ar, vr, mr の現状と最新事例 2015 winter
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第1.1.1版 2016年5⽉7⽇(⼟)
⻲⼭ 悦治 (Etsuji Kameyama) twitter:@kurakura / e-mail:[email protected]
AR/VR /MRの現状と最新事例
AR/VR/MR技術は、その特殊性のため我々の⽣活と 直接関係することが少なかったのですが、PCの⾼性能化、スマホの普及により、⽣活の中に⼊り込み始めています。
AR/VR/MRはそれ⾃体が⽬的のように取り扱われた、最初の戦いの時代を過ぎました。今後は技術だけではなくどのように実⽤化され、効果が得られるかがポイントになりつつあります。
⾃⼰紹介
初のAR記事:2009年2⽉13⽇【2009-2-26 世界初開催!AR(拡張現実)ビジネスの最前線】個⼈運営、現在約6千4百件以上のAR記事、世界50カ国からアクセス、多くのSNSサイトにより拡散
http://development.blog.shinobi.jp/
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⻲⼭悦治について
私が関係しているサイト・SNS - twitter (@kurakura) - facebook (ekameyama) - LinkedIn (Etsuji Kameyama) - ITmediaマーケティング - SlideShare (ekame) - paper.li (kurakura/ar) - YouTube (ekame) - myspace Music (KURA KURA) - The 25 Most Tweeting About AR - flickr (KURA KURA) - Twitter most popular - AR Mind Map - AMeeT-拡張現実の紹介 - デジタルサイネージとAR - Capital newspaper
2009年より、AR(拡張現実)の普及のために、ARブログの運営、セミナーへの登壇、AR関連書籍の執筆、AR技術を使⽤した企画・提案・開発等幅広い活動を⾏っています。現在はナレッジワークス株式会社の取締役に就任しています。AR導⼊に関するご相談・ご質問は、[email protected] ⼜は[email protected]までお気軽にどうぞ。
私が記事を書いた AR関連の出版物
http://www.nts-book.co.jp/item/detail/summary/it/20140700_19.html
次世代のプロモーション⼿法として注⽬を集めるほか、医療や教育といった他分野への幅広い活⽤・発展が期待されているAR〈拡張現実〉の世界がよくわかる⼊⾨書が電⼦書籍で登場。ARとはカメラなどを通して⾒た現実の映像にCGや位置情報といったデジタル情報を重ねて表⽰する技術のこと。本書はその基本的な仕組みから歴史やさまざまな活⽤事例、ARを体験できるアプリの紹介、未来の可能性まで幅広くわかりやすく解説 ---下記の執筆を担当--- 第2章 ARを体験する:代表的なアプリやサービス紹介 第3章 ARの活⽤例を知る:消費とAR/観光とAR/メディアとAR/ビジネスとAR/教育・医療とAR/公共空間とAR/新しいコミュニケーションツールとしてのAR/新しいエンターテイメントとして
http://www.sogensha.co.jp/booklist.php?act=details&ISBN_5=96001
---下記の執筆を担当--- 第3編 感覚デバイスが創る未来⽣活 / 第3章 コミュニケーション 1.コミュニケーション⼿法としての⾔語に関する限界 2.さまざまなコミュニケーション・ツールの出現 3.⾔語とコミュニケーション 4.⼼理療法とコミュニケーション 5.コミュニケーションボードが家庭に⼊り込む 6.学⽣⽣活と教育とコミュニケーション 7.家庭内ロボットの居る⾵景とコミュニケーション 8.遠隔でのコミュニケーション〈ワープして別の⼟地をリアルタイムに体験する〉 9.⾷/トレーサビリティとコミュニケーション 10.感覚デバイスの課題
1.VR / AR / MRの違い 2.VR / AR / MRの現状 3.VR / AR / MRを実現する技術 (ハードウェア編/ソフトウェア編)
4.VR / AR / MR の事例紹介 5.VR / AR / MRが変える仕事と⽇常⽣活
⽬ 次
1.VR / AR / MR の違い
VR / AR / MR の違いVR (Virtual Reality : 仮想現実-⼈⼯現実感)
•⾒える世界は全てデジタル情報 •現実世界に似せた空間をデジタル情報として制作 •没⼊するデジタル世界へ⼊っていく感覚
AR (Augmented Reality : 拡張現実<感>) •現実世界に対し何らかのデジタル情報を付加 • 拡張する⼀部の情報のみをデジタル情報として制作 •開かれた現実空間が基準
