subscription commerce
Post on 10-Jul-2015
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海外の定期購入EC事例を集めてみた (一部国内あり)
Subscription Commerce事例
2012/5/23
株式会社ファインドスター
杉山 拓也
『BIRCH BOX』 月額$10でコスメ定期購入
定期購入事例 1
取り扱いブランドの中から、毎月 4~5点が詰合されたコスメBOXが 送られてくる。 年間契約で1ヶ月無料 3,6,12ヶ月単位で友達にギフト として送る事も可能
『GLOSSY BOX』 月額¥1,500でコスメ定期購入
定期購入事例 2
『BIRCH BOX』日本版。 取り扱いブランドの中から、毎月 5点が詰合されたコスメBOXが 送られてくる。 登録時、趣向を登録することで、 複数のラインナップから5点を 選んで送ってもらう。
『SEND THE TREND』 月額$29.95でアクセサリーのレコメンド
定期購入事例 3
『SEND THE TREND』の場合、商品の 販売ではなく、あくまでもレコメンド。 課金登録しても、商品がBOXで送られて くるわけではない。 レコメンドから、商品の購入を別途 してもらうというサービス。
『foodzie』 月額$29.95でカスタマイズされた高級食材をお届け
定期購入事例 4
『foodzie』は、高級食材の中でも、 規定食(ベジタリアン、無グルテン食 など)が、スーパーよりも安価に手に 入るマーケットプレイス。 The tasting boxのサービスでは、あらか じめ自分の趣向を登録しておくことで、 ピックアップされた食材が届く。 『foodzie』の取引手数料は20%。 在庫を持たないことで、手数料率を 低く抑えられている。
『Love With Food』 月額$10で食材を5つ 寄付つきBOX
定期購入事例 5
『foodzie』との違いは、『Love with Food』 は、BOX1つ売れるごとに、No Kid Hungry というNPOを通して、アフリカの食糧難 の子どもに食料が寄付されること。 BOXで気に入った食材は、サイトから 本品購入ができるほか、コミュニティ 機能を持っており、”Top Givers”という 形での表彰機能なども。
『CRAFT COFFEE』 月額$19.99でコーヒー3つ フェアトレード
定期購入事例 6
コーヒー版『Love With Food』 定期購入から気に入った豆は、サイトから 本品購入ができる。 フェアトレード、有機栽培、 レインフォレスト・アライアンス認証 などの、コーヒー取引や環境への配慮 などを押し出している。
『kiwi crate』 月額$19.95で子供向けの工作セット
定期購入事例 7
海外版「学研の科学」。 BOXには2種類の教材が入って送られて くる。 3,6,12ヶ月単位でのギフトも可能。 2011年にローンチして以来、毎月 会員を3倍ずつ増やしている。
『BabbaCo』 月額$29.99で子供向けの工作セット
定期購入事例 7
こちらも、海外版「学研の科学」。 2007年にローンチ。
まとめ • 基本構成は「お試しセットBOX」の定期購入。
• 毎月、3,6,12ヶ月の「ギフト」でターゲット拡張。
• Facebook、Pinterestなどソーシャルでシェアされることが前提のインターフェース設計。
• 「お試しセット」+「社会貢献(付加価値)」モデル。
• 「あなただけのコンシェルジュ(付加価値)」からの「お試しセット」モデル。
• エッジの効いた商品で、「無グルテン食を選んで欲しい」「私だけのジュエリーを選んで欲しい」「子どもに最適な教材を紹介して欲しい」といった特定の悩み(顕在ニーズ)を持った層に明確にサービスのメリットを訴えている。
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