20130216 講演資料

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最上流に切り込もう ディレクションを面白く効率化する コツと具体策ワークショップ

Webディレクターズマニュアル 中村健太のディレクション講座

まずは自己紹介から

中村健太 Twitter:@cafekenta Facebook: http://www.facebook.com/cafekenta

2010年くらいからディレクターズマニュアルの中の人として活動。 二児の父(6歳&8歳) 飲食店経営⇒アフィリエイター⇒ディレクター 趣味:筋トレとモータースポーツ 池袋の制作会社「キュープラス」の社員

今日やること

1 ディレクションて結局 どこからどこまでやればいーの?

2 もっとやりやすくするために 最上流に食い込む具体的手法

3 中村式を試してみよう ワークショップ

1 ディレクションて結局 どこからどこまでやればいーの?

一般的な解釈 というよりは一般的なディレクターの仕事

依頼者

依頼内容

ディレクター デザイナー プログラマー

実現するために頑張る

中村がディレクションだと考えているもの

Webで最高の結果だそうぜみんな!

デザイナー プログラマー

ディレクター

依頼者

依頼を受けてから企画を考えて実現する ではなく 依頼者と一緒に「何を実現するべきか」までさかのぼって考える =企画前の最上流まで食い込む

そりゃそれが出来たら 楽しいしラクだろうけど できないから皆悩んでるわけで・・・

ダメな企画や依頼なら 「ダメだ」って言ってやればいいじゃない。

ディレクターはプロジェクトにおける上の人であるべき

・サイトコンセプト決めるのも ・設計を決めるのも ・レイアウトを考えるのも ・コンテンツ案を出すのも ・原稿や素材を手配する(あるいは作る)のも

全部実際に現場レベルでやるのはディレクター。

じゃあ・・・ その企画やコンセプトの前提になる条件が おかしかったらどうなると思う?

前提がおかしいことの例

・期間設定がおかしい

・価格設定がおかしい

・やろうとしてる事とリリース方法があってない

・ユーザーのことガン無視してる

このままコンセプト引いてプロジェクト動かしたら ・・・死ぬよね。 ※主にデザイナーやコーダー、プログラマーが。

ダメな事には「それダメだわ」て言えると ディレクターとしては仕事がしやすくなる。

いきなり依頼者にダメ出ししろって言われても・・・。

無理じゃね? 入れなくね? いきなりそんな話

聞いてもらえるわけなくね?

でも

実際、そんなことないです。

聞いてくれますし、聞きたいと思ってくれます。

2 もっとやりやすくするために 最上流に食い込む具体的手法

中村がどうやってるか

・最初の相談段階で企画や現行サイトにダメ出し ・それをチームでレポート化して依頼者にぶつける ・そこから返ってきた反論からヒアリングを始める ・コンセプト~プロジェクト骨子を「一緒に決めてしまう」

最初の相談段階で企画や 現行サイトにダメ出し

依頼者

こういうサイト 作ってよ

こういうサイト にリニュしてよ

ディレクター

デザイナー プログラマー

それじゃダメだよね こうあるべきだよね

チームでレポート化して 依頼者にぶつける

依頼者

! ディレクター

デザイナー プログラマー

これなら行ける!

返ってきた反論から ヒアリングを始める

依頼者

そういうことじゃ ないのだよ!

ディレクター

デザイナー プログラマー

じゃあどうなの?

コンセプト~プロジェクトの骨子を 「一緒に決めてしまう」

依頼者

ディレクター

デザイナー プログラマー

企画

コンセプト

スケジュール

具体施策

設計

具体的には何をするの?

・ダメ出しレポート提出

・コンセプトの案も一緒に出す

・提案書も一気に出す

・RFPを一緒に作る

・んで、詰める

コンセプトシートの作り方:http://goo.gl/T5wbN RFPの作り方:http://goo.gl/eQEfO

3 というわけで、ダメ出し

診断シートを作ってみましょう

こんな内容

デザイン上の問題点指摘

導線設計上の問題点指摘

CVR設定上の問題点指摘

コンテンツ展開上の問題点指摘

注意点として

格好よくあるべし。偉そうであるべし。言い切るべし。

※社外の人間だからこそ言えることは多い。 クビになるとか、上司とギクシャクするかもだとか考えてしまう社内の人間では 「言いにくいこと」をドンドン書きます。 ⇒それこそがディレクターに期待されることでもあるから。

やってみると分かります。

・的確にクライアントの悩みが把握できる

・理想形がしっかり形になって見えてくる

・課題項目がぼんやり見えてくる

何やろう?の前に「何やろうとしてダメだったんだろう?」あるいは「何やろうとして不安になってるんだろう?」を探りだせるイメージ

というわけでやってみましょう。 ○お題となるサイトはリニューアルを前提とした3サイト ○チームは5人前後で3チーム作成 ○リーダーとタイムキーバーを決める ○中村からサイトの紹介:10分(簡単に依頼内容も伝えます) ○論議時間は30分 ○発表者を選出 ○完成後、1チーム10分で問題点を発表していく ○頭の中スッキリして企画書の草案が脳内で上手くまとまったら それでワークショップは成功とします

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