MR (Mixed Reality : 複合現実<感>) •現実世界と仮想世界をリアルタイムに違和感なく融合させる映像技術で、ARはMRの技術の1つと⾔われている
• ユーザーの任意の視点から実⼨⼤のCG映像を体感できる •MRシステムはキヤノン独⾃開発のソリューションが有名
VRの利⽤イメージ…NASAシミュレータ
出典 : http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/shuttlemissions/sts134/multimedia/gallery/2010-08-27.html
This type of virtual reality training allows the astronauts to wear a helmet and special gloves while looking at computer displays simulating actual movements around the various locations on the station hardware with which they will be working. (Image credit: NASA Aug. 27, 2010)
VRの利⽤イメージ…Second Life
出典 : http://alongerb.umwblogs.org/2012/11/04/virtual-educational-environments/
Virtual Educational Environments
Second Life : http://secondlife.com
Since then, Oculus Rift has released a second generation development kit, DK2. The new hardware offers an even more immersive experience when used with Second Life - thereʼs less likelihood of feeling motion sick thanks to the motion-tracking features, and less of the “screen-door effect” on the visuals, thanks to higher resolution and brighter display.
ARの利⽤イメージ…National Geographic
出典 : http://zakkamekka.com/industry_news/2012/08/image/120824_a.jpg
2010年頃から特に話題になった、ナショナルジオグラフィックの商業施設向け、参加型の拡張現実コンテンツ。ハンガリーから世界に広がったといわれている。2012年8⽉には⽇本にも上陸し、テラスモール湘南で体験することができ、話題になった。
ARの利⽤イメージ-Wikutude / Sayduck
出典 : http://sayduck.com
出典 : https://www.wikitude.com
MRの利⽤イメージ-キャノンMR
出典 : http://wired.jp/2012/06/18/canon-mr/
出典 : https://www.wikitude.com
HMDを装着している⼈には、上記ようにマーカーも何もない空間に実物⼤のクルマのCGが存在しているように⾒える。 右の写真のようにポインターを動かすことで、クルマのボディを持ち上げたり、部品の位置を動かしたりすることも可能。
トヨタ MIXED REALITY LIVE! をTOYOTOWNに公開
http://live.toyotown.jp
「MIXED REALITY」とは、ライブ会場上で専⽤ゴーグルを使⽤し、現実のステージとバーチャルCGが混在した状態でライブ演奏を楽しむというもの。VR(ヴァーチャルリアリティ)の次なる姿と説明している。2015年4⽉22⽇に実施。
出典 : http://autoc-one.jp/toyota/corolla_fielder/launch-2147182/
https://www.youtube.com/watch?v=RgtlpqC4RGo
トヨタ MIXED REALITY LIVE! をTOYOTOWNに公開
https://www.youtube.com/watch?v=RgtlpqC4RGo
2.VR / AR / MR の 2016年
出典(英語):http://techcrunch.com/2015/04/06/augmented-and-virtual-reality-to-hit-150-billion-by-2020/#.vhlost:avMT
モバイルさえ飲み込むVR/AR市場、2020年には1500億ドルの市場規模に…
出典(和訳):http://jp.techcrunch.com/2015/04/08/20150406augmented-and-virtual-reality-to-hit-150-billion-by-2020/
「2020年までにAR/VRの市場は1500億ドル規模になると予測している。ARが⼀番多くの割合を占めるだろう。私たちはARは1200億ドル規模、VRは300億ドル規模であると予測した。」 「仮想現実(VR)と拡張現実(AR)はとてもエキサイティングな分野だ。Google Glassが⼀時の脚光を浴びて去っていき、FacebookはOculusを20億ドルで買収し、GoogleはMagic Leapに5億4200万ドルを投じた。MicrosoftにはHoloLensがあるのも忘れてはいけない。」
※2015年4⽉08⽇
出典(英語):http://techcrunch.com/2015/05/28/apple-metaio/
出典(和訳):http://jp.techcrunch.com/2015/05/29/20150528apple-metaio/
2015年5⽉、Appleは遡ること2003年にローンチしたドイツのMetaio(メタイオ社)を買収。MetaioはVolkswagenのプロジェクトから派⽣した企業で有名。
Appleがドイツの拡張現実企業Metaioを買収
⽶Appleが、仮想現実(VR)と拡張現実(AR)の専⾨家で構成する⼤規模なチームを社内に組織しており、ヘッドセット端末を開発していると、複数の海外ディア(⽶Wall Street Journalや⽶CNETなど)が現地時間2016年1⽉29⽇までに英Financial Timesの記事を引⽤して伝えた。⽶Facebookが2014年に約20億ドルでOculus VRを買収した後、Appleのこの分野における興味が再燃したとFinancial Timesは伝えている。
出典(ITPro):http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/020100310/?bpnet&rt=nocnt ※2016/02/01
出典(macrumors.com):http://www.macrumors.com/2016/01/29/apple-virtual-reality-headset/ ※2016/01/29
Appleの動き
英メディアFinancial Timesによると、アップルが新たにVRのエキスパートであるDoug Bowman⽒を雇い⼊れたことが分かりました。 同⽒はVirginia TechでVRに関するコンピュータサイエンスを研究する第⼀⼈者であり、これまでにも「3D User Interfaces: Theory and Practice(3Dユーザーインターフェイス:理論と実践)」といった書籍の執筆や、ウォルト・ディズニーのユーザーエクスペリエンスコンサルタントへの就任、3Dユーザーインターフェイスにかかわる数々の受賞など、功績を挙げれば枚挙に暇がないほどの⼈物です。
出典(macrumors.com):http://www.macrumors.com/2016/01/29/apple-virtual-reality-headset/ ※2016/01/29
Appleの動き
Appleが⾃社のオンラインサイトで、⼿軽に仮想現実体験が楽しめるおもちゃ「View-Master Virtual Reality」スターターパックの販売を開始。(マテル製) それぞれ宇宙(SPACE)、世界の名所(DESTINATIONS)、⾃然(WILDLIFE)が「体験」できる3種類のエクスペリエンスパックが販売中。
出典(iphone-mania):http://iphone-mania.jp/news-100038/ ※2016/02/03
http://www.view-master.com/en-us
Appleの動き
LenovoのGoogle Project Tango対応スマホが今夏出荷 / Project Tangoでは、3Dカメラの機能を追加し、深度センサーと⿂眼レンズを追加することで、物をより広⾓に、かつ⽴体的に捉えようとする。それをAndroid向けの標準仕様として策定していこうというのが、Project Tangoの⽬的となる。
出典(pc.watch.impress):http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20160108_738190.html ※2016/01/8
Googleの動き
Magic Leap、IT史上最⼤規模の資⾦調達で中国市場もターゲットに…中国の⼤⼿Eコマース企業アリババが主導した投資ラウンドで、インターネット史上過去最⼤規模の資⾦調達を達成した。いまだに事業の詳細は明らかにされていないが、CEOは「すべての業務が加速している」と述べている。 ※グーグルが2014年に5億4,200万ドルを投資出典(wired):https://wired.jp/2016/02/03/magic-leap-round-c/ ※2016/02/03
Magic Leap の動き
あらゆる所にセンサーを設置し、センサーから得られる⼤量のデータを処理することで、さらに優れた没⼊型環境をつくり出し、現実世界にリアリティーのあるデジタル画像を重ねることが可能になる。
出典(wired):https://wired.jp/2016/02/03/magic-leap-round-c/ ※2016/02/03
Magic Leap の動き
SmartAR® SDKとは、ソニーが開発した統合型拡張現実感技術"SmartAR"を、ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ株式会社(以下SDNA)がソニーからライセンスを受けて、開発者が利⽤できる形にSDK化したものです。 対応プラットフォーム:iOS, Android, Unity, Windows出典(SONY):https://www.sonydna.com/sdna/solution/SmartAR_SDK.html ※2016/02/01
Sonyの動き -SmartAR-
Sonyの動き -SmartAR-
出典(SONY):https://www.sonydna.com/sdna/solution/SmartAR_SDK.html ※2015/12/21
PTC Vuforiaの最新情報
2015/11/17 - PTCのデジタルとフィジカルの融合の戦略を拡充PTCはVuforiaのソリューションとコミュニティの継続的な拡⼤を表明後、2016年1⽉28⽇(⽊) に、初のVuforia関連イベント “THINGEVENT” を実施
【PTCについて】 PTC(NASDAQ: PTC)は企業がモノのインターネット(IoT)の「モノ」の開発、運⽤、サービスを変⾰するテクノロジー プラットフォームやソリューションをグローバルに提供する企業。
PTC Vuforia ゼネラルマネージャ兼シニアバイスプレジデントのジェイ・ライト(Jay Wright)は「PTCは、モノとのやり取りや体験のやり⽅を完全に変えてしまう技術が揃ったと考えます。当社がVuforiaで⽬指しているのは、すべてのモノを対象とした拡張現実(AR)体験を提供し、将来の仕事のしかたを根本から変えるということです」と述べている。
IDCシニアバイスプレジデント兼IoTリサーチフェローのバーノン・ターナー(Vernon Turner)⽒は「今⽇の発表は、IoT(モノのインターネット)と拡張現実という2つの変⾰をもたらす技術トレンドを活⽤して⼈と製品のやり取りを根本から変えてしまう新たなクラスの製品を提供するというもの…」と述べている。
出典(prtimes):http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000008474.html
Vuforiaの最新情報
Vuforiaの最新情報
これからPTCは、エンタープライズARへの取り組みを強化
Vuforiaの最新情報
Vuforiaが導⼊可能な今までのデバイス群 (元クアルコム社のジェイ・ライト⽒から説明)
AR / VR 企業買収・撤退等の情報AURASMA:2011年10⽉ イギリスのAutonomy が開発したAURASMA
は、HP(ヒューレット・パッカード・カンパニー US)に買収。
Layar:2014年6⽉ 位置情報系で有名になったオランダの企業。イギリスの Bripparが買収。
ARToolkit:2015年3⽉ AR開発のアメリカのDAQRIがARToolworksを買収。ARToolkitをオープンソース化し5⽉から無料で使⽤可能。
Total Immersion : 2015年3⽉ ⽇本市場から撤退したと⾔われているフランスの企業。⽇本では⼀時、KDDIがSATCH VIEWERで採⽤。
infinity AR:2015年4⽉イスラエルのAR企業であるinfinity ARにサン電⼦が出資を発表。複雑なセンサー類を必要とすることなく2台のカメラとソフトウェアのみで実現するため、省電⼒での実⾏が可能という。
2.VR / AR / MRを実現する技術 (ハードウェア編)
AR / VR / MRは⼈間の「五感+α」を拡張する視覚聴覚
嗅覚
触覚
味覚
⾝体の動き
Meta Cookie:プレーンなクッキーを⾷べているのに、視覚と嗅覚の情報を重ねることで⾵味を変え味が変わったように感じさせる
http://www.cyber.t.u-tokyo.ac.jp/~narumi/metacookie.html
Tag Candy:⾳と振動の拡張現実感によって⾷材の味を変えてしまおうという慶応義塾⼤学の学⽣チーム:キメラによる試み
https://www.youtube.com/watch?v=9HMRGbn-LTo
アンビエント・ミュージック. Ambient Music. ⽐較的静かな⾳響の微細な変化を表現の基調としある特定の場所や空間に雰囲気を添えることを指向した⾳楽。「環境⾳楽( Environmental music)」とも呼ばれる
2004/07/29 – フランステレコムResearch&Developmentが開発した⾹り配信システムに、辻ウェルネスが開発した⾹りと画像コンテンツを組み合わせた。実験では、画像ごとにあらかじめ合成した⾹りを配信する。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0407/29/news033.html
⾝体部位
http://jp.techcrunch.com/2011/08/24/20110824handroid-japanese-company-shows-advanced-robot-hand-video/
進歩したロボットの⼿ Handroid
ARコンタクトレンズHMD
拡張現実グローブ「T(エーテル)」
http://commonpost.boo.jp/?p=39001
http://innovega-inc.com/new-architecture.php
脳波
PC接続Webカメラ
Android
Apple iPhone / iPad
Android Tablet
NINTENDO DS 3D
AR・VRを実現するPC・モバイル端末
Windows Phone 8
SONY PS VITA
Brack Berry
Winsows PC MAC
⾝体を認識するKinect / Xtion
ASUS Xtion PRO
MS Kinect
出展:
MS Kinect 2
指の動きを正確に検出する[LEAP mortion]
https://www.leapmotion.com
https://www.youtube.com/watch?v=_d6KuiuteIA&feature=player_embedded
https://airspace.leapmotion.comLEAP ストアー
Youtube
公式サイト
出典:http://www.youtube.com/watch?v=NHBF2I4WQi4
LEAP mortion のデモストレーション
Intel RealSence Technology + 透過ディスプレイ
声やジェスチャーでPCを制御するセンサーデバイス。KinectとLeap Motion を合わせたような製品。今後PCに標準搭載されるとも⾔われている。
インテル公式サイト:http://www.intel.co.jp/realsense
出典:http://ggsoku.com/2015/06/samsung-transparent-reflecting-oel-display/「Retail Asia Expo 2015」において、サムスン社は2種類の新型55インチ有機ELディスプレイを発表
Vuzix m300-smart-glasses
Epson's Moverio BT-2000
LUMUS DK-40
Gear VR
JET | Recon Instruments
Optinvent ORA-1
Oculus Rift
その他のHMD/HUDの紹介はこちら...
DAQRI Smart Helmet
ハコスコ
GOOGLE CARDBOARD
SONY SmartEyeglass
Epson's Moverio BT-200
ODG R-7 Smartglasses
VR/AR/MRを実現する様々なHMD
多機能タイプのHMDODG R-7 Smartglasses
透過型 / 没入型
片眼 / 両眼
カメラ付き / カメラなし
バッテリー内蔵 / 外付け
CPU内蔵 / 外付け
ほぼ全て
AR可能 / AR不可
Android OS / それ以外
マイク付き / 無し
位置情報有り / 無し
iPhone装着タイプ
・見え方 -ディスプレーがそのまま見える -フォログラムのように見える
・装着方式 -HMDをそのまま装着 -メガネフレームに装着 -箱や特別な筐体に装着
HMDの機能分類
その他のHMD/HUDの紹介はこちら...
ウェアラブル EXPO レポート 2016/1/13-15
Sandenshi's ACEREAL Augmented Reality Business Solutions http://www.sun-denshi.co.jp/news/p_news/details/?id=260
VR/AR/MRを実現する様々なHMD
その他のHMD/HUDの紹介はこちら...Toshiba Wearvue TG-1 http://www.toshiba.co.jp/tg/index_j.html
VR/AR/MRを実現する様々なHMD
その他のHMD/HUDの紹介はこちら...Brother AirScouter Head-mounted display WD-200A http://www.brother.co.jp/product/hmd/wd200a
VR/AR/MRを実現する様々なHMD
その他のHMD/HUDの紹介はこちら...
WESTUNITIS InfoLinker http://www.westunitis.co.jp/en/
Megane Super Beyond Glasses http://beyondglasses.jp/
VR/AR/MRを実現する様々なHMD
•ハンズフリーでの作業 •⾳声やジェスチャーなどによる操作 •機密情報を周りの⼈に⾒られない •周りの状態を⾒ながらデジタル情報を重ねることができる(透過型)
•周りの状況を遮断し仮想空間で擬似体験ができる(没⼊型)
HMDのメリット
•バッテリーの⼩型化・ハイブリッド充電 •⾼性能・低価格化・優れた耐久性 •操作性…指でタッチと⾳声操作 •視⼒低下、発熱などの健康被害の可能性 •プライバシーの問題(利⽤⽬的による) • 安全性の確保(利⽤⽬的による) • 情報整理の必要性と的確で⾼速な検索 •ソフトウェアの充実
HMDの課題
2.VR / AR / MR を実現する技術 (ソフトウェア編)
•ARマーカー:通常は⽩⿊の四⾓い形状、QRcode等
•ビジョン=マーカーレス:絵、画像等
•センサー・位置情報:GPS/WiFi/NFC/RFID/Beacon
•⾝体認識(顔、表情、⼿や指、体の動き)
•建築物、商品などの⽴体的な形状認識
•空間認識:空間の状態から仮想空間を⽣成
•プロジェクションマッピング:壁投影
•簡易⽅式:ライブカメラ上にコンテンツを重ねる
ARを実現する⼿法
組み合わせると、効果が増⼤する場合も!
プラットフォーム テクノロジー
ARのテクノロジーとプラットフォーム
SmartAR
VR/AR向けアプリ開発キット(1)•Vuforia SDK 5.0 - Vuforia for Digital Eyewear
出典:http://www.eyesonvr.com/vuforia-sdk-5/
PTC Vuforia - Vuforia Cloud
•公式サイト:https://www.vuforia.com
•対応:iOS、Android OS
•ARタイプ:画像認識、マーカー認識、英字テキスト認識、⽴体認識等
•取扱可能コンテンツタイプ:静⽌画、動画、3DCG、⾳声等
•スマートフォン向けの画像認識ARアプリで使⽤された実績は、世界最⾼レベル。レゴの3Dカタログ、セサミのテキスト認識、NASAの探査機のインタラクティブなARなど。⽇本国内の画像認識系のARアプリの多くにはVuforiaが採⽤。
2014年6⽉ナレッジワークス株式会社は Vuforia Preferred Developer を取得 (2014年6⽉時点では、⽇本では2社のみが取得) ⽇本では、Vuforiaを使⽤したARアプリの開発実績がトップクラス。 AR開発・導⼊を検討中の⽅は、ぜひご相談ください。
Vuforiaの技術と国内外事例 Images:画像認識:写真やイラストなどの画像を認識 Frame Markers:コード化したフレームマーカーを認識 User-Defined Images:⾃⼰定義認識:その場で選んだ画像をターゲットとして設定 Cylinders:⽴体円柱認識:⽸などのシリンダー状の⽴体物を認識 Boxes:⽴⽅体認識:サイコロのような⽴⽅体を認識 Occlusion Management:⽴⽅体認識と似ているが、箱の中に物が⼊っているようにできる Virtual Buttons:認識画像側に仮想ボタンを設置しARの動作を切り替えられる Text:⽂字認識:⽂字 text を認識。現在は英語のみ認識可能 Extended Tracking:拡張トラッキング:ターゲット画像がカメラから外れても継続認識 Smart Terrain:画像認識を拡張しその周りの物を存在するかのようにAR上に影響を与える Objects:⽴体物を認識することができる(特徴点タイプ) Digital Eyewear:対応するヘッドマウントディスプレイに特化したSDK Vuforia Cloud:ターゲット画像の認識を端末内でではなくクラウド側で認識
Vuforai 5.0で出来ること
新しいデジタルアイウェアの世界へようこそ! Mixed Realityを実現するVR+ARの融合
https://www.youtube.com/watch?v=4WLlyw-_fvg
Vuforia 5 リリース
Vuforia 5 はARからVRの連動が凄い
https://www.youtube.com/watch?v=4WLlyw-_fvg
Vuforia 5 は、業務利⽤でも効果が⾼い
https://www.youtube.com/watch?v=4WLlyw-_fvg
VR/AR向けアプリ開発キット(2)•Dive Unity Plugin Package 2.0 for Android/ iOS
出典:https://www.durovis.com/sdk.html
VR/AR向けアプリ開発キット(3)
出典:https://developers.google.com/cardboard/?utm_campaign=cardboard-1214&utm_source=gdbc&utm_medium=blog
•The Cardboard SDK for Unity / Android SDK
3.VR / AR / MR 国内外の事例紹介
教育・博物館・美術館 展⽰会・イベント会場 観光・⼯場⾒学 シミュレーション(什器・家具配置・試着) 業務(保守、機器操作、ピッキング等) 医療(⼿術、レントゲン、⼼理療法) 災害(防災⽀援等)
ARの導⼊が進む様々な分野
3.VR / AR / MR の事例紹介 ①販売促進・キャンペーン
商品パッケージとAR連動株式会社アキタ - アキタたまごAR
AppStore,GooglePlay “アキタたまご” で検索
⽣産履歴検索が⾏えるアプリ。たまごのパッケージは「ゴミ箱ではなく、おもちゃ箱へ」。お⼦様がおもちゃのようにスマートフォンで遊べるようになっている。
パッケージ
⾶⾏機を観察して楽しむARANA- ヒコーキかんさつ
イベント
『リトルマーメイド』ARフォトラリー
http://cp.dsp.disney.co.jp/cpn/2012summer/http://www.shiki.jp/applause/littlemermaid/special/ar/app.html
演劇
上演を記念して、⼈⿂になりきるARフォト+スタンプラリーで特典画像をゲット!
深海⿂に出会えるARフォトラリー 博物館
NHK/国⽴科学博物館 - 深海カメラ
http://development.blog.shinobi.jp/Entry/7647/https://www.youtube.com/watch?v=zUhGT0ua_U4
OTTO Japan FABIA
AR導⼊事例:カタログページを認識し新しい体験提供 カタログ
カタログ各ページが認識対象として登録されており、詳細情報や他のスタイルを⾒ることができる。バーチャル試着機能、静⽌画から動画を制作する機能など、盛りだくさんの総合的なアプリとなっている。
AppStore,GooglePlay “FABIA” で検索
⽇刊スポーツ - ニッカンAR
新聞紙⾯を拡張するAR
新聞という紙媒体を有効活⽤。画像認識タイプのARと通知技術(PUSH)を使⽤した新しいタイプの新聞連動総合アプリ。新聞紙⾯との連動を連載で、イベントなどの特別動画をココだけで AppStore,GooglePlay “⽇刊スポーツAR” で検索
新聞
内⽥洋⾏ - ウチダAR
カタログで商品をAR動画で説明
ことばで説明することが難しい商品は紙⾯の画像にスマホのカメラを向けるだけで説明してくれると、営業マンも購⼊検討者も詳しく商品のことを知ることができる。 AppStore,GooglePlay “ウチダAR” で検索
カタログ
3.VR / AR / MR の事例紹介 ②実物⼤が旬
実物が無い新⾞を店頭販売 Honda Fit
出典 : http://sakainaoki.blogspot.jp/2014/06/ar1500fit.html
2014年春、ブラジルのホンダディーラーで実施されたARを使⽤した展⽰販売。⼀カ⽉のキャンペーン期間中にタブレットを使って実際に試した顧客は約38,000⼈、その中の1,500⼈が試乗せず実物にも触れず購⼊を決めたという。
https://www.youtube.com/watch?v=EIlxP6MISMU
出典 : http://www.marketingmagazine.co.uk/article/1326265/jaguar-land-rover-uses-augmented-reality-showcase-discovery-sport
2014年12⽉11⽇ ランドローバーはショールームに実物そっくりの⾞体を来店客に⾒せることができる⾰新的な拡張現実(AR)技術を発表した。デジタルイニシアティブは、英国内のすべての店舗で展開されるという。
ランドローバーがARを使⽤した店頭販売
https://www.youtube.com/watch?v=EBwaeS0ZGdo
Ferrari Augmented Reality Showroom
出典 : www.zspace.com.au/Ferrari-AR-Showroom-App
フェラーリのフォルムを認識して、トラッキングを⾏う。特徴的な模様が無くてもトラッキングが継続することが可能。⾊変え、パーツ変更、内部構造の可視化などが⾏える。
https://www.youtube.com/watch?v=DT5Wd8mvAgE
3.VR / AR / MR の事例紹介 ③博物館・美術館・教育
東芝未来科学館に展⽰されるAR教材
http://toshiba-mirai-kagakukan.jp/exhibition/permanent_exhibition/enterprise/city/index_j.htm
つくった電気を再利⽤するモーターや、何度でも利⽤できる電池。街には、限られたエネルギーを無駄にしないための⼯夫がつまっています
原⼦模型が動き出すアプリ「原⼦ウォッチ」
https://www.renaissance-academy.co.jp/news/20141203.html
「原⼦ウォッチ」はアプリを起動させたスマートフォンやタブレットを特定の対象にかざすと、カメラから⾒える画像の中にアニメーションや3DCGで表現された原⼦模型や⽴体周期表が浮かび上がり、分かりやすく学ぶことができます。
⼤英博物館のパルテノンギャラリー
https://www.youtube.com/watch?v=88Hv2FeRO98イギリス、⼤英博物館のパルテノンギャラリーで、拡張現実技術を使⽤したゲームが採⽤
クリーブランド美術館オハイオ州にあるCleveland Museum of Artでは、指先のタッチでアート作品の情報が得られる「コレクション·ウォール」と呼ばれる⼤型ビデオスクリーンが⽤意されている。それと連動する「アート·レンズ」と呼ばれるソフトウェアを搭載したiPadの提供を⾏い⾼感度の体験を提供。
https://www.youtube.com/watch?v=44BJIh4KN8c
iBeacon applied to classical art in Antwerp Museum
https://www.youtube.com/watch?v=mAT26h5G-Fghttp://blog.estimote.com/post/77385955199/estimote-beacons-are-enriching-experiences-at-the
Antwerp: Europeʼs city of diamonds. Now, also a place of brilliant ideas, where culture and art meet technology. There is a museum showcasing the ways in which Estimote Beacons connect art and technology.
アテネのウォーキングツアー
世界的に最も先進的なツアーと⾔われている。拡張現実技術をベースにリアルとバーチャルツアーを組み合わせた。アクロポリスや3Dの彫刻などをARで楽しむことができる。https://www.youtube.com/watch?v=04PDwlRwHDY
3.VR / AR / MR の事例紹介 ③業務⽀援・操作訓練
倉庫でのピッキング⽀援…SAP
出典 : youtu.be/9Wv9k_ssLcI
広い倉庫の中で、効率的に間違いなく必要な部品や製品をピッキングできるシステム
NGRAIN-demo リペア作業が容易に⾏える
https://www.youtube.com/watch?v=5TphMk3iTq4#t=180頻繁に⾏わないリペア(取外しと組み⽴て)作業も安⼼して取り組める(カナダ NGRAIN社)
⼯場等で活⽤ DAQRI のスマート・ヘルメット
http://hardware.daqri.com/smarthelmet/
ヘルメットには、形状認識を⾏うAR機能が付いているだけではなく、基準値を超えている場合はその情報を通知する。点検のスキルが無くても正しい点検を⾏うことができる。
4.VR / AR / MRが変える 仕事と⽇常⽣活
VR/AR/MRは特別な技術ではなく、当たり前に使⽤されるようになる。屋内ではVR/MR、屋外ではARが中⼼で普及が始まる。
HMDは、倉庫・⼯場・医療現場など、特定の⽤途でビジネス利⽤が開始される。例えば熟練者の技術が継承し易くなる。
腕時計タイプのスマートデバイスは、HMDやスマートフォンとシームレスに連動して使⽤される。バイタル情報取得、⾳声指⽰、通知受信等。
リアルとネットの相互連鎖が更に加速。リアルな場所と仮想空間が関係し合う。
国際化対応が必須となり、各種サービスの多⾔語化や⾃動翻訳が進む。
今後の予測
VR/AR/MRは、仮想世界を構成したり現実を拡張する技術でしかない
重要なのは、 ⼈と⼈・⼈とモノ・⼈とコト・⼈と場所・モノとモノ・モノとコトをシーム
レスにつなぎ合わせる
コミュニケーション・コンテンツ
出典:https://www.youtube.com/watch?v=iR7wx132REQ
そして未来は… A Day Made of Glass