mobile business ecosystem in japan1

Post on 03-Dec-2014

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日本のモバイル産業、漂流す。 ~次世代ビジネスエコシステムの探究

中谷 健一トリムタブジャパン(有) 代表取締役クロスメディア・マーケティングコンサルタント

トリムタブ ジャパン

HQ

顧客

マーケティング

従業員従業員満足度調査

組織活性

顧客満足度調査

顧客理解プログラム

ロイヤル顧客プログラム

顧客理解&開発プログラム

知識共有プログラム

従業員活性化プログラム

経営計数管理

顧客ロイヤルティ&エンゲージメント・マネジメントモバイル - クロスメディアマーケティングサイト制作による従業員エンゲージメント

ビジネスエコシステム

最近、よく使われてます。

○ECOSYSTEM

エコシステムとは?

動植物の「生態系」のメタファー参加者が個別に活動しつつ相互依存全体として共進化 (多様化、冗長化)持続と共栄をもたらす

ビジネスエコシステムとは?

複数の企業が参加参加企業が個別に活動しつつ相互依存全体としてイノベーションを創造持続と共栄をもたらず

Facebook のビジネスエコシステム

USER

基幹サービス 第 3者企業にAPI公開 3rd Party

Ecosystem

Facebook が狙っているのは

持続的繁栄自律的イノベーション

mixi が「真似」てもいいのでは?

持続的繁栄自律的イノベーション

エコシステムの戦略

キーストーン戦略 イノベーションを持続させるビジネス・エコシステム¥ 2,625

エコシステムの戦略

エコシステムの戦略

エコシステム注目の背景

一社での垂直・水平展開の限界イノベーション加速と資産の有効活用持続可能性ネットワークによる分業・コラボ

エコシステムの戦略

キーストーン戦略

支配者戦略

ニッチ戦略

 ニッチと共生し、重要なハブの役目を果たす

 一部を占有。取得する以上の価値創出の役目を果たす

 系を破壊しない程度に、徐々に垂直支配をする

 専門性を活かして系を支えるが、系を移動することも

 各々は一部占有だが、総和として大きな部分を占有

 大きな部分を占有し、系を破壊しない程度の利益を得る

領主戦略 利益独占を優先する。系の破壊を厭わない

 多様性を失い、突然の崩壊や置換わりが生じることも

エコシステムの戦略

キーストーン戦略? OR  ニッチ戦略?

キーストーン戦略

キーストーン戦略で行く?

○ 価値創出の組織化  「オペレーティング・レバレッジ」

物理資産の開発 (設備・顧客・ハブ)

知識資産の開発 (標準・ツール・評価・情報)

金融資産の開発

○ 価値の共有

キーストーン戦略で行く?

○ プラットフォームの特定・構築・発展  柔軟性と適応性の源泉の特定  持続可能性の高い領域の見定め

ニッチ戦略

ニッチ戦略で行く?

○ 価値の創出 独自能力に専門化 キーストーンの能力引き出し イノベーションを維持させる

○ 価値の共有とリスク管理 リスクと依存性の管理 移動性と柔軟性の採用 キーストーンへの影響力行使

ニッチ戦略で行く?

○ 代替プラットフォームの評価  どのプラットフォームが最適か  (価格、安定、適応力、持続性)

  クロスプラットフォーム戦略

エコシステムの「健全性」

1 生産性    ( ROIC 、イノベーション伝達の速度)2 堅牢性 (持続性、予測可能性、わかりやすさ)3 ニッチの創出 (企業・製品の多様性、資源の効果的利用)

日本のモバイル産業、漂流す。

i モードは「最強のエコシステム」に見えた

夏野さんの書籍「ア・ラ・ i モード i モード流ネット生態系戦略」

i モードは「最強のエコシステム」に見えた

キャリアマーケティン

コンテンツi-modeポータル

端末メーカー端末メーカー端末メーカー

端末メーカー端末メーカーCP

プラットフォーム

製品提供

マーケティング機会提供

ガイドライン

標準技術

表現能力

アトラクションの追加

サービスの提供

広告・宣伝

コンテンツ提供

販売チャネル&メディア

ポータル機能技術的可能性

相互マーケティング

相互操作性

競争

競争

i モードは「最強のエコシステム」に見えた

○ ユーザー少額課金○ 垂直・水平方向のパートナー化○ キャリアとの利益分配○ 標準化された技術プラットフォーム○ キャリアによるクオリティ管理○ ノウハウの共有化○ プロモーション機会の共有

ところが…

i モードは「最強のエコシステム」か?

× 課金ビジネスの頭打ち× パートナー企業の収束○ キャリアとの利益分配× 世界標準の流れからの離脱× クオリティ管理の低下× ノウハウの格差拡大→ 別ノウハウ× プロモーション機会のアンフェア化

こうなってしまった原因は?

? 価値創出の組織化  「オペレーティング・レバレッジ」

物理資産の開発 (設備・顧客・ハブ)

知識資産の開発 (標準・ツール・評価・情報)

金融資産の開発

? 価値の共有

こうなってしまった原因は?

? プラットフォームの特定・構築・発展  柔軟性と適応性の源泉の特定  持続可能性の高い領域の見定め

こうなってしまった原因は?

? 生産性    ( ROIC 、イノベーション伝達の速度)? 堅牢性 (持続性、予測可能性、わかりやすさ)? ニッチの創出 (企業・製品の多様性、資源の効果的利用)

そもそもドコモはキーストーン?支配者?

キャリアマーケティン

コンテンツi-modeポータル

端末メーカー端末メーカー端末メーカー

端末メーカー端末メーカーCP

プラットフォーム

製品提供

マーケティング機会提供

ガイドライン

標準技術

表現能力

アトラクションの追加

サービスの提供

広告・宣伝

コンテンツ提供

販売チャネル&メディア

ポータル機能技術的可能性

相互マーケティング

相互操作性

競争

競争

どうすればよかったのか?

未来に向けた日本のモバイル産業のエコシステム

「勝手サイト」のモバイルエコシステム

Mobile Marketing Association

PC と共存するモバイルエコシステム

XXXXX のモバイルエコシステム

ほかに、どんなモバイルエコシステム?

で、あなたは、どっちで行く?

キーストーン戦略OR

ニッチ戦略

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