容

 長野県中小企業振興センターをはじめ支援機関の皆様のおかげで、当社の進むべき道が整理され、自社ブランドおよび販売ルート開拓の基礎ができました。商談会や店頭販売を通して、青汁に対するお客様の意識やニーズを認識できたことは大きな収穫でした。今後も当社にしかできない青汁を開発し、多くの方に「健康」を提供していきたいと思います。今後ともご支援をお願いいたします。

 「青汁一直線!」の当社は平成27年創業で、青汁を製造販売。いのちを感じる青汁を目指して、自社の製造設備で青汁を製造し、通信販売、百貨店、スーパーでの販売などを行っている。

青汁「青じろう」信州発の青汁で健康を提案

代表取締役 北林 広巳 氏

駒ヶ根市

企業の現状

支援内容(連携支援機関を含む)

支援の結果・成果

企業data代 表 者 北林 広巳

所 在 地 駒ヶ根市赤穂8190-25

従業員数 3名

連 絡 先 0265-95-3455

